JP2756701B2 - コンピュータ刺繍機 - Google Patents

コンピュータ刺繍機

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猛 金剛
通夫 久武
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  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、メモリバックアップ機能を有するコンピュ
ータ刺繍機に係わり、特に刺繍作業に関連する各種情報
のメモリバックアップ制御に関する。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来の刺繍機において次の項目が課題となっていた。 1)機構部の注油時期に関しては、作業者が1日の刺繍
トータル時間を推測して記録し、これが所定値に達した
時点で注油していたので、正確な注油時期に注油できな
かった。 2)従来は、縫いパラメータが電源投入時、デフォルト
値に設定されるため、前回の刺繍に引き続いて同種の刺
繍を行う場合、縫いパラメータを再設定する必要があ
り、面倒であった。 3)ワンポイント模様等の刺繍時間が長くかかる模様を
刺繍していて、業務終了時間が来てしまい途中で刺繍を
終了する場合や目飛び等の縫目不良が発生して刺繍作業
を中断し、別の刺繍作業を行うときその再設定が厄介で
あった。 4)従来からバックアップ機能付きメモリ素子としてよ
く使われているバッテリバックアップされたSRAM(Stat
ic Random Acces Memory)は、長い期間刺繍機を使用し
ないでいると、電池が過放電となったり、コストや実装
スペースの面で不利になるという課題があった。
【課題を解決するための手段及び発明の作用】
本発明は、予めセットされたプログラムに従って刺繍
を自動的に行うコンピュータ刺繍機において、刺繍時間
の累積値SEWING_TIME等の時間情報と、長さの単位LEN_U
NIT等の刺繍機設置時に設定した後ほとんど変えること
のないハードウェア上の設定情報と、サイズSIZE等の縫
いパラメータ情報と、刺繍を中断した場合における模様
のコード番号と縫いパラメータI_FILE等の中断刺繍情報
を電源遮断後も記憶保持する第1の記憶手段を有するコ
ンピュータ刺繍機を提供するもので、 前記第1の記憶手段は記憶データの電気的消去および
電気的書換えが可能なEEPROMであって、EEPROMを複数の
記憶エリアに分割し、それらの各記憶エリアの1つにEE
PROMへの書換え回数WRITE_CNTを含む前記各種情報を記
憶していて、刺繍機への電源投入時、読み書き可能な第
2の記憶手段RAMに第1の記憶手段から前記各種情報を
書き移し、刺繍の実行中は第2の記憶手段に書き移され
た各種情報書き換え、刺繍機の刺繍停止信号に応答して
第2の記憶手段の各種情報を第1の記憶手段へ書き移
し、書換え回数WRITE_CNTが所定値に達した場合、複数
に分割されたEEPROMの次の記憶エリアへ移し変えるよう
にし、更には、刺繍機への電源投入時において刺繍時間
の累積値SEWING_TIMEが所定時間に達する度に、注油指
示の表示を行うようにし、 また更には、前記した中断刺繍情報の格納エリアは複
数セットあり、現在実行中の刺繍に途中停止が発生した
とき、複数セットの格納エリアに刺繍の再実行に必要な
中断刺繍情報を登録し、正常に刺繍実行が終了したとき
に前記中断刺繍情報を格納エリアから消去するようにし
たコンピュータ刺繍機を提供するもので、 本発明は、第1に刺繍時間の累積値SEWING_TIME等の
時間情報が不揮発性記憶素子(EEPROM)に保存されてい
るので、作業者が特に作業時間の集計等を管理しなくて
も、刺繍機の注油時期等のメンテナンス情報として利用
できるという作用がある。 第2にサイズSIZE等の縫いパラメータ情報がEEPROMに
保存されているので、刺繍機の電源投入の度に縫いパラ
メータを設定する必要はなく、使い勝手が向上するとい
う作用がある。 また第3に刺繍を中断した場合には、縫いパラメー
タ、刺繍始点位置、縫目数等の中断刺繍情報がEEPROMに
保存されているので刺繍の再実行を容易に行えるという
作用がある。 また第4にEEPROMを複数の記憶エリアに分割し、その
1つの記憶エリアに前記各種情報とEEPROMへの書換え回
数WRITE_CNTとを記憶していて、書換え回数WRITE_CNTが
所定値に達したら、複数に分割されたEEPROMの次の記憶
エリアに各種情報を保存するようにしたのでEEPROM自体
の寿命を延ばせるという作用がある。
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。 ○制御回路の構成 次に、第4図を参照しながら制御回路の構成について
説明する。 中央処理装置CPUは、メモリおよびI/Oデバイスとの間
の双方向性交信により命令や刺繍データの転送を行うデ
ータバスと接続されている。 リード・オンリー・メモリROMは、自動刺繍ミシンの
制御用プログラムが記憶されている。 EEPROM(ELECTRICALLY ERASABLE and PROGRAMMABLE R
OM)は、刺繍時間の累積値SEWING_TIME等の時間情報、
ハードウェア上の設定情報、パラメータ情報等を電源遮
断後も記憶保持するメモリである。 ランダム・アクセス・メモリRAMは、CPUが動作するた
めに必要なスタックエリアやフラグの格納エリア等から
なるワークエリア、刺繍データを一時的に記憶するため
のデータ・エリアおよびEEPROMの内容を一時的に蓄える
バッファエリア等からなっている。 I/OインターフェースI/O−1〜I/O−7は、データバ
スDBを介して周辺装置とCPUとの間のデータの授受を行
うものである。 操作キー部KEYには、刺繍を始めるためのスタートキ
ーSTARTキー、刺繍縫いを途中で一時停止させるための
ストップキーSTOPキー、模様選択をするとき等に使用す
る英字キーALPHABETキーおよび数字キーNUMERICキー、
選択された模様の模様コードを登録するための記憶キー
MEMORYキー、選択された模様の刺繍データをフロッピー
ディスクFDから読み出すための指示を与えるためのリー
ドキーREADキー、模様ブロックの配列情報を指示するた
めの配列キーLAYOUTキー、模様ブロックのサイズ情報を
指示するためのサイズキーSIZEキー、針位置に対する刺
繍位置を選択するための針位置キーNEEDLE_POSキー、書
体を選択するためのフォントキーFONTキー、刺繍枠を手
動で移動するための枠移動キーJOG KEYS等が含まれ
る。 フロッピーディスク・ドライブFDDは、フロッピーデ
ィスクFDに記憶されている刺繍データをフロッピーディ
スク・コントローラFDCの制御により読み出し、データ
・バスDBを介して模様データ記憶手段としてのRAMのデ
ータ・エリアに記憶させる。 センサSENSORは、複数のセンサがあり、自動刺繍機の
制御のための各種信号を得るためのもので、これらは、
糸切れを検出する糸切れ検出センサUPPER_THREAD、刺繍
枠の位置を検出する枠位置検出センサX_SENS、Y_SENS、
ミシンの上軸の回転位相を検出する針位相検出センサPH
ASE、ミシンの速度検出センサVELOCITY等である。 ミシンモータZMは、ミシンを駆動するモータである。 パルスモータXM、YMは、それぞれこの順に刺繍枠をXY
方向に駆動制御する。アクチュエータACTは、その他の
刺繍縫いを実行するためのもので、例えば、糸ゆるめソ
レノイド等であり、それぞれI/OインターフェースI/O−
3〜I/O−5を介してCPUと接続されている。 液晶表示装置LCDは、模様選択時にその模様あるいは
模様番号を表示したり、更には刺繍機からの情報を表示
するために利用される。 ブザーBUZZERは、ブザー駆動装置BZDVおよびI/Oイン
ターフェースI/O−7を介してCPUと接続されている。 ディジタル/アナログ変換器D/Aは、液晶表示装置LCD
の輝度調節およびブザーBUZZERの音量調節をするための
電圧を出力する。 ○バックアップされる各種情報 次に、第3図を参照しながら刺繍機の電源遮断後にバ
ックアップされる各種情報について説明する。以下に示
す各種情報は刺繍機の電源遮断後はEEPROMの現在有効に
なっている記憶エリアに保存され、刺繍機への電源投入
後は刺繍機側のRAMのバッファエリアにコピーされる。 バックアップされる各種情報は、大別すると、時間情
報、ハードの設定情報、縫いパラメータ情報および中断
刺繍情報とからなる。第3図において、 1)時間情報 WRITE_CNTは、EEPROMの書換え回数であり、この値が
所定値に達すると、複数に分割されたEEPROMの記憶エリ
アのうち、まだ1度も書き込みのされていない記憶エリ
アの1つを有効とし、以後バックアップされる情報をそ
の記憶エリアに保存する。 この方法によってEEPROMの寿命を長くすることができ
る。 SEWING_TIMEは、刺繍時間の累積値であり、これより
刺繍機の総運転時間を知ることができ、注油等の機構の
保守やミシンモータのブラシ摩耗によるモータの交換時
期の判断に利用することができる。 ON_TIMEは、電源通電時間の累積値であり、電解コン
デンサ、LCDのバックライト用EL(ELECTRO LUMINESCENC
E)などの電子部品の保守、交換時期等の判断の目安と
して利用することができる。 2)ハードの設定情報 LEN_UNITは、模様の長さの選択設定された単位を示し
ており、インチ単位の表示、またはミリ単位の表示デー
タである。 DA_BZには、ブザーに音量を決める値が記憶されてお
り、この値の電圧をブザー駆動装置に入力することによ
り音量調節ができる。 DA_LCDには、LCDの輝度を調節する値が記憶されてお
り、この値の電圧をLCDに入力することにより輝度調節
ができる。 LEN_UNIT、DA_BZ、DA_LCDのハード設定情報は、刺繍
機のキー操作によって変えることが可能であるが、変更
後の値は、EEPROMに記憶保存されているので、刺繍機の
電源を投入する度に設定する必要はない。 3)縫いパラメータ情報 SIZE、LAYOUT、NEEDLE_POS、FONTは、刺繍模様の圧縮
データをFDから読み出し、各縫目毎の針座標に展開する
ときに必要な縫いパラメータ情報である。 SIZEは、刺繍データを展開するときの模様の大きさを
示すものである。 LAYOUTは、刺繍データを展開するときの模様の配列を
示すものである。 NEEDLE_POSは、刺繍を実行するときの模様の初期針位
置を指示するものである。 FONTは、FDから模様データを読み出すときにどの書体
のものを読み出すを決めるための情報である。 4)中断刺繍情報 #1{I_FILE,HOME_POS,ST_CNT}〜#n{I_FILE,HOM
E_POS,ST_CNT}は、刺繍の実行が何らかの原因で中断さ
れたとき、EEPROMに保存される中断刺繍情報である。 I_FILEは、中断された模様のコード番号および展開さ
れる条件の縫いパラメータが記録される。 HOME_POSは、中断された模様の刺繍位置(第1針目の
座標値)が記録されている。 ST_CNTは、何針目で刺繍が中断されたかを記録してい
る。 これらの中断刺繍情報を基に中断された位置から再び
刺繍を続行することができる。 ○処理手順 以下、本実施例の処理手順について第1図(メインプ
ログラム)および第2図(タイマー割り込み)を参照し
ながら説明する。 これらの処理は、刺繍機への電源投入によりスタート
する。 第1図(その1)において、 (ST1) 複数の記憶エリアに分割されている第1の記憶手段で
あるEEPROMの現在有効となっている記憶エリアの各種情
報を第2の記憶手段であるRAMのバッファエリアに書き
込む。書き込まれる各種情報は、 EEPROMの書換え回数WRITE_CNT 刺繍時間の累積値SEWING_TIME 通電時間の累積値ON_TIME 等の時間情報 刺繍模様の長さの単位LEN_UNIT ブザー音のDA値DA_BZ LCD輝度のDA値DA_LCD 等のハードウェアの設定情報 サイズ、配列、刺繍模様の初期針位置、書体等の縫い
パラメータ情報 前回の作業において刺繍が完了していない模様の中断
刺繍情報 である。 (ST2−a) RAMのバッファエリアにコピーされた刺繍時間の累積
値SEWING_TIMEが、予め定められた値(注油時間)に達
しているか調べ、達していればST2−bを実行する。 (ST2−b) 刺繍機の刺繍時間の累積値が注油時間に達したので、
LCDに「注油」と表示し、作業者に各機構部に注油の必
要性があることを警告する。 この警告は、キー操作によってSEWING_TIMEをクリア
するまで電源投入時に表示される。 (ST3−a) 第3図に示すハードウェアの設定情報(LEN_UNIT、DA
_BZ、DA_LCD)の内容を変更する必要があるとき、ST3−
bを実行する。変更しない場合は次のST4−aに進む。 (ST3−b) キー操作によって、長さの単位をミリまたはインチに
変更したり、ブザーの音量やLCDの輝度の変更操作を行
う。 (ST4−a) ALPHABETキー、NUMERICキーおよびMEMORYキーを用い
て刺繍したい模様を入力し、RAMの作業用メモリ(ワー
クエリア)に登録する。 また中断刺繍があれば、この模様もキー操作により選
択し、再刺繍することができる。 (ST4−b) ST4−aで選択した模様の展開条件としての縫いパラ
メータを変更したいとき、キー操作により変更する。変
更しない場合はバックアップされているパラメータが用
いられる。 (ST5) 入力した模様に対応する刺繍データをフロッピーディ
スクFDから読み出し、RAMのデータエリアに格納する。 (ST6) STARTキーが押されるのを待つ。STARTキーが押される
と、刺繍が開始される。 (ST7) 針位置検出センサPHASE、糸切れ検出センサUPPER_THR
EAD等の状態を読み登録する。更にSTOPキーが押された
かを認識するためにキーの状態を調べる。 (ST8) 糸切れの検出、STOPキーの操作、色替え等の途中停止
がない場合、以下のST9、ST10、ST11を実行する。 (ST9) 針棒を上下動するためにミシンモータZMを駆動する。 (ST10) 針位置検出センサPHASEが下位相から上位相になった
かを判断し、上位相になったときST11を実行する。そう
でない場合はST12に進む。 (ST11) 模様を形成するために刺繍データが指示する位置に刺
繍枠を移動させる。 (ST12) 刺繍が終了したかを判別し、終了した場合にはST19へ
進み、まだ終了していない場合は、ST7〜ST12を繰り返
す。 ・途中停止があった場合 第1図(その2)を参照しながら途中停止があった場
合について説明する。 (ST13) ミシンモータZMを停止させ、刺繍機の運転を停止す
る。 (ST14) 現在刺繍中の模様がRAMのバッファエリアに中断刺繍
情報として存在していなければST15を実行する。中断刺
繍情報が既に存在していれば、ST16に進む。 (ST15) 現在刺繍中の模様のためにRAMのバッファエリアに中
断刺繍情報エリアを設け、中断した模様のコード番号、
縫いパラメータ、縫い始点座標、現在の縫目数をそのエ
リアに登録する。 (ST16) EEPROMの現在有効となっている記憶エリアの書換え回
数WRITE_CNTが所定値を越えたかを判別し、所定値にな
っていればST17を実行する。 (ST17) 複数に分割したEEPROMの記憶エリアでまだ1度も書き
込みを行っていない記憶エリアを書換え回数WRITE_CNT
の値をチェックして探し、その記憶エリアを有効とす
る。 (ST18) EEPROMの書換え回数WRITE_CNTを1だけ増し、RAMのバ
ッファエリアにあるこのWRITE_CNTを含む各種情報を現
在有効となっているEEPROMの記憶エリアに書き込みバッ
クアップする。 そしてST6に戻り、STARTキーが押されるのを待つ。 ここで刺繍機の電源が切られたり、またはこの模様の
刺繍実行を中止するキーが操作されても、この模様の中
断刺繍情報がEEPROMにバックアップされているので、こ
の情報を基に刺繍を再実行することが可能となる。 ・刺繍が正常に終了した場合 再び、第1図(その1)を参照しながら刺繍が正常に
終了した場合の処理について説明する。 (ST19) ミシンモータZMを停止させ、刺繍機の運転を停止す
る。 (ST20) 現在の模様の中断刺繍情報がRAMのバッファエリアに
登録されているかを判断し、登録されている場合はST21
を実行する。 (ST21) 登録されている現模様の中断刺繍情報をRAMのバッフ
ァエリアから消去する。 刺繍が正常に終了せずに中断していた模様について
は、ST4−aで再び同じ模様を選択し、刺繍が完成すれ
ば中断刺繍情報はバッファエリアから消去される。 (ST22) ST16と同じ処理を行う。 (ST23) ST17と同じ処理を行う。 (ST24) ST18と同じ処理を行う。処理後に次の刺繍を実行する
ためにST4に戻る。 ・タイマー割り込み 次に第2図を参照しながらタイマ割り込みについて説
明する。 タイマー割り込みは1秒間隔で実行され、電源通電時
間ON_TIMEおよび刺繍実行時間SEWING_TIMEを正確に計測
する。 (ST30) 1秒間隔でカウントアップし、現在までの電源通電時
間ON_TIMEを蓄える。 (ST31) ミシンモータZMが運転中かどうかを判断し、運転中な
らばST32を実行する。 (ST32) 刺繍実行時間SEWING_TIMEを1秒間隔でカウントアッ
プし、現在までの刺繍時間を蓄える。
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、 第1に刺繍時間の累積値SEWING_TIME等の時間情報が
不揮発性記憶素子EEPROMに保存されているので、作業者
が特に作業時間の集計等を管理しなくても、刺繍機の注
油時期等のメンテナンス情報として利用できるという効
果が得られる。 第2にサイズSIZE等の縫いパラメータ情報がEEPROMに
保存されているので、刺繍機の電源投入の度に縫いパラ
メータを設定する必要はなく、使い勝手が向上するとい
う効果が得られる。また第3に刺繍を中断した場合に
は、縫いパラメータ、刺繍始点位置、縫目数等の中断刺
繍情報がEEPROMに保存されているので刺繍の再実行を容
易に行えるという効果が得られる。 また第4にEEPROMを複数の記憶エリアに分割し、それ
らの各記憶エリアに前記各種情報とEEPROMへの書換え回
数WRITE_CNTを記憶していて、書換え回数WRITE_CNTが所
定値に達したら、複数に分割されたEEPROMの次の記憶エ
リアに各種情報を保存するようにしたのでEEPROM自体の
寿命を延ばせるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図はメインプログラ
ムに対応するフローチャート、第2図はタイマ割り込み
プログラムに対応するフローチャート、第3図は電源遮
断後にバックアップされる各種情報を示す図、第4図は
制御回路の構成を示す図である。 EEPROMは第1の記憶手段、RAMは第2の記憶手段であ
る。 WRITE_CNTはEEPROMの書換え回数、SEWING_TIMEは刺繍時
間の累積値、ON_TIMEは電源通電時間の累積値で、これ
らは時間情報である。 LEN_UNITは長さの単位、DA_BZはブザー音量のDA値、DA_
LCDはLCD輝度のDA値で、これらはハードの設定情報であ
る。 SIZEは刺繍模様のサイズ設定値、LAYOUTは刺繍模様の配
列、NEEDLE_POSは刺繍模様の初期針位置、FONTは刺繍模
様の書体で、これらは縫いパラメータ情報である。 I_FILEは中断刺繍のコード番号と縫いパラメータ、HOME
_POSは縫い始点座標、ST_CNTは縫目数で、これらは中断
刺繍情報であり、複数に分割されたEEPROMの記憶エリア
の1つに格納されるようになっている。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予めROMに記憶されたプログラムに従って
    刺繍情報をRAM上に展開して刺繍模様を自動的に形成す
    るようにしたコンピュータ刺繍機において、刺繍停止時
    に少なくとも長さの単位等のハードウェア上の設定情報
    と模様のサイズなどの縫いパラメータ情報を電気的な書
    き換え可能で電源遮断後も記憶保持可能な第1の記憶手
    段に記憶すると共に電源再投入に対して第1の記憶手段
    に記憶の情報をRAM上に移して、刺繍縫いするようにし
    たことを特徴とするコンピュータ刺繍機。
  2. 【請求項2】前記第1の記憶手段は更にRAM上の刺繍縫
    い時の模様の種類の情報、開始時の刺繍位置情報、刺繍
    中断時の情報等の中断刺繍情報をも記憶すると共に、電
    源再投入に対して第1の記憶手段に記憶の中断刺繍情報
    をRAM上に移して、刺繍縫いするようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のコンピュータ刺繍機。
  3. 【請求項3】前記第1の記憶手段を複数の記憶エリアに
    分割すると共に分割されたエリア内に書き換え回数をも
    合わせて記憶し、書き換え回数が所定値に達した場合次
    の記憶エリアに移し変えることを特徴とする請求項2に
    記載のコンピュータ刺繍機。
  4. 【請求項4】前記第1の記憶手段は刺繍時間の累積値を
    記憶し、累積値が所定の注油時間に達した場合には注油
    指示表示することを特徴とする請求項2に記載のコンピ
    ュータ刺繍機。
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