JP2756094B2 - バンプ電極およびバンプ電極を持った部品 - Google Patents

バンプ電極およびバンプ電極を持った部品

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンプ電極およびバン
プ電極を持った部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基板上に半田バンプを設けて電極
とし、他の基板あるいは外部端子に接触させて電源や信
号の入出力を行うようにしている。この際、基板上の実
装密度を高めるためにスルーホールの真上に半田バンプ
電極を形成するとスルーホールエッジ部が半田バンプ電
極を形成するときに半田と合金を作って侵食されてしま
い断線あるいは断線しないまでも導電性が悪くなってし
まい、製品の信頼性に欠けてしまう。このために、通常
は、スルーホールを避けた位置にバッドを形成して当該
パッドの部分に半田バンプ電極を形成し、当該半田バン
プ電極を他の基板あるいは外部端子に接触させて電源や
信号入出力を行うように実装していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、スルーホー
ルの真上に半田バンプ電極を形成すると、スルーホール
エッジ部が半田によって侵食されて断線する場合が生じ
るという問題があった。
【0004】この問題を避けるために、スルーホールか
ら離れた位置にパッドを設けてこのパッド上に半田バン
プ電極を形成すると、半田バンプ電極のための部分が占
有されてしまい、基板の実装密度が高められなく、基板
が大きくなってパッケージサイズが大きくなるという問
題があった。
【0005】また、基板上に印刷・焼成して形成したパ
ッド上に半田バンプ電極を設けると、パッドの全面に半
田バンプ電極が形成されて他の基板あるいは外部端子に
接触(接続)させたときに生じる応力により当該パッド
の縁が剥離し易く信頼性に欠けるという問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するため、
スルーホールのエッジ部を絶縁材料で被ってバンプを形
成しエッジ部の断線防止を図ると共に実装密度を向上お
よびパッドの周辺を絶縁材料で被ってパッドの縁の剥離
の防止を図って接続の信頼性を向上させることなどを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図3、図5、図7、図9
および図11を参照して課題を解決するための手段を説
明する。
【0008】図3、図5、図7、図9および図11にお
いて、基板1は、スルーホール2を設けてベアチップな
どを実装したりなどするものである。導電材料3は、ス
ルーホール2の内部を導電性にするものである。
【0009】絶縁材料4は、スルーホール2のエッジ部
を絶縁するものである。導電材料5は、バンプ電極6を
形成するパッドを作成するものである。バンプ電極6
は、半田などで凸状にした電極である。
【0010】絶縁材料7は、パッドの周辺を被うもので
ある。
【0011】
【作用】本発明は、基板1のスルーホール2の内部の導
電部とスルーホール開口部の基板表面のスルーホールラ
ンドとで形成されるスルーホール導電部と、スルーホー
ル2の内部の導電部とスルーホールランドとの接合部を
絶縁材料4で被った絶縁部と、この絶縁部の上にスルー
ホールランドに接触して導電材料5で形成したパッド
と、このパッドの上に導電材料で凸状に形成した電極と
からなるバンプ電極を構成するようにしている。
【0012】また、基板1のスルーホール2の内表面の
導体部とスルーホール開口部の基板表面のスルーホール
ランドとで形成されるスルーホール導電部と、このスル
ーホール導電部のエッジの部分を絶縁材料4で被った絶
縁部と、この絶縁部の上にスルーホール導電部のスルー
ホールランドに接触して導電材料5で形成したパッド
と、このパッドの上に導電材料で凸状に形成した電極と
からなるバンプ電極を構成するようにしている。
【0013】また、基板1のスルーホール2内に導電材
料31を充填しスルーホール開口部の基板表面のスルー
ホールランドに導通するように形成されるスルーホール
導電部と、スルーホール2の内部の導電部とスルーホー
ルランドとの接合部を絶縁材料4で被った絶縁部と、こ
の絶縁部の上にスルーホールランドに接触して導電材料
5で形成したパッドと、このパッドの上に導電材料で凸
状に形成した電極とからなるバンプ電極を構成するよう
にしている。
【0014】これらの際に、パッドの周辺部を絶縁材料
7で被った後、パッドの上に半田などで凸状の電極を形
成するように構成している。また、基板1上に形成した
電極の面の余白部分に導電パターンを印刷して素子を形
成し、部品を構成するようにしている。
【0015】また、基板1上に形成した電極の面と反対
側の面にベアチップ11を実装してスルーホール導電部
に電気的に接続した後にキャップ封止するようにしてい
る。また、基板1上に形成した電極の面と反対側の面に
ベアチップを実装してスルーホール導電部に電気的に接
続した後に樹脂封止するようにしている。
【0016】また、基板1上に形成した電極の面と反対
側の面にチップ部品あるいはモールド部品をスルーホー
ル導電部に電気的に接続するようにしている。また、基
板1上に形成した電極の面と反対側の面にベアチップを
実装してスルーホール導電部に電気的に接続した後に樹
脂封止、およびチップ部品あるいはモールド部品をスル
ーホール導電部に電気的に接続するようにしている。
【0017】従って、スルーホール2のエッジ部を絶縁
材料4で被って半田などのバンプを形成しエッジ部の断
線防止を図ると共に実装密度を向上させることが可能と
なる。更に、パッドの周辺を絶縁材料7で被った後にバ
ンプ電極6を形成しパッドの縁の剥離の防止を図って接
続の信頼性を向上させることが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、図1から図11を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明のバンプ電極形成フローチ
ャートを示す。図1において、S1は、スルーホールの
導体を形成する。これは、右側に記載したように、基板
1のスルーホールの内部に導電材料を印刷、メッキ、蒸
着、塗布、あるいは充填して導体を形成する。
【0020】S2は、スルーホールエッジを絶縁物で被
う。これは、S1でスルーホールの導体を形成した後、
当該スルーホールのエッジ部を絶縁物で被う、例えば絶
縁物を印刷して焼成する。これにより、スルーホールの
エッジ部が絶縁物で被われたため、半田バンプを形成し
たときにスルーホールエッジ部と半田が接触することが
なく、半田などとの合金化によって侵食されて断線する
事態を防止することが可能となる。
【0021】S3は、スルーホールランドに接触して半
田電極用のパッドを形成する。これは、S2でスルーホ
ールのエッジ部を絶縁物で被った状態で、スルーホール
内表面の導体あるいはスルーホール内に導体材料を充填
した導体に接触した導電性のスルーホールランドに接触
して半田電極用のパッドを形成する。
【0022】S4は、S3で形成したパッドの上に半田
バンプ電極を形成する。以上によって、スルーホールの
エッジ部を絶縁物で被った状態で、当該スルーホールの
真上にパッドを形成して当該パッド上に半田バンプ電極
を形成することができる。これにより、半田バンプ電極
をスルーホールの真上に形成しても、当該半田とスルー
ホールのエッジ部とが接触することがなく、半田による
侵食でエッジ部の導体の断線を防止することが可能とな
る。
【0023】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図3のバンプ電極6を形成する場合の手順を詳細
に説明する。図2において、S11は、スルーホール部
を導電材料で印刷する。これは、図3の基板1のスルー
ホール部(スルーホール2および周りのランドの部分)
を導電材料3で印刷する。
【0024】S12は、焼成する。S11で導電材料3
で印刷した後に焼成し、基板1のスルーホール2および
ランドの部分を導電性にする。S13は、スルーホール
部のエッジを絶縁材料で印刷する。これは、図3のスル
ーホール2のエッジの部分に絶縁材料4で印刷する。
【0025】S14は、焼成する。これは、図3に示す
ように、S13で印刷した絶縁材料4をスルーホールの
エッジ部に密着した状態に形成する。S15は、半田バ
ンプ電極用パッドを導電材料で印刷する。これは、図3
に示すように、導電材料5でスルーホール部の導電材料
3に接触した半田バンプ電極用パッドを印刷する。
【0026】S16は、焼成する。これにより、半田バ
ンプ電極用パッドが形成されたこととなる。S17は、
半田バンプ材を印刷する。これは、図3に示すように、
S16で形成した半田バンプ電極用パッドの上に半田バ
ンプ材である半田ペーストを印刷する。
【0027】S18は、リフローを行う。これにより、
図3に示すように、半田バンプ電極部の上に点線で示す
ように、凸状の半田のバンプ電極6が形成される。以上
のように、スルーホール2のエッジ部を絶縁材料4で被
った後、導電材料5で半田バンプ電極用パッドをスルー
ホール2の真上に形成し、この半田バンプ電極用パッド
上に半田のバンプ電極6を形成することにより、半田バ
ンプ電極6の形成時に半田がスルーホールエッジ部の導
体に接触して合金化により断線する事態を無くし、接続
信頼性を向上させると共に、スルーホール部の上にバン
プ電極6を配置して基板1面上の実装密度を向上させる
ことが可能となる。
【0028】図3は、本発明の1実施例構成図を示す。
図3において、基板1は、導電パターンを印刷して抵
抗、コンデンサ、インダクタンスなどを形成したり、ベ
アチップやモールド素子を実装したりなどするための基
板(無機質基板)である。
【0029】スルーホール2は、基板を貫通して接続を
行うためのものである。導電材料3は、スルーホール2
の内表面を導電性にする材料である。絶縁材料4は、ス
ルーホール2のエッジ部に半田のバンプ電極6を形成す
るときに半田が接触して合金化し断線する事態を防止す
るために、半田がエッジ部の導体に接触しないように隔
離するためのものである。
【0030】導電材料5は、バンプ電極6を形成するた
めのバンプ電極用パッドの材料である。バンプ電極6
は、バンプ電極用パッド上に形成した凸状の電極であ
る。
【0031】次に、図4のフローチャートに示す順序に
従い、図5のバンプ電極6を形成する場合の手順を詳細
に説明する。図4において、S21は、スルーホール部
を導電材料で充填する。これは、図5の基板1のスルー
ホール2に導電材料31を充填する。
【0032】S22は、スルーホール部のランドを導電
材料で印刷する。S23は、焼成する。これらS22お
よびS23によって、図5に示すスルーホールランド3
2がスルーホール内に充填した導電材料31に電気的に
接続された状態で形成されることとなる。
【0033】S24は、スルーホール部のエッジを絶縁
材料で印刷する。これは、図5のスルーホールのエッジ
の部分に絶縁材料4で印刷する。S25は、焼成する。
これは、図5に示すように、S24で印刷した絶縁材料
4をスルーホールのエッジ部に密着した状態に形成す
る。
【0034】S26は、半田バンプ電極用パッドを導電
材料で印刷する。これは、図5に示すように、導電材料
5でスルーホールランド32に接触した半田バンプ電極
用パッドを印刷する。
【0035】S27は、焼成する。これにより、半田バ
ンプ電極用パッドが形成されたこととなる。S28は、
半田バンプ材を印刷する。これは、図5に示すように、
S27で形成した半田バンプ電極用パッドの上に半田バ
ンプ材である半田ペーストを印刷する。
【0036】S29は、リフローを行う。これにより、
図5に示すように、半田バンプ電極用パッドの上に点線
で示すように、凸状の半田のバンプ電極6が形成され
る。以上のように、スルーホール2のエッジ部を絶縁材
料4で被った後、導電材料5で半田バンプ電極用パッド
をスルーホール2の真上に形成し、この半田バンプ電極
用パッド上に半田のバンプ電極6を形成することによ
り、半田バンプ電極6の形成時に半田がスルーホールエ
ッジ部の導体に接触して合金化により断線する事態を無
くし、接続信頼性を向上させると共に、スルーホール部
の上にバンプ電極6を配置して基板1面上の実装密度を
向上させることが可能となる。
【0037】図5は、本発明の他の実施例構成図を示
す。図5において、基板1は、導電パターンを印刷して
抵抗、コンデンサ、インダクタンスなどを形成したり、
ベアチップやモールド素子を実装したりなどするための
基板(無機質基板)である。
【0038】導電材料31は、基板1のスルーホールに
充填して基板の両面を電気的に接続するためのものであ
る。スルーホールランド32は、スルーホール内に充填
した導電材料31に電気的に接続したランドである。
【0039】絶縁材料4は、スルーホール2のエッジ部
に半田のバンプ電極6を形成するときに半田が接触して
合金化し断線する事態を防止するために、半田がエッジ
部の導体に接触しないように隔離するためのものであ
る。
【0040】導電材料5は、バンプ電極6を形成するた
めのバンプ電極用パッドの材料である。バンプ電極6
は、バンプ電極用パッド上に形成した凸状の電極であ
る。
【0041】次に、図6のフローチャートに示す順序に
従い、図7の導電材料5のバンプ電極用パッドの周辺を
絶縁材料7で被い、パッドの剥離を防止する場合の手順
を詳細に説明する。
【0042】図6において、S31は、パッド部周辺を
絶縁材料で被う。これは、図7に示すように、例えば図
2のS11からS16によってスルーホールのエッジ部
を絶縁材料4で被い、導電材料5でバンプ電極用パッド
(パッド)を形成した後、当該パッドの周辺を更に絶縁
材料7で被う。
【0043】S32は、半田バンプ材で印刷する。S3
3は、リフローを行う。以上によって、パッドの周辺が
絶縁材料7で被われているため、S32およびS33に
よって半田バンプ電極6を形成したときに当該絶縁材料
7で被ったパッドの剥離し易い周辺が半田付けされず、
半田バンプ電極6が剥がれることがなく、信頼性を向上
させることが可能となった。
【0044】図7は、本発明の他の実施例構成図を示
す。図7において、絶縁材料7は、導電材料5であるバ
ンプ電極用パッド(パッド)の周辺を被って半田バンプ
電極6をリフローによって形成したときにパッドの中央
のみ半田付けして接着し、パッドの周辺の弱い部分が剥
がれる問題を解決したものである。
【0045】次に、図8のフローチャートに示す順序に
従い、図9のバンプ面の余白部に素子を形成する場合の
手順を詳細に説明する。図8において、S41は、バン
プ面の余白部に導体パターンを印刷する。これは、図9
の(b)に示すように、コンデンサやインダクタンスな
どを形成するために、スルーホール2の真上にあるバン
プ電極6の無い余白部にコンデンサやインダクタンスを
形成するための導体パターンを印刷する。
【0046】S42は、焼成する。これにより、S41
で印刷した導体パターンが基板1上に密着してコンデン
サやインダクタンスを形成できたこととなる。S43
は、抵抗パターンを印刷する。
【0047】S44は、焼成する。これらS43および
S44は、図9の(b)に示すように、同様に抵抗パタ
ーンを印刷して焼成し、厚膜抵抗を基板1上に形成す
る。以上によって、本発明ではスルーホール2の真上に
バンプ電極6を形成できたので、当該バンプ電極6の無
い余白部分、即ち、スルーホールの無い余白部分に導体
パターンや抵抗パターンを印刷してコンデンサ、インダ
クタンス、抵抗を高密度で形成することが可能となっ
た。
【0048】図9は、本発明の部品作成例を示す。図9
の(a)は、断面図を示す。下部の半円形のものがバン
プ電極6である。このバンプ電極6は、スルーホールを
介して反対側に電気的に接続されている。バンプ電極6
のある面には、図8で説明したコンデンサ、インダクタ
ンス、抵抗を高密度に形成する(図9の(b)参照)。
また、バンプ電極6の反対側には、図示のように、同様
に、コンデンサ、インダクタンス、抵抗を形成する。
【0049】図9の(b)は、バンプ電極6の面の概略
を示す。ここでは、円形のものがバンプ電極6であっ
て、スルーホール2上に形成したものである。このバン
プ電極6が無い余白部に、図8で既述したコンデンサ、
インダクタンス、および抵抗を厚膜印刷で高密度に形成
する。
【0050】次に、図10のフローチャートに示す順序
に従い、図11のバンプ面と反対側にベアチップ、チッ
プ部品、モールド部品を形成する場合の手順を詳細に説
明する。
【0051】図10の(a)のフローチャートに示す順
序に従い、図11の(a)のバンプ面と反対側にベアチ
ップをキャップ封止する場合の手順を詳細に説明する。
図10の(a)において、S51は、ベアチップを搭載
する。これは、図11の(a)に示すように、ベアチッ
プ11を基板1の上に搭載する。
【0052】S52は、ワイヤーボンディングする。こ
れにより、ベアチップ11が基板1上の配線パターンに
電気的に接続されたこととなる。S53は、キャップ封
止する。これは、図11の(a)に示すように、ベアチ
ップの上にキャップを被せて封止する。
【0053】以上によって、図11の(a)に示すよう
に、バンプ電極6と反対の面上にベアチップ11を実装
してワイヤーボンディングによって接続し、その上から
キャップを被せて封止する。これにより、バンプ電極6
のある面と反対の面にベアチップ11を実装すると共
に、併せていずれかの面にコンデンサ、インダクタン
ス、抵抗を必要に応じて厚膜印刷で形成することによ
り、高密度に基板上にバンプ電極6、ベアチップ11、
厚膜印刷のコンデンサ、インダクタンス、抵抗を実装す
ることが可能となる。
【0054】図10の(b)のフローチャートに示す順
序に従い、図11の(b)のバンプ面と反対側にベアチ
ップを樹脂封止する場合の手順を詳細に説明する。図1
0の(b)において、S61は、ベアチップを搭載す
る。これは、図11の(b)に示すように、ベアチップ
11を基板1の上に搭載する。
【0055】S62は、ワイヤーボンディングする。こ
れにより、ベアチップ11が基板1上の配線パターンに
電気的に接続されたこととなる。S63は、樹脂封止す
る。これは、図11の(b)に示すように、ベアチップ
11を樹脂で封止する。
【0056】以上によって、図11の(b)に示すよう
に、バンプ電極6と反対の面上にベアチップ11を実装
してワイヤーボンディングによって接続し、その上から
樹脂で封止する。これにより、バンプ電極6のある面と
反対の面にベアチップ11を実装すると共に、併せてい
ずれかの面にコンデンサ、インダクタンス、抵抗を必要
に応じて厚膜印刷で形成することにより、高密度に基板
上にバンプ電極、ペアチップ11、厚膜印刷のコンデン
サ、インダクタンス、抵抗を実装することが可能とな
る。
【0057】図10の(c)のフローチャートに示す順
序に従い、図11の(c)のバンプ面と反対側にチップ
部品を実装する場合の手順を詳細に説明する。図10の
(c)において、S71は、半田ペーストで印刷する。
【0058】S72は、チップ部品の実装を行う。S7
3は、リフローする。以上によって、図10の(c)に
示すように、基板1の所定の配線パターンにモールド部
品14およびチップ部品15を実装して半田付けによっ
て接続する。これにより、バンプ電極6のある面と反対
の面にモールド部品14やチップ部品15などを実装す
ると共に、併せていずれかの面にコンデンサ、インダク
タンス、抵抗を必要に応じて厚膜印刷で形成することに
より、高密度に基板上にバンプ電極6、モールド部品1
4、チップ部品15、厚膜印刷のコンデンサ、インダク
タンス、抵抗などを実装することが可能となる。
【0059】図11は、本発明の部品例を示す。図11
の(a)は、ベアチップをキャップ封止した部品例を示
す。図11の(a)において、ベアチップ11は、裸の
ICなどの部品であって、封止する必要のあるものであ
る。
【0060】キャップ12は、ベアチップ11を封止す
るためのキャップである。ここでは、図10の(a)で
既述したように、ベアチップ11を基板1上に実装して
ワイヤーボンディングで基板1上の配線と接続した後、
キャップ12を被せて封止する。
【0061】図11の(b)は、ベアチップを樹脂封止
した部品例を示す。図11の(b)において、ベアチッ
プ11は、裸のICなどの部品であって、封止する必要
のあるものである。
【0062】樹脂13は、ベアチップ11を封止するた
めの樹脂である。ここでは、図10の(b)で既述した
ように、ベアチップ11を基板1上に実装してワイヤー
ボンディングで基板1上の配線と接続した後、樹脂13
によって封止する。
【0063】図11の(c)は、チップ部品およびモー
ルド部品を実装した例を示す。図11の(c)におい
て、モールド部品14は、基板1上に実装する小型の部
品である。
【0064】チップ部品15は、基板1上に実装する小
型のモールド部品である。ここでは、図10の(c)で
既述したように、モールド部品14やチップ部品15を
基板1上に実装してリフローによる半田付けによって基
板1上の配線と接続する。
【0065】図11の(d)は、ベアチップを樹脂封止
およびチップ部品とモールド部品を実装した例を示す。
これは、図11の(b)と(c)の両者を実装した例で
ある。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板1のスルーホール2のエッジ部を絶縁材料4で被っ
て半田などのバンプを形成する構成を採用しているた
め、従来の基板1のスルーホール2のエッジ部導体の断
線防止を図った上で、スルーホール2の真上にバンプ電
極6を形成することができる。これにより、基板1上で
スルーホール2からずれた位置にバンプ電極6を形成し
ていたときの面積分を余白部として有効に利用し、厚膜
印刷のコンデンサ、インダクタンス、抵抗を形成し、高
実装密度を実現できる。また、バンプ電極6のある面と
反対の面上にベアチップ11を実装してキャップ封止、
樹脂封止したり、更にチップ部品、モールド部品を実装
したり、厚膜印刷のコンデンサ、インダクタンス、抵抗
を高密度に形成したりすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバンプ電極形成フローチャートであ
る。
【図2】本発明のバンプ電極形成フローチャート(その
1)である。
【図3】本発明の1実施例構成図である。
【図4】本発明のバンプ電極形成フローチャート(その
2)である。
【図5】本発明の他の実施例構成図である。
【図6】本発明のバンプ電極形成フローチャート(その
3)である。
【図7】本発明の他の実施例構成図である。
【図8】本発明の部品作成フローチャート(その1)で
ある。
【図9】本発明の部品作成例である。
【図10】本発明の部品作成フローチャート(その2)
である。
【図11】本発明の部品例である。
【符号の説明】
1:基板 2:スルーホール 3、31:導電材料 32:スルーホールランド 4:絶縁材料 5:導電材料(バンプ電極用パッド) 6:バンプ電極(半田バンプ電極) 7:絶縁材料 11:ベアチップ 12:キャップ 13:樹脂 14:モールド部品 15:チップ部品
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 高志 東京都港区新橋5丁目36番11号 いわき 電子株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−262186(JP,A) 特開 昭49−8757(JP,A) 実開 平4−93175(JP,U) 実開 平2−92974(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/32 - 3/34 H05K 3/40 - 3/42

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板のスルーホール上に形成したバンプ電
    極において、 基板のスルーホールの内部の導電部とスルーホール開口
    部の基板表面のスルーホールランドとで形成されるスル
    ーホール導電部と、 上記スルーホールの内部の導電部とスルーホールランド
    との接合部を絶縁材料で被った絶縁部と、 この絶縁部の上に上記スルーホールランドに接触して導
    電材料で形成したパッドと、 このパッドの上に導電材料で凸状に形成した電極とから
    なるバンプ電極。
  2. 【請求項2】基板のスルーホール上に形成したバンプ電
    極において、 基板のスルーホールの内表面の導電部とスルーホール開
    口部の基板表面のスルーホールランドとで形成されるス
    ルーホール導電部と、 このスルーホール導電部のエッジの部分を絶縁材料で被
    った絶縁部と、 この絶縁部の上に上記スルーホール導電部のスルーホー
    ルランドに接触して導電材料で形成したパッドと、 このパッドの上に導電材料で凸状に形成した電極とから
    なるバンプ電極。
  3. 【請求項3】基板のスルーホール上に形成したバンプ電
    極において、 基板のスルーホール内に導電材料を充填しスルーホール
    開口部の基板表面のスルーホールランドに導通するよう
    に形成されるスルーホール導電部と、 上記スルーホールの内部の導電部とスルーホールランド
    との接合部を絶縁材料で被った絶縁部と、 この絶縁部の上に上記スルーホールランドに接触して導
    電材料で形成したパッドと、 このパッドの上に導電材料で凸状に形成した電極とから
    なるバンプ電極。
  4. 【請求項4】上記パッドの周辺部を絶縁材料で被った
    後、当該パッドの上に導電材料で凸状の電極を形成した
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のいずれ
    かのバンプ電極。
  5. 【請求項5】上記請求項1ないし請求項4のいずれかに
    よって基板上に形成した電極の面の余白部分に導電パタ
    ーンを印刷して素子を形成したバンプ電極を持った部
    品。
  6. 【請求項6】上記請求項1ないし請求項4のいずれかに
    よって基板上に形成した電極の面と反対側の面にベアチ
    ップを実装して上記スルーホール導電部に電気的に接続
    した後にキャップ封止したバンプ電極を持った部品。
  7. 【請求項7】上記請求項1ないし請求項4のいずれかに
    よって基板上に形成した電極の面と反対側の面にベアチ
    ップを実装して上記スルーホール導電部に電気的に接続
    した後に樹脂封止したバンプ電極を持った部品。
  8. 【請求項8】上記請求項1ないし請求項4のいずれかに
    よって基板上に形成した電極の面と反対側の面にチップ
    部品あるいはモールド部品を上記スルーホール導電部に
    電気的に接続したバンプ電極を持った部品。
  9. 【請求項9】上記請求項1ないし請求項4のいずれかに
    よって基板上に形成した電極の面と反対側の面にベアチ
    ップを実装して上記スルーホール導電部に電気的に接続
    した後に樹脂封止、およびチップ部品あるいはモールド
    部品を上記スルーホール導電部に電気的に接続したバン
    プ電極を持った部品。
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