JP2755300B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2755300B2
JP2755300B2 JP61269864A JP26986486A JP2755300B2 JP 2755300 B2 JP2755300 B2 JP 2755300B2 JP 61269864 A JP61269864 A JP 61269864A JP 26986486 A JP26986486 A JP 26986486A JP 2755300 B2 JP2755300 B2 JP 2755300B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は与えられたデジタル画像データに基づく階調
画像を媒体上に形成する画像形成部とは互いに独立して
構成され、該画像形成部に対して、該デジタル画像デー
タを供給する画像処理装置に関するものである。 [従来の技術] この種の装置では出力画像の濃度特性及び階調特性が
重要な評価となる。中間調画像データをもとに中間調画
像を形成する方法としては、デイザ法、濃度パターン
法、あるいは多値画像データをもとにPWN変調をかけて
多値出力を行なう等の方法が採用される。またその際の
画質としてはオリジナル画質に忠実な画質、またはオリ
ジナル画像を強調するかあるいは弱めることにより更に
見易い画質に加工する等のことが要求される。 この種の典型的な装置は、例えば原稿画像を読取入力
するリーダ部と、該読取入力した画像信号を記録材上に
出力するプリンタ部とから成るものがあり、あるいはコ
ンピユータグラフイツク等により人工的に形成した画像
情報を記録材上に出力するプリンタ部のみとして構成さ
れているものがある。かかる装置においては、リーダ部
あるいはプリンタ部が夫々独自の濃度及び階調特性を持
つており、それによつて再生画像又は出力画像の濃度特
性及び階調特性が大きく変化する。特に、プリンタ部に
おいては、電子写真方式、インクジエツト方式、熱転写
方式、その他の多くの方式が存在しており、各々の方式
によつてその出力特性は大きく異なる。更に、電子写真
方式においては、感光体や現像に用いるトナーの微妙な
特性上のばらつき等によつてもその出力特性は大きく左
右されることになる。 これに対して、特開昭61−189577号公報には、画像形
成装置においてテストパターンを形成し、形成されたテ
ストパターンの濃度を検出して、この検出された濃度に
応じて中間調画像に対応する変調信号の1画素当たりの
パルス幅を制御する技術が開示されている。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来技術では、パルス幅の制御に
より階調特性を制御しているため、階調性の豊かな画像
の再生を精度良く制御しようとすると、パルス幅の制御
が複雑になり、画像形成装置側の制御回路の構成が複雑
になってしまうという問題がある。 他方、画像形成装置に対して画像データを供給する側
においては、通常、多様な画像処理を行なっており、画
像形成装置の画像形成特性さえ分かれば、その特性にあ
わせて画像データに対して変換を施すことは比較的容易
であり、供給側の能力を有効に用いることが望ましい。 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、画像形成部とこれに対して画像データを供給する画
像供給部とを互いに独立して構成する場合に、画像形成
部における画像データ処理の負担を軽減しつつ、階調再
現を良好にすることができる画像供給部のための画像処
理装置を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため、本発明の画像処理装置は
以下の構成を備える。 即ち、与えられたデジタル画像データに基づく階調画
像を媒体上に形成する画像形成部とは互いに独立して構
成され、該画像形成部に対して、該デジタル画像データ
を供給する画像処理装置であって、対象画像を表す画像
データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力
された画像データを前記独立した画像形成部における画
像形成特性に応じて変換する変換手段と、前記変換手段
により変換された画像データをデジタル画像データとし
て前記独立した画像形成部に供給する第1のインターフ
ェースと、前記独立した画像形成部において、所定の基
準信号に基づき基準画像を形成し、該基準画像を読取る
ことによって得られたデータをデジタルデータとして前
記独立した画像形成部から受信する第2のインターフェ
ースと、前記デジタルデータに基づいて、前記変換手段
の変換特性を制御する制御手段とを備え、前記独立した
画像形成部との間で前記第1及び第2のインターフェー
スを用いて異なる伝送ラインにより前記デジタル画像デ
ータ及び前記デジタルデータを通信し、更に、前記所定
の基準信号は、前記変換手段による変換を受けることな
く、前記基準画像の形成に用いられることを特徴とす
る。 以上の構成において、各部をモジュール化して製造し
やすくできるとともに、画像データの供給側のデータ処
理能力を有効に用いて、画像形成部におけるデータ処理
の負担を軽減しつつ、階調再現を良好にすることがで
き、しかも異なる伝送ラインにより双方向の通信を行う
ことにより、通信プロトコルを簡素化することができ
る。 [実施例の説明] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。 <実施例1> 第1図は本発明による実施例1の像形成装置のブロツ
ク構成図であり、電子写真方式のデジタル複写機に本発
明を適用したものとして示している。ここにおいてAは
リーダ部、Bはプリンタ部である。 図の構成による通常の複写動作は以下の通りである。
始めに、原稿1をリーダ部Aの読取素子(CCD)2によ
って読み取り、原稿画像をアナログ電気信号に変換す
る。この電気信号をアンプ(AMP)3で増幅し、A/D変換
器4で8ビツト(=256階調)のデジタル画像信号に変
換し、ラツチ5を経由して使用階調補正用のRAM10に入
力する。更に、RAM10で補正した画像データをプリンタ
部BのD/A変換器13を経由してアナログ画像信号に変換
し、該信号をパルス幅変調回路14に入力する。 第2図はパルス幅変調の動作の一例を説明する図であ
る。図において、“画像信号”はD/A変換器13出力のア
ナログ画像信号であり、“パターン信号”はパルス幅変
調回路14内で発生する三角波信号である。“画像信号”
と“パターン信号”は図示の様にして同期が取られてお
り、これらを回路14内のレベル比較器でレベル比較した
結果のパルス信号がパルス幅変調回路14出力のPWM信号
である。 尚、上記のものはパルス幅変調動作の一例であり、比
較的高速の画像信号処理に適するものである。他方、画
像信号が比較的低速である場合にはD/A変換器13を用い
ずとも、例えばデジタル画像信号よりも十分高速なデジ
タルパターン信号を発生させてこれらをデジタル的に比
較することにより、デジタル画像信号から直接パルス幅
変調信号を発生させることもできる。 更に、パルス幅変調回路14出力のPWM信号をレーザド
ライバ15で増幅し、レーザ発生回路16に入力してレーザ
ビームをON/OFF制御する。レーザ発生回路16より射出し
たレーザ光は、ポリゴンミラー17及びf−θレンズ18等
から成る光学系を介して、感光体19上に照射される。感
光体19はコロナ帯電器20により均一な帯電を受けた後、
前述のレーザ露光を受けて、表面に静電潜像を形成す
る。この静電潜像は現像器21により顕像化された後、転
写帯電器24により転写材27上に転写され、該転写材27は
分離帯電器25により感光体19から分離された後、定着器
26により定着される。一方、転写されずに感光体19上に
残つたトナーはクリーナ22により回収され、更に前露光
ランプ23により感光体19の電気的履歴も消去されて、再
び次のプリントサイクルに入る。 次にプリンタ部特性のテスト方法について説明する。 プリンタ部特性をテストするには、まずパターン発生
器12によりテスト画像信号を発生し、これを通常の画像
信号の代りにD/A変換器13に入力する。本実施例におい
ては、パターン発生器12は00H〜FFH(Hは16進表示)ま
での256レベルのテスト画像信号を発生可能である。し
かし実際のテスト時には16レベル毎のテスト画像信号を
出力する様にしてある。即ち、濃度レベルを00Hの白レ
ベルからFFHの黒レベルとしたときは、テスト画像信号
としては00H,10H,20H,30H,…,E0H,F0Hの16レベルと、最
後のFFHレベルの合計17レベルを発生する様にした。次
に、このテスト画像信号による濃度パターンを通常のプ
リント動作時と全く同様にして転写紙27上に転写する。 第3図は転写紙上に形成したテストパターンの一例を
示す図である。図では通紙方向にむかって白レベルから
黒レベルに至る濃度パターンが17段階で表わされてい
る。これらの濃度パターンの発生位置は後述する濃度計
28によって順次に読み取られ得る位置である。 次に、こうして転写された濃度パターンを反射式の濃
度計28によつて順次読み取る。そして、CPU6からのセレ
クト信号により、バツフア8のアドレスライン及び双方
向バツフア9のデータ書込ライン(下向きの方向)を選
択して付勢し、I/O回路11を介して順次読み込まれてく
る濃度パターンの検出データをCPU6からのライト信号で
RAM10のテーブル2に書き込んでいく。 第4図はプリンタ部をテストした出力特性(テーブル
2)を示す図である。図において、横軸はパターン発生
器12により与えたD/A入力レベルであり、縦軸は濃度計2
8が検出した出力濃度である。尚、出力濃度は白レベル
が0.0であり、また黒レベルが1.0となる様に規格化して
ある。また、濃度計28で検出したテスト画像信号にない
01H,02H,…等のレベルのところは適当な演算で補間して
ある。更にまた、本実施例では出力濃度を8ビツト信号
で処理しているので、0.005きざみで0.000〜1.275まで
に出力濃度レベルを割り当てることができる。即ち、黒
濃度が標準より濃い場合にも薄い場合にも対処できる。 次に、このテスト結果をもとにしてRAM10内の使用階
調補正テーブル(テーブル1)を修正する方法を説明す
る。 このためには、まずRAM10内に収容する各種テーブル
の内容とその働きについて述べる必要がある。即ち、RA
M10には実際のプリント時にデジタル画像信号の階調補
正をする使用階調補正テーブル(第9図のテーブル1)
と、前述のテストしたプリンタ出力特性を書き込むテス
トプリンタ出力テーブル(第4図のテーブル2)と、こ
のテストしたプリンタ出力特性により前記使用階調補正
テーブルを修正する際に用いるテスト階調修正テーブル
(第8図のテーブル3)を用意してある。このRAM10の
内容は本体電源をオフにしても保持される様に、別にバ
ツクアツプ電源を有している。 また、第1図のROM7には第5図に示す様な標準階調補
正テーブル(テーブル4)と、第6図に示す様な標準プ
リンタ出力テーブル(テーブル5)が予め記憶されてい
る。標準階調補正テーブルは、RAM10において、本来な
らその入力画像信号レベルは図のような特性のD/A入力
レベルに階調補正(例えばγ補正)されるべきとする標
準特性である。また標準プリンタ出力テーブルは、その
横軸にリニアなD/A入力レベル(00H〜FFH)を与えたと
きには、本来なら縦軸のプリンタ出力濃度は図のようで
あるべきとする標準特性であり、第4図のテストプリン
タ出力特性を比較する基準となるものである。 次に、CPU6は第6図の標準プリンタ出力特性と第4図
のテストプリンタ出力特性とから第8図のテスト階調修
正テーブルを作成する。即ち、標準プリンタ出力特性と
テストプリンタ出力特性を同時に示した第7図におい
て、同一出力濃度に対応する標準プリンタ出力特性のD/
A入力レベルnsとテストプリンタ出力特性のD/A入力レベ
ルnmとの対応を矢印のようにして求め、これを第8図に
おいて、nsを横軸に、また対応するnm縦軸にとつて図の
ようなテスト階調修正テーブルを作成する。第7図にお
いて、出力濃度がdrを越えるときは、nsの値はnsrを越
えても各固有に存在するが、nmの値はもはやFFHとなつ
て飽和していることが分る。この関係は第8図に明瞭に
示されている。 次に、CPU6はROM7の標準階調補正テーブルから第5図
の矢印の様にして00H〜FFHまでの各画像信号レベルに対
応したD/A入力レベルnsを読み出す。この操作はいわば
標準のγ(ガンマ)補正変換操作である。しかし、上述
のテスト階調修正テーブルがノンリニアの形で作成され
たことにより、実際のプリントにおいてもROM10で標準
のγ補正変換操作をしたのでは、第6図のような標準プ
リンタ出力を得られないことが分る。 そこで、CPU6は第9図の使用階調補正テーブルを以下
の方法で作成又は修正する。即ち、第5図の標準階調補
正テーブルで読み取つた縦軸(D/A入力レベル)の値ns
をもつて、これを第8図のテスト階調修正テーブルの横
軸に当てはめ、その階調修正特性に従つて各nsを対応す
るnmに変換していき、第9図においてその値nmを縦軸の
D/A入力レベルに対応させる。即ち、第9図の使用階調
補正テーブルによれば、実際に使用する画像信号レベル
を横軸として、その縦軸には当該プリンタに常に理想的
な出力特性を得べく特性変換されたD/A入力レベルが得
られることになる。 さて、一般には上記の使用階調補正テーブルにより十
分な高画質が得られるが、もしプリンタの出力特性が標
準特性と大きくずれた場合、例えば、黒レベル(FFH)
における濃度が標準の黒濃度より大幅に濃くなつた場合
や、逆に大幅に薄くなつた場合等にはオリジナル画像の
濃い部分の階調性を損なうことがある。これをある程度
防止するためには以下の様な追加修正を行なうと更に効
果的である。即ち、例えば第4図の様なテストプリンタ
出力特性のときは黒レベルが標準よりも若干薄くなつて
いるわけであるから、このために第8図のテスト階調修
正テーブルにおいては、例えばns≧nsrとなる範囲ではn
mは常にFFHレベルになつてしまい、もつて入力画像信号
のうちnsrからFFHレベルまでの階調性が失われる。これ
を防止するためには、例えば第10図のようにして、nm
はnsの値があるしきい値nmt又はnst以上になつたら、そ
こからFFHまでの間はnsとnmの関係を特定の関数関係に
置きかえて補間してやればよい。第10図はこの区間を直
線補完した例である。この他にも2次曲線などで補間を
行なえば更に階調性が滑らかになる。 尚、上記方法は逆にプリンタのテスト出力特性が、黒
レベルにおいて標準より濃くなつているときにも、有効
であり、この場合には出力のダイナミツクレンジを広げ
ることができる。 また、以上の例はテストプリンタ特性の黒(FFH)レ
ベルが変動した場合であるが、逆に白(00H)レベルが
変動した場合にも、例えばnm≦nmt′なるしきい値nmt
を設け、00Hレベルとnmt′レベルの間を補間しても構わ
ない。但し、白レベル近傍の変動は微妙なものでもかぶ
りや飛びの原因となり易く、視覚特性上もごまかしが効
かないので、補間の方法としては直線近似以外の方法、
例えば2次曲線を用いるなど工夫を必要とする。 また、第8図の様なテスト階調修正テーブルはそのま
までもプリンタの現在状態をチエツクするための目安と
して用い得る。例えば、メインテナンス時にこの修正テ
ーブルを適当な表示手段に出力して、ns=nmの理想的な
直線状態からのズレ具合を見ることによつてプリンタの
現在状態を知ることができる。特に、予め、現像器21の
現像剤の劣化や感光体19の劣化の事象と修正テーブルの
変化の相関が判つていれば、画像トラブルを事前に察知
することができ、またその原因を容易に確定できる。あ
るいは、この修正テーブルの内容をプリンタの自動自己
診断機能と組み合わせて用いれば一層効果的である。こ
の様に、本発明によれば、修正テーブルをもとに機械の
状態を知ることができるために極めてサービス性が向上
する。 <実施例2> 前述の実施例1においては第1図の様な濃度計28が必
要であつた。この構成は、もし本発明をプリンタのみと
して構成する場合には極めて有効であろう。しかし、濃
度計自体がコストアツプ要因となることや、幅広い領域
にわたつて濃度テストを行なえないという欠点が存在す
る。そこで、次にこの点を更に改良した実施例2を説明
する。 実施例2の装置は第1図におけるリーダAの部分を濃
度計28の代わりに使用するものである。第11図は本発明
による実施例2の像形成装置のブロツク構成図であり、
第1図と同一の構成には同一番号を付して説明を省略す
る。 まずプリンタ特性のテスト法について説明する。この
プリンタ特性を検知する場合にも、パターン発生器12に
よりテスト画像信号を形成し、これを通常の画像信号の
代わりにD/A変換器13に入力する。パターン発生器12で
は実施例1の場合と同様にして、00Hレベル(白)か
ら、10H,20H,30H,…,E0H,F0Hまでと、FFHレベル(黒)
の合計17レベルを発生させる。次に、このテスト画像信
号によるテスト画像をやはり実施例1と同様にして通常
の印刷動作で転写紙27上に転写する。 第12図(a)〜(d)は転写紙27上の濃度パターンの
いくつかの例を示す図である。例えば第12図(a)は紙
の先端部及び後端部に夫々余白a及びbを設け、それ以
外の部分では濃度16レベルおきに段階的に00H(白)か
らFFH(黒)まで変えていつたもので、実施例1の第3
図と異なる点は、各々の濃度について、主操作方向の全
域に幅広く出力させることにより、濃度パターン領域を
広くとつていることである。 次に第11図にもどり、前記第12図の様に作成したテス
ト濃度パターンの原稿31を図示の様にしてリーダ部Aか
らCCD2で再び読み込んでやる。このとき、プリンタ部B
は動作させる必要はない。なお、このとき原稿31は、第
13図のようにして、プリント出力時の通紙方向と平行に
原稿台に置く必要がある。但し、FFHと00Hレベルのどち
らを先頭にするかは予め定めておけば良い。また、テス
ト濃度パターンの配列自体も必ずしも一方向に濃度が変
化するようなものである必要は全くない。例えば、濃い
ものと薄いいものを交互に配列しても良いし、ランダム
でも構わない。要は、パターン発生器12によるテストパ
ターンの発生順序を把握していれば、読み取りの際の副
走査位置等により常に対応がとれる。こうして、常に、
原稿台上の定位置に一定の方向で原稿31をセツトするこ
とで、リーダ部Aは走査時において常に何レベルの濃度
を読んでいるのかをその副走査位置と関連付けることで
知ることができる。 また、第12図(b)〜(d)はテスト濃度パターンを
作る場合の別の例である。このうち、例えば第12図
(c)は各テスト濃度パターンに対応するチヤンネルの
情報(濃度情報)をパターンの横にバーコードで記入し
たものであり、CCD2でこの情報を合わせて読み込めば、
副走査位置を検出しなくても常に何レベルの濃度を読ん
でいるかを知ることができる。 次に、CCD2から読み込んだテスト画像信号をA/D変換
器4でデジタル変換した後、この場合は特別に加算器33
とレジスタ34を通して同一グループの濃度データを累積
加算し、更にCPU6は各濃度レベル毎に平均値を求める。
この様に、ある程度広い領域にわたり濃度データを収集
してその平均値を求めると、部分的な濃度ムラやノイズ
の影響を著しく軽減できる。 そして、各濃度レベルを読み取つた画像信号レベルの
平均値のデータを縦軸にプロツトして、第14図のような
テストプリンタ出力テーブル(テーブル6)を作成す
る。ここでも、テストしていない横軸の01H,02H,…等に
対応する縦軸のレベルは適当な演算により補間する。第
14図より分る通り、CCD2から読み込まれたテスト画像デ
ータはCCD2やアンプ3及びA/D変換器4等のの特性を全
て含んだものであるから、その縦軸は、第4図に示した
様な例えば反射濃度の様な視覚特性を考慮した物理量を
もとにして規格化したものとは異つている。勿論、こう
して得た第14図のテストプリンタ出力テーブルをこのま
まで用いても構わないが、ここでは、物理的な意味をよ
り明確にするために、この情報を一旦、第4図のテスト
プリンタ出力特性(テーブル2)の様な形に変換するこ
とにする。このためには、第15図に示す様な、リーダ部
Aの入力特性を示すテーブル(テーブル7)を予めROM3
2の中に用意しておく。テーブル7は読み取つた画像信
号レベルの値に対してその入力濃度はいくつであるかを
規格化して示すものであり、この縦軸の入力濃度は、第
4図のものと整合させるべく、コピー時の標準的な黒レ
ベルを1.00に規格化した上で、00Hを0.0に、またFFHを
1.70までとつてある。こうして、第14図のテーブル6
を、第15図のテーブル7により変換することで、第16図
の様なテストプリンタ出力特性(テーブル8)が得られ
る。従つてこれは、実際に第4図のプリンタ出力特性
(テーブル2)と全く同一の関係を示している。従つ
て、この後の処理は上述の実施例1において説明したも
のと同様にすれば良い。 <実施例3> 前述の実施例1及び実施例2においては、第3図又は
第12図(a)〜(d)の様なテスト濃度パターンを用い
て、当該パターンの副走査位置又はコード表示からパタ
ーン発生器12で発生したテスト画像信号値を知るという
手法を用いた。従つて、テスト濃度パターンは隣接する
パターンとの間で読み違いを起こさせない様に、ある程
度レベル的に余裕(段階)をもつて配列させる必要があ
つた。これに対し、本実施例3はその全体構成を図示し
ないが、例えば実施例2の第11図におけるパターン発生
器12により、00HからFFHまでのテスト画像信号をある程
度微細に連続的に変化させるようにして、第17図に示す
様なグラデーシヨン状のテスト濃度パターンをプリント
アウトさせ、これを再びリーダ部Aから読み取り、この
時の累積頻度ヒストグラム(第18図)を作成し、これを
用いてプリンタの出力特性を作成するものである。第18
図でも、“頻度分布”及び“累積頻度分布”の縦座標は
0.0から1.0までに正規化してある。 テストプリンタ出力特性を作成する方法の一例を挙げ
ると、まず第17図のグラデーシヨンパターンを作成する
際に、00H〜FFHまでの各々のテスト画像信号を出力させ
る時間を全て等しくさせて、かつテスト画像信号を1階
調づつリニヤに変化させる。そうすれば、あとは第18図
の累積頻度の縦座標を0から255までによつて正規化す
るだけで、実施例2における第14図のテーブル6の場合
と同様の特性が得られる。 以上の様に、実施例3は、テスト濃度パターンをプリ
ンタ部Bから出力するところまでは実施例2と同様であ
るが、出力されたテスト濃度パターンを再びリーダ部A
から読み込む場合には、読み込まれた入力レベル毎のデ
ータ数をカウントするだけで良く、従つてテスト濃度パ
ターンの読み始めと読み終りにだけに気をつければ良
く、発生したテスト画像信号と読み込んだ濃度データと
の対応を読み取る必要がない。更にまた、テスト濃度パ
ターンの作成時に機械や電気的なノイズによる濃淡ムラ
が発生しても、累積頻度ヒストグラムの性質からして、
常に増加関数となるから、補正曲線の逆転という様な減
少の発生が防止でき、そのうえノイズによる曲線の凹凸
も平滑化され、ノイズに強くなるという利点がある。 また、第17図のようなグラデーシヨン濃度パターンを
リーダ部Aから読み込む場合には、テスト画像信号にお
ける00H側から読んでもFFH側から読んでも良く、従つて
サービスマンがグラデーシヨンパターンをリーダ部Aに
セツトする際に、濃度原稿の左右の向きに気をつかう必
要がないので、サービス時のミスを防止することもでき
る。これもまた累積頻度ヒストグラムの性質によるもの
であり、同様の理由により、グラデーシヨンパターンを
作成する場合に、必ずしも第17図の様に00HからFFHにか
けてリニア変化させずに、不規則に配列させても良い。
但し、極端にレベルと異なるものを隣接して配設させる
と、現像のエツジ効果などで誤つた濃度を生じることが
ある。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、画像形成部とこ
れに対して画像データを供給する画像供給部とを互いに
独立して構成することにより、各部をモジュール化して
製造しやすくできるとともに、変換手段により変換され
た画像データをデジタル画像データとして独立した画像
形成部に供給する第1のインターフェースと、独立した
画像形成部において、所定の基準信号に基づき基準画像
を形成し該基準画像を読取ることによって得られたデー
タをデジタルデータとして独立した画像形成部から受信
する第2のインターフェースをと有し、画像形成部の画
像形成特性にあわせた画像処理を画像データの供給側に
おいて施すことで、画像データの供給側のデータ処理能
力を有効に用いて、画像形成部におけるデータ処理の負
担を軽減しつつ、階調再現を良好にすることができ、し
かも異なる伝送ラインにより双方向の通信を行うことに
より、通信プロトコルを簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による実施例1の像形成装置のブロツク
構成図、 第2図はパルス幅変調の動作原理の一例を説明する図、 第3図は実施例1の転写紙上に形成した濃度パターンの
一例を示す図、 第4図は実施例1のテストしたプリンタ出力特性を示す
図、 第5図は実施例1のプリンタの標準階調補正特性を示す
図、 第6図は実施例1のプリンタの標準出力特性を示す図、 第7図は実施例1のプリンタの標準プリンタ出力特性と
テストプリンタ出力特性を比較して示す図、 第8図は実施例1のプリンタのテスト階調修正特性を示
す図、 第9図は実施例1のプリンタの使用階調補正特性を示す
図、 第10図は実施例1のプリンタの他のテスト階調修正特性
を示す図、 第11図は本発明による実施例2の像形成装置のブロツク
構成図、 第12図(a)〜(d)は実施例2の転写紙27上の濃度パ
ターンのいくつかの例を示す図、 第13図はリーダ部の副走査方向とテスト濃度原稿との関
係を示す図、 第14図は実施例2のテストしたプリンタの出力特性を示
す図、 第15図は実施例2の濃度変換特性を示す図、 第16図は実施例2のテストしたプリンタ出力特性を示す
図、 第17図は実施例3の転写紙上の濃度パターンの例を示す
図、 第18図は実施例3のテストしたプリンタ出力のヒストグ
ラム特性を示す図である。 図中、1……原稿、2……CCD、3……アンプ、4……A
/D変換器、5……ラツチ、6……マイクロプロセツサ、
7……ROM、8……バツフア、9……双方向バツフア、1
0……RAM、11……I/Oポート、12……パターン発生器、1
3……D/A変換器、14……パルス幅変調回路、15……レー
ザドライバ、16……半導体レーザ、17……ポリゴンミラ
ー、18……f−θレンズ、19……感光体、20……コロナ
帯電器、21……現像器、22……クリーナ、23……前露光
ランプ、24……転写帯電器、25……分離帯電器、26……
定着ローラ、27……転写紙、28……濃度計、29……A/D
変換器、30……バス、31……基準濃度出力パターン、32
……ROM、33……加算器、34……レジスタである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−189577(JP,A) 特開 昭61−231657(JP,A) 特開 昭61−120625(JP,A) 特開 昭59−223062(JP,A) 特開 昭60−214960(JP,A) 特開 昭61−53868(JP,A) 特開 昭61−140275(JP,A) 特開 昭60−54566(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.与えられたデジタル画像データに基づく階調画像を
    媒体上に形成する画像形成部とは互いに独立して構成さ
    れ、該画像形成部に対して、該デジタル画像データを供
    給する画像処理装置であって、 対象画像を表す画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを前記独立し
    た画像形成部における画像形成特性に応じて変換する変
    換手段と、 前記変換手段により変換された画像データをデジタル画
    像データとして前記独立した画像形成部に供給する第1
    のインターフェースと、 前記独立した画像形成部において、所定の基準信号に基
    づき基準画像を形成し、該基準画像を読取ることによっ
    て得られたデータをデジタルデータとして前記独立した
    画像形成部から受信する第2のインターフェースと、 前記デジタルデータに基づいて、前記変換手段の変換特
    性を制御する制御手段とを備え、 前記独立した画像形成部との間で前記第1及び第2のイ
    ンターフェースを用いて異なる伝送ラインにより前記デ
    ジタル画像データ及び前記デジタルデータを通信し、 更に、前記所定の基準信号は、前記変換手段による変換
    を受けることなく、前記基準画像の形成に用いられるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
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