JP2754929B2 - コンシステンシー管理装置 - Google Patents

コンシステンシー管理装置

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JP2754929B2
JP2754929B2 JP3031309A JP3130991A JP2754929B2 JP 2754929 B2 JP2754929 B2 JP 2754929B2 JP 3031309 A JP3031309 A JP 3031309A JP 3130991 A JP3130991 A JP 3130991A JP 2754929 B2 JP2754929 B2 JP 2754929B2
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concrete
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agitator
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JP3031309A
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茂 青木
茂幸 十河
孝成 芳賀
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OOBAYASHIGUMI KK
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OOBAYASHIGUMI KK
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリートの打設
直前にコンシステンシーを自動調整することができるコ
ンシステンシー管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】施工性改善の目的から打設直前のコンク
リートに流動化剤を添加してコンシステンシーを一定に
することが行われている。このコンシステンシーの調整
方法は、レディミックスコンクリートを用いる場合に
は、現場到着の生コン車のアジテータ内に流動化剤を投
入し、アジテータを高速撹拌することが一般的である。
しかしながら、この方法ではベースコンクリートのスラ
ンプ値の大小によって流動化剤の添加量を様々に変えな
ければならないため、以下の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、ベースコン
クリートのスランプ値は、管理ロットを代表する生コン
車から、その都度コンクリートをサンプリングしスラン
プ値を測定しなければならず、サンプリングやスランプ
試験に手間や時間がかかっていた。また、試験に供する
生コン車以外のものに対しては、これを同一視して同量
の流動化剤を添加するか、生コン車の上に検査員が乗っ
てベースコンクリートの状態を目視確認しなければなら
ず、定量的でなくまた安全上の問題も生じていた。
【0004】この発明は以上の問題を解決するもので、
測定のためのサンプリング作業が不要であり、生コン車
のアジテータ内のコンクリートのコンシステンシーを直
接測定し、その測定値に応じて目標値まで流動化剤を添
加し続けるようにしたコンシステンシー管理装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、生コン車のアジテータ内のコンクリー
ト中に進退可能に直接貫入されるロータと、該ロータを
回転させるモータと、該モータの回転数を検出する検出
手段と、該検出手段の検出値と目標値とを比較する手段
と、前記検出値が前記目標値に到達しない場合に、流動
化剤を前記コンクリート内に定量吐出する吐出手段とを
備えたものである。
【0006】
【作用】以上の構成において、レディミックスコンクリ
ートのスランプ値は目標値よりも高い場合が多い。また
モータの回転数はスランプ値に比例する。したがって予
め設定された回転数、すなわち設定されたスランプ値に
相当する回転数を目標値としてそれより低い場合に定量
の流動化剤を添加して撹拌し、再度モータの回転数を検
出し、これと目標値とを比較することを繰返すことで、
最終的にスランプ値を目標値に調整できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図1はこの発明にかかるコンシステンシ
ー管理装置を示すものであり、このシステムは、生コン
車1のアジテータ1a内に進退可能に配置されたコンシ
ステンシーメータ2と、前記アジテータ1a内に吐出口
を向けて進退可能に配置された流動化剤の供給パイプ3
と、パイプ3の供給経路内に配置された流量計4、ポン
プ5およびパイプ3の供給端に配置された流動化剤の貯
留タンク6、制御部7およびブザーなどの警報装置8と
を備えている。
【0008】制御部7の入力端にはコンシステンシーメ
ータ2および流量計4に接続され、出力端には前記ポン
プ5および警報装置8に接続されている。また、制御部
7の内部には予めコンシステンシーの目標値および流動
化剤の供給目標値が設定されている。
【0009】前記メータ2は、図2に示すように、フレ
ーム2aの先端部に配置され、アジテータ1aの内部に
充填されたコンクリートC内に貫入される検出端となる
中空円筒形のロータ2bと、フレーム2a上にあって中
間軸2cを介して前記ロータ2bに出力端を接続したモ
ータ2dと、モータ2dの背部にあって、これの回転数
を検出するデジタル回転計2eなどからなっており、前
記回転計2eで計測した測定データを制御部7に入力す
る。
【0010】この測定データとスランプ値との関係は図
3(a)に示すように、直線的な比例関係にあり、した
がって制御部7には目標値として該当するスランプ値に
相当する回転数データが予め入力され、前記この目標値
と測定データと比較することになる。
【0011】またスランプ増大量と流動化剤の添加量の
関係も図3(b)に示すように直線的な比例関係にあ
り、予め設定された定量の流動化剤を添加しつつ、高速
撹拌し、再度計測を行い、その結果が目標値以上になる
までの駆動制御を繰返すことによりコンクリートのコン
システンシーを適正な値に管理できる。
【0012】図4は以上の制御フローチャートを示すも
のであり、前記メータ2およびパイプ3をセッティング
し(ステップ108)、メータ2を駆動して測定作業
(ステップ109)を行うと、制御部7は前記メータ2
の測定データを受けて、目標値と比較する(ステップ1
10)。
【0013】ステップ110において、前記測定データ
が目標値以上であった場合には警報装置8からその旨の
信号が出力され(ステップ115)、測定を終了する。
【0014】ステップ110において、計測データが目
標値に到達しない場合に制御部7はポンプ5に駆動を指
令し、貯留タンク6内の流動化剤をアジテータ1a内に
吐出する(ステップ111)。
【0015】また制御部7は流量計4のデータを受け、
この値が設定値である定量に到達した場合に、前記ポン
プ5に駆動停止を指令する(ステップ112,11
3)。これと同時に警報装置8から警報出力を発生し
(ステップ114)、アジテータ1aの回転駆動を指令
するとともに、前記メータ2およびパイプ3の撤去を指
令する。
【0016】ステップ114における警報信号を受けて
オペレータがメータ2およびパイプ3を撤去した後、ア
ジテータ1aを高速回転させる(ステップ116,11
7)。その後再度ステップ108に戻り、前記と同一の
制御動作を繰返すことになるのである。
【0017】なお、前記実施例ではメータ2,パイプ3
の供給撤去作業およびアジテータ1aの回転作業は警報
出力に基づきオペレータの手動で行っているが、前記制
御部7の指令に基づき自動制御により行うこともでき
る。
【0018】
【発明の効果】以上実施例により説明したように、この
発明によるコンシステンシー管理装置にあっては、サン
プリングを行うことなく、生コン車のアジテータ内のコ
ンクリート中にロータを直接貫入するとともに、これを
進退させてその貫入量を調整することにより、アジテー
タ内のコンクリートの量に左右されることなくそのスラ
ンプ値を精度良く測定し、このスランプ値を精度良く測
定し、このスランプ値を介してコンシステンシーを把握
でき、またこの値に基づき自動的に流動化剤を投入して
コンシステンシーの調整を行えるため、測定および調整
のための時間や手間を省力化することができる。さらに
は晶質管理のロットを小さくすることができ、コンクリ
ートの品質向上にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるコンシステンシー管理装置の
説明図である。
【図2】同管理装置に用いられるコンシステンシーメー
タの側面図である。
【図3】(a)はメータ回転数とスランプ値との関係を
示すグラフである。(b)はスランプ増大量と流動化剤
の流量との関係を示すグラフである。
【図4】同管理装置の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 生コン車 1a アジテータ 2 コンシステンシーメータ 2b ロータ 2d モータ 2d デジタル回転計 3 パイプ 4 流量計 5 ポンプ 6 流動化剤の貯留タンク 7 制御部 8 警報装置 C コンクリート
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−16531(JP,A) 特開 昭58−52546(JP,A) 特公 昭51−17072(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生コン車のアジテータ内のコンクリート
    中に進退可能に直接貫入されるロータと、該ロータを回
    転させるモータと、該モータの回転数を検出する検出手
    段と、該検出手段の検出値と目標値とを比較する手段
    と、前記検出値が前記目標値に到達しない場合に、流動
    化剤を前記コンクリート内に定量吐出する吐出手段とを
    備えたことを特徴とするコンシステンシー管理装置。
JP3031309A 1991-02-01 1991-02-01 コンシステンシー管理装置 Expired - Lifetime JP2754929B2 (ja)

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JP3031309A JP2754929B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 コンシステンシー管理装置

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JP3031309A JP2754929B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 コンシステンシー管理装置

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JPH04248443A JPH04248443A (ja) 1992-09-03
JP2754929B2 true JP2754929B2 (ja) 1998-05-20

Family

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8311678B2 (en) * 2010-06-23 2012-11-13 Verifi Llc Method for adjusting concrete rheology based upon nominal dose-response profile

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117072A (ja) * 1974-08-02 1976-02-10 Yoshiko Arai Moosaikangenshooryoono rokasoochi
JPS5852546A (ja) * 1981-09-22 1983-03-28 Niigata Eng Co Ltd トラツクミキサにおける生コンクリ−トのスランプ値測定方法
JPS5916531A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Shin Meiwa Ind Co Ltd コンクリ−トミキサ車

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Publication number Publication date
JPH04248443A (ja) 1992-09-03

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