JPH0658311B2 - コンクリートスランプ計測装置 - Google Patents

コンクリートスランプ計測装置

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JPH0658311B2
JPH0658311B2 JP60115671A JP11567185A JPH0658311B2 JP H0658311 B2 JPH0658311 B2 JP H0658311B2 JP 60115671 A JP60115671 A JP 60115671A JP 11567185 A JP11567185 A JP 11567185A JP H0658311 B2 JPH0658311 B2 JP H0658311B2
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hydraulic
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slump
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浩明 増田
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石川島播磨重工業株式会社
石川島建機株式会社
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生コンクリートスランプをコンクリート混練
中に計測するコンクリートスランプ計測装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
生コンクリートの硬化強度は、練上り軟さ、スランプに
大きく影響される。コンクリートを混練する場合、同じ
材料を同一配分で行つたとしても必ずしも同じスランプ
の生コンクリートが練上るとは限らない。これは骨材中
の水分含有率がスランプを大きく左右する為であり、予
め骨材中の水分を測定して投入水量を決定しているが、
正確を期にするには練上り生コンクリートのスランプを
計測して投入水量の補正をすることが好ましい。
生コンクリートの混練中にスランプを計測する従来の方
法として、コンクリートミキサで混練中、混練翼駆動電
動モータの負荷電流、又は負荷電力の変動パターンを利
用してスランプを推定するものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し、上記従来の方法は電動モータで直接混練翼を駆動
する方式のコンクリートミキサにあつては有効である
が、油圧モータ駆動のミキサにあつては、電動モータが
油圧モータ等油圧系を介して混練翼を駆動している為、
負荷電流、負荷電力は混練翼の負荷抵抗を正確に伝達し
ない。従つて、油圧モータ駆動のミキサには上記従来の
方法は有効でないという問題がある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は上記した問題を解消するものであり、油圧モー
タ駆動のコンクリートミキサの駆動油圧力を検出する油
圧力検出器と、 生コンクリートの材料の最終投入時期を検出する投入検
出器と、 前記油圧モータの回転数を検出する回転検出器と、 前記油圧力検出器から油圧力検出値が入力されると共
に、前記投入検出器から検出信号が入力され、該投入検
出器からの検出信号が入力された時点より、前記油圧力
検出器からの油圧力検出値を出力する同期回路と、 該同期回路から油圧力検出値が入力されると共に、前記
回転検出器から油圧モータの1回転毎の回転信号が入力
され、該回転信号を基に油圧モータの1回転毎の油圧変
動を積分して平均化し、油圧モータの1回転毎の油圧平
均値を出力する積分平均化回路と、 予め求められたスランプ値に対応する油圧変動パターン
が記憶された記憶器と、 前記積分平均化回路から入力される油圧モータの1回転
毎の油圧平均値に基づき実際の油圧変動パターンを求
め、該実際の油圧変動パターンと前記記憶器に記憶され
た油圧変動パターンとを比較してスランプ値を演算する
演算器と、 該演算器で演算したスランプ値を表示するスランプ表示
器と を備えたことを特徴とするものである。
〔作 用〕
コンクリート混練時には、油圧モータの駆動油圧力が油
圧力検出器で検出されると共に、油圧モータの回転数が
回転検出器で検出され、投入検出器によって生コンクリ
ートの材料の最終投入時期が検出されると、その時点よ
り前記油圧力検出器からの油圧力検出値が同期回路から
積分平均化回路へ出力され、該積分平均化回路において
前記回転検出器からの回転信号を基に油圧モータの1回
転毎の油圧変動が積分されて平均化され、油圧モータの
1回転毎の油圧平均値が演算器へ出力され、該演算器に
おいて、前記積分平均化回路からの油圧モータの1回転
毎の油圧平均値に基づき実際の油圧変動パターンが求め
られ、該実際の油圧変動パターンと記憶器に予め記憶さ
れたスランプ値に対応する油圧変動パターンとが比較さ
れてスランプ値が演算され、該演算されたスランプ値が
スランプ表示器に表示される。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
第1図中(1)はコンクリートミキサであり、該コンクリ
ートミキサ(1)の混練翼(2)は油圧モータ(3)によつて駆
動され、該油圧モータ(3)への圧油の供給は電動モータ
(4)によつて駆動される油圧ポンプ(5)によつてなされ
る。
油圧モータ(3)と油圧ポンプ(5)とを結ぶ油圧ライン(6)
に油圧力検出器(7)を設け、該検出器(7)をプリアンプ
(8)に接続し、更にプリアンプ(8)に同期回路(9)、同期
回路(9)に積分平均化回路(10)、積分平均化回路(10)に
演算器(11)、演算器(11)にスランプ表示器(12)を順次接
続する。又、同期回路(9)に材料の投入時期を検出する
投入検出器(13)を接続し、積分平均化回路(10)には油圧
モータ(3)の回転数を検出する回転検出器(14)を接続す
る。更に前記演算器(11)には記憶器(15)及び表示器(16)
を接続し、記憶器(15)には設定器(17)を接続する。
ここで、コンクリート(18)を混練した時の混練翼の負荷
トルクを経時的に追つてみると材料の投入に従い増加
し、混練が進むにつれて低下し練上ると略一定になる。
油圧モータ(3)で混練翼(2)を駆動している場合負荷トル
クの変化は油圧の変化として現われ、油圧Pと時間Tと
の関係を図示すると第2図の如くなる。
第2図はスランプをパラメータとして表示してあるもの
でスランプ値の大きいもの、S4>S3>S2>S1(柔ら
かいもの程)低位の曲線を描く、従つて予めスランプ値
の分つている曲線S1、S2、S3、S4を実験、実績で求
めておき、測定すべき生コンクリートの油圧変化曲線S
xと前記既知の曲線とを比較すれば曲線Sxのスランプ値
を求めることができる。
次に作用を説明する。
油圧モータ(3)によつて混練翼(2)を回転した時の負荷ト
ルクは、油圧を検出器(7)により検出することによつて
検出される。検出器(7)からの検出結果はプリアンプ(8)
へ入力され所要の状態に増幅されて同期回路(9)へ入力
される。材料の最終投入時期は投入検出器(13)によつて
検出され、この検出信号は同期回路(9)へ入力され、同
期回路(9)は該検出信号が入力されることにより前記増
幅された油圧検出値が積分平均化回路(10)へ出力され
る。該積分平均化回路(10)へは回転検出器(14)から1回
転毎に発信される回転信号が入力されており、積分平均
化回路(10)では回転信号を基に1回転毎の油圧変動を積
分し平均化して、1回転毎の油圧平均値を演算器(11)へ
出力している。前記記憶器(15)には各スランプ値の油圧
変動カーブS1、S2、S3、S4…が設定器(17)により入
力されており、演算器(11)ではこのカーブS1、S2、S
3、S4…と検出したカーブSxを比較しスランプ値を演
算してスランプ表示器(12)をもつて表示せしめる。又、
表示器(16)にはカーブS1、S2、S3、S4…とカーブS
xを第2図の如く同時に表示し、作業者のスランプ判定
の資料として供する。
〔発明の効果〕
以上述べた如く本発明によれば、生コンクリートの材料
の最終投入時期を基準として、実際の油圧変動パターン
を求め、該実際の油圧変動パターンと予め求められた油
圧変動パターンとを比較してスランプ値を演算している
ため、常に同一条件のもとで油圧モータ駆動のコンクリ
ートミキサの混練中におけるスランプの計測を精度よく
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する為の装置の1例を示すブロッ
ク図、第2図はコンクリート混練時の油圧ラインの圧力
変動を示す線図である。 (3)は油圧モータ、(6)は油圧ライン、(7)は油圧力検出
器、(11)は演算器、(15)は記憶器、(17)は設定器を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧モータ駆動のコンクリートミキサの駆
    動油圧力を検出する油圧力検出器と、 生コンクリートの材料の最終投入時期を検出する投入検
    出器と、 前記油圧モータの回転数を検出する回転検出器と、 前記油圧力検出器から油圧力検出値が入力されると共
    に、前記投入検出器から検出信号が入力され、該投入検
    出器からの検出信号が入力された時点より、前記油圧力
    検出器からの油圧力検出値を出力する同期回路と、 該同期回路から油圧力検出値が入力されると共に、前記
    回転検出器から油圧モータの1回転毎の回転信号が入力
    され、該回転信号を基に油圧モータの1回転毎の油圧変
    動を積分して平均化し、油圧モータの1回転毎の油圧平
    均値を出力する積分平均化回路と、 予め求められたスランプ値に対応する油圧変動パターン
    が記憶された記憶器と、 前記積分平均化回路から入力される油圧モータの1回転
    毎の油圧平均値に基づき実際の油圧変動パターンを求
    め、該実際の油圧変動パターンと前記記憶器に記憶され
    た油圧変動パターンとを比較してスランプ値を演算する
    演算器と、 該演算器で演算したスランプ値を表示するスランプ表示
    器と を備えたことを特徴とするコンクリートスランプ計測装
    置。
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