JPH0996599A - 流動性測定方法及びその装置 - Google Patents

流動性測定方法及びその装置

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JPH0996599A
JPH0996599A JP7413796A JP7413796A JPH0996599A JP H0996599 A JPH0996599 A JP H0996599A JP 7413796 A JP7413796 A JP 7413796A JP 7413796 A JP7413796 A JP 7413796A JP H0996599 A JPH0996599 A JP H0996599A
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JP
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stirring blade
fluidity
tank
cement
based material
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JP7413796A
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English (en)
Inventor
Kanjiro Ishizaki
寛治郎 石崎
Yasubumi Fukaya
泰文 深谷
Kenji Sugai
研自 菅井
Isao Oda
勲 小田
Shoichi Igarashi
省一 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TODEN KANKYO ENG
TOUDEN KANKYO ENG KK
Chichibu Onoda Cement Corp
Original Assignee
TODEN KANKYO ENG
TOUDEN KANKYO ENG KK
Chichibu Onoda Cement Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い流動性を有する固化材の流動性測定
を簡単、かつ、正確に行え、流動性の自動管理が可能と
なる技術を提供することである。 【解決手段】 槽内にセメント系材料を投入する工程
と、前記槽内に投入されたセメント系材料を攪拌羽根の
上端によって形成される仮想面の少なくとも一部が覆わ
れることがないよう前記攪拌羽根を制御・回転させる攪
拌工程と、前記攪拌工程における前記攪拌羽根の回転に
要する駆動力を検出する検出工程と、前記検出工程で得
た情報をセメント系材料の流動性データに換算する換算
工程とを具備する流動性測定方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放射性廃棄
物の固化材、特にモルタルなどを放射性廃棄物処理容器
内に充填するに際して用いられる技術に関するものであ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】原子力関連施設から排
出される低レベル放射性廃棄物は、ドラム缶に収納さ
れ、モルタルを充填して固化処理した後、施設内に保管
される。ところで、良好な固化体を得るためには、ドラ
ム缶に充填されるモルタルが一定レベルの流動性を有し
ていることが重要であり、モルタルの仕込み時に厳しい
流動性の管理が必要となる。
【0003】従来より、モルタルなどの高い流動性を有
する固化材の流動性測定にはPロート法が用いられて来
た。中でも、土木学会基準H−III −1「プレパックド
コンクリートの注入モルタルのコンシステンシー試験方
法(Pロートによる方法)」が特に良く用いられてい
る。この方法は、Pロートと呼ばれる器具内にモルタル
を充填した後、下端の排出口から流下させ、連続して流
出しているモルタルが初めて途切れるまでに要する流出
時間(Pロート流出時間、以下Pロート値)を計測する
もので、これによって得られたデータが流動性を表す指
標となる。
【0004】しかし、このPロート法は自動化が難し
く、現状では人手に頼っての作業とならざるをえない。
このため、放射性廃棄物が収納されたドラム缶へモルタ
ルを充填する現場に長時間留まっていなければならず、
人体に好ましくない環境下での作業となるので、安全面
で問題がある。尚、コンクリートの仕込み作業にあって
は、流動性の管理を自動的に行う装置が既に用いられて
いるが、この装置では本件が対象とするモルタルの流動
性データを再現性良く得ることは出来なかった。
【0005】こうした課題を解決するため鋭意研究を推
し進めていった結果、本発明者は、測定をある条件下で
行えば流動性データを再現性良く得られることを見出し
た。すなわち、測定時に特定の状況を維持し、この状況
下で攪拌羽根の回転に要する駆動力を測定した場合、駆
動力データと流動性データ(Pロート値)とが相関関係
を持つことが判って来た。
【0006】そして、攪拌羽根の形状や寸法、回転速
度、原料の充填率などを様々に変化させて研究を進めた
結果、駆動手段の駆動力とPロート値との間に明確な相
関関係が成立するような攪拌状況を見出した。これは遠
心力によって固化材が槽の壁面側に押し退けられ、回転
する攪拌羽根の上端が完全に液中に没していない状況で
あって、攪拌羽根の上端が完全に液中に没する直前まで
は、駆動手段の駆動力とPロート値との間に正の相関関
係が成立する。従って、この状況下における駆動手段の
駆動力を検出すれば、検量線を用いて容易にPロート値
を得ることが可能となる。
【0007】つまり、特定の攪拌状況下における駆動手
段の駆動力を検出し、これをPロート値に換算すれば、
流動性測定に掛かる手間が大幅に軽減され、流動性の測
定・管理を自動化出来るようになる。本発明は上述した
如くの知見に基づいてなされたものであって、高い流動
性を有する固化材の流動性測定を簡単、かつ、正確に行
え、流動性の自動管理が可能となる技術の提供を目的と
する。
【0008】更に、流動性の測定を、セメント、水、
砂、混和剤などの材料を攪拌・混合(混練)する際に、
これと同時に行うことができ、すなわち混練工程におい
て測定出来るようにし、流動性測定に余分な手間を必要
とせず、簡単、かつ、正確に行え、流動性の自動管理が
可能となる技術の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、槽
内にセメント系材料を投入する工程と、前記槽内に投入
されたセメント系材料を攪拌羽根の上端によって形成さ
れる仮想面の少なくとも一部が覆われることがないよう
前記攪拌羽根を制御・回転させる攪拌工程と、前記攪拌
工程における前記攪拌羽根の回転に要する駆動力を検出
する検出工程と、前記検出工程で得た情報をセメント系
材料の流動性データに換算する換算工程とを具備するこ
とを特徴とする流動性測定方法によって達成される。
【0010】特に、槽内にセメント系材料を投入する工
程と、前記槽内においてパドル型の攪拌羽根を規定速度
で回転させ、前記攪拌羽根の上端が完全にセメント系材
料中に没していないように前記攪拌羽根を制御・回転さ
せる攪拌工程と、前記槽内においてパドル型の攪拌羽根
を規定速度で回転させ、前記攪拌羽根の上端が完全にセ
メント系材料中に没していないように前記攪拌羽根を回
転させるために必要な駆動力を検出する検出工程と、前
記検出工程で検出された駆動力データを流動性データに
換算する換算工程とを具備することを特徴とする流動性
測定方法によって達成される。
【0011】又、セメント系材料が投入される槽と、こ
の槽内に投入されたセメント系材料を混練するパドル型
の攪拌羽根と、この攪拌羽根を回転させる駆動手段と、
前記攪拌羽根が前記槽内において所定速度で回転するた
めに必要な前記駆動手段の駆動力を検出する検出手段
と、この検出手段から得られた駆動力データを投入され
たセメント系材料の流動性データに換算する換算手段
と、この換算手段から得られた流動性データを出力する
出力手段とを具備してなることを特徴とする流動性測定
装置によって達成される。
【0012】尚、上記流動性測定方法にあっては、槽の
深さ寸法に対する原料の充填高さの比率が、0.2〜
0.5であることが好ましい。すなわち、この範囲内で
あれば測定に適した攪拌状況を確実に再現することがで
き、又、同時に十分な仕込み量も確保出来る。又、上記
流動性測定装置にあっては、槽の内径に対する攪拌羽根
の径の比率が0.5〜0.9であることが好ましく、特
に0.6〜0.7であることが好ましい。すなわち、こ
の範囲のものであれば、十分な攪拌抵抗が得られると共
に、混練も良好に行われ、均質な固化材が得られる。か
つ、槽内に投入されたセメント系材料で攪拌羽根の上端
によって形成される仮想面の少なくとも一部が覆われる
ことがないような状況の達成が容易なものとなる。
【0013】又、攪拌羽根としては、特に回転軸の周囲
に放射状に設けられた複数の湾曲板からなるものが好ま
しい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の第1実施形
態を示すもので、図1は放射性廃棄物処理容器内に放射
性廃棄物固化材、特にモルタルを充填する装置の要部
(流動性測定装置)構成を示す概念図、図2は攪拌羽根
の斜視図、図3は混練槽内に原料を投入した状態を示す
側面図、図4A,B,C,Dは混練槽内における固化材
の攪拌状況を示す側面図、図5は検量線の一例を示すグ
ラフである。
【0015】各図中、1はセメント系材料、特にモルタ
ルの原料が投入される縦長な混練槽であり、下端にはモ
ルタルの排出管2が設けられている。3は混練用の攪拌
羽根であって、図2に示す如く、回転軸4の下端部周囲
に放射状に設けられた複数の円弧状板から構成される。
尚、攪拌羽根3としては円弧状板の代わりに平板を放射
状に設けたものや、あるいは平板を回転軸に対して傾斜
させて放射状に設けたものなどの変形型も用いることが
出来る。
【0016】5は電動機であって、その出力軸は回転軸
4に接続されている。特に図示していないが、攪拌羽根
3は電動機5と共に上下方向に変位可能であって、必要
に応じて混練槽1内から退避出来るよう構成されてい
る。6〜9はモルタルの原料が収納された容器であり、
容器6には水が、容器7には砂が、容器8にはセメント
が、そして容器9には混和剤が収納されている。
【0017】これらの原料は、それぞれの排出管の途中
に設けた弁6a,7a,8a,9aを開閉することで、
所望の量だけ混練槽1内に投入出来るようになってお
り、これによってモルタルの組成が好適なものとなるよ
う調整される。10は電動機5の出力(電力値)を検出
する検出器、11は検量線が記憶させられたCPUであ
り、このCPU11によって検出器10からの電力値デ
ータが流動性データ、すなわちPロート流下時間に換算
される。
【0018】12は測定結果が表示されるモニタ、13
は測定結果を印字するプリンタである。次に、上記流動
性測定装置を用いた流動性の測定方法について説明す
る。先ず、図3に示す如く、深さh2 の混練槽1内に各
種原料を所定の比率で、高さh1 まで充填する。ここ
で、h1 /h2 は0.2〜0.5である。又、混練槽1
の内径d2 に対する攪拌羽根3の径d1 の比率d1 /d
2 は、0.5〜0.9とした。
【0019】続いて、攪拌羽根3を規定速度で回転さ
せ、混練槽1内に投入された原料を一定時間混練する。
この攪拌羽根3による混練に際して、モルタルの表層面
が図4のAないしはBとなるように制御する。すなわ
ち、混練槽1内に投入、攪拌されたモルタルの表層面で
攪拌羽根3の上端によって形成される仮想面の少なくと
も一部が覆われないよう(攪拌羽根3の上端が完全にモ
ルタル材料中に没していないよう)制御する。尚、図4
のAは、モルタルの表層面が攪拌羽根3の上端仮想面を
覆う割合(面積比)が約3/4であり、図4のBは、モ
ルタルの表層面が攪拌羽根3の上端仮想面を殆ど覆って
おり、その回転軸4の近傍のみが覆われていない状況を
示す。これに対して、図4のC,Dは、モルタルの表層
面が攪拌羽根3の上端仮想面を完全に覆っている状況で
ある。
【0020】混練槽1内のモルタルが、図4のAないし
はBに示す範囲に対応した流動状況となるよう攪拌羽根
3の回転速度を設定したならば、この設定された回転速
度で攪拌羽根3を回転させるのに要する電動機5の電力
値を検出器10によって検出する。上記流動状況におい
ては、電動機5の電力値とPロート流下時間との間に正
の相関関係が成立しているので、検出されたデータは、
予め作成されCPU11に記憶させた検量線(図5に一
例を示す。実線は300rpm、破線は250rpm)
によってPロート流下時間に換算される。そして、この
結果がモニタ12やプリンタ13によって出力される。
【0021】本発明の測定方法を用いて、実際にモルタ
ルの流動性を測定したので、その結果を以下に示す。 〔測定条件〕 混練槽内径 :500mm 電動機の最大出力 :2.2kW(200V) 攪拌羽根の径 :300mm(d1 /d2 =0.6) 回転速度 :300rpm 水・セメント比(W/C):0.42〜0.50(4段階) 充填率(h1 /h2 ) :0.4 混和剤添加量 :セメント重量の0.1% 〔結果〕 W/C 電力値(kW) 換算Pロート値(秒) Δ 0.42 0.632 36.0 5%以内 0.44 0.585 29.9 5%以内 0.47 0.544 24.0 5%以内 0.50 0.497 16.0 5%以内 *Δは(実測Pロート値−換算Pロート値)/(実測Pロート値) この結果より、水・セメント比が高くなるほど、逆にP
ロート値は小さくなっており、実際の特性を良く反映し
ていることが判る。又、本発明の方法によって得られた
データは、実際にPロート法によって測定されたデータ
からの誤差が小さく、精度の高い測定が可能であること
が判る。
【0022】尚、攪拌羽根3による混練を図4のC,D
に設定して行った処、Pロート値との間には相関関係が
認められず、流動性を求めることが出来なかった。上記
第1実施形態では、駆動力として電力値(電流値)を検
出するよう構成した例を示したが、電力値以外にも、例
えばトルク値を検出して同様の測定を行うことができ
る。以下では、第2実施形態として、トルク値を検出し
て流動性を測定する技術について説明する。
【0023】この第2実施形態でも、装置の構成は上記
第1実施形態のものと略同一であり、検出器10のみ
が、攪拌羽根3の回転に要する電動機5の電力値ではな
くトルク値を検出するようになっている。すなわち、C
PU11によって検出器10からのトルクデータが流動
性データ、すなわちPロート流下時間に換算される。流
動性の測定についても、上記第1実施形態と同様にして
行われ、図3に示す如く、混練槽1内に各種原料を所定
の比率で充填し、攪拌羽根3を規定速度で回転させて混
練槽1内に投入された原料を一定時間混練する。
【0024】そして、この攪拌羽根3による混練に際し
て、モルタルの表層面が図4のAないしはBとなるよう
に制御する。すなわち、混練槽1内に投入、攪拌された
モルタルの表層面で攪拌羽根3の上端によって形成され
る仮想面の少なくとも一部が覆われないよう(攪拌羽根
3の上端が完全にモルタル材料中に没していないよう)
制御する。
【0025】混練槽1内のモルタルが、図4のAないし
はBに示す範囲に対応した攪拌状況となるよう攪拌羽根
3の回転速度を設定したならば、この設定された回転速
度で攪拌羽根3を回転させるのに要する電動機5のトル
ク値を検出器10によって検出する。この流動状況にお
いては、電動機5のトルク値とPロート流下時間との間
に正の相関関係が成立しているので、検出されたトルク
データは、予め作成されCPU11に記憶させた検量線
(図6にその一例を示す。但し、モルタル温度は20
℃)によってPロート流下時間に換算される。そして、
この結果がモニタ12やプリンタ13によって出力され
る。
【0026】本発明の技術を用いて、実際にモルタルの
流動性を測定したので、その結果を以下に示す。 〔測定条件〕 混練槽内径 :500mm 電動機の最大出力 :2.2kW(200V) 攪拌羽根の径 :300mm(d1 /d2 =0.6) 回転速度 :300rpm 水・セメント比(W/C):0.33〜0.44(6段階) 充填率(h1 /h2 ) :0.4 混和剤添加量 :セメント重量の0.1% 〔結果〕 W/C モルタル温度 トルク値 換算Pロート値(秒) Δ 0.33 28.5 1.40 52.8 3%以内 0.33 28.5 1.33 52.7 3%以内 0.33 29.0 1.32 51.4 3%以内 0.34 28.0 1.25 42.5 3%以内 0.34 28.3 1.31 42.1 3%以内 0.34 28.7 1.29 42.3 3%以内 0.35 28.0 1.20 31.6 3%以内 0.35 28.0 1.22 32.2 3%以内 0.35 27.8 1.19 31.9 3%以内 0.38 26.5 1.01 21.5 3%以内 0.38 26.5 1.02 21.9 3%以内 0.38 26.2 1.05 20.5 3%以内 0.41 26.0 0.97 16.2 3%以内 0.41 26.5 0.93 16.2 3%以内 0.41 26.5 0.95 16.5 3%以内 0.44 28.5 0.84 13.7 3%以内 0.44 27.8 0.85 13.8 3%以内 0.44 27.5 0.85 13.8 3%以内 *モルタル温度〔℃〕:トルク値〔kg・m〕:換算Pロート値〔秒〕 Δは(実測Pロート値−換算Pロート値)/(実測Pロート値) この結果から、第1実施形態と同様に、水・セメント比
が大きくなるに伴い、換算Pロート値は逆に小さくなっ
ており、実際の特性と良く合致していることが判る。
又、本発明の測定方法によって得られたデータは、実際
にPロート法によって測定されたデータからの誤差が小
さく、測定精度が高いことが判る。
【0027】尚、この第2実施形態でも、攪拌羽根3に
よる混練を図4のCないしはDに示す状況に設定して行
った処、トルク値とPロート値との間には何ら相関関係
が認められず、流動性データを得ることは出来なかっ
た。
【0028】
【発明の効果】高い流動性を有する液剤の流動性測定を
簡単、かつ、正確に行え、流動性の自動管理が可能とな
る。特に、液剤がモルタルなどの固化材である場合、そ
の流動性の測定を、セメント、水、砂、混和剤などの材
料を攪拌・混合(混練)する際に、これと同時に行うこ
とができ、すなわち混練工程において測定出来るような
り、流動性測定に余分な手間を必要とせず、簡単、か
つ、正確に行え、流動性の自動管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流動性測定装置の構成を示す概念図である。
【図2】攪拌羽根の斜視図である。
【図3】混練槽内に原料を投入した状態を示す側面図で
ある。
【図4】A,B,C,Dは混練槽内における固化材の攪
拌状況を示す側面図である。
【図5】電力値をPロート値に換算するための検量線の
一例を示すグラフである。
【図6】トルク値をPロート値に換算するための検量線
の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 混練槽 2 排出管 3 攪拌羽根 4 回転軸 5 電動機 6〜9 原料収納容器 10 検出器 11 CPU 12 モニタ 13 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 研自 東京都港区芝浦4−6−14 東電環境エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 小田 勲 東京都港区芝浦4−6−14 東電環境エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 五十嵐 省一 東京都港区芝浦4−6−14 東電環境エン ジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内にセメント系材料を投入する工程
    と、 前記槽内に投入されたセメント系材料を攪拌羽根の上端
    によって形成される仮想面の少なくとも一部が覆われる
    ことがないよう前記攪拌羽根を制御・回転させる攪拌工
    程と、 前記攪拌工程における前記攪拌羽根の回転に要する駆動
    力を検出する検出工程と、 前記検出工程で得た情報をセメント系材料の流動性デー
    タに換算する換算工程とを具備することを特徴とする流
    動性測定方法。
  2. 【請求項2】 槽内にセメント系材料を投入する工程
    と、 前記槽内においてパドル型の攪拌羽根を規定速度で回転
    させ、前記攪拌羽根の上端が完全にセメント系材料中に
    没していないように前記攪拌羽根を制御・回転させる攪
    拌工程と、 前記槽内においてパドル型の攪拌羽根を規定速度で回転
    させ、前記攪拌羽根の上端が完全にセメント系材料中に
    没していないように前記攪拌羽根を回転させるために必
    要な駆動力を検出する検出工程と、 前記検出工程で検出された駆動力データを流動性データ
    に換算する換算工程とを具備することを特徴とする流動
    性測定方法。
  3. 【請求項3】 槽の深さ寸法に対するセメント系材料の
    充填高さの比率が、0.2〜0.5であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の流動性測定方法。
  4. 【請求項4】 セメント系材料が投入される槽と、 この槽内に投入されたセメント系材料を混練するパドル
    型の攪拌羽根と、 この攪拌羽根を回転させる駆動手段と、 前記攪拌羽根が前記槽内において所定速度で回転するた
    めに必要な前記駆動手段の駆動力を検出する検出手段
    と、 この検出手段から得られた駆動力データを投入されたセ
    メント系材料の流動性データに換算する換算手段と、 この換算手段から得られた流動性データを出力する出力
    手段とを具備してなることを特徴とする流動性測定装
    置。
  5. 【請求項5】 槽の内径に対する攪拌羽根の径の比率が
    0.5〜0.9であることを特徴とする請求項4に記載
    の流動性測定装置。
  6. 【請求項6】 攪拌羽根は回転軸の周囲に放射状に設け
    られた複数の湾曲板からなることを特徴とする請求項4
    又は請求項5に記載の流動性測定装置。
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