JP2754845B2 - スチームアイロン - Google Patents
スチームアイロンInfo
- Publication number
- JP2754845B2 JP2754845B2 JP6468990A JP6468990A JP2754845B2 JP 2754845 B2 JP2754845 B2 JP 2754845B2 JP 6468990 A JP6468990 A JP 6468990A JP 6468990 A JP6468990 A JP 6468990A JP 2754845 B2 JP2754845 B2 JP 2754845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- wall
- handle
- base cover
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うスチームアイロン
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来、スチームアイロンのベースカバーと把手とで水
タンクを形成したものは、例えば特開昭49−47000号公
報に示されており、具体的には第3図のようになってい
た。
タンクを形成したものは、例えば特開昭49−47000号公
報に示されており、具体的には第3図のようになってい
た。
すなわち、ベースの上面側を覆ったベースカバー11の
上面に凹部12を形成し、上記ベースカバー11の上方に設
置した把手13の内面より、前記凹部12に向かって壁14を
延設させることによってタンク15を形成したもので、凹
部12と壁14の嵌合部をパッキン材16によってシールして
おり、前記把手13とベースカバー11をねじ等の締結部品
17により一体に結合したものである。
上面に凹部12を形成し、上記ベースカバー11の上方に設
置した把手13の内面より、前記凹部12に向かって壁14を
延設させることによってタンク15を形成したもので、凹
部12と壁14の嵌合部をパッキン材16によってシールして
おり、前記把手13とベースカバー11をねじ等の締結部品
17により一体に結合したものである。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造では、把手13とベースカバー
11のシール部分がタンクの底部に位置して水漏れが生じ
やすいという問題があった。
11のシール部分がタンクの底部に位置して水漏れが生じ
やすいという問題があった。
つまり、ベースカバー11はベースの上面を覆うことか
ら高温に加熱されるために、例えばフェノール樹脂など
の耐熱性樹脂が使用される。また、把手13は外観、耐衝
撃性およびコストなどの面から、例えばポリプロピレン
樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられるのが一般的であ
る。そして、このようなベースカバー11と把手13が一体
化された状態で加熱されると、熱変形が生じるだけでな
く、薄くて柔らかい把手13の壁14の熱変形が大きく、特
に、高温となる壁14の下部では、壁14の全周に亘って所
期のシール状態を維持することができないものである。
ら高温に加熱されるために、例えばフェノール樹脂など
の耐熱性樹脂が使用される。また、把手13は外観、耐衝
撃性およびコストなどの面から、例えばポリプロピレン
樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられるのが一般的であ
る。そして、このようなベースカバー11と把手13が一体
化された状態で加熱されると、熱変形が生じるだけでな
く、薄くて柔らかい把手13の壁14の熱変形が大きく、特
に、高温となる壁14の下部では、壁14の全周に亘って所
期のシール状態を維持することができないものである。
そこで、本発明は水漏れのない耐久性に優れたスチー
ムアイロン得ることを目的としている。
ムアイロン得ることを目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために本発明は、ベース
カバーの上面に上方へ立ち上がた壁を立設し、この壁と
前記把手の内面をシール結合して水タンクを形成したも
のである。
カバーの上面に上方へ立ち上がた壁を立設し、この壁と
前記把手の内面をシール結合して水タンクを形成したも
のである。
作用 本発明のスチームアイロンは、上記構成により、把手
に設けた壁とベースカバーのシール部分がタンクの上方
に位置することになり、タンクに水が満たされている状
態であっても、シール部にかかる圧力が軽減されるので
ある。しかも、シール部がベースから遠ざかることから
低温に保持され、壁の熱変形によるシール破壊も生じに
くくなるのである。
に設けた壁とベースカバーのシール部分がタンクの上方
に位置することになり、タンクに水が満たされている状
態であっても、シール部にかかる圧力が軽減されるので
ある。しかも、シール部がベースから遠ざかることから
低温に保持され、壁の熱変形によるシール破壊も生じに
くくなるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図および第2図において、1はヒータ(図示
せず)によって加熱されるベース、2はこのベース1の
上面側を覆うベースカバーで、例えばフェノール樹脂な
どの耐熱性の樹脂で作られており、その上面には上方へ
立ち上がった環状の壁3を立設している。4はこのベー
スカバー2の上方に設置した把手で、例えばポリプロピ
レン樹脂などの熱可塑性樹脂で作られており、前記環状
の壁3に対向する位置に凹部5を設けている。そして、
この凹部5と壁3の嵌合部分は、シール材6によってシ
ールされ、ねじ7によって前記把手4とベースカバー2
を一体に結合して、タンク7を形成している。
する。第1図および第2図において、1はヒータ(図示
せず)によって加熱されるベース、2はこのベース1の
上面側を覆うベースカバーで、例えばフェノール樹脂な
どの耐熱性の樹脂で作られており、その上面には上方へ
立ち上がった環状の壁3を立設している。4はこのベー
スカバー2の上方に設置した把手で、例えばポリプロピ
レン樹脂などの熱可塑性樹脂で作られており、前記環状
の壁3に対向する位置に凹部5を設けている。そして、
この凹部5と壁3の嵌合部分は、シール材6によってシ
ールされ、ねじ7によって前記把手4とベースカバー2
を一体に結合して、タンク7を形成している。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
ベースカバー2の上面に立設した環状の壁3の上端に、
把手4の内面に形成した凹部5を嵌合させてシールする
ことにより、タンク7が構成されるとともに、上記シー
ル部がタンクの上方に位置し、このタンクに水が満たさ
れている状態であってもシール部にかかる圧力は少なく
なる。また、このシール部はタンクの上部になるのでベ
ースからの熱伝導も少なくなる。
ベースカバー2の上面に立設した環状の壁3の上端に、
把手4の内面に形成した凹部5を嵌合させてシールする
ことにより、タンク7が構成されるとともに、上記シー
ル部がタンクの上方に位置し、このタンクに水が満たさ
れている状態であってもシール部にかかる圧力は少なく
なる。また、このシール部はタンクの上部になるのでベ
ースからの熱伝導も少なくなる。
なお、上記シール部はタンクに規定量の水が満たされ
ている状態で、アイロンが水平状態に置かれたときに、
その水面より上方に位置していれば一層効果的である。
ている状態で、アイロンが水平状態に置かれたときに、
その水面より上方に位置していれば一層効果的である。
発明の効果 以上のように本発明は、ベースカバーの上面に上方へ
立ち上がった壁を立設し、この壁と前記把手の内面をシ
ール結合して水タンクを形成したことにより、タンクの
上方で把手とベースカバーのシール部分を位置させるこ
とができるため、タンクに水が満たされている状態であ
っても、シール部にかかる圧力が少なくなり、水漏れの
ない耐久性に優れたスチームアイロンを得ることができ
る。
立ち上がった壁を立設し、この壁と前記把手の内面をシ
ール結合して水タンクを形成したことにより、タンクの
上方で把手とベースカバーのシール部分を位置させるこ
とができるため、タンクに水が満たされている状態であ
っても、シール部にかかる圧力が少なくなり、水漏れの
ない耐久性に優れたスチームアイロンを得ることができ
る。
また、上記シール部がベースから離れた位置に設定さ
れるため、ベースからの熱によってシール部が過熱され
ることもなくなり、熱変形によるシール破壊もなく、長
期に亘って所期のシール強度を保持することができるも
のである。
れるため、ベースからの熱によってシール部が過熱され
ることもなくなり、熱変形によるシール破壊もなく、長
期に亘って所期のシール強度を保持することができるも
のである。
第1図は本発明の一実施例を示したスチームアイロンの
要部断面図、第2図は同要部の拡大断面図、第3図は従
来のスチームアイロンの部分断面図である。 1……ベース、2……ベースカバー、3……壁、4……
把手、7……タンク。
要部断面図、第2図は同要部の拡大断面図、第3図は従
来のスチームアイロンの部分断面図である。 1……ベース、2……ベースカバー、3……壁、4……
把手、7……タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−2494(JP,A) 特開 昭61−33946(JP,A) 特公 昭63−26679(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】ヒータによって加熱されるベースと、この
ベースの上方に配置したベースカバーと、このベースカ
バー上に取り付けられた把手とを備え、上記ベースカバ
ーの上面に上方へ立ち上がった壁を立設し、この壁と前
記把手の内面をシール結合して水タンクを形成したスチ
ームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6468990A JP2754845B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | スチームアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6468990A JP2754845B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | スチームアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03264098A JPH03264098A (ja) | 1991-11-25 |
JP2754845B2 true JP2754845B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13265373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6468990A Expired - Fee Related JP2754845B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | スチームアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754845B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523496A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アイロン |
FR2852028B1 (fr) * | 2003-03-03 | 2005-06-24 | Seb Sa | Fer a vapeur avec jupe plastique enfermant la chambre de vaporisation |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP6468990A patent/JP2754845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03264098A (ja) | 1991-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |