JP2750482B2 - 原稿台移動式複写機 - Google Patents

原稿台移動式複写機

Info

Publication number
JP2750482B2
JP2750482B2 JP3307443A JP30744391A JP2750482B2 JP 2750482 B2 JP2750482 B2 JP 2750482B2 JP 3307443 A JP3307443 A JP 3307443A JP 30744391 A JP30744391 A JP 30744391A JP 2750482 B2 JP2750482 B2 JP 2750482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document table
platen
moving body
guide
copying machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3307443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05142668A (ja
Inventor
洋 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP3307443A priority Critical patent/JP2750482B2/ja
Publication of JPH05142668A publication Critical patent/JPH05142668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2750482B2 publication Critical patent/JP2750482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿台移動式の複写機
において、移動可能な原稿台に対する安全対策に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿台移動式の複写機は、図11
に示すように、複写機本体1の上面に、原稿台2の移動
の負荷軽減や精度向上のため、スライドレール3を取り
付けている。
【0003】この原稿台2を図12のように使用者が不
用意に動かし過ぎてしまつた場合、原稿台2が落下して
しまい、使用者に怪我をさせたり、原稿台2が破損して
しまつたりした。そのため、スライドレール3内にスト
ツパー4を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、図13のように使用者が不用意にスライド
レール3に指を置いていた時に、コピー動作等で原稿台
2が動いてくると、図14のように指を挟み、怪我をす
ることにもなりかねない。そこで、図15のように板5
をスライドレール3上に余分に追加し、指が入り込まな
いようにする方法も一部でとられていたが、コストアツ
プとなつてしまう。
【0005】そこで、本発明は、原稿台の外れ、落下お
よび指が挟まれるのを防止する対策を施しつつ、なおか
つコストアツプしない原稿台移動式複写機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く、複写機本体1の上面に、原稿台
2が移動自在に設けられ、該原稿台2に、移動体10が
原稿台2より外側に突出しないように固定され、前記移
動体10が、複写機本体1の上面に固定された案内体1
1に摺動自在に支持され、前記移動体10が案内体11
から抜け出すことを防止する移動規制部16が設けら
れ、該移動規制部16は、前記原稿台2の内側に配さ
、前記原稿台2の端部に、指が原稿台2の内部に入り
込むことを防ぐための遮閉板26が形成されたものであ
る。
【0007】また、移動体10および案内体11は、ボ
ール14を保持したリテーナー15を介して摺動可能と
され、移動規制部16として、前記リテーナー15の両
端に内片22,23が折曲形成され、前記移動体10の
両端に前記内片22,23に当接する外片20,21が
切起し形成され、前記案内体11に前記内片22,23
に当接する突片24,25が切起し形成されたものであ
る。
【0008】
【作用】上記課題解決手段において、使用者が原稿台2
を不用意に動かしすぎてしまつた場合、移動規制部16
により移動体10の移動が阻止される。そのため、原稿
台2が案内体11から外れて、落下するといつたことが
防止できる。
【0009】しかも、この移動規制部16は、原稿台2
よりも外側にはみ出していないので、指が引っ掛から
ず、原稿台2が移動してきても指を挟むことはない。
【0010】そして、遮閉板26によつて、指が原稿台
2の内部に入り込むことを防いでいるので、さらに安全
性を高めることができる。
【0011】その上、万が一、原稿台2側の移動規制部
が破損しても、遮閉板26が本体側の移動規制部により
規制されるので、その被害を最小にくい止めることがで
きる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す原稿台の断面
図、図2は同じく原稿台移動式複写機の斜視図、図3は
原稿台移動前のスライドレールの背面図、図4は原稿台
移動後のスライドレールの背面図、図5はスライドレー
ルの断面図、図6はスライドレールの移動時の動きを説
明する図、図7は移動体の平面図、図8はリテーナの平
面図、図9は案内体の平面図、図10はスライドレール
上に置いた指と原稿台との関係を示す図である。
【0013】本実施例の原稿台移動式複写機は、図1,
2の如く、複写機本体1の上面に、原稿台2が移動自在
に設けられ、該原稿台2に、移動体10が原稿台2より
外側に突出しないように固定され、前記移動体10が、
複写機本体1に固定された案内体11に摺動自在に支持
されている。
【0014】前記原稿台2は、開閉自在な原稿カバー1
2と、その下方の支持板13とからなり、該支持板13
上に原稿載置台を兼ねたガラス板が貼着され、そのガラ
ス板上に原稿をセツトしコピーをとるようになつてい
る。
【0015】そして、この支持板13を通じて、原稿台
2は、スライドレールへ取り付けられている。また、支
持板13には、ラツクギアが取り付けられており、複写
機本体1からのモーターによる駆動をラツクギアで受け
て、原稿台2がスライドレールに沿つて動く。
【0016】スライドレールは、前記移動体10および
案内体11と、移動時の荷重を軽くし、安定した動きを
得るためのボール14およびそのボール14を移動体1
0と案内体11との間に挟み込み支持しているリテーナ
ー15によつて構成されている。
【0017】前記移動体10は、下向きのコ字形、前記
案内体11は上向きのJ字形に形成され、互いに向きあ
つて、図5のように直接、接していない。
【0018】そして、ボール14を介しているため、移
動体10が図6の矢印Eの方向へLだけ移動すると、そ
の動きでボール14が回転して、ボール14を支持して
いるリテーナー15と移動体10の間はLだけ動いたこ
とになる。更にこのとき、ボール14の回転は案内体
にも伝わつていくため、案内体11は常に2対1の割
合で移動することになる。これらの効果もあり、スライ
ドレールによつて移動時の荷重を軽くすることができ
る。
【0019】ここで、移動体10にリテーナー15が抜
けないようなストツパーをつけておかないと、移動しす
ぎたときなどにスライドレールがバラバラになつてしま
う。
【0020】そこで、前記移動体10が案内体11から
抜け出すことを防止する移動規制部16が設けられてい
る。
【0021】該移動規制部16は、図7に示すように前
記移動体10の両端の一部を切欠いて下向きに折り曲げ
た第一、第二外片20,21と、図8に示すように前記
リテーナー15の両端に下向きに折り曲げた第一、第二
内片22,23と、図9に示すように前記案内体11の
中間部を切り欠いて上向きに折り曲げた第一、第二突片
24,25とからなる。
【0022】そして、図3に示すように原稿台2の移動
前では、前記第一突片24に前記第二内片23が当接
し、該第二内片23に前記第二外片21が当接してお
り、移動体10は図中左方向への移動が阻止されてい
る。
【0023】また、図4に示すように原稿台2の移動後
には、第二突片25に第一内片22が当接し、第一内片
22に第一外片20が当接して、移動体10はこれ以上
右方向へ移動しないように規制されている。
【0024】なお、前記各外片、内片、突片の幅方向の
位置関係は、図3,4に示したa,a,b
,c,d,e,e,f,f,g,hに対し
て、b>a>c、b>d>c、d>f+t、d
>e+t、f>e>g、f>h>g、h>a
+t,h>b+t(ただし、tは案内体11の板厚)
の関係があり、これらによつて第一、第二突片24,2
5は第一、二外片20,21の間にあり、第一、二内片
22,23の幅は第一外片20と第二外片21との間隔
よりも広い。
【0025】そして、各2ケ所の当接する場所が原稿台
2よりも外側にはみ出さないようにするために、図3に
示す移動体10の右端から第二突片25の右端までの長
さXおよび図4に示す移動体10の左端から第一突片
24の左端までの長さXを零に近づけるかまたはマイ
ナスになるようにする。更に、原稿台2またはテーブル
支持板13の幅をx+x+x(xは案内体11
の幅)よりも大きくしておく(x+x+x+α)
と、第一、二突片24,25は原稿台2より外に出るこ
とはなくなる。
【0026】また、前記支持板13の端部には、図1の
如く、下向きに折り曲げられた遮閉板26が設けられて
おり、この遮閉板26の下端と案内体11との間隔は、
4mm以下にされている。
【0027】上記のようにスライドレールを構成するこ
とによつて、使用者が原稿台2を不用意に動かしすぎて
しまつた場合、移動体10の移動に伴ってリテーナー1
5も移動し、リテーナー15の第一内片22が案内体1
1の第二突片25に当接して、さらに移動体10の第一
外片20が第一内片22に当接することで、移動体10
の動きが規制される。
【0028】あるいは、第二内片23に第一突片24お
よび第二外片21が当接しても、移動体10の動きが規
制される。そのため、原稿台2が案内体11から外れ
て、落下するといつたことが防止できる。
【0029】この移動規制部16は、原稿台2よりも外
側にはみ出していないので、指が引っ掛からず、指を挟
むことはない。
【0030】しかも、遮閉板26によつて、指が原稿台
2の内部に入り込むことを防いでいるので、さらに安全
性を高めることができる。
【0031】その上、万が一、原稿台2側の移動規制部
が破損しても、遮閉板26が本体側の移動規制部により
規制されるので、その被害を最小にくい止めることがで
きる。
【0032】したがつて、従来のように安全性を高める
ために、板を余分に追加する必要がなく、部材を加工す
るだけでコストアツプにならずに、原稿台2の外れ、落
下を防止でき、しかも指が挟まれることも防止できる。
【0033】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0034】本実施例では、遮閉板26は支持板13に
形成されているが、原稿カバー12あるいは移動体10
に形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、原稿台に、移動体が原稿台より外側に突出しな
いように固定され、前記移動体が、複写機本体の上面
固定された案内体に摺動自在に支持され、前記移動体が
案内体から抜け出すことを防止する移動規制部が設けら
れ、該移動規制部は、前記原稿台の内側に配されている
ので、従来のように安全性を高めるために、板を余分に
追加する必要がなく、原稿台の外れ、落下を防止でき、
しかも指が挟まれることも防止できる。また、移動規制
部は、移動体、案内体およびリテーナーの一部を切起し
たり折曲したりして形成された簡単な構造となってお
り、部材を加工するだけで容易に成形することができ、
コストアツプにならない。
【0036】そして、原稿台の端部に、遮閉板が形成さ
れているので、これによつて指が原稿台の内部に入り込
むことを防ぎ、安全性を高めることができる。
【0037】その上、万が一、原稿台側の移動規制部が
破損しても、遮閉板が本体側の移動規制部により規制さ
れるので、その被害を最小にくい止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示す原稿台の断面図で
ある。
【図2】図2は同じく原稿台移動式複写機の斜視図であ
る。
【図3】図3は原稿台移動前のスライドレールの背面図
である。
【図4】図4は原稿台移動後のスライドレールの背面図
である。
【図5】図5はスライドレールの断面図である。
【図6】図6はスライドレールの移動時の動きを説明す
る図である。
【図7】図7は移動体の平面図である。
【図8】図8はリテーナーの平面図である。
【図9】図9は案内体の平面図である。
【図10】図10はスライドレール上に置いた指と原稿
台との関係を示す図である。
【図11】図11は従来の原稿台移動式複写機の斜視図
である。
【図12】図12は複写機本体から原稿台が外れて落下
したときの状態を示す図である。
【図13】図13はスライドレールに指を置いたときの
原稿台の断面図である。
【図14】図14は指が挟まつたときの原稿台の断面図
である。
【図15】図15はスライドレールに指の挟み込み防止
対策を施した原稿台の断面図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿台 10 移動体 11 案内体 16 移動規制部 26 遮閉板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機本体の上面に、原稿台が移動自在
    に設けられ、該原稿台に、移動体が原稿台より外側に突
    出しないように固定され、前記移動体が、複写機本体
    上面に固定された案内体に摺動自在に支持された原稿台
    移動式複写機において、前記移動体が案内体から抜け出
    すことを防止する移動規制部が設けられ、該移動規制部
    は、前記原稿台の内側に配され、前記原稿台の端部に、
    指が原稿台の内部に入り込むことを防ぐための遮閉板が
    形成されたことを特徴とする原稿台移動式複写機。
  2. 【請求項2】 移動体および案内体は、ボールを保持し
    たリテーナーを介して摺動可能とされ、移動規制部とし
    て、前記リテーナーの両端に内片が折曲形成され、前記
    移動体の両端に前記内片に当接する外片が切起し形成さ
    れ、前記案内体に前記内片に当接する突片が切起し形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の原稿台移動式複
    写機。
JP3307443A 1991-11-22 1991-11-22 原稿台移動式複写機 Expired - Fee Related JP2750482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307443A JP2750482B2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 原稿台移動式複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307443A JP2750482B2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 原稿台移動式複写機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05142668A JPH05142668A (ja) 1993-06-11
JP2750482B2 true JP2750482B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=17969133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3307443A Expired - Fee Related JP2750482B2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 原稿台移動式複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2750482B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839462U (ja) * 1981-09-09 1983-03-15 株式会社クボタ 太陽熱利用の強制循環式給湯装置
JPS5848661U (ja) * 1981-09-28 1983-04-01 東レ・テキスタイル株式会社 スリツプ防止のためのボビンオヨビフランジの構造
JPS6037624U (ja) * 1983-08-24 1985-03-15 プルトンチェン株式会社 スライドレ−ル
JPS61157940U (ja) * 1985-03-25 1986-09-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05142668A (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2750482B2 (ja) 原稿台移動式複写機
JP2005127122A (ja) スライドドアのガラスインタロック装置
JP3404537B2 (ja) 引戸用安全装置
JPS623802Y2 (ja)
US3988065A (en) Reflective document feeder
JP2522969Y2 (ja) 扉付き家具
KR200176161Y1 (ko) 미닫이문 안내장치
JPS623801Y2 (ja)
JPH0583795U (ja) 鍵盤楽器用スライド蓋の開閉構造
US7359095B2 (en) Apparatus used with scanner for holding transparent objective film
JP2516012Y2 (ja) 隠蔽式窓開閉装置
JPH07247083A (ja) 滑り戸装置
JPH0142095Y2 (ja)
JP2001215638A (ja) 画像読み取り装置
JPS5839462Y2 (ja) 複写機の原稿台移動防止装置
JP2008044740A (ja) エレベータの敷居隙間下側閉塞装置
JPH066359Y2 (ja) 複写機の現像槽案内装置
JPS6327359Y2 (ja)
JPS6320987Y2 (ja)
JPS6020114Y2 (ja) 複写機の原稿台装置
JPH075193B2 (ja) シヤツタ開閉装置
KR930003557Y1 (ko) 송신 원고 안내가이드 장치
JPH07140274A (ja) 事務処理機器
KR920002740Y1 (ko) 복사기의 이동 원고대 이송장치
JPH11119352A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees