JP2749764B2 - 殻付食卵および殻付食卵の鮮度保持方法 - Google Patents

殻付食卵および殻付食卵の鮮度保持方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長期にわたって鮮度を
保持することができる殻付食卵および殻付食卵の鮮度保
持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鶏、あひる、きじなど鳥類の卵は、殻付
の状態で保存されて、食用として、あるいは、マヨネー
ズ、菓子等の原材料として供される。このような食卵
は、産卵後の日数が短いほど新鮮であり、新鮮な食卵が
食材として好適に使用される。このために、最も広く食
用に供されている鶏卵では、通常、産卵後における時間
経過が比較的短い時点での鮮度を、割卵時の視覚による
卵黄および卵白によって、あるいは、農林水産省で認め
られているハウユニット(ハウ単位)によって、判定し
ている。
【0003】ハウユニットとは、鶏卵における濃厚卵白
の高さを測り、それを卵重で若干補正したものであり、
次の式で表される。
【0004】
【数1】
【0005】但し、Hは濃厚卵白の高さ(mm)、Gは係数
でありその値は32.2、Wは殻付鶏卵の重量(g)で
ある。
【0006】一般には、この式では複雑であために、濃
厚卵白の高さと鶏卵重量から、表によって簡単にハウユ
ニットが得られるように、次の式が採用されている。
【0007】 HU= 100・log(H−1.7 W0.37+7.6) 濃厚卵白の高さは、実際には、特定のゲージあるいは簡
易スケール(市販品)によって測られる。
【0008】鶏卵の鮮度低下は、上記のように、産卵後
の日数の経過が主たる原因であるが、保管温度の管理不
足によっても、短時間で鮮度低下を招来する。また、鶏
卵は、卵殻の内部は殆ど無菌状態になっているが、産み
落としたばかりの卵殻の表面には肉眼では見えない多く
の微少なクラック(メクラヒビ)が存在するために、産
卵場所の清潔度や取り扱い者の手の汚れなどによって、
各種微生物や雑菌が卵殻に付着し、微小クラックから各
種微生物や雑菌が卵殻の内部に侵入して、卵殻の内部に
て増殖する恐れがある。
【0009】このように、卵殻の内部に侵入した各種微
生物や雑菌が増殖すると、卵殻内部の食用に供される部
分の品質が劣化し、ついには腐敗して食用として使用す
ることができなくなる。このために、産卵場所の敷藁を
清潔にしたり、取り扱い者の手を清潔にすることによ
り、微小クラックからの微生物等の侵入を防止すること
が行われている。これにより、卵殻内部に微生物等の侵
入を抑制することができる。しかしながら、このような
方法では、必ずしも、卵殻内部における食用部分の鮮度
の低下が抑制することができないために、各種の保存方
法が併用されている。
【0010】鶏卵の保存方法としては、(1)冷蔵法、
(2)密閉包装法、(3)卵殻コーティング法などが知
られている。
【0011】(1)の冷蔵法は、微生物汚染を防止し無
菌的な状態を維持するためには、基本的で最も重要な方
法でもある。鶏卵は、通常、5℃の温度にて貯蔵すれ
ば、1週間は十分に品質を保持することができる。この
ために、この冷蔵法は、スーパーマーケットや一般家庭
において、冷蔵庫を使用して広く実施されている。
【0012】(2)の密閉包装法は、鶏卵を通気性のな
い容器または袋に収容して密封状態で保存する方法であ
る。このように、容器等に鶏卵を密封すると、微生物等
によって汚染されることが防止される。この場合には、
保存条件に応じて、容器または袋の素材として、セロフ
ァン、ポリエチレン等が使用され、また、容器等の内部
も、保存条件に応じて、真空、常圧、ガス充填等の状態
とされる。
【0013】(3)の卵殻コーティング法は、卵殻を種
々の被覆剤にて被覆して、卵殻に設けられた微小な気孔
から内部のCO2 ガスが散逸することを防止するととも
に、微小クラックからの微生物の侵入を阻止することに
より、卵殻の内部を無菌状態に保持して、食用部分の変
質を防止する方法である。産みたての鶏卵の卵白は、通
常、pHが7.8前後であるが、卵白中にふくまれるC
2 ガスが卵殻の気孔から散逸されると、経時的にpH
値が上昇し、卵白が変質する。このために、卵殻に被覆
剤をコーティングして、気孔を閉塞することにより、卵
殻内部のCO2ガスが卵殻外に散逸することが防止さ
れ、卵白の変質が防止される。また、被覆剤は、卵殻に
生じる微小クラックも閉塞するために、微小クラックか
らの微生物等の侵入が防止され、卵殻の内部も無菌状態
に保持される。
【0014】卵殻を被覆する被覆剤としては、植物油、
鉱物油、アルギン酸アミン、メタアクリル樹脂、酢酸ポ
リビニール、ワックス、カゼイン、ゼラチン、その他、
きわめて多種類の材料が使用されている。卵殻に対する
被覆剤の塗布方法としては、浸漬法と噴霧法があるが、
噴霧法は、大量の鶏卵を短時間に処理することができる
ために、浸漬法よりも優れている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】(1)の冷蔵法は、冷
蔵庫によって食卵を5℃の温度にて容易に冷蔵すること
ができるために、スーパーマーケットや一般家庭におい
て通常実施されている。しかしながら、多量の鶏卵を保
存する必要がある場合には、大型の冷蔵装置が必要にな
り、そのような大型の冷蔵装置を設置することによって
経済性が損なわれるおそれがあり、多量の鶏卵の保存に
際しては、余り利用されていない。また、 (2)の密閉包装法も、密閉手段、包装資材等にコスト
が掛かり、また、容器等を確実に密閉するために手間を
要し、作業性が悪いという問題もある。
【0016】(3)の卵殻コーティング法では、卵殻を
被覆する被覆剤は、卵殻の気孔閉塞力、卵殻内への被覆
材の浸透性、被覆材の安全性や化学変化、卵殻内への微
生物汚染防止力、被覆後の卵殻の光沢度等の条件を満足
する必要があり、しかも、多量の鶏卵を処理するために
は、被覆剤自体が取り扱い易く経済的であることが必要
である。一般的に採用されている被覆剤は、卵殻の気孔
を完全に閉塞することによって、卵殻内部のCO2 ガス
が外部に散逸することが防止されて、卵白の変質が防止
される。しかしながら、このように、卵殻の気孔を完全
に閉塞すれば、卵殻内部のCO2 ガスの散逸が防止され
るものの、卵殻内部における呼吸作用もできなくなるお
それがあり、卵殻内部における食用部分の鮮度を、必ず
しも、長期にわたって保持することができるものではな
いと考えられる。
【0017】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、簡単な手順および装置によって、
殻付食卵の鮮度を長期にわたって保持することができ、
従って、食卵の経時的な品質の低下を抑制することがで
き、しかも、安全性および経済性に優れた殻付食卵およ
び殻付食卵の鮮度保持方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、微小クラック(メクラヒビ)を確実に
被覆することができるために卵殻の強度を増加させるこ
とができるとともに卵殻にカビが付着することも防止す
ることができ。これによっても、長期にわたって鮮度を
保持することができる殻付食卵および殻付食卵の鮮度保
持方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の殻付食卵は、卵
殻の表面を、キトサンを含む被覆膜で被覆したことを特
徴とする。
【0019】前記被覆膜は、キトサンの弱酸溶液によっ
て形成されている。本発明の殻付食卵の鮮度保持方法
は、殻付食卵の卵殻表面にキトサン溶液を塗布して乾燥
させることを特徴とする。
【0020】本願発明者らは、殻付食卵の被覆剤とし
て、自然界に豊富に見出されるキチン(β−ポリ−N−
アセチル−D−グルコサミン)を濃アルカリ溶液と加熱
またはカリ融解をして脱アセチル化した生成物であるキ
トサンに着目した。キトサンは、カチオン系電界高分子
であるβ−ポリ−D−グルコサミンであり、水に不溶で
あって、塩酸その他の鉱酸に可溶な物質であり、安全性
および経済性に富んでいる。
【0021】本発明において、卵殻の表面を被覆する被
覆膜として使用されるキトサンは、キチンの脱アセチル
化度が50〜100%のものが好ましい。また、キトサ
ンの分子量は5万〜200万、特に15万〜100万が
好適である。
【0022】キトサンを使用して食品処理する場合に
は、通常、安全上、食用の有機酸、たとえば酢酸、クエ
ン酸等によってキトサンを溶解させて得られるキトサン
の有機酸溶液が使用される。このために、卵殻の表面を
被覆する被覆膜は、キトサンの弱酸溶液を塗布して乾燥
させることにより形成することが好ましい。
【0023】食用の有機酸としては、酢酸、リンゴ酸、
クエン酸、コハク酸、乳酸、アスコルビン酸等が好適に
使用し得るが、特に、クエン酸、乳酸、アスコルビン酸
が好ましい。
【0024】キトサンの弱酸溶液としては、上記食用の
有機酸の0.1〜4%の水溶液が好ましい。
【0025】キトサンの弱酸溶液中におけるキトサン濃
度は、0.2〜4重量%、好ましくは0.5〜3重量%
が適当である。
【0026】また、キトサンの弱酸溶液は、pHが3.
0〜6.8になっていることが好ましく、また、粘度
は、5〜600cP(センチポワズ)、特に50〜20
0cPが好ましい。
【0027】キトサンの弱酸溶液は、2〜15℃の温度
で冷蔵保存することが好ましい。このようなキトサンの
弱酸溶液は、殻付食卵の表面に噴霧して乾燥させること
によって、あるいは、キトサン溶液中へ殻付食卵を浸漬
した後に、キトサン溶液から引き上げて乾燥させること
により、被覆膜とされる。
【0028】
【作用】本発明の殻付食卵は、卵殻の表面にキトサンを
含む被覆膜が形成されているために、その被覆膜が、卵
殻表面の微小クラックを閉塞して、卵殻内部への微生物
等の侵入を防止するとともに、カビの付着を防止する。
さらには、キトサンを含む被覆膜は、卵殻内部のCO2
ガスが外部に散逸させることを防止するとともに、卵殻
内部での呼吸作用を阻害していないと考えられ、これに
より、卵殻の内部における食用部分の鮮度の低下が一層
抑制され、長期にわたって鮮度が保持される。
【0029】キトサンを主成分とする被覆膜には、植物
油、鉱物油等によって構成される既存の卵殻の被覆膜に
比して、卵黄の呼吸作用を阻害することなく、内部のC
2ガスの散逸を防止するという選択透過性に優れてい
ると推測されるが、そのメカニズムは明確ではない。
【0030】
【実施例】<実施例1> 実験材料 食卵;市販の殻付鶏卵、150個(10kg) 使用薬剤;キトサン2重量%を含有する乳酸水溶液(株
式会社アロンワールド社製商品名「キトサンLー2
0」、1992年11月28日製造、pH6.5、粘度
60cP、5℃冷蔵保管)、使用量0.5リットル実験
操作方法;「キトサンLー20」の原液0.5リットル
を、容器に収容した150個の鶏卵に噴霧し、各鶏卵の
卵殻表面に均一にコーティングして乾燥させた。このよ
うな操作によって、各鶏卵の卵殻表面に、5ミクロン程
度の膜厚の被覆膜がそれぞれ形成されていた。
【0031】このようにして得られた鶏卵を、20℃〜
25℃の温度で20日間にわたって保管したところ、そ
の鶏卵のハウユニットは、平均で77.9であった。比
較のために、卵殻をコーティング処理をしていない鶏卵
(コントロール)を、20℃〜25℃の温度で20日間
にわたって保管したところ、その鶏卵のハウユニット
は、平均で44.2であった。
【0032】キトサン溶液の被覆膜によって卵殻表面を
被覆した本発明の鶏卵の割卵状態を図1に示す。また、
コーティング処理をしていない鶏卵(コントロール)の
割卵状態を図2に示す。本発明の鶏卵は、図1に示すよ
うに、卵白2の崩れがなかった。これに対して、卵殻を
コーティング処理していない鶏卵(コントロール)は、
図2に示すように、卵白2が広く崩れて流れた状態にな
っており、鮮度が低下していることが明らかであった。
また、視覚上の比較では、本発明の鶏卵は、黄身1の光
沢が、卵殻をコーティング処理していない鶏卵(コント
ロール)の黄身1よりも、僅かではあるが良かった。
【0033】<実施例2> 実験材料; 食卵;市販の殻付鶏卵、143個(10kg) 使用薬剤;キトサン3重量%を含有する乳酸水溶液(奥
本製粉株式会社製商品名「キトアルファS−110」、
1993年7月23日製造、pH5.87、粘度120
cP、5℃冷蔵保管)、使用量0.3リットル実験操作
方法;金網製容器に収容した鶏卵を、キトサンの乳酸水
溶液(「キトアルファS−110」)の原液に5秒間に
わたって浸漬した後に、原液から引き上げて、各鶏卵に
キトサンの乳酸水溶液を塗布した。その後、各鶏卵を金
網製容器に収容した状態で風乾させた。
【0034】得られた鶏卵を、30℃の温度、相対湿度
60%の条件で7日間にわたって保存したところ、鶏卵
のハウユニットは、平均で71.3であった。これに対
して、卵殻の表面をコーティング処理していない鶏卵
(コントロール)を、同様に、30℃の温度、相対湿度
60%の条件で7日間にわたって保存したところ、鶏卵
のハウユニットは、平均で54.3であった。7日間に
わたる各鶏卵のハウユニットの経時変化をそれぞれ図3
のグラフに示す。図3のグラフは、実験に供した各鶏卵
の保存中における鮮度の経時変化を見るため、それぞれ
の鶏卵の保存日数毎に、複数の鶏卵のハウユニットを算
出して、それぞれの平均値をプロットし、それらを滑ら
かな曲線で結んだものである。
【0035】視覚上の比較では、本発明の鶏卵は、卵黄
の盛り上がり、艶、濃厚卵白に対する位置、斑点の有無
等の卵黄の状態が良く、水様卵白の広がり、カラザの有
無、濃厚卵白の盛り上がり等の卵白の状態も良好であっ
た。
【0036】このようにキトサン溶液によって形成され
た被覆膜は、卵殻内部の呼吸作用を阻害することなく、
卵殻内部のCO2 ガスの散逸を防止するという選択性を
有する透過膜になっていると考えられることによって、
長期にわたって鮮度が保持されるものと思われる。な
お、本発明の鶏卵は、冷蔵保管することによって、一
層、長期にわたって鮮度を保持することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の殻付食卵は、安全性および経済
性に優れたキトサン溶液によって形成された被覆膜にて
卵殻表面が被覆されているために、卵殻の呼吸作用を阻
害することなく、卵殻内部のCO2 ガスの散逸を防止す
ることができると考えられることから、長期にわたって
鮮度が保持される。また、キトサンを含む被覆膜は、卵
殻の微小クラック(メクラヒビ)を被覆しているため
に、卵殻内部が微生物にて汚染されることが確実に防止
され、また、卵殻にカビが付着することも防止される。
さらに、キトサンを含む被覆膜は、卵殻の強度を著しく
向上させているために、卵殻の破損が防止され、安全に
運搬することができるとともに、管理も容易になる。
【0038】このような本発明の殻付食卵は、キトサン
溶液を噴霧あるいは浸漬により塗布して乾燥させるとい
う簡単な作業によって、きわめて容易に製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殻付食卵である鶏卵を、20℃で20
日間にわたって保管した後の卵黄および卵白の状態を示
す概略斜視図である。
【図2】卵殻をコーティング処理していない殻付食卵で
ある鶏卵を、20℃で20日間にわたって保管した後の
卵黄および卵白の状態を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の殻付食卵である鶏卵を、20℃で20
日間にわたって保管した際に、保存日数毎のハウユニッ
トの平均値を示すグラフである。
【符号の説明】
1…卵黄 2…卵白
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−63541(JP,A) 特開 平4−58872(JP,A) 特開 平5−95755(JP,A) 特開 平3−80004(JP,A) 特開 平5−194605(JP,A) 特開 平4−295421(JP,A) 特開 平5−97661(JP,A) 特開 平4−267867(JP,A) 特開 昭64−71439(JP,A) 特開 平2−174632(JP,A) 特公 昭58−22047(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卵殻の表面を、キトサンを含む被覆膜で
    被覆したことを特徴とする殻付食卵。
  2. 【請求項2】 前記被覆膜は、キトサンの弱酸溶液によ
    って形成されている請求項1に記載の殻付食卵。
  3. 【請求項3】 殻付食卵の卵殻表面にキトサン溶液を塗
    布して乾燥させることを特徴とする殻付食卵の鮮度保持
    方法。
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