JP2749294B2 - シートの下側フレームをフロアに固定するための装置 - Google Patents

シートの下側フレームをフロアに固定するための装置

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JP2749294B2
JP2749294B2 JP32729195A JP32729195A JP2749294B2 JP 2749294 B2 JP2749294 B2 JP 2749294B2 JP 32729195 A JP32729195 A JP 32729195A JP 32729195 A JP32729195 A JP 32729195A JP 2749294 B2 JP2749294 B2 JP 2749294B2
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B63/00Locks or fastenings with special structural characteristics
    • E05B63/12Locks or fastenings with special structural characteristics with means carried by the bolt for interlocking with the keeper
    • E05B63/121Locks or fastenings with special structural characteristics with means carried by the bolt for interlocking with the keeper using balls or the like cooperating with notches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物を面上に取
り外し可能で且つ確実な方法で保持させるための固定な
いし定着装置に関し、例えばランド・ベースド乗物(l
and−based vehicle)用シート(座
席)を該乗物のフロアまたはフロアパン上に保持させる
場合に適用される。
【0002】
【従来の技術】多くの技術分野において、二つの対象物
または対象物の複数の部分を一緒に結合させてその組み
合わせ状態を確実に保持するようにすることが望まれて
いる。
【0003】例えば航空分野における投下コンテナ(j
ettisonable container)の場合
がそうである。カナダ特許第1,181,112号に
は、プログラムされた、遅れて開く(delayed−
opening)拡張ボールタイプの係止ピン固定装置
が開示されている。
【0004】また、例えば、自動車分野における「シン
グル・ボリューム 乗用車(single−volum
e people−carrier)」と呼ばれるラン
ド・ベースド乗物(land−based mtor
vehicle)についても上述したようなことが望ま
れている。このタイプの乗物は、エステート・カーとし
て知られるサルーン・タイプの乗物と、スモール・バン
として知られるユーティリティ・ビークルとの双方に由
来してできたものである。かかる乗物に期待される一般
的な使用形態を考えるとき、該乗物はシート(座席)を
装備し、該シートの少なくともいくつかは、取り外しが
可能で、複数の変化のある位置、望ましくは所定の位置
をとることが可能であることが必要である。すなわち、
互いに明確に識別される、ある数の別々の位置をとるこ
とが必要とされるのである。
【0005】このタイプのシートは、例えば、完全に開
いた状態となって、ベッドや、リラックスできるひじ掛
け椅子や、あるいはラウンジャ(lounger)など
の、乗員がそこを占めることのできる通常の乗務員席ま
たは客席となることができ、または、不完全に若しくは
部分的に開いてパネルを形成することなどができなけれ
ばならない。また、シートは、部分的にあるいは完全に
畳まれるように縮小され、乗物内に格納できるよう、ま
たは乗物から取り外すことができるよう、コンパクトで
比較的嵩張らないようにされなければならない。この場
合にはそこを人が座るなどして占有することができな
い。フランス特許第2,689,739号およびフラン
ス特許第2,705,289号はこのタイプのシートに
ついて開示している。
【0006】かかるシートのためには、乗物のフロアに
該シートを定着および係止するための装置を設ける必要
がある。かかる装置は、操作するのが容易であり、しか
も、該装置を使用してフロアに適合されるシートに実際
に人が乗れるのは、定着および係止がなされたという条
件だけでは十分ではなく、さらに該係止がはずれなくな
った場合のみであることが望ましい。
【0007】実際のところ、安全上の理由から、特に乗
物に長手方向の大きな衝撃力が加わった場合、シートが
乗員を乗せたまま破壊されるようなことはあってはなら
ないし、シートに装備されているシートベルトが乗物の
基本構造すなわち本体シェルの2または3カ所に直接定
着されているものではなく、該シートベルトがシート上
のものとして該シートの一部を形成しており、シートベ
ルトのための幾つかの定着点がシート自身に直接設けら
れているものである場合、シートが乗員を乗せたまま動
いてしまうようなこともあってはならない。シートの下
側フレームおよび乗物のフロアの領域、さらにこれらの
結合領域に局所的な衝撃力が加わった場合、力が減衰さ
れるか、および/または、何処かに伝達されるべきであ
る。
【0008】これらの要求をすべて満足させることは難
しい。装置は最小コストで、しかも信頼性のある方法
で、さらに大量生産されなければならない、という相対
立する条件も満たさなければならないのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、理想
的な安全状態で2つの部分の一方を他方に迅速に係止し
たり該係止を解除するのが必要な場合に適用できる、後
退可能な拡張ボール係止ピンタイプの固定装置を提供す
ることにある。
【0010】本発明のもう一つの課題は、ランド・ベー
スド自動車のフロアに取り外し可能に装架すべく、上記
固定装置を備えた、該ランド・ベースド自動車のシート
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】特に乗物用シートを該乗
物のフロアに固定するのに適した本発明による固定装置
は、 −係止および該係止の解除が迅速である、 −制御された作動により手動でスナップ取り付けでき且
つ該取り付けを解除することができる、 −フロアへのスナップ取り付けおよび/または係止が不
十分であることを表示してシートの使用をやめさせるた
めの安全表示手段を備えている、 −主要な構成部分を衝撃力および埃から防護することが
できる、などの特長を有する。
【0012】本発明によれば、乗員が占有することがで
きる状態となる開いた位置と、乗員が占有することがで
きない状態となる閉じた位置とを含む複数の形態をとる
ことができるシートであって、該シートを所定の方向の
回りに傾斜させることにより該シートを上記二つの位置
の一方から他方へと移行させることができるシートの下
側フレームをフロアに取り外し可能に固定するための装
置において、フロアと共働し且つ支持用のベアリング面
および係止用の係止面を有するストライカプレートにし
て、該係止面上の接触領域によって境界づけられた自由
通路を有する開口によって孔をあけられているストライ
カプレートと、前記所定の方向に直交する軸を有する円
柱状の案内キャビティを形成する中空の長い真っすぐな
本体にして、先端と、該本体を貫通して前記案内キャビ
ティに開口するように設けられた少なくとも一つの通路
と、開口端とを備えた本体から作られた係止ボルトを担
持しているケーシングと、前記本体から外側へ部分的に
突出する第1の位置と該本体の内側に後退する第2の位
置との間を移動可能なようにして前記通路内に収容され
且つ保持された少なくとも一つのボールにして、前記第
1の位置にて該ボールは、前記先端が前記自由通路に係
合するときに前記接触領域と相対して前記係止ボルトを
前記ストライカプレートへと係止することができ、前記
第2の位置にて前記ボールは、前記接触領域から分離し
て前記係止ボルトを前記ストライカプレートとの係止状
態から解放することができるようになされている、ボー
ルと、前記案内キャビティ内で作動位置と不作動位置と
の間を移動可能なように収容されているニードルにし
て、前記作動位置では前記ボールを突出させ、また、前
記不作動位置では前記ボールが後退することを許容する
ようになされており、円柱状のシャンクと、前記ボール
を前記作動位置および前記不作動位置の一方から他方へ
と移動可能とすべくパイロット部分に向かって収束する
円錐台部分を備えてなる内端部分と、外端部分とを有し
ているニードルと、前記ケーシングに支持され且つリン
クによって前記外端部分に連結されているコントローラ
にして、前記ニードルを前記本体内で移動させるように
なされているコントローラと、を備えている、シートの
下側フレームをフロアに固定するための装置において、
前記コントローラが、操作用のハンドグリップおよび関
節部分を有するレバーを備えており、該関節部分は、前
記ケーシングと共働して、前記レバーが前記所定の方向
に平行な軸の回りを非係止位置と係止位置との間で回動
することを許容するようになされており、また前記レバ
ーは、前記リンクを支持して該リンクが前記ニードルを
前記作動位置と前記不作動位置との間で移動させること
ができるようにしており、さらに、前記レバーに連結さ
れた安全装置を備えており、該安全装置は、前記係止ボ
ルトが前記ストライカプレート上に係止されていない限
り、前記下側フレームと相互作用して、シートが前記開
いた位置へと傾斜するのを防止するようになされてい
る、シートの下側フレームをフロアに固定するための装
置が提供される。
【0013】また、本発明によれば、ランド・ベースド
自動車のフロアに取り外し可能に装架すべく、上述した
ようなシートの下側フレームをフロアに固定するための
装置を備えた、該ランド・ベースド自動車のシートが提
供される。
【0014】
【発明の実施の形態】後退可能な拡張ボール型の係止ピ
ンを利用した解放可能な固定装置およびランド・ベース
ド乗物用のシートは当業界において周知なので、以下の
説明においては、本発明が直接に又は間接に関連する事
項のみについて言及する。残りの部分については、当業
者が通常の知識をもって、当面する問題を解決すること
ができると考える。特に、前述した先行技術を参考にし
てもよい。
【0015】以下の説明においては、実施例が異なって
も、同様の部材を示すときには同じ参照符号が用いられ
るものとする。
【0016】説明の便宜のため、ランド・ベースド乗物
用シートに適用されるものとして例示される本発明によ
る装置の構成部分のそれぞれについての説明を、作動お
よび製造の説明に先立って行う。
【0017】また、以下の説明では、本発明による装置
は、特定の複数形態のランド・ベースド乗物用シートに
適用されるものとして例示される。かかるシートは、人
が該シートを占めることのできる開いた(オープン)位
置と、人が該シートを占めることができない閉じた(ク
ローズド)位置とをとることができ、シートを所定方向
へ傾けることにより、これら二つの位置の一方から他方
へと移行することができる。しかしながら、本発明はか
かる特定のシートへの適用に限定されるものではない。
【0018】かかるシートは、下側フレームPを備え、
該フレームPは少なくとも一つの脚を有している。該脚
は、フロアパンまたはフロアSに直接あるいは間接的に
着座するようになされている。脚は、フロアパンまたは
フロアSに対して解放可能に固定される。かかるシート
は、通常は、関節付きのジョイントを備えた下側フレー
ムの助けを借りてフロア上に乗せられている。該関節付
きのジョイントは、所定の方向△(通常は乗物の長手方
向軸に対して横方向)回りの傾斜を可能にする。このよ
うな関節付きジョイントは、例えばピボットや軸受けを
使用することにより、公知のようにして構成することが
できる。
【0019】図示するように、本発明による装置の、後
退可能な拡張ボール型の係止ピンは、ストライカプレー
ト10と、ケーシング20と、係止ボルト30と、コン
トローラ40と、安全装置50とを備え、さらに所望に
より、プロテクタ60を備える。
【0020】ストライカプレート10は、例えば適当な
メタルシートの小さな板から作ることができ、乗物のフ
ロアSに固定されるようになされている。固定位置は、
例えば乗物の二つの仕切りの間のフロアに固定されるも
のとされる。ストライカプレート10は、二つの面を有
している。ベアリング面101と係止面102である。
ストライカプレート10は、開口11によって、これら
二つの面の一方から他方へと貫通しており、それによっ
て自由通路111および接触領域112を形成してい
る。接触領域112は、例えば後述することから理解さ
れるような理由により、段形に後退している。この接触
領域112は、例えば窪みや環状の面取りなどの形態で
後退させてもよい。
【0021】ケーシング20は、例えば下側フレームP
と共働して相互作用を行い、方向△に延びる傾斜軸を画
成し、関節付きのジョイントによって、本発明による装
置の残りの部分を支持している。ケーシング20は、例
えば二つの横側頬部材21からなるものとする。これら
頬部材21は、傾斜軸の方向△に垂直な面に関して実質
的に対称とされている。
【0022】係止ボルト30は、本体31と、少なくと
も一つのボール32と、ニードル33と、本体内でニー
ドルを案内するための案内手段34とを備えている。
【0023】本体31は中空であり、長く真っすぐな形
状をしており、案内キャビティ310を形成している。
該キャビティ310は、例えば円柱状となされる。本体
31はさらに、望ましくは閉鎖された先端部311と、
開放された端部313とを備えている。本体31には少
なくとも一つの通路312が設けられている。該通路3
12は、本体31を貫通してキャビティ310に開口し
ている。望ましくは、少なくとも3つの互いに同一で等
間隔をおかれた通路312が設けられる。
【0024】少なくとも一つのボール32は、各通路3
12内に収容され且つ保持される。該ボール32は、第
1の位置と第2の位置との間を移動することができるよ
うに通路312内に保持される。第1の位置では、ボー
ル32は、部分的に本体31から外側に突出し、接触領
域112と相対して係止ボルト30をストライカプレー
ト10上に係止することができるようになる。第2の位
置では、ボール32は、本体31の内側に後退し、接触
領域112から分離して係止ボルト30をストライカプ
レート10との係止状態から解放することができるよう
にする。ボール32は、例えばクリンピング(crim
ping)または類似の技術により通路312内に保持
することができる。ニードル33は、キャビティ310
内で作動位置と不作動位置との間を移動可能なように収
容されている。作動位置では、ニードル33は、ボール
32を突出させて前記第1の位置とさせ且つ該第1の位
置に保持する。ニードル33が不作動位置にあるときに
は、ボール32は第2の位置すなわち後退位置をとる。
ニードル33は、シャンク331(例えば円柱状のもの
とされる)と、内端部分332と、外端部分333とを
備える。内端部分332は、パイロット部分3322お
よび該パイロット部分3322に向かって収束している
円錐台部分3321を有している。これらの役割につい
ては後述する。
【0025】適当な形式のものとすることができる案内
手段34は、ニードル33を本体31のキャビティ31
0内で実質的に遊びのない状態で容易にスライドできる
ようにしている。該案内手段34は、例えばニードル3
3のシャンク331上に形成された肩部342を有して
いる。該肩部342のそれぞれは、キャビティ310の
対応する支持面343と相互作用を行う。望ましくは、
Oリングのようなシール部材(封止部材)341により
封止が与えられるものとする。
【0026】コントローラ40は、ケーシング20によ
り支持され、リンク41によってニードル33の外端部
分333と連結されている。外端部分333と連結され
たコントローラ40は、所望に応じてニードル33を本
体31内で移動させることができる。
【0027】コントローラ40は、操作用ハンドグリッ
プ421および関節部分422を備えたレバー42の形
態をしている。関節部分422は、ケーシング20と共
働し、レバー42を回動させることができる。該回動
は、所定の方向△に平行な軸回りに円弧を描くようにし
て、非係止位置と係止位置との間で行われる。レバー4
2はまた、リンク41を支持し、該リンク41がニード
ル33を上記非係止位置および係止位置に対応する二つ
の位置間で移動させるようにする。
【0028】リンク41は望ましくは遊びを有するもの
とする。リンク41は、例えば、ニードル33の外端部
分333に支持されたピン410を備えるものとする。
ピン410は、外端部分333に形成された横方向孔4
13と、レバー42に形成された少なくともひとつの孔
412とに通されてこれらに係合しており、該孔内で動
くことができるようになされている。このときの動きに
は、例えば遊びがあってもよい。この遊びは、運動幾何
学上の理由により、レバー42またはニードル33ある
いはこれらの双方に設けることができる。ニードル33
は直線運動し、レバー42は円弧に沿った運動をするか
らである。
【0029】ケーシング20の頬部材21上のレバー4
2の関節部分422は、該レバー42を所定の方向△と
平行な軸の回りに移動させることを可能にする。該関節
部分422は、公知の適当な形態のものとすることがで
きる。例えば、ピボットやベアリング(軸受け)を有す
るものとしてもよい。
【0030】安全装置50は、レバー42に連結されて
おり、係止ボルト30がストライカプレート10上に係
止されていない限り、下側フレームPと相互作用して、
シートが開いた位置へと傾斜するのを防止する。安全装
置50は、レバー42に支持されたカム51と、該カム
51と相互作用し且つ所定の方向△に平行に移動可能な
ようにケーシング20に装架されているカム従動子52
と、該カム従動子52と連動するように関連づけられて
いる可動ストッパ手段53と、ストッパ部54とを備え
ている。可動ストッパ手段53は、カム従動子52と一
体に動き、不作動後退位置と作動突出位置との間を移動
する。ストッパ部54は、下側フレームPに担持され、
作動突出位置にある可動ストッパ手段53と対向してこ
れと係合することができる。
【0031】カム51は、単一のまたは複数のスロープ
の形態を有している。該スロープの作用面は所定の方向
△を向いている。カム従動子52は、例えばロッドの形
態のものとすることができる。該ロッドは、後述するよ
うに、所定の方向△に直交するように横方向に装架され
る。可動ストッパ手段53は、フィンガ531を有して
いる。該フィンガ531は、例えばケーシング20の頬
部材21のそれぞれに形成されたハウジング5311の
助けを借りるなどして、ケーシング20内を所定の方向
△に平行にスライド可能なように装架されている。可動
ストッパ手段53はまた、圧縮バネとして作用する螺旋
部を有するコイルバネのような弾性付勢手段532を備
えている。該コイルバネは、フィンガ531に作用し
て、カム51およびカム従動子52を互いに接触状態に
維持し、可動ストッパ手段53を作動突出位置に位置づ
けようとする傾向に働く。可動ストッパ手段53はさら
に延長部533を有する。該延長部533は、下側フレ
ームPが二つの位置の一方から他方へと移動するときに
ストッパ部54が描く経路内に自身を位置づけ、それに
よって、係止ボルト30がストライカプレート10に係
止されていないときに下側フレームPが開いた位置へと
傾斜移動するのを防止することができる。
【0032】プロテクタ60は、スリーブチューブ61
を備えている。該スリーブチューブ61は、係止ボルト
30の本体31の外側をスライド可能なように装架され
ている。プロテクタ60はまた、バネ62および移動制
限手段63を備えている。該移動制限手段63は、本体
31に相対的なスリーブチューブ61の移動量を画定す
る。移動制限手段63は、例えばスリーブチューブ61
の内側の肩部631と、係止ボルト30の本体31の周
縁溝633に係合するサークリップのようなスナップリ
ング632とを備えて形成されるようにしてもよい。プ
ロテクタ60はまた、リム641付きのバネカバー64
と、リム651付きのキャップ65とを有する。バネ6
2は、バネカバー64およびキャップ65のリム64
1、651のそれぞれに支持される。バネカバー64お
よびキャップ65は、一方の内側に他方が入り込むよう
にしてスライド可能であり、該スライド移動によって、
スリーブチューブ61は、通路を覆う通常の位置へと押
されることができる。それにより、ボールが第1の位置
すなわち突出位置を占めるの防止する。
【0033】本発明による装置のすべての要素部分は、
慣用される材料でつくることができるが、望ましくは金
属でつくるものとし、伝統的な技術を用いて形状づけた
り加工するようにしてもよい。
【0034】本発明による装置のすべての構成要素は、
図示の状態から明らかに理解できるようにして互いに結
合され、装架され、組み合わされる。
【0035】本発明による装置の、この実施例における
作動について説明する。
【0036】まず最初にシートは閉じた位置にあるもの
とする。閉じた位置のシートは、人が座ったりして占有
することはできず、フロアから分離されている。この状
況は図3、図4および図7に示されたものである。かか
る状況では、装置は非係止位置にある。したがって、プ
ロテクタ60はボール32が突出するのを防止し、この
状況ではニードル33が不作動位置にあって、そこから
動けない状態である。なぜなら、ボール32がニードル
33のパイロット部分3322と円錐台部分3321と
に着座し、それによって該ボール32が、ニードル32
と、リンク41によって該ニードル32と連結されてい
る制御レバー42とを動けなくしているからである。か
かる状況において、安全装置50は、シートが開いた位
置へと傾斜するのを防いでいる。このとき、可動ストッ
パ手段53のフィンガ531から延びる延長部533は
作動突出位置にあり、下側フレームPのストッパ部54
が描く経路内に位置づけられている。なぜなら、カム従
動子52がカム51のスロープの底部に押し付けられた
状態になるからである。
【0037】もしシートの下側フレームPをフロアに定
着させたいのであれば、係止ボルト30の本体31の先
端部311をストライカプレート10の開口11の通路
へと係合させるだけでよい。このようにすることで、プ
ロテクタ60のスリーブチューブ61がストライカプレ
ート10のベアリング面101と対向し、該ベアリング
面101が、スリーブチューブ61をバネ62の弾性付
勢力に抗して戻すように押しやる。すると、スリーブチ
ューブ61は通路312をもはや覆うことなく、該通路
312をストライカプレート10の係止面102の接触
領域と対向させる。こうなると、ボール32が第1の位
置となって本体31の外部へと部分的に突出する状態と
なることを妨げるものは何もない。ボール32を突出さ
せるためには、コントローラ40のレバー42のハンド
グリップを操作してニードル33を駆動させるだけでよ
い。ニードル33の内端部分332の円錐台部分332
1はボール32を後退位置から突出位置へと駆動する。
こうすることにより、係止ボルト30はストライカプレ
ート10に係止される。かかる作動がなされている間、
レバー42の枢動によって駆動されるカム51は、カム
従動子52を弾性付勢力に抗して戻すように押しやる。
これにより、可動ストッパ手段53の延長部533は不
作動位置すなわち後退位置へと位置づけられる。この不
作動位置では、延長部533はもはや下側フレームPの
ストッパ部54によって描かれる経路の邪魔をすること
はない。したがって、シートが傾斜して開いた位置とな
るのを妨げるものは何もない。シートは、開いた位置に
おいて、人が座るなどの利用ができる状態となる。この
とき装置は図5および図6に示した状態となる。
【0038】空間を節約したり、シートを乗物から取り
外すために、シートを再び閉じた位置にしたいのであれ
ば、まずシートを傾斜させ、コントローラ40のレバー
42のハンドグリップを操作して該ハンドグリップを図
5および図6に示す位置から図3、図4および図7に示
す位置へと動かすだけでよい。
【0039】
【発明の効果】本発明の固定装置によれば、係止ボルト
がストライカプレート上に係止されていない限り、シー
トは開いた位置にはなれず、したがってシートを乗員が
占有することができないようにする安全装置が設けられ
ているので、フロアへのシートの係止が不十分であるに
もかかわらず乗員が座ってしまい、衝撃時にシートごと
飛んでしまうなどの事故が起きる心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランド・ベースド乗物用のシートに適用され
る、本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1の実施例を組み立てた一部の斜視図であ
り、部分的に断面をとってある。
【図3】図1の実施例による装置を組み立てた状態の側
面図であり、定着前の非係止位置にある。
【図4】図1の実施例による装置を組み立てた状態の正
面図であり、図3におけるII−II線に沿って部分断
面をとってあり、定着前の非係止位置にある。
【図5】図3と同様の図であり、装置は定着後の係止位
置にある。
【図6】図4と同様の図であり、装置は定着後の係止位
置にある。
【図7】図3および図4に示した位置に対応した位置に
ある本発明の装置の斜視部分図。
【符号の説明】
10 ストライカプレート、11 開口、20 ケーシ
ング、30 係止ボルト、31 本体、32 ボール、
33 ニードル、40 コントローラ、41 リンク、
42 レバー、50 安全装置、51 カム、52 カ
ム従動子、53可動ストッパ手段、54 ストッパ部、
60 プロテクタ、P 下側フレーム、S フロア。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員が占有することができる状態となる
    開いた位置と、乗員が占有することができない状態とな
    る閉じた位置とを含む複数の形態をとることができるシ
    ートであって、該シートを所定の方向(△)の回りに傾
    斜させることにより該シートを上記二つの位置の一方か
    ら他方へと移行させることができるシートの下側フレー
    ム(P)をフロア(S)に取り外し可能に固定するため
    の装置にて、 フロア(S)と共働し且つ支持用のベアリング面(10
    1)および係止用の係止面(102)を有するストライ
    カプレート(10)にして、該係止面(102)上の接
    触領域(112)によって境界づけられた自由通路(1
    11)を有する開口(11)によって孔をあけられてい
    るストライカプレート(10)と、 前記所定の方向(△)に直交する軸を有する円柱状の案
    内キャビティ(310)を形成する中空の長い真っすぐ
    な本体(31)にして、先端(311)と、該本体(3
    1)を貫通して前記案内キャビティ(310)に開口す
    るように設けられた少なくとも一つの通路(312)
    と、開口端(313)とを備えた本体(31)から作ら
    れた係止ボルト(30)を担持しているケーシング(2
    0)と、 前記本体(31)から外側へ部分的に突出する第1の位
    置と該本体(31)の内側に後退する第2の位置との間
    を移動可能なようにして前記通路(312)内に収容さ
    れ且つ保持された少なくとも一つのボール(32)にし
    て、前記第1の位置にて該ボール(32)は、前記先端
    (311)が前記自由通路(111)に係合するときに
    前記接触領域(112)と相対して前記係止ボルト(3
    0)を前記ストライカプレート(10)へと係止するこ
    とができ、前記第2の位置にて前記ボール(32)は、
    前記接触領域(112)から分離して前記係止ボルト
    (30)を前記ストライカプレート(10)との係止状
    態から解放することができるようになされている、ボー
    ル(32)と、 前記案内キャビティ(310)内で作動位置と不作動位
    置との間を移動可能なように収容されているニードル
    (33)にして、前記作動位置では前記ボール(32)
    を突出させ、また、前記不作動位置では前記ボール(3
    2)が後退することを許容するようになされており、円
    柱状のシャンク(331)と、前記ボール(32)を前
    記作動位置および前記不作動位置の一方から他方へと移
    動可能とすべくパイロット部分(3322)に向かって
    収束する円錐台部分(3321)を備えてなる内端部分
    (332)と、外端部分(333)とを有しているニー
    ドル(33)と、 前記ケーシング(20)に支持され且つリンク(41)
    によって前記外端部分(333)に連結されているコン
    トローラ(40)にして、前記ニードル(33)を前記
    本体(31)内で移動させるようになされているコント
    ローラ(40)と、を備えている、シートの下側フレー
    ムをフロアに固定するための装置において、 前記コントローラ(40)が、操作用のハンドグリップ
    (421)および関節部分(422)を有するレバー
    (42)を備えており、該関節部分(422)は、前記
    ケーシング(20)と共働して、前記レバー(42)が
    前記所定の方向(△)に平行な軸の回りを非係止位置と
    係止位置との間で回動することを許容するようになされ
    ており、また前記レバー(42)は、前記リンク(4
    1)を支持して該リンク(41)が前記ニードル(3
    3)を前記作動位置と前記不作動位置との間で移動させ
    ることができるようにしており、 さらに、前記レバー(42)に連結された安全装置(5
    0)を備えており、該安全装置(50)は、前記係止ボ
    ルト(30)が前記ストライカプレート(10)上に係
    止されていない限り、前記下側フレーム(P)と相互作
    用して、シートが前記開いた位置へと傾斜するのを防止
    するようになされている、ことを特徴とする、 シートの下側フレームをフロアに固
    定するための装置。
  2. 【請求項2】 前記安全装置(50)が、前記レバー
    (42)に支持されたカム(51)と、該カム(51)
    と相互作用し且つ前記所定の方向(△)に平行に移動可
    能なように前記ケーシング(20)に装架されているカ
    ム従動子(52)と、該カム従動子(52)と連動する
    ように関連づけられている可動ストッパ手段(53)
    と、ストッパ部(54)とを備えており、前記可動スト
    ッパ手段(53)は、前記カム従動子(52)と一体に
    動き、不作動後退位置と作動突出位置との間を移動する
    ようになされており、前記ストッパ部(54)は、前記
    下側フレーム(P)に支持され、前記作動突出位置にあ
    る前記可動ストッパ手段(53)と対向することができ
    るようになされている、 請求項1に記載のシートの下側フレームをフロアに固定
    するための装置。
  3. 【請求項3】 前記カム(51)がスロープの形態を有
    しており、前記カム従動子52がロッドの形態を有して
    いる、 請求項2に記載のシートの下側フレームをフロアに固定
    するための装置。
  4. 【請求項4】 前記可動ストッパ手段(53)が、前記
    ケーシング(20)内を前記所定の方向(△)に平行に
    スライド可能なように装架されているフィンガ(53
    1)と、該フィンガ(531)に作用して前記カム(5
    1)および前記カム従動子(52)を互いに接触状態に
    維持する弾性付勢手段(532)と、前記下側フレーム
    (P)が前記開いた位置と前記閉じた位置との二つの位
    置の一方から他方へと移動するときの前記ストッパ部
    (54)の経路内に自身を位置づけ、それによって、前
    記係止ボルト(30)がストライカプレート10に係止
    されていないときに下側フレーム(P)が前記開いた位
    置へと傾斜移動するのを邪魔して防止することができる
    延長部(533)とを備えている、 請求項2または3に記載のシートの下側フレームをフロ
    アに固定するための装置。
  5. 【請求項5】 ロッドの形態を有する前記カム従動子
    (52)が、前記所定の方向(△)に直交するように、
    前記フィンガ(531)上に横方向に装架されている、 請求項3または4に記載のシートの下側フレームをフロ
    アに固定するための装置。
  6. 【請求項6】 前記リンク(41)が遊びを有してい
    る、 請求項1ないし5のいずれかに記載のシートの下側フレ
    ームをフロアに固定するための装置。
  7. 【請求項7】 前記リンク(41)が、前記ニードル
    (33)の前記外端部分(333)に支持され且つ前記
    レバー(42)内に係合しているピン(410)を備え
    ている、 請求項1ないし6のいずれかに記載のシートの下側フレ
    ームをフロアに固定するための装置。
  8. 【請求項8】 さらにプロテクタ(60)を備えてお
    り、 該プロテクタ(60)は、通常は、前記係止ボルト(3
    0)の前記本体(31)内の前記少なくとも一つの通路
    (312)を閉じる位置へと弾性的に付勢されており、
    それによって、前記少なくとも一つのボール(32)が
    前記第1の位置へと突出するのを防止するとともに前記
    ニードル(33)が前記作動位置をとるのを防止するよ
    うになされている、 請求項1ないし7のいずれかに記載のシートの下側フレ
    ームをフロアに固定するための装置。
  9. 【請求項9】 前記プロテクタ(60)が、前記本体
    (31)の外側をスライド可能なように装架されている
    スリーブチューブ(61)と、該スリーブチューブ(6
    1)を付勢するバネ(62)と、移動制限手段(63)
    とを備えている、 請求項8に記載のシートの下側フレ
    ームをフロアに固定するための装置。
  10. 【請求項10】 前記プロテクタ(60)が、バネカバ
    ー(64)およびキャップ(65)を有しており、該バ
    ネカバー(64)とキャップ(65)との間に前記バネ
    (62)が係合している、 請求項9に記載のシートの下側フレームをフロアに固定
    するための装置。
  11. 【請求項11】ランド・ベースド自動車のフロアに取り
    外し可能に装架すべく、請求項1ないし10のいずれか
    に記載のシートの下側フレームをフロアに固定するため
    の装置を備えた、該ランド・ベースド自動車のシート。
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