JP2749282B2 - ケーブル延線作業用ケーブル案内具 - Google Patents

ケーブル延線作業用ケーブル案内具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洞道或いは架空におい
てケーブを延線する際に生じる延線路の曲路部に配する
ようにして、ケーブルの牽引作業を円滑に行うために用
いるケーブル延線作業用ケーブル案内具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】牽引ロープを介して曲路部を通じてケー
ブルを牽引する際、該曲路部の角部にケーブルが接触し
て牽引作業が円滑に行えず、また、ケーブルに損傷を与
える場合があり、これを防ぐため、曲路部に作業員を配
置するなどの手段が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例によれば、延線
作業に相応の人員を要し、また、ケーブルの損傷を防ぐ
ためには相応の注意を要し、煩雑である。
【0004】本発明は、斯様な従来例の延線作業の煩雑
さに着目し、延線作業(ケーブル牽引作業)を能率的に
行える器具を提供することを目的として創案したもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】中央部片と該中央部片の
両側に相対して連設した一対の側部片で成り、しかも、
一側の開口部を開閉手段によって開閉するようにした主
体枠の内側に、前記開口部と相対する縦軸と、該縦軸の
両側に配して相対する一対の横軸をそれぞれ設け、これ
ら各軸にケーブルが接して自在に回動する案内ローラを
枢支させて案内体を構成し、適宜数の該案内体を前記案
内ローラの回動方向に並べて、前記主体枠間に架設し
た、適宜数の屈曲可能な組付け線で組付けたことを基本
的手段とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【第一実施例】図面中、図1ないし図9は第一実施例を
示し、図1は平面図、図2は図1の1A−1A線断面
図、図3は図2の平面図、図4は図2の側面図、図5は
図1の1B−1B線断面図、図6は図5の側面図、図7
は図1の1C−1C線断面図、図8は図1の一部拡大
図、図9は使用状態を示す平面図である。
【0013】第一実施例のケーブル延線作業用ケーブル
案内具Aaは、両側に配した第一案内体1,1の間に第
二案内体1′,…を介在させ、これらを鋼線より成る4
本の組付け線50,50,50′,50′で接続して構
成し、組付け線50,50′を屈曲させることにより全
体を平面視円弧状にして延線曲路部に用いることができ
るようにしたものである。
【0014】なお、延線直路部にも用いることができ、
場合によれば、例えば、建屋の階上へ延線する際に側面
視円弧状にして用いることができるものである。
【0015】第一、第二の案内体1,1′は、鋼板を屈
曲して構成した主体枠2に、合成樹脂製の第一、第二の
案内ローラ3,4を組付けたもので、主体枠2は、中央
部片5と該中央部片5の両側に相対して連設し側部片
6,6′とから成る一側開口9の溝形体で成り、側部片
6,6′の自由端には前記中央部片5と相対する支持部
片7を連設し、中央部片5および側部片6,6′の長手
方向に沿う両側に互いに相対する接続部片5a,6a,
6′aを設け、この接続部片5a,6a,6′aにそれ
ぞれ挿通孔8を設けて(中央部片5側の接続部片5aに
は一対の、側部片6,6′側の接続部片6a,6′aに
は3個の挿通孔を設けてある)構成したものである。
【0016】この主体枠2の一対の支持部片7,7と中
央部片5間には、それぞれ横軸10,10を、また、側
部片6,6′間には、側部片6,6′の基部側にして縦
軸11をそれぞれ架設し、横軸10にはケーブルCが接
して自在に回動する多数の前記第二案内ローラ4,…を
枢支させ、縦軸11にはやや鼓状の第一案内ローラ5を
回動自在に枢支させ、第一案内ローラ3の両側に前記第
二案内ローラ4,…を配置するようにして、牽引作業時
に、ケーブルCが第一案内ローラ5に主として接して案
内され、ジャンピング現象が生じても第二案内ローラ
4,…に接するようにしてその作業が円滑に行われるよ
うにしてある。
【0017】なお、横軸10及び縦軸11は、両端に備
えた螺子部に袋ナット22を螺合して締付けることによ
って主体枠1に固定してある。
【0018】そして、第一案内体1には、主体枠2の前
記開口9部の開閉手段12とケーブル用吊線aに対する
取付け手段13を設けてある。
【0019】開閉手段12は、主体枠2の開口9部を構
成する側部片6,6′の自由端部側(支持部片7側)に
相対して支持孔14,14′を設け、この支持孔14,
14′に規制杆15を挿通して側部片6,6′間に懸架
するようにして、前記開口9部を閉塞し、一方の支持孔
14′より規制杆15の先端を離脱させることによって
前記開口9部を開放するようにしたものである。
【0020】規制杆15の先端側には一方の側部片6′
の内面に係止する鍔部片15aを設け、この鍔部片15
aと他の一方の側部片6間に前記規制杆15に巻回し、
しかも、鍔部片15aを前記一方の側部片6′の内面方
向に常時付勢するコイルスプリング16を介在させ、該
コイルスプリング16を套装するようにして規制筒17
を前記規制杆15に回動自在に支持させ、規制杆15の
前記他の一方の側部片6より突出する基部に屈曲形状に
して操作レバー18を設けて構成したものである。
【0021】開閉手段12は、操作レバー18をコイル
スプリング16に抗して引張ることによって規制杆15
の先端を一方の支持孔14′より外し、しかる後、操作
レバー18の基部を他の一方の支持孔14に係合するよ
うにして規制杆15を第一案内ローラ3の回動方向に向
きを変えるようにして回動させ、主体枠2の開口9部を
開放するものである。
【0022】なお、規制筒17は、ケーブルCが接して
摩擦抵抗が生じたときは、回動するようになっている。
【0023】取付け手段13は、主体枠2の一方の側部
片6の自由端側に部片6bを突設し、該部片6bにナッ
ト19を固定する一方、部片6bに相対向して断面コ形
状の挾持片20を配し、この挾持片20の中央部片20
aに蝶ボルト(普通のボルトでも良い)21を貫通さ
せ、該ボルト先端を前記ナット19に螺合させると共
に、挾持片20の側部片20bの前記部片6b側にはケ
ーブル吊線aの係合凹部55を設けて構成したもので、
係合凹部55に既設のケーブル吊線aを係合させ、蝶ボ
ルト21を締付けることによって第一案内体1すなわち
ケーブル案内具Aaはケーブル吊線aに取付けられる。
【0024】しかして、第一案内体1を両側に配し、こ
の一対の第一案内体1,1間に第二案内体1′,…を、
案内ローラ3,4の接線方向に並べるように配し、各案
内体1,1′の主体枠2の側部片6,6′に設けた一対
の挿通孔8,8中の支持部片7側のものに組付け線5
0′を、中央部片5に設けた挿通孔8,8,8中の両側
のものに組付け線50,50をそれぞれ貫通させ、第一
案内体1より突出する組付け線50,50′の末端に備
えた螺子部に袋ナット22,22を螺合し、また、中央
部位に配した一対の第二案内体1′,1′より突出する
組付け線の末端に備えた螺子部に袋ナット22,22を
螺合して各案内体1,1′を組付け線50,50′を介
して一体的に組付け、前記の中央部位に配した一対の第
二案内体1′,1′には、組付け線50,50に代え
て、側部片6,6,6′,6′の中央部片5側の基部に
配した金属板より成る補強板23を架設してある。
【0025】補強板23は、ケーブル案内具Aaの中央
部位に配した一対の第二案内体1′,1′の第一案内ロ
ーラ3を枢支する縦軸11をこれに貫通させ、縦軸11
端部に袋ナット22を螺合することによって側部片6,
6′の外面に締め付けて前記の通り架設したものであ
る。
【0026】なお、補強板23は、一対の案内体若しく
はそれ以上の案内体間に架設し、第一実施例のごとく中
央部位の案内体間に限定する必要はない。この補強板2
3を用いない場合は、案内体の中央部片側は組付け線5
0によって連結される。
【0027】図示24は、前記開閉手段12と異なる他
の開閉手段12′を構成する取付け板兼用の開閉板で、
開閉板24は、ケーブル案内具Aaを構成する第一案内
体1と中央部位に配した一対の第二案内体1′,1′に
隣接して配され、一端を主体枠2の一方の側部片6′に
貫通させた組付け線50′に、該組付け線50′を貫通
させるようにして支持させ、他の一端に設けた切欠24
aを主体枠2の他の一方の側部片6側の組付け線50′
に係止させるようにして一対の組付け線50′,50′
間に懸架するようにしたもので、切欠24aを一方の組
付け線50′に係止することによって主体枠2の開口9
部は閉塞、すなわち、主体枠2に係合したケーブルCは
開口9部を通じて主体枠2より外れないようにしてあ
る。
【0028】開閉板24は、第一案内体1又は第二案内
体1′と第二案内体1′との間に介在させて組付け線5
0′,50′に巻回したコイルスプリング25,25に
押圧されて第一案内体1又は前記中央部位に配した一対
の第二案内体1′,1′に押し付けられ位置決めされ、
コイルスプリング25に抗して切欠24a部を組付け線
50′に沿って移動させることによって切欠24a部が
組付け線50′より外れ、開口9部を通じてケーブルC
の取外し可能状態を得られる。
【0029】開閉板24には結束紐26の一端を取付
け、結束紐26の他の一端は、ケーブル吊線aに結び付
けて実施例案内具Aaは吊線aに安定的に取付けられ
る。
【0030】各案内体1,1′の主体枠2,2の中央部
片5に貫通させた組付け線50は、各案内体1,1′間
に介在させた規制パイプ27を貫通させており、規制パ
イプ27は各案内体1,1′間に適宜配されて組付け線
50に支持され、実施例案内具Aaを円弧状にする際の
円弧角度を規制する。
【0031】28はケーブル案内具Aaを円弧状の屈曲
状態を維持させるための保形ワイヤで、保形ワイヤ28
は、基端部をケーブル案内具Aaの一端側の第一案内体
1に設けたフック29に係止し、前記補強板23,23
間に架設した支持杆30および他の一端側の第一案内体
1に設けたフック29′のそれぞれに中間部を支持さ
せ、先端に係止フック31を備えたもので、この係止フ
ック31を引掛ける鎖紐32の一端を前記一方のフック
29に取付けてある。
【0032】しかして、保形ワイヤ28の先端に備えた
係止フック31を鎖紐32の適宜のリングに係止させる
と、組付け線50,50′を鋼線で構成してあるので
(必ずしも、鋼線でなくとも良いが、弾性変形する素材
を用いるのが望ましい)、実施例案内具Aaは、規制パ
イプ27を支持させた連結線50,50側を内側とする
円弧状に屈曲し、その円弧状屈曲状態が維持される。
【0033】このとき、規制パイプ27は、屈曲角度が
小さくなればなるほど、その端部が案内体1,1′に近
接し、案内体1,1′に接触することにより、実施例案
内具Aaの屈曲角度は規制される。
【0034】そして、結束紐26の自由端をケーブル用
吊線aに結び付ける一方、取付け手段13において吊線
aに固定し、常法通り、牽引ロープを介してケーブルC
を実施例案内具Aaの長手方向に沿わせて貫通させるよ
うにして牽引すると、ケーブルCは、主として第一案内
ローラ3、ときとして、第二案内ローラ4に接して牽引
され、各ローラ3,4の回動によってその移動が円滑に
行われる。移動時においてケーブルCが開口9部を通じ
て案内体1,1′より外れようとしても、開閉手段1
2,12′による開口9部の閉塞によってそれが阻止さ
れる。
【0035】ケーブル牽引作業終了後は、開閉手段1
2,12′によって開口9部を開放することによってケ
ーブルCから案内具を取り外すのである。
【0036】なお、補強板23は、延線(配線)曲路部
のケーブル牽引作業時おいて最も負荷のかかり易い部分
(本実施例では中央部)に配することによって、補強効
果を期待できる。
【0037】
【第二実施例】図10は第二実施例の平面図である。
【0038】第二実施例のケーブル案内具Abは、一対
の第一案内体1,1間に一対の第二案内体1′,1′を
配して、互いに隣接する第一、第二の案内体1,1′間
にターンバックル33を装置し、ターンバックル33に
よって尚一層屈曲させ、円弧状態を維持させるようにし
たものである。
【0039】残余の点は、符号で示す通り第一実施例と
ほぼ同様の構成を採っている。
【0040】補強板23を円弧状にしてあるのは、案内
具Ab全体の屈曲変形作業を円滑に行うためである。
【0041】第一実施例の補強板23も円弧形状のもの
を用いても良いことは勿論である。
【0042】
【第三実施例】図11は第三実施例の平面図、図12は
連結枠部の縦断面図、図13は連結枠部の横断面図、図
14は係合材の正面図、図15は使用状態を示す平面図
である。
【0043】第三実施例は、第一実施例で用いた取付け
手段13を省略して、すなわち、第一案内体1を用いな
いで第二案内体1′,…のみで案内具Acを構成させ、
補強板23を円弧状にして4個の第二案内体1′,
1′,1′,1′の側部片6,6′間にわたし、案内具
Acの一端側にはマンホールMhに連通する管路tに係
合する係合材34を取付け、他の一端側には他のケーブ
ル案内具に接続するための連結枠部35を設けたもので
ある。
【0044】なお、開閉手段12,12′の配置位置に
おいて第一実施例と多少の相違があるが、この配置位置
を含めた残余の点は第一実施例とほぼ同様なので説明を
省略する。
【0045】前記係合材34は、取付け部片34bと該
取付け部片34bに対して直交する方向に配した係合部
片34aで構成し、取付け部片34bに設けた透孔3
6,36,36の両側のものに、組付け線50,50を
貫通させ、組付け線50の取付け部片34bより突出す
る先端螺合部に袋ナット22を螺合締付けて案内具Ac
の一端側に装置したものである。
【0046】係合材34の係合部片34aは、前記管路
tの内壁とほぼ一致する半円状にしたもので、これを管
路開口端に係合して用いるものである。
【0047】案内具Acの他の一端側に配した前記連結
枠部35は、中央部片37a,38aと一対の側部片3
7b,37b、38b,38bとで成るコ形体によって
構成した第一、第二の接続枠37,38で成り、第一接
続枠37の中央部片37aに、側部片37b,37b間
にして固定したナット材39を、第二接続枠38の側部
片38b,38b間に介在させるようにして第二接続枠
38を第一接続枠37に係合して組合わせ、前記ナット
材39に、第二接続枠38の中央部片38aを押圧する
連結ボルト40を螺合して構成したものである。各連結
枠37,38の各側部片37b,37b,38b,38
bには前記組付け線50′および連結線(実施例では組
付け線1,1′と同径)41の外径より内径がわずかに
大きい一対の透孔42,42′を設け、互いに一致させ
た一方の透孔42に組付け線50′を貫通させて、第一
連結枠37の側部片37bより突出する当該組付け線5
0′の先端螺子部に袋ナット22を螺合して組付け線5
0′と組合わせ、隣接する他の案内具の連結枠部に一端
を取付けた連結線41の他の一端側を各連結枠37,3
8の側部片37b,37b,38b,38bに設け、互
いに一致させた他の一方の透孔42′に貫通させるよう
にしてある。
【0048】そして、連結線41を透孔42′に貫通さ
せて連結ボルト40を締め付けると、該ボルト先端は、
第二連結枠38の中央部片38aを押圧し、この結果、
第二連結枠38は第一連結枠37と相対的に変位し、こ
のため、第一連結枠37側の透孔42,42′と第二連
結枠38側の透孔42,42′は互いにずれ、孔縁が組
付け線50′ないし連結線41を挾持することとなり、
ケーブル案内具は連結線41を介して互いに連結される
のである。
【0049】なお、斯様な連結枠部35を用いた連結装
置は他の実施例のケーブル案内具にも適用できる。
【0050】連結線41は組付け線50,50′と同
様、弾性の鋼線で構成してあるが、必ずしも弾性を備え
ていなくとも良い。
【0051】図15はマンホールMh内において、管路
t,t間をつなげるようにして一対のケーブル案内具A
c,Acを互いに連結した状態を示し、マンホールMh
内に立設した支柱Dに補強板23に取付けた結束紐26
を縛り付け、係合材34を管路tに挿入する一方、連結
枠部35および連結線41を用いて両案内具Ac,Ac
を連結すると、マンホールMh内において管路t,tを
結ぶ延線曲路が形成され、連結ボルト40を緩め、結束
紐26を支柱Dより外すことによって該曲路状態は解か
れるのである。
【0052】
【発明の効果】本発明は、前記の通りの構成であるか
ら、組付け線を屈曲させてケーブル線路の曲路部に合わ
せて自在に変形させて用いることができ、しかも、牽引
時に案内ローラに案内されてケーブルが円滑に移動し、
延線作業を能率的に行える製品を提供でき、縦軸に備え
た案内ローラによってケーブルが移動し、ケーブルが該
案内ローラより外れても横軸に備えた案内ローラに接す
るから、ケーブル移動は損なわれることがない。また、
請求項2の発明にあっては、補強板の存在によって外力
の負荷(ケーブル牽引作業時に生じる)に充分対応で
き、さらに請求項3の発明にあっては、ケーブル管路に
も適用でき、全体として配線作業時に人員コストを削減
でき、従来にない斬新な構造のケーブル案内具である。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の平面図。
【図2】図1の1A−1A線断面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2の側面図。
【図5】図1の1B−1B線断面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図1の1C−1C線断面図。
【図8】図1の一部拡大図。
【図9】使用状態を示す平面図。
【図10】第二実施例の平面図。
【図11】第三実施例の平面図。
【図12】連結枠部の縦断面図。
【図13】連結枠部の横断面図。
【図14】係合材の正面図。
【図15】使用状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 第一案内体 1′ 第二案内体 2 主体枠 3 第一案内ローラ 4 第二案内ローラ 9 開口 12,12′ 開閉手段 50,50′ 組付け線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部片と該中央部片の両側に相対して
    連設した一対の側部片で成り、しかも、一側の開口部を
    開閉手段によって開閉するようにした主体枠の内側に、
    前記開口部と相対する縦軸と、該縦軸の両側に配して相
    対する一対の横軸をそれぞれ設け、これら各軸にケーブ
    ルが接して自在に回動する案内ローラを枢支させて案内
    体を構成し、適宜数の該案内体を前記案内ローラの接線
    方向に並べて、前記主体枠間に架設した、適宜数の屈曲
    可能な組付け線で組付けた、ケーブル延線作業用ケーブ
    ル案内具。
  2. 【請求項2】 適宜の互いに隣接する一対の案内体の主
    体枠の側部片の中央部片側の基部間に補強板を架設し
    た、請求項1記載のケーブル延線作業用ケーブル案内
    具。
  3. 【請求項3】 組付け線の端末側に配した案内体の主体
    枠に係合材を固定し、該係合材にケーブル管路の開口端
    に係合する断面円弧状の係合部片を突設した、請求項1
    又は2記載のケーブル延線作業用ケーブル案内具。
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