JPH0521798Y2 - - Google Patents

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JPH0521798Y2
JPH0521798Y2 JP9304587U JP9304587U JPH0521798Y2 JP H0521798 Y2 JPH0521798 Y2 JP H0521798Y2 JP 9304587 U JP9304587 U JP 9304587U JP 9304587 U JP9304587 U JP 9304587U JP H0521798 Y2 JPH0521798 Y2 JP H0521798Y2
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main body
pins
fitting
body fitting
rope
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JP9304587U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線路の点検や工事時又は送電時に
おいて、柱上開閉器を開又は閉に保持するのに、
工事人が地上から開閉器の操作綱の開閉操作と、
操作綱の固定とする開閉操作綱止め装置に関す
る。
〔従来の技術〕
上記の装置として本出願人は実公昭62−3871号
公報に開示する考案を提案した。
その考案は、2本の操作綱を平行に挟持金具間
に挟み、ボルトの緊弛で該綱の固定・解放を行
い、その固定状態において綱を緊張状態に保つた
め、挟持金具を電柱に固着した本体金具に沿つて
下方に摺動させて係止させる構成である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
即ち上記公知のものは、ボルトの緊弛・挟持金
具の摺動係止の数動作を手動で行うことになる。
そこで本考案は操作綱の固定・解放・緊張保持を
ワンタツチ的に行い得るように改良することを目
的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、電柱Pに取付ける本体金具1の前面
に複数個宛のピン2,3を上下に左右略対称に設
け、その各上下のピン間に横長孔4,5を本体金
具1に設け、その各長穴から本体金具1の前面に
前記固定ピンと平行に突出する可動ピン6,7を
夫々設けた横摺動金具8,8を、左右対称に本体
金具1の背面に配置し、その横摺動金具8を摺動
させるための上下揺動レバー9を軸10により本
体金具1に取付けて部材11により該摺動金具8
に夫々連動させ、左右縦列の各固定ピン2,3と
可動ピン6,7との間に操作綱12a,12bを
通して吊り下げた、柱上開閉器の開閉操作綱止め
装置である。
〔作用〕
図示例は3個宛の固定ピン2,3と、その各ピ
ン間に位置する2個宛の可動ピン6,7を左右対
称に設けた例で、レバー9を“フリー”の方向に
軸10を中心に揺動させると、第6図のように可
動ピン6,7が固定ピン2,3の各縦列線より内
方に移動して操作綱11a,11bを解放する。
揺動レバー9を第6図において左回りの“ロツ
ク”方向に揺動させると、第7図のように横摺動
金具8が外方へ押し出され、可動ピン6,7が綱
11a,11bを押し出しながら横長穴4,5内
を横に移動し、固定ピン2,3とにより該綱をジ
グザグ状に係止して固定する。
〔実施例〕
図面は本考案の好ましい実施例を示すもので、
揺動レバー9と横摺動金具8の連動部材11とし
ては、リンク11・ピン13a,13bを図示す
るが、レバー9にカムを設けカムフオロワを横摺
動金具8に設けて連動させることもできる。
第4図中14は本体金具1と横摺動金具8との
間に配置し、リベツトまたはビス15で本体金具
1に固定した補強金具を示し、その側方突出腕1
4aはその上下面で可動ピン6,7の横動を案内
する。その腕14aの横長穴14bは該金具8の
2本の案内ピン15の横移動を案内し、該金具8
の位置および横摺動を安定させる。
16は左右の横摺動金具8,8の上下において
その相互間に張設したコイルばねで、レバー9・
横摺動金具8,8、可動ピン6,7のロツク動作
位置(第7図)、フリー動作位置(第6図)を、
第8図示の支点関係で確保する作用を行う。
17は本体金具1の前面に操作綱の上下動に十
分な間隔Dを第3図のように置いて、第1図のよ
うに取付けた綱外れ防止金具で、操作綱の下端握
りの格納部17aを一体に形成する。第4図中1
8はレバー9の背面に当てた組付け兼軸受金具
で、これに固着したナツト19に上記の金具17
のスペーサを形成する凹部17bに頭部10aを
収納された前記の軸10兼組付ボルトを螺合す
る。その金具18は本体金具1の取付耳1aに上
下をビス止めされる。30はレバー9と補強金具
14との間のスペーサである。
本体金具1は略箱形を成し、その開口側辺に形
成した当金20を第1図のように電柱Pに当て
が、該当金のピン受21に通したピン22に掛け
た電柱バンド23a,23bを電柱に巻き、締付
金具24で取付けた例を示す。締付金具24は、
バンド23aの一端に形成した環状部25の周面
溝に傾動自由に通したボルト26と、そのボルト
に螺合したナツト27に連結されたフツク28と
から成り、フツクの先端鈎部28aをバンド23
bの穴29に引掛けてボルト・ナツト26,27
で緊締したものを例示するが、本体金具1の電柱
への取付手段は任意である。
本考案の操作綱止め装置を使用するには、柱上
の開閉器から吊り下げられた2本の綱12a,1
2bを第6図のように内方に移動している可動ピ
ン6,7と対応する固定ピン2,3との間を通し
たフリー状態で、本体金具1を電柱Pに地上から
手が届かない適当な高さ位置に取付ける。
そして例えば右側の綱12aを下方に引いて開
閉器を閉じ、両綱を弛みが無いように引いた状態
で、引掛け棒でレバー9をその左側の引掛け片9
bを介して左回りに第7図の位置に揺動させる
と、横摺動金具8が連動部材11で押し出されて
可動ピン6,7を外方の固定ピン2,3間に横移
動させ、綱12a,12bを上下ピンに交互にジ
グザクに曲げて係止してロツクする。
この状態を下から見るとレバー9は右下りとな
り、本体金具1の下面に設けた“ロツク”の表示
に合致する。操作綱の下端の握りは前記引掛け棒
等を用いて格納部17aに格納し、部外者の徒ら
を防止する。
開閉器を開く場合は、引掛け棒で第7図右側の
引掛け片9aを引き下ろしてレバー9を右回りに
第6図の位置に傾動させると可動ピン6,7が内
方へ移動して綱12a,12bをフリーに解放す
る。この状態で握りを格納部から下ろして綱12
bを下方に引くと、開閉器は開く。以後前記の操
作で操作綱をロツクする。
なお、図示例では、レバー9が左回りで操作綱
のロツク、右回りでフリーとなるが、ピン13a
とレバー9の固着位置を変更することにより、フ
リー・ロツクは逆回りにすることも可能である。
ハ 考案の効果 上記の構成であるから、レバー6を引掛け棒等
で右または左に揺動させる操作だけで、操作綱の
固定(ロツク)または解放(フリー)がワンタツ
チ的に行われ、操作扱いが非常に簡便で実用的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を電柱に取付けた状態を下から
見た図、第2図はその正面図、第3図はその一部
の側面図、第4図は本考案の分解斜視図、第5図
は操作綱の固定・解放を行うレバーと摺動子の関
係を示す正面図、第6図は操作綱を解放した場合
の固定ピンと可動ピンとの関係を示す正面図、第
7図は操作綱を固定した場合の固定ピンと可動ピ
ンの関係を示す正面図、第8図は揺動レバーの動
作位置保持ばねの作用説明図。 P……電柱、1……本体金具、2,3……固定
ピン、4,5……横長穴、6,7……可動ピン、
8……横摺動金具、9……上下揺動レバー、10
……軸、11……連動部材、12a,12……操
作綱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電柱に取付ける本体金具の前面に複数個宛のピ
    ンを上下に左右略対称に設け、その各上下のピン
    間に横長孔を本体金具に設け、 その各長穴から本体金具の前面に前記固定ピン
    と平行に突出する可動ピンを夫々設けた横摺動金
    具を、左右対称に本体金具の背面に配置し、 その横摺動金具を摺動させるための上下揺動レ
    バーを軸により本体金具1に取付けて部材により
    該摺動金具に夫々連動させ、 左右縦列の各固定ピンと可動ピンとの間に操作
    綱を通して吊り下げた、 柱上開閉器の開閉操作綱止め装置。
JP9304587U 1987-06-17 1987-06-17 Expired - Lifetime JPH0521798Y2 (ja)

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JP9304587U JPH0521798Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JPS63202033U JPS63202033U (ja) 1988-12-27
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