JP2749243B2 - 遊水池装置 - Google Patents
遊水池装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
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- Sewage (AREA)
Description
貯溜する遊水池装置に関する。
人口基盤として利用する遊水池装置としては、例えば図
11ないし図13に示すように、底部1に側壁部2を垂直に
一体に突設した複数個のブロック3を前後方向に接合し
て列を形成し、各列を所定間隔をおいて平行に配設し、
底壁部4の底部間に現場コンクリート打ちなどにて底板
5を形成し、側壁部2の上部間に蓋板6を橋架した構造
が知られている。そして、各列間の空間部7および一対
のブロック3,3の接合部に設けた孔あき部8にて貯溜
水の流通を確保するとともに人が出入りできるようにな
っている。
来の図11ないし図13に示す構造の装置では、遊水池内は
各列の連続する側壁部2にて遮られて見通しが悪くな
り、保守管理が困難になるという問題を有している。
などの重機は、各列の連続する側壁部2にて阻まれ、各
列間を一方向にしか直進できないため、重機による清掃
作業が困難になるという問題を有している。
で、見通しが良好で、保守管理が容易となりしかも清掃
作業が容易となる遊水池装置を提供することを目的とす
る。
立設された側壁部を有するブロックまたはこのブロック
を複数個前後方向に並設したブロックの組を、前後方向
に交互にずらして平行に並設し、前記ブロックの底部間
に底板を設けるとともに、前記ブロックの上部間に蓋板
を橋架したものである。
クの組を前後方向に交互にずらして平行に並設すること
により、ブロック間またはブロックの組間の側壁部が離
間して配設されるので、遊水池を斜め方向に見通すこと
ができ、見通しが良好になり、装置の保守管理が容易に
なるとともに、泥土搬出用の重機が側壁部間を縦横方向
のみならず斜め方向にも自在に移動できるので、清掃作
業が容易になる。
して説明する。
状のブロックで、このブロック11は図5ないし図7にも
示すように、内部に鉄筋などの鋼材を埋設してコンクリ
ートで一体に形成され、底壁部12の中間上部に側壁部13
が立設され、この側壁部13の両側上部に受台14が突設さ
れている。また、上記側壁部13の下部における前部また
は後部に開口部15が形成されている。さらに、図5ない
し図7に示すように、底壁部12の両側端部から外方に向
かって多数の鉄筋16が突設されている。なお、図1は側
壁部13の中間部から一部を切り欠いた状態を示す平面図
である。
される略矩形状の蓋板で、この蓋板21は内部に鉄筋など
の鋼材を埋設してコンクリートで一体に形成されてい
る。
記多数のブロック11を基盤上に形成したコンクリート基
礎(図示せず)などに順次設置する。この際、ブロック
11は、開口部15が前後反対側にあるものを2個1組と
し、側壁部13を前後方向に並設し、側壁部13の上部同士
をボルトやPC鋼材にて緊結して結合して、一対のブロ
ック11からなるブロックの組22を順次形成する。
に、すなわち、前後方向に交互にずらして平行に並設す
る。
向に間隔L1 (側壁部13a ,13a 間)をおいて順次配置
して、ブロックの組22a からなるA行を形成する。次
に、このA行の前後側にブロックの組22b を左右方向
に、間隔L1 (側壁部13b ,13b間)をおいてかつブロ
ックの組22a と交互にずらして順次配置して、ブロック
の組22b からなるB行を形成する。すなわち、前後側か
ら見る場合、ブロックの組22b を相対するブロックの組
22a ,22a の中間部に配置するとともに、左右側から見
る場合、ブロックの組22a の端部とブロックの組22b の
端部とが合致するように配置する。次いで、A行、B
行、A行、B行……のようにA行とB行とを交互に順次
形成する。
いて並設されたブロックの組22a からなるα列と、前後
方向に間隔L2 をおいて並設されたブロックの組22b か
らなるβ列とが交互に形成され、このα列とβ列とは間
隔L3 (側壁部13a ,13b 間)をおいて配置される。
B行の順に限られることなく、任意の順に配置でき、例
えばα列、β列の順に配置することができる。
13a 間または側壁部13b ,13b 間に長さL1 の水路23が
形成されるとともに、隣合う側壁部13a ,13b 間に長さ
L3の連通部24が形成される。
ートで一体に形成された断面略L字状の多数の外壁体26
を、ボルトやPC鋼材にて緊結し結合して形成するか、
現場コンクリート打ちで形成するか、あるいは一部を外
壁体26で形成するとともに一部を現場コンクリート打ち
で形成する。
11と外壁体26との底部間に、すなわち、ブロック11の底
壁部12から突設された鉄筋16を埋設して現場コンクリー
ト打ちで底板27を形成する。なお、必要に応じて、底板
27を補強するために、ブロック11の設置後に、上記鉄筋
16とは別個にブロック11の底部間に鉄筋(図示せず)を
配設し、この鉄筋と上記鉄筋16とを緊結した後に、現場
コンクリート打ちを行ってもよい。
るブロック11の上部間およびブロック11と外壁25との上
部間に、すなわち相対するブロック11の受台14上に、順
次橋架する。なお、蓋板21は、長さ寸法が大の蓋板21a
と小の蓋板21b の2種類を形成して、橋架する箇所に応
じて使い分ける。
24および各開口部15にて連通した遊水池空間が構成さ
れ、この遊水池空間に雨水などが流入口(図示せず)か
ら流入して一時貯溜され、排水口(図示せず)から順次
排出される。
は互いに離間して配置され、すなわち、前後方向に間隔
L2 をおいて、左右方向に間隔L1 または間隔L3 をお
いて配置されているので、遊水池を斜め方向に見通すこ
とが可能になり、見通しが良好になり、保守点検が容易
になる。また、トラックやバックホーなどの泥土搬出用
の重機が各連通部24にて連通された水路23を縦横方向の
みならず斜め方向に自在に移動できるので、清掃作業が
容易になる。
のブロックで、このブロック31は内部に鉄筋などの鋼材
を埋設してコンクリートで一体に形成され、底壁部32の
両側上部に間隔L4 をおいて側壁部33が立設され、この
両側の上端間に上壁部34が設けられ、内部には水路35が
形成されている。また、上記両側の側壁部33の外側上部
に受台36が突設されている。なお、図8は側壁部33の中
間部から一部を切り欠いた状態を示す平面図である。
記多数のブロック31を基盤上に形成したコンクリート基
礎(図示せず)などに順次設置する。この際、ブロック
31は水路35を互いに連通した状態で2個1組として、側
壁部33を前後方向に並設し、一対のブロック31からなる
ブロックの組37を順次形成する。
に、すなわち、前後方向に交互にずらして平行に並設す
る。例えば、ブロックの組37a を左右方向に間隔L5 を
おいて順次設置してA行を形成し、次にこのA行の前後
側にブロックの組37b を左右方向に間隔L5 をおいてか
つブロックの組37a と交互にずらして順次設置してB行
を形成する。このようにして、A行、B行、A行、B行
……と順次形成することにより、左右方向のブロックの
組37間に長さL5 の水路38が形成されるとともに、この
水路38とブロックの組37内の水路35とを連通する連通部
39が形成される。
ートで一体に形成された底板41を形成し、次いでブロッ
ク31の上部間に、すなわち相対するブロック31の受台36
上に、コンクリートで一体に形成された蓋板42を順次橋
架する。
ート打ちで形成するかあるいはプレキャストした外壁体
(図示せず)を結合して形成する。
は互いに離間して配置されているので、遊水池を斜め方
向に見通すことが可能になり、見通しが良好になり、保
守点検が容易になる。また、トラックやバックホーなど
の泥土搬出用の重機が各連通部39にて連通された水路3
5,38を縦横自在に移動できるので、泥土の搬出が容易
になり、清掃作業が容易になる。特に、水路35の長さL
4 を例えば6m程度にブロック31を大きく形成すると、
見通しが一層良好になるとともに重機の移動が一層容易
になる。
2,37を前後方向に交互にずらして平行に並設したもの
について説明したが、本発明はこれに限られるものでは
なく、ブロックを1個ずつ前後方向に交互にずらして平
行に並設することができる。
したものについて説明したが、本発明はこれに限られる
ものではなく、例えば、底板の一部を砂利、砕石などに
置き換えて、貯溜水を地盤に浸透させることができる。
クの組を前後方向に交互にずらして平行に並設すること
により、ブロック間またはブロックの組間の側壁部が離
間して配設されるので、遊水池内を斜め方向に見通すこ
とが可能になり、見通しが良好になり、装置の保守管理
が容易になるとともに、泥土搬出用の重機が側壁部間を
縦横方向のみならず斜め方向に自在に移動できるので、
清掃作業が容易になる。
た平面図である。
欠いた平面図である。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 立設された側壁部を有するブロックまた
はこのブロックを複数個前後方向に並設したブロックの
組を、前後方向に交互にずらして平行に並設し、前記ブ
ロックの底部間に底板を設けるとともに、前記ブロック
の上部間に蓋板を橋架したことを特徴とする遊水池装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064062A JP2749243B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 遊水池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5064062A JP2749243B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 遊水池装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272290A JPH06272290A (ja) | 1994-09-27 |
JP2749243B2 true JP2749243B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13247236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5064062A Expired - Fee Related JP2749243B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 遊水池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2749243B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103960162A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-06 | 上海沃施园艺股份有限公司 | 一种自清洁喂鸟器 |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JPH08319659A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-12-03 | Daiwa Kuresu Kk | 地下遊水池構造物 |
JP6224181B1 (ja) * | 2016-07-12 | 2017-11-01 | 旭コンクリート工業株式会社 | 地下貯水施設 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5064062A patent/JP2749243B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103960162A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-06 | 上海沃施园艺股份有限公司 | 一种自清洁喂鸟器 |
CN103960162B (zh) * | 2014-05-23 | 2015-11-25 | 上海沃施园艺股份有限公司 | 一种自清洁喂鸟器 |
Also Published As
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---|---|
JPH06272290A (ja) | 1994-09-27 |
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