JP2746807B2 - セグメント - Google Patents
セグメントInfo
- Publication number
- JP2746807B2 JP2746807B2 JP5024034A JP2403493A JP2746807B2 JP 2746807 B2 JP2746807 B2 JP 2746807B2 JP 5024034 A JP5024034 A JP 5024034A JP 2403493 A JP2403493 A JP 2403493A JP 2746807 B2 JP2746807 B2 JP 2746807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- tunnels
- tunnel
- retaining plate
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
覆工に用いられるセグメントに関するものである。
ンネルを接続させて大断面の地下空間を構築する場合、
山岳トンネル工法を応用して接続部分に大規模な地盤改
良を行って止水し、土留支保工を施工するようにしてい
た。
止水をするために用いられる薬液注入や凍結工法は、全
面的に地盤改良を必要とするばかりでなく、安全性の確
保にも問題があった。本発明は上記のような問題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、全面的に地盤改良
を必要とせず、しかも安全に土留できるセグメントを提
供することである。
めの本発明のセグメントは、セグメント本体の外面に、
隣接するシールドトンネル同士間の地山を土留めする土
留部材を設け、該土留部材のセグメント側に設けた固定
ボルトがセグメント本体のルーズホールから内面側に突
出され、前記土留部材を固定ボルトに螺合したナットの
操作によって固定またはスライド可能としたことを特徴
とする。
セグメント本体の外面にスライド自在に設けた土留板を
スライドさせて隣接するトンネルの上面に掛け渡すこと
により前記間隙部の土留を容易に行うことができる。
について図面に基づいて詳細に説明する。本発明のセグ
メント1は通常の鋼製セグメントであり、スキンプレー
トのルーズホール1aに固定ボルト2aが挿入されて土
留板2がスライド自在に取り付けられている。
であり、その先端に切削刃2bが形成されている。ま
た、この土留板2はセグメント1の運搬時及び組立て時
は外面に固定されているが、組立て後に固定ボルト2a
に螺合されたナットを緩めるとスライド可能となる。ま
た、土留板2の長辺方向は、図3に示すように、凹溝2
cによって隣接する土留板2と接合されている。
断面トンネルの構築方法について説明する。このセグメ
ントは、第4図に示すように、2本の並列して構築され
たトンネル7、8が比較的近接した場合に使用されるも
のであり、間隙部6側の上面及び下面に組立てられる。
の固定ボルト2aに螺合されたナットを緩め、これらの
固定ボルト2aを油圧ジャッキ等で押圧して土留板2を
押し出して隣接するトンネル8の上面に掛け渡すことに
より間隙部6上下の土留が行われる。このように、間隙
部6上下の土留が行われた後に、前記間隙部6側のセグ
メント7a、8aを取り外して間隙部6の掘削をする。
2本のトンネル7、8を連結した後に、図6に示すよう
に、その内面をコンクリートで二次覆工して大断面のト
ンネル5を構築する。
ものであり、これは2本の並列するトンネル7、8が比
較的離れている場合に使用される。これは、土圧荷重に
耐え得るように土留板9が箱型に形成され、前記と同様
に固定ボルト9aでセグメント3の外面にスライド自在
に固定されている。そして、2本のトンネル7、8間に
掛け渡す場合は、一方のトンネル7から他方のトンネル
8に渡ってボウリングを行こなって、そのボウリングロ
ッド10の先端を箱型の土留板9に貫入させる。
ド10の先端にストッパ11を螺着して固定ボルト9a
を緩める。そして、ボウリングロッド10をセンターホ
ールジャッキ13等でトンネル7の方向へ引っ張ること
によりストッパ11が掛止片12に当たって土留板9が
引っ張られ、トンネル7の側面に設けた受け金物14上
に掛け渡される。このように間隙部6上下の土留を行っ
た後に、前述したように2本のトンネル7、8を連結す
る。
ライドさせてシールドトンネル間の地山を土留できるの
で、大断面のトンネルを短期間かつ、容易に構築でき
る。
築する場合に比べて半分以下とすることができる。
分な強度の土留板があるため、セグメントの一部を撤去
しても安全かつ合理的な作業ができる。
た断面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 セグメント本体の外面に、隣接するシー
ルドトンネル同士間の地山を土留めする土留部材を設
け、該土留部材のセグメント側に設けた固定ボルトがセ
グメント本体のルーズホールから内面側に突出され、前
記土留部材を固定ボルトに螺合したナットの操作によっ
て固定またはスライド可能としたことを特徴とするセグ
メント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5024034A JP2746807B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5024034A JP2746807B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | セグメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06240990A JPH06240990A (ja) | 1994-08-30 |
JP2746807B2 true JP2746807B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=12127232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5024034A Expired - Lifetime JP2746807B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | セグメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2746807B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110566223B (zh) * | 2019-09-16 | 2021-01-26 | 北京市市政四建设工程有限责任公司 | 一种深埋pba地铁车站断面设计方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343275Y2 (ja) * | 1984-12-27 | 1988-11-11 | ||
JP2566162B2 (ja) * | 1989-02-23 | 1996-12-25 | 日本鉄道建設公団 | 並列トンネル間の切拡げ工法及びこれに用いる支保装置 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP5024034A patent/JP2746807B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06240990A (ja) | 1994-08-30 |
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Legal Events
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