JP2746305B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
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- JP2746305B2 JP2746305B2 JP1124232A JP12423289A JP2746305B2 JP 2746305 B2 JP2746305 B2 JP 2746305B2 JP 1124232 A JP1124232 A JP 1124232A JP 12423289 A JP12423289 A JP 12423289A JP 2746305 B2 JP2746305 B2 JP 2746305B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学的情報記録再生装置に係り、特に離散
的に検出されるトラッキングエラー信号に基づいて光ビ
ームのトラッキング制御を行いながら、記録媒体に情報
の記録或いは再生を行う光学的情報記録再生装置に関す
る。
的に検出されるトラッキングエラー信号に基づいて光ビ
ームのトラッキング制御を行いながら、記録媒体に情報
の記録或いは再生を行う光学的情報記録再生装置に関す
る。
[従来の技術] 従来からレーザ光を利用して信号の記録、又は再生を
行なう装置が実用化されている。例えば、CD(コンパク
トディスク)、LD(レーザディスク)等がある。また、
渦巻状、同心円状等の所定のトラックに光磁気の信号で
記録、再生、消去を行ない得る盤状記録媒体(以下ディ
スク)に光ビームを投射して、情報信号を光学的に記
録、再生、消去を行なう光磁気ディスク装置の開発も行
なわれている。
行なう装置が実用化されている。例えば、CD(コンパク
トディスク)、LD(レーザディスク)等がある。また、
渦巻状、同心円状等の所定のトラックに光磁気の信号で
記録、再生、消去を行ない得る盤状記録媒体(以下ディ
スク)に光ビームを投射して、情報信号を光学的に記
録、再生、消去を行なう光磁気ディスク装置の開発も行
なわれている。
通常、これらのディスクから情報信号を読み取るに
は、光ビームを、ディスクに投射し、所望のトラックを
光走査することによって、ビットを読み取る。ところ
で、この様に、トラックを光走査する時のトラッキング
制御法として、コンティニュアス・サーボ法とサンプル
・サーボ法とがある。前者はトラックの偏差を常に監査
し続け、目標値との誤差をフィードバックしてサーボを
かける方法であり、後者はトラックの偏差を一定時間、
例えば約10μsec、又は約20μsecおきに現われるサーボ
領域でサンプルしながら監視し、目標値との誤差をフィ
ードバックしてサーボをかける方法である。近年、キズ
に強いサーボ部とデータ部が空間的に分離できクロスト
ークがないという利点から、後者のサンプル・サーボ法
が多用される傾向にある。
は、光ビームを、ディスクに投射し、所望のトラックを
光走査することによって、ビットを読み取る。ところ
で、この様に、トラックを光走査する時のトラッキング
制御法として、コンティニュアス・サーボ法とサンプル
・サーボ法とがある。前者はトラックの偏差を常に監査
し続け、目標値との誤差をフィードバックしてサーボを
かける方法であり、後者はトラックの偏差を一定時間、
例えば約10μsec、又は約20μsecおきに現われるサーボ
領域でサンプルしながら監視し、目標値との誤差をフィ
ードバックしてサーボをかける方法である。近年、キズ
に強いサーボ部とデータ部が空間的に分離できクロスト
ークがないという利点から、後者のサンプル・サーボ法
が多用される傾向にある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、サンプル・サーボ法において、サーボ
のループを閉じている場合は偏差が大きく変動すること
はないので、10μsecあるいは20μsecの間トラック誤差
データをホールドしておいても構わないが、例えばトラ
ックジャンプ時の様に急激にサンプルデータが変化する
場においては、サンプルむだ時間が影響して動作が不安
定になるという問題があった。特にシングルジャンプ時
に、コンティニュアス・サーボ法では、加速パルスを印
加してからトラックと隣りのトラックの中央を検知する
と即座に減速パルスに切り替え、隣りのトラックに到達
した所でジャンプパルスの印加を止めてサーボを閉じる
という方法を用いることができるが、サンプル・サーボ
法で同様の制御を行なうと、第2図(A)に示す如く、
トラックと隣りのトラックの中央を検知する場合、サン
プルするタイミングによっては、最大サンプル時間間隔
の時間遅れが生じ、この時間遅れの間加速パルスが印加
されるためシングルジャンプの不安定を招くという問題
点があった。
のループを閉じている場合は偏差が大きく変動すること
はないので、10μsecあるいは20μsecの間トラック誤差
データをホールドしておいても構わないが、例えばトラ
ックジャンプ時の様に急激にサンプルデータが変化する
場においては、サンプルむだ時間が影響して動作が不安
定になるという問題があった。特にシングルジャンプ時
に、コンティニュアス・サーボ法では、加速パルスを印
加してからトラックと隣りのトラックの中央を検知する
と即座に減速パルスに切り替え、隣りのトラックに到達
した所でジャンプパルスの印加を止めてサーボを閉じる
という方法を用いることができるが、サンプル・サーボ
法で同様の制御を行なうと、第2図(A)に示す如く、
トラックと隣りのトラックの中央を検知する場合、サン
プルするタイミングによっては、最大サンプル時間間隔
の時間遅れが生じ、この時間遅れの間加速パルスが印加
されるためシングルジャンプの不安定を招くという問題
点があった。
例えば、約5G程度の加減速でトラックジャンプを行な
うとすると、1.6μmピッチのトラックの半分、つまり
0.8μmを通過する時間は約180μsecとなるが、サンプ
リング時間20μsec余分に加速することを考えると、所
望のトラックの半分より更に20%以上通り過ぎてしまう
こととなる。
うとすると、1.6μmピッチのトラックの半分、つまり
0.8μmを通過する時間は約180μsecとなるが、サンプ
リング時間20μsec余分に加速することを考えると、所
望のトラックの半分より更に20%以上通り過ぎてしまう
こととなる。
[課題を解決するための手段] 本発明の光学的情報記録再生装置は、離散的に検出さ
れるトラッキングエラー信号に基づいて光ビームのトラ
ッキング制御を行いながら、記録媒体に情報の記録或い
は再生を行う光学的情報記録再生装置において、トラッ
クジャンプの際に、検出されたトラッキングエラー信号
とそのトラッキングエラー信号より以前に検出されたト
ラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッキング
エラー信号が検出されるまでの期間内において、トラッ
キングエラー信号が所定の値となる時刻を推測し、推測
された時刻で前記光ビームの加速と減速の切り替えを行
うことを特徴とする。
れるトラッキングエラー信号に基づいて光ビームのトラ
ッキング制御を行いながら、記録媒体に情報の記録或い
は再生を行う光学的情報記録再生装置において、トラッ
クジャンプの際に、検出されたトラッキングエラー信号
とそのトラッキングエラー信号より以前に検出されたト
ラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッキング
エラー信号が検出されるまでの期間内において、トラッ
キングエラー信号が所定の値となる時刻を推測し、推測
された時刻で前記光ビームの加速と減速の切り替えを行
うことを特徴とする。
また本発明の光学的情報記録再生装置は、離散的に検
出されるトラッキングエラー信号に基づいて光ビームの
トラッキング制御を行いながら、記録媒体に情報の記録
或いは再生を行う光学的情報記録再生装置において、ト
ラック引き込み動作の際に、検出されたトラッキングエ
ラー信号とそのトラッキングエラー信号より以前に検出
されたトラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラ
ッキングエラー信号が検出されるまでの期間内におい
て、トラッキングエラー信号が所定の値となる時刻を推
測し、推測された時刻でトラッキングサーボループを閉
じることを特徴とする。
出されるトラッキングエラー信号に基づいて光ビームの
トラッキング制御を行いながら、記録媒体に情報の記録
或いは再生を行う光学的情報記録再生装置において、ト
ラック引き込み動作の際に、検出されたトラッキングエ
ラー信号とそのトラッキングエラー信号より以前に検出
されたトラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラ
ッキングエラー信号が検出されるまでの期間内におい
て、トラッキングエラー信号が所定の値となる時刻を推
測し、推測された時刻でトラッキングサーボループを閉
じることを特徴とする。
[作用] 本発明の光学的情報記録再生装置は、トラックジャン
プの際に、検出されたトラッキングエラー信号とそのト
ラッキングエラー信号より以前に検出されたトラッキン
グエラー信号に基づいて、次回にトラッキングエラー信
号が検出されるまでの期間内において、トラッキングエ
ラー信号が所定の値となる時刻を推測し、推測された時
刻で前記光ビームの加速と減速の切り替えを行うことに
より、離散的に検出されるトラッキングエラー信号の変
化が大きい場合においても、トラッキングエラー信号が
検出されてから次回にトラッキングエラー信号が検出さ
れるまでの期間内で光ビームの加速と減速の切り替えを
可能とするものである。
プの際に、検出されたトラッキングエラー信号とそのト
ラッキングエラー信号より以前に検出されたトラッキン
グエラー信号に基づいて、次回にトラッキングエラー信
号が検出されるまでの期間内において、トラッキングエ
ラー信号が所定の値となる時刻を推測し、推測された時
刻で前記光ビームの加速と減速の切り替えを行うことに
より、離散的に検出されるトラッキングエラー信号の変
化が大きい場合においても、トラッキングエラー信号が
検出されてから次回にトラッキングエラー信号が検出さ
れるまでの期間内で光ビームの加速と減速の切り替えを
可能とするものである。
また本発明の光学的情報記録再生装置は、トラック引
き込み動作の際に、検出されたトラッキングエラー信号
とそのトラッキングエラー信号より以前に検出されたト
ラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッキング
エラー信号が検出されるまでの期間内において、トラッ
キングエラー信号が所定の値となる時刻を推測し、推測
された時刻でトラッキングサーボループを閉じることに
より、離散的に検出されるトラッキングエラー信号の変
化が大きい場合においても、トラッキングエラー信号が
検出されてから次回にトラッキングエラー信号が検出さ
れるまでの期間内でトラック引き込み動作を安定して行
なうことを可能とするものである。
き込み動作の際に、検出されたトラッキングエラー信号
とそのトラッキングエラー信号より以前に検出されたト
ラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッキング
エラー信号が検出されるまでの期間内において、トラッ
キングエラー信号が所定の値となる時刻を推測し、推測
された時刻でトラッキングサーボループを閉じることに
より、離散的に検出されるトラッキングエラー信号の変
化が大きい場合においても、トラッキングエラー信号が
検出されてから次回にトラッキングエラー信号が検出さ
れるまでの期間内でトラック引き込み動作を安定して行
なうことを可能とするものである。
[実施例] 以下、本発明の光学的情報記録再生装置について具達
的な実施例に基づき、図面を用いて詳細に説明する。
的な実施例に基づき、図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る光学的情報記録再生装置のト
ラッキングサーボ系のブロック図である。
ラッキングサーボ系のブロック図である。
同図において、サーボディテクタ1は、レーザ光でデ
ィスク14のトラック案内溝からのずれ量をトラッキング
エラー信号として検出する。但し、第3図に示すよう
に、ディスク14の構成は一定間隔ごとにサーボバイト15
−a、データバイト15−bが並んであり、該サーボバイ
ト15−a上の所定の場所からトラッキングエラー信号を
抽出する。該所定の場所ごとにサンプル可能であること
を知らせるクロックを生成するのが基準クロック生成回
路2である。サンプリングスイッチ3とコンデンサ4で
サンプルホールド回路を形成し、前記基準クロック生成
回路2の制御信号bによって、サンプリング可能な時に
スイッチ3を閉じ、トラッキングエラー信号を抽出す
る。該トラッキングエラー信号は増幅回路5で目標のゲ
インにまで増幅され、位相補償回路6で目標の位相余裕
が得られる様に補償される。ループスイッチ7はトラッ
キングサーボループをオープンにしたり、クローズドに
したりするスイッチであり、トラックジャンプ時などは
オープンにする。駆動回路12は、トラッキングエラー信
号を用いて目標値ずれが小さくなる方向にアクチュエー
タ13を駆動するためのものであり、ループスイッチ7が
クローズドされている場合はサーボが働く。CPU9は前述
サーボ系を制御するプロセッサであり、前記トラッキン
グエラー信号をA/Dコンバータ8により取り込み、制御
信号dによってループスイッチ7のON,OFF制御を行い、
ジャンプパルス発生器10の加速、減速パルスの切り替え
を行い、また制御信号fにより、ジャンプパルス発生器
10のON,OFF制御を司さどるものである。トラックジャン
プスイッチ11はジャンプパルス発生器10からの出力パル
スをON,OFF制御し、駆動回路12にジャンプパルスを所定
のタイミングで印加するものである。
ィスク14のトラック案内溝からのずれ量をトラッキング
エラー信号として検出する。但し、第3図に示すよう
に、ディスク14の構成は一定間隔ごとにサーボバイト15
−a、データバイト15−bが並んであり、該サーボバイ
ト15−a上の所定の場所からトラッキングエラー信号を
抽出する。該所定の場所ごとにサンプル可能であること
を知らせるクロックを生成するのが基準クロック生成回
路2である。サンプリングスイッチ3とコンデンサ4で
サンプルホールド回路を形成し、前記基準クロック生成
回路2の制御信号bによって、サンプリング可能な時に
スイッチ3を閉じ、トラッキングエラー信号を抽出す
る。該トラッキングエラー信号は増幅回路5で目標のゲ
インにまで増幅され、位相補償回路6で目標の位相余裕
が得られる様に補償される。ループスイッチ7はトラッ
キングサーボループをオープンにしたり、クローズドに
したりするスイッチであり、トラックジャンプ時などは
オープンにする。駆動回路12は、トラッキングエラー信
号を用いて目標値ずれが小さくなる方向にアクチュエー
タ13を駆動するためのものであり、ループスイッチ7が
クローズドされている場合はサーボが働く。CPU9は前述
サーボ系を制御するプロセッサであり、前記トラッキン
グエラー信号をA/Dコンバータ8により取り込み、制御
信号dによってループスイッチ7のON,OFF制御を行い、
ジャンプパルス発生器10の加速、減速パルスの切り替え
を行い、また制御信号fにより、ジャンプパルス発生器
10のON,OFF制御を司さどるものである。トラックジャン
プスイッチ11はジャンプパルス発生器10からの出力パル
スをON,OFF制御し、駆動回路12にジャンプパルスを所定
のタイミングで印加するものである。
第2図(A)〜(F)は、上記光学的情報記録再生装
置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
第2図(D)に示す制御信号dによってサーボループ
スイッチ7をOFF状態にすることにより、トラッキング
サーボをオープンにし、第2図(E)に示す制御信号e
によってトラックジャンプスイッチ11をON状態にするこ
とにより、ジャンプパルスを駆動回路12に印加すると、
シングルジャンプを始める。第2図(A)に示す波形
は、その時のトラッキングエラー信号であり、このトラ
ッキングエラー信号は第2図(B)に示す基準クロック
生成回路2からの制御信号bでサンプリングスイッチ3
をON状態として、サンプルホールド回路によりサーボデ
ィテクタから得られたトラッキングエラー信号をサンプ
ルホールドすることによって得られたものである。又、
同時に基準クロックA/D取り込み値は第2図(C)に示
すような値となる。ここで、トラックと隣のトラックの
中央はゼロクロス信号で得られるが、サンプルホールド
したものをそのまま、ゼロクロス・コンパレータで取り
込むと最大、サンプル時間だけ遅れてしまい、シングル
ジャンプが不安定になる。そこで本発明では、基準クロ
ックごとに取り込んだA/D値をもとにゼロクロス点を推
測して、ジャンプパルスの加速、減速切り替えポイント
を設定することとした。第2図(C)に示すように、ゼ
ロクロス直前の(時間,A/D値)をそれぞれ(tB,B)と
し、又、時間tBより1サンプル時間tS秒前の(時間,A/D
値)をそれぞれ(tA,A)とすると、目的のゼロクロスの
時間tCは で得られる。よって、tBから にトラックと隣りのトラックのほぼ中央に到達し、その
時、加速、減速の切り替えを行なえば良い。その時の駆
動回路12の出力は第2図(F)に示すような出力信号g
になる。
スイッチ7をOFF状態にすることにより、トラッキング
サーボをオープンにし、第2図(E)に示す制御信号e
によってトラックジャンプスイッチ11をON状態にするこ
とにより、ジャンプパルスを駆動回路12に印加すると、
シングルジャンプを始める。第2図(A)に示す波形
は、その時のトラッキングエラー信号であり、このトラ
ッキングエラー信号は第2図(B)に示す基準クロック
生成回路2からの制御信号bでサンプリングスイッチ3
をON状態として、サンプルホールド回路によりサーボデ
ィテクタから得られたトラッキングエラー信号をサンプ
ルホールドすることによって得られたものである。又、
同時に基準クロックA/D取り込み値は第2図(C)に示
すような値となる。ここで、トラックと隣のトラックの
中央はゼロクロス信号で得られるが、サンプルホールド
したものをそのまま、ゼロクロス・コンパレータで取り
込むと最大、サンプル時間だけ遅れてしまい、シングル
ジャンプが不安定になる。そこで本発明では、基準クロ
ックごとに取り込んだA/D値をもとにゼロクロス点を推
測して、ジャンプパルスの加速、減速切り替えポイント
を設定することとした。第2図(C)に示すように、ゼ
ロクロス直前の(時間,A/D値)をそれぞれ(tB,B)と
し、又、時間tBより1サンプル時間tS秒前の(時間,A/D
値)をそれぞれ(tA,A)とすると、目的のゼロクロスの
時間tCは で得られる。よって、tBから にトラックと隣りのトラックのほぼ中央に到達し、その
時、加速、減速の切り替えを行なえば良い。その時の駆
動回路12の出力は第2図(F)に示すような出力信号g
になる。
前記実施例では、トラックと隣りのトラックの中央で
加速、減速を切り替えていたが、駆動回路、コイルの立
ち上がり等の遅れを見込して、トラックと隣りのトラッ
クの中央に達するより、一定時間前に切り替えても構わ
ない。
加速、減速を切り替えていたが、駆動回路、コイルの立
ち上がり等の遅れを見込して、トラックと隣りのトラッ
クの中央に達するより、一定時間前に切り替えても構わ
ない。
また、前記実施例では、CPUでA/D値を取り込みゼロク
ロスポイントを計算する方法を採ったが、ディジタル・
シグナルプロセッサ(DSP)を用いても構わない。
ロスポイントを計算する方法を採ったが、ディジタル・
シグナルプロセッサ(DSP)を用いても構わない。
また、前記実施例では、ディジタル的にゼロクロス点
を推測したが、サンプル点に収束する様なアナログ波形
を作成して、コンパレータにとり込んでゼロクロス点を
推測するという方法も考えられる。
を推測したが、サンプル点に収束する様なアナログ波形
を作成して、コンパレータにとり込んでゼロクロス点を
推測するという方法も考えられる。
なお、本発明はトラックジャンプ時におけるトラッキ
ングアクチュエータの加速と減速との切り替えだけでな
く、サーボループの開閉の切り替えにも用いることがで
きる。例えば、所望のトラックの所定の位置(例えばト
ラックの中央)に到達した場合のサンプルデータが得ら
れる時刻を推測し、かかる時刻に前記トラッキング駆動
手段のサーボループを閉じれば、トラック引き込み動作
を安定して行うことができる。
ングアクチュエータの加速と減速との切り替えだけでな
く、サーボループの開閉の切り替えにも用いることがで
きる。例えば、所望のトラックの所定の位置(例えばト
ラックの中央)に到達した場合のサンプルデータが得ら
れる時刻を推測し、かかる時刻に前記トラッキング駆動
手段のサーボループを閉じれば、トラック引き込み動作
を安定して行うことができる。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明の光学的情報記録再生装置
によれば、トラックジャンプの際に、検出されたトラッ
キングエラー信号とそのトラッキングエラー信号より以
前に検出されたトラッキングエラー信号に基づいて、次
回にトラッキングエラー信号が検出されるまでの期間内
において、トラッキングエラー信号が所定の値となる時
刻を推測し、推測された時刻で前記光ビームの加速と減
速の切り替えの制御を行うことで、安定した光ビームの
駆動、制御が可能となる。
によれば、トラックジャンプの際に、検出されたトラッ
キングエラー信号とそのトラッキングエラー信号より以
前に検出されたトラッキングエラー信号に基づいて、次
回にトラッキングエラー信号が検出されるまでの期間内
において、トラッキングエラー信号が所定の値となる時
刻を推測し、推測された時刻で前記光ビームの加速と減
速の切り替えの制御を行うことで、安定した光ビームの
駆動、制御が可能となる。
また本発明の光学的情報記録再生装置によれば、トラ
ック引き込み動作の際に、検出されたトラッキングエラ
ー信号とそのトラッキングエラー信号より以前に検出さ
れたトラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッ
キングエラー信号が検出されるまでの期間内において、
トラッキングエラー信号が所定の値となる時刻を推測
し、推測された時刻でトラッキングサーボループを閉じ
ることで、トラック引き込み動作を安定して行うことが
できる。
ック引き込み動作の際に、検出されたトラッキングエラ
ー信号とそのトラッキングエラー信号より以前に検出さ
れたトラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッ
キングエラー信号が検出されるまでの期間内において、
トラッキングエラー信号が所定の値となる時刻を推測
し、推測された時刻でトラッキングサーボループを閉じ
ることで、トラック引き込み動作を安定して行うことが
できる。
第1図は、本発明の光学的情報記録再生装置のトラッキ
ングサーボ系のブロック図である。 第2図(A)〜(F)は、上記光学的情報記録再生装置
の動作を説明するためのタイミングチャートである。 第3図は、サンプルサーボ法で用いる光学的情報記録媒
体の説明図である。 1……サーボディテクタ、2……基準クロック生成回
路、3……サンプリングスイッチ、4……コンデンサ、
5……増幅回路、6……位相補償回路、7……ループス
イッチ、8……A/Dコンバータ、9……CPU、10……ジャ
ンプパルス発生器、11……トラックジャンプスイッチ、
12……駆動回路、13……アクチュエータ。
ングサーボ系のブロック図である。 第2図(A)〜(F)は、上記光学的情報記録再生装置
の動作を説明するためのタイミングチャートである。 第3図は、サンプルサーボ法で用いる光学的情報記録媒
体の説明図である。 1……サーボディテクタ、2……基準クロック生成回
路、3……サンプリングスイッチ、4……コンデンサ、
5……増幅回路、6……位相補償回路、7……ループス
イッチ、8……A/Dコンバータ、9……CPU、10……ジャ
ンプパルス発生器、11……トラックジャンプスイッチ、
12……駆動回路、13……アクチュエータ。
Claims (2)
- 【請求項1】離散的に検出されるトラッキングエラー信
号に基づいて光ビームのトラッキング制御を行いなが
ら、記録媒体に情報の記録或いは再生を行う光学的情報
記録再生装置において、 トラックジャンプの際に、検出されたトラッキングエラ
ー信号とそのトラッキングエラー信号より以前に検出さ
れたトラッキングエラー信号に基づいて、次回にトラッ
キングエラー信号が検出されるまでの期間内において、
トラッキングエラー信号が所定の値となる時刻を推測
し、推測された時刻で前記光ビームの加速と減速の切り
替えを行うことを特徴とする光学的情報記録再生装置。 - 【請求項2】離散的に検出されるトラッキングエラー信
号に基づいて光ビームのトラッキング制御を行いなが
ら、記録媒体に情報の記録或いは再生を行う光学的情報
記録再生装置において、 トラック引き込み動作の際に、検出されたトラッキング
エラー信号とそのトラッキングエラー信号より以前に検
出されたトラッキングエラー信号に基づいて、次回にト
ラッキングエラー信号が検出されるまでの期間内におい
て、トラッキングエラー信号が所定の値となる時刻を推
測し、推測された時刻でトラッキングサーボループを閉
じることを特徴とする光学的情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1124232A JP2746305B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 光学的情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1124232A JP2746305B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 光学的情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02304778A JPH02304778A (ja) | 1990-12-18 |
JP2746305B2 true JP2746305B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14880248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1124232A Expired - Fee Related JP2746305B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 光学的情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2746305B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479035A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-12 | Pioneer Electron Corp | トラッキングサーボ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60191482A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-28 | Mitsubishi Electric Corp | 情報記憶再生装置のサ−ボ方式 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1124232A patent/JP2746305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02304778A (ja) | 1990-12-18 |
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