JP2746185B2 - レーザポインタ - Google Patents

レーザポインタ

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JP2746185B2
JP2746185B2 JP7086762A JP8676295A JP2746185B2 JP 2746185 B2 JP2746185 B2 JP 2746185B2 JP 7086762 A JP7086762 A JP 7086762A JP 8676295 A JP8676295 A JP 8676295A JP 2746185 B2 JP2746185 B2 JP 2746185B2
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JP
Japan
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laser
laser light
refraction
rotating disk
unit
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JP7086762A
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JPH08286147A (ja
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宏彰 高松
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザポインタ、特に
掲示物や光学的にスクリーンなどに投影されたディスプ
レイに対して、遠隔点から部分指摘のために可視的なレ
ーザ光によりポイント指示を行うレーザポインタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザポインタは、ポインタ内部
にレーザ光源を固定した構造のものであり、スクリー
ン、掲示板、壁などの投影面にレーザ光を投射して点や
直線によって位置を指示するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このためカラー画面な
どを指示するときなどは、あまり視認性がよくない。ま
た、レーザポインタを手で持って位置を指示するとき
は、手の震え、ふらつき等によってレーザ光がふらつい
てしまい(以後手ぶれと総称する。)、このレーザ光の
ふらつきが拡大されて、投射面に生じる点や直線が大き
くふらつき、操作者及び観覧者に不快感を与えてしまう
ことがある。
【0004】本発明の目的は上述した欠点を除去し、視
認性のよい形状のレーザ光を手ぶれの影響を軽減して投
影するレーザポインタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレーザポインタは、レーザユニット
と、走査部とを有するレーザポインタであって、レーザ
ユニットは、レーザ光を走査部に向けて出射するもので
あり、走査部は、レーザユニットからの出射光を高速回
転する回転ディスクでポイント形状に走査するもので
って、回転ディスクの周方向に沿って複数の屈折グリッ
トを有し、屈折グリットは、レーザ光を透過屈折させる
ものであって、レーザ光の入射する入射面と、レーザ光
の出射する出射面とのなす角度により、レーザ光を任意
の方向に屈折させるものであり、前記レーザユニットか
ら出射されるレーザ光の光軸と前記回転ディスクの回転
軸とは、平行に配置されたものである。
【0006】
【0007】
【0008】また前記走査部は、複数の屈折グリッドに
代えて、回転ディスクの周方向に沿って複数の反射グリ
ットを有し、反射グリッドは、レーザ光が入射する入射
面の傾斜角度により、レーザ光を任意の方向に屈折させ
るものである。
【0009】また屈折方向が異なる前記屈折グリッド或
いは反射グリッドを組合せることにより、ポイント形状
にレーザ光を走査するものである。
【0010】
【作用】本発明のレーザポインタでは、高速回転するデ
ィスク表面に設けられた屈折グリッドもしくは反射グリ
ッドによりレーザ光を走査し、視認性のよい任意のポイ
ント形状を投射可能とし、また高速で回転するディスク
の回転軸と光軸を平行に配置することにより、極慣性モ
ーメントが光軸の方向を一定方向に保つように働くた
め、レーザポインタを手で持って指示する場合に適度な
位置規制力が発生し手ぶれを軽減させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例1を示
す斜視図である。
【0013】図において本発明に係るレーザポインタは
基本的構成として、レーザユニット7と、走査部とを有
するものである。各構成の機能について説明すると、レ
ーザユニット7は、レーザ光を走査部に向けて出射する
ものであり、走査部は、レーザユニット7からの出射光
を高速回転する回転ディスク6でポイント形状に走査す
るものである。また前記走査部は、回転ディスク6の周
方向に沿って複数の屈折グリッド2を有しており、屈折
グリッド2はレーザ光を透過屈折させるものであって、
レーザ光の入射する入射面2aと、レーザ光の出射する
出射面2bとのなす角度により、レーザ光を任意の方向
に屈折させるようになっている。また前記走査部は、回
転ディスク6の周方向に沿って複数の反射グリッド9を
有したものを用いてもよく、反射グリッド9は、レーザ
光が入射する入射面の傾斜角度により、レーザ光を任意
の方向に屈折させるようになっている。
【0014】次に本発明のレーザポインタを具体例を用
いて説明する。
【0015】本実施例のレーザポインタは、レーザポイ
ンタの本体1と、可視光のレーザ光を発生するレーザユ
ニット7と、レーザユニット7から照射されるレーザ光
を屈折させる屈折グリッド2と、屈折グリッド2を表面
円周状に複数個有する回転ディスク6と、回転ディスク
6を高速で回転させる駆動モータ8と、レーザ光を投射
するレンズ4と、回転ディスク6により走査されたレー
ザ光を集光しレンズ4に導くレンズ5と、駆動モータ8
とレーザユニット7を駆動するための電源3とから主要
部が構成されている。
【0016】回転ディスク6は、その回転軸の一端が本
体1に固定した軸受10に回転自在に支持され、他端が
駆動モータ8の動力を受けるように取り付けられてい
る。また回転ディスク6の回転軸6aとレーザユニット
7からの出射されるレーザ光の光軸7aとを平行に配置
することにより、極慣性モーメントが光軸7aの方向を
一定に保つように作用させている。
【0017】図2は、回転ディスク6の拡大斜視図であ
る。回転ディスク6には、複数個の屈折グリッド2を同
一円周状に一定ピッチで設けており、各屈折グリッド2
は走査したレーザ光が所定のポイント形状を描くように
光を屈折させる方向が決められる。屈折グリッド2の数
を増やすことにより、緻密なポイント形状を描くことが
できる。
【0018】図3は、屈折グリッド2の部分拡大斜視図
である。屈折グリッド2の形状によるレーザ光の屈折方
向の違いを示している。屈折グリッド2は、レーザ光を
透過するガラス等の材料で構成されている。
【0019】実施例に示す屈折グリッド2において、レ
ーザ光11が入射する側の面(以下、入射面2aとい
う)はレーザ光に対して直角であり、レーザ光11が出
射する側の面(以下、出射面2aという)はレーザ光に
対して傾斜しており、屈折グリッド2をなす材料の屈折
率と、入出斜面2a,2bのなす角度とにより、必要な
屈折を得る。
【0020】図3(a)に示すように屈折グリッド2の
右端2c側に出射面2bが傾斜している場合にレーザ光
11は左側に屈折され、図3(b)に示すように左端2
d側に出射面2bが傾斜している場合にレーザ光11は
右側に屈折される。また図3(c)に示すように下端2
c側に出射面2bが傾斜している場合にレーザ光11は
上側に屈折され、図3(d)に示すように上端2f側に
出射面2bが傾斜している場合にレーザ光11は下側に
屈折される。
【0021】尚、実施例では屈折グリッド2の出射面を
回転ディスク6の板面から内側に引っ込めて傾斜させた
が、回転ディスク6の板面から外側に突出して傾斜させ
るようにしてもよい。
【0022】実施例において、図3に示すような屈折方
向が異なる複数種の屈折グリッド2は、例えば図5に示
すような矢印のポイント形状の各点121 〜12n にレ
ーザ光11を走査し得るように回転ディスク6の同一円
周上に配置される。
【0023】本発明に係るレーザポインタにおいては、
駆動モータ8により回転ディスク6を高速回転させ、こ
の状態でレーザユニット7からレーザ光を出射させる。
レーザ光11は、回転してレーザ光11の光軸11a上
に位置する屈折グリッド2により図5の各点121 〜1
n に走査される。回転ディスク6が高速回転してレー
ザ光11が高速に走査されるため、レーザ光があたかも
図5の各点121 〜12n 上に同時に照射されているよ
うに見えることとなり、ポイント形状が矢印上に見え
る。
【0024】尚、実施例では、ポイント形状を矢印とし
たが、屈折方向の異なる屈折グリッドを任意に組合わせ
ることにより、ポイント形状を任意に変更することがで
きる。
【0025】(実施例2)図4は本発明の実施例2を示
す斜視図である。図において本実施例は、実施例1の屈
折グリッド2に代えて反射グリッド9を用いたものであ
る。
【0026】反射グリッド9の反射面9aにレーザユニ
ット7からのレーザ光11が入射し、反射グリッド9の
反射面9aが傾斜する角度と方向によって、レーザ光1
1が反射面9aで左,右,上,下の方向に屈折し、レン
ザ5に入射し集光されてレンザ4から出射されるように
なっている。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レーザ光
を高速回転する回転ディスクによりポイント形状に走査
するため、視認性のよい任意のポイント形状を投射する
ことができる。
【0028】また回転ディスクには、屈折グリッド或い
は反射グリッドのいずれをも用いることができる。
【0029】また回転ディスクの回転軸とレーザ光の光
軸とを平行に配置することにより、回転ディスクの回転
に伴う極慣性モーメントがレーザ光光軸の方向を一定方
向に保つように作用し、レーザポインタを手で持って指
示する場合に回転ディスクのジャイロ効果で適度な位置
規制力が発生し、手ぶれを軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】回転ディスクと屈折グリッドとの関係を示す図
である。
【図3】屈折グリッドの屈折を説明する図である。
【図4】本発明の実施例2を示す斜視図である。
【図5】ポイント形状の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザポインタの本体 2 屈折グリッド 3 電源 4,5 レンズ 6 回転ディスク 7 レーザユニット 8 駆動モータ 9 反射グリッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザユニットと、走査部とを有するレ
    ーザポインタであって、 レーザユニットは、レーザ光を走査部に向けて出射する
    ものであり、 走査部は、レーザユニットからの出射光を高速回転する
    回転ディスクでポイント形状に走査するものであって、
    転ディスクの周方向に沿って複数の屈折グリットを有
    し、 屈折グリットは、レーザ光を透過屈折させるものであっ
    て、レーザ光の入射する入射面と、レーザ光の出射する
    出射面とのなす角度により、レーザ光を任意の方向に屈
    折させるものであり、 前記レーザユニットから出射されるレーザ光の光軸と前
    記回転ディスクの回転軸とは、平行に配置されたもので
    ることを特徴とするレーザポインタ。
  2. 【請求項2】 前記走査部は、複数の屈折グリッドに代
    えて、回転ディスクの周方向に沿って複数の反射グリッ
    トを有し、 反射グリッドは、レーザ光が入射する入射面の傾斜角度
    により、レーザ光を任意の方向に屈折させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザポインタ。
  3. 【請求項3】 屈折方向が異なる前記屈折グリッド或い
    は反射グリッドを組合せることにより、ポイント形状に
    レーザ光を走査するものであることを特徴とする請求項
    またはに記載のレーザポインタ。
JP7086762A 1995-04-12 1995-04-12 レーザポインタ Expired - Lifetime JP2746185B2 (ja)

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JPH08286147A JPH08286147A (ja) 1996-11-01
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KR102313743B1 (ko) * 2020-02-24 2021-10-18 원형석 레이저 프리젠터용 다각형 케이스

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JPH07134270A (ja) * 1993-11-10 1995-05-23 Sony Corp レーザポインタのビーム光軸補正装置
JP3125319U (ja) * 2006-07-04 2006-09-14 野路 薄田 キャミソール

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