JP2745371B2 - 雨天荷役設備用膜状体 - Google Patents
雨天荷役設備用膜状体Info
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- JP2745371B2 JP2745371B2 JP7644193A JP7644193A JP2745371B2 JP 2745371 B2 JP2745371 B2 JP 2745371B2 JP 7644193 A JP7644193 A JP 7644193A JP 7644193 A JP7644193 A JP 7644193A JP 2745371 B2 JP2745371 B2 JP 2745371B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、港湾荷役作業におい
て、水濡れを嫌う貨物を取り扱う分野のうち、特に海側
に常時、あるいは必要に応じて建屋を張り出し、海側張
り出し部の前面および側面を昇降可能に覆うための雨天
荷役設備用膜状体に関するものである。
て、水濡れを嫌う貨物を取り扱う分野のうち、特に海側
に常時、あるいは必要に応じて建屋を張り出し、海側張
り出し部の前面および側面を昇降可能に覆うための雨天
荷役設備用膜状体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、海側に張り出した建屋の前面およ
び側面を昇降可能に覆うものとして特開平３−６１２９
３号公報がある。この従来技術は図９に示すように、前
面と側面を分離している。
び側面を昇降可能に覆うものとして特開平３−６１２９
３号公報がある。この従来技術は図９に示すように、前
面と側面を分離している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、通常使用時の風を受けたとき、吊り下げられた覆い
に作用する荷重を全て海側張り出し部の部材に伝達し、
これで支持している。このため海側張り出し部材は非常
に大きなものとなり、それにつれて、これを支持する陸
側構造物も非常に大きな物となる。本発明の目的は、前
記問題点を解決するためになされたものであって、岸壁
より海側に張り出した建屋の海側張り出し部に昇降可能
な膜状体を設ける雨天荷役設備において、海側張り出し
部材，陸側構造物を軽量化することにある。
は、通常使用時の風を受けたとき、吊り下げられた覆い
に作用する荷重を全て海側張り出し部の部材に伝達し、
これで支持している。このため海側張り出し部材は非常
に大きなものとなり、それにつれて、これを支持する陸
側構造物も非常に大きな物となる。本発明の目的は、前
記問題点を解決するためになされたものであって、岸壁
より海側に張り出した建屋の海側張り出し部に昇降可能
な膜状体を設ける雨天荷役設備において、海側張り出し
部材，陸側構造物を軽量化することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、前面お
よび側面を昇降可能に覆うものとして、マスト高さを越
える高さから、操舵室等，ハッチ口近傍の比較的高い船
上構造物高さまでの昇降範囲については前面および側面
を一体にした昇降可能な膜状体８とし、この膜状体８の
骨材９の両端を海側柱１５に昇降可能に取付け、また膜
状体８を支持する建屋４の海側張り出し部材には、この
膜状体８を上昇上限まで上げた時、膜状体８を収納する
函体５を設ける。さらにハッチ口近傍の比較的高い船上
構造物高さが、船舶３により、あるいは潮の干満によっ
て広い範囲となる場合においては、この範囲で昇降可能
な前面および側面をそれぞれ分離した膜状体２０，２２
を、前記前面および側面を一体にした膜状体８の下部に
取付ける。前記膜状体２０，２２も上昇上限まで上げた
時、前記前面および側面を一体にした膜状体８の下部に
収納され、これによって前面および側面を一体にした膜
状体８と共に建屋４の海側張り出し部材に設けられた函
体５に収納させる。
よび側面を昇降可能に覆うものとして、マスト高さを越
える高さから、操舵室等，ハッチ口近傍の比較的高い船
上構造物高さまでの昇降範囲については前面および側面
を一体にした昇降可能な膜状体８とし、この膜状体８の
骨材９の両端を海側柱１５に昇降可能に取付け、また膜
状体８を支持する建屋４の海側張り出し部材には、この
膜状体８を上昇上限まで上げた時、膜状体８を収納する
函体５を設ける。さらにハッチ口近傍の比較的高い船上
構造物高さが、船舶３により、あるいは潮の干満によっ
て広い範囲となる場合においては、この範囲で昇降可能
な前面および側面をそれぞれ分離した膜状体２０，２２
を、前記前面および側面を一体にした膜状体８の下部に
取付ける。前記膜状体２０，２２も上昇上限まで上げた
時、前記前面および側面を一体にした膜状体８の下部に
収納され、これによって前面および側面を一体にした膜
状体８と共に建屋４の海側張り出し部材に設けられた函
体５に収納させる。
【０００５】前面および側面を一体にした膜状体８に、
通常荷役作業時に作用する風荷重は、直接骨材を通じて
海側柱１５に伝達され、海側張り出し部材にはほとんど
作用しない。またこの下部にあって前面および側面をそ
れぞれ分離した膜状体８に作用する風荷重も、前面およ
び側面を一体にした膜状体の骨材９を通じて海側柱１５
に分散伝達され、海側張り出し部材にはほとんど作用し
ない。さらに波、うねりを伴って荷役作業ができない様
な強風時には上限まで上げ、建屋４の函体５に収納する
ことによって、膜状体８に作用する風荷重を除き、海側
張り出し部材に伝えない。このため、海側張り出し部材
は膜状体８に作用する風荷重を支持するものとする必要
がなく、比較的軽量なもので済み、これを支持する陸側
構造物もまた比較的軽量なもので済む。
通常荷役作業時に作用する風荷重は、直接骨材を通じて
海側柱１５に伝達され、海側張り出し部材にはほとんど
作用しない。またこの下部にあって前面および側面をそ
れぞれ分離した膜状体８に作用する風荷重も、前面およ
び側面を一体にした膜状体の骨材９を通じて海側柱１５
に分散伝達され、海側張り出し部材にはほとんど作用し
ない。さらに波、うねりを伴って荷役作業ができない様
な強風時には上限まで上げ、建屋４の函体５に収納する
ことによって、膜状体８に作用する風荷重を除き、海側
張り出し部材に伝えない。このため、海側張り出し部材
は膜状体８に作用する風荷重を支持するものとする必要
がなく、比較的軽量なもので済み、これを支持する陸側
構造物もまた比較的軽量なもので済む。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例であって、雨天荷役作
業状況の概略側面図の例である。１は岸壁陸部床面であ
り、２は岸壁海部海面であり、３は停泊している船舶で
ある。４はこの岸壁陸部にあって、海部に張り出してい
る建屋である。５は、この建屋４の海側張り出し部にあ
って、後述する膜状体を昇降上限にしたとき、この膜状
体を収納する函体である。海面上張り出し部の下限高さ
は、接岸する船舶の高さよりも高く定められている。６
は、この建屋４の陸部の戸口であって、港湾荷役対象貨
物を陸送する車輌等の出入り口である。７はこの岸壁陸
部にあって海部に張り出している建屋に上架された荷役
用クレーンである。８は、この岸壁陸部にあって海部に
張り出している建屋の海側前面および側面に設けられ
て、一体で昇降可能な膜状体であり、図１では下限位置
で示している。図１のように、下限位置は接岸する船舶
のハッチ口近傍の比較的高い構造物よりも高い位置に設
定されている。９はこの膜状体８の骨材である。１０は
この骨材９の上下の相互をつなぐ可撓材で、その可撓材
１０の上端は建屋４の海側張り出し部の函体５の内面に
固縛され、これにより骨材９の水平度を確保し、かつ骨
材９の自重を膜状体８にかからないようにしている。１
１は骨材９の内、最下段の骨材１２を吊り上げる可撓材
で、１３は、この可撓材１１を巻き上げる巻揚装置で、
建屋４の函体５の上部に据え付けられている。
業状況の概略側面図の例である。１は岸壁陸部床面であ
り、２は岸壁海部海面であり、３は停泊している船舶で
ある。４はこの岸壁陸部にあって、海部に張り出してい
る建屋である。５は、この建屋４の海側張り出し部にあ
って、後述する膜状体を昇降上限にしたとき、この膜状
体を収納する函体である。海面上張り出し部の下限高さ
は、接岸する船舶の高さよりも高く定められている。６
は、この建屋４の陸部の戸口であって、港湾荷役対象貨
物を陸送する車輌等の出入り口である。７はこの岸壁陸
部にあって海部に張り出している建屋に上架された荷役
用クレーンである。８は、この岸壁陸部にあって海部に
張り出している建屋の海側前面および側面に設けられ
て、一体で昇降可能な膜状体であり、図１では下限位置
で示している。図１のように、下限位置は接岸する船舶
のハッチ口近傍の比較的高い構造物よりも高い位置に設
定されている。９はこの膜状体８の骨材である。１０は
この骨材９の上下の相互をつなぐ可撓材で、その可撓材
１０の上端は建屋４の海側張り出し部の函体５の内面に
固縛され、これにより骨材９の水平度を確保し、かつ骨
材９の自重を膜状体８にかからないようにしている。１
１は骨材９の内、最下段の骨材１２を吊り上げる可撓材
で、１３は、この可撓材１１を巻き上げる巻揚装置で、
建屋４の函体５の上部に据え付けられている。
【０００７】図示しない駆動装置により巻揚装置１３を
駆動し、可撓材１１を巻き上げることにより、骨材１２
が引き上げられ、可撓材１０が撓みながら順次骨材９が
引き上げられ、膜状体８が畳み上げられて建屋４の函体
５に収納される。１４は可撓材１０で水平に保持される
骨材１２を含む骨材９の各々の両端に取付けられた車輪
ユニットで、建屋４の海側柱１５に沿って締結されたガ
イドボックス１６内を骨材１２を含む骨材９の昇降に連
れて自由に昇降する。
駆動し、可撓材１１を巻き上げることにより、骨材１２
が引き上げられ、可撓材１０が撓みながら順次骨材９が
引き上げられ、膜状体８が畳み上げられて建屋４の函体
５に収納される。１４は可撓材１０で水平に保持される
骨材１２を含む骨材９の各々の両端に取付けられた車輪
ユニットで、建屋４の海側柱１５に沿って締結されたガ
イドボックス１６内を骨材１２を含む骨材９の昇降に連
れて自由に昇降する。
【０００８】図２〜図４はこの取付け部の詳細図であ
る。車輪ユニット１４は、ガイドボックス１６の内面に
接する車輪１７によって、ガイドボックス１６の長手方
向すなわち取付け状態での鉛直方向は自由に移動する
が、水平面内方向の動きは拘束され、車輪ユニット１４
にかかる水平面内方向の荷重は建屋４の海側柱１５にそ
のまま伝達される。１８は、この車輪ユニット１４と骨
材１２を含む骨材９をつなぐピンで、車輪ユニット１４
と骨材１２を含む骨材９の間でのモーメント伝達を行わ
ないことで、骨材１２を含む骨材９の端部あるいは車輪
ユニット１４の負荷を軽減し、構造の軽量化を図ってい
る。
る。車輪ユニット１４は、ガイドボックス１６の内面に
接する車輪１７によって、ガイドボックス１６の長手方
向すなわち取付け状態での鉛直方向は自由に移動する
が、水平面内方向の動きは拘束され、車輪ユニット１４
にかかる水平面内方向の荷重は建屋４の海側柱１５にそ
のまま伝達される。１８は、この車輪ユニット１４と骨
材１２を含む骨材９をつなぐピンで、車輪ユニット１４
と骨材１２を含む骨材９の間でのモーメント伝達を行わ
ないことで、骨材１２を含む骨材９の端部あるいは車輪
ユニット１４の負荷を軽減し、構造の軽量化を図ってい
る。
【０００９】図５は骨材９の平面図である。この実施例
は、図の右と左で二分割したうえでピン１９で連結して
いる。図６および図７はこの部分の拡大図で、これによ
り骨材９の左右は、水平面内で相互回転が自由となり、
骨材９の水平面内方向荷重による曲げモーメントを軽減
している。
は、図の右と左で二分割したうえでピン１９で連結して
いる。図６および図７はこの部分の拡大図で、これによ
り骨材９の左右は、水平面内で相互回転が自由となり、
骨材９の水平面内方向荷重による曲げモーメントを軽減
している。
【００１０】図８は本発明の他の実施例で、符号１から
符号１９までは図１と同じである。２０は一体で昇降可
能な膜状体８の骨材１２の海側前面の下部に取付けられ
た昇降可能な膜状体であり、２１はこの膜状体２０の巻
揚装置で骨材１２の内部に取付けられている。２２は同
じく膜状体８の骨材１２の海側側面の下部に取付けられ
た膜状体で、同様に巻揚装置によって昇降可能なもので
ある。膜状体２０，２２の昇降範囲の上限は、一体で昇
降可能な膜状体８の下端の骨材１２に収納される高さと
し、下限は一体で昇降可能な膜状体８が下限にある時、
海面よりやや高い位置となっているが、側面膜状体２２
はこの中間位置で図示している。膜状体２０，２２の昇
降機構は駆動装置を図示しない巻取式としているが、折
畳み下端引き上げ式のものでもよい。
符号１９までは図１と同じである。２０は一体で昇降可
能な膜状体８の骨材１２の海側前面の下部に取付けられ
た昇降可能な膜状体であり、２１はこの膜状体２０の巻
揚装置で骨材１２の内部に取付けられている。２２は同
じく膜状体８の骨材１２の海側側面の下部に取付けられ
た膜状体で、同様に巻揚装置によって昇降可能なもので
ある。膜状体２０，２２の昇降範囲の上限は、一体で昇
降可能な膜状体８の下端の骨材１２に収納される高さと
し、下限は一体で昇降可能な膜状体８が下限にある時、
海面よりやや高い位置となっているが、側面膜状体２２
はこの中間位置で図示している。膜状体２０，２２の昇
降機構は駆動装置を図示しない巻取式としているが、折
畳み下端引き上げ式のものでもよい。
【００１１】以上の実施例において、建屋４の海側柱１
５に取付けられたガイドボックス１６にあって、膜状体
８の骨材１２を含む骨材９とピン１８で連結された車輪
ユニット１４は、骨材１２を含む骨材９の昇降に連れて
自由に昇降するものとしているが、骨材１２を含む骨材
９の昇降に同期して駆動昇降するものとしてもよく、最
下段の骨材１２と連結された車輪ユニット１４のみを骨
材１２の昇降に同期して駆動昇降するものとしてもよ
い。
５に取付けられたガイドボックス１６にあって、膜状体
８の骨材１２を含む骨材９とピン１８で連結された車輪
ユニット１４は、骨材１２を含む骨材９の昇降に連れて
自由に昇降するものとしているが、骨材１２を含む骨材
９の昇降に同期して駆動昇降するものとしてもよく、最
下段の骨材１２と連結された車輪ユニット１４のみを骨
材１２の昇降に同期して駆動昇降するものとしてもよ
い。
【００１２】
【発明の効果】雨天荷役時に下降し、接岸船舶のハッチ
を覆う膜状体のうち、前面および側面を一体にした膜状
体８に、作用する風荷重は、直接、骨材９および骨材１
２を通じて建屋４の海側柱１５に伝達され、建屋４の海
側張り出し部材にはほとんど作用しない。また一体で昇
降可能な膜状体８の下部にあって前面および側面をそれ
ぞれ分離した昇降可能な膜状体２０，２２に作用する風
荷重も、前面および側面を一体にした膜状体８の骨材９
および骨材１２を通じて建屋４の海側柱１５に分散伝達
され、建屋４の海側張り出し部材にはほとんど作用しな
い。さらに波、うねりを伴って荷役作業ができない様な
強風時には、膜状体上限まで上げ、建屋の函体５に収納
することによって膜状体に作用する風荷重を除き、建屋
４自体に作用する風荷重のみを考慮すればよい。このた
め、建屋４の海側張り出し部材は比較的小さいもので済
み、それにつれて、これを支持する陸側構造物も比較的
小さいもので済む。
を覆う膜状体のうち、前面および側面を一体にした膜状
体８に、作用する風荷重は、直接、骨材９および骨材１
２を通じて建屋４の海側柱１５に伝達され、建屋４の海
側張り出し部材にはほとんど作用しない。また一体で昇
降可能な膜状体８の下部にあって前面および側面をそれ
ぞれ分離した昇降可能な膜状体２０，２２に作用する風
荷重も、前面および側面を一体にした膜状体８の骨材９
および骨材１２を通じて建屋４の海側柱１５に分散伝達
され、建屋４の海側張り出し部材にはほとんど作用しな
い。さらに波、うねりを伴って荷役作業ができない様な
強風時には、膜状体上限まで上げ、建屋の函体５に収納
することによって膜状体に作用する風荷重を除き、建屋
４自体に作用する風荷重のみを考慮すればよい。このた
め、建屋４の海側張り出し部材は比較的小さいもので済
み、それにつれて、これを支持する陸側構造物も比較的
小さいもので済む。
【図１】本発明の実施例で雨天荷役作業時の概略側面図
である。
である。
【図２】前面および側面を一体とした昇降可能な膜状体
の骨材の両端部の建屋の海側柱との取付け部を示す平面
図である。
の骨材の両端部の建屋の海側柱との取付け部を示す平面
図である。
【図３】図２に示す部分の縦断正面図である。
【図４】図２に示す部分の縦断側面図である。
【図５】前面および側面を一体とした昇降可能な膜状体
の骨材の平面図である。
の骨材の平面図である。
【図６】骨材を分割連結した部分を示す平面図である。
【図７】図６に示す部分の縦断側面図である。
【図８】本発明の他の実施例を示す概略側面図である。
【図９】従来技術の前面と側面を分離したものの例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
１ 岸壁陸部床面 ２ 岸壁海部海面 ３ 船舶 ４ 建屋 ５ 函体 ６ 出入口 ７ 荷役用クレーン ８ 膜状体 ９ 骨材 １０ 可撓材 １１ 可撓材 １２ 骨材 １３ 巻揚装置 １４ 車輪ユニット １５ 海側柱 １６ ガイドボックス １７ 車輪 １８ ピン １９ ピン ２０ 膜状体 ２１ 巻揚装置 ２２ 膜状体
Claims (2)
- 【請求項１】 岸壁より海側に張り出した建屋４と、こ
の建屋４に上架された荷役用クレーン７と、少なくとも
この海側張り出し部の前面および側面に、建屋４から昇
降可能な膜状体８を設け、船舶３の離接岸時には上昇し
て船舶の運行を妨げず、雨天時には下降して接岸船舶の
ハッチを覆うように構成した雨天荷役設備における上記
昇降可能な膜状体８において、その膜状体８の前面およ
び側面を一体とし、その膜状体８の骨材９の両端を海側
柱１５に昇降可能に取付けたことを特徴とする雨天荷役
設備用膜状体。 - 【請求項２】 岸壁より海側に張り出した建屋４と、こ
の建屋４に上架された荷役用クレーン７と、少なくとも
この海側張り出し部の前面および側面に、建屋４から昇
降可能な膜状体８を設け、船舶３の離接岸時には上昇し
て船舶の運行を妨げず、雨天時には下降して接岸船舶の
ハッチを覆うように構成した雨天荷役設備における上記
昇降可能な膜状体８において、その膜状体８の前面およ
び側面を一体とし、その膜状体８の骨材９の両端を海側
柱１５に昇降可能に取付けた昇降可能な膜状体８と、こ
の膜状体８の両端を陸上の海側柱１５に昇降可能に取付
けた骨材９の内の下端の骨材１２に前面及び側面を分離
した昇降可能な膜状体２０，２２を取付けたことを特徴
とする雨天荷役設備用膜状体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7644193A JP2745371B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 雨天荷役設備用膜状体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7644193A JP2745371B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 雨天荷役設備用膜状体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06263253A JPH06263253A (ja) | 1994-09-20 |
| JP2745371B2 true JP2745371B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13605244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7644193A Expired - Lifetime JP2745371B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 雨天荷役設備用膜状体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745371B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP7644193A patent/JP2745371B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06263253A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |