JP2745020B2 - コーヒー豆の品質評価装置 - Google Patents

コーヒー豆の品質評価装置

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JP2745020B2 JP29787088A JP29787088A JP2745020B2 JP 2745020 B2 JP2745020 B2 JP 2745020B2 JP 29787088 A JP29787088 A JP 29787088A JP 29787088 A JP29787088 A JP 29787088A JP 2745020 B2 JP2745020 B2 JP 2745020B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はコーヒー豆、特に焙煎前の生豆の品質評価
方法に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に市販されるコーヒー豆は、完熟したコーヒー豆
の果実を乾燥、脱穀、精選して得られた生豆を焙煎機に
投入しロースト工程で風味と香りが与えられたものであ
る。つまり焙煎によりコーヒー豆は生豆の持つ成分が化
学変化し揮発性芳香やカルメラ色などを生じるものであ
り、酸味・苦味・甘味・香りというコーヒー豆の味は焙
煎の条件によって左右されることになるが、一方、コー
ヒーの品種や栽培条件の違いによる生豆の性状の差は科
学的分析によりその味に大きな差を生じることは明らか
で、前記焙煎条件が同一であればコーヒーの味は生豆の
品質によってほぼ決定されることになる。
ところでこれらコーヒー豆の品質の判定は、前記ロー
スト工程で焙煎されたコーヒー豆を粉砕し、沸騰した熱
湯を加え抽出したものを実際に味わってみて行う、いわ
ゆる官能試験であり、公正を期するため複数の人員と長
時間とを有するものであった。しかもその判定は人的要
因に大きく左右される人間の味覚に基づいて行われるも
のであって、客観的にかつ普遍的な判定に成り得えず、
そのため熟練者を必要としていた。
以上のことから人的要因に左右されず客観的にかつ簡
便に行えるコーヒー豆の判定装置の開発が望まれている
ことはいうまでもない。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、コーヒーの生豆に含まれ、コーヒー
の味覚を決定する主成分、つまり蛋白質、脂質、クロロ
ゲン酸、カフェイン、蔗糖の含有率を短時間で測定し、
その測定値と前記成分に対応して設定した品質評価のた
めの特定係数とに基づき客観的にコーヒー豆の品質評価
値を演算・表示し生豆の状態で判定するコーヒー豆の品
質評価装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、コーヒー豆に含まれる所定の成分の
含有率を測定し、その測定値に基づきコーヒー豆の品質
評価を行うコーヒー豆の品質評価装置であって、光源と
該光源が発する光のうちコーヒー豆の味覚を形成する成
分のうち、蛋白質、脂質、クロロゲン酸、カフェイン及
びショ糖を含む被測定成分の含有率測定に適する特定波
長のみを通過させて測定部に照射する近赤外光を作る狭
帯域通過フィルターと、前記測定部に配置されるコーヒ
ー豆からの測定光を検出する検出器とを有する近赤外分
光分析装置と、 前記被測定成分に対応して設定された前記コーヒー豆
の被測定成分の含有率計算のための成分換算係数値と前
記被測定成分に対応して設定された品質評価値計算のた
めの特定係数とを記憶する記憶装置と、該記憶装置に記
憶された前記成分換算係数値並びに前記特定係数と前記
検出器からの検出信号とに基づきコーヒー豆の被測定成
分の含有率と品質評価値とを演算する演算装置とを有す
る制御装置と、 該制御装置に接続され、前記演算装置が演算したコー
ヒー豆の品質評価値を可視または印字表示する表示装置
および、 前記近赤外分光分析装置の前記測定部に前記コーヒー
豆を提供する試料配置部と、 を有し、コーヒー豆に含まれる所定の成分の含有率を
測定し、その測定値に基づきコーヒー豆の品質評価を行
うコーヒー豆の品質評価装置を提供することで課題解決
の手段とした。
更に本発明によれば、コーヒー豆に含まれる所定の成
分の含有率を測定し、その測定値に基づきコーヒー豆の
品質評価を行うコーヒー豆の品質評価装置であって、 光源と該光源が発する光のうちコーヒー豆の味覚を形
成する成分のうち、蛋白質、脂質、クロロゲン酸、カフ
ェイン及びショ糖を含む被測定成分の含有率測定に適す
る特定波長のみを通過させて測定部に照射する近赤外光
を作る狭帯域通過フィルターと、前記測定部に配置され
るコーヒー豆からの測定光を検出する検出器とを有する
近赤外分光分析装置と、 前記被測定成分に対応して設定された前記コーヒー豆
の被測定成分の含有率計算のための成分換算係数値と前
記被測定成分に対応して設定された品質評価値計算のた
めの特定係数とを記憶する記憶装置と、該記憶装置に記
憶された前記成分換算係数値並びに前記特定係数と前記
検出器からの検出信号とに基づきコーヒー豆の被測定成
分の含有率と品質評価値とを演算する演算装置とを有す
る制御装置と、 該制御装置に接続され、前記演算装置が演算したコー
ヒー豆の品質評価値を可視または印字表示する表示装置
と、 前記近赤外分光分析装置の前記測定部に前記コーヒー
豆を提供する試料容器及び、 前記コーヒー豆を微粉砕して前記試料容器に充填した
後、該試料容器を前記近赤外分光分析装置の測定部に移
動、配置させるための試料供給装置と、 を有し、コーヒー豆に含まれる所定の成分の含有率を
測定し、その測定値に基づきコーヒー豆の品質評価を行
うコーヒー豆の品質評価装置を提供することで課題解決
の手段とした。
〔実施例〕
以下、本発明によるコーヒー豆の品質評価装置の最初
の実施例を、添付図面第1図ないし第3図を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明によるコーヒー豆の品質評価装置1を
正面から見たときの概略図である。キャビネット2の内
部には、その詳細な構成は次の第2図を参照して説明す
る近赤外分光分析装置3及び制御装置4が配設される。
キャビネット2の前面パネルには、被測定コーヒー豆を
入れる試料容器(試料配置部)を装着するための試料容
器装着箱5、装置の操作手順や演算結果等を可視表示す
る発光ダイオード又はCRT形式の表示装置6、操作用プ
ッシュボタン7及び演算結果のハードコピーを可能とす
るプリンター8が配設される。制御装置4は、近赤外分
光分析装置3の光源、検出器、表示装置6、操作用プッ
シュボタン7、プリンター8等に接続され各種信号を処
理するための入出力信号処理装置4aと、各成分の含有率
を計算するための成分換算係数値、品質評価値を計算す
るためにコーヒー豆の主成分ごとに個別に設定された特
定係数、入力装置(キーボード)9を介入して入力され
る各銘柄別あるいは品位別の豆価額、各種補正及び各種
制御手順等を記憶するための記憶装置4bと、近赤外分光
分析装置3により得られる測定値と前記特定係数とに基
づきコーヒー豆の品質評価値等を演算するための演算装
置4cとから成る。なお、コーヒー豆の主要成分ごとに個
別に設定される特定係数や必要な補正値が、記憶装置4b
内の読み出し専用のメモリ(以下、ROMと言う)に予め
記憶されている。また、プリンター8は内蔵型に限られ
ず、外部接続型であっても構わない。
第2図は、キャビネット2の内部に配設される近赤外
分光分析装置3の一実施例の要部断面図である。図示さ
れる近赤外分光分析装置3は反射式のものであり、主な
る構成部品として、光源31、反射鏡32、狭帯域通過フィ
ルター33、積分球34及び検出器35a,35bを有する。光源3
1から発せられ、適当な光学系(図示せず)を通って平
行光線となった光は、狭帯域通過フィルター33を通過す
ることにより特定波長の近赤外光となった後、傾斜角度
を自由に変え得るように構成された反射鏡32により、積
分球34の上部を開口して設けられた採光窓36に向けて方
向を変えられる。反射鏡32で反射し、積分球34の採光窓
36を介して積分球34の内部に入った近赤外光は、積分球
34の底部を開口して設けられた測定部37、従って試料容
器装着箱5の後方所定位置に記載される試料容器52内の
コーヒー豆55に真上から照射される。コーヒー豆55から
の拡散反射光は、積分球34の内部に反射しながら、最終
的には、測定部37を中心に対象な位置に配設される一対
の検出器35a,35bに到達し、これにより反射光の強度が
測定される。なお、図示実施例では、光学的な対称性を
修正し、コーヒー豆55からの反射光を効率良く受光する
ために、検出器は一対即ち参照番号35aと35bで示される
二個が設けられているが、その数は二個に限られること
なく、一個であっても又は三個以上の検出器であっても
構わない。
ここで、光源31と反射鏡32との間に設けられ、光源31
から出た光がこれを通過することにより特定波長の近赤
外光となる狭帯域通過フィルター33の構成及びこれに要
求される物理的特性等を説明する。狭帯域通過フィルタ
ー33は、それぞれが異なる主波長通過特性を有する任意
複数個のフィルター(例えば、6個のフィルター33a〜3
3f)からなり、これらを回転円盤に取り付けこれを適当
角度づつ回動させることにより、光源31と反射鏡32とを
結ぶ線上に所望のフィルターが位置するように順次選択
・交換できる構成とする。なお、フィルターの通過特性
で主波長とは、フィルターの面に対して入射光軸が直角
の時は透過する近赤外線のうちの最大透過波長のことで
ある。狭帯域透過フィルター33の他の具体的構成例とし
ては、角柱状の反射鏡32を内部に位置させ、その反射鏡
の各面に対向する位置に複数個のフィルター33a〜33fを
それぞれ位置させて角柱状に構成しこれを回転可能とす
る構成もある。なお、狭帯域通過フィルター33が円板状
のものであるとき、入射光軸に対するその回転面の傾斜
角度を、電動機等の手段により微細に且つ連続的に調整
できるようにしておけば、各フィルターが持つ通過特性
の主波長からシフトした異なる波長の近赤外光を連続的
に作り出すことができる。これは、一般的に良く知られ
ている現象であるが、フィルターの面に対する入射光軸
の角度を90°から変化させると、その角度変化に応じて
最大透過波長から数十nmの範囲でシフトする現象によ
る。
次に、狭帯域通過フィルター33に要求される物理的特
性を第3図に基づき説明する。第3図は、異なるコーヒ
ー豆に対して波長が連続的に変化する近赤外線光を照射
したときの、照射波長と吸光度との関係を示すグラフ
(吸光度曲線)である。吸光度1ogIo/Iは、規準照射光
量(全照射光量)Ioに対する試料米からの反射光量Iの
比の逆数の常用対数である。前記各成分の含有量の多少
が吸光度差として顕著に現れていることが容易に理解で
きる。本発明はこの現象を利用してコーヒー豆に含まれ
る所定の成分の含有率を測定するものであるため、測定
のためにコーヒー豆に照射される近赤外光の波長として
は、波長領域1100〜2500nmのうち、各成分に対して吸光
度曲線上特異的なピークが見られる(本実施例ではAnm,
Bnm…Fnmとする)。従って、狭帯域通過フィルター33が
備える各フィルター33a〜33fは、コーヒー豆に含まれる
各成分の測定に適した前記各波長の近赤外光を作るべ
く、前記各波長を特定通過特性、即ち主波長として持つ
ことが要求される。
次に、上記構成を有する本発明のコーヒー豆の品質評
価装置の具体的動作を説明する。まず、操作用プッシュ
ボタン7の操作により光源31を点灯させ、光源31から発
せられた光に基づく測定部37に到達する特定波長の近赤
外光が安定するまで、近赤外分光分析装置3の全体を予
熱する。予熱のための所定時間が経過したら、試料容器
装着箱5を装置のキャビネット2から一旦引き出し、粉
砕したコーヒー豆の試料55を充填した試料容器52を所定
位置に載置させた後、キャビネット2内に挿入すること
により測定準備を完了する。なお、コーヒー豆55は、測
定値に誤差が生じないようにするため、その粒子の大き
さが約50ミクロン以下に粉砕されていることが望ましい
が、必ずしも粉砕しなければならないものではない。ま
た、乱反射による光のロスを少なくする為に、粉砕され
たコーヒー豆55は、その表面が平坦面となるような状態
で試料容器52に充填されること、さらに、透明ガラス板
で多少圧力を加えながらその表面を覆うことが好まし
い。
前記測定準備作業が完了したら、次に、最初にAnmを
主波長として持つフィルター33Aが光源31と反射鏡32と
を結ぶ線上に来るように選択され、波長Anmの近赤外光
をコーヒー豆55に対して照射したときの反射吸光度の測
定作業に入る。反射吸光度の測定作業は、コーヒー豆55
に対して照射される全照射量、即ち基準光量の測定と、
コーヒー豆55に対して前記基準照射光量を照射した時に
コーヒー豆55で実際に反射される反射光量の測定との2
つの測定からなる。1つのフィルターについてこれから
2つの測定のどちらかを先に実施しても構わないが、以
下の説明では、基準照射光量の測定の方が先に実施され
るものとして説明する。基準照射光量の測定は、傾斜角
度が可変に構成された反射鏡32の傾斜角度を、これから
の反射光が積分球34の内壁に直接当たるような角度に、
電動機等を用いた回動手段(図示せず)により変えた状
態で実施される。こうすることにより、積分球34の内壁
に直接当てられた反射鏡32からの光は、内壁を多方向に
拡散反射しながら最終的には検出器35a,35bに到達し、
基準照射光量として検出される。一方コーヒー豆55から
の反射光量の測定は、反射鏡32の傾斜角度が第2図に示
す元の位置に戻された後、前述した原理により行われ
る。なお、測定準備完了後の最初のフィルターの選択、
基準照射光量の測定及び反射光量の測定までの各実行
は、制御装置4の記憶装置4b内のROMに手順プログラム
を記憶させ、そのプログラムに従って自動的に行えるよ
うにできることは言うまでもない。また、1つのフィル
ターについての前述基準照射光量及び反射光量の各測定
をそれぞれ複数回実施し、測定値としてそれらの平均を
採れるようにすることも測定精度を上げるのに役立つ。
検出器35a,35bによって検出された基準照射光量及びコ
ーヒー豆55からの反射光量に基づく各測定値は、コーヒ
ー豆に含まれる蛋白質,脂質等の各含有率を計算するた
めの実測データとして制御装置4に連絡され、記憶装置
4b内の書き込み可能なメモリ(以下、RAMと言う)に一
旦記憶される。
照射波長Anmにおける吸光度の測定が終了したら、次
の照射波長、即ち本実施例の場合Bnmでの吸光度の測定
に移行する。ここでも、基準照射光量の測定及び反射光
量の測定が、前述Anmでのときと同じ方法及び手順で実
施される。各測定値は、前回と同様に、各成分の含有率
計算のための実測データとして制御装置4に連絡され、
記憶装置4b内のRAMに一時記憶される。以下同様に、残
りの各吸光度測定、即ち、波長Cnm,Dnm,Enm,Fnmでの吸
光度測定が順次行われ、各測定値は、実測データとして
制御装置4に連絡され、RAMに記憶される。なお、ある
特定波長での吸光度測定が終わり次の特定波長での吸光
度測定への移行に伴う狭帯域通過フィルター33の各フィ
ルター33a〜33fの交換・選択動作は、通常、制御装置4
の記憶装置4b内のROMに予め書き込まれている手順プロ
グラムに従い自動的に行われるが、本実施例の場合で
も、必ずしも上記6波長全てについて吸光度測定を行わ
なければならない訳ではなく、測定の対象となる波長
は、求める品質評価値に要求される精度或いは測定に係
る所要時間等を考慮して任意に選択することができ、そ
の選択は、操作用プッシュボタン7内の測定波長選択ボ
タンにより行うことができる。
これまで説明した吸光度の測定は、単に狭帯域通過フ
ィルター33に設定された6個のフィルター33a〜33fを順
次交換することにより、各タィルター33a〜33fが持つ各
主波長でのスポット的吸光度の測定方法であったが、前
述した通りフィルターの面に対する入射光の入射角度を
基準となる90°から変化させると、最大透過波長が主波
長から数十nmの範囲でシフトするという現象を利用し
て、成分含有量の差が吸光度差に顕著に現れる波長領域
1100nm〜2500nmでの連続的な吸光度測定も可能である。
図示第1実施例の場合、円板状に構成された狭帯域通過
フィルター33への入射光軸の角度を、制御装置4からの
指令信号に基づき電動機等の適当な調節手段(図示せ
ず)により微細に且つ連続的に変化させることによりこ
れが可能である。
次に、制御装置4の演算装置4cは、記憶装置4bのRAM
に記憶されている吸光度測定で得られた多数の実測デー
タ、即ち各測定波長における基準照射光量及び反射光量
の測定値と、記憶装置4bのROMに予め記憶されている各
成分の含有率計算のための成分換算係数値とに基づき、
コーヒー豆の品質を評価する上で重要な成分である蛋白
質,脂質等の各含有率を計算する。なお、各成分に関し
て記憶装置4bのROMに予め書き込まれるこの成分換算係
数値は、多数のコーヒー豆に対して例えば化学定量分析
法を用いて測定された各成分の含有率を基準に、検出器
からの吸光度測定値を信号処理し、多重回帰分析法によ
り求められた定数である。
演算装置4cは次に、上述の如くして求められた蛋白
質,脂質等の各含有率に基づき、計算式により品質評価
値を計算する。
計算された品質評価値は、演算装置4cでの計算終了と
同時に、表示装置6に可視表示されると共に、自動的に
又は操作用プッシュボタン7への指令に基づきプリンタ
ー8からハードコピーとして繰り出される。また、品質
評価値を求める途中の過程で求められた蛋白質,脂質等
の各成分の各含有率を、品質評価値と共に表示装置6に
同時に可視表示させてもよい。
本品質評価装置により計算された各コーヒー豆の成分
含有率及び品質評価値は、フロッピーディスク等の磁気
媒体を用いた外部記憶装置にデータとして記憶しておく
ことができ、また、上記複数種類のコーヒー豆のブレン
ド比率の計算時等では、外部記憶装置からデータを本装
置内の記憶装置4bのRAMに読み込んで、これに基づき必
要な計算を行うことも可能である。
なお、上記の説明では、コーヒー豆を粉砕したものを
用いたが、必ずしも粉砕したものでなくても構わない。
しかし、この場合、得られる品質評価値の精度がある程
度低下することは言うまでもない。
次に、第4図乃至第7図を参照しながら、本発明によ
るコーヒー豆の品質評価装置の第2実施例を説明する。
前述第1実施例のものと同一又は同等の構成要素或いは
部品には、同一の参照番号を付してある。
第2実施例の品質評価装置が先の第1実施例のものと
最も大きく異なる点は、以下詳細な構成を説明する第2
実施例の品質評価装置が、第1実施例に具備していな
い、コーヒー豆を測定に必要な微砕粒の粉砕粒とするコ
ーヒー豆粉砕装置と、粉砕されたコーヒー豆を収容した
試料容器を近赤外分光分析装置3の測定部に自動的に移
動・提供する試料搬送装置とを主なる構成装置として有
する試料供給装置を具備している点である。
第4図において、参照番号1は、コーヒー豆粉砕装置
によって粉砕されたコーヒー豆が試料容器に必要量充填
された後の不要試料や、測定が終了して排出された試料
を受け取るための受け箱を示し、キャビネット2の前面
パネルから出し入れできる。参照番号12は、外部から単
独にコーヒー豆を測定部に供給するときの外部供給部で
ある。参照番号20及び40はそれぞれ、コーヒー豆粉砕装
置及び試料搬送装置を示し、双方共にキャビネット2の
内部に配設される。
第5図は第2実施例の装置に用いられる近赤外分光分
析装置3の要部断面図である。第1実施例で用いられた
近赤外分光分析装置3との違いは、複数個のフィルター
33a〜33fからなる狭帯域通過フィルター33が、円盤状で
はなく角柱状に構成されていることである。狭帯域通過
フィルター33は、それぞれのフィルターに対向して角柱
状に構成された複数個の反射鏡32を内側に有し、電動機
等による調節手段(図示せず)が連結されることによ
り、角柱の軸Pを中心に回動自在な構成となっている。
積分球34の測定部37は石英製透明ガラス板39で密封され
る。第1実施例での近赤外分光分析装置3では、コーヒ
ー豆の粉砕・充填作業が装置の外部で行われるので、測
定部37を密封する透明ガラス板39は必ずしも必要でなか
ったが、本第2実施例の装置では、装置内で試料の粉砕
及び試料容器への充填作業等を行うため、飛散粉が積分
球34の内部に侵入するのを防止する上で透明ガラス板39
の測定部37への装着は重要である。
次に、第6図及び第7図を参照して、コーヒー豆供給
装置の詳細を説明する。第6図は近赤外分光分析装置及
び試料供給装置の要部断面図、第7図は試料搬送装置40
の要部斜視図である。
先ず、試料供給装置の試料粉砕装置20の構成から説明
する。キャビネット2の右上面部を開口し、ここにホッ
パー202を装着する。ホッパー202の下部開口部204に
は、手動レバー206又は電磁ソレノイド(図示せず)に
より作動されるシャッター208が設けられる。ホッパー2
02の開口部204の下方には、周囲面に多数の鋭利な突起
を有する一対の粉砕用ローラー210a,210bが対向して軸
着される。そしてさらにその下方には、表面を平滑面と
した一対の粉砕用ローラー212a,212bが対向して軸着さ
れる。そしてさらにその下方には、表面を平滑面とした
一対の粉砕用ローラー212a,212bが対向して軸着され
る。これら粉砕用ローラー210a,210b及び粉砕用ローラ
ー212a,212bの各軸は、電動機(図示せず)によって駆
動される。粉砕用ローラー210a,210b及び粉砕用ローラ
ー212a,212bの表面に付着したコーヒー豆は、角ローラ
ーの表面に向けられて設けられた噴射ノズル及びローラ
ーの表面に軽く接触するように設けられた弾性ブレード
から成る清掃装置214a〜214dにより除去される。上記各
構成部品は、下方部が次に説明する試料搬送装置40に臨
むように開口されたケース部材216で包囲される。
次に、前記粉砕装置20で微細粒に粉砕された試料を、
試料容器52に吸光度測定可能な状態で充填し、そしてこ
試料容器52を近赤外分光分析装置3の測定部37の直下位
置迄移動させる試料搬送装置40について説明する。試料
容器52は、試料容器移動ガイド402に固着した容器ホル
ダー404に設けられた案内溝406に対して装脱自在になっ
ている。試料容器移動ガイド402の中空軸には断面丸状
の支持軸408を挿入し、該支持軸408に一方側は回動用ハ
ンドル410に挿着し、また他方側は軸受台412が軸支す
る。試料容器移動ガイド402の外周囲部長さ方向にはラ
ック414が固設されており、このラック414には、試料容
器移動ガイド402に遊嵌されたモーター台416に装着され
た電動機418のピニオンギア420が噛合する。モーター台
416は、伸縮ロッド422を備える電磁石424によって支点
台426に連結される。この支点台426は、キャビネット2
の底壁部に固設された受台428に固着される。参照番号4
30は、試料容器52上の粉砕試料を圧縮充填すると共に、
過量試料を取り除き表面を平坦面とするための回転ロー
ラー、番号432は測定が終わった試料を試料容器52内か
ら噴風により排除すると共に清掃を行うための噴射ノズ
ル、番号434は試料容器52の移動時、透明ガラス板39に
接してこれを清掃する清掃器である。
次に、上記構成を有する本発明による第2実施例のコ
ーヒー豆の品質評価装置の具体的動作を説明する。な
お、近赤外分光分析装置3による各波長での吸光度の測
定方法は、前述の第1実施例装置と同じであるのでその
説明は省略し、ここでは、本第2実施例装置の特徴的装
置である試料供給装置の作用並びに動作を中心に説明す
る。
コーヒー豆をホッパー202内に投入しここに一時貯留
し、次に電動機を起動し粉砕用ローラー210a,210b及び
粉砕用ローラー212a,212bを回動させる。操作用プッシ
ュボタン7の操作により電動機418を回動させ、その駆
動力により試料容器52を、コーヒー豆粉砕装置20の直下
所定位置に移動させる。試料容器52の所定位置への移動
が完了し、電動機418の作動が停止したら、シャッター2
08を手動レバー206又は電磁ソレノイド(図示せず)に
より開成し、ホッパー202内のコーヒー豆を開口部204を
介して放出する。ホッパー202から流下したコーヒー豆
は、先ず粉砕用ローラー210a,210bにより粉砕され、さ
らにその下方に位置する細粉砕用ローラー212a,212bに
よって、吸光度の測定に要求される、粒子の大きさが50
ミクロン以下の微細な粉砕試料とされる。こうしてでき
た細粉試料は、下方に位置している試料容器52に受け入
れられ、その受容量を超え容器52上に盛り上がって過量
となった試料は、受け箱10に落下する。次に、操作用プ
ッシュボタン7の操作により、電動機418を再作動さ
せ、試料が収容された試料容器52を、近赤外分光分析装
置3の測定部37の直下所定位置まで搬送する作動に移
る。この搬送過程においては、試料容器52に盛り上がっ
た状態の試料は、回転ローラー430により圧縮状に充填
されると共に、過量試料が除去され試料の表面が平坦面
に整形される。試料容器52が所定位置に配置されると、
電動機418は自動的にその作動を停止する。
近赤外分光分析装置3の測定部37へ試料搬送装置40に
よって搬送されていた試料55は、既述第1実施例の装置
で説明したのと同じ原理,方法でその吸光度が測定さ
れ、その各構成成分の各含有率及び品質評価値が計算さ
れる。
試料55の吸光度測定が全て終了すると、電動機418が
再作動し、測定が終わった試料の排出処理のために、試
料容器52をコーヒー豆粉砕装置20の下方所定位置に移動
させる。その際、清掃器434が透明ガラス板39に接触
し、面上を摺動することにより付着物を除去する。試料
容器52がコーヒー豆粉砕装置20の下方所定位置に到達し
電動機418が作動を停止すると同時に、コーヒー豆粉砕
装置20内の清掃装置214a〜214dから高圧空気が噴出し、
各ローラー210a,210b,212a,212bの表面を清掃する。次
に、電磁石424を作動させることにより、試料容器移動
ガイド402を90°回動させ、試料容器52内の試料を下方
に位置する受け箱10に向けて排出する。同時に、噴射ノ
ズル432を作動させ、これから出る高圧空気により試料
容器52内を次の測定に備えて清掃する。なお、電動機41
8の作動によって試料容器52が自動的に往復移動する場
合を説明してきたが、その移動は、回動用ハンドル410
を押すこと及び引くことによる手動操作でも行え、ま
た、試料容器52からの試料の排出は、この回動用ハンド
ル410を適宜回動して行える。また、試料供給装置を用
いず、外部で準備した試料を単独に近赤外分光分析装置
3の測定部37に排泄させるには、回動用ハンドル410を
押すことにより一旦試料容器52を測定部37下部に移動さ
せた後、この試料容器52を外部供給部12から引き出し、
試料をこれに充填してから容器ホルダー404の案内溝406
に挿入して行う。
上述第1実施例及び第2実施例の品質評価装置では、
コーヒー豆に特定波長の近赤外光を照射したときの吸光
度の測定を、コーヒー豆からの反射光の強度を測定する
ことにより行う反射式の近赤外分光分析装置を用いた
が、コーヒー豆を透過してきた透過光の強度を測定する
ことにより行う透過式の近赤外分光分析装置を用いるこ
ともでき、さらには、反射光及び透過光の両方に基づき
吸光度の測定を行う、より精密な近赤外分光分析装置を
用いることもできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によるコーヒー豆の品質
評価装置によれば、個人差のある味覚に基づく官能試
験、あるいは時間がかかり、熟練を要する化学定量分析
等の方法によることなく、誰でもが容易に且つ短時間で
正確なコーヒー豆の品質評価値を得ることができる。
さらに、本発明による品質評価装置が試料供給装置を
具備するものにあっては、コーヒー豆の所定成分の含有
率を測定し、これに基づきコーヒー豆の品質評価値を得
るに際して、コーヒー豆の微細粒への粉砕作業及び試料
容器への充填作業等が全て自動化され、その測定がより
簡単且つ確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1実施例のコーヒー豆の品質評
価装置の正面概略図、第2図は第1図の品質評価装置に
用いられる近赤外分光分析装置の要部側断面図、第3図
は銘柄の異なるコーヒー豆に対する近赤外線照射波長と
吸光度との関係を示すグラフ(吸光度曲線)、第4図は
本発明による第2実施例のコーヒー豆の品質評価装置の
正面概略図、第5図の品質評価装置に用いられる近赤外
分光分析装置の要部側断面図、第6図は第4図の品質評
価装置に用いられる試料供給装置の要部断面図、そし
て、第7図は第6図に示される試料供給装置のうち試料
搬送装置の要部斜視図である。 図において、1…コーヒー豆の品質評価装置、2…キャ
ビネット、3…近赤外分光分析装置、4…制御装置、4a
…入出力信号処理装置、4b…記憶装置(ROM,RAM)、4c
…演算装置、5…試料容器装着箱、6…表示装置、7…
操作用プッシュボタン、8…プリンター、9…入力装置
(キーボード)、10…受け箱、12…外部供給部、20…コ
ーヒー豆粉砕装置、40…試料搬送装置、31…光源、32…
反射鏡、33…狭帯域通過フィルター、33a〜33f…フィル
ター、34…積分球、35a,35b…検出器、36…採光窓、37
…測定部、39…透明ガラス板、52…試料容器、55…試料
(コーヒー豆)、202…ホッパー、204…開口部、206…
電動レバー、208…シャッター、210a,210b…粉砕用ロー
ラー、214a〜d…清掃装置、216…ケース部材、402…試
料容器移動ガイド、404…容器ホルダー、406…案内溝、
408…支持軸、410…回動用ハンドル、412…軸受台、414
…ラック、416…モーター台、418…電動機、420…ピニ
オンギア、422…伸縮ロッド、424…電磁石、426…支点
台、428…受け台、430…回転ローラー、432…噴射ノズ
ル、434…清掃器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−120647(JP,A) 特開 昭63−167243(JP,A) 特開 昭62−291546(JP,A) 特開 昭63−33644(JP,A) 特開 昭62−299743(JP,A) 特開 昭62−186951(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イ.光源と該光源が発する光のうちコーヒ
    ー豆の味覚を形成する成分のうち、蛋白質、脂質、クロ
    ロゲン酸、カフェイン及びショ糖を含む被測定成分の含
    有率測定に適する特定波長のみを通過させて測定部に照
    射する近赤外光を作る狭帯域通過フィルターと、前記測
    定部に配置されるコーヒー豆からの測定光を検出する検
    出器とを有する近赤外分光分析装置と、 ロ.前記被測定成分に対応して設定された前記コーヒー
    豆の被測定成分の含有率計算のための成分換算係数値と
    前記被測定成分に対応して設定された品質評価値計算の
    ための特定係数とを記憶する記憶装置と、該記憶装置に
    記憶された前記成分換算係数値並びに前記特定係数と前
    記検出器からの検出信号とに基づきコーヒー豆の被測定
    成分の含有率と品質評価値とを演算する演算装置とを有
    する制御装置と、 ハ.該制御装置に接続され、前記演算装置が演算したコ
    ーヒー豆の品質評価値を可視または印字表示する表示装
    置および、 ニ.前記近赤外分光分析装置の前記測定部に前記コーヒ
    ー豆を提供する試料配置部と、 を有し、コーヒー豆に含まれる所定の成分の含有率を測
    定し、その測定値に基づきコーヒー豆の品質評価を行う
    ことを特徴とするコーヒー豆の品質評価装置。
  2. 【請求項2】イ.光源と該光源が発する光のうちコーヒ
    ー豆の味覚を形成する成分のうち、蛋白質、脂質、クロ
    ロゲン酸、カフェイン及びショ糖を含む被測定成分の含
    有率測定に適する特定波長のみを通過させて測定部に照
    射する近赤外光を作る狭帯域通過フィルターと、前記測
    定部に配置されるコーヒー豆からの測定光を検出する検
    出器とを有する近赤外分光分析装置と、 ロ.前記被測定成分に対応して設定された前記コーヒー
    豆の被測定成分の含有率計算のための成分換算係数値と
    前記被測定成分に対応して設定された品質評価値計算の
    ための特定係数とを記憶する記憶装置と、該記憶装置に
    記憶された前記成分換算係数値並びに前記特定係数と前
    記検出器からの検出信号とに基づきコーヒー豆の被測定
    成分の含有率と品質評価値とを演算する演算装置とを有
    する制御装置と、 ハ.該制御装置に接続され、前記演算装置が演算したコ
    ーヒー豆の品質評価値を可視または印字表示する表示装
    置と、 ニ.前記近赤外分光分析装置の前記測定部に前記コーヒ
    ー豆を提供する試料容器及び、 ホ.前記コーヒー豆を微粉砕して前記試料容器に充填し
    た後、該試料容器を前記近赤外分光分析装置の測定部に
    移動、配置させるための試料供給装置と、 を有し、コーヒー豆に含まれる所定の成分の含有率を測
    定し、その測定値に基づきコーヒー豆の品質評価を行う
    ことを特徴とするコーヒー豆の品質評価装置。
  3. 【請求項3】近赤外分光分析装置の、測定するコーヒー
    豆試料に光が照射される測定部と光源との間に配設され
    る前記狭帯域フィルターは、該フィルターの面に対する
    入射光軸の入射角度を変えられるべく、その傾斜角度が
    可変となったものである請求項(1)または(2)記載
    のコーヒー豆の品質評価装置。
  4. 【請求項4】近赤外分光分析装置が有する狭帯域通過フ
    ィルターは、波長領域1100nm〜2500nmのうち任意複数波
    長をそれぞれが特定波長通過特性として有する複数個の
    フィルターからなり、該フィルターが角柱状に構成され
    ている請求項(1)または(2)記載のコーヒー豆の品
    質評価装置。
  5. 【請求項5】品質評価装置の記憶装置に情報を記憶させ
    る入力装置を有するものである請求項(1)または
    (2)記載のコーヒー豆の品質評価装置。
  6. 【請求項6】品質評価装置の表示装置は、コーヒー豆の
    品質評価装置に加え、被測定成分の含有率を表示するも
    のである請求項(1)または(2)記載のコーヒー豆の
    品質評価装置。
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