JP2744996B2 - 計測装置 - Google Patents

計測装置

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JP2744996B2
JP2744996B2 JP3049063A JP4906391A JP2744996B2 JP 2744996 B2 JP2744996 B2 JP 2744996B2 JP 3049063 A JP3049063 A JP 3049063A JP 4906391 A JP4906391 A JP 4906391A JP 2744996 B2 JP2744996 B2 JP 2744996B2
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sensor
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正道 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィーラの動作を移
動体に伝え、その移動体の変位に基づいてセンサが計測
信号を出力する計測装置に係り、特に、工作機械に好適
な計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計測装置として、例え
ば、図3に示す技術が知られている。図3は従来の計測
装置を示す断面図であり、図において、1は工作機械の
取り付け部、2は計測装置の全体を示す。計測装置2は
ハウジング3を備え、その内部には移動体4及びセンサ
5が近接して収容されるとともに、外部にはワーク等の
被計測物(図示略)に接触するフィーラ6が突設されて
いる。そして、この計測装置2は、フィーラ6の動作を
支点7を介して移動体4の直線運動に変換し、その移動
体4の接触に基づいてセンサ5が計測信号を出力するよ
うに構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の計測
装置2によると、計測していないときでも、工作機械の
振動や外力により移動体4がセンサ5に接触し、フィー
ラ6が被計測物に接触していないにも係わらず、センサ
5が計測信号を出力することがあり、こうした場合に、
例えば、機械異常が誤検出されるという不具合があっ
た。また、振動や外力により移動体4がセンサ5に対し
て頻繁に接触すると、衝撃を受けることによりセンサ5
の寿命が大幅に短縮され、それを早期に交換しなければ
ならなかった。尚、計測装置にあっては、例えば特開昭
62ー289708号公報に記載のように機械的なロッ
ク機構を備えたものが知られているが、機械的な機構を
付加することで計測装置そのものが重くなってしまうか
ら好ましいことではない。
【0004】そこで、この発明の課題は、振動や外力に
よる誤動作を防止し、センサの寿命を向上させる計測装
置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、フィーラの動作をハウジングの内部
の移動体に伝え、その移動体の変位に基づいてセンサが
計測信号を出力する計測装置において、非計測時に移動
体をロックするエア圧をハウジングの内部に発生させる
エア圧発生手段を設けて構成される。
【0006】
【作用】この発明の計測装置によれば、非計測時に、エ
ア圧発生手段によってハウジングの内部に所定のエア圧
を発生させて、そのエア圧により移動体をロックするこ
とにより、振動や外力により移動体がセンサに接触する
おそれがなくなる。それにより非計測時におけるセンサ
の誤動作が防止されるとともに、接触回数が減ってセン
サの寿命も向上する。また、計測時には、エア圧発生手
段がハンジング内部のエア圧を排除するので、移動体が
フィーラに追従して動き、センサで支障なく計測動作で
きる。
【0007】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第一実施例による計
測装置を示す断面図、図2は本発明の第二実施例による
計測装置を示す断面図である。尚、従来と同一の構成部
分については、各図に同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0008】図1に示すように、第一実施例の計測装置
2においては、ハウジング3に給排気口9が、移動体4
とセンサ5との間の空間に開口するように設けられてい
る。給排気口9にはエア圧発生手段としてのエア回路1
0が接続され、そのエア回路10にはソレノイドバルブ
11が設けられている。そして、ソレノイドバルブ11
が、非計測時はA位置に、計測時にはB位置に切り換え
られるように構成されている。
【0009】上記構成において、次に、第一実施例の計
測装置2の作用を説明する。非計測時には、ソレノイド
バルブ11がA位置に切り換えられ、エアがエア源Pか
らソレノイドバルブ11及び給排気口9を介して移動体
4とセンサ5との間の空間に供給され、ハウジング3の
内部に所定のエア圧が発生し、これによって、移動体は
センサ5から離れる方向に押しつけられてロックされ
。したがって、工作機械の振動や外力が計測装置2に
作用した場合でも、移動体4がセンサ5に接触するおそ
れがなく、非計測時におけるセンサ5の誤動作を防止で
きる。また、移動体4及びセンサ5の接触回数が減るた
め、センサ5の損傷が防止されて寿命も向上する。一
方、計測時には、ソレノイドバルブ11がB位置に切り
換えられて、ハウジング3内部のエア圧が排除されるた
め、移動体4がフィーラ6に追従してスムーズに動き、
センサ5が支障なく計測動作する。
【0010】第二実施例の計測装置2においては、タレ
ット刃物台(図示略)などのエア配管を常設困難な設置
条件にも適合できるように、エア圧発生手段が、図2に
示すように、ハウジング3に取付けられたストップバル
ブ13と、これに対し切り離し可能に接続されるエア回
路14とから構成されている。エア回路14には、エア
をストップバルブ13及び給排気口9を介してハウジン
グ3の内部に供給する第1ソレノイドバルブ15、パイ
ロット圧をストップバルブ13に印加する第2ソレノイ
ドバルブ16、及び、圧力調整用のアジャストバルブ1
7等が設けられている。
【0011】上記構成の第二実施例の計測装置2におい
ては、タレット刃物台の割出し動作中などの非計測時
に、第1及び第2ソレノイドバルブ15,16がそれぞ
れA位置に切り換えられ、第2ソレノイドバルブ16の
パイロット圧によりストップバルブ13のスプール13
aが開放移動され、エアがエア源Pから第1ソレノイド
バルブ15、ストップバルブ13、給排気口9を介して
ハウジング3の内部に供給され、そこに発生した所定の
エア圧により移動体はセンサ5に対し離反方向に押しつ
けられてロックされる 。次いで、第1及び第2ソレ
ノイドバルブ15,16がそれぞれB位置に切り換えら
れ、ストップバルブ13のスプール13aが閉鎖移動さ
れ、エアがハウジング3の内部に圧入される。したがっ
て、この状態でエア回路14を計測装置2から切り離し
ても、ストップバルブ13によりハウジング3の内部を
加圧状態に保持できる。それ故、この第二実施例によれ
ば、特に、タレット刃物台などのエア配管を常設困難な
設置場所、或いは、高圧エアを供給困難な設置条件下に
おいても、前記第一実施例と同様の作用効果が得られ
る。
【0012】尚、上記実施例の計測装置2では接触型の
センサ5が使用されているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、磁気センサなどの非接触型センサを組
込んだ計測装置に適用して実施してもよく、この場合
も、衝撃によるセンサの損傷を防止してその寿命を向上
できる。また、上記実施例では、移動体4とセンサ5と
の間の空間を加圧するようになっているが、センサ5に
接近する方向に対して移動体4をロックできれば、エア
圧の発生箇所は特に限定されず、例えば、上記実施例と
反対側の空間に負圧を発生させてもよい。その他、この
発明を工作機械以外の各種機器で使用される計測装置に
応用するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の
形状並びに構成を適宜に変更して具体化することもでき
る。
【0013】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、非計測時にハウジングの内部に発生したエア圧によ
り移動体をロックすることにより、振動や外力により移
動体がセンサに接触するおそれがなく、センサの誤動作
を防止できるとともに、センサの寿命を向上できるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による計測装置を示す断面
図である。
【図2】本発明の第二実施例による計測装置を示す断面
図である。
【図3】従来の計測装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・取付部、2・・計測装置、3・・ハウジング、4
・・移動体、5・・センサ、6・・フィーラ、7・・支
点、、9・・給排気口、10・・エア回路、11・・ソ
レノイドバルブ、13・・ストップバルブ、14・・エ
ア回路、15・・第1ソレノイドバルブ、16・・第2
ソレノイドバルブ、17・・アジャストバルブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィーラの動作をハウジングの内部の移
    動体に伝え、その移動体の変位に基づいてセンサが計測
    信号を出力する計測装置において、非計測時に前記移動
    体をロックするエア圧をハウジングの内部に発生させる
    エア圧発生手段を具備することを特徴とする計測装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289708A (ja) * 1986-06-10 1987-12-16 Mitsutoyo Corp 測定機における垂直軸の安全装置

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