JP2958311B1 - ウェハ搬送用ロボット - Google Patents

ウェハ搬送用ロボット

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Abstract

【要約】 【課題】 ウェハのクランプ装置として空気圧シリンダ
を有するロボットにおいて、光電センサを用いることな
くウェハの有無を検出することのできるようにするこ
と。 【解決手段】 本発明では、空気圧シリンダ44の内部
に流路72を1本追加する。この流路72は通常時には
ピストン48により閉塞されているが、ウェハWがロボ
ット20のブレード32上に存在しない時にピストンロ
ッド50が通常のクランプ位置よりも進むと開放され、
真空源60に接続されている流路56を大気圧環境に開
放することができる。従って、流路56に続く第1の圧
力ライン62内の圧力を圧力センサ76によって検出
し、その出力データを解析することで、ウェハの有無を
検出することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置等
において用いられるウェハ搬送用ロボットに関し、特
に、ロボットのウェハブレードにウェハが載置されてい
るか否かを検出するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置、特にマルチチャンバ型
の半導体製造装置においては、通常、ウェハの自動搬送
を行うためにウェハ搬送用ロボット(以下「ロボット」
という)が用いられている。
【0003】従来のロボットは、ウェハを載置して水平
移動するウェハブレード(以下「ブレード」という)を
備えている。このブレードのウェハ載置エリアは、通
常、ウェハの脱落を防止するために凹部となっている
が、この凹部の内径はウェハの外罫りも僅かに大きいた
め、凹部にウェハを単に落とし込んだだけでは、搬送中
にウェハが位置ずれ、特に周方向の位置ずれを起こすお
それがある。このため、従来のロボットには、ウェハを
ブレード上で固定するための手段としてメカニカル式の
クランプ装置を備えたものがある。
【0004】従来一般のクランプ装置はロボットのアー
ムに取り付けられた空気圧シリンダから成り、この空気
圧シリンダのピストンロッドでウェハの側面を押圧し、
対向するブレードのクランプ面(通常は凹部の内壁面)
にウェハを押し付けて固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロボットは
自動制御されるため、ウェハが凹部に配置されたか否か
を検出する手段が必須となる。従って、従来のロボット
にはウェハ検出手段として光電センサが設けられてい
た。この光電センサの配線は、周囲環境に対する耐久性
や美観等を考慮し、アームの内部に通されるのが一般的
である。
【0006】しかしながら、光電センサの配線をロボッ
トのアーム内に配することは、ロボットの強度や精度等
を低下させるおそれがあり、構成要素の設置レイアウト
にも制約を加えるものであった。この問題は、スペース
占有率の大きな空気圧シリンダを有するロボットにおい
ては特に顕著となる。
【0007】そこで、本発明の目的は、クランプ装置と
して空気圧シリンダを有するロボットにおいて、光電セ
ンサを用いることなくウェハの有無を検出することので
きる手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるウェハ搬送用ロボットは、水平方向に
移動可能であり、ウェハが載置される載置エリアを有す
るブレードと、載置エリアに載置されたウェハをブレー
ド上のクランプ面に押し付けてクランプすべく当該ウェ
ハの側面を押圧するピストンロッドを有する空気圧シリ
ンダであって、前記ピストンロッドの先端が載置エリア
の外縁よりも外側の第1位置から、載置エリアに載置さ
れたウェハをクランプすることのできる第2位置を経
て、載置エリアの外縁よりも内側の第3位置まで移動し
得るよう配設された前記空気圧シリンダと、ピストンロ
ッドの先端を前記第1位置から前記第3位置に向かって
移動させるための駆動圧力を空気圧シリンダに伝える第
1の圧力ラインと、第1の圧力ラインから分岐し、前記
駆動圧力と異なる圧力の圧力源に連通される第2の圧力
ラインと、ピストンロッドに機械的に連動する弁手段で
あって、ピストンロッドの先端が前記第1位置と前記第
2位置との間にある場合には第2の圧力ラインを閉鎖
し、ピストンロッドの先端が前記第3位置にある場合に
は第2の圧力ラインを開放する前記弁手段とを備えるこ
とを特徴としている。
【0009】ブレードの載置エリアにウェハが適正に配
置されている場合、空気圧シリンダを作動させウェハを
固定しようとした場合、ピストンロッドの先端はウェハ
の側面に接して第2位置で停止する。この際、第2の圧
力ラインは閉じているため、第1の圧力ライン中の圧力
はほぼ駆動圧力となる。一方、ウェハが載置エリアにな
い場合には、空気圧シリンダにおけるピストンロッドの
先端は載置エリアの内側の第3位置まで移動する。本発
明の構成によれば、第3位置にピストンロッドの先端が
位置した時、第2の圧力ラインが開放されるので、第1
の圧力ライン中の圧力が駆動圧力とは異なる圧力とな
る。
【0010】従って、第1の圧力ライン中の圧力を検出
する圧力センサを設け、この圧力センサから得られる圧
力の情報を処理することで、ウェハがブレード上に載置
されているか否かを検出することができる。
【0011】ロボットが大気圧下で使用される場合、第
2の圧力ラインにより伝えられる圧力は大気圧が好適で
ある。また、ウェハを取り扱うロボットであるので、パ
ーティクルが空気圧シリンダに供給されるのを防止する
ために、第1の圧力ラインに真空源を接続し、空気圧シ
リンダに対する駆動圧力を大気圧よりも低圧とすること
が好適である。
【0012】空気圧シリンダは、シリンダチューブと、
その内部に配置されたピストンと、このピストンに接続
されたピストンロッドとから構成されている。今、ピス
トンロッドにより区分されたシリンダチューブの内部空
間の一方を第1の容積室と称し、他方を第2の容積室と
称することとし、前記第1の圧力ラインが第1の容積室
に連通されているとした場合、前記弁手段は、シリンダ
チューブの内壁面に形成され第2の圧力ラインに連通す
る開口部と、ピストンとから成るものが考えられる。こ
の場合、ピストンロッドの先端が前記第1位置と前記第
2位置との間にある場合に開口部をピストンにより閉塞
し、ピストンロッドの先端が第3位置にある場合に開口
部を第2の容積室に対して開放するよう構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明が適用可能なロボットを備
えている枚葉式マルチチャンバ型半導体製造装置の一部
を示している。図1において、符号10は、ウェハWを
収容したウェハカセット12を複数配置したロードステ
ーションであり、符号14は、各種のウェハ処理を行う
ためのプロセスチャンバ16が接続されたトランスファ
チャンバである。このトランスファチャンバ16と、大
気圧環境にあるロードステーション10との間には、ト
ランスファチャンバ14を大気に開放することなくウェ
ハWの出入れを可能とするために、ロードロックチャン
バ18と称される真空チャンバが配置されている。
【0015】このような半導体製造装置において、ウェ
ハWの搬送を行うための本発明によるロボット20はロ
ードステーション10内に設けられている。このロボッ
ト20は、ウェハカセット12とロードロックチャンバ
18との間でウェハWを1枚ずつ受け渡すためのもので
ある。ロボット20は、図2にも示すように、ロードス
テーション10内でその長手方向に延びるガイド22に
沿って移動するベース24を備えている。このベース2
4には、複数本のアーム26,28,30から成る伸縮
可能なリンク機構が旋回可能に設置されている。
【0016】先端のアーム30には、ウェハWを水平状
態で載置する細長い平板状のブレード32がボルト止め
等の手段より固定されている。ブレード32の上面に
は、ウェハWを収容しブレード32からの脱落を防止す
るための凹部34が形成されている。この凹部34は、
ブレード32の中心軸線上の一点を共通の中心とし互い
に対向する円弧状の内壁面36,38と、ウェハWの載
置エリアとして機能する底面40とを有し、底面40上
に載置されたウェハWは内壁面36,38によりブレー
ド32の長手方向に沿う動きが拘束されるようになって
いる。
【0017】ブレード32の末端部分(アーム30側の
部分)には矩形の切欠き42が形成されている。この切
欠き42はブレード32の長手方向に沿って延び、その
終端は凹部34の内壁面36を越えた位置にまで達して
いる。
【0018】切欠き42には、ウェハWを凹部34の先
端側の内壁面(クランプ面)38に押し付けてクランプ
するための空気圧シリンダ44が配置されている。空気
圧シリンダ44は、図3〜図5に概略的に示すように、
シリンダチューブ46と、このシリンダチューブ46内
に往復動可能に収容されたピストン48と、ピストン4
8に接続され自由端がシリンダチューブ46の一端を気
密に貫通して外方に延びるピストンロッド50とから構
成されている。シリンダチューブ46は、ピストンロッ
ド50の先端面が凹部34の内壁面38に対峙するよ
う、適当な固定手段によりアーム30に固定されてい
る。また、ピストンロッド50は、シリンダチューブ4
6内の一方の容積室(以下「第1の容積室」という)5
2に配置された圧縮ばね54によりアーム30側に付勢
されている。これにより、無負荷状態において、ピスト
ンロッド50の先端は凹部34の内壁面36よりも外側
の第1位置(図3の位置)にて保持されるようになって
いる。
【0019】シリンダチューブ46には2本の流路5
6,58が形成されており、それぞれ、前記第1の容積
室52と、アーム30側に形成される容積室(第2の容
積室)55に通じている。第2の容積室55に通ずる流
路58の他端はロードステーション10内の大気圧環境
に開放されている。また、第1の容積室52に通ずる流
路56には真空源60が接続されている。真空源60か
ら第1の容積室52までの第1の圧力ライン56,62
には、真空源60の側から順に、フィルタ64、レギュ
レータ66及び2位置3ポート型のソレノイド弁68が
配置されている。真空源60、フィルタ64、レギュレ
ータ66及びソレノイド弁68から成る空気圧回路はロ
ードステーション10の内部若しくは外部の適所に配置
され、この空気圧回路と空気圧シリンダ44との間は可
撓性のホースにより接続される。可撓性ホースは、図示
しないが、ロボット20のアーム26,28,30に沿
って配設される。
【0020】ソレノイド弁68は、ソレノイドに通電し
ていない状態では、第1の容積室52を大気圧環境に連
通する位置(図3)にあり、ソレノイドに通電すると、
第1の真空室52と真空源60とを連通する位置(図4
及び図5)に切り替わる。従って、真空源60を作動さ
せ、ソレノイド弁68のソレノイドに通電すると、第1
の容積室52内が減圧され、この真空圧が駆動圧力とな
ってピストンロッド50がシリンダチューブ46から突
出する。そして、ピストンロッド50の先端が図3の第
1位置からブレード32の凹部34の内壁面36を越
え、凹部34の内側に移動する。この際、凹部34にウ
ェハWが配置されている場合、ピストンロッド50の先
端はウェハWの側面に当接し、ウェハWを凹部34の先
端側の内壁面(クランプ面)38との間でウェハWをク
ランプする。この時のピストンロッド50の先端位置
は、ウェハ載置エリア40の外縁、すなわち内壁面36
が規定する面と概ね同じ位置であり、この位置を第2位
置とする(図4参照)。凹部34にウェハWがない場合
には、図5に示すように、ピストンロッド50の先端は
凹部34の内側の所定位置(第3位置)まで移動してい
く。なお、ピストンロッド50の先端が第3位置に達し
た場合、或いは、ウェハWが凹部34にあり、第2位置
でピストンロッド50の先端が停止した場合、レギュレ
ータ66により第1の容積室52内の圧力は一定に維持
され、過度の真空圧が空気圧シリンダ44やその他の空
気圧制御系に作用することが防止される。
【0021】ピストンロッド50の先端が第2位置(図
4)又は第3位置(図5)にある状態で、弁68のソレ
ノイドへの通電を停止すると、弁68のポジションが初
期状態に戻り、第1の容積室52内は第2の容積室55
と同じ大気圧状態となり、ピストンロッド50は圧縮ば
ね54により元の第1位置に復帰する。
【0022】なお、図3〜図5に示すように、第2の容
積室55に接続する流路58にニードル弁70を設けた
場合、第2の容積室55に対して流入・流出する空気の
流速を調節することができるので、ピストンロッド50
の伸縮動作時における動作速度を調節することが可能と
なる。これにより、ピストンロッド50の急激な動作を
防止することができ、ウェハWに対する損傷等を防止す
ることができる。
【0023】本発明による実施形態においては、空気圧
シリンダ44のシリンダチューブ46には更に別の流路
(第2の圧力ライン)72が形成されている。この流路
72の一端は前記流路(第1の圧力ライン)56に接続
されている。流路72の他端はシリンダチューブ46の
内壁面で開口している。この開口部74の位置は、ピス
トンロッド50の先端が第1位置と第2位置との間にあ
る場合には、ピストン48の外周面で閉塞される位置で
あって、ピストンロッド50の先端が少なくとも第3位
置にある場合(実際には第2位置を或る距離だけ越えた
位置から第3位置に達するまでの間にある場合)、ピス
トン48による閉塞状態が解かれ、第2の容積室55に
対して開放される位置である。
【0024】更に、図示実施形態において、空気圧回路
のソレノイド弁68と空気圧シリンダ44との間の圧力
ライン62には、当該圧力ライン62内の圧力を検出す
るための圧力センサ76が設置されている。この圧力セ
ンサ76は検出した圧力に対応する信号を出力すること
ができ、この圧力信号はシステムコントローラ等の制御
装置78に送られるようになっている。制御装置78
は、圧力センサ76からの信号に基づき、ウェハWの有
無を検出することが可能となっている。
【0025】次に、この制御装置78によるウェハ有無
検出の原理について説明する。
【0026】まず、ブレード32の凹部34にウェハW
を適正に配置した後、このウェハWを固定するためにソ
レノイド弁68のポジションを切り替えると、前述した
ように、空気圧シリンダ11の第1の容積室52内は減
圧され、ピストンロッド50の先端は第1位置から第2
位置に移動する(図4参照)。この間、流路72はピス
トン48により閉じられているため、圧力センサ76に
より検出される流路56,62内の圧力は大気圧レベル
から徐々に減じられていく。そして、ピストンロッド5
0を移動させ始めてから一定時間経過すると、ピストン
ロッド50の先端が第2位置に達してウェハWのクラン
プが開始される。この後、流路56,62内の圧力はレ
ギュレータ66により定められる圧力レベルまで減少
し、以降はその圧力レベルで維持される。制御装置78
は、この圧力の変化を常時モニタし、ソレノイド弁68
のポジション切替時から一定時間経過した後に前記圧力
レベルに達していることを検出することで、ウェハWが
ブレード32の凹部34に存在していることを検出す
る。
【0027】一方、何らかの原因でウェハWがブレード
32上に載置されなかった場合、上記と同様にピストン
ロッド50を第1位置から第2位置に移動させると、ピ
ストンロッド50の先端は第2位置を越えて第3位置に
移動することになる(図5参照)。この場合、ピストン
48の外周面が流路72の開口部74の正面からずれ、
シリンダチューブ46内の第2の容積室55と流路56
とが流路72により連通される。従って、圧力センサ7
6により検出される流路56,62内の圧力は、最初は
減少するが、途中から増加する方向に変化する。制御装
置78においては、ソレノイド弁68のポジション切替
時から一定時間経過した後に、圧力センサ76により検
出された圧力が上昇に切り替わったことを検出すること
で、ウェハWがブレード32の凹部34に存在していな
いと判断する。
【0028】このようにしてウェハWがブレード32上
にないことを検出した場合、制御装置78はシステム全
体を停止するようにしてもよいし、或いはまた、CRT
モニタや報知器を通してその状態をオペレータに知らせ
るようにしてもよい。
【0029】以上、本発明の好適な実施形態について詳
細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない
ことは言うまでもない。
【0030】例えば、上記実施形態では、流路56,6
2に対する流路72の開閉を、ピストン48とシリンダ
チューブ46とで構成される弁手段により行うこととし
ているが、ピストンロッド50に機械的に連動するスプ
ール弁の如き弁を空気圧シリンダ11とは別個に設けて
もよい。
【0031】また、上記実施形態では、真空源60によ
り生ずる負圧を空気圧シリンダ44の駆動圧力として第
1の容積室52に伝える構成を採っているが、容積室5
2を大気圧環境に開放し、容積室55に大気圧よりも高
い圧力を駆動圧力として伝える構成をとることも考えら
れる。この場合、容積室55に接続される圧力ラインの
圧力を検出することが必要となる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、空気圧シリンダの空気
圧制御系における圧力の変動からウェハの有無を検出す
ることが可能となる。
【0033】特に、上記実施形態で示したように空気圧
シリンダに弁手段を組み込んだ場合には、圧力センサの
みをロボットから離れて設けられた空気圧制御系に追加
すれば足り、配線や配管をロボットのアームに沿わせる
必要がない。従って、ロボットの強度や精度が劣化する
心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な半導体製造装置の全体を概
略的に示す説明図である。
【図2】本発明によるウェハ搬送用のロボットを示す斜
視図である。
【図3】本発明によるウェハ搬送用ロボットの作用を示
す説明図であり、ブレード上に載置されたウェハが未だ
クランプされていない状態を示す図である。
【図4】図3と同様な図であるが、ブレード上に載置さ
れたウェハがクランプされた状態を示す図である。
【図5】図3と同様な図であるが、ブレード上にウェハ
が載置されずにクランプを行った状態を示す図である。
【符号の説明】
10…ロードステーション、18…ロッドロックチャン
バ、20…ウェハ搬送用ロボット、22…ガイド、24
…ベース、26,28,30…アーム、32…ウェハブ
レード、34…凹部、38…凹部の内壁面(クランプ
面)、40…凹部の底面(載置エリア)、44…空気圧
シリンダ、46…シリンダチューブ、48…ピストン、
50…ピストンロッド、52…第1の容積室、54…圧
縮ばね、55…第2の容積室、56…流路(第1の圧力
ライン)、60…真空源、62…第1の圧力ライン、6
8…ソレノイド弁、72…流路(第2の圧力ライン)、
74…開口部、76…圧力センサ、78…制御装置(ウ
ェハ検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 和彦 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地 内 アプライド マテリアルズ ジャパ ン 株式会社内 (72)発明者 小野 友則 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地 内 アプライド マテリアルズ ジャパ ン 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭54−167117(JP,U) 実開 平3−47793(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/68 B25J 15/08 B65G 49/07

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に移動可能であり、ウェハが載
    置される載置エリアを有するウェハブレードと、 前記載置エリアに載置されたウェハを前記ウェハブレー
    ド上のクランプ面に押し付けてクランプすべく当該ウェ
    ハの側面を押圧するピストンロッドを有する空気圧シリ
    ンダであって、前記ピストンロッドの先端が前記載置エ
    リアの外周縁よりも外側の第1位置から、前記載置エリ
    アに載置されたウェハをクランプすることのできる第2
    位置を経て、前記載置エリアの外周縁よりも内側の第3
    位置まで移動し得るよう配設された前記空気圧シリンダ
    と、 前記ピストンロッドの先端を前記第1位置から前記第3
    位置に向かって移動させるための駆動圧力を前記空気圧
    シリンダに伝える第1の圧力ラインと、 前記第1の圧力ラインから分岐し、前記駆動圧力と異な
    る圧力の圧力源に連通される第2の圧力ラインと、 前記ピストンロッドに機械的に連動する弁手段であっ
    て、前記ピストンロッドの先端が前記第1位置と前記第
    2位置との間にある場合には前記第2の圧力ラインを閉
    鎖し、前記ピストンロッドの先端が前記第3位置にある
    場合には前記第2の圧力ラインを開放する前記弁手段と
    を備えることを特徴とするウェハ搬送用ロボット。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧力ライン中の圧力を検出す
    る圧力センサと、 前記圧力センサにより検出された圧力の変化からウェハ
    の有無を検出するウェハ検出手段とを備えることを特徴
    とする請求項1に記載のウェハ搬送用ロボット。
  3. 【請求項3】 前記第1の圧力ラインにより伝えられる
    駆動圧力が大気圧よりも低圧であり、前記第2の圧力ラ
    インにより伝えられる圧力が大気圧であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のウェハ搬送用ロボット。
  4. 【請求項4】 前記空気圧シリンダのシリンダチューブ
    の内部がピストンにより第1の容積室と第2の容積室と
    に区分され、前記第1の容積室に前記第1の圧力ライン
    が連通され、且つ、前記第2の容積室が大気圧環境に連
    通されており、 前記弁手段が、前記シリンダチューブの内壁面に形成さ
    れ前記第2の圧力ラインに連通する開口部と、前記ピス
    トンとから成り、前記ピストンロッドの先端が前記第1
    位置と前記第2位置との間にある場合に前記開口部を前
    記ピストンにより閉塞し、前記ピストンロッドの先端が
    前記第3位置にある場合に前記開口部を前記第2の容積
    室に対して開放するよう構成されていることを特徴とす
    る請求項3に記載のウェハ搬送用ロボット。
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