JP2744921B2 - ストレーナ加工機 - Google Patents

ストレーナ加工機

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JP2744921B2
JP2744921B2 JP5116411A JP11641193A JP2744921B2 JP 2744921 B2 JP2744921 B2 JP 2744921B2 JP 5116411 A JP5116411 A JP 5116411A JP 11641193 A JP11641193 A JP 11641193A JP 2744921 B2 JP2744921 B2 JP 2744921B2
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光太郎 赤坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプに、これの軸
方向に沿って延出した複数の切り込みを形成してストレ
ーナとして加工する為のストレーナ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば地下水の汲み上げの為
に地中に埋設され、地中内の水を内部に集める為に、パ
イプの周囲に多数のまる穴が厚さ方向に貫通して形成さ
れたストレーナは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスト
レーナにおいては、パイプの外周にまる穴を形成するに
際して、ドリル装置を用いて穿孔する様になされてい
る。この様に、曲面上に穿孔動作する為、ドリル歯の先
端が曲面上に当接した際に、側方に滑り易いものであ
る。このような滑りを防止する為には、穿孔位置に予め
ポンチ穴等を打っておけば良いものであるが、このよう
なポンチ穴打ち動作は手作業で行われるものであり、そ
の数が多い場合には、非常に手間のかかるものである。
従って、ポンチ穴を打たずに直接ドリルで穿孔する場合
には、上述した様に、ドリル歯が滑り易い為、この穿孔
動作を自動化する事が困難である。このように、従来の
ストレーナを加工するに際しては、予めポンチ穴を打つ
にしろ、直接に穿孔動作するにしろ、そのまる穴の形成
作業は、結局、手作業で行われており、改善が要望され
ていた。
【0004】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、この発明の目的は、ストレーナを自動的に形
成する事の出来るストレーナ加工機を提供する事であ
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上述した課題を解決し、目
的を達成するため、この発明に係わるストレーナ加工機
は、請求項1の記載によれば、基台と、基台に設けら
れ、切断加工されるパイプの両端を該パイプの軸線周り
に回転可能に支持するクランプ機構と、該クランプ機構
に保持されたパイプを回転駆動する回動機構と、基台上
でパイプの軸方向に駆動される移動テーブルと、該移動
テーブルを移動するテーブル駆動機構と、を具備すると
共に、移動テーブル上に、カッタをパイプに対し離反及
び近接方向に揺動させるカッタ揺動機構と、パイプの軸
に対し カッタと反対の側を支持する支持機構とを設
け、パイプの所定の位置に当該軸方向に延びる所定長さ
の切り溝を形成するよう、テーブル駆動機構と回動機構
及びカッタ揺動機構を制御する制御ユニットをさらに備
えて構成したものである。
【0006】また、この発明に係わるストレーナ加工機
は、請求項2の記載によれば、支持機構は、クランプ機
構に保持された前記パイプに、パイプの軸に対しカッタ
と反対の側から当接すると共に、移動テーブルの移動に
伴って回転し得るロール部材を備えること、を特徴とし
ている。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【実施例】以下に、この発明に係わるストレーナ加工機
の一実施例の構成を添付図面を参照して説明する。先
ず、図1乃至図3を参照して、このストレーナ加工機1
0で形成されたストレーナ12の形状を説明する。
【0012】図1に示す様に、このストレーナ12は、
一方向に沿って延出するパイプからなるストレーナ本体
14と、このストレーナ本体14の外周に厚さ方向に貫
通した状態で形成され、また、これの中心軸線に沿って
延出した複数の切り込み溝16とを備えて構成されてい
る。ここで、この一実施例におけるストレーナ12の切
り込み溝16は、図2に展開状態で示す様に、ストレー
ナ本体14の中心軸線に沿って所定長さを有して延出
し、これの中心軸線に沿って所定ピッチで配設されてい
る。より詳細には、この一実施例においては、切り込み
溝16はストレーナ本体14の周方向に関しては、45
度毎に合計で8列に渡り配設され、各切り込み溝16の
サイズは、幅(即ち、周方向に沿う長さ)を約1mm
に、また横(即ち、中心軸線に沿う長さ)を100mm
に設定されている。また、中心軸線に沿う配設ピッチ
は、200mmに設定されている。更に、偶数番号の列
に相当する切り込み溝16と、奇数番号の列に相当する
切り込み溝16とは、周方向に関して、互いに入れ子状
になる様に設定されている。
【0013】このようにストレーナ12を形成する事に
より、ストレーナ本体14の外周面に形成された全体の
開口面積(即ち、全切り込み溝16の合計面積)を充分
に広く確保する事が出来ることとなり、この場合におい
ても、その横サイズ(即ち、ストレーナ本体14の中心
軸線に沿うサイズ)を長く取ったり、配設個数を多く取
ることで達成する事が出来ると共に、幅サイズ(即ち、
ストレーナ本体14の周方向に沿うサイズ)を大きく取
る必要がない。この結果、従来のまる穴を形成する場合
において、全体の開口面積を広く取る為には、各まる穴
の直径を大きく取らざるを得ず、この為、これが地中に
生められた場合に周囲から砂利等の異物がストレーナ1
2内に入り込む虞があるのに対して、切り込み溝16の
幅を狭いままの状態に維持することが出来るので、異物
がストレーナ12内に入り込む事を効果的に抑制するこ
とが出来る事になる。
【0014】また、図3に示す様に、このストレーナ本
体14の一端部の内周には、全周に渡りその厚さを半分
に減じる様に凹部が形成されており、その凹部の内周面
には、雌ねじ18が螺刻されている。一方、ストレーナ
本体14の他端部の外周には、全周に渡りその厚さを半
分に減じる様に凹部が形成されており、その凹部の外周
面には、雄ねじ20が螺刻されている。尚、雌ねじ18
と雄ねじ20とは、互いに螺合可能に設定されている。
このように、ストレーナ本体14の両端部に雌ねじ18
及び雄ねじ20を夫々形成する事により、第1のストレ
ーナ12Aの一端側に、第2のストレーナ12Bを配
し、第1のストレーナ12Aの一端側の雌ねじ18A
と、第2のストレーナ12Bの他端側の雄ねじ20Bと
を互いに螺合する事により、第1及び第2のストレーナ
12A,12Bを互いに連結することが出来る。また、
第1のストレーナ12Aの他端側に、第3のストレーナ
12Cを配し、第1のストレーナ12Aの他端側の雄ね
じ20Aと、第3のストレーナ12Cの一端側の雌ねじ
18Cとを互いに螺合する事により、第1及び第3のス
トレーナ12A,12Cを互いに連結することが出来る
ことになる。即ち、このように1本のストレーナ12を
構成する事により、所望の長さになるまでストレーナ1
2を連結する事が可能となる。そして、連結されたスト
レーナ組体の外周面は、スムースに設定され、何ら段差
のない状態にもたらされる事になる。
【0015】次に、図4以降を参照して、このようなス
トレーナ12を加工する為のストレーナ加工機10の構
成を詳細に説明する。
【0016】このストレーナ加工機10は、図4にその
全体構造を示す様に、基台22と、この基台22上に配
設され、ストレーナ12の材料となるパイプ材24を回
転自在にクランプする為のクランプ機構26と、このク
ランプ機構26にクランプされたパイプ材24を回転駆
動する為の回動機構28と、このクランプ機構26にク
ランプされたパイプ材24をカットする為のカット機構
30とを概略備えて構成されている。尚、このパイプ材
24は、その両端に雌ねじ18及び雄ねじ20が予め夫
々形成されているものである。
【0017】先ず、上述したパイプ材24を回転自在に
クランプする為のクランプ機構26を図5及び図6を参
照して詳細に説明する。このクランプ機構26は、パイ
プ材24の両端面を夫々自身の中心軸線回りに回動自在
に支持してクランプする為の左右一対のクランプユニッ
ト32,34を備えて構成されている。
【0018】ここで、パイプ材24の図中左方の端面を
クランプする為の左クランプユニット32は、基台22
の左端部上に固定された状態で起立された左取り付けポ
スト36と、この左取り付けポスト36の上端に、水平
状態で取り付けられたクランプ用シリンダ38と、この
クランプ用シリンダ38から水平に突出して、クランプ
用シリンダ38に水平方向に沿って進退駆動されるピス
トンロッド40と、このピストンロッド40の突出端に
取り付けられた左クランプ部材42とを備えて構成され
ている。このクランプ用シリンダ38は図示しない空圧
源に図示しない三方切換弁を介して接続されており、こ
の三方切換弁は、後述する制御ユニットに接続され、こ
れにより、そのクランプ用シリンダ38の駆動状態を切
換制御される様になされている。即ち、この三方切換弁
は、空圧源からの圧縮空気を大気に開放する第1のポー
トと、ピストンロッド40を引き込み駆動する様にクラ
ンプ用シリンダ38に導入させる第2のポートと、ピス
トンロッド40を押し出し駆動する様にクランプ用シリ
ンダ38に導入させる第3のポートとの間で、制御ユニ
ットからの制御信号に基づき切換駆動される様に構成さ
れている。
【0019】尚、この一実施例においては、左クランプ
部材42は、雌ねじ18が螺刻されたパイプ材24の左
端部の外周をクランプすることが出来る様に構成されて
いる。また、この左クランプ部材42は、クランプしよ
うとするパイプ材24の外径に夫々応じて形成されてお
り、異なる外径のパイプ材24を用いる場合には、これ
に応じて形成された左クランプ部材42に交換しなけれ
ばならず、この為、左クランプ部材42はピストンロッ
ド40に対して着脱自在に取り付けられている。また、
パイプ材24をクランプする左クランプ部材42が取り
付けられたピストンロッド40は、後述する回動機構2
8によりパイプ材24が回動駆動される事を許容する
為、左取り付けポスト36に対して自身の中心軸線回り
に回動自在に支持されている。
【0020】一方、パイプ材24の図中右方の端面をク
ランプする為の右クランプユニット34は、図7及び図
8に示す様に、基台22の右端部上に固定された状態で
起立された右取り付けポスト44と、この右取り付けポ
スト44の上端に、水平軸線回りに回動自在に軸支され
た取り付けロッド46と、この取り付けロッド46の内
方の突出端に取り付けられた右クランプ部材48とを備
えて構成されている。ここで、この取り付けロッド46
は右取り付けポスト44の前後両側に突出した状態で取
り付けられている。また、取り付けロッド46の中心軸
線からなる回転軸線(即ち、右クランプ部材48の回転
中心)は、上述した左クランプ部材42の回転中心と整
合された状態、即ち、同一水平軸線状に位置する様に設
定されている。
【0021】尚、この一実施例においては、右クランプ
部材48は、雄ねじ20が螺刻されたパイプ材24の右
端部の内周をクランプすることが出来る様に構成されて
いる。また、この右クランプ部材48は、クランプしよ
うとするパイプ材24の内径に夫々応じて形成されてお
り、異なる内径のパイプ材24を用いる場合には、これ
に応じて形成された右クランプ部材48に交換しなけれ
ばならず、この為、右クランプ部材48は取り付けロッ
ド46に対して着脱自在に取り付けられている。また、
取り付けロッド46の外方の突出端には、後述する回動
機構28を構成する従動スプロケット50が同軸に固定
されている。
【0022】このようにクランプ機構26は左右一対の
クランプユニット32,34を備えて構成されているの
で、両者が、クランプしようとするパイプ材24の全長
よりも長い距離だけ離間された状態で、間にパイプ材2
4を介設させ、クランプ用シリンダ38を起動させる事
により左クランプ部材42を右クランプ部材48に向け
て突出され、これ様にして、このパイプ材24は左右一
対のクランプ部材42,48によりクランプ(挟持)さ
れる事になる。尚、上述した説明から明らかな様に、こ
のパイプ材24は、両クランプ部材42,48に挟持さ
れた状態で、自身の中心軸線回りに回転自在な状態にも
たらされている。
【0023】次に、図7及び図8を参照して、上述した
クランプ機構26にクランプされたパイプ材24を回転
駆動する為の回動機構28を詳細に説明する。この回動
機構28は、上述した従動スプロケット50と、基台2
2の右側部に取り付けられた回転駆動用のモータ52
と、このモータ52に連結された減速機構54と、この
減速機構54の出力軸に取り付けられた駆動スプロケッ
ト56と、この駆動スプロケット56と従動スプロケッ
ト50とに掛け渡されたエンドレスチェーン58と、右
クランプ部材48の回動停止位置を割り出す為の検出ユ
ニット60とを備えて構成されている。
【0024】この検出ユニット60は、上述した取り付
けロッド46の外方突出端に同軸に且つ一体的に取り付
けられた検出円板60aと、この検出円板60aの外側
面に、上述したストレーナ12における切り込み溝16
の周方向に関しての配設数に対応した数、即ち、この一
実施例においては45度毎に合計で8列配設された切り
込み溝16の配設数に対応して周方向に沿って等間隔に
配設された8本の検出ドッグ60bと、右取り付けポス
ト44に取り付けステイ60cを介して取り付けられた
割り出しセンサ60dとを備えて構成されている。この
割り出しセンサ60dはこの一実施例においては、近接
センサから構成され、各検出ドッグ60bが最近接する
毎にオン動作する様に設定されている。
【0025】この割り出しセンサ60dは図8に示す様
に、ストレーナ加工機10の全体制御を司る制御ユニッ
ト62に接続されており、また、この制御ユニット62
はモータ52のモータドライバ64に接続されている。
そして、この制御ユニット62は割り出しセンサ60d
からのオン信号が入力される毎に、モータドライバ64
に対してモータ52の駆動を停止させる駆動停止信号を
出力し、後述するカット機構30から軸方向に沿う一列
分のカット動作(即ち、一列分の軸方向の全長に渡る切
り込み溝16の形成動作)が終了した事を示すカット終
了信号が入力される毎に、モータドライバ64に対して
モータ52の駆動を開始させる駆動開始信号をを出力す
る様に構成されている。
【0026】このように回動機構28は構成されている
ので、カット機構30により軸方向に沿う一列分のカッ
ト動作が終了する毎に、検出ドッグ60bの配設個数に
より規定される割り出し角度(この一実施例においては
「45度」)だけパイプ材24は自身の中心軸線回りに
回動駆動される事になる。尚、上述した制御ユニット6
2は、割り出しセンサ60dから全割り出し回数に対応
する数(この一実施例においては「8回」)だけオン信
号が出力されると、パイプ材24の全周に渡るカット動
作が終了したとして、1本のパイプ材24の加工動作の
終了を示す加工動作終了信号を出力する様に設定されて
いる。
【0027】次に、図9及び図10を参照して、上述し
たクランプ機構26にクランプされたパイプ材24をカ
ットして多数の切り込み溝16を形成する為のカット機
構30を詳細に説明する。
【0028】このカット機構30は、基台22上を、ク
ランプ機構26にクランプされたパイプ材24の中心軸
線の延出方向に沿って移動自在に配設された移動テーブ
ル66と、この移動テーブル66をクランプ機構26に
クランプされたパイプ材24の中心軸線の延出方向に沿
って移動自在に案内するガイド機構68と、移動テーブ
ル66を移動駆動する駆動機構70と、移動テーブル6
6上に配設され、クランプ機構26にクランプされたパ
イプ材24に切り込み溝16を、パイプ材24の軸線方
向に沿って形成する為のカッタユニット72と、カッタ
ユニット72の移動に応じて、これによりカットされる
パイプ材24の底部を常時支持する為に、移動テーブル
66上に同様に配設された支持機構74とを備えて構成
されている。
【0029】ここで、上述したガイド機構68は、上述
した基台22上の図9における向う側(即ち、図10に
おける左側)に取り付け・固定され、クランプ機構26
にクランプされたパイプ材24の中心軸線の延出方向に
沿って延出したガイドロッド76と、移動テーブル66
の下面の図中向こう側に取り付け固定され、ガイドロッ
ド76に嵌合してこれに沿って移動案内されるガイドブ
ッシュ78と、基台22上の図9における手前側(即
ち、図10における右側)に取り付け・固定され、クラ
ンプ機構26にクランプされたパイプ材24の中心軸線
の延出方向に沿って延出したガイドレール80と、移動
テーブル66の下面の図中手前側にガイドレール80上
に転動自在に取り付けられたガイドローラ82とを備え
て構成されている。
【0030】このようにガイド機構68は構成されてい
るので、移動テーブル66は、クランプ機構26にクラ
ンプされたパイプ材24の中心軸線の延出方向に沿って
往復動自在に案内される事になる。
【0031】また、移動テーブル66をクランプ機構2
6にクランプされたパイプ材24の中心軸線の延出方向
に沿って移動駆動する駆動機構70は、図4に示す様
に、基台22内に配設された駆動モータ84と、この駆
動モータ84のモータ軸に同軸に取り付け固定された駆
動スプロケット86aと、基台22の左右両端に回転自
在に夫々取り付けられた一対のアイドルスプロケット8
6b,86cと、基台22の天板の下面の略中央部に近
接離間された一対のアイドルスプロケット86d,86
eと、両アイドルスプロケット86d,86eの下方で
あって、基台22の中心位置に配設された小径の従動ス
プスプロケット86fと、この従動スプロケット86f
に同軸に固定された大径の連結スプロケット86gと、
一端が移動テーブル66の左側に連結され、左端のアイ
ドルスプロケット86bと、中央左側のアイドルスプロ
ケット86dと、従動スプロケット86fと、中央右側
のアイドルスプロケット86eと、右端のアイドルスプ
ロケット86cとに順次掛け渡された後、移動テーブル
66の右側に連結された伝達チェーン88と、駆動スプ
ロケット86aと連結スプロケット86gとに掛け渡さ
れたエンドレスチェーン90とを備えて構成されてい
る。
【0032】このように駆動機構70は構成されている
ので、駆動モータ84の起動にともない、エンドレスチ
ェーン90及び伝達チェーン88を介して、移動テーブ
ル66は、クランプ機構26にクランプされたパイプ材
24の中心軸線の延出方向に沿って移動駆動される事に
なる。尚、上述したガイド機構68のガイドロッド76
の両端には、図示していないがエンドセンサが対向配置
されており、これらエンドセンサは上述した制御ユニッ
ト62に接続されている。また、この制御ユニット62
は、駆動モータ84の図示しないモータドライバに接続
されている。そして、この制御ユニット62は、各エン
ドセンサからの検出信号が入力される毎に、モータドラ
イバに対して駆動モータ84の駆動方向を反転させる駆
動反転信号を出力する様に構成されている。
【0033】また、クランプ機構26にクランプされた
パイプ材24に切り込み溝16をパイプ材24の軸線方
向に沿って形成する為のカッタユニット72は、図9に
示す様に、移動テーブル66上に起立した状態で固定さ
れた取り付けポスト92と、この取り付けポスト92の
上端にその中央部を、上述した移動方向とは直交する軸
線回りに揺動自在に軸支された揺動アーム94と、この
揺動アーム94の内方端部(即ち、パイプ材24の配設
側の端部)に取り付けられたカッタモータ96と、上述
した移動方向とは直交する軸線回りに回転駆動されるこ
のカッタモータ96のモータ軸に着脱自在に取り付けら
れ、カッタモータ96により回転駆動される円板状のカ
ッタ刃98と、揺動アーム94の外方端部(即ち、パイ
プ材24が配設された側とは反対側の端部)及び取り付
けポスト92の下端との間の垂直方向距離を調整可能な
状態で、揺動アーム94を揺動駆動する為の揺動駆動ユ
ニット100とを備えて構成されている。
【0034】ここで、揺動駆動ユニット100は、取り
付けポスト92の下端に取り付けられた固定ブロック1
02と、この固定ブロック102に垂直方向に進退自在
に接続された調節用ねじロッド104と、この調節用ね
じロッド104の先端に揺動自在に、且つ、略垂直状態
で取り付けられた切り込み用シリンダ106と、この切
り込み用シリンダ106にこれの先端から略垂直方向に
沿って進退駆動されると共に、上述した揺動アーム94
の外方端部に揺動自在に軸支されたピストンロッド10
8とを備えて構成されている。
【0035】ここで、調節用ねじロッド104は、固定
ブロック102に挿通された状態で、これからの上下突
出端部を上下一対の固定ナット110,112で上下か
ら締め付けられる事により、固定ブロック102に上下
方向の移動を禁止された状態で取り付けられる様になさ
れている。尚、この切り込み用シリンダ106は上述し
た図示しない空圧源に図示しない三方切換弁を介して接
続されており、また、この三方切換弁は上述した制御ユ
ニット62に接続され、これにより、その切り込み用シ
リンダ106の駆動状態を切換制御される様になされて
いる。即ち、この三方切換弁は、空圧源からの圧縮空気
を大気に開放する第1のポートと、ピストンロッド10
8を引き込み駆動する様に切り込み用シリンダ106に
導入させる第2のポートと、ピストンロッド108を押
し出し駆動する様に切り込み用シリンダ106に導入さ
せる第3のポートとの間で、制御ユニット62からの制
御信号に基づき切換駆動される様に構成されている。
【0036】また、この揺動駆動ユニット100におい
ては、切り込み用シリンダ106がピストンロッド10
8を引き込み駆動した状態で、これに連結されたカット
刃98は、クランプ機構26にクランプされたパイプ材
24の外周から上方に離間した待機位置に保持され、ピ
ストンロッド108を突出駆動した状態で、これに連結
されたカット刃98は、クランプ機構26にクランプさ
れたパイプ材24の外周に当接し、これを切削加工する
加工位置にもたらされる様に設定されている。
【0037】このように揺動駆動ユニット100は構成
されているので、パイプ材24がクランプ機構26に支
持されて加工される以外の状態においては、切り込み用
シリンダ106はピストンロッド108を引き込み駆動
して、カッタ刃98を待機位置に保持し、制御ユニット
62から加工信号が出力された時にのみ、切り込み用シ
リンダ106はピストンロッド108を突出駆動して、
カット刃98を待機位置から加工位置まで揺動駆動し、
パイプ材24の加工動作、即ち、切り込み溝16の形成
動作が実行される事になる。
【0038】尚、この様な加工動作において、加工しよ
うとするパイプ材24の外径が、例えば、図9に示す様
に、実線で示すパイプ材24から二点鎖線で示すパイプ
材24′に変更されると、上述した様にクランプ機構2
6における左右のクランプユニット32,34の夫々の
クランプ部材42,48がパイプ材24′の外径に応じ
て取り替え変更される事になるが、このカット機構30
においても、上下一対の固定ナット110,112を弛
める事により、調節用ねじロッド104を適宜垂直方向
に沿って固定ブロック102に対して移動させ、カッタ
刃98の切り込み長さを設定するに最適な待機位置、即
ち、所定外径を有するパイプ材24′の外周から所定の
距離だけ上方に離間した待機位置となる様に揺動させ、
その最適な切り込み長さを達成す様に、調節用ねじロッ
ド104の固定ブロック102に対する位置を、両固定
ナット110,112を締め付ける事により固定する。
この様にして、いかなる外径を有するパイプ材24(2
4′)に対しても、カッタ刃98により所望の切り込み
長さを得る事が出来る様に、切り込み用シリンダ106
の垂直方向位置を調節することが出来る事になる。
【0039】次に、カッタユニット72の移動に応じ
て、これによりカットされるパイプ材24の底部を常時
支持する為に、移動テーブル66上に同様に配設された
支持機構74を、図9及び図10を参照して説明する。
【0040】この支持機構74は、移動テーブル66上
に植設された一対の支持ポスト114a,114bと、
これら支持ポスト114a,114bに掛け渡された状
態で回転自在に支持されたパイプガイドロール116と
を備えていえる。これら支持ポスト114a,114b
は、クランプ機構26により支持されるパイプ材24の
中心軸線を間に挟んで、これの径方向の両側に位置する
様に配設されている。また、パイプガイドロール116
は、支持するパイプ材24の外周を相補的に受ける様に
中央部がくびれた所謂鼓状のロール本体116aと、こ
のロール本体116aと同軸に、これの両端面から外方
に夫々突出する軸部116bと、各軸部116bに嵌合
された軸受116cとを備えて構成されている。各支持
ポスト114a,114bの上面には、対応する軸部1
16bに嵌合された軸受116cを上方から受ける為の
凹部118が形成されている。
【0041】尚、図9から明らかな様に、カット刃98
の回転軸線は、パイプガイドロール116の回転軸線と
同一垂直面内に位置する様に設定されている。このよう
に支持機構74は構成されているので、パイプ材24の
外周は、パイプガイドロール116のロール本体116
aのくびれた外周で線接触状態で受けられる事となり、
その支持状態を確実、且つ、安定したものとすることが
出来るものである。また、上述した回動機構28により
パイプ材24が自身の中心軸線回りに回転駆動される場
合にも、パイプ材24の外周はロール本体116aの外
周により相補的に受けられているので、上述した線接触
状態を維持したままの状態で、パイプ材24は摺動支持
され続けられる事となり、このようにして、パイプ材2
4の回動状態も良好に支持される事になる。更に、この
パイプガイドロール116は軸受116cにより自身の
中心軸線回りに回動自在に軸支されているので、パイプ
材24が上述したクランプ機構26のクランプ用シリン
ダ38の起動に伴い、自身の中心軸線に沿って移動され
る場合にも、上述した線接触状態を維持したままの状態
で、パイプ材24は転動支持され続けられる事となり、
このようにして、パイプ材24の直線移動状態も良好に
支持される事になる。
【0042】尚、上述した説明から明らかな様に、パイ
プガイドロール116は一対の支持ポスト114a,1
14bに上方から嵌合された状態で取り付けられている
ので、詳細には、パイプガイドロール116の一対の軸
受116cは、対応する支持ポスト114a,114b
に形成された凹部118に上方から挿入された状態で取
り付けられているので、図10に示す様に、支持するパ
イプ材24の外周の曲率に応じて、実線で示すパイプガ
イドロール116を二点鎖線で示すパイプガイドロール
116′に交換する場合には、パイプガイドロール11
6を単に上方に引き上げる事により一対の支持ポスト1
14a,114bから取り外され、新たなパイプガイド
ロール116′を一対の支持ポスト114a,114b
に上方から嵌合する事により、簡単に取り替えることが
出来る事になる。
【0043】以上の様に構成されるストレーナ加工機1
0を用いて、左右両端に雌ねじ18及び雄ねじ20が夫
々螺刻されたパイプ材24を加工して、ストレーナ12
を形成する為の加工動作を制御ユニット62の制御手順
として説明する。
【0044】先ず、加工動作が起動されると、制御ユニ
ット62はクランプ機構26におけるクランプ用シリン
ダ38の三方切換弁を第2のポートに連通する様に切換
制御して、対応するピストンロッド40を引き込み駆動
し、回動機構28における回転駆動用モータ52を起動
して、割り出しセンサ60dが所定の検出ドッグ60b
を検出する状態まで右クランプ部材48を回転駆動し、
カット機構30における切り込み用シリンダ106の三
方切換弁を第2のポートに連通する様に切換制御して、
対応するピストンロッド108を引き込み駆動すると共
に、このカット機構30における駆動機構70の駆動モ
ータ84を起動して移動テーブル66を図示しない左方
のエンドセンサがオンするまで移動駆動する。この様に
して、クランプ機構26にパイプ材24がクランプ可能
な初期状態に設定される。
【0045】この初期状態から、パイプ材24をクラン
プ機構26の左右一対のクランプ部材42,48の間に
介設させ、作業者が図示しないクランプボタンを押す事
により、制御ユニット62はクランプ用シリンダ38の
三方切換弁を第3のポートに連通する様に切換制御し
て、対応するピストンロッド40を押し出し駆動し、こ
の様にして、両クランプ部材42,48間にパイプ材2
4はクランプされる事になる。
【0046】この後、作業者はパイプ材24のクランプ
状態が良好である事を確認した上で、図示しないカット
ボタンを押すと、これに応じて、制御ユニット62は加
工動作を開始する。即ち、先ず、カッタモータ96を起
動して、カッタ刃98の回転駆動を開始する。そして、
駆動機構70の駆動モータ84を起動して、移動テーブ
ル66を移動駆動し、カッタ刃98を所定の切り込み位
置の直上方まで移動する。この後、切り込み用シリンダ
106の三方弁を第3のポートに連通する様に切換制御
して、カッタ刃98を下方に揺動駆動し、クランプ機構
26にクランプされたパイプ材24の外周に、これの中
心軸線に沿って延出する切り込み溝16を、パイプ材2
4の左端に、厚さ方向に貫通した状態で形成する。
【0047】ここで、この様に形成された切り込み溝1
6の軸方向の長さが所要の長さに達した時点で、制御ユ
ニット62は切り込み用シリンダ106の三方切換弁を
第2のポートに連通する様に切換駆動して、対応するピ
ストンロッド108を引き込み駆動し、カッタ刃98を
上昇させる。尚、このカッタ刃98により形成される切
り込み溝16の切り込み長さが、カッタ刃98の直径よ
りも長い場合には、制御ユニット62は駆動機構70の
駆動モータ84を起動して、切り込み溝16の軸方向の
長さが所望の切り込み長さとなるまで、カッタユニット
72を図中右方に移動駆動することになる。
【0048】この様に1本の切り込み溝16の形成動作
が終了して、カッタ刃98が待機位置まで上方される
と、制御ユニット62は駆動機構70の駆動モータ84
を起動して、軸方向に沿って図中右方に向けて、隣接す
る次の切り込み溝16の形成位置まで、カッタユニット
72を移動駆動することになる。そして、上述した切り
込み溝16の形成動作を実行する。この様な切り込み溝
16の形成動作は、その軸方向の全長に渡る形成動作が
終了するまで継続される。
【0049】尚、パイプ材24の右端に位置する切り込
み溝16の形成動作が終了後、カッタユニット72を図
中右方に更に移動させると、図示しない右側エンドセン
サがここに対向する様にもたらされた移動テーブル66
によりオンされることになる。制御ユニット62はこの
右側エンドセンサからのオン信号の入力に伴い、駆動機
構70の駆動モータ84の駆動方向を逆転させると共
に、回動機構28の回転駆動用モータ52を、割り出し
センサ60dが次の検出ドッグ60bを検出するまで回
転駆動する。
【0050】この結果、カッタ刃98は、周方向の側方
に設定された次の切り込み溝16の形成ライン上に位置
すると共に、パイプ材24の図中左方まで戻し駆動され
ることになる。尚、この戻し駆動は図示しない左側エン
ドセンサがここに対向する移動テーブル66によりオン
されるまで継続され、このオンされた時点で、再び、駆
動機構70の駆動モータ84の駆動方向が逆転され、そ
の形成ラインにおける左端の形成位置にもたらされるま
で、カッタユニット72は移動されることになる。この
様にして、その形成ラインにおける切り込み溝16の形
成動作が実行される。
【0051】この後、その形成ラインにおける切り込み
溝16の形成動作が終了する毎に、上述した戻し動作と
共に、周方向の次の形成ラインへの回動動作が実行さ
れ、この様にして、図1に示す様に、パイプ材24の全
周・全長に渡る切り込み溝16の形成動作が完了する。
制御ユニット62はこの様に全ての切り込み溝16の形
成動作の完了を検出すると、図示しない報知装置を介し
て、作業者にそのパイプ材24における全ての切り込み
溝16の形成動作が完了したことを報知させ、作業者が
この全ての切り込み溝16の形成動作が完了したパイプ
材24、即ち、完成されたストレーナ12を加工装置1
0から取り外すことにより、一連の加工動作を終了す
る。
【0052】この様に、上述した構成のストレーナ加工
装置10を用いることにより、パイプ材24を単にこの
ストレーナ加工装置10にセットするだけで、自動的に
ストレーナ12が加工・形成されることになり、作業性
が極めて向上することになる。
【0053】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事はいうまでもない。
【0054】例えば、上述した一実施例においては、ク
ランプ用シリンダ38及び切り込み用シリンダ106は
共に空圧により駆動される様に説明したが、この発明
は、この様な構成に限定されることなく、油圧駆動され
ても良いし、また、シリンダに代わり他の移動駆動手
段、例えば、駆動モータ等を用いる事も可能である。
【0055】また、上述した一実施例においては、図1
乃至図3に示す形状のストレーナ12を形成するのに適
用される様に説明したが、この発明は、この様な適用態
様に限定されることなく、パイプ材の外周に、多数の切
り込み溝を肉厚方向に貫通した状態で形成させるもので
あれば、その適用態様は限定されない。
【0056】また、上述した一実施例においては、切り
込み溝は周方向に8列形成される様に説明したが、この
発明はこの様な構成に限定されることなく、実施例で示
された数値は単なる一例であり、何らこの発明を限定す
るものではない。
【0057】また、上述した一実施例においては、パイ
プ材24の両端に予め雌ねじ18及び雄ねじ20を螺刻
しておく様に説明したが、この発明はこの様に形成され
たパイプ材24を加工する事に限定されることなく、例
えば、両端に雌ねじ及び雄ねじが全く形成されていない
パイプ材24を加工するのにも適用され得ることは言う
までもない。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わるス
トレーナ加工機によれば、カッタをパイプの軸方向に移
動制御する構成により、占有スペースを減らすことがで
きる上、パイプのカッタと反対の側を支持する支持機構
を設けることにより、パイプの撓みを防止することがで
きる。従って、ストレーナのような大型のパイプの加工
も、少ないスペースで確実に行うことができるという効
果が得られる。
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるストレーナ加工機の一実施例
の構成で形成されるストレーナの形状を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示すストレーナの構成を展開した状態で
示す展開図である。
【図3】図1に示すストレーナを連続して連結した状態
で示す縦断面図である。
【図4】この一実施例のストレーナ加工機の構成を示す
正面図である。
【図5】図4に示すストレーナ加工機の左側面形状を示
す左側面図である。
【図6】図4に示すストレーナ加工機の左側部分を取り
出して拡大した状態で示す正面図である。
【図7】図4に示すストレーナ加工機の右側面形状を示
す右側面図である。
【図8】図4に示すストレーナ加工機の右側部分を取り
出して拡大した状態で示す正面図である。
【図9】図4に示すストレーナ加工機のカット機構を取
り出して示す正面図である。
【図10】図5に示す左側面形状から、左側のクランプ
ユニットを取り除いて、支持機構を直視出来る状態で示
す左側面図である。
【符号の説明】
10 ストレーナ加工機 12 ストレーナ 14 ストレーナ本体 16 切り込み溝 18 雌ねじ 20 雄ねじ 22 基台 24 パイプ材 26 クランプ機構 28 回動機構 30 カット機構 32;34 クランプユニット 36 左取り付けポスト 38 クランプ用シリンダ 40 ピストンロッド 42 左クランプ部材 44 右取り付けポスト 46 取り付けロッド 48 右クランプ部材 50 従動スプロケット 52 回転駆動用モータ 54 減速機構 56 駆動スプロケット 58 エンドレスチェーン 60 検出ユニット 60a 検出円板 60b 検出ドッグ 60c 取り付けステイ 60d 割り出しセンサ 62 制御ユニット 64 モータドライバ 66 移動テーブル 68 ガイド機構 70 駆動機構 72 カッタユニット 74 支持機構 76 ガイドロッド 78 ガイドブッシュ 80 ガイドレール 82 ガイドローラ 84 駆動モータ 86a〜86g スプロケット 88 伝達ワイヤ 90 エンドレスチェーン 92 取り付けポスト 94 揺動アーム 96 カッタモータ 98 カッタ刃 100 揺動駆動ユニット 102 固定ブロック 104 調節用ねじロッド 106 切り込み用シリンダ 108 ピストンロッド 110;112 固定ナット 114a;114b 支持ポスト 116 パイプガイドロール 116a ロール本体 116b 軸部 116c 軸受 118 凹部である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(22)と、 基台に設けられ、切断加工されるパイプ(24)の両端
    を該パイプの軸線周りに回転可能に支持するクランプ機
    構(26)と、 該クランプ機構に保持された前記パイプを回転駆動する
    回動機構(28)と、 前記基台上でパイプの軸方向に駆動される移動テーブル
    (66)と、 該移動テーブルを移動するテーブル駆動機構(70)
    と、 を具備すると共に、 前記移動テーブル上に、カッタ(98)を前記パイプに
    対し離反及び近接方向に揺動させるカッタ揺動機構(1
    00)と、前記パイプの軸に対し前記カッタと反対の側
    を支持する支持機構(74)とを設け、前記パイプの所定の位置に前記軸方向に延びる所定長さ
    の切り溝を形成するよう、前記テーブル駆動機構と前記
    回動機構及び前記カッタ揺動機構を制御する制御ユニッ
    ト(62)をさらに備えたこと、 を特徴とするストレー
    ナ加工機。
  2. 【請求項2】前記支持機構(74)は、前記クランプ機
    構に保持された前記パイプに、前記パイプの軸に対し前
    記カッタと反対の側から当接すると共に、前記移動テー
    ブルの移動に伴って回転し得るロール部材(116)を
    備えること、を特徴とする請求項1に記載のストレーナ
    加工機。
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