JP2744730B2 - ファクシミリ放送受信装置 - Google Patents

ファクシミリ放送受信装置

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JP2744730B2 JP4058186A JP5818692A JP2744730B2 JP 2744730 B2 JP2744730 B2 JP 2744730B2 JP 4058186 A JP4058186 A JP 4058186A JP 5818692 A JP5818692 A JP 5818692A JP 2744730 B2 JP2744730 B2 JP 2744730B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送電波
の音声周波数帯域に、第2副搬送波によるファクシミリ
チャンネルを設け、音声信号にファクシミリ信号を多重
して伝送するテレビジョン・ファクシミリ多重放送(以
下ファクシミリ放送)を受信するファクシミリ放送受信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、前述したようなファクシミリ放送
システムが実用化されつつある。図6は、このファクシ
ミリ放送システムにおける音声周波数帯域のスペクトラ
ムを示す図であり、主音声チャンネル及び副音声チャン
ネル以外に、第2副搬送波によるファクシミリチャンネ
ルが設けられている。
【0003】図7は、ファクシミリ信号の1つの送出単
位である1フレームの構成を示す図である。データの伝
送速度は、16Kbpsで送出され、1パケットのデー
タ部は、272ビット(34バイト)のデジタルデータ
で構成され、このデータ部の先頭に16ビット(2バイ
ト)のモードコントロール(MC)符号が付加されてお
り、288ビット(36バイト)で1パケットが構成さ
れている。MC符号は、b1からb5までの情報ビット
と、b6からb16までのチェック符号ビットとで構成
されている。
【0004】さらに、32パケットで1フレームが構成
されており、フレームの先頭には、16ビット(2バイ
ト)のフレーム同期信号(FC)が付加されている。つ
まり、1フレームは、9232ビット(1154バイ
ト)でもって構成されている。また、16ビットのフレ
ーム同期信号は、常に同一の符号パターンであり、ビッ
ト同期再生するためのスクランブルは、付加していな
い。
【0005】この1フレームのデータは、16ビット
(2バイト)のフレーム同期信号(FC)に続いて、フ
レーム内のデータを縦に1ビットずつ送出するインタリ
ーブ処理が行われる。
【0006】すなわち、バースト誤りに対してデータを
保護するために、図7の矢印Aに示されるように各パケ
ットの先頭ビットをパケット1からパケット32まで順
次伝送し、さらに、各パケットの2番目のビットを順次
伝送し、以下順次同様にして最後に各パケットの288
番目のビットをパケット1からパケット32まで順次伝
送するものである。
【0007】このような伝送形態のファクシミリ放送を
受信するファクシミリ放送受信装置では、先ず、1フレ
ームのデータの先頭であることを示すフレーム同期信号
のタイミングを確実に検出し、送信側と同期のとれたフ
レーム同期信号を再生し、デスクランブル処理およびデ
インタリーブ処理を行い、フレーム単位でデータを取り
込んでいる。
【0008】図8は、ファクシミリ信号の1パケットの
構成図である。1パケットのデータ部は、272ビット
(34バイト)のデジタルデータで構成され、このデー
タ部の先頭に16ビット(2バイト)のモードコントロ
ール(MC)符号が付加されており、288ビット(3
6バイト)で1パケットが構成されている。前記の1パ
ケット構成の内、誤り訂正対象となるのは、データ部2
72ビットとなる。
【0009】誤り訂正方式は、(272,190)短縮
化差集合巡回符号を採用しており、1パケット中8ビッ
ト以上の誤り訂正能力がある。この誤り訂正回路として
は、最小1パケット、最大16パケット単位で誤り訂正
処理を行うものが既に開発されている。
【0010】誤り訂正に要する時間は、誤り訂正処理回
路に供給するクロックを8MHzとした時、1パケット
当たり、約173μSを要する。従って誤り訂正処理回
路は、複数パケットを一度に処理する場合、173μS
の整数倍の単位でアドレス・データ・コントロールバス
を専有して処理することになる。
【0011】図9は、従来例の受信装置におけるデータ
取り込み部と信号処理部の一部の構成を示す図である。
ファクシミリ信号は復調回路1に導かれて復調され、復
調データ2と復調クロック3を導出する。この復調デー
タ2及び復調クロック3はそれぞれフレーム同期信号パ
ターン検出回路4及び分周回路5に供給され、フレーム
同期信号の符号パターンを検出した検出信号10と復調
クロック3を分周した分周クロック11を導出する。
【0012】6は上記検出信号10及び分周クロック1
1に基づいてフレーム同期信号を再生し、上記復調デー
タ2をシリアルパラレル変換回路12を介してシリアル
パラレル変換した信号により、1バイト単位でデータを
取り込み、デスクランブル処理及びデインタリーブ処理
を行うマイクロプロセッサであり、7は取り込んだデー
タを格納する2個の独立した入出力ポートを持つデュア
ルポートメモリである。
【0013】8は上記デュアルポートメモリ7に格納さ
れたデータを取り出し、ファクシミリ信号の誤り訂正処
理を行う誤り訂正回路であり、9は上記誤り訂正回路8
で誤り訂正処理されたデータの受信処理を行うマイクロ
プロセッサである。
【0014】次に上記回路の動作を簡単に説明する。復
調回路1で復調された復調データ2と復調クロック3に
基づき、フレーム同期信号パターン検出回路4及び分周
回路5は、検出信号10及び分周クロック11を導出す
る。この検出信号10及び分周クロック11に基づき、
データ取り込み部のマイクロプロセッサ6はフレーム同
期の再生を行うと共に、復調データ2をシリアルパラレ
ル変換回路12でシリアルパラレル変換して、1バイト
毎にデータを取り込んでデスクランブル処理をし、デス
クランブル処理されたデータをデインタリーブ処理を施
し、データを1フレーム毎にデュアルポートメモリ部7
に格納していく。
【0015】一方デュアルポートメモリ7に格納された
データはマイクロプロセッサ9により1フレーム毎に取
り出され、誤り訂正回路8で誤り訂正処理を行い、誤り
訂正後のデータの信号処理を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、ファクシミリ信号受信中は、データ取り込み部の
マイクロプロセッサ6と信号処理部のマイクロプロセッ
サ9は、それぞれ独立したタイミングでメモリに同時に
データの読み書きを行うことから、2つの独立した入出
力ポートを持つデュアルポートメモリが必要であり、回
路構成が高価になるという問題があった。本発明は、上
述の点に鑑みて成されたものであって、データ取り込み
部と信号処理部の間で使用するデュアルポートメモリを
一般的によく使われているメモリに置き替えることが可
能なファクシミリ放送受信装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、テレビジョン放送電波の音声周波数帯域
に第2副搬送波によるファクシミリチャンネルを設け、
デジタル化したファクシミリ信号によって前記第2副搬
送波を変調して音声信号に多重し、伝送するファクシミ
リ放送受信装置において、復調回路で復調された復調ク
ロックと復調データを基にして、フレーム同期信号を再
生し、デスクランブル処理とデインタリーブ処理を第1
のマイクロプロセッサで行うデータ取り込み部と、取り
込んだデータを格納するデータメモリ部と、データメモ
リ部に格納されているファクシミリ信号データを取り出
し、誤り訂正処理回路で誤り訂正を行い、訂正されたデ
ータの受信処理を第2のマイクロプロセッサで行う信号
処理部と、前記のデータメモリ部をデータ取り込み部と
信号処理部が時分割に共有できるようにアドレス・デー
タ・コントロールバスの切り替えを行うマルチプレクサ
回路と、前記のマルチプレクサ回路の制御を上記データ
取り込み部のマイクロプロセッサで行うバス切り替えコ
ントロール手段とを設けた構成にする。
【0018】
【作用】上記の構成によれば復調回路で復調された復調
クロックと復調データに基づき、第1のマイクロプロセ
ッサで構成するデータ取り込み部でフレーム同期信号を
再生してデスクランブル処理及びデインタリーブ処理を
行い、これらの処理を行ったデータを上記第1のマイク
ロプロセッサで制御されるマルチプレクサ回路を介して
時分割的にデータメモリ部に格納する。
【0019】データメモリ部に格納されたデータは上記
第1のマイクロプロセッサにより制御される上記マルチ
プレクサ回路を介して時分割的に取り出され、誤り訂正
処理が行われると共に信号処理部に供給されてデータの
受信処理が行われる。従って上記第1のマイクロプロセ
ッサで制御される上記マルチプレクサ回路は上記データ
メモリをデータ取り込み部と信号処理部に時分割的に共
有できるようになる。
【0020】
【実施例】以下、図面に示す本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例のファクシミリ放
送受信装置のブロック図である。同図において、20は
テレビジョン放送電波を受信するアンテナ、21はチュ
ーナや音声信号復調回路などを含む受信部、22はこの
受信部21からのファクシミリ信号を含む音声信号から
ファクシミリ信号を復調する復調部である。
【0021】ファクシミリ放送信号は4相差動位相変調
(4相DPSK)されて音声信号に多重されているの
で、前記復調部22は、4相差動位相復調が行われてビ
ットデータ列をサンプリングするための復調クロック及
び復調データが出力される。
【0022】23はデータ取り込み部であり、復調デー
タ及び復調クロックによりフレーム同期の再生を行い、
デスクランブル処理,デインタリーブ処理及びバスの切
り替えを行う。24は信号処理部であり、誤り訂正処理
及び番組番号,ページ番号等を含んだ制御データと画像
データとの判別処理等の信号処理を行う。25は受画部
であり、必要な番組の画素データを印字する。
【0023】次に、本発明の特徴的な構成であるデータ
取り込み部23の要部と信号処理部24の一部を図2に
示すブロック図を用いて詳細に説明する。図1におい
て、復調部22よりデータを取り込むデータ取り込み部
23は、図2のブロック図に示すように次のような構成
となる。図2において、4は復調回路1からの復調デー
タ2に基づいてフレーム同期信号の符号パターンを検出
するフレーム同期パターン検出回路であり、5は上記復
調回路1からの復調クロック3を分周する分周回路であ
る。
【0024】6は上記フレーム同期信号パターン検出回
路4からの検出信号10及び分周回路5からの分周クロ
ック11に基づいて、フレーム同期信号を再生するとと
もに、デスクランブル及びデインタリーブ処理を行うマ
イクロプロセッサであり、12は上記分周回路5からの
分周クロック11に基づいて復調回路1からのシリアル
データである復調データ2をパラレルデータに変換し、
1バイトデータにするシリアルパラレル変換回路であ
る。
【0025】60はデスクランブル及びデインタリーブ
処理を施したデータを格納するデータメモリ部であり、
該データメモリ部60を上記マイクロプロセッサ6とマ
イクロプロセッサ9が時分割に共有できるようにするた
めアドレス・データ・コントロールバスの切り替えを行
うマルチプレクサ回路59を設ける。上記マルチプレク
サ回路59の制御は上記マイクロプロセッサ6に設けた
バス切り替えコントロール手段により行わせるようにす
る。
【0026】次に図1における信号処理部24の構成を
図2のブロック図で説明する。上記信号処理部24はデ
ータメモリ部60に格納されているデータを1パケット
毎に取り出して誤り訂正を行う誤り訂正回路8と、誤り
訂正回路8で誤り訂正処理されたデータの受信処理を行
うマイクロプロセッサ9とで構成される。
【0027】上記構成においてフレーム同期信号パター
ン検出回路4は、予めフレーム同期信号の符号パターン
が記憶されており、この符号パターンと、復調クロック
3に同期して順次入力されるデータのビットパターンと
を比較して一致したときに、検出信号10を出力する構
成にする。
【0028】また上記分周回路5は、後述の割り込み信
号の周期を長くしてマイクロプロセッサ6の処理に余裕
を持たせるものであり、その分周比は、フレーム同期信
号のビット数である16と、フレームビット数である9
232との公約数であればよく、この実施例では、シリ
アルパラレル変換回路12によるパラレルデータのビッ
ト数に一致させて8分周としている。
【0029】シリアルパラレル変換回路12のビット数
は、マイクロプロセッサ6のデータバスの数及びマイク
ロプロセッサ6の動作速度などを考慮して決定される
が、この実施例では、8ビットとしており、この場合に
は、処理時間として伝送速度16Kbpsの8ビット分
にあたる500μS確保できることになる。
【0030】マイクロプロセッサ6では、フレーム同期
信号パターン検出回路4からの検出信号10と、分周回
路5からの分周クロック11によって割り込み処理に移
行してそれぞれの割り込み信号に対して、フレーム同期
信号の再生とデスクランブル処理及びデインタリーブ処
理を行うと共にバスの切り替えを行う。
【0031】上記フレーム同期信号の再生は、フレーム
同期信号の符号パターンが最初に到来した時点、すなわ
ち、最初の検出信号10を基準信号として分周クロック
の計数を開始し、この計数値によってフレーム同期信号
の周期を検出し、前記基準信号からフレーム同期信号の
周期で同一の符号パターンが所定の回数、例えば3回連
続して到来したときに、正規のフレーム同期信号を検出
しているとしてそれに同期したフレーム同期信号の再生
を開始し、また、前記周期で同一の符号パターンの到来
がないときには、正規のフレーム同期を検出していない
として別のフレーム同期信号の符号パターンが到来した
時点、すなわち、別の検出信号を新たな基準信号として
同様の処理を行って正規のフレーム同期信号を検出して
再生する。
【0032】図3はデータメモリ部60におけるバス切
り替えタイミング図である。図3のアはフレーム同期信
号パターン検出回路1から出力される検出信号10、イ
は分周回路5から1バイト周期で出力される分周クロッ
ク11、ウは1バイトデータを取り込んでデスクランブ
ル及びデインタリーブ処理に要する期間を示す信号でH
IGHの期間に上記の処理が行われる。エは誤り訂正回
路8で1パケットの誤り訂正処理を行うと共にマイクロ
プロセッサ9で信号処理を行うまでに要する期間を示す
信号でHIGHの期間に上記の処理が行われる。
【0033】ここで、イの1バイト周期期間内に、1バ
イトのデータを取り込んでデスクランブル及びデインタ
リーブ処理を行わなければならないが、実際に1バイト
のデータを取り込んでデスクランブル及びデインタリー
ブ処理に要する期間はイの1バイト周期期間よりも短
く、ウのHIGHの期間である。従って、前記イの1バ
イト周期期間の内、Dの期間に誤り訂正回路8で1パケ
ットの誤り訂正処理を行う。また、マイクロプロセッサ
9で信号処理を行うまでに要する期間はIのHIGH期
間(E)であるので、これはDの期間内で処理されるこ
とになる。従って、Dの期間に1パケットの誤り訂正及
び信号処理が可能になる。
【0034】そこで、イの1バイト周期の期間内をマル
チプレクサ回路59でウのHIGH期間(C)は、マイ
クロプロセッサ6側に、また、Dの期間は、マイクロプ
ロセッサ9側へバスを切り替えることによって、マイク
ロプロセッサ6とマイクロプロセッサ9は、データメモ
リ部60を時分割に共有することが可能となる。このデ
ータメモリ部60を時分割に共有することを可能にする
ためのマルチプレクサ回路59のバス切り替え処理はマ
イクロプロセッサ6で行われている。
【0035】図4は、マイクロプロセッサ6による処理
のフローチャートである。分周クロック11が入力され
フレーム同期の再生が行われることにより、図4の処理
に移行する。この図4において、ステップR1では、シ
リアルパラレル変換回路12から1バイトデータの取り
込みを行い、取り込んだデータのデスクランブル処理を
行ってステップR2に移行する。ステップR2では、デ
ータメモリ部60のアドレス・データ・コントロールバ
スをマルチプレクサ回路59でマイクロプロセッサ6側
に切り替えてステップR3に移行する。
【0036】ステップR3では、ステップR1でデスク
ランブル処理されたデータのデインタリーブ処理を行
い、処理したデータをデータメモリ部60に格納してス
テップR4に移行する。ステップR4では、データメモ
リ部60のアドレス・データ・コントロールバスをマル
チプレクサ回路59でマイクロプロセッサ9側に切り替
えて処理を終了する。
【0037】図5は、マイクロプロセッサ9による処理
のフローチャートである。マイクロプロセッサ9の処理
は、1パケット毎に行われるのでマイクロプロセッサ6
側で1パケット受信した後に1回処理を行うようにして
いる。分周クロック11が入力されることにより、図5
の処理に移行する。この図5において、ステップS1で
は、分周クロック11をカウントする分周クロックカウ
ンタをもち、その分周クロックカウンタに1加算してス
テップS2に移行する。
【0038】ステップS2では、分周クロックカウンタ
の値が1パケット分のカウンタ値になったか否かを判断
し、なっていないと判断したときには、何もせずに処理
を終了する。ステップS2において、分周クロックカウ
ンタの値が1パケット分のカウンタ値になっていると判
断したときには、ステップS3に移行する。ステップS
3では、分周クロックカウンタをクリア処理して、ステ
ップS4に移行する。
【0039】ステップS4では、データメモリ部60の
アドレス・データ・コントロールバスがマイクロプロセ
ッサ9側に切り替えられているかの判断をし、切り替え
られていると判断したときには、ステップS5に移行す
る。ステップS5では、データメモリ部60のデータを
1パケット取り込んで誤り訂正回路8で誤り訂正処理を
行って、ステップS6に移行する。ステップS6では、
ステップS5において誤り訂正回路8で誤り訂正処理さ
れたデータの受信処理を行って終了する。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記の構成であるので簡単なマ
ルチプレクサ回路を付加することによって、データ取り
込み部と信号処理部の間で使用していたデュアルポート
メモリを一般に広く使われているメモリに置き替えるこ
とが可能になり、安価な回路構成を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の全体構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の要部の一実施例を示すブロック図。
【図3】 本発明のデータメモリ部におけるバス切り替
えのタイミングを示すタイミングチャート。
【図4】 本発明におけるデスクランブル,インタリー
ブ及びバス切り替え処理のフローチャート。
【図5】 本発明における誤り訂正及びデータ受信処理
のフローチャート。
【図6】 ファクシミリ放送システムにおける音声周波
数帯のスペクトルを示す図。
【図7】 ファクシミリ信号の1フレームの構成を説明
するための図。
【図8】 ファクシミリ信号の1パケットの構成を説明
するための図。
【図9】 従来例におけるデータ取り込み部と信号処理
部の要部を示すブロック図。
【符号の説明】
1 復調回路 6 データ取り込み部 9 データメモリ部 59 マルチプレクサ回路 60 信号処理部 63 バス切り替えコントロール手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送電波の音声周波数帯域
    に第2副搬送波によるファクシミリチャンネルを設け、
    デジタル化したファクシミリ信号によって前記第2副搬
    送波を変調して音声信号に多重し、伝送するファクシミ
    リ放送受信装置において、 復調回路で復調された復調クロックと復調データを基に
    して、フレーム同期信号を再生し、デスクランブル処理
    とデインタリーブ処理を第1のマイクロプロセッサで行
    うデータ取り込み部と、 取り込んだデータを格納するデータメモリ部と、 データメモリ部に格納されているファクシミリ信号デー
    タを取り出し、誤り訂正処理回路で誤り訂正を行い、訂
    正されたデータの受信処理を第2のマイクロプロセッサ
    で行う信号処理部と、 前記のデータメモリ部をデータ取り込み部と信号処理部
    が時分割に共有できるようにアドレス・データ・コント
    ロールバスの切り替えを行うマルチプレクサ回路と、 前記のマルチプレクサ回路の制御をデータ取り込み部の
    第1のマイクロプロセッサで行うバス切り替えコントロ
    ール手段とを具備し、 データ取り込み処理部と誤り訂正処理を含んだ信号処理
    部がデータメモリ部に対して時分割でアクセスするよう
    にしたことを特徴とするファクシミリ放送受信装置。
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