JP2743640B2 - バーコードリーダ装置 - Google Patents

バーコードリーダ装置

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JP2743640B2
JP2743640B2 JP3207413A JP20741391A JP2743640B2 JP 2743640 B2 JP2743640 B2 JP 2743640B2 JP 3207413 A JP3207413 A JP 3207413A JP 20741391 A JP20741391 A JP 20741391A JP 2743640 B2 JP2743640 B2 JP 2743640B2
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正史 仲築間
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷搬送経路中に設けら
れ、積み付け高さ不明の多段積み荷の各段に貼布された
バーコードラベルを上昇しながら順次読み取るバーコー
ドリーダ装置に関する。特に、作業効率を向上させるこ
とができるバーコードリーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、倉庫や工場内において、搬送経
路上をパレットに搭載されて搬送される荷物は、複数個
段状に積み上げられて搬送されることがある。このよう
にして搬送される多段積みの荷物は、積み上げられた荷
物の大きさや積み上げ個数がパレットごとにまちまちと
なる場合があり、荷物全体の高さがパレットごとに異な
ることが多い。このため、搬送経路中に配置されるバー
コードリーダ装置は、高さの異なる多段積み荷であって
も、一律に荷の各段に貼布されたバーコードラベルを順
次読取ることができるものが要求されている。
【0003】このような要求を満たす従来のバーコード
リーダ装置は、搬送コンベアの側方に立設されたマスト
に沿ってバーコードリーダが上昇し、多段積み荷の各段
に貼布されたバーコードラベルを上昇しながら順次読み
取るようになっている。バーコードリーダは、多段積み
荷の高低に関係なく、一律にマストの最上段まで上昇し
て、バーコードラベルがある場合にはそれを読取るよう
になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバーコ
ードリーダ装置には、次のような問題があった。
【0005】バーコードリーダは、多段積み荷の高低に
関係なく一律にマストの最上段まで上昇してバーコード
ラベルの読取りを行なうようになっていたため、積み付
け高さが低い荷物を読取る場合には、上段までの上昇は
無駄なものとなり、ロスタイムを生じるという問題があ
った。
【0006】本発明の目的は以上のような問題点を解決
し、多段積み荷の積み付け高さにあったバーコードラベ
ルの読取りを行なうことができ、作業効率を向上させる
ことができるバーコードリーダ装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明のバーコードリーダ装置は、多段
積み荷の各段に貼布されたバーコードラベルを、バーコ
ードリーダにより上昇しながら順次読み取るバーコード
リーダ装置であって、積み荷の最上面の高さに応じてバ
ーコードリーダに読取終了指令を与える最上面報知手段
を設けた構成としてある。請求項2記載の発明は、前記
最上面報知手段は、積み荷の上方から下降することによ
り該積み荷の最上面に当接してバーコードリーダに読取
終了指令を与える構成としてある。請求項3記載の発明
は、前記最上面報知手段には、前記バーコードリーダが
読取り可能な位置に読取終了指令を示すバーコードラベ
ルが貼布されている構成としてある。
【0008】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0009】すなわち、請求項1記載の発明では、最上
面報知手段により、積み荷の最上面の高さに応じて読取
終了指令がバーコードリーダへ与えられると、バーコー
ドリーダによるバーコードラベルの読取動作が終了する
ので、荷の積み付け高さにあわせてバーコードラベルの
読取りが行われることとなる。
【0010】したがって、請求項1記載の発明のバーコ
ードリーダ装置によれば、多段積み荷の積み付け高さに
合ったバーコードラベルの読取りを自動的に行うことが
でき、作業効率を向上させることができるという効果が
ある。また、請求項2記載の発明によれば、最上面報知
手段は積み荷の上方から下降することにより該積み荷の
最上面に当接して、高さの異なる多段積み荷の正確な高
さを容易に認識してバーコードリーダに読取終了指令を
与えることができる。 さらに、請求項3記載の発明によ
れば、バーコードリーダは、最上面報知手段に貼布され
たバーコードラベルを読取ることにより、別個に通信手
段等を設けることなく簡単な構成で読取終了指令を認識
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本発明に係るバーコードリーダ装置
を示す模式図である。
【0013】同図において、1は搬送コンベアCに沿わ
せて設けた基台である。2は基台1上に立設したマスト
であり、ボールねじからなっている。このマスト2は、
基台1内に設けられた駆動部3により回転するようにな
っている。4はマスト2に螺合している昇降部である。
4aはマスト2に沿わせて立設した昇降部4のガイドロ
ッドであり、昇降部4の昇降動を案内するようになって
いる。このような構成により、駆動部3を作動させる
と、マスト2が回転し、このマスト2の回転方向にした
がって昇降部4が昇降動するようになっている。
【0014】5は昇降部4に設けられたバーコードリー
ダであり、多段積み荷の側面に貼布されたバーコードラ
ベルLを昇降部4の上昇により順次読み取るようになっ
ている。6は各部の動作を制御する制御部である。この
制御部6は、後述するプレートのバーコードラベルをバ
ーコードリーダ5が読み取ったときに、多段積み荷のバ
ーコードラベルがすべて読取られたと判断して、昇降部
4の上昇およびバーコードリーダ5の読取を停止させ
る。
【0015】7は最上面報知手段をなすプレートであ
り、側面にはバーコードリーダ5に読取終了指令を与え
るための読取終了コードが記載されたバーコードラベル
L1が貼布されている。プレート7は、プーリ7a,ワ
イヤー7bにより多段積み荷Wの停止位置上方に吊り下
げられており、ワイヤー7bの端部に設けられたモータ
等からなる巻き上げ機構8により、多段積み荷Wの最上
面T上に下降して載置されるようになっている。巻き上
げ機構8は、パレットPが搬送されてきたことを図示し
ない光電管等よりなるセンサーが検知したときに、プレ
ート7を下降させるようになっており、また、バーコー
ドリーダ5の読取終了後に、ワイヤー7bを巻き上げて
プレート7を上昇させるようになっている。なお、プレ
ート7は、ある程度の重量を有しており、ワイヤー7b
はプレート7により引っ張られた状態となっている。
【0016】9はテンションローラ等からなる検出部で
あり、プレート7下降時にワイヤー7bのゆるみを検出
して巻き上げ機構8の動作を停止させるようになってい
る。
【0017】次に、このような構成を有するバーコード
リーダ装置の作用を説明する。
【0018】積み付け高さ不明の多段積み荷がバーコー
ドリーダ装置の配置されている検知地点で停止すると、
図示しないセンサーがパレットPを検出し、巻き上げ機
構8が作動してプレート7が下降する。下降してきたプ
レート7が多段積み荷Wの最上面Tに当接すると、ワイ
ヤー7bのゆるみが検出部9によって検出され巻き上げ
機構8が停止する。
【0019】その後、駆動部3の作動によりマスト2が
回転し、昇降部4が上昇を開始する。バーコードリーダ
5は、多段積み荷WのバーコードラベルLを昇降部4の
上昇により順次読み取り、その情報を制御部6に送る。
その後、昇降部4がプレート7のところまで上昇し、バ
ーコードリーダ5がバーコードラベルL1を読み取る
と、制御部6は、多段積み荷Wの各段のバーコードラベ
ルLがすべて読取られたと判断して、昇降部4の上昇お
よびバーコードリーダ5の読取を停止させる。
【0020】その後、制御部6は、巻き上げ機構8によ
りプレート7を上昇させるとともに、昇降部4をマスト
2の最下段に下降させ、次に搬送されてくる多段積み荷
の読取に備える。
【0021】このように本実施例のバーコード読取装置
によれば、多段積み荷Wの積み付け高さに合ったバーコ
ードラベルLの読取りを自動的に行なうことができ、作
業効率を向上させることができる。
【0022】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限られるものではなく、適宜
変形実施可能である。
【0023】例えば、プレート7は他の機構等によって
多段積み荷Wの最上面Tに載置されるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバーコードリーダ装置の一実施例
を示す模式図。
【符号の説明】
2 マスト 4 昇降部 5 バーコードリーダ 6 制御部 7 プレート 8 巻き上げ機構 L,L1 バーコードラベル W 多段積み荷 T 最上面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段積み荷の各段に貼布されたバーコー
    ドラベルを、バーコードリーダにより上昇しながら順次
    読み取るバーコードリーダ装置であって、積み荷の最上
    面の高さに応じてバーコードリーダに読取終了指令を与
    える最上面報知手段を設けたことを特徴とするバーコー
    ドリーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記最上面報知手段は、積み荷の上方か
    ら下降することにより該積み荷の最上面に当接してバー
    コードリーダに読取終了指令を与える請求項1記載のバ
    ーコードリーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記最上面報知手段には、前記バーコー
    ドリーダが読取り可能な位置に読取終了指令を示すバー
    コードラベルが貼布されている請求項1又は2記載のバ
    ーコードリーダ装置。
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