JP2743326B2 - ガラスパイプの製造装置 - Google Patents
ガラスパイプの製造装置Info
- Publication number
- JP2743326B2 JP2743326B2 JP1251031A JP25103189A JP2743326B2 JP 2743326 B2 JP2743326 B2 JP 2743326B2 JP 1251031 A JP1251031 A JP 1251031A JP 25103189 A JP25103189 A JP 25103189A JP 2743326 B2 JP2743326 B2 JP 2743326B2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- glass
- tank
- stirring
- center
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/18—Stirring devices; Homogenisation
- C03B5/187—Stirring devices; Homogenisation with moving elements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B17/00—Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
- C03B17/04—Forming tubes or rods by drawing from stationary or rotating tools or from forming nozzles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/12—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in shaft furnaces
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/08—Feeder spouts, e.g. gob feeders
- C03B7/092—Stirring devices; Homogenisation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、医療分野、オプトエレクトロニクス分野等
に広く用いられているガラスパイプ器具のプリフォーム
としてのガラスパイプを製造する為の装置に関する。
に広く用いられているガラスパイプ器具のプリフォーム
としてのガラスパイプを製造する為の装置に関する。
（従来技術と課題） 従来、ガラスパイプは第２図に示す如き製造装置にて
撹拌用スターラにて撹拌された高温の溶融ガラスを、ガ
ラス撹拌槽の底のノズルと、これと同軸上にエアや気体
を吹き出す中ノズルにて流出させ中空状のガラスパイプ
としていた。
撹拌用スターラにて撹拌された高温の溶融ガラスを、ガ
ラス撹拌槽の底のノズルと、これと同軸上にエアや気体
を吹き出す中ノズルにて流出させ中空状のガラスパイプ
としていた。
ところで斯かるガラスパイプの製造装置においては、
スターラとノズル部が離れている為、溶融ガラスの撹拌
が不十分なまま流出され、ガラスに固化した時のスジ
状、波状のいわゆる脈理や泡が発生し、品質良好なもの
が得られなかった。また、ノズルと中ノズルとを同軸上
に配置、固定維持することが難しくセンターずれを起こ
し、その為、厚みのバラツキ、偏りが発生し、寸法精度
の優れたガラスパイプを得ることができなかった。更に
1300℃という高温中での使用により撹拌用スターラの回
転による押圧力の為、撹拌用スターラの周辺のガラス撹
拌槽が変形し、装置の寿命を著しく短くしていたもので
ある。
スターラとノズル部が離れている為、溶融ガラスの撹拌
が不十分なまま流出され、ガラスに固化した時のスジ
状、波状のいわゆる脈理や泡が発生し、品質良好なもの
が得られなかった。また、ノズルと中ノズルとを同軸上
に配置、固定維持することが難しくセンターずれを起こ
し、その為、厚みのバラツキ、偏りが発生し、寸法精度
の優れたガラスパイプを得ることができなかった。更に
1300℃という高温中での使用により撹拌用スターラの回
転による押圧力の為、撹拌用スターラの周辺のガラス撹
拌槽が変形し、装置の寿命を著しく短くしていたもので
ある。
（発明の目的） 本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、ガラ
ス撹拌槽の変形しない、脈理や泡の発生しない、厚みの
バラツキ、偏りのない寸法精度の優れたガラスパイプを
得ることのできる製造装置を提供することにある。
ス撹拌槽の変形しない、脈理や泡の発生しない、厚みの
バラツキ、偏りのない寸法精度の優れたガラスパイプを
得ることのできる製造装置を提供することにある。
（発明の構成） 本発明のガラスパイプの製造装置は、第１図に示す如
く撹拌用スターラを中心に有した円筒ガラス撹拌槽と、
円筒の底にテーパー状傾斜壁とその中心にノズルを有
し、そのノズルと同軸上に撹拌用翼が周囲にとりつけら
れ、かつ回転する胴部とその中心にエアや気体を吹き出
すノズル穴が設けられた中ノズルを有したノズル槽とを
備え、ガラス貯溜槽の吐出口より、ノズル槽の導入口の
位置が高くパイプ接続されてなることを特徴とするもの
である。
く撹拌用スターラを中心に有した円筒ガラス撹拌槽と、
円筒の底にテーパー状傾斜壁とその中心にノズルを有
し、そのノズルと同軸上に撹拌用翼が周囲にとりつけら
れ、かつ回転する胴部とその中心にエアや気体を吹き出
すノズル穴が設けられた中ノズルを有したノズル槽とを
備え、ガラス貯溜槽の吐出口より、ノズル槽の導入口の
位置が高くパイプ接続されてなることを特徴とするもの
である。
（作用） 上記のように構成された本発明のガラスパイプの製造
装置によれば、ガラス撹拌槽の中心にある撹拌用スター
ラ、及びガラス撹拌槽の吐出口より流出槽の導入口の位
置が高くパイプ接続されているので、十分撹拌され、ま
た均質化された後、パイプを通じて流出槽に送られ、更
に流出槽の中心の撹拌用翼により溶融ガラスが十分に撹
拌されるので、脈理や泡が発生せず、またガラス撹拌槽
は円筒なので、回転時の押圧力が全周均等に分散され変
形することのないものである。
装置によれば、ガラス撹拌槽の中心にある撹拌用スター
ラ、及びガラス撹拌槽の吐出口より流出槽の導入口の位
置が高くパイプ接続されているので、十分撹拌され、ま
た均質化された後、パイプを通じて流出槽に送られ、更
に流出槽の中心の撹拌用翼により溶融ガラスが十分に撹
拌されるので、脈理や泡が発生せず、またガラス撹拌槽
は円筒なので、回転時の押圧力が全周均等に分散され変
形することのないものである。
更に中ノズルも胴部と共に回転することになるので、
ノズル孔と中ノズルの若干のセンターずれがあっても、
回転により吸収緩和され、厚みのバラツキ、偏りが発生
しないものである。
ノズル孔と中ノズルの若干のセンターずれがあっても、
回転により吸収緩和され、厚みのバラツキ、偏りが発生
しないものである。
また流出槽のテーパー状傾斜壁により、溶融ガラスの
ガラス溜りを防ぎ、スムースな流れを促す効果により、
均質な寸法精度の優れたガラスパイプが得られるもので
ある。
ガラス溜りを防ぎ、スムースな流れを促す効果により、
均質な寸法精度の優れたガラスパイプが得られるもので
ある。
（実施例） 本発明の効果を一層明瞭ならしめる為、以下に実施例
と従来例について説明する。
と従来例について説明する。
まず、実施例として第１図に示す如く、材質PtRh10
％、シャフト径25mmに外径150mmの螺旋状翼１を取りつ
けた撹拌用スターラ２を中心に有した、材質PtRh10％、
外径200mm、高さ300mmの円筒ガラス撹拌槽３と、材質Pt
Rh10％、外径150mm、高さ300mm、傾斜角10度のテーパー
状傾斜壁４とその中心に外径30mm、内径28mmのノズル５
及びシャフト６の径30mm、胴部径90mmに最外径120mm、
幅20mmの撹拌用翼７を４カ所備えまたテーパー状側底部
８を有しその中心部に内径10mmのガス吹出しノズル穴９
を有した図示しないモーター駆動にて回転する中ノズル
10を備えた流出槽11とを、材質PtRh10％、外径30mmのパ
イプ12にて接続した装置にて、溶融ガラスＥからガラス
パイプを製造した。
％、シャフト径25mmに外径150mmの螺旋状翼１を取りつ
けた撹拌用スターラ２を中心に有した、材質PtRh10％、
外径200mm、高さ300mmの円筒ガラス撹拌槽３と、材質Pt
Rh10％、外径150mm、高さ300mm、傾斜角10度のテーパー
状傾斜壁４とその中心に外径30mm、内径28mmのノズル５
及びシャフト６の径30mm、胴部径90mmに最外径120mm、
幅20mmの撹拌用翼７を４カ所備えまたテーパー状側底部
８を有しその中心部に内径10mmのガス吹出しノズル穴９
を有した図示しないモーター駆動にて回転する中ノズル
10を備えた流出槽11とを、材質PtRh10％、外径30mmのパ
イプ12にて接続した装置にて、溶融ガラスＥからガラス
パイプを製造した。
一方、従来例として、第２図に示す如く材質PtRh10
％、幅200mm、横500mm、高さ300mmのガラス撹拌槽13と
その底に径30mm、長さ50mmのノズル５と外径15mm、内径
12mmの中ノズル10を同軸上に設け、シャフト径25mmに、
外径150mmの螺旋状翼１を取りつけた材質PtRh10％の撹
拌用スターラ２とを有した装置にて、溶融ガラスＥから
ガラスパイプを製造した。
％、幅200mm、横500mm、高さ300mmのガラス撹拌槽13と
その底に径30mm、長さ50mmのノズル５と外径15mm、内径
12mmの中ノズル10を同軸上に設け、シャフト径25mmに、
外径150mmの螺旋状翼１を取りつけた材質PtRh10％の撹
拌用スターラ２とを有した装置にて、溶融ガラスＥから
ガラスパイプを製造した。
然して、その品質検査をしたところ、次の表の結果を
得た。
得た。
以上の結果で明らかなように、従来例におけるガラス
パイプにおいては、脈理、泡の発生が有り、寸法精度が
著しく悪く、また装置の変形量が大きいのに対し、実施
例においては脈理、泡の発生の無い、寸法精度の優れた
ガラスパイプが、装置の著しい変形もなく得られた。
パイプにおいては、脈理、泡の発生が有り、寸法精度が
著しく悪く、また装置の変形量が大きいのに対し、実施
例においては脈理、泡の発生の無い、寸法精度の優れた
ガラスパイプが、装置の著しい変形もなく得られた。
（発明の効果） 以上のように、本願発明のガラスパイプの製造装置に
よれば、効率よく十分撹拌されるので、脈理や泡のな
い、また、回転する中ノズルとテーパー状傾斜壁により
センターづれも吸収緩和され、溶融ガラスのスムースな
流れにより厚みのバラツキ、偏りのない均質な寸法精度
の優れたガラスパイプが得られ、更に円筒のガラス撹拌
槽であることにより、回転時の押圧力が全周均等に分散
され、装置を変形もなく操業できるという優れた効果を
有するものである。
よれば、効率よく十分撹拌されるので、脈理や泡のな
い、また、回転する中ノズルとテーパー状傾斜壁により
センターづれも吸収緩和され、溶融ガラスのスムースな
流れにより厚みのバラツキ、偏りのない均質な寸法精度
の優れたガラスパイプが得られ、更に円筒のガラス撹拌
槽であることにより、回転時の押圧力が全周均等に分散
され、装置を変形もなく操業できるという優れた効果を
有するものである。
また、第２図に示す中ノズルを上下動可能とすればノ
ズルと中ノズルのギャップに従って流出量が微調整され
更に寸法精度の優れた特に厚みの薄いガラスパイプが得
られる等の効果も有するものである。
ズルと中ノズルのギャップに従って流出量が微調整され
更に寸法精度の優れた特に厚みの薄いガラスパイプが得
られる等の効果も有するものである。
第１図は本発明のガラスパイプの製造装置の実施例を示
す断面図、第２図は従来のガラスパイプの製造装置を示
す断面図である。 １…螺旋状翼、２…撹拌用スターラ、３…円筒ガラス撹
拌槽、４…ホッパー状傾斜壁、５…ノズル、６…シャフ
ト、７…撹拌用翼、８…テーパー状側底部、９…中ノズ
ル穴、10…中ノズル、11…流出槽、12…パイプ、13…ガ
ラス撹拌槽、14…ノズル。
す断面図、第２図は従来のガラスパイプの製造装置を示
す断面図である。 １…螺旋状翼、２…撹拌用スターラ、３…円筒ガラス撹
拌槽、４…ホッパー状傾斜壁、５…ノズル、６…シャフ
ト、７…撹拌用翼、８…テーパー状側底部、９…中ノズ
ル穴、10…中ノズル、11…流出槽、12…パイプ、13…ガ
ラス撹拌槽、14…ノズル。
Claims (1)
- 【請求項１】撹拌用スターラにて撹拌された溶融ガラス
を、ノズルとこれと同軸上にエアや気体を吹き出す中ノ
ズルにて流出させ中空状のガラスパイプを製造する装置
において、撹拌用スターラを中心に有した円筒のガラス
撹拌槽と、円筒の底にテーパー状の傾斜壁とその中心に
ノズルを有し、そのノズルと同軸上に撹拌用翼が周囲に
とりつけられ、かつ回転する胴部とその中心にエアや気
体を吹き出すノズル穴を設けた中ノズルを有した流出槽
とを備え、ガラス貯溜槽の吐出口より流出槽の導入口の
位置が高く、パイプ接続されてなることを特徴とするガ
ラスパイプの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1251031A JP2743326B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | ガラスパイプの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1251031A JP2743326B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | ガラスパイプの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112819A JPH03112819A (ja) | 1991-05-14 |
| JP2743326B2 true JP2743326B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=17216586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1251031A Expired - Lifetime JP2743326B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | ガラスパイプの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2743326B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3876561B2 (ja) * | 1999-03-15 | 2007-01-31 | 宇部興産株式会社 | ガス分離膜モジュールおよびガス分離方法 |
| DE19935686B4 (de) * | 1999-07-29 | 2004-04-29 | Schott Spezialglas Gmbh | Vorrichtung zum Durchrühren, Homogenisieren und Konditionieren eines fließfähigen Mediums, insbesondere einer Glasschmelze |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1251031A patent/JP2743326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03112819A (ja) | 1991-05-14 |
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