JP2742499B2 - スクリーン - Google Patents

スクリーン

Info

Publication number
JP2742499B2
JP2742499B2 JP5250869A JP25086993A JP2742499B2 JP 2742499 B2 JP2742499 B2 JP 2742499B2 JP 5250869 A JP5250869 A JP 5250869A JP 25086993 A JP25086993 A JP 25086993A JP 2742499 B2 JP2742499 B2 JP 2742499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
lid
screen
opening
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5250869A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07109688A (ja
Inventor
川 叔 彦 相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aikawa Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Aikawa Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aikawa Iron Works Co Ltd filed Critical Aikawa Iron Works Co Ltd
Priority to JP5250869A priority Critical patent/JP2742499B2/ja
Publication of JPH07109688A publication Critical patent/JPH07109688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2742499B2 publication Critical patent/JP2742499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーンに係り、特
に、紙料をバスケットの外側から内側に向かって流入さ
れて精選する所謂外圧型のスクリーン(セントリピータ
ル式スクリーン)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種外圧型のスクリーンとして、例え
ば、実公昭54−30403 号公報記載のものがある。(第1
図〜第3図参照)。
【0003】この公報記載のものは、外筺の内部に設け
た支持筒に円筒形状のスクリーン部材を取付け、このス
クリーン部材の外方に羽根部材を位置させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来スクリ
ーン部材を取り替えるには、スクリーン部材の外方に位
置した羽根部材を取り除かねばならず、しかも、スクリ
ーン部材の取りは外しにあっては、外筺の内部での作業
であり、非常に作業性が悪いという問題点があった。
【0005】又、外筺の内部に円筒形状のスクリーン部
材を取付ける支持筒を別途設けねばならず、又、この支
持筒を貫通する回転軸も必然的に長くなり、それに伴い
支持筒の上蓋側に回転軸を支持する軸受けをも設けなけ
ればならず構造的に複数となるという問題点があった。
【0006】更に、支持筒が外筺の内部に位置する分、
精選側の室が小さくなり、結果的に外筺自体を大きくし
なければならず、しかも、支持筒と上蓋との間に回転腕
が位置するスペースが必要であり、装置全体を大きくな
ってしまうという問題点もあった。
【0007】本発明は、上述した問題点を除去するよう
にしたスクリーンを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明のスクリーンは、側壁に原料入口と異物
出口を有する略円筒形状のケーシングと、このケーシン
グの一の端面の開口部を開閉する蓋と、この蓋の裏面に
開放側が前記蓋に対向するように取り付けられ前記ケー
シング内を一次室と二次室とに区画する円筒形状のスク
リーンバスケットと、前記ケーシングの一の端面と反対
側に位置する壁を貫通して取り付けられた回転軸と、こ
の回転軸を駆動するために前記ケーシングの外に設けら
れたモーターと、前記回転軸に取り付けられ前記スクリ
ーンバスケットの外方に位置して回転する回転羽根とを
備え、前記蓋に前記二次室に臨む原料出口を設けたもの
である。
【0009】また、本発明のスクリーンは、側壁に原料
入口と異物出口を有する略円筒形状のケーシングと、こ
のケーシングの一の端面の開口部を開閉する蓋と、前記
ケーシングの外壁に取り付けられた長溝を有する取付け
部と、一端を前記取付け部の長溝に係合し他端を前記蓋
に取り付けられて移動自在な移動部と、この移動部に一
端を回動自在に支持され他端を前記蓋に取り付けられた
回動部と、この蓋の裏面に開放側が前記蓋に対向するよ
うに取り付けられ前記ケーシング内を一次室と二次室と
に区画する円筒形状のスクリーンバスケットと、前記ケ
ーシングの一の端面と反対側に位置する壁を貫通して取
り付けられた回転軸と、この回転軸を駆動するために前
記ケーシングの外に設けられたモーターと、前記回転軸
に取り付けられ前記スクリーンバスケットの外方に位置
して回転する回転羽根とを備え、前記蓋に前記二次室に
臨む原料出口を設けたものである。
【0010】また、請求項3記載のスクリーンは、請求
項1又は2記載のスクリーンにおいて、回転軸を略水平
方向に取り付けられたものである。
【0011】
【作用】上記のように構成されたスクリーンにおいて
は、ケーシングの一の端面の開口部を開閉する蓋と、こ
の蓋の裏面に開放側が前記蓋に対向するように取り付け
られ前記ケーシングを一次室と二次室とに区画する円筒
形状のスクリーンバスケットと、ケーシングの一の端面
と反対側に位置する壁を貫通して取り付けられた回転軸
と、回転軸に取り付けられ前記スクリーンバスケットの
外方に位置して回転する回転羽根とを備えているため、
スクリーンバスケットを取り外す場合、回転羽根が支障
とならない。
【0012】また、スクリーンバスケットを取り外す場
合、移動部を回転軸の長手方向であって回転軸から離れ
る方向へ移動させ、その後、回動部を回動させてスクリ
ーンバスケットをケーシングの外へ移動させる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1及び図2は、本発明の先行技術の実施例で、紙
料をバスケットの外側から内側に向かって流入させて精
選する所謂外圧型のスクリーン(セントリピータル式ス
クリーン)1で、スクリーン1は、略円筒形状のケーシ
ング2内をスクリーンバスケット3で一次室2aと二次
室2bとに区画している。 ケーシング2は、側壁に原
料入口(第1の開口部)2cと異物出口(第2の開口)
2dを有している。また、このケーシング2の一の端面
には、開口部2eを有し、該開口部2eは、蓋4により
開閉される。なお、蓋4には、二次室2bに臨む原料出
口2fが設けられ、また、ケーシング2の一の端面と反
対側には、壁5が位置している。また、ケーシング2内
には、取り付け部2gが円周状に設けられ、この取り付
け部2gにスクリーンバスケット3の開放側が蓋4に対
向するようにボルト等の固着手段により取り付けられて
いる。
【0014】スクリーンバスケット3は、全体を略円筒
形状で形成し、一端を開放、他端を閉塞し、その側面を
スリット(又は、孔)で隙間を形成し、該隙間を利用し
て紙料中の異物を除去して有効繊維を抽出している。
【0015】このスクリーンバスケット3の外方には、
回転羽根6が位置している。回転羽根6は、例えば、4
枚の羽根で形成され、壁5を貫通して取り付けられた回
転軸7に取り付けられている。
【0016】この回転軸7は、ケーシング2の外に設け
られたモーター8により駆動される。なお、蓋4の原料
出口2fは、二次室2bに、原料入口2cと異物出口2
dは、一次室2aにそれぞれ臨んでいる。
【0017】従って、スクリーン1は、原料入口2cか
ら原料が一次室2a内に流入し、モーター8が駆動して
作動するとすると、有効繊維はスクリーンバスケット3
のスリット(又は、孔)の隙間3aを通過し第1の開口
部2fから排出される。また、異物は通過できず隙間3
aに集まるが、回転羽根6により隙間3aから排除され
る。一次室2a内の異物は、異物出口(第2の開口)2
dに接続された異物排出管9により排出される。なお、
異物排出管9は、異物を排出しない場合、図示しない開
閉弁で閉じられている。
【0018】そして、スクリーンバスケット3を取り替
える場合、従来のように回転羽根を取り除くことなく、
蓋4を開いて、取り付け部2fからスクリーンバスケッ
ト3を取りずすことができ、保守管理が容易となる。
【0019】また、スクリーンバスケット3を取り付け
る場合、従来のようなケーシング2の内部に支持筒を設
ける必要はなく、それに伴い回転軸7も短くて済み、従
来のような上蓋に近い側の軸受けも必要なく、取り付け
部2fに取り付けば良く構造的に簡素化できる。
【0020】更に、ケーシング2の内部に従来のような
支持筒がない分二次室2b(精選側の室)を大きく取る
ことができ、スクリーン1の装置全体のコンパクト化を
も図ることができる。
【0021】前述の本発明の先行技術の実施例では、回
転羽根6を取り除くことなく、蓋4を開いて取り付け部
2gからスクリーンバスケット3を取りはずすことがで
き、保守管理が容易となるが、回転羽根6と蓋4との間
に無駄なスペースが形成され装置全体が大きくなり、ま
た、後述する内圧型のスクリーン1との共通化を図るこ
とができない欠点がある。次に示す実施例は、この欠点
を解消したものである。
【0022】図3及び図4記載のスクリーン1は、前述
の本発明の先行技術の実施例と大きく異なる点は、スク
リーンバスケット3が蓋4の裏面にスクリーンバスケッ
ト3の開放側が蓋4に対向するようにボルト4a等の固
着手段により取り付けられている点である。
【0023】すなわち、図3及び図4記載のスクリーン
1は、側壁に原料入口(第1の開口部)2cと異物出口
(第2の開口)2dを有する略円筒形状のケーシング2
と、このケーシング2の一の端面の開口部2eを開閉す
る蓋4と、この蓋4の裏面に取り付けられケーシング2
内を一次室2aと二次室2bとに区画する円筒形状のス
クリーンバスケット3と、ケーシング3の一の端面と反
対側に位置する壁5を貫通して取り付けられた回転軸7
と、この回転軸7を駆動するためにケーシング2の外に
設けられたモーター8と、回転軸7に取り付けられスク
リーンバスケット3の外方に位置して回転する回転羽根
3とを備え、蓋4に二次室2bに臨む原料出口2fを設
けている。
【0024】その結果、図3及び図4記載のスクリーン
1は、回転羽根6を取り除くことなくスクリーンバスケ
ット3を取り替えることができ、しかも、スクリーンバ
スケット3の取り付け位置は、従来のようなケーシング
の内部に設けた支持筒でなく蓋4の裏面側であるため、
保守管理が非常に容易となる。
【0025】また、スクリーンバスケット3を取り付け
る場合、従来のようなケーシング2の内部に支持筒を設
ける必要がなく、それに伴い回転軸7も短くて済み、従
来のような上蓋に近い側の軸受けも必要なく、蓋4の裏
面に取り付けば良く構造的に簡素化できる。
【0026】更に、ケーシング2の内部に従来のような
支持筒がない分二次室(精選側の室)2bを大きく取る
ことができると共に回転羽根6をスクリーンバスケット
3に対向させ且つ回転羽根6の先端を蓋4の裏面に近付
けることができ、スクリーン1の装置全体のコンパクト
化をも図ることができる。
【0027】次に図5及び図6を参照して説明すると、
前述した図5及び図6記載の内圧型のスクリーン1を
『紙料をスクリーンバスケット3の内側から外側に向か
って流入させて精選する』所謂内圧型のスクリーン(セ
ントリフューガル式スクリーン)1として使用する場
合、側壁に第1の開口部2cと第2の開口部2dを有す
る略円筒形状のケーシング2と、このケーシング2の一
の端面の開口側2eを開閉し第3の開口部2fを有する
蓋4と、ケーシング4の一の端面と反対側の開口側を塞
ぐ側壁5とを少なくとも共通化することができる。
【0028】スクリーン1を内圧型(図6参照)とする
場合、外圧型(図5参照)と大きく異なる点は、スクリ
ーンバスケット3の開放した部分を蓋4の裏面に対向さ
せるようにケーシング1の内部に設けられた取付部2g
に取り付ける点、円筒形状のスクリーンバスケット3の
両端が開放している点である。
【0029】すなわち、両端が開放した円筒形状のスク
リーンバスケット3を使用し、該スクリーンバスケット
3の開放した部分を蓋4の裏面に対向させるようにケー
シング2内に取り付けてケーシング2内を一次室2aと
二次室2bとに区画し、また、スクリーンバスケット3
の内方に回転羽根6が位置するように該回転羽根6を回
転軸7に取り付け、第1の開口部2cを二次室2b、第
2の開口部2dを一次室2aにそれぞれ臨ませて、第1
の開口部2cを原料出口、第2の開口部2dを異物出
口、第3の開口部2fを原料入口としてそれぞれ形成さ
れる。
【0030】従って、図6記載の内圧型のスクリーン1
は、第3の開口部2fから原料が一次室2a内に流入
し、モーター8が駆動して作動するとすると、有効繊維
はスクリーンバスケット3のスリット(又は、孔)の隙
間3aを通過し第1の開口部2cから排出される。ま
た、異物は通過できず隙間3aに集まるが、回転羽根6
により隙間3aから排除される。一次室2a内の異物
は、第2の開口2dに接続された異物排出管9により排
出される。なお、異物排出管9は、異物を排出しない場
合、図示しない開閉弁で閉められている。
【0031】また、スクリーン1を外圧型とする場合、
図5に示すように一端が開放した円筒形状のスクリーン
バスケット3を使用し、該スクリーンバスケット3の開
放した部分が蓋4の裏面に位置するようにボルト等の固
着手段によりケーシング2内に取り付けてケーシング2
内を一次室2aと二次室2bとに区画し、スクリーンバ
スケット3の外方に回転羽根6が位置するように該回転
羽根6を回転軸7に取り付け、第1の開口部2cと第2
の開口部2dを一次室2aに臨ませて、第1の開口部2
cを原料入口、第2の開口部2dを異物出口、第3の開
口部2fを原料出口とすることができる。
【0032】従って、図5記載の内圧型のスクリーン1
は、第1の開口部2cから原料が一次室2a内に流入
し、モーター8が駆動して作動するとすると、有効繊維
はスクリーンバスケット3のスリット(又は、孔)の隙
間3aを通過し第1の開口部2fから排出される。ま
た、異物は通過できず隙間3aに集まるが、回転羽根6
により隙間3aから排出される。一次室2a内の異物
は、第2開口部2dに接続された異物排出管9により排
出される。なお、異物排出管9は、異物を排出しない場
合、図示しない開閉弁でしめられる。
【0033】その結果、第1の開口部2c及び第2の開
口部2dを有したケーシング2、第3の開口部2fを有
した蓋4及び側壁5を共通化することにより、製造コス
トを低下させてスクリーン1を外圧型と内圧型に対応し
て量産することができる。
【0034】前述の実施例(図1乃至図5記載の外圧型
のスクリーン1)では、蓋4をボルト等の固着手段によ
りケーシング2に固定しており、スクリーンバスケット
3を取り外す場合、ボルト等の固着手段を解除して蓋4
を取りはずしていたが、次に示す実施例は、蓋4をスク
リーン1から分離しないでスクリーンバスケット3を取
り外すことができる。なお、20は、蓋4の第3の開口部
2fに連通するフレキシブル管である(フレキシブル管
20を使用しないときは、管を蓋4から取り外してから作
業を行う。)図7乃至図9において、外圧型のスクリー
ン1のケーシング2の外壁には、長溝10を有する取付け
部11が取り付けられている。この長溝10には凸部12が係
合する。この凸部12は長手形状の移動自在な移動部13の
一端に設けられている。また、移動部13の一端と反対の
側(移動部13の他端)は、回動部14に回転自在に支持さ
れている。回動部14の他端は蓋4に取り付けられてい
る。
【0035】従って、スクリーンバスケット3を取り外
す場合、ボルト等の固着手段を解除して蓋4を開閉可能
状態とした図7記載から、凸部12を図8記載のように左
の方向へ移動させ(図8参照)、蓋4を時計回りに回動
させる(図9参照)。図9の状態としてスクリーンバス
ケット3を取り外し又は取り付けを行うことができる。
【0036】なお、図7乃至図9の外圧型のスクリーン
1の内部構造は、図3及び図4記載と同様である。
【0037】すなわち、スクリーン1は、側壁に原料入
口2cと異物出口2dを有する略円筒形状のケーシング
2と、このケーシング2の一の端面の開口部2eを開閉
する蓋4と、ケーシング2の外壁に取り付けられた長溝
10を有する取付け部11と、一端を取付け部11の長溝10に
係合した移動自在な移動部13と、この移動部13の他端に
一端を回動自在に支持され他端を蓋4に取り付けられた
回動部14と、この蓋4の裏面に取り付けられケーシング
2内を一次室2aと二次室2bとに区画する円筒形状の
スクリーンバスケット3と、ケーシング2の一の端面と
反対側に位置する壁5を貫通して取り付けられた回転軸
7と、この回転軸7を駆動するためにケーシング2の外
に設けられたモーター8と、回転軸8に取り付けられス
クリーンバスケット3の外方に位置して回転する回転羽
根6とを備え、蓋4に二次室2aに臨む原料出口2dを
設けたから、回転羽根6を取り除くことなくスクリーン
バスケット3を取り替えることができる。
【0038】しかも、スクリーンバスケット3の取り付
け位置は、従来のようなケーシングの内部に設けた支持
筒でなく蓋4の裏面側であるため、保守管理が非常に容
易となる。
【0039】また、スクリーンバスケット3を取り付け
る場合、従来のようなケーシング内部に支持筒を設ける
必要がなく、それに伴い回転軸7も短くて済み、従来の
ような上蓋に近い側の軸受けも必要なく、蓋4の裏面に
取り付けば良く構造的に簡素化できる。
【0040】更に、ケーシング2の内部に従来のような
支持筒がない分二次室2b(精選側)の室を大きく取る
ことができると共に回転羽根6をスクリーンバスケット
3に対向させ且つ回転羽根6の先端を蓋4の裏面に近づ
けることができ、スクリーン1の装置全体のコンパクト
化をも図ることができる。
【0041】なお、本実施例において、特に回転軸7の
方向性は問わないが、回転軸7が水平方向に配置される
と、回転軸7が垂直方向に配置される場合と比較してス
クリーンバスケット3の取り付け、取り外しがより容易
となる。
【0042】
【発明の効果】本発明のスクリーンは、側壁に原料入口
と異物出口を有する略円筒形状のケーシングと、このケ
ーシングの一の端面の開口部を開閉する蓋と、この蓋の
裏面に開放側が前記蓋に対向するように取り付けられ前
記ケーシング内を一次室と二次室とに区画する円筒形状
のスクリーンバスケットと、前記ケーシングの一の端面
と反対側に位置する壁を貫通して取り付けられた回転軸
と、この回転軸を駆動するために前記ケーシングの外に
設けられたモーターと、前記回転軸に取り付けられ前記
スクリーンバスケットの外方に位置して回転する回転羽
根とを備え、前記蓋に前記二次室に臨む原料出口を設け
たものであるから、回転羽根を取り除くことなくスクリ
ーンバスケットを取り替えることができ、しかも、スク
リーンバスケットの取り付け位置は、従来のようなケー
シングの内部に設けた支持筒でなく蓋の裏面側であるた
め、保守管理が非常に容易となり、又、スクリーンバス
ケットを取り付ける場合、従来のようなケーシング内部
に支持筒を設ける必要がなく、それに伴い回転軸も短く
て済み、従来のような上蓋に近い側の軸受けも必要な
く、蓋の裏面に取り付けば良く構造的に簡素化でき、更
に、ケーシング内部に従来のような支持筒がない分精選
側の室を大きく取ることができると共に回転羽根をスク
リーンバスケットに対向させ且つ回転羽根の先端を蓋の
裏面に近付けることができ、スクリーン装置全体のコン
パクト化をも図ることができる等の効果を奏する。
【0043】又、本発明のスクリーンは、側壁に原料入
口と異物出口を有する略円筒形状のケーシングと、この
ケーシングの一の端面の開口部を開閉する蓋と、前記ケ
ーシングの外壁に取り付けられた長溝を有する取付け部
と、一端を前記取付け部の長溝に係合し他端を前記蓋に
取り付けられて移動自在な移動部と、この移動部に一端
を回動自在に支持され他端を前記蓋に取り付けられた回
動部と、この蓋の裏面に開放側が前記蓋に対向するよう
に取り付けられ前記ケーシング内を一次室と二次室とに
区画する円筒形状のスクリーンバスケットと、前記ケー
シングの一の端面と反対側に位置する壁を貫通して取り
付けられた回転軸と、この回転軸を駆動するために前記
ケーシングの外に設けられたモーターと、前記回転軸に
取り付けられ前記スクリーンバスケットの外方に位置し
て回転する回転羽根とを備え、前記蓋に前記二次室に臨
む原料出口を設けたものであるから、回転羽根を取り除
くことなくスクリーンバスケットを取り替えることがで
き、しかも、スクリーンバスケットの取り付け位置は、
従来のようなケーシングの内部に設けた支持筒でなく蓋
の裏面側であるため、保守管理が非常に容易となり、
又、スクリーンバスケットを取り付ける場合、従来のよ
うなケーシング内部に支持筒を設ける必要がなく、それ
に伴い回転軸も短くて済み、従来のような上蓋に近い側
の軸受けも必要なく、蓋の裏面に取り付けば良く構造的
に簡素化でき、更に、ケーシング内部に従来のような支
持筒がない分精選側の室を大きく取ることができると共
に回転羽根をスクリーンバスケット対向させ且つ回転羽
根の先端を蓋の裏面に近づけることができ、スクリーン
装置全体のコンパクト化をも図ることができる等の効果
を奏する。
【0044】なお、回転軸が略水平方向に取り付けられ
ているため、回転軸が略垂直方向に取り付けられている
ものと比較して、スクリーンバスケットの取り付けが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先行技術の実施例のスクリーンの概略
的側面断面図である。
【図2】図1のAーA線に沿って切断した概略的断面図
である。
【図3】本発明の一実施例のスクリーンの概略側面断面
図である。
【図4】図3のBーB線に沿って切断した概略断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例のスクリーンの製造方法を説
明するための外圧型のスクリーンの概略的側面断面図で
ある。
【図6】本発明の一実施例の図5記載のスクリーンを内
圧型に適用した場合のスクリーンの製造方法を説明する
ための内圧型のスクリーンの概略的側面断面図である。
【図7】図7は、本発明の他の実施例のスクリーンの概
略的要部側面図を示すもので、図7乃至図9は、スクリ
ーンバスケットをケーシングの外に移動させて取り替え
る過程を示すものである。
【図8】図8は、蓋を水平方向に移動させたスクリーン
の概略的要部側面図を示すものである。
【図9】図9は、蓋を回移動させたスクリーンの概略的
要部側面図を示すものである。
【符号の説明】
1 スクリーン 2 ケーシング 2a 一次室 2b 二次室 2c 原料入口 2d 異物出口 2f 原料出口 3 スクリーンバスケット 4 蓋 5 側壁 7 回転軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に原料入口と異物出口を有する略円
    筒形状のケーシングと、このケーシングの一の端面の開
    口部を開閉する蓋と、この蓋の裏面に開放側が前記蓋に
    対向するように取り付けられ前記ケーシング内を一次室
    と二次室とに区画する円筒形状のスクリーンバスケット
    と、前記ケーシングの一の端面と反対側に位置する壁を
    貫通して取り付けられた回転軸と、この回転軸を駆動す
    るために前記ケーシングの外に設けられたモーターと、
    前記回転軸に取り付けられ前記スクリーンバスケットの
    外方に位置して回転する回転羽根とを備え、前記蓋に前
    記二次室に臨む原料出口を設けたことを特徴とするスク
    リーン。
  2. 【請求項2】 側壁に原料入口と異物出口を有する略円
    筒形状のケーシングと、このケーシングの一の端面の開
    口部を開閉する蓋と、前記ケーシングの外壁に取り付け
    られた長溝を有する取付け部と、一端を前記取付け部の
    長溝に係合し他端を前記蓋に取り付けられて移動自在な
    移動部と、この移動部に一端を回動自在に支持され他端
    を前記蓋に取り付けられた回動部と、この蓋の裏面に開
    放側が前記蓋に対向するように取り付けられ前記ケーシ
    ング内を一次室と二次室とに区画する円筒形状のスクリ
    ーンバスケットと、前記ケーシングの一の端面と反対側
    に位置する壁を貫通して取り付けられた回転軸と、この
    回転軸を駆動するために前記ケーシングの外に設けられ
    たモーターと、前記回転軸に取り付けられ前記スクリー
    ンバスケットの外方に位置して回転する回転羽根とを備
    え、前記蓋に前記二次室に臨む原料出口を設けたことを
    特徴とするスクリーン。
  3. 【請求項3】 回転軸を略水平方向に取り付けられたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のスクリーン。
JP5250869A 1993-10-06 1993-10-06 スクリーン Expired - Fee Related JP2742499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250869A JP2742499B2 (ja) 1993-10-06 1993-10-06 スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250869A JP2742499B2 (ja) 1993-10-06 1993-10-06 スクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07109688A JPH07109688A (ja) 1995-04-25
JP2742499B2 true JP2742499B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=17214224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5250869A Expired - Fee Related JP2742499B2 (ja) 1993-10-06 1993-10-06 スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2742499B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096398U (ja) * 2003-03-12 2003-09-12 株式会社オンテックス 包装食品

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07109688A (ja) 1995-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100419939B1 (ko) 여과와 원심분리에 의한 유체처리장치
US11872507B2 (en) Filter candle and method for operating such filter candle
US20030136715A1 (en) Backflush filter, in particular for filtering lubricant oil
SU1181556A3 (ru) Устройство дл непрерывного экстрагировани жидкости из текущих суспензий
DE19646038C2 (de) Stülpfilterzentrifuge
US5435444A (en) Composite type screen
JPH03501228A (ja) 折り返しフィルタ遠心分離機
JPS60238113A (ja) クリ−ニング機用フイルタ
JP2742499B2 (ja) スクリーン
JP3117052B2 (ja) 流水管の夾雑物除去装置
JPH07136421A (ja) 流水管の夾雑物除去装置
KR100227444B1 (ko) 화이버 현탁체용 비팅장치
US4694892A (en) Apparatus for retrieving spherically shaped cleansing bodies
US2709525A (en) Retaining plate and screen assembly for clarifiers
JP3083029B2 (ja) 流水管内の夾雑物除去装置
JP2758140B2 (ja) リファイナのディスクの着脱方法
KR100356716B1 (ko) 스크류 이송 연속 원심분리기
SE463215B (sv) Apparat foer silning av en suspension av ett fiberhaltigt cellulosamaterial
JP4079373B2 (ja) 遠心分離機
WO1983002731A1 (en) Screen machine
US3664501A (en) Pulp screening machine
JP2514390B2 (ja) 遠心分離機
JP3787158B2 (ja) シーリング装置
KR20030089913A (ko) 배수펌프를 구비한 세탁기
KR200364124Y1 (ko) 투명 커버를 갖는 여과기

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees