JP2514390B2 - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JP2514390B2 JP62311775A JP31177587A JP2514390B2 JP 2514390 B2 JP2514390 B2 JP 2514390B2 JP 62311775 A JP62311775 A JP 62311775A JP 31177587 A JP31177587 A JP 31177587A JP 2514390 B2 JP2514390 B2 JP 2514390B2
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    • B04BCENTRIFUGES
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    • B04B7/18Rotary bowls formed or coated with sieving or filtering elements
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    • B01D33/11Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums arranged for outward flow filtration
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    • B04B3/00Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering
    • B04B3/02Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering discharging solid particles from the bowl by means coaxial with the bowl axis and moving to and fro, i.e. push-type centrifuges
    • B04B3/025Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering discharging solid particles from the bowl by means coaxial with the bowl axis and moving to and fro, i.e. push-type centrifuges with a reversible filtering device

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Description

【発明の詳細な説明】 《発明の目的》 〈産業上の利用分野〉 本発明は固体、液体の混合液を固体成分と液体成分と
に分離する遠心分離機に関するものであって、固体成分
を捕捉するためのフィルタを具備した遠心分離機の構造
の改良に係るものである。
〈従来技術〉 従来、固体成分を捕捉するためのフィルタを具備した
遠心分離機としては、例えば米国特許第4193874号公報
記載のものが知られている。この従来の遠心分離機は第
7図に骨格的に示すような構造から成っている。即ちこ
のものは駆動部Aと脱水部Bとケーキ排出部Cに大別で
きる構造であり、駆動部Aはモータ等によって駆動回転
する外側シャフトDと、この外側シャフトDを支承する
軸受Eとを具え、内側シャフトFはキー等により外側シ
ャフトDと一体に回転し、且つスライドできる構造とな
っている。脱水部Bには外側シャフトDと固定された外
側のバスケットGと、内側シャフトFと固定された内側
のロータHとを具えて成り、バスケットGとロータHと
が一体となって回動する。前記バスケットGはその周面
に多数の小孔から成る液体成分の流出孔G′を具えてお
り、この流出孔G′から流出した液体成分は脱水部Bを
囲繞するように設けられたケーシングIの排出口Jに集
められ、排出されるようになっている。前記ロータHは
バスケットGの軸方向へスライド自在となっており、バ
スケットGに嵌合した状態ではバスケットGの開口部を
閉塞する構造を具えている。これらバスケットGとロー
タHとの間にはほぼ円筒状の織布等から成るフィルタK
が張設されており、前述のロータHのスライドによって
裏返されるように反転され、脱水時にはバスケットG内
に収納され、ケーキ排出時にはバスケットG外のケーキ
排出部Cに反転されつつ押し出されるようになってい
る。尚このフィルタKもバスケットGとロータHと一体
的に回動する。更にバスケットGの内周面には断面形状
をジグザグ状としたスクリーンLが固着されており、排
水の通水路を確保して且つフィルタKがバスケットGの
流出孔G′に食い込むのを防止している。
このような従来の遠心分離機ではバスケットGにロー
タHを嵌合した状態で、これらの軸線に沿って配設され
ている供液管Mから分離すべき混合液を脱水部B内へ注
入し、駆動部AによりバスケットG、スクリーンL、フ
ィルタK、ロータHを一体に回転させる。しかるときは
この回転による遠心力により液体成分はフィルタKスク
リーンLを通過してバスケットGの流出孔G′からケー
シングIの排出口Jへと流れ、フィルタKの内部には固
体成分が残留する。そして液体成分が除去された後、ロ
ータHをバスケットGからケーキ排出部Cに引き出すと
フィルタKが反転され、内部に残留している固体成分が
ケーキ排出口Nより排出されることになる。
〈従来技術の問題点〉 このような従来の遠心分離機では、まず第一にスクリ
ーンLがバスケットGに固着されているため、スクリー
ンL及びバスケットG間の洗浄を充分に行えないという
問題がある。
またフィルタKの食い込み防止効果を上げるために
は、スクリーンLを二重構造とする対策が必要とされ、
必然的に構造が複雑化するという問題がある。
〈開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされた
ものであって、スクリーンの構造を簡素化するととも
に、スクリーンをバスケットに対し着脱自在に構成して
内部洗浄を容易に行うことのできる新規な構成の開発を
試みたものである。
《発明の構成》 〈目的達成の手段〉 即ち本発明たる遠心分離機は、回転駆動される遠心ド
ラムが外側のバスケットと内側のロータとから構成さ
れ、前記バスケットは分離された液体成分の流出孔を有
し、一方前記ロータはバスケットの軸方向へスライド自
在であり且つバスケットの開放端を実質的に閉蓋する構
造を有し、更にバスケットとロータとの間に前記スライ
ド動作によって裏返し状に反転されるフィルタを装着し
た遠心分離機において、前記バスケットの内周面とフィ
ルタとの間には透水構造を有する円筒状のスクリーンを
設け、且つこのスクリーンはバスケットの開口側端面に
フランジを具え、この部分においてバスケットと固定さ
れ、更に前記スクリーンとバスケットとの間には、その
間隙を保つようにスクリーンとバスケットとのいずれか
一方または双方に突起を設けたことを特徴として成るも
のであり、もって前記目的を達成しようとするものであ
る。
〈発明の作用〉 本発明に係る遠心分離機は、スクリーンにフランジを
設けることで遠心ドラムの外側でバスケットに取り付け
ることを可能にし、またこのこととあいまって締付具で
固定することでスクリーンをバスケット対し着脱自在と
するものである。また着脱自在であることから構造の異
なるスクリーンを自在に取り替えることができることに
より、予め広範な性状の資料の分離に対応できるような
複雑な構造を具える必要性がなくなる。
〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基いて具体的に説明す
る。まず符号1は本発明たる遠心分離機であって、この
ものは適宜ほぼ立体状に組み立てられた機枠2に対し実
質的な加工を行う加工ヘッド3と、加工ヘッド3に対す
るドライブ・シフト部材4と、これらへ動力を供給する
油圧発生装置5とを具える。まず加工ヘッド3について
説明する。加工ヘッド3の外殻部材はケーシング10によ
って構成されるものであり、このケーシング10は機枠2
の上方に設けられたヘッドブラケット11に対し取り付け
られて成るほぼ筒状の部材であって、前端部は閉鎖され
るとともに、その下方部に固体成分排出孔12と液体成分
排出孔13とを具える。そしてケーシング10の前端面中央
には資料供給パイプ14が接続され、この資料供給パイプ
14はケーシング10内にその先端を延ばした状態とする。
尚このケーシング10は内部の諸部材を点検する場合等の
用意のためにその下方に車輪16を有し、サブフレーム15
を設けてケーシング10を引出自在とする。またサブフレ
ーム15の全体についても、ケーシング10を伴ったまま開
閉できるように機枠2側の一端においてヒンジ17を有す
るとともに、対抗する側にクランプ18を設ける。このよ
うなケーシング10内には遠心分離作用を直接担う遠心ド
ラム20が設けられるものであって、遠心ドラム20は大別
すると、外周で回転するバスケット21と、その内側にお
いてバスケット21の回転と一体となって回転し、且つバ
スケット21に対し抜け出し自在に構成されたロータ22と
を具える。まずバスケット21は回転駆動されるアウタシ
ャフト24の先端部において、バスケット21の一部を構成
するボス25がアウタシャフト24と嵌まり合い、このボス
25はこれと一体にフランジ状に形成された端面板26を有
し、その端面板26の外周縁側に周筒部27の一端縁が固定
されるものであって、このバスケット21の他端側は開放
された形状をとる。そしてこのバスケット21における周
筒部27は液体成分P2の流出する多数の流出孔28を具え
る。一方バスケット21内で回転し、且つバスケット21内
に収容されている状態とここから抜け出した状態とを選
択し得るようにシフトされるロータ22について述べる
と、このものは前記アウタシャフト24と軸心を共通した
インナシャフト30の端部において、ロータ22の一部を構
成するボス31がインナシャフト30と嵌まり合い、且つこ
のボス31は基端板32を一体に具え、更に基端板32と一体
の接続部材33を介して先端側、即ちバスケット21の開放
端を閉塞する開放端蓋板34を具える。そしてこの開放端
蓋板34はロータ22がバスケット21内に収納された状態、
即ち第2図において実線で示す状態となったときにはバ
スケット21の開放端部を実質的に閉蓋する構造をとる。
この開放端蓋板34の中心部には資料供給パイブ14の受入
孔35が開口している。ここで前記アウタシャフト24とイ
ンナシャフト30との関係について述べると、インナシャ
フト30にはそのほぼ中央部において長手方向において充
分に長いキー溝37を有するとともに、アウタシャフト24
側にはこのキー溝37に嵌まり合うキー36を有するもので
あり、両者によってアウタシャフト24とインナシャフト
30とは一体となって回転し得るように構成されるととも
に、回転状態を保ちながらもインナシャフト30はアウタ
シャフト24に対しスライド自在に移動できるように構成
されている。尚これらの駆動系統については後述する。
更に遠心ドラム20におけるバスケット21とロータ22との
間には資料P中の固体成分P1は通さず、液体成分P2のみ
を通す織布製のフィルタ40を設ける。即ちバスケット21
の開放端側とロータ22の基端板32側には円周状の溝41
A、41Bを設け、各々にフィルタ40の各周端縁を押し込む
ようにするとともに、この部分にそれぞれ対応する押さ
えリング42A、42Bをあてがい、ボルト締め等の手段で固
定する。そして更に本発明の特徴的な構成としてバスケ
ット21の内周面と、フィルタ40との間には透水構造を有
する円筒状のスクリーン44を設ける。このスクリーン44
は第3図に分解して示すようにバスケット21の内周面に
ほぼ沿うような形状の円筒状部材であって、その一端面
にはフランジ45を有し、このフランジ45がバスケット21
の開放端側の周筒部27の周縁部にあてがわれて固定され
る。従ってこの実施例では前述の押さえ溝41Aはこのフ
ランジ45を利用してこのものに刻設される。尚、符号46
はこの締付用のボルトであり、このボルト46は周筒部27
の開放端側の端部フランジ27aと、前記フランジ45及び
押さえリング42Aを一体に締め付けるような作用を行
う。更にスクリーン44には透水孔47が設けられるもので
あり、この透水孔は一例として軸方向に向かう多数の細
溝加工をしたものであるが、単なる円孔を多数設けた
り、細孔の場合これを周方向に沿って形成したり、ある
いは全体的にスパイラル状に形成するなど適宜の形状が
とり得る。要はスクリーン44が充分な透水構造を具えて
いればよい。またスクリーン44自体を多孔板を加工して
構成してもよい。更に本発明にあってはスクリーン44の
外周面とバスケット21の内周面との間に、その間隙を保
つように突起49を設ける。この実施例ではこの突起49は
バスケット21側の内周面にその周方向に沿っていわばタ
ガ状に構成されている。しかしながら周方向に沿わずに
バスケット21の軸方向に沿うような形状やそれらの中間
的な形状であるスパイラル形状としてもよい。またこの
ような連続したリブ状の突起ではなく部分的に分断した
ような散点的なものであってもよい。更にこの突起49は
バスケット21側に設けずにスクリーン44側に形成しても
よいし、またスクリーン44とバスケット21との嵌め込み
が可能であれば双方に突起49を分設してもよい。更にこ
のスクリーン44の部分には第5図(a)に示すような他
の部材を介在させることも可能である。即ち第5図
(a)はスクリーン44の内周面側に金属線材等を編んで
形成した織網51を介在させたものである。因みに織網51
はフィルタ40とスクリーン44との密着を回避し、脱水液
を濾過し易くする作用を行う。更に同様な狙いで第5図
(b)に示すようにフィルタ40側に例えば屈曲自在な繊
維状織網52を一体的に形成しておくことも可能である。
次にこれら遠心ドラム20に関し、その駆動系統について
説明する。まず符号54は前記アウタシャフト24のほぼ中
間付近に設けられたプーリであって、このものは油圧モ
ータ55の出力プーリ56からベルト57を介して回転が伝達
される。そしてこのプーリ54が回転駆動されることによ
り、アウタシャフト24とキー36により結合しているイン
ナシャフト30もそれに伴い回転する。そしてインナシャ
フト30にはロータ22と反対側の端部においてシフトシリ
ンダ59が接続され、このシフトシリンダ59の収縮伸長に
よりインナシャフト30がシフトされ、ロータ22の位置設
定を行う。これらシフトシリンダ59や油圧モータ55に対
する油圧源の供給は油圧発生装置5における油圧ポンプ
60が電動モータMによって駆動されることによってなさ
れるとともに、シリンダの切替操作等については詳細な
説明は省略するがシフトレバー61を操作することによっ
てなされる。尚これら装置において回転する部材間等に
はベアリング、オイルシール等適宜の機械要素が適用さ
れているが、これらについての説明は省略する。
本発明の遠心分離機1は以上述べたような具体的な構
造を具えるものであり、次のように動作する。まず遠心
分離作業を行うにあたっては遠心ドラム20におけるバス
ケット21とロータ22との関係は、ロータ22がバスケット
21内に収まった状態として行う。このようにするときに
は、フィルタ40はスクリーン44に沿った位置に張設され
ている状態となっている。この状態で遠心ドラム20内に
資料供給パイプ14から資料Pを所定量供給した後にはア
ウタシャフト24に対し油圧モータ55から回転を伝達する
ことにより、バスケット21とこれと共回りするロータ22
とを回転させる。しかるときはロータ22側にあった資料
Pは遠心力の作用を受けて液体成分P2のみがフィルタ40
から外部に排出され、スクリーン44の透水孔47及びバス
ケット21における流出孔28を経て、遠心ドラム20の外部
に排出され、これがケーシング10における液体成分排出
孔13から逐次排出される。そして固体成分P1はフィルタ
40の内周面に付着した状態で残留する。このようにして
液体成分P2と固体成分P1とが分離されると、シフトシリ
ンダ59が伸長してロータ22をバスケット21から抜け出す
ような方向に移動させてゆく。勿論この移動はバスケッ
ト21とロータ22とが回転したまま行っても差し支えな
い。このようにしてロータ22がバスケット21から抜け出
るような状態、即ち第2図仮想線で示すうよな状態とな
ると、両者の間に張設されていたフィルタ40はあたかも
裏返し状に反転され、固体成分P1を保持していた面が外
側の面となり、このものがケーシング10における固体成
分排出孔12から取り出される。尚、このロータ22がバス
ケット21から抜け出るのに伴い、資料供給パイプ14はイ
ンナシャフト30内に中ぐりした中空を入り込むような状
態となる。そしてこのような作業の後、フィルタ40等の
保守点検を行うにはケーシング10を排除した後、バスケ
ット21の開放側端部を締め付けているボルト46を緩める
ことにより、押さえリング42Aの押さえを解除し、一方
フィルタ40の他端側においては同様の手法で押さえリン
グ42Bを緩め、フィルタ40を取り外す。そして押さえリ
ング42Aの除去に伴いスクリーン44におけるフランジ45
の押さえも解除されるから、スクリーン44はそのままバ
スケット21の前方に引き出すことにより取り外しがなさ
れる。従ってこのような取り外した状態の後、スクリー
ン44自体の洗浄ないしはスクリーン44とバスケット21と
の間の部分の洗浄等を行う。
《発明の効果》 以上のように本発明に係る遠心分離機は、スクリーン
にフランジを設けてこの部分でバスケットに取り付ける
ようにしたため、遠心ドラムの内部ではなく、外部に取
付個所が設定され、締付具によって取り付けることによ
りスクリーンの着脱が極めて容易となる。このため遠心
ドラムの内部を充分に洗浄することができ、食品、薬品
等の製造時における衛生確保、異反応防止の面での要求
が充足され、広範な用途に供することができる。またス
クリーンを着脱自在としたことにより、分離対象によっ
て簡便にスクリーンを交換できるため、スクリーンに予
めすべての分離対象に適応できる構造を具えておく必要
がなくなる。更にスクリーンは突条部を介して溶接等の
固着手段を用いないで固定されるので、製作時の熱歪み
による回転のアンバランス等を生じるおそれがなく、し
かも従来の脱水機能を維持したままスクリーンの構造の
簡素化が図られる。また前記特許請求の範囲第4項及び
第5項に定義したようにスクリーン44とフィルタ40との
間に織網51ないしは繊維状織網52が介在するようなもの
の場合にはフィルタ40とスクリーン44との接触面積を少
なくすることができ、脱水性能の向上並びに両者の剥離
を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遠心分離機を示す斜視図、第2図は加
工ヘッドの内部機構を拡大して示す縦断面図、第3図は
遠心ドラムを分解して示す斜視図、第4図は遠心ドラム
を破断して示す縦断面図、第5図はスクリーン並びにフ
ィルタの他の実施例を示す説明図、第6図は遠心ドラム
の一部を軸心方向から見た場合の骨格的断面図、第7図
は従来例を骨格的に示す説明図である。 1;遠心分離機 2;機枠 3;加工ヘッド 4;ドライブ・シフト部材 5;油圧発生装置 10;ケーシング 11;ヘッドブラケット 12;固体成分排出孔 13;液体成分排出孔 14;資料供給パイプ 15;サブフレーム 16;車輪 17;ヒンジ 18;クランプ 20;遠心ドラム 21;バスケット 22;ロータ 24;アウタシャフト 25;ボス 26;端面板 27;周筒部 27a;端部フランジ 28;流出孔 30;インナシャフト 31;ボス 32;基端板 33;接続部材 34;開放端蓋板 35;受入孔 36;キー 37;キー溝 40;フィルタ 41A、41B;押さえ溝 42A、42B;押さえリング 44;スクリーン 45;フランジ 46;ボルト 47;透水孔 49;突起 51;織網 52;繊維状織網 54;プーリ 55;油圧モータ 56;出力プーリ 57;ベルト 59;シフトシリンダ 60;油圧ポンプ 61;シフトレバー M;電動モータ P;資料 P1;固体成分 P2;液体成分

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される遠心ドラムが外側のバスケ
    ットと内側のロータとから構成され、前記バスケットは
    分離された液体成分の流出孔を有し、一方前記ロータは
    バスケットの軸方向へスライド自在であり且つバスケッ
    トの開放端を実質的に閉蓋する構造を有し、更にバスケ
    ットとロータとの間に前記スライド動作によって裏返し
    状に反転されるフィルタを装着した遠心分離機におい
    て、前記バスケットの内周面とフィルタとの間には透水
    構造を有する円筒状のスクリーンを設け、且つこのスク
    リーンはバスケットの開口側端面にフランジを具え、こ
    の部分においてバスケットと固定され、更に前記スクリ
    ーンとバスケットとの間には、その間隙を保つようにス
    クリーンとバスケットとのいずれか一方または双方に突
    起を設けたことを特徴とする遠心分離機。
  2. 【請求項2】前記スクリーンにおける透水構造は軸方向
    に沿う多数の細溝状の透水孔によって構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の遠心分離
    機。
  3. 【請求項3】前記スクリーンにおける透水構造は多孔板
    を適用して構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の遠心分離機。
  4. 【請求項4】前記スクリーンの内周面に織網を張設した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または
    第3項記載の遠心分離機。
  5. 【請求項5】前記フィルタにはスクリーンに接触する側
    の面において屈曲可能な繊維状織網を設けていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
    記載の遠心分離機。
JP62311775A 1986-12-12 1987-12-09 遠心分離機 Expired - Lifetime JP2514390B2 (ja)

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US07/262,835 US4944874A (en) 1986-12-12 1988-10-25 Centrifugal separator
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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-296406 1986-12-12
JP29640686 1986-12-12

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JPS63267461A JPS63267461A (ja) 1988-11-04
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