JP2742171B2 - ダムウェータ装置 - Google Patents

ダムウェータ装置

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JP2742171B2
JP2742171B2 JP4044792A JP4479292A JP2742171B2 JP 2742171 B2 JP2742171 B2 JP 2742171B2 JP 4044792 A JP4044792 A JP 4044792A JP 4479292 A JP4479292 A JP 4479292A JP 2742171 B2 JP2742171 B2 JP 2742171B2
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JP
Japan
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door
roller
car
lever
locking portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP4044792A
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JPH05246665A (ja
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君久 伊藤
政信 片江
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダムウェータ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】主として調理場と料理提供室間に設けら
れ、出来上がった料理を盛った食器類を調理室から料理
提供室に移送し、使用済みの食器を料理提供室から調理
室に移送するために使用されるダムウェータ装置では、
かごの走行中にドアが開放状態とならないようにする必
要がある。しかも、この場合のドアのロック機構は、か
ごの走行中にドアが僅かに上下動を繰り返す、所謂踊り
を生じることなくドアが完全に閉じ状態を保持でき、且
つ特別な操作を行なわずに、ドアの開閉動作と共に自動
的にロックされ、或いはロック解除が行われることが望
ましい。
【0003】このような見地から、実開昭61−867
4号公報に開示されているように、ドアの端部に永久磁
石を設け、この永久磁石がドアを閉じた状態でかごの一
部に磁気的に吸引されて、かごの走行中にドアが開かな
いようにしたロック機構のものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のダムウェータ
装置のドアは、殆どが手動で開閉する方式なので、ドア
のロック機構は、かごの走行中はドアを開かないように
ロックすると共に、かごが着床した場合にはロックを簡
単に解除してドアを開けることができるようなものであ
ることが望まれる。ところが、前述の開示に係るロック
機構では、かごの走行中にドアが踊ることを防止するよ
うに、永久磁石の磁力を大きく設定すると、かごの着床
時にドアの開放が行いにくくなるという問題があった。
【0005】本発明は、前述したようなダムウェータ装
置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、か
ごの走行中にドアが上下に微小移動することを防止し、
ドアを完全にロックすると共に、着床時のドアの開放が
容易に行えるダムウェータ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、かごの物品出し入れ口に、上下方向に開閉
移動するドアを備えたダムウェータ装置において、前記
ドアの上端近傍に前記ドアと一体的にローラ取り付け
るとともに、前記かごの上部に、支軸を中心に回動自在
で、上方向に向かって延設され、前記ドアの全閉時に
記ローラが係止される係止部を有する閉止レバと、この
閉止レバの前記係止部よりも上方の位置であって、前記
係止部が形成されている側と反対側にある所定の押圧部
を押圧する押圧ばねとを設け、前記係止部が前記閉止レ
バに形成した突出部の下側部分であることを特徴として
いる。
【0007】
【作用】このような構成なので、ドアの全閉時には、上
下方向に開閉するドアの上端近傍に設けたローラが閉止
レバの係止部に係止され、押圧ばねのばね力が閉止レバ
の前記係止部よりも上方に位置する所定の押圧部に印加
され、このばね力によって閉止レバがローラ側に回動傾
向となるように付勢され、この閉止レバに押されてロー
ラが押し下げられ、これに伴いドアは開放を阻止される
方向に押圧力を受け、当該ドアは、かごの走行中上下
に微小移動することなくロックされる。そして、かごが
着床し、ドアが開放方向に引き上げられはじめると、ロ
ーラと閉止レバの係止部との係止が解かれ、ローラは閉
止レバの突出部を乗り越えて閉止レバの所定の押圧部よ
りも高い位置に移動し、これに伴って閉止レバが押圧ば
ねのばね力に抗するように回動するその後ローラと閉
止レバとの係合が解かれ、さらにドアが引き上げられる
と、ドアは全開状態になる。また、このような全開状態
からドア閉じられる場合には、ドアの下降に伴って
ーラが閉止レバ係合し、押圧ばねのばね力に抗して
止レバの突出部を乗り越え、ドアが全閉状態になったと
き、このローラが閉止レバの係止部に押圧ばねによるば
ね力を受けた状態で係止される。これにより前述したよ
うに、ドアは開放を阻止される方向に押圧力を受け、当
該ドアは、かごの走行中に上下に微少移動することなく
全閉状態にロックされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。ここで、図1は実施例の構成を示す側面図であ
る。
【0009】図1において1はダムウェータ装置のかご
で、このかご1は主索2によって、昇降路15内に昇降
自在に配設してあり、かご1の前面には、上ドア3と下
ドア4とが、互いに連動してそれぞれ上方向と下方向に
移動してドアが開放状態となり、物品出し入れ口を形成
するように取り付けてある。この上ドア3の上に固定
された取付金具6にローラ5回転自在に取り付けてあ
り、かご1の上面に固定された固定金具8には、支軸9
を中心に回動自在に閉止レバ7を設けてある。この閉止
レバ7は、上方向に向かって延設され、ローラ5との接
触面には、中央部分に曲面状の突出部7bを有し、この
突出部7bの上側部分に突出部7bに連なる凹部を形成
する曲面7aを有し、突出部7bの下側部分に突出部7
bに連なる凹部を形成する曲面、すなわち上ドア3の全
閉時にローラ5が係止される係止 部7cを有する。ま
た、閉止レバ7の係止部7cよりも上方の位置であっ
て、係止部7cが形成されている側と反対側の位置に
は、押圧ばね10によって押圧される所定の押圧部7d
を備えている。押圧ばね10は、前述した固定金具8に
取り付けてある。なお、この押圧ばね10のばね力は、
上ドア3の全閉状態の直前で、すなわち、ローラ5が閉
止レバ7の係止部7c位置に至った時点で最大になるよ
うに設定してある。
【0010】次に、このような構成の実施例の動作を説
明する。
【0011】図1に示す上ドア3及び下ドア4の全閉状
態では、上ドア3の上端に設けたローラ5が閉止レバ7
の係止部7cに係止され、押圧ばね10のばね力が閉止
レバ7の係止部7cよりも上方に位置する押圧部7dに
印加され、このばね力によって閉止レバ7がローラ5側
に回動傾向となるように付勢され、この閉止レバ7に押
されてローラ5が押し下げられ、これに伴い上ドア3は
開放を阻止される方向に押圧力を受ける。したがって、
当該上ドア3および下ドア4は、かご1の走行中に上下
に微小移動、すなわち踊りを生じることなくロック状態
に保持される。
【0012】このような全閉状態に保たれて行なわれる
走行の後にかご1が着床し、上ドア3が開放方向に引き
上げられはじめると、ローラ5と閉止レバ7の係止部7
cとの係止が解かれ、ローラ5は閉止レバ7の突出部7
bを乗り越えて曲面7aに接触し、この閉止レバ7の押
圧部7dよりも高い位置に移動し、その後、ローラ5と
閉止レバ7との係合が解かれると、押圧ばね10のばね
力により閉止レバ7は同図1の時計方向にストッパ7e
で規制される位置までわずかに回動するとともに、さら
に上ドア3が全開位置まで引き上げられる。これに伴っ
て、下ドア4は下方に全開位置まで押し下げられ、ドア
が全開状態となる。したがってかご1の前面に物品出し
入れ口が形成されるので、かご1に対して物品の積込み
或いは積降しを行う。
【0013】また、このような全開状態からドアが閉じ
られる場合には、上ドア3の下降に 伴ってローラ5が閉
止レバ7に係合し、押圧ばね10のばね力に抗して突出
部7bを乗り越え、上ドア3が全閉位置に至ったとき、
すなわち上ドア3と下ドア4とによりドアが全閉状態に
至ったとき、ローラ5が閉止レバ7の係止部7cに押圧
ばね10によるばね力を受けた状態で係止される。これ
により前述したように、ドアは開放を阻止される方向に
押圧力を受け、当該ドアはかご1の走行中に上下に微小
移動、すなわち踊りを生じることなくロックされる。
【0014】このように、実施例によると、ドアの全閉
状態では押圧ばね10のばね力によって、上ドア3と下
ドア4とは強固に押しつけられ全閉状態を維持し、か
ご1の走行中に踊りを生じることがない。また、ドアの
開放時には上ドア3を上方に移動させると、ローラ5が
閉止レバ7の係止部7cから突出部7b上、さらに曲面
7a上を転動し、支軸9を中心とする閉止レバ7の回
による梃子の原理で、押圧ばね10がスムースに押し込
まれ、ローラ5と閉止レバ7との係合が解除され、何ら
の操作も要せずにドアはロックを解除されて開放状態に
なる。そして、ドアを閉じる場合は、上ドア3を押し下
げるとローラ5が閉止レバ7の曲面7a上、突出部7b
を転動して係止部7cに到達し、押圧ばね10のばね
力によりこのローラ5が閉止レバ7の係止部7cに係止
される。すなわち、押圧ばね10のばね力が、閉止レバ
7を介してローラ5に上ドア3の開放を阻止する方向
力として伝えられ、ドアは自動的にロックされ全閉状
態になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ドアの
全閉状態ではドアの上端近傍にドアと一体的に設けたロ
ーラが、上方に向かって延設され、かごの上部に設けら
れた閉止レバの係止部に係止され、かごの上部に設けら
れた押圧ばねのばね力がローラに、ドアの開放を阻止
る方向押圧力として伝えられるので、かごの走行中ド
アは上下の微小移動を生じることなく全閉状態にロック
され、また、かごの着床時には、ドアを上方向に移動さ
せる開動作に伴ってローラが閉止レバ上を転動して
ドアのロックの解除を、人手を介することなく容易に行
なわせることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 かご 2 主索 3 上ドア 4 下ドア 5 ローラ 7 閉止レバ7a 曲面 7b 突出部 7c 係止部 7d 押圧部 9 支軸 10 押圧ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの物品出し入れ口に、上下方向に開
    閉移動するドアを備えたダムウェータ装置において、 前記ドアの上端近傍に前記ドアと一体的にローラ取り
    付けるとともに、 前記かごの上部に、支軸を中心に回動自在で、上方向に
    向かって延設され、前記ドアの全閉時に前記ローラが係
    止される係止部を有する閉止レバと、この閉止レバの前
    記係止部よりも上方の位置であって、前記係止部が形成
    されている側と反対側にある所定の押圧部を押圧する押
    圧ばねとを設け、 前記係止部が前記閉止レバに形成した突出部の下側部分
    である ことを特徴とするダムウェータ装置。
JP4044792A 1992-03-02 1992-03-02 ダムウェータ装置 Expired - Lifetime JP2742171B2 (ja)

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JP4044792A JP2742171B2 (ja) 1992-03-02 1992-03-02 ダムウェータ装置

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JP4044792A JP2742171B2 (ja) 1992-03-02 1992-03-02 ダムウェータ装置

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Publication Number Publication Date
JPH05246665A JPH05246665A (ja) 1993-09-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008214015A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk 小荷物昇降機
CN114516578B (zh) * 2022-04-20 2022-06-28 徐州市三森威尔矿山科技有限公司 一种可自动进出料的矿用罐笼

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JPS5180864U (ja) * 1974-12-23 1976-06-28
JPS618674U (ja) * 1984-06-20 1986-01-18 株式会社日立製作所 上下開閉式扉

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