JP2740824B2 - エステル化澱粉を含む高分子組成物 - Google Patents

エステル化澱粉を含む高分子組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エステル化澱粉を
含む熱可塑性の高分子組成物、その製造方法、その高分
子組成物からなる成形体及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、澱粉を含んだ熱可塑性の高分子組
成物としては、各種のものが提案されている。このよう
なものとしては、例えば、澱粉にグリセリン等の可塑剤
を加えたもの(特公平6−6307号、米国特許第46
73438号)、化学的に変性された澱粉にポリオール
と乳化剤を加えたもの(特開平5−200822号)、
澱粉にポリオール、尿素及びアルカリ土類金属又はアル
カリ金属の水酸化物を加えたもの(特開平3−2410
1号公報)、澱粉にエチレン/酢酸ビニル系共重合体ケ
ン化物を加えたもの(特開平5−93092号)、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシプロピル化澱粉及びグリ
センからなる組成物(特開平6−248150号)、低
置換度の変性澱粉、アクリレート系共重合体及びグリセ
リンからなる組成物(特開平5−209090号)等が
挙げられる。しかしながら、前記の如き従来の澱粉含有
組成物は、いずれも、澱粉が親水性であるか、それに用
いる可塑剤が親水性であるか、あるいは両者が親水性で
ある等から、実質的な耐水性を有しないという問題があ
る。また、親水性澱粉に対して疎水性の可塑剤を用いる
場合には、親水性澱粉との混和性が悪く、押出成形する
ことが困難である上、押出成形物の強度が低下するとい
う問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は良好な耐水性
を有する澱粉含有組成物及びその製造方法と、良好な耐
水性を有する澱粉含有成形体及びその製造方法を提供す
ることをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、以下の発明が提供さ
れる。 (1)エステル化澱粉中に含まれるエステル結合の数が
グルコース単位当りの平均で1〜3であるエステル化澱
粉、可塑剤としてのエステル化(ポリ)グリセリン及び
熱可塑性樹脂を含有し、該エステル化澱粉は溶融加熱に
より糊化されたものであり、該熱可塑性樹脂は、未糊化
沈殿又は糊化澱粉と溶融混合されたものであり、かつ該
エステル化(ポリ)グリセリンの含有量が、エステル化
澱粉に対して5〜100重量%であることを特徴とする
高分子組成物。 (2)エステル化澱粉中に含まれるエステル結合の数が
グルコース単位当りの平均で1〜3である糊化又は未糊
化エステル化澱粉、エステル化(ポリ)グリセリン及び
熱可塑性樹脂を80〜220℃でかつ該熱可塑性樹脂の
軟化又は溶融温度で溶融混合することを特徴とする高分
子組成物の製造方法。 (3)前記高分子組成物から形成された成形体。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いるエステル化澱粉
は、澱粉を、カルボン酸、カルボン酸無水物、カルボン
酸ハライド、カルボン酸の低級アルキルエステル等のエ
ステル化剤と反応させることにより得ることができる。
カルボン酸の種類は特に制約されず、脂肪族系及び芳香
族系のカルボン酸が包含される。前記カルボン酸又はそ
の低級アルキルエステルは、次の一般式で表わされる。 RCOOR (1) 前記式中、Rは脂肪族基又は芳香族基を示し、R
水素又は低級アルキル基を示す。脂肪族基には鎖状又は
環状の飽和もしくは不飽和アルキル基が包含され、その
炭素数は特に制約されないが、通常、1〜22である。
脂肪族基の具体例としては、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ドデシル、ステアリル、オレイル、ベ
ヘニル等が挙げられる。芳香族基の具体例としては、フ
ェニル、トリル、ベンジル等が挙げられる。低級アルキ
ル基(R)としては、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル等が挙げられる。
【0006】エステル化用の原料澱粉としては、従来公
知の各種のものが用いられ、未処理澱粉、処理澱粉の
他、各種の澱粉含有物が包含される。このようなものと
しては、例えば、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ
澱粉、甘薯澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、モ
チトウモロコシ粉、高アミロース含量トウモロコシ澱粉
などの未処理澱粉、小麦粉、タピオカ粉末、コーンフラ
ワー、米粉等の澱粉含有物及びこれらの澱粉及び澱粉含
有物の酸化、酸処理化等を行ったもの等が挙げられる。
【0007】澱粉とエステル化剤との反応は、従来公知
の方法によって実施される。反応温度は、常温又は90
〜150℃程度の加温であることができる。また、反応
は溶媒の存在下又は不存在下で実施することができる。
反応溶媒としては、エステル化剤自体を使用し得る他、
ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド等を用いることができる。
【0008】本発明で用いるエステル化澱粉において、
そのエステル化の度合は特に制約されないが、導入され
るエステル結合の平均数で、グルコース単位当り、1〜
3、好ましくは1〜2である。エステル化澱粉は、全体
としては生分解性を有するものである。また、エステル
結合は加水分解性のもので、高PH域で容易に加水分解
される。本発明で用いる好ましいエステル化澱粉は、ア
セチル化澱粉であり、このものは原料澱粉を酢酸無水物
と反応させることにより容易にかつ安価に得ることがで
きる。エステル化澱粉は、エステル化(ポリ)グリセリ
ンと溶融混合することにより糊化させることができる。
そして、この糊化したエステル化澱粉とエステル化(ポ
リ)グリセリンとの混合物は、熱可塑性を有し、各種の
形状に成形することができる。
【0009】本発明で用いるエステル化(ポリ)グリセ
リンは、グリセリン又はポリグリセリンをエステル化剤
と反応させることにより得ることができる。ポリグリセ
リンにおける平均重合度は、通常、1〜10、好ましく
は1〜6である。エステル化剤としては、前記したもの
を用いることができる。エステル化(ポリ)グリセリン
に導入されるエステル結合の割合は特に制約されない
が、(ポリ)グリセリン中に含まれる水酸基のうちの2
0〜100%、好ましくは50〜100%がエステル化
される割合である。このエステル化(ポリ)グリセリン
は、エステル化澱粉に対して可塑剤として作用する。
【0010】なお、本明細書におけるエステル化(ポ
リ)グリセリンは、エステル化グリセリン及び/又はエ
ステル化ポリグリセリンを意味するものである。本発明
で用いる好ましいエステル化(ポリ)グリセリンは、ア
セチル化(ポリ)グリセリンであり、このものはグリセ
リン又はポリグリセリンに、アセチル化剤として、酢
酸、酢酸無水物又はその反応性誘導体(酸ハライド、低
級アルキルエステル等)を反応させることにより、容易
かつ安価に得ることができる。
【0011】本発明の高分子組成物は、エステル化澱粉
とエステル化(ポリ)グリセリンと熱可塑性樹脂とから
なるものである。エステル化(ポリ)グリセリンの使用
割合は、エステル化澱粉(乾燥物)に対して5〜100
重量%、好ましくは10〜60重量%である。エステル
化(ポリ)グリセリンの割合が前記範囲より高くなる
と、成形体が軟かくなりすぎるので好ましくなく、一
方、前記範囲より低くなるとエステル化澱粉の十分な糊
化が困難になるので好ましくない。エステル化澱粉は、
水分を含有していてもよいが、その水分は20重量%以
下にするのがよい。この水分が20重量%を超えるよう
になると、エステル化澱粉の保存安定性が悪化する傾向
を示す。
【0012】本発明の高分子組成物は、エステル化澱粉
とエステル化(ポリ)グリセリンの他に、熱可塑性樹脂
を含有する。この熱可塑性樹脂としては、その軟化点又
は融点が220℃以下のものであればよく、例えば、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン等の付加重合物の他、ポリ乳酸、ポリ
グリコール酸、ポリヒドロキシブチレート及びその誘導
体、ポリカプラクトン、ポリブチレンサクシネート等の
脂肪族ポリエステルが挙げられる。これら熱可塑性樹脂
の使用割合は、エステル化澱粉(乾燥物)に対して、1
50重量%以下、好ましくは100重量%以下である。
【0013】さらに、本発明の高分子組成物は、必要に
応じて、通常の可塑剤を含有することができる。このよ
うな可塑剤としては、例えば、グリセリン、ポリグリセ
リン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ブタンジオール、ソルビトール
等の多価アルコールを用いることができる。可塑剤の含
有量は、全組成物中、0〜20重量%、好ましくは0〜
5重量%である。
【0014】本発明の高分子組成物は、必要に応じて、
慣用の補助成分、例えば、酸化防止剤、熱安定化剤、充
填剤、着色剤、界面活性剤等を適量含むことができる。
【0015】本発明の高分子組成物は、前記した配合成
分を溶融混合し、エステル化澱粉を糊化させることによ
って得ることができる。混合温度は、エステル化澱粉の
糊化開始温度以上であればよいが、その上限は220℃
以下にするのがよい。220℃を超えると、エステル化
澱粉の劣化が生じるようになる。混合温度は、通常、8
0〜220℃、好ましくは80〜150℃であり、かつ
熱可塑性樹脂の軟化又は溶融温度である。また、熱可塑
性樹脂を含む本発明の高分子組成物は、熱可塑性樹脂を
含む全配合成分を同時に溶融混合することによって製造
し得る他、エステル化澱粉とエステル化(ポリ)グリセ
リンを溶融混合して得た組成物に、熱可塑性樹脂を加
え、溶融混合することによっても製造することができ
る。本発明の高分子組成物の形状は、粉末状、ペレット
状、塊状等の任意の形状であることができる。
【0016】本発明の高分子組成物は、熱成形材料とし
て用いられ、一般の熱可塑性樹脂と同様に、押出成形、
射出成形、吹込み成形、圧縮成形等により、任意の形状
の成形体とすることができる。成形体の具体例として
は、例えば、買い物袋、ゴミ袋、農業用マルチフィル
ム、ボトル、カップ、トレイ、糸、ネット等が挙げられ
る。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。
【0018】参考例1 無水酢酸(酢酸無水物)320重量部に対してトウモロ
コシ澱粉80重量部を投入し、撹拌を行った。50wt
%の水酸化ナトリウム水溶液を17.6重量部滴下後、
115〜130℃で所定時間反応させて各種エステル化
度のアセチル化澱粉を得た。
【0019】参考例2 馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、小麦澱粉についても参考例
1と同様にして各種エステル化度のアセチル化澱粉を得
た。
【0020】比較例1 表1に示した試料No.1〜13の各種アセチル化澱粉
(水分13wt%)にトリアセチル化グリセリンをアセ
チル化澱粉に対して表1に示した量を添加し、混練機を
用いて十分に混合した。これを単軸の押出機を用いて9
5℃、180rpmで溶融混合させた後、ペレット化し
た。得られたペレットを95℃、6分間ヒートプレスを
行い、厚さ0.2mmのフィルムを得た。これを2号ダ
ンベルで打ち抜き試験片として引張試験を行い、その結
果を表1に示した。
【0021】比較例2 表1に示した試料No.14〜15のアセチル化澱粉と
ジアセチル化グリセリン又はモノアセチル化グリセリン
との組合せを用いる以外は比較例1と同様にして実験を
行った。フィルムの引張試験の結果を表1に示した。
【0022】比較例3 表1に示した試料No.16〜18のアセチル化澱粉と
グリセリンとの組合せを用いる以外は比較例1と同様に
して実験を行った。フィルムの引張試験の結果を表1に
示す。
【0023】
【表1】
【0024】比較例4 比較例1で得られた試料No.4、6、7、9及び比較
例3で得られた試料No.16のペレットをミクロトー
ムを用いて100μmの厚さの薄片にスライスした。こ
の薄片の100mgを水20mlに投入し、30℃3時
間振とう後に濾過したものの全有機炭素濃度(TOC)
を測定するとともに、次式により薄片の溶出率を計算
し、その結果を表2に示した。
【0025】
【表2】
【0026】実施例1 比較例1で得られた試料No.4〜6のペレット50重
量部と低密度ポリエチレン50重量部を二軸の押出機を
用いて150℃で溶融混合し、押出すことにより、良好
なペレットを得た。また、比較例1と同様にしてフィル
ムの引張試験を行い、その結果を表3に示した。
【0027】実施例2 比較例1で得られた試料No.4〜6のペレット50重
量部とポリカプロラクトン50重量部を二軸の押出機を
用いて90℃で溶融混合し、押出すことにより、良好な
ペレットを得た。また、比較例1と同様にしてフィルム
の引張試験を行い、その結果を表3に示した。
【0028】
【表3】
【0029】実施例3 実施例1、2で得られたペレットを比較例4と同様にし
て溶出率を測定し、その結果を表4に示した。
【0030】
【表4】
【0031】参考例3 参考例1において、無水酢酸の代りに無水プロピオン酸
を用いた以外は同様にして、プロピオニル化澱粉(エス
テル化度:2.40)を得た。
【0032】参考例4 参考例1において、無水酢酸の代りに、無水酢酸と無水
酪酸を用いた以外は同様にして、アセチル−ブチリル化
澱粉(エステル化度:1.73)を得た。
【0033】比較例5 参考例3で得たプロピオニル化澱粉を用いた以外は比較
例1と同様にして実験を行った。得られたペレットにつ
いて、比較例4と同様にして溶出率を測定したところ、
その溶出率は3%であった。
【0034】比較例6 参考例4で得たアセチル−ブチリル化澱粉を用いた以外
は比較例1と同様にして実験を行った。得られたペレッ
トについて、比較例4と同様にして溶出率を測定したと
ころ、その溶出率は2%であった。
【0035】
【発明の効果】本発明の高分子組成物は、エステル化澱
粉とエステル化(ポリ)グリセリンと熱可塑性樹脂から
なるもので、良好な耐水性と機械的強度を有するもので
ある。しかも、エステル化澱粉とエステル化(ポリ)グ
リセリンと熱可塑性樹脂とは溶融混合性にすぐれ、均一
に混合することができるので、得られる成形物は、良好
な耐水性と同時にすぐれた機械的強度を有するものであ
る。本発明の高分子組成物は、生分解性プラスチック素
材として各種の分解において有利に利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 隆 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋 海事ビル8階 財団法人地球環境産業技 術研究機構 CO2固定化等プロジェク ト室内 審査官 三谷 祥子 (56)参考文献 特表 平5−508185(JP,A) 特開 平6−234882(JP,A) 国際公開94/3543(WO,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エステル化澱粉中に含まれるエステル結
    合の数がグルコース単位当りの平均で1〜3であるエス
    テル化澱粉、可塑剤としてのエステル化(ポリ)グリセ
    リン及び熱可塑性樹脂を含有し、該エステル化澱粉は溶
    融加熱により糊化されたものであり、該熱可塑性樹脂
    は、未糊化沈殿又は糊化澱粉と溶融混合されたものであ
    り、かつ該エステル化(ポリ)グリセリンの含有量が、
    エステル化澱粉に対して5〜100重量%であることを
    特徴とする高分子組成物。
  2. 【請求項2】 該熱可塑性樹脂が脂肪族ポリエステルで
    ある請求項1記載の高分子組成物。
  3. 【請求項3】 エステル化澱粉中に含まれるエステル結
    合の数がグルコース単位当りの平均で1〜3である糊化
    又は未糊化エステル化澱粉、エステル化(ポリ)グリセ
    リン及び熱可塑性樹脂を80〜220℃でかつ該熱可塑
    性樹脂の軟化又は溶融温度で溶融混合することを特徴と
    する請求項1に記載の高分子組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の高分子組成物か
    ら形成された成形体。
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