JP2740310B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2740310B2
JP2740310B2 JP32543289A JP32543289A JP2740310B2 JP 2740310 B2 JP2740310 B2 JP 2740310B2 JP 32543289 A JP32543289 A JP 32543289A JP 32543289 A JP32543289 A JP 32543289A JP 2740310 B2 JP2740310 B2 JP 2740310B2
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air
room
duct
damper
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敦弓 石川
健 金井
和夫 森
敏男 中山
晴文 伊藤
栄治 松永
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は室内等にダクトを取り付けてこの室内に温風
や冷風を送り込む送風装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、空気調和機から延びたダクトの先端を室内に取
り付けて、この室内を冷暖房する空気調和装置として実
公昭61-12513号公報がある。この公報で示された空気調
和装置はダクトの先端すなわち室内入口側にダンパを設
け、室内の空調負荷に応じてこのダンパの開閉状態を変
えて、室内を冷暖房するものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような空気調和装置において、空気調和機の内部
には1つの熱交換器しか内蔵されていなかったため、冷
房もしくは暖房しか行なえなかった。このため冬期に暖
房を行ないながら室内を加湿したり中間期に除湿したり
することはできなかった。
本発明は冬期の住空間への加湿や、食品並びに衣類乾
燥等の使用目的にあわせた空気をダクトから送出できる
ようにすることを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は低温の乾燥空気
と、高温の乾燥空気と多湿の空気とを単独もしくは混ぜ
合わせる混合手段と、この混合手段で混ぜ合わせられた
空気を送り出す送風手段とを備えるようにしたものであ
る。
(ホ)作用 冬期の住空間を加湿する時は、多湿の空気を吐出さ
せ、寝具や衣類を乾燥させる時は高温の乾燥空気を吐出
させ、又食品を乾燥させる時は低温の乾燥空気を吐出さ
せる。
(ヘ)実施例 第1図において、1は給湯・暖冷房機で、この給湯・
暖冷房機から冷媒管2と、温水管3と、給湯管4とが家
屋5の第1の室6に延びている。7はガスエンジン、8
はこのガスエンジンで駆動される圧縮機、9は凝縮器、
10は減圧器で、これらは冷媒管2を介して第1の室6の
蒸発器11につながれいる。12は循環ポンプ、13は暖房用
ガスボイラで、このボイラ13で加熱された温水は温水管
3を介して第1の室6の放熱器14へ導びかれるようにな
っている。15は給湯用ガスボイラで、このボイラで加熱
されたお湯は給湯管4を介して第1の室6の蛇口16から
出湯される。17は排気筒である。18は空気供給機であ
る。19はこの供給機に取り入れた空気を浄化する清浄ユ
ニットで、集塵フィルタと、この取り入れた空気の脱臭
を行なう活性炭とからなる集塵器45が内蔵されている。
20はこの空気供給機18に取り入れた水を浄化する濾過ユ
ニットで、濾過フィルタと抗菌剤をまぜた活性炭とから
なる濾過器46が内蔵されている。
21は冷却ユニットで、冷却器22と送風機(送風手段)
23とが内蔵されている。この冷却器22には冷媒管2から
の分岐管24がつながれており、この冷却器22に第1の室
内6の蒸発器11と同様に冷媒が流れる。そして、清浄ユ
ニット19からの空気を冷却(除湿)し、加熱ユニットや
混合ユニット(いずれも後述する)へ送り込む。25は加
熱ユニットで、加熱器26と送風機(送風手段)27とが内
蔵されている。この加熱器26には温水管3からの分岐管
28がつながれており、この加熱器26に暖房用ガスボイラ
13で加熱された温水が流れる。そして冷却ユニット21に
て冷やされた空気を加熱して第1のダクト29を介して家
屋5の第2の室30の混合ユニット(混合手段)31へ送り
込む。ここでこの第1のダクト29内は比較的乾燥した高
温の空気(60℃,相対湿度15%程度)が流れる。32はこ
の加熱ユニット25を側路するバイパス通路で、第2のダ
クト33を介して混合ユニット31につながれている。ここ
で、この第2のダクト33内は冷却ユニット21で冷却され
た比較的乾燥した低温の空気(15℃,相対湿度30%程
度)が流れる。34は加湿ユニットで、濾過ユニット20で
浄化された水が貯められる貯水槽35と、この貯水槽に埋
設されたヒータ36と送風機(送風手段)37とが収納され
ている。このヒータ36には温水管3からの分岐管28がつ
ながれておりこのヒータ36に暖房用ガスボイラ13で加熱
された温水の一部が流れ込み貯水槽35内の水を加熱蒸発
させる。38はこの加湿器34につながれた第3のダクト
で、混合ユニット31につながれている。ここでこの第3
のダクト38内は湿度の高い空気(40℃,相対湿度60%程
度)が流れる。
この混合ユニット31において、夫々のダクト29,33,38
の先端には、夫々ダンパ39,40,41が設けられており、こ
れらダンパの開閉状態は制御器42からの信号で制御され
る。43は第2の室内30の温度を検出する温度センサ、44
はこの第2の室内30の湿度を検出する湿度センサで夫々
制御器42につながれている。そして両センサで検出した
値並びにこの第2の室30の使用目的(後述する)に応じ
てこれらダンパ39,40,41の開閉を制御して、混合ユニッ
ト31から吐出される空気の温度や湿度を変える。このよ
うな装置において、給湯・暖冷房機1と空気供給機18と
を運転させる。そして、第1の室6の冷房を行なう時は
蒸発器11に冷媒を流し、暖房を行なう時は放熱器14に温
水を流す。又、必要に応じて蛇口16を開放して給湯をす
ることができる。ここで、第2の室30に衣類を置いて、
この衣類を乾燥させる場合は、第1のダンパ39を開放
し、第2のダンパ40と第3のダンパ41を閉じる。これに
よって、約60°で湿度15%程度の高温の乾燥空気が第1
のダクト29を介して混合ユニット31から吐出され、衣類
を乾燥させる。又第2の室30に食品を置いて、この食品
を乾燥させる場合は第2のダンパ40を開放し、第1のダ
ンパ39と第3のダンパ41を閉じる。これによって約15℃
で湿度30%程度の低温の乾燥空気が第2のダクト33を介
して混合ユニット31から吐出され、食品を乾燥させる。
又この第2の室30にふとん等の寝具を置いて、この寝具
を乾燥させる時は、まず第1のダンパ39のみを開放し、
所要時間経過後に第2のダンパ40のみを開放する。尚第
3のダンパ41は閉鎖しておく。このように夫々のダンパ
39,40,41の開閉状態を制御して寝具を乾燥させる。更に
この第2の室30を家庭用サウナ代りに使用する場合は、
第1のダンパ39と第3のダンパ41を開放し、この第2の
室30を高温多湿にする。そして、この第2の室30を居間
として使用し、冬期にこの室を加湿する場合は第3のダ
ンパ41のみを開放し、約40℃で湿度60%の多湿の空気を
第3のダクト38を介して混合ユニット31から吐出させ
る。このように、第1の(一方の)室6を冷房もしくは
暖房しながら、第2の(他方の)室30へはその室の使用
目的に応じての温度や湿度に調整して、この混合ユニッ
ト31から吐出させることができる。
このような装置において、冷却ユニット21、加熱ユニ
ット25、エンジン7の駆動源としてガスを利用するの
で、ガス利用の拡大を図り、電気エネルギーとガスエネ
ルギーの平準化を図ることができる。
第2図は本発明の他実施例を示す説明図で、混合ユニ
ット31が空気供給機50に組み込まれ、この空気供給機50
から延びた一本のダクト51が第2の室30につながれるよ
うにしたものである。このようにすれば第1図で示した
実施例と比較して、空気供給機50そのものは大きくなる
ものの、ダクトの本数が一本で事足り、据付作業性が向
上する。更に第2図に示した混合ユニット31組み込みの
空気供給機50全体を第2の室内30に設置しても良い。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明の送風装置はダクトから吹き
出される空気の温度や湿度を調整することができる。従
って、ダクトが取り付けられた室を高温乾燥、低温乾
燥、高温多湿状態にすることができ、この室の使用目的
を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を用いた空気システムの説明
図、第2図は他実施例を用いた空調システムの要部説明
図である。 23,27,37……送風機(送風手段)、31……混合機(混合
手段)。
フロントページの続き (72)発明者 中山 敏男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 晴文 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松永 栄治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低温の乾燥空気と、高温の乾燥空気と多湿
    の空気とを単独もしくは混ぜ合わせる混合手段と、この
    混合手段で混ぜ合わせられた空気を送り出す送風手段と
    を備えたことを特徴とする送風装置。
JP32543289A 1989-12-14 1989-12-14 送風装置 Expired - Lifetime JP2740310B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP32543289A JP2740310B2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 送風装置

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JP32543289A JP2740310B2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 送風装置

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JPH03186127A JPH03186127A (ja) 1991-08-14
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JP2010236700A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Orion Mach Co Ltd 温湿度調整装置

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