JP2740254B2 - ワインダ - Google Patents
ワインダInfo
- Publication number
- JP2740254B2 JP2740254B2 JP1106126A JP10612689A JP2740254B2 JP 2740254 B2 JP2740254 B2 JP 2740254B2 JP 1106126 A JP1106126 A JP 1106126A JP 10612689 A JP10612689 A JP 10612689A JP 2740254 B2 JP2740254 B2 JP 2740254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- winding drum
- bobbin
- guide
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/40—Arrangements for rotating packages
- B65H54/46—Package drive drums
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は巻取るべき糸を受取つてこれを綾巻きボビン
の形成のために往復動させてボビンへ案内する糸ガイド
を備えたワインダであつて、ボビンが、これを駆動する
巻取ドラム上に載着されており、巻取ドラムが糸トラバ
ース範囲内で糸ガイドの逆転位置に対応する端部領域
に、糸を案内する部材を備えており、かつ両方の領域間
で滑らかに形成されている形式のものに関する。
の形成のために往復動させてボビンへ案内する糸ガイド
を備えたワインダであつて、ボビンが、これを駆動する
巻取ドラム上に載着されており、巻取ドラムが糸トラバ
ース範囲内で糸ガイドの逆転位置に対応する端部領域
に、糸を案内する部材を備えており、かつ両方の領域間
で滑らかに形成されている形式のものに関する。
往復動する糸ガイドとボビンを駆動する巻取ドラムと
を備えたワインダでは、ボビンの縁部が固くなる。この
ことは特に着色用ボビンの製造時の欠点となる。なぜな
らば、染色過程のためにはボビンの密度ができるだけ小
さくなければならないからである。そのことのために
は、糸が適当に急傾斜の綾巻角で巻取られなければなら
ない。ボビンの縁部が固くなる理由は、糸ガイドの逆転
位置では綾振り角が大きく、糸が著しく斜めに位置する
ことによつて、糸が内向きに跳ね飛ぶからである。これ
によつて、ボビン上での行程が糸ガイドによる行程に比
して短くなる。これにより、中央では密度が小さいが縁
では硬いボビンが巻成されてしまう。このことは行程を
低い周波数で左右に偏位させる適度に大きな行程偏位を
導入することによつては補償されない。そのようにすれ
ば、糸のフラツトな逆転によつて縁領域に多量の糸が巻
かれてしまう。
を備えたワインダでは、ボビンの縁部が固くなる。この
ことは特に着色用ボビンの製造時の欠点となる。なぜな
らば、染色過程のためにはボビンの密度ができるだけ小
さくなければならないからである。そのことのために
は、糸が適当に急傾斜の綾巻角で巻取られなければなら
ない。ボビンの縁部が固くなる理由は、糸ガイドの逆転
位置では綾振り角が大きく、糸が著しく斜めに位置する
ことによつて、糸が内向きに跳ね飛ぶからである。これ
によつて、ボビン上での行程が糸ガイドによる行程に比
して短くなる。これにより、中央では密度が小さいが縁
では硬いボビンが巻成されてしまう。このことは行程を
低い周波数で左右に偏位させる適度に大きな行程偏位を
導入することによつては補償されない。そのようにすれ
ば、糸のフラツトな逆転によつて縁領域に多量の糸が巻
かれてしまう。
ドイツ連邦共和国特許出願公開（DE-OS）第2243507号
明細書に開示されたワインダでは、少なくとも、綾振り
運動時に糸と接触する糸トラバース範囲内で巻取ドラム
の終端領域に溝が備えられている。巻取ドラムの糸トラ
バース領域の両方の終端領域の間では外周が滑らかであ
る。この溝は環状であつてもよく、螺旋状であつてもよ
い。溝のこのような配置は巻取ドラムと糸ガイドとの相
互の同期運転を必要とし、これにより糸ガイドが行程の
終端部に達したさいには巻取ドラムの１つの溝が糸の乗
上げ点に位置していなければならない。それゆえ、巻取
ドラムと糸ガイドとの間に所定の伝達比が維持されなけ
ればならない。大きな調節範囲にわたる任意の綾振り角
の選択はもはや不可能となる。
明細書に開示されたワインダでは、少なくとも、綾振り
運動時に糸と接触する糸トラバース範囲内で巻取ドラム
の終端領域に溝が備えられている。巻取ドラムの糸トラ
バース領域の両方の終端領域の間では外周が滑らかであ
る。この溝は環状であつてもよく、螺旋状であつてもよ
い。溝のこのような配置は巻取ドラムと糸ガイドとの相
互の同期運転を必要とし、これにより糸ガイドが行程の
終端部に達したさいには巻取ドラムの１つの溝が糸の乗
上げ点に位置していなければならない。それゆえ、巻取
ドラムと糸ガイドとの間に所定の伝達比が維持されなけ
ればならない。大きな調節範囲にわたる任意の綾振り角
の選択はもはや不可能となる。
本発明の課題は大きな調節範囲にわたる任意の綾振り
角の選択を可能ならしめる、糸ガイドを備えた巻取ドラ
ムを提供することにある。
角の選択を可能ならしめる、糸ガイドを備えた巻取ドラ
ムを提供することにある。
上記課題を解決した本発明の要旨は巻取ドラムが糸ガ
イドの運転位置の領域内でその周面に、糸を案内するた
めの多数の互いにずれた逆転個所を備えていることにあ
る。
イドの運転位置の領域内でその周面に、糸を案内するた
めの多数の互いにずれた逆転個所を備えていることにあ
る。
本発明巻取ドラムによれば糸ガイドの逆転位置の領域
内には巻取ドラム周面に、糸を案内する多数の逆転個所
が設けられており、これらの逆転個所が互いにずれてお
り、従つて糸は各伝達比ごとに１つの逆転個所に位置す
るが、しかしこの逆転個所との対応関係が正確でなくて
よいことにある。
内には巻取ドラム周面に、糸を案内する多数の逆転個所
が設けられており、これらの逆転個所が互いにずれてお
り、従つて糸は各伝達比ごとに１つの逆転個所に位置す
るが、しかしこの逆転個所との対応関係が正確でなくて
よいことにある。
本発明の有利な構成では、巻取ドラムの周面に設けら
れた逆転個所が、巻取ドラムの軸線に対して斜めに延び
る複数の平行な溝と、同様に斜めに延びる複数の溝との
交差個所から成る。２つの溝の各交差点が逆転個所を形
成する。溝の幅及び深さ並びにその縁の勾配によつて、
逆転個所は任意の糸番手に合わせて最良に調節される。
その上、逆転個所の位置によつて、ボビンのワインデイ
ングジオメトリへ影響を及ぼすこともできる。しかし、
かならずしも、所定の角度を成して軸線に対して斜めに
延びる平行な、一方向で延びる溝が、他の方向で巻取ド
ラムの軸線に対して斜めに延びる平行な溝と同じ大きさ
の逆の角度を有する必要はない。しかし、一方向の平行
な溝の傾斜角が他方向の平行な溝の傾斜角に対して逆向
きの等しい大きさであれば、巻取ドラムの周面上に正確
な幾何学的な菱形模様が生じる。その場合、逆転個所は
互いに前後する平行な列内に位置し、そのさい、この列
は巻取ドラムの軸に対しても平行である。
れた逆転個所が、巻取ドラムの軸線に対して斜めに延び
る複数の平行な溝と、同様に斜めに延びる複数の溝との
交差個所から成る。２つの溝の各交差点が逆転個所を形
成する。溝の幅及び深さ並びにその縁の勾配によつて、
逆転個所は任意の糸番手に合わせて最良に調節される。
その上、逆転個所の位置によつて、ボビンのワインデイ
ングジオメトリへ影響を及ぼすこともできる。しかし、
かならずしも、所定の角度を成して軸線に対して斜めに
延びる平行な、一方向で延びる溝が、他の方向で巻取ド
ラムの軸線に対して斜めに延びる平行な溝と同じ大きさ
の逆の角度を有する必要はない。しかし、一方向の平行
な溝の傾斜角が他方向の平行な溝の傾斜角に対して逆向
きの等しい大きさであれば、巻取ドラムの周面上に正確
な幾何学的な菱形模様が生じる。その場合、逆転個所は
互いに前後する平行な列内に位置し、そのさい、この列
は巻取ドラムの軸に対しても平行である。
逆転個所のこの模様を観察すると、逆転個所が一列に
相前後して並んで見える。糸ガイドが巻取ドラムの終端
領域内へ運動して行くと、糸は糸ガイドの位置に応じて
じかに１つの逆転個所に位置する。その場合、この１つ
の逆転個所は糸ガイドから出ている糸の前に正確に位置
していなくてもよい。
相前後して並んで見える。糸ガイドが巻取ドラムの終端
領域内へ運動して行くと、糸は糸ガイドの位置に応じて
じかに１つの逆転個所に位置する。その場合、この１つ
の逆転個所は糸ガイドから出ている糸の前に正確に位置
していなくてもよい。
従つて、糸の乗上げ点に関し糸ガイドと巻取ドラム上
の逆転個所との同期的な適合は不要である。
の逆転個所との同期的な適合は不要である。
本発明の有利な構成でき、巻取ドラム上に取付けた摩
擦ライニングに逆転個所が設けられている。摩擦ライニ
ングへの溝の形成は特に経済的である。なぜならば摩擦
ライニングは一般に金属から成つておらず、熱可塑性の
変形可能な材料から成つており、従つて、摩擦ライング
の成形時に逆転個所を１作業過程で表面にじかに形成す
ることができるからである。
擦ライニングに逆転個所が設けられている。摩擦ライニ
ングへの溝の形成は特に経済的である。なぜならば摩擦
ライニングは一般に金属から成つておらず、熱可塑性の
変形可能な材料から成つており、従つて、摩擦ライング
の成形時に逆転個所を１作業過程で表面にじかに形成す
ることができるからである。
綾巻きボビン１はそのボビンスリーブ２を介してボビ
ンホルダ３に支承されており、ボビンホルダ３は公知技
術に属するため詳しくは図示されていない。
ンホルダ３に支承されており、ボビンホルダ３は公知技
術に属するため詳しくは図示されていない。
綾巻きボビン１はこれを駆動する巻取ドラム４上に載
着されている。この巻取ドラム４は軸５に支承されてお
り、かつ図示されていない駆動装置によつて駆動され
る。巻取ドラム４はその右端６及び左端７に、要するに
糸ガイドの逆転位置の領域内に、ドラム４の軸５に対し
て斜めに延びる平行な溝9;10を摩擦ライニング13内に備
えている。平行な溝９は軸５に対して鈍角を成して右に
傾いており、溝10は軸５に対して鈍角を成して左に傾い
て延びている。溝9;10はドラムの左端７のところでも同
様に延びている。平行な溝9;10はドラム４の軸５に対し
て互いに逆の同じ大きさの角度を成しているために互い
に交差しており、その交差点のところに逆転個所11を備
えている。溝相互の適当な間隔によつて、断面菱形の種
々の大きさの突起12が形成される。次の加工過程でこの
突起の輪郭を変化させることができ、従つて、突起は例
えば円形又はだ円形の横断面、若しくは円筒形又は円錐
形の輪郭を有することができる。溝の幅及び深さは糸番
手に相応して選択される。その場合、溝の横断面は糸横
断面に比して若しくは大きくなければならない。糸横断
面が溝横断面と同じか又は若干しか大きくないときは、
糸がからまるおそれが生じる。
着されている。この巻取ドラム４は軸５に支承されてお
り、かつ図示されていない駆動装置によつて駆動され
る。巻取ドラム４はその右端６及び左端７に、要するに
糸ガイドの逆転位置の領域内に、ドラム４の軸５に対し
て斜めに延びる平行な溝9;10を摩擦ライニング13内に備
えている。平行な溝９は軸５に対して鈍角を成して右に
傾いており、溝10は軸５に対して鈍角を成して左に傾い
て延びている。溝9;10はドラムの左端７のところでも同
様に延びている。平行な溝9;10はドラム４の軸５に対し
て互いに逆の同じ大きさの角度を成しているために互い
に交差しており、その交差点のところに逆転個所11を備
えている。溝相互の適当な間隔によつて、断面菱形の種
々の大きさの突起12が形成される。次の加工過程でこの
突起の輪郭を変化させることができ、従つて、突起は例
えば円形又はだ円形の横断面、若しくは円筒形又は円錐
形の輪郭を有することができる。溝の幅及び深さは糸番
手に相応して選択される。その場合、溝の横断面は糸横
断面に比して若しくは大きくなければならない。糸横断
面が溝横断面と同じか又は若干しか大きくないときは、
糸がからまるおそれが生じる。
巻取ドラムの右端６と左端７との間の領域８は滑らか
であり、その周面は、突起12の上面が成す周面と同じで
ある。滑らかな領域８内では糸ガイド14だけが綾巻きボ
ビン１への巻取りのための糸16の案内を行なう。
であり、その周面は、突起12の上面が成す周面と同じで
ある。滑らかな領域８内では糸ガイド14だけが綾巻きボ
ビン１への巻取りのための糸16の案内を行なう。
第１図では糸ガイド14が巻取ドラム14の右端６の逆転
位置に位置している。糸ガイド14は糸ガイドロツド15に
固定されており、この糸ガイドロツド15は図示しない駆
動装置によつて糸ガイド14を往復動せしめる。その場
合、図示しない供給ボビンから到来する糸16は綾巻きボ
ビン１にもたらされて綾巻きで巻取られる。第１図から
判るように、糸16は２つの突起12間で案内され、逆転個
所11内で方向を変化させる。両方の突起12によつて、糸
16はその位置を固定され、そのため、著しく斜めであつ
ても内向に跳飛ばない。それゆえ糸16は所望の巻取模様
で綾巻きボビン１に巻取られる。これにより綾巻きボビ
ンは均一な密度を獲得する。このことは特に染色用ボビ
ンで有利である。
位置に位置している。糸ガイド14は糸ガイドロツド15に
固定されており、この糸ガイドロツド15は図示しない駆
動装置によつて糸ガイド14を往復動せしめる。その場
合、図示しない供給ボビンから到来する糸16は綾巻きボ
ビン１にもたらされて綾巻きで巻取られる。第１図から
判るように、糸16は２つの突起12間で案内され、逆転個
所11内で方向を変化させる。両方の突起12によつて、糸
16はその位置を固定され、そのため、著しく斜めであつ
ても内向に跳飛ばない。それゆえ糸16は所望の巻取模様
で綾巻きボビン１に巻取られる。これにより綾巻きボビ
ンは均一な密度を獲得する。このことは特に染色用ボビ
ンで有利である。
第２図には、第１図のII-II線に沿つた断面が示され
ている。
ている。
ボビンホルダ３によつて保持されたボビンスリーブ２
上に巻取られた綾巻きボビン１は巻取ドラム４上に載着
されている。巻取ドラム４及びその軸はその右端６のと
ころで断面されている。駆動軸を形成している軸５は巻
取ドラム４を支持しており、巻取ドラム４はその右端６
の周面に摩擦ライニング13を備えている。摩擦ライニン
グ13に形成された溝によつて逆転個所11が形成されてい
る。さらに、溝によつて突起12が形成されている。第２
図でみて巻取ドラム４の左側に、その前方に、糸ガイド
ロツド15によつて往復動される糸ガイド14が配置されて
いる。糸16は綾巻きボビン１上に接線状に乗上げる前に
巻取ドラム４の逆転個所11の底部に接触している。糸は
突起12に巻掛けられて、糸ガイド14によつてその逆転位
置として予め定められた位置に保持され、この位置で綾
巻きボビンへ巻取られる。逆転個所11を制限する突起12
が、滑らかな巻取ドラムでは生じる糸16の内向きの跳飛
びを阻止している。
上に巻取られた綾巻きボビン１は巻取ドラム４上に載着
されている。巻取ドラム４及びその軸はその右端６のと
ころで断面されている。駆動軸を形成している軸５は巻
取ドラム４を支持しており、巻取ドラム４はその右端６
の周面に摩擦ライニング13を備えている。摩擦ライニン
グ13に形成された溝によつて逆転個所11が形成されてい
る。さらに、溝によつて突起12が形成されている。第２
図でみて巻取ドラム４の左側に、その前方に、糸ガイド
ロツド15によつて往復動される糸ガイド14が配置されて
いる。糸16は綾巻きボビン１上に接線状に乗上げる前に
巻取ドラム４の逆転個所11の底部に接触している。糸は
突起12に巻掛けられて、糸ガイド14によつてその逆転位
置として予め定められた位置に保持され、この位置で綾
巻きボビンへ巻取られる。逆転個所11を制限する突起12
が、滑らかな巻取ドラムでは生じる糸16の内向きの跳飛
びを阻止している。
摩擦ライニング13はプラスチツク、ゴム又はゴムに類
似した材料から成ることができ、これによつて、逆転個
所を形成する溝を、巻取ドラムに差しはめられる又は縮
みばめされる摩擦ライニングの成形過程のさいにじかに
製作することができる。
似した材料から成ることができ、これによつて、逆転個
所を形成する溝を、巻取ドラムに差しはめられる又は縮
みばめされる摩擦ライニングの成形過程のさいにじかに
製作することができる。
以上、本発明の１実施例を円筒形の綾巻きボビンにつ
いて説明したが、本発明は任意の円錐角を有する円錐形
のボビンでも適用できるのは勿論である。円錐ボビンの
場合、円錐のためにボビンの右側範囲は左側範囲とは異
なる配置で逆転個所を有するのが有利である。このこと
は各端部領域において、巻取ドラムの軸に対して平行な
溝列の位置を違えることによつて得られる。巻取ドラム
の各終端領域内での逆転個所のこのような互いに異なる
配置によつて、円錐形の綾巻きボビンの巻取りのジオメ
トリが考慮される。
いて説明したが、本発明は任意の円錐角を有する円錐形
のボビンでも適用できるのは勿論である。円錐ボビンの
場合、円錐のためにボビンの右側範囲は左側範囲とは異
なる配置で逆転個所を有するのが有利である。このこと
は各端部領域において、巻取ドラムの軸に対して平行な
溝列の位置を違えることによつて得られる。巻取ドラム
の各終端領域内での逆転個所のこのような互いに異なる
配置によつて、円錐形の綾巻きボビンの巻取りのジオメ
トリが考慮される。
第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図は第１図の
II-II線に沿った断面図である。 １……綾巻きボビン、２……ボビンスリーブ、３……ボ
ビンホルダ、４……ドラム、５……軸、６……右端、７
……左端、８……領域、9,10……溝、11……逆転個所、
12……突起、13……摩擦ライニング、14……糸ガイド、
15……糸ガイドロツド、16……糸。
II-II線に沿った断面図である。 １……綾巻きボビン、２……ボビンスリーブ、３……ボ
ビンホルダ、４……ドラム、５……軸、６……右端、７
……左端、８……領域、9,10……溝、11……逆転個所、
12……突起、13……摩擦ライニング、14……糸ガイド、
15……糸ガイドロツド、16……糸。
Claims (2)
- 【請求項１】巻取るべき糸を受取つてこれを綾巻きボビ
ンの形成のために往復動させてボビンへ案内する糸ガイ
ドを備えたワインダであつて、ボビンが、これを駆動す
る巻取ドラム上に載着されており、巻取ドラムが糸トラ
バース範囲内で糸ガイドの逆転位置に対応する端部領域
に、糸を案内する部材を備えており、かつ両方の領域間
で滑らかに形成されている形式のものにおいて、巻取ド
ラム（４）が糸ガイド（14）の逆転位置の領域内でその
周面に、糸（16）を案内するための多数の互いにずれた
逆転個所（11）を備えていることを特徴とするワイン
ダ。 - 【請求項２】巻取ドラム（４）の周面に設けられた逆転
個所（11）が、巻取ドラム（４）の軸（５）に対して斜
めに延る複数の互いに平行な溝（９）と、同様に巻取ド
ラム（４）の軸（５）に対して斜めに延びる、前記溝
（９）と交差する複数の互いに平行な溝（10）との交差
点から成る請求項１記載のワインダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3815253A DE3815253A1 (de) | 1988-05-05 | 1988-05-05 | Fadenaufwickeleinrichtung |
| DE3815253.3 | 1988-05-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01313265A JPH01313265A (ja) | 1989-12-18 |
| JP2740254B2 true JP2740254B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=6353661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1106126A Expired - Lifetime JP2740254B2 (ja) | 1988-05-05 | 1989-04-27 | ワインダ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4944463A (ja) |
| EP (1) | EP0340440B1 (ja) |
| JP (1) | JP2740254B2 (ja) |
| DE (2) | DE3815253A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5604268A (en) * | 1995-02-22 | 1997-02-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Glue crayons |
| DE19530854A1 (de) * | 1995-08-04 | 1997-02-13 | Rieter Ingolstadt Spinnerei | Spulwalze mit Formschluß für verschleißfreien Garnspulenantrieb |
| KR100478655B1 (ko) * | 2002-10-24 | 2005-03-25 | 일진에이테크 주식회사 | 권취기의 사인도 장치 |
| DE10253527A1 (de) * | 2002-11-16 | 2004-05-27 | Saurer Gmbh & Co. Kg | Spulvorrichtung für eine Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine |
| DE102004007757A1 (de) * | 2004-02-18 | 2005-09-08 | Saurer Gmbh & Co. Kg | Antriebswalze für eine Kreuzspulen herstellende Textilmaschine |
| EP1686085B1 (en) * | 2005-02-01 | 2016-03-02 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Device for unwinding yarn from package |
| DE202011001845U1 (de) * | 2011-01-24 | 2012-04-30 | Liebherr-Components Biberach Gmbh | Seiltrommel und Seilrolle für Faserseiltriebe |
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| CN111986918B (zh) * | 2020-08-24 | 2022-03-29 | 西南交通大学青岛轨道交通研究院 | 一种电磁线圈绕线方法 |
Family Cites Families (12)
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| US3092339A (en) * | 1960-11-30 | 1963-06-04 | Du Pont | Yarn windup |
| DE1560556C3 (de) * | 1964-07-30 | 1974-11-14 | Reiners, Walter, Dr.-Ing., 4050 Moenchengladbach | Antriebstrommel an Spulmaschinen |
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| IT1008011B (it) * | 1970-11-14 | 1976-11-10 | Barmag Barmer Maschf | Dispositivo di avvolgimento incro ciato a rapido movimento per nastri fili in particolare continui o simili |
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