JP2739960B2 - セキュリティー機能付きcatvシステム - Google Patents

セキュリティー機能付きcatvシステム

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JP2739960B2 JP63188153A JP18815388A JP2739960B2 JP 2739960 B2 JP2739960 B2 JP 2739960B2 JP 63188153 A JP63188153 A JP 63188153A JP 18815388 A JP18815388 A JP 18815388A JP 2739960 B2 JP2739960 B2 JP 2739960B2
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嶺男 重光
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CATV(有線テレビジョン)システムに関
し、特にCATVサービスの1つであるセキュリティサービ
スにおける、通報手段の改善に関するもので、既定位置
(例えばCATV加入者宅)に設置されたセキュリティ装置
以外からも加入者がCATV伝送路を使用して、異常や非常
事態を通報できるようにし、広範囲なセキュリティサー
ビスを提供できるように改良したCATVシステムに関す
る。
〔従来技術と解決すべき課題〕
従来よりCATVシステムを利用したセキュリティサービ
スは実施されていたが、従来のセキュリティサービスで
は、加入者宅に設置された所定のセキュリティ装置によ
り加入者宅のみの監視を行っている。
従って、従来のCATVシステムを利用したセキュリティ
システムでは加入者が、加入者宅を離れている場合、加
入者本人が非常状態に遭遇した場合は通報をすることが
不可能となるため人命及び人災害については、必ずしも
充分な安全上のサービスを行うことができなかった。依
って、本発明の目的は、上述の課題を解決し、加入者宅
以外の領域に出ている場合における加入者のセキュリテ
ィ確保を実行可能とするセキュリティー機能付きCATVシ
ステムを提供することにある。
〔解決手段〕
本発明によれば、CATV伝送路を介してヘッドエンド装
置と端末装置との間で信号の送受信をおこなうCATVシス
テムにおいて、 前記CATV伝送路の適所に組み込み、配置されて該CATV
伝送路に接続され、かつ該CATV伝送路を無線伝送路と有
線伝送路とに分岐し、前記ヘッドエンド装置と前記端末
装置との間で送受信される前記信号のうち無線信号とし
て送出する信号を該無線伝送路へ、また有線信号として
送出する信号を該有線伝送路へ分配する分岐分配器を内
蔵した無線送受信装置と、 前記CATV伝送路から分離され、携帯されるとともに無
線信号による送受信を行う携帯端末装置とを設け、 前記携帯端末装置から送出したセキュリティー無線信
号を前記無線送受信装置にて受信し、このとき該無線送
受信装置に固有に付与されたアドレス信号を前記セキュ
リティー無線信号に付加し、前記CATV伝送路を介して前
記ヘッドエンド装置に送出し得るようにしたCATVシステ
ム提供し、携帯端末装置を携帯していれば、加入者宅か
ら外出している等の条件下でも異常、非常の通報をCATV
システムの伝送路に送出し、また、CATVシステムと交信
することもできるのである。
〔作 用〕
すなわち、上記の構成によると、CATVサービスエリア
内に移動中の加入者が、携帯した携帯端末装置から信号
を微弱無線にて送信し、その信号をCATV伝送路に設けた
無線受信装置で受信し、その信号に自機のアドレス信号
を付加してCATV伝送路を介してヘッドエンド装置を設置
したセンター(例えば、CATV局)に非常信号を送信する
ものである。以下、本発明を実施例に従って更に詳細に
説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明が適用されるCATVサービスの伝送路の
基本的構成を示したシステムブロック図である。また、
第2図は、本発明無線送受信装置と、携帯端末装置との
構成を示したブロック図である。さて、先ず、第1図を
参照すると、CATVシステムは、ヘッドエンド装置を設置
したセンターと加入者宅との間に有線伝送路が形成され
ていることは言うまでも無く、その1つの伝送路には、
ヘッドエンド装置1、幹線増幅器2、幹線分岐増幅器
3、延長増幅器4、屋外分岐分配装置5、ホームコンバ
ータ6、加入者宅7、同加入者宅7のセキュリティ装置
8等を具備している。本発明に係る携帯端末装置9は、
上記諸機器類が接続されたCATVシステム伝送路Sから分
離した携帯機器として設けられる。
第2図は本発明による一実施例で第1図の幹線増幅器
2に無線機能を付加して該幹線増幅器2と置き換えて用
いられる幹線増幅器2a及び携帯端末装置9の機能ブロッ
ク図である。
幹線増幅器2aは、CATV伝送路の上り信号と下り信号を
分離するための上り/下り信号分離フィルター21a、21
b、下り信号を増幅するための下り増幅器22、上り信号
を増幅するための上り増幅器23、下り信号を無線送信す
るための送信装置24、後述する無線端末装置9からの上
り信号を受信するための受信装置25、アンテナ共用器2
6、無線信号を送受信する送受信アンテナ27、下り信号
及び上り信号を無線伝送路と有線伝送路に分岐する分岐
分配器28a、28b等を具備した構成を有している。
他方、携帯端末装置9は、加入者が携帯可能な携帯端
末機で非常事態が生じたとき等に操作し無線で前記幹線
増幅器2aへ送信し、或いはセンター(CATV局)からの情
報を幹線増幅器2aを介して無線受信する携帯端末装置で
ある。この携帯端末装置9は、無線信号を送受信するた
めの送受信アンテナ91、アンテナ共用器92、送信装置9
3、受信装置94、加入者による操作によってその加入者
に付与された個人コードまたは異常の種類を所定の信号
に変換する制御回路95、例えばプッシュ釦又はスイッチ
等で形成され、操作装置として設けられた非常釦96、前
記幹線増幅器2aからの信号を表示する表示装置97等を具
備して構成されている。上記表示装置97は、例えば音声
装置であっても、またはLCDを利用した視覚表示装置で
あってもよい。以下、第2図を参照し本実施例を詳細に
説明する。
CATVセキュリティサービス加入者が、CATVシステムの
サービス領域内で自宅から離れているときに、非常事態
の発生等に遭遇したとき、携帯端末装置9により、非常
信号を送信する場合は、非常釦96を用いることにより、
該非常信号が入力され、制御回路95におき、その加入者
の個人コードと共に入力された非常信号によってその対
応するコードが送信装置93に出力される。そして出力さ
れた信号は送信器93にて所定の周波数に変換されアンテ
ナ共有器92、送受信アンテナ91を介して微弱電波等で空
間に無線送出される。送出信号は微弱無線信号のため、
一般的には、約100メートル程度の近距離の範囲にて受
信可能である。このとき、幹線増幅器2aでは送受信アン
テナ27により無線信号を受信し、アンテナ共用器26を通
じて受信装置25に入力される。受信装置25は受信した信
号にその幹線増幅器2aに固有に付与されたアドレスコー
ドを付加して、上り伝送帯域の適当な周波数に変換し分
岐分配器28aを介して上り増幅器23に入力される。上り
増幅器23は入力された信号を増幅し、分離フィルター21
aを経由してCATV伝送路Sを通じてセンターに設置され
たヘッドエンド装置1(第1図参照)へ送出する。上述
のようにセンターにて受信した信号により非常信号を中
継した幹線増幅器2aのアドレスによって携帯端末装置
9、すなわち非常状態にある加入者の位置が判別するた
め、各救助施設及び、その加入者宅へ連絡し適切な処置
をとることができる。
又、本発明によれば、特定の携帯端末装置9を所持し
た加入者を呼び出すことや、地震等の非常時にはセンタ
ーからの情報(例えば、避難経路等)を該携帯端末装置
9によりモニターすることが可能である。
以下、センターのヘッドエンド装置1からの情報を携
帯端末装置9にてモニターする場合の動作を説明する。
ヘッドエンド装置1から特定の携帯端末装置9に向けて
信号を送出する場合、ヘッドエンド装置1により、その
携帯端末装置9に対応する個別コードを付加して信号を
CATV伝送路を通じて送出する。信号は、幹線増幅器2a内
の下り増幅器22、分岐分配器28bを経由して送信装置24
に入力される。送信装置24は入力した信号を必要に応じ
て適当な周波数に変換しアンテナ共用器26を通じてアン
テナ27より無線信号として空間へ送出する。
斯くして、幹線増幅器2aより送出された信号は携帯端
末装置9のアンテナ91にて受信されアンテナ共用器92を
介して受信装置94にて適当な周波数に変換され制御回路
95に入力する。制御回路95ではその入力された信号がそ
の携帯端末装置9に対応する固有コードの付与された信
号であれば、その信号を適当に表示信号に変換し、表示
装置97により表示する。
地震等の非常時には特定の携帯端末装置9にだけでな
く複数の全ての携帯端末装置9へ信号を送出することも
想定されるが、その場合も共通のコードを信号と共に送
出することで全ての携帯端末装置9に対して同時に信号
を送出することができる。
第3図は第1図の屋外分岐分配器5に無線送受信機能
を組み込んだものを示した機能ブロック図であり、その
動作は前述の幹線増幅器2aの場合と同様である。即ち、
同屋外分岐分配器5aは、分岐器51、分配器52、上り/下
り信号分離フィルター53、送信装置54、受信装置55、ア
ンテナ共用器56、送受信アンテナ57を具備して構成され
ている。従って、携帯端末装置9と協働して非常や異常
の報知をCATVシステムを介してセンターと交信可能にす
るのである。
第4図は上述した幹線増幅器2a等に電源を供給する電
源供給器10に無線機能を組み込んだものであり、混合器
101、変圧器102、上り/下り信号分離フィルター103、
送信装置104、受信装置105、アンテナ共用器106、送受
信アンテナ107、ノイズフィルター108、商用/非常用入
力切替えリレー109等を具備した構成を有し、その動作
は前述の幹線増幅器2aの場合と同様である。
上述した本実施例の構成、作用において、CATVシステ
ムを構成する各機器に無線送受信装置を内蔵した形で説
明したが、無線装置を単独の装置としてCATV伝送路の適
当な箇所に接続するようにしてもよいことは言うまでも
ない。
〔発明の効果〕
以上の説明から理解できるように、本発明によるとCA
TVサービスエリア内であれば、加入者が、その加入者宅
を離れた場所にいても、非常通報サービスやポケットベ
ルサービスを受けることができ、従来のCATVセキュリテ
ィサービスの既定施設におけるサービスにとどまらず広
範囲で多様なセキュリティサービスを行うことができる
から、セキュリティー機能の向上をCATVシステムと結合
して実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるCATVサービスの伝送路の基
本的構成を示したシステムブロック図、第2図は、本発
明無線送受信装置と、携帯端末装置との構成を示したブ
ロック図、第3図は、屋外分岐分配器に本発明を適用し
て無線送受信機能を保持させ、携帯端末装置と協働させ
る場合の構成を示すブロック図、第4図は、電源供給器
に無線送受信機能を保有せしめ、同じく携帯端末装置と
協働させる場合のブロック図。 1……ヘッドエンド装置、 2、2a……幹線増幅器、 7……加入者宅、9……携帯端末装置、 21a、21b……分離フィルター、 24……送信装置、25……受信装置、 26……アンテナ共用器、 27……送受信アンテナ、 28a、28b……分岐、分配器、 91……送受信アンテナ、 93……送信装置、94……受信装置、 95……制御回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CATV伝送路を介してヘッドエンド装置と端
    末装置との間で信号の送受信をおこなうCATVシステムに
    おいて、 前記CATV伝送路の適所に組み込み、配置されて該CATV伝
    送路に接続され、かつ該CATV伝送路を無線伝送路と有線
    伝送路とに分岐し、前記ヘッドエンド装置と前記端末装
    置との間で送受信される前記信号のうち無線信号として
    送出する信号を該無線伝送路へ、また有線信号として送
    出する信号を該有線伝送路へ分配する分岐分配器を内蔵
    した無線送受信装置と、 前記CATV伝送路から分離され、携帯されるとともに無線
    信号による送受信を行う携帯端末装置とを設け、 前記携帯端末装置から送出したセキュリティー無線信号
    を前記無線送受信装置にて受信し、このとき該無線送受
    信装置に固有に付与されたアドレス信号を前記セキュリ
    ティー無線信号に付加し、前記CATV伝送路を介して前記
    ヘッドエンド装置に送出し得るようにしたことを特徴と
    したCATVシステム。
  2. 【請求項2】前記携帯端末装置は、非常状態を示す非常
    信号を発信する操作装置を具備していることを特徴とし
    た請求項1に記載のCATVシステム。
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