JP2739817B2 - プレゼンテーション装置 - Google Patents

プレゼンテーション装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワークステーションなどの情報機器を用いたプレゼ
ンテーションにおいて、視聴者と発表者の双方の端末を
有してプレゼンテーションの支援を行うプレゼンテーシ
ョン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近ではパーソナルコンピュータやワー
クステーションなどの情報機器を用いてプレゼンテーシ
ョンが行われることが多くなった。これらの情報機器を
用いた場合、資料情報は電子化されて格納されており、
表示効果を与えたり前もって定めた表示順序以外の資料
情報を選択表示することも容易に行うことができる。こ
のように視聴者に表示する資料情報に対して表示効果の
付与や一覧表示を行うような、発表者が能率的かつ効果
的に資料情報を表示する手段や方法は従来のプレゼンテ
ーションシステムによって既に多数提供されている。
【0003】しかしながら、プレゼンテーションとは発
表者が視聴者に対して、明確な目的をもってプレゼンテ
ーション対象の説明を行うことである。この明確な目的
とは、自説を視聴者に納得させることであったり、視聴
者を説得して自らに有利な決定を行わせたりすることで
ある。そのためには、発表者は一方的に資料情報を表示
して説明するだけでなく、視聴者の反応を推し量るため
に視聴者が発する情報を読みとり、それに合わせてプレ
ゼンテーションの進行を調整する必要がある。
【0004】このような問題点を、図7を用いて考察す
る。図7はプレゼンテーションを構成する三要素、すな
わち発表者、視聴者、システムおよび機器の間の情報の
流れを記述したものである。
【0005】図7において、aは発表者がシステム、機
器に対して送る情報の流れであり、表示資料情報上への
手書きやシステムおよび機器操作などがこれにあたる。
bはシステム、機器から発表者に向かう情報の流れであ
り、発表者用メモの内容や発表者用端末を備えたシステ
ムにおける端末上の表示などである。cは視聴者がシス
テム、機器に対して情報を与えることである。dはシス
テム、機器から視聴者へ向かう情報の流れであり、スク
リーンや画面の表示が視聴者に提供する情報がこれであ
る。eは発表者から視聴者に向かう流れで、発表者が口
頭で視聴者に伝える説明や配布資料である。fは視聴者
から発表者に向かう情報で、視聴者が行う質問などがこ
れに対応する。
【0006】従来のプレゼンテーションシステムでは、
(1)視聴者に対して効果的に映るような資料情報の表
示の支援(a、dに対応)、(2)プレゼンテーション
する際に発表者が用いる機器の操作の支援(aに対
応)、(3)進行時間や次に表示する資料情報などのプ
レゼンテーション進行及び表示資料情報に関する補助情
報の提示の支援(b、dに対応)といったa、b、dに
関するものが大部分である。たとえば(1)はオーサリ
ングツール、(2)は特開平4−47765号公報、
(3)は特開平3−264992号公報に記載のものが
ある。また、(3)における補助情報のひとつとして、
プレゼンテーション時に発表者に対して与える「声が小
さい」などの忠告を考え、これを発表者に伝達すること
を支援しているものに特開平4−204792号公報に
記載のものなどがある。しかし、いずれにしても残りの
c、e、fに関する支援は行われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したとおり、プレ
ゼンテーションにおいては視聴者の反応を発表者が知る
ということも、プレゼンテーションを成功させる重要な
鍵となる。しかし従来の支援システムを用いたプレゼン
テーションでは、視聴者が活発に参加できるのは、質疑
応答時のみである。視聴者が発表者やシステムに対して
情報を送る手段は非常に限られており、システムでは全
く支援を行っていなかった。このことから生じる問題点
として以下のようなものが考えられる。
【0008】プレゼンテーションにおいて、情報は資料
情報の表示や説明など発表者から視聴者に向かう方向に
しか流れず、進行も発表者の裁量にのみかかっているた
め、視聴者が途中で疑問を持ったり詳しい説明を必要と
する場合にも、それらの意志をプレゼンテーションの進
行に反映する手段がなかった。その結果、視聴者のプレ
ゼンテーション内容に対する興味が低下し、発表者はプ
レゼンテーションの主たる目的である視聴者の説得を成
し遂げることが難しくなる。これを防ぐには、視聴者に
もシステムや発表者に対して働きかけることを可能とす
る手段の提供が必要である。
【0009】また、プレゼンテーションでは発表者が視
聴者の反応を知ることも重要である。しかし、従来シス
テムでは視聴者のプレゼンテーションに対する興味度な
どの情報を発表者が得るための支援は行われていなかっ
た。そのため、発表者はプレゼンテーションを行うと同
時に、視聴者の反応にも独自に気を配る必要がある。こ
の作業は実際には困難なことであり、結果的に視聴者の
反応を無視した状態でプレゼンテーションを進行させる
ことが多い。また、視聴者の興味の度合いの判断も、視
聴者の表情を読むという発表者の主観に基づくものであ
り、客観的な判断を行う基準としては不十分である。
【0010】以上の問題点は、それぞれ図7における
c、e、fに対する支援の欠如に起因するものであり、
これらc、e、fに対する支援を行うプレゼンテーショ
ンシステムが必要である。
【0011】本発明は、c、e、fに相当する情報の流
れを対象とする支援を行う手段・方法を提供することに
よって、ここにあげた問題点を解消し、視聴者を積極的
にプレゼンテーションに参加させると共に、発表者に視
聴者の情報を提供し、発表者と視聴者のコミュニケーシ
ョンの活性化及びプレゼンテーションの目的達成の平易
化を実現するためのものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプレゼンテーシ
ョン装置は、単数もしくは複数の視聴者に対してプレゼ
ンテーションを行うプレゼンテーション装置であって、
予め作成したプレゼンテーション用の資料情報と、前記
資料情報の表示順序や表示効果、及び前記資料情報の関
係などを記述したシナリオとを少なくとも記憶する補助
記憶手段と、発表者に少なくとも入出力手段を提供する
発表者用端末と、前記発表者端末の入出力手段を介して
前記資料情報の表示を行う表示手段とを備え、前記シナ
リオにそってプレゼンテーションの進行制御及び支援を
行うプレゼンテーション装置において、前記視聴者に対
して視聴者端末を用意しておき、前記視聴者端末は、前
記資料情報の表示を少なくとも行う視聴者端末側の表示
手段と、前記視聴者端末側の表示手段で表示する資料情
報に対してマーク付けや手書き入力を行える入力手段と
を備え、前記視聴者端末の入力手段の前記資料情報に対
するマーク付けや手書き入力を解析することによって、
前記視聴者の前記資料情報に対する興味の度合いを定量
化する視聴者情報解析手段と、前記発表者端末は、前記
視聴者情報解析手段によって定量化された情報を発表者
端末の前記入出力手段に表示することを特徴とする。
【0013】また、本発明のプレゼンテーション装置
は、前記発表者端末の入出力手段は、前記視聴者端末の
入力手段によって入力された情報を表示することができ
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によるプレゼンテーション装置では、視
聴者もプレゼンテーションに能動的に参加することが可
能となる。また発表者に対して視聴者の入力情報を解析
した結果を視覚的表現を用いて提供することにより、視
聴者の意欲や興味の度合いなどの主観的な情報を発表者
が参照しながらプレゼンテーションを進行させることが
可能となり、視聴者の興味をより強く喚起するプレゼン
テーションを実現させる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面を参照しながら説明す
る。
【0016】図1は本発明の一実施例によるプレゼンテ
ーション装置の構成を表すブロック図である。
【0017】図1において、発表者端末1は発表者が操
作コマンドの入力や、表示された資料情報に対する手書
きデータなどの発表者生成情報の入力を行う。また発表
者の要求に合わせて資料情報などの表示も行う。視聴者
端末2は、視聴者が操作コマンドの入力や、表示資料情
報に対する視聴者生成情報の入力を行うと同時に、視聴
者の要求に合わせた資料情報の表示などを行う。視聴者
端末の接続数は、本装置が対応できる範囲内であれば特
に制限されるものではない。視聴者情報解析部3は、視
聴者端末2から入力された情報を解析し、視聴者の興味
の度合いなどの視聴者解析情報の抽出を行う。補助記憶
装置4にはプレゼンテーション中に用いる資料情報が格
納されている。表示装置5は、発表者及び視聴者の双方
が共有する画面であり、視聴者に対する説明に用いる資
料情報や発表者端末1及び視聴者端末2から入力される
情報の表示を行う。中央制御部6は、システムの統合的
な管理を行う。すなわち、発表者や視聴者が入力したコ
マンドに対応する、補助記憶装置4から資料情報の読み
だし、表示装置5への資料情報の表示、発表者端末1及
び視聴者端末2との通信、などのプレゼンテーション進
行に基づく動作管理や、発表者端末1及び視聴者端末2
から入力される発表者及び視聴者生成情報の管理を行
う。
【0018】図2は図1における発表者端末1の一実施
例の構成を表すブロック図である。発表者端末1は、コ
マンドや手書きデータなどの発表者生成情報を入力する
ための入力装置201と、発表者生成情報を格納する生
成情報記憶部203と、中央制御部6から送られる視聴
者解析情報を格納する視聴者解析情報記憶部204と、
プレゼンテーション時に生成される発表者生成情報及び
視聴者生成情報を保存するための補助記憶装置207
と、資料情報、発表者生成情報、視聴者生成情報、視聴
者解析情報及びコマンドボタン・メニューなどから必要
なものを選択して表示画面を生成する表示情報生成部2
05と、前記表示情報生成部205で生成した画面を表
示する表示装置206と、以上にあげた各情報の発表者
端末内における管理および発表者端末の制御を行う発表
者端末制御部202、から構成される。
【0019】図3は図1における視聴者端末2の一実施
例の構成を表すブロック図である。視聴者端末2は、プ
レゼンテーションに用いられる資料情報と視聴者が入力
した視聴者生成情報を格納する表示情報記憶部301
と、視聴者がシステムに対して入力するコマンドや視聴
者生成情報を入力する入力装置302と、資料情報、発
表者生成情報、視聴者生成情報及びコマンドボタン・メ
ニューを表示する表示装置304と、資料情報、発表者
生成情報及び視聴者生成情報を保存する補助記憶装置3
05と、以上にあげた各種情報の視聴者端末内における
の管理および視聴者端末の制御を行う視聴者端末制御部
303と、から構成される。
【0020】次に動作について説明する。
【0021】まずシステム全体の基本動作について説明
する。視聴者に表示する資料情報と資料情報に付随する
メモなどの参照情報、資料情報の表示順序や表示効果、
及び資料情報の関係などを記述したシナリオはあらかじ
め作成され、補助記憶装置4に記憶されているものとす
る。
【0022】中央制御部6は補助記憶装置4からシナリ
オを読みだし、発表者から資料情報表示のコマンドを受
け取ると、該シナリオに沿って資料情報を表示装置5に
出力する。同時に発表者端末1、視聴者端末2に該資料
情報を送ると共にその表示を指示する。ここでシステム
は発表者および視聴者からの入力待ち状態となる。例え
ば発表者が「次の資料情報を表示する」という旨のコマ
ンドを発表者端末1の入力装置201からボタンを押す
という行為により入力すると、発表者端末制御部202
は該コマンドを検出し中央制御部6に対するコマンドで
あると判断して中央制御部6に該コマンドを伝える。中
央制御部6では該コマンドに従ってシナリオを参照し、
次に設定されている資料情報を補助記憶装置4から読出
し、表示装置5に出力する。同時に発表者端末1及び視
聴者端末2に該資料情報とその表示要求を送信する。こ
の時シナリオ内で該資料情報に発表者のみが必要とする
発表メモなどの関連する資料情報が指定されている場合
には、該関連資料情報とその表示要求の送信も発表者端
末1に対して行われる。その後システムは再び入力待ち
状態となる。
【0023】発表者端末1では、発表者端末制御部20
2が中央制御部6から資料情報とその表示要求を受け取
り、表示情報生成部205に対して表示の変更を指示す
る。そして表示情報生成部205で新しい画面が生成さ
れ表示装置206に表示が行われる。
【0024】視聴者端末2においては、中央制御部6か
ら資料情報とその表示要求が送られてくると、視聴者端
末制御部303は表示装置304に該資料情報を表示す
る。同時に該資料情報が初めて視聴者端末2に送られて
きたものであれば、表示情報記憶部301に格納する。
【0025】プレゼンテーションの基本的な動作は、以
上のような資料情報提示という形で進行するが、これに
加えて随時、発表者や視聴者は各自の端末から提示資料
情報に対するマークづけや手書き入力を行うことができ
る。
【0026】図4は視聴者端末2の表示装置304の一
画面例である。説明は図1、図2、図3、図4を用いて
行う。
【0027】401は資料情報表示領域、402はコマ
ンドボタンやメニュー、403は視聴者生成情報である
手書きデータ、404はシステムからのメッセージ表示
領域である。
【0028】視聴者端末2における入力装置302およ
び表示装置304の一実施例として、ここではペン入力
装置を用いた場合について説明する。この場合、入力装
置302と表示装置304はお互いに重なり合うように
一体化しており、入力は表示装置304の画面上に専用
ペンで直接書き込んだり表示されたボタンを押すという
行為により行われる。よって視聴者は資料情報表示領域
401上に、表示された資料情報に上書きするような感
覚で、自由に手書きを行うことができる。
【0029】以下、手書き機能について説明する。
【0030】401の領域に手書きしたデータは自動的
に表示情報記憶部301に対応資料情報と関連した形で
格納される。補助記憶装置305に光ディスクのような
大容量記憶媒体を用いれば、視聴者は資料情報と手書き
データの両方を外部媒体に保存することができる。ま
た、特に指定しない場合視聴者端末2で行われた手書き
データの表示は該視聴者端末2の表示装置304に限ら
れるが、表示先を指定することによって、表示装置7や
他の視聴者端末、発表者端末上の表示装置206に出力
することもできる。この機能を用いると、質問時などに
疑問箇所にマークをつけて他者に明示的に知らせること
が可能となる。
【0031】このようにして視聴者端末2の入力装置3
02から入力された手書きデータは、表示先が該視聴者
端末に限定されている場合でも必ず視聴者情報解析部3
に送られる。これは視聴者の入力したデータから、視聴
者がプレゼンテーションの内容に対して、誰がどこにど
れだけ興味をもっているかというような情報を抽出し、
発表者に視聴者の情報を提供するためである。視聴者情
報解析部3では、送られてきた手書きデータを解析し、
該手書きデータと該解析結果は発表者端末1に送られ、
生成情報記憶部203に格納される。
【0032】図6は解析結果の表示例である。
【0033】601a、601b、601cはそれぞれ
シナリオ内でOHP1、OHP2、OHP3として設定
されている資料情報に対応する領域である。602はそ
れぞれ視聴者を表している。棒グラフで示されているの
が、視聴者情報解析部3が視聴者の入力したデータを解
析した結果であり、ここでは視聴者が各資料情報に書き
込んだ手書きデータ量の解析を一例として挙げている。
例えば視聴者bがOHP1の資料情報に手書き入力した
場合、視聴者情報解析部3はその手書きデータを入力座
標点数(ポイント数)などで定量する。この解析結果が
視聴者b・OHP1の資料情報という関連情報と共に視
聴者情報として発表者端末1に送られ、発表者端末1の
視聴者情報記憶部204に記憶される。この視聴者情報
は、発表者からの指示があれば発表者端末1上の表示装
置206に視覚化された形で表示される。図6ではOH
P1、OHP2、OHP3の資料情報に対して入力され
た視聴者の手書きデータ量が棒グラフで表されている。
601aを見ると、OHP1に手書きを行っているのが
視聴者bおよび視聴者hであるということがわかる。ま
た601bでは、視聴者a、b、c、d、e、f、hが
書き込みを行っていることを示している。これら601
aと601bとを比べると、どちらの資料情報により多
く視聴者が書き込みを行ったかを判断することができ、
資料情報別に視聴者の反応の強さを推し量ることが可能
である。また、601a、601b、601cを通して
視聴者bが比較的多く書き込みを行っているというよう
な、視聴者別の情報も得ることができる。
【0034】また手書きデータだけでなく、視聴者がコ
マンドを入力したとき、例えば前記OHP2に質問があ
るというときに視聴者が該資料情報にしおりをはさむよ
うにチェックをつけるしおり機能を作用させた場合、視
聴者情報解析部3はこのコマンド内容と対象資料情報、
およびコマンドが入力された視聴者端末の情報を、上記
手書きデータの場合と同様に発表者端末の視聴者情報記
憶部204に送り、視覚的情報として発表者に提供す
る。
【0035】解析方法はここに挙げたポイント数計測お
よびコマンド認識の手法のみに限定されるものではな
く、他の解析手法も可能であり、同時に用いることによ
って、より詳細な視聴者情報を得ることもできる。
【0036】図5に、発表者端末1の表示装置206の
一画面例を示す。説明は図1、図2、図3、図5を用い
て行う。
【0037】501は現在説明の対象であるシナリオに
即した資料情報を表示する領域、502は発表者が入力
した手書きデータ、503は発表者が指定する、シナリ
オに沿わない資料情報や一覧の表示を行う領域、504
は501に関連する資料情報を表示する領域、505は
コマンドボタンやメニューである。
【0038】501は中央制御部6が管理するシナリオ
に沿った資料情報の表示に同期している。この501の
領域上に発表者は強調部分をマルで囲むというような手
書きデータの入力を行うことができる。
【0039】502は発表者が入力した手書きデータの
一例である。発表者端末1にも視聴者端末2と同様にペ
ン入力などの手書きを行うのに適した入力装置が備えら
れており、表示されている資料情報の上に書きこむ感覚
で入力を行うことができる。手書き入力データは発表者
生成情報として発表者端末制御部202で管理される。
例えば、発表者が表示資料情報の一部に対応する箇所に
マルを書き込んだ場合、発表者端末制御部202では該
入力情報を発表者端末1の表示装置206に表示すると
共に中央制御部6に送信する。中央制御部6では発表者
端末1から送られてきた発表者生成情報を表示装置5に
表示し、視聴者端末2へも表示要求と共にデータの送信
を行う。視聴者端末2における処理は、資料情報表示の
場合と同様である。発表者は説明箇所の強調や重要事項
の指定をプレゼンテーション進行中に手書きで行い表示
装置5や視聴者端末の表示装置304に表示させること
ができるので、視聴者の注意を重要事項に集中させた
り、説明に即して資料情報に追加情報を与えたりするこ
とができる。こうして生成された発表者生成情報は、プ
レゼンテーション中の記録として発表者端末1の生成情
報記憶部203と視聴者端末2の表示情報記憶部301
に保存される。視聴者端末2と同様に、発表者は補助記
憶装置207に該情報を保存することも可能である。補
助記憶装置4に保存されているプレゼンテーション用の
資料情報と生成情報記憶部203に保存される発表者及
び視聴者生成情報を関連づけて参照することによって、
発表者はプレゼンテーション時の発表内容をプレゼンテ
ーション後に再生することができる。
【0040】503の領域には、シナリオに沿わない資
料情報を表示したり、資料情報の一覧や前述の視聴者情
報などを必要に応じて表示することができる。この領域
に図6にあるような視聴者情報の視覚的表示を行うこと
により、資料情報の説明を行いながらでも視聴者の反応
を容易に判断することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるプレ
ゼンテーション装置では、発表者と視聴者の双方に端末
を配し、それぞれが個別に情報の表示指定やデータ入力
を行うことを可能としたので、視聴者も能動的にプレゼ
ンテーションに参加することができ、視聴者の興味を喚
起し、コミュニケーションの活性化をはかることを可能
とする。
【0042】また、視聴者が入力したデータを解析する
ことによって、視聴者の興味がどこに向いているかとい
うような視聴者情報を抽出し、その抽出情報を視覚的に
発表者に提供することによって、発表者が視聴者にとっ
て魅力のあるプレゼンテーションを実現することを支援
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図
【図2】図1の発表者端末1の一実施例の構成を表すブ
ロック図
【図3】図1の視聴者端末3の一実施例の構成を表すブ
ロック図
【図4】視聴者端末の画面の一例を示す図
【図5】発表者端末の画面の一例を示す図
【図6】視聴者情報の解析結果を視覚化した一例を示す
【図7】プレゼンテーションを構成する各要素の関係を
示す図
【符号の説明】
1 発表者端末 2 視聴者端末 3 視聴者情報解析部 4 補助記憶装置 5 表示装置 6 中央制御部 201 発表者端末の入力装置 202 発表者端末制御部 203 生成情報記憶部 204 視聴者解析情報記憶部 205 表示情報生成部 206 発表者端末の表示装置 207 発表者端末の補助記憶装置 301 表示情報記憶部 302 視聴者端末の入力装置 303 視聴者端末制御部 304 視聴者端末の表示装置 305 視聴者端末の補助記憶装置 401 資料情報表示領域 402 コマンドボタン及びメニュー 403 手書きデータ例 404 システムメッセージ表示領域 501 資料情報表示領域 502 手書きデータ例 503 補助情報表示領域 504 参照情報表示領域 505 コマンドボタン及びメニュー 601a,601b,601c 資料情報対応領域 602 視聴者端末名

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単数もしくは複数の視聴者に対してプレゼ
    ンテーションを行うプレゼンテーション装置であって、
    予め作成したプレゼンテーション用の資料情報と、前記
    資料情報の表示順序や表示効果、及び前記資料情報の関
    係などを記述したシナリオとを少なくとも記憶する補助
    記憶手段と、発表者に少なくとも入出力手段を提供する
    発表者用端末と、前記発表者端末の入出力手段を介して
    前記資料情報の表示を行う表示手段とを備え、前記シナ
    リオにそってプレゼンテーションの進行制御及び支援を
    行うプレゼンテーション装置において、 前記視聴者に対して視聴者端末を用意しておき、前記視
    聴者端末は、前記資料情報の表示を少なくとも行う視聴
    者端末側の表示手段と、前記視聴者端末側の表示手段で
    表示する資料情報に対してマーク付けや手書き入力を行
    える入力手段とを備え、 前記視聴者端末の入力手段の前記資料情報に対するマー
    ク付けや手書き入力を解析することによって、前記視聴
    者の前記資料情報に対する興味の度合いを定量化する
    聴者情報解析手段と、 前記発表者端末は、前記視聴者情報解析手段によって
    量化された情報を発表者端末の前記入出力手段に表示す
    ることを特徴とするプレゼンテーション装置。
  2. 【請求項2】請求項に記載のプレゼンテーション装置
    において、 前記発表者端末の入出力手段は、前記視聴者端末の入力
    手段によって入力された情報を表示することができるこ
    とを特徴するプレゼンテーション装置。
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