JP2739741B2 - 電子式アナログタイマ - Google Patents

電子式アナログタイマ

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Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明は、たとえば各種の電子機器、電気機器の動
作開始タイミングの制御などに用いられるタイマで、詳
しくは、内部の時限回路としてCR発振回路を使用して、
その発振回数が規定のカウント数になったときタイムア
ップ信号を出力するように構成されている電子式アナロ
グタイマに関するものである。
〈従来技術とその課題〉 第3図は従来の電子式アナログタイマの構成を示すブ
ロック図であり、同図において、1はCR発振回路で、コ
ンデンサCと可変抵抗器VRとを組合わせてなり、その可
変抵抗器VRの抵抗値を可変することにより発振周期を変
更し時限を設定する。2はカウント回路で、上記可変抵
抗器VRの抵抗値可変により設定される時限に対応する発
振回数をカウントし、規定のカウント数になったとき、
出力回路3にタイムアップ信号を出力する。
上記カウント回路2および出力回路3は論理回路で、
第4図のように、タイマ論理IC4として構成されてい
る。
また、上記可変抵抗器VRは、第5図のように、タイマ
前面に設けられた時限設定用の操作つまみ5に機械的に
連動しており、この操作つまみ5を目盛板6上に等間隔
に付された時限目盛6a、例えば、10秒タイマの場合を例
にとると、その最大時限値を5等分した2秒、4秒、6
秒、8秒、10秒のいずれかに合わせるように回転操作す
ることにより、任意に必要な時限を設定して所定のタイ
マ機能を達成することができるように構成されている。
ところで、上記のような従来の電子式アナログタイマ
においては、出荷の段階で、例えば最大目盛位置などの
1つのポイントについてのみ正確な調整をおこなってい
るだけであるから、このタイマの主要な構成要素の1つ
である可変抵抗器VRの抵抗値の変化特性が第6図の実線
や点線で示すように、可動接触片の回転角度と抵抗値と
の関係において非直線的であること、可変抵抗器VRと操
作つまみ5との機械的な連動に僅少なガタツキを生じる
こと、さらに、目盛6aの精度やタイマIC4の構成部品に
ばらつきがあること、などの累積によって、上記した1
つのポイント以外のところでは、操作つまみ5による設
定時限値と実際の時限値との間に±5%〜±10%程度の
差異を生じる、いわゆるセット誤差の問題があった。
〈発明の目的〉 この発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、上記
したような誤差要因の存在にかかわらず、必要な時限の
設定精度を高めることができる電子式アナログタイマを
提供することを目的としている。
〈発明の構成と効果〉 この発明に係る電子式アナログタイマは、時限の複数
点における周波数をそれぞれ固定的に設定する周波数設
定器と、CR発振回路の発振周波数の変更による時限設定
時における周波数と上記複数の固定設定周波数とを比較
する周波数比較回路と、この周波数比較回路で比較され
る両周波数が一致したときに作動する報知回路とを具備
したものである。
この発明によれば、操作つまみを介してCR発振回路の
発振周波数を変更する時限設定時において、その変化す
る周波数が時限の複数点における固定設定周波数と比較
されて両周波数が一致する度に報知回路が作動するの
で、その報知回路の作動回数を確認することにより、必
要な設定時限値を正確に知ることができる。
従って、CR発振回路における可変抵抗器の抵抗値の変
化特性が非直線的であることや、操作つまみと可変抵抗
器との機械的な連動にガタツキがあること、さらには、
目盛の精度やタイマICなど構成部品にばらつきがあるこ
となどの誤差要因の存在にかかわらず、設定時限値と実
際の時限値との間の差異、つまり、セット誤差を非常に
少なくすることができ、アナログ方式のタイマでありな
がら、時限の設定精度を高めることができる。
〈実施例の説明〉 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図はこの発明に係る電子式アナログタイマの構成
を示すブロツク図であり、同図において、1〜3は第3
図で示す従来例と同一の構成要素であるため、該当部分
に同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略す
る。
第1図において、7A,7B,7C,7D,7Eは時限の複数点、例
えば、10秒タイマの場合で2秒,4秒,6秒,8秒,10秒とい
う5等分点における周波数をそれぞれ固定的に設定する
周波数設定器である。8A,8B,8C,8D,8Eはそれぞれ周波数
比較回路で、CR発振回路1における可変抵抗器VRの抵抗
値の可変による時限設定時において、その抵抗値に反比
例して変化する発振周波数と上記5点の設定周波数とを
比較する。
9はORゲート、10は報知回路の一例であるLED表示回
路で、ORゲート9に上記5つの周波数比較回路8A,8B,8
C,8D,8Eの出力が接続されており、これら各周波数比較
回路8A,8B,8C,8D,8Eでの比較周波数が一致するたびに閉
成されるORゲート9の出力により、LED表示回路10を作
動させる。
なお、上記各周波数設定器7A,7B,7C,7D,7Eの固定設定
周波数は、ある一定幅の比較範囲を有している。例え
ば、可変抵抗器VRの抵抗値可変によるCR発振回路1の発
振周波数の変更範囲を102.4Hz(10秒)〜1024Hz(1
秒)、分周比を1024とすると、上記5等分点における時
限と周波数との関係は、2秒=819.2Hz,4秒=614.4Hz,6
秒=409.6Hz,8秒=204.8Hz,10秒=102.4Hzとなり、これ
らを中心周波数として、許容誤差をそれぞれ±5%とす
ると、7Aの比較範囲は778Hz〜860Hz、7Bの比較範囲は58
4Hz〜645Hz、7Cの比較範囲は389Hz〜430Hz、7Dの比較範
囲は195Hz〜215Hz、7Eの比較範囲は97Hz〜108Hzとな
る。
また、上記周波数設定器7A,7B,7C,7D,7Eと、周波数比
較回路8A,8B,8C,8D,8Eと、ORゲート9と、LED表示回路1
0は第4図で示すように、カウント回路2、出力回路3
とともにタイマ論理IC4として構成されている。
第2図は上記のようなブロック構成の電子式アナログ
タイマの外観正面図であり、上記可変抵抗器VRに機械的
に連動する操作つまみ5がタイマ前面の目盛板6上に付
された時限目盛6aに沿って回転操作自在に装着されてい
るとともに、上記LED表示回路10の作動により点灯するL
ED10Aが目盛板6の表面に露出させて取付けられてい
る。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
操作つまみ5を時限目盛6aに沿って回転操作してゆく
と、可変抵抗器VRの抵抗値が小から大に変化するにつれ
てCR発振回路1の発振周波数が順次大から小に変化す
る。このように変化するCR発振回路1の発振周波数が時
限の5点において、それぞれ周波数設定器7A,7B,7C,7D,
7Eにより固定的に設定されている上述の比較範囲の周波
数と比較回路8A,8B,8C,8D,8Eにおいて順次比較され、両
周波数が一致する度にORゲート9を介してLED表示回路1
0が作動されて、LED10Aが点灯する。
このLED10Aの点灯回数を視覚にて確認することによ
り、可変抵抗器VRの特性や部品のばらつきなどに関係な
く、必要な時限を誤差のほとんどない状態に高精度に設
定することができる。
なお、上記実施例では、報知回路10として、LED表示
回路を示したが、ブザー作動回路であってもよい。
また、周波数設定器による時限の複数設定点は5点に
限らず、2点以上であればよく、特に最大時限の複数等
分の整数の値、例えば5秒タイマの場合で、1秒、2
秒、3秒、4秒、5秒の値に設定することが最も好まし
い。ただし、設定点を多くすればするほど、セット誤差
を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子式アナログタイマの構成を
示すブロツク図、第2図は外観正面図、第3図は従来の
電子式アナログタイマの構成を示すブロツク図、第4図
はタイマ論理ICの構成図、第5図は従来のタイマの外観
正面図、第6図は可変抵抗器の抵抗値の変化特性図であ
る。 1……CR発振回路、2……カウント回路、5……操作つ
まみ、6……目盛板、6a……時限目盛、7A,7B,7C,7D,7E
……周波数設定器、8A,8B,8C,8D,8E……周波数比較回
路、9……ORゲート、10……LED表示回路、10A……LE
D、VR……可変抵抗器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CR発振回路と、その発振回数をカウントし
    て規定のカウント数になったときタイムアップ信号を出
    力するカウント回路とを備えた電子式アナログタイマに
    おいて、時限の複数点における周波数をそれぞれ固定的
    に設定する周波数設定器と、上記CR発振回路の発振周波
    数の変更による時限設定時における周波数と上記複数の
    固定設定周波数とを比較する周波数比較回路と、この周
    波数比較回路で比較される両周波数が一致したときに作
    動する報知回路とを具備したことを特徴とする電子式ア
    ナログタイマ。
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