JP2739026B2 - 蓄熱用マイクロカプセルおよびその製造方法 - Google Patents

蓄熱用マイクロカプセルおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄熱用マイクロカプセル
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地下鉄廃熱やゴミ焼却廃熱などの
熱エネルギはあまり利用されていなかった。近年、これ
らの熱エネルギを有効利用して暖房・給湯用温水を集中
供給することにより、省エネ化を図ることが要望されて
いる。このためには、熱源から使用先へ熱を輸送する必
要がある。現状では、この熱輸送のために、水のような
流体の顕熱を利用して、流体自身を輸送すること以外に
適当な技術がない。しかし、このような方法では、流体
の輸送途中に熱が散逸して温度が低下するため、熱エネ
ルギの利用効率は十分ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、熱の散逸によ
る温度低下をもたらさずに長距離にわたる熱輸送を安定
に行うためには、水の顕熱ではなく、適当な熱貯蔵用媒
体が有する大きな潜熱を利用して、その熱貯蔵用媒体に
蓄熱させた状態でこれを輸送することが有効である。具
体的には、潜熱貯蔵材をマイクロカプセル化して水中に
懸濁させるという新たな方式の熱輸送が考えられてい
る。
【0004】ここで、カプセルが破損したときの安全性
・腐食性を考慮すれば、潜熱貯蔵材としては有機物質で
あるパラフィンが適当である。このような有機物質をカ
プセル化しようとする場合、カプセル壁を構成する材料
として水溶性ポリマーを採用するのが一般的である。し
かし、水溶性ポリマーからなるカプセル壁を有する蓄熱
用カプセルを水中に入れると、カプセル壁に水が浸入し
て膨潤し、カプセルが破壊されることが予想される。
【0005】本発明の目的は、水中で破壊されにくく、
確実に熱輸送できる蓄熱用マイクロカプセル、およびこ
のような蓄熱用マイクロカプセルを簡便に製造できる方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】本発明の蓄熱用マ
イクロカプセルは、パラフィンからなる芯物質の周囲
に、ケイ酸カルシウムからなるカプセル壁を形成したこ
とを特徴とするものである。本発明の蓄熱用マイクロカ
プセルの製造方法は、ケイ酸ナトリウム水溶液に陰イオ
ン界面活性剤を溶解させて加熱し、この溶液にパラフィ
ンを溶解させて撹拌し、さらに冷却下で撹拌してO/W
分散系を調製する工程と、水およびパラフィンを溶解し
ない有機溶剤に油溶性界面活性剤を溶解させ、この溶液
に前記O/W分散系を混合して(O/W)/O分散系を
調製する工程と、得られた(O/W)/O分散系に塩化
カルシウム水溶液を注入して((O/W)/O)/W分
散系を調製し、最外水相に溶解している塩化カルシウム
を内側水相まで拡散させてケイ酸ナトリウムと反応さ
せ、パラフィンからなる芯物質の周囲にケイ酸カルシウ
ムからなるカプセル壁を生成させる工程とを具備したこ
とを特徴とするものである。
【0007】ここで、Oは非水溶相、Wは水溶相を表
す。したがって、O/W分散系とはパラフィンがケイ酸
ナトリウム水溶液に分散した系、(O/W)/O分散系
とは(パラフィン/ケイ酸ナトリウム水溶液)分散系が
有機溶剤に分散した系、((O/W)/O)/W分散系
とは((パラフィン/ケイ酸ナトリウム水溶液)/有機
溶剤)分散系が塩化カルシウム水溶液に分散した系を意
味する。
【0008】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明の方法では、まず、ケイ酸ナトリウム水溶液に陰イ
オン界面活性剤を溶解させて加熱し、この溶液にパラフ
ィンを溶解させて撹拌し、さらに冷却下で撹拌して、パ
ラフィンがケイ酸ナトリウム水溶液に分散したO/W分
散系を調製する。本発明において、パラフィンとして
は、融点が例えば5〜70℃であるものが用いられる。
【0009】この工程において、ケイ酸ナトリウム水溶
液の濃度は、最終的に製造されるマイクロカプセルのカ
プセル壁が適当な厚みになるように、かつ製造中にO/
W分散系が不安定になったりケイ酸ナトリウムが析出す
ることがないように適宜設定される。陰イオン界面活性
剤としては、ドデシル硫酸ナトリウム、ベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムなどが挙げられる。陰イオン界面活性剤
の濃度は適宜設定される。この溶液は、パラフィンを十
分に溶解しうる温度まで加熱される。温度は{パラフィ
ンの融点+5℃}以上であることが好ましい。この溶液
にパラフィンを添加して溶解させる。
【0010】このパラフィン/ケイ酸ナトリウム水溶液
を加熱した状態で撹拌し、さらに冷却下で撹拌すること
により、パラフィンがケイ酸ナトリウム水溶液中に分散
したO/W分散系を調製する。
【0011】加熱状態での撹拌条件は、適当な粒径のパ
ラフィン滴が形成され、かつ安定に分散するように適宜
設定される。これを冷却することにより、目的の粒径と
なったパラフィンを固化させて水溶液中で安定に分散さ
せる。冷却時の温度は{パラフィンの融点−5℃}以下
であることが好ましい。ただし、{パラフィンの融点−
5℃}が0℃以下である場合には、0℃に冷却する。冷
却下における撹拌条件は、形成されたパラフィン粒が安
定に保たれるように適宜設定する。
【0012】次に、水およびパラフィンを溶解しない有
機溶剤に油溶性界面活性剤を溶解させ、この溶液に前工
程で得られたO/W分散系を混合して、(パラフィン/
ケイ酸ナトリウム水溶液)分散系が有機溶剤に分散した
(O/W)/O分散系を調製する。
【0013】この工程において用いられる水およびパラ
フィンを溶解しない有機溶剤としては、オクチルアルコ
ールなどが挙げられる。また、油溶性界面活性剤として
は、ソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。有機
溶剤中の油溶性界面活性剤の濃度は例えば1〜4wt%
に設定される。
【0014】O/W分散系の有機溶剤に対する割合は、
最終的なマイクロカプセルの収量、および製造時におけ
る分散系の安定性を考慮して適宜設定される。また、こ
の工程における撹拌条件も、分散系の安定性を考慮して
適宜設定される。
【0015】さらに、得られた(O/W)/O分散系に
塩化カルシウム水溶液を注入して((O/W)/O)/
W分散系を調製し、最外水相に溶解している塩化カルシ
ウムを内側水相まで拡散させてケイ酸ナトリウムと反応
させ、パラフィンからなる芯物質の周囲にケイ酸カルシ
ウムからなるカプセル壁を生成させる。
【0016】この工程において、塩化カルシウム水溶液
の注入量は、塩化カルシウムとケイ酸ナトリウムとの反
応により生じる、ケイ酸カルシウムからなるカプセル壁
の厚みを考慮して適宜設定される。
【0017】以上のような方法により、パラフィンから
なる芯物質をケイ酸カルシウムからなるカプセル壁で包
み込んだ構造のマイクロカプセルを製造できる。本発明
の方法により製造された蓄熱用マイクロカプセルを精製
して単離する場合には、反応終了後の((O/W)/
O)/W分散系に極性溶剤を添加してカプセル化してい
ないパラフィンを溶解させ、ろ過して残渣を回収し、さ
らにこの残渣を極性溶剤で洗浄し、乾燥する。このとき
用いられる極性溶剤としては、エタノール、メタノー
ル、アセトンなどが挙げられる。
【0018】本発明の蓄熱用マイクロカプセルは、パラ
フィンからなる芯物質を、ケイ酸カルシウムからなるカ
プセル壁で包み込んだ構造を有しており、カプセル壁を
構成するケイ酸カルシウムが水中で破壊されにくい無機
物質であるので、水中での破壊が生じることなく確実に
熱輸送できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に示すフローチ
ャートを参照して説明する。 (1)O/W分散系の調製 6±1mol%のケイ酸ナトリウム水溶液1に、陰イオ
ン界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム2を0.0
1〜0.2mol/lの濃度となるように溶解させた。
この溶液を70℃に加熱した後、2〜4gのパラフィン
(融点45℃)3を添加して溶解させた。
【0020】このように70℃に加熱することにより、
パラフィンを十分に融解させることができ、界面張力と
粘度を低下させてパラフィンを微小滴化させることがで
きる。
【0021】ケイ酸ナトリウム水溶液の濃度は、製造時
における分散系の安定性および最終的に調製されるカプ
セル壁の厚みなどを考慮して、6±1mol%に設定さ
れている。ここで、ケイ酸ナトリウム水溶液の濃度が低
すぎると、最終的に調製されるカプセル壁が薄くなって
脆くなる。一方、濃度が高すぎると、O/W分散系が不
安定になったり、ケイ酸ナトリウムが析出する。
【0022】次に、パラフィン/ケイ酸ナトリウム水溶
液を70℃に保ちながら、ホモジナイザーにより、50
0rpmで10分間高速撹拌した(高速撹拌操作4)。
さらに、10℃に保持した恒温槽内において、400r
pmで5分間低速撹拌した(低速撹拌操作5)。以上の
ようにしてO/W分散系6を調製した。
【0023】500rpm、10分間という高速撹拌操
作により、O/W分散系中のパラフィン滴を目的の粒径
とするのに必要十分な撹拌エネルギーが得られる。ここ
で、あまりにも撹拌速度が速く撹拌時間が長いと、気泡
が巻き込まれる結果、パラフィン滴が破壊される。一
方、あまりにも撹拌速度が遅く撹拌時間が短いと、パラ
フィン滴が目的の粒径にならない。
【0024】70℃から10℃に温度を下げることによ
り、目的の粒径となったパラフィンを固化させることが
でき、水溶液中で安定に分散させることができる。ま
た、撹拌速度を500rpmから400rpmに低下さ
せることにより、パラフィンを個々に分離した球状の形
状とすることができる。これは、撹拌速度を高速にした
ままで長時間撹拌すると、パラフィン滴が合体してしま
うためである。
【0025】(2)(O/W)/O分散系の調製 115gのオクチルアルコール7に、油溶性界面活性剤
であるソルビタン脂肪酸エステル8を1〜4wt%溶解
させた。この溶液と前工程で得られた70gのO/W分
散系6とを、10℃に保持したまま、400rpmで5
分間撹拌し(撹拌操作9)、(O/W)/O分散系10
を調製した。
【0026】O/W分散系のオクチルアルコールに対す
る割合は、最終的なマイクロカプセルの収量、および製
造時における分散系の安定性を考慮して設定される。す
なわち、O/W分散系の割合が少ないと収量が低下し、
逆に多いと分散系が不安定になりエマルジョン滴が凝集
する。
【0027】この工程における撹拌条件は、分散系の安
定性を考慮して設定される。すなわち、あまりにも撹拌
速度が速く撹拌時間が長いと、(O/W)/O分散系の
壁が破れてパラフィンが漏洩し、逆にあまりにも撹拌速
度が遅く撹拌時間が短いと、分散系が不安定になる。
【0028】(3)マイクロカプセルの調製 前工程で得られた(O/W)/O分散系10を、10℃
に保持したまま、400rpmで撹拌しながら、10m
lの2mol%塩化カルシウム水溶液11を一気に注入
して、((O/W)/O)/W分散系12を調製し、下
記の反応を開始させた。
【0029】2CaCl2 +Na4 SiO4 →Ca2
iO4 +4NaCl この式に示されるように、((O/W)/O)/W分散
系において、最外水相に溶解している塩化カルシウムが
油相中を拡散して、内側水相中のケイ酸ナトリウムと反
応して、ケイ酸カルシウムが生じる。こうしてパラフィ
ンからなる芯物質をケイ酸カルシウムからなるカプセル
壁で包み込んだ構造のマイクロカプセルを調製した。
【0030】このとき、塩化カルシウム水溶液の注入量
は、塩化カルシウムとケイ酸ナトリウムとの反応により
生じる、ケイ酸カルシウムからなるカプセル壁の厚みを
考慮して決定される。
【0031】(4)マイクロカプセルの精製 2時間反応を行った後、((O/W)/O)/W分散系
12に極性溶剤であるエタノール13を添加し、70℃
まで昇温して400rpmで5分間撹拌した(撹拌操作
14)。
【0032】このように極性溶剤であるエタノールを添
加して、カプセル化されていないパラフィンを溶解させ
る。また、10℃から70℃へ昇温することにより、
((O/W)/O)/W分散系からマイクロカプセルを
分離させしやすくする。
【0033】その後、ろ過して残渣を回収した(ろ過操
作15)。この残渣をエタノールで洗浄し(洗浄操作1
6)、乾燥する(乾燥操作17)ことによりマイクロカ
プセル18を単離した。
【0034】得られたマイクロカプセルについて、顕微
鏡写真を撮影して粒径を求めた。その結果、本実施例の
ようにドデシル硫酸ナトリウム濃度が0.01〜0.0
2mol/l、初期エマルジョン(O/W分散系)の体
積分率が0.05〜0.2の条件で、粒径1〜100μ
mのマイクロカプセルを製造できた。なお、以上におい
ては融点45℃のパラフィンについて説明したが、融点
5〜70℃のパラフィンを用いた場合にも同様な結果が
得られる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、水
中で破壊されにくく、確実に熱輸送できる蓄熱用マイク
ロカプセル、およびこのような蓄熱用マイクロカプセル
を簡便に製造できる方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における蓄熱用マイクロカプ
セルの製造方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ケイ酸ナトリウム水溶液、2…ドデシル硫酸ナトリ
ウム、3…パラフィン、4…高速撹拌操作、5…低速撹
拌操作、6…O/W分散系、7…オクチルアルコール、
8…ソルビタン脂肪酸エステル、9…撹拌操作、10…
(O/W)/O分散系、11…塩化カルシウム水溶液、
12…((O/W)/O)/W分散系、13…エタノー
ル、14…撹拌操作、15…ろ過操作、16…エタノー
ル洗浄操作、17…乾燥操作、18…マイクロカプセ
ル。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラフィンからなる芯物質の周囲に、ケ
    イ酸カルシウムからなるカプセル壁を形成したことを特
    徴とする蓄熱用マイクロカプセル。
  2. 【請求項2】 ケイ酸ナトリウム水溶液に陰イオン界面
    活性剤を溶解させて加熱し、この溶液にパラフィンを溶
    解させて撹拌し、さらに冷却下で撹拌してO/W分散系
    を調製する工程と、水およびパラフィンを溶解しない有
    機溶剤に油溶性界面活性剤を溶解させ、この溶液に前記
    O/W分散系を混合して(O/W)/O分散系を調製す
    る工程と、得られた(O/W)/O分散系に塩化カルシ
    ウム水溶液を注入して((O/W)/O)/W分散系を
    調製し、最外水相に溶解している塩化カルシウムを内側
    水相まで拡散させてケイ酸ナトリウムと反応させ、パラ
    フィンからなる芯物質の周囲にケイ酸カルシウムからな
    るカプセル壁を生成させる工程とを具備したことを特徴
    とする蓄熱用マイクロカプセルの製造方法。
  3. 【請求項3】 反応終了後の((O/W)/O)/W分
    散系に極性溶剤を添加してカプセル化していないパラフ
    ィンを溶解させ、ろ過して残渣を回収し、さらにこの残
    渣を極性溶剤で洗浄し、乾燥してマイクロカプセルを単
    離することを特徴とする請求項2記載の蓄熱用マイクロ
    カプセルの製造方法。
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