JP2738892B2 - モデル型調整装置 - Google Patents

モデル型調整装置

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JP2738892B2
JP2738892B2 JP9677492A JP9677492A JP2738892B2 JP 2738892 B2 JP2738892 B2 JP 2738892B2 JP 9677492 A JP9677492 A JP 9677492A JP 9677492 A JP9677492 A JP 9677492A JP 2738892 B2 JP2738892 B2 JP 2738892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形ラインにおける
複数の成形品が一連に形成された合成樹脂シートを、ト
リミングする前に位置決めを行うためのモデル型の設定
位置を調整するモデル型調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】成形ラインにおける複数の成形品が形成
された合成樹脂シートは、トリミング工程にてトリミン
グする前に、正確に位置決めされる。この位置決めは、
合成樹脂シートの外形に対応した形状のモデル型に、合
成樹脂シートを重ね合わせることで行われる。また、通
常の成形ラインは、何種類かの成形品が製造できるよう
にしてあり、モデル型も成形品の機種ごとに揃えられて
いる。このため、成形品の機種が変更されると、モデル
型も成形品の機種に応じて交換される。このモデル型
は、トリミング工程に使用されるカット機の上流側に配
置された上下動自在なモデル型取付台に配置される。
【0003】図10は、従来のモデル型取付台の側面図
を示し、このモデル型取付台には、モデル型101を配
置するモデル型載置板112と、このモデル型載置板1
12を上下方向の軸151まわりに回動できるように軸
支する支持材120とを備えている。モデル型載置板1
12には、モデル型101を取外し可能にするクランプ
手段113が装備されている。また、支持板120に
は、モデル型載置板112を保持するための固定手段1
40が装備されている。さらに、支持板120の下面に
は、進退自在なシリンダ121が連結されており、この
シリンダ121は、モデル型取付台を支えている基台1
08上に固定されている。
【0004】一方、モデル型101の交換の際には合成
樹脂シート9の位置決めが正しく行われるように、合成
樹脂シート9の搬送方向(X軸方向)、このX軸方向に
対する直交方向(Y軸方向)および上下方向の軸(Z
軸)まわりの角度について、モデル型101の位置調整
が行われる。このモデル型101の位置調整は、合成樹
脂シート9を一ピッチずつ送りながら、作業者の勘によ
ってそれぞれ調整されていた。即ち、X軸方向の位置調
整は、図示していないが成形ラインの搬送コンベアの送
りピッチを変えることで調整していた。Y軸方向の位置
調整は、モデル型載置板112上に配置されたモデル型
101のクランプを解除し、Y軸方向に少しずつ往復動
させて調整していた。また、Z軸151まわりの角度調
整は、支持板120に軸支されたモデル型載置板112
をZ軸151まわりに少しずつ回動させて調整してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モデル
型101の交換の度に、上述のように作業者の勘に頼っ
ていたのでは、作業者の熟練を要するとともに交換作業
に時間を要する等、非能率的であるという問題があっ
た。また、多種少量生産化下においても生産性を向上さ
せるためには、モデル型101の交換時間を短縮する必
要がある。
【0006】一方、トリミング工程には、合成樹脂シー
ト9の成形品間をつなぎとめた状態にカットするカット
機と、この成形品間をつなぎとめる星状部を取り除く星
取り機とを備えいる。このカット機と星取り機との配置
関係は一定しているので、搬送コンベアの送りピッチが
異なると星取り機にて良好に星取りが行えないという問
題があった。また、成形ラインの高速化が進むに連れ
て、星取り機にて大量に不良品を出す虞もある。
【0007】さらに、上記モデル型取付台では、モデル
型載置板112を軸支している支持板120も上下動さ
れるので、合成樹脂シート9の位置決め動作を行ってい
るうちに、Z軸151まわりの角度調整位置がずれるこ
ともあった。そこで、この発明の目的は、作業者の勘を
排するとともに搬送コンベアの送りピッチを調整しなく
ても、正確かつ迅速にモデル型の位置調整ができるモデ
ル型調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明のモデル型調整装置は、トリミング前の、
複数の成形品が一連に形成された合成樹脂シートを重ね
合わせて位置決めを行うための上下動可能なモデル型
と、モデル型を上下動可能に連結されたXY調整板をク
ランプ可能にするクランプ機構と、合成樹脂シートの搬
送方向とするX軸方向およびこの搬送方向の直交方向と
するY軸方向に、XY調整板を往復動可能にさせるXY
調整機構と、XY調整機構を介してXY調整板と連結さ
れるとともに上下方向を軸とするZ軸まわりに回動でき
るように基台に軸支されたZ軸回動板を回動させる角度
調整機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、XY調整機構は、合成樹脂
シートの搬送方向とするX軸方向およびX軸方向に直交
するY軸方向にXY調整板を往復動させることができる
ので、このXY調整板に上下動可能に連結されたモデル
型をX軸およびY軸方向に調整することができる。
【0010】角度調整機構は、XY調整機構を介してX
Y調整板と連結されたZ軸回動板を上下方向を軸とする
Z軸まわりに回動させることができるので、モデル型の
角度を調整するとができる。クランプ機構は、XY調整
機構および角度調整機構にて設定位置に調整したXY調
整板をクランプさせることで、モデル型を設定位置に保
持することができる。
【0011】
【実施例】この発明の実施例について、添付図面を参照
しながら以下に説明する。図1は、この発明の一実施例
のモデル型調整装置の側面図を示し、図2は、XY調整
板を取外した平面図を示し、図3は、モデル型調整装置
の平面図を示す。これらの図を参照して、モデル型調整
装置は、合成樹脂シート9の位置決めを行うモデル型1
と、モデル型1を設定位置に保持するクランプ機構4
と、合成樹脂シート9の搬送方向であるX軸方向および
その直交方向であるY軸方向にモデル型1を調整するX
Y調整機構3と、上下方向であるZ軸まわりにモデル型
1を調整する角度調整機構6とを備えている。
【0012】上記モデル型1は、容器等の複数の成形品
91が一連に形成された合成樹脂シート9の外形に沿っ
た形状にされており、その上面には複数の突部11が形
成されている。合成樹脂シート9の位置決めは、このモ
デル型1を上昇させて合成樹脂シート9と重ね合せるこ
とで行われる。また、モデル型1は、生産する成形品9
1の機種に応じて交換できるように、モデル型1より一
回り大きい平板状のモデル型載置板12に取付けられて
いる。このモデル型載置板12は、モデル型1の四辺を
それぞれ挟持することができるように、各辺の中央にア
ーム13が取付けられている。
【0013】図4は、アーム13の部分の側面図を示
す。この図に示すように、上記アーム13は、進退およ
び回動可能なシリンダ14のロッドと連結されている。
シリンダ14は、そのロッドがモデル型載置板12を貫
通するようにモデル型載置板12の下面にステー15を
介して固定されている。モデル型1を交換するときに
は、シリンダ14のロッドを進行させた後に回動させる
ことで、アーム13が上昇および回動されてモデル型1
の挟持を解除する(図4(b)参照)。モデル型1をモ
デル型載置板12に固定するときには、このロッドを回
動させた後に後退させることで、アーム13が下降およ
び回動されてモデル型1をモデル型載置板12と挟持す
る(図4(a)参照)。
【0014】また、上記モデル型載置板12は、その下
面の4ヵ所にモデル型載置板12を上下動させるための
進退自在なシリンダ21のロッドが連結されている(図
1参照)。このシリンダ21は、モデル型載置板12の
下方に配置されたXY調整板2の四隅付近にそれぞれ取
付けられている。このため、これらのシリンダ21を介
してモデル型載置板12とXY調整板2とが連結される
ことになる。
【0015】上記XY調整機構3は、このXY調整板2
の下部に取付けられており、XY調整板2をX軸(合成
樹脂シート9の搬送方向)およびY軸方向(合成樹脂シ
ート9の搬送方向の直交方向)に往復動させてモデル型
1のX軸およびY軸方向を設定位置に調整する。このX
Y調整機構3は、XY調整部材31、X調整手段32
x、Y調整手段32yを有する。XY調整部材31は、
ステンレス製等の立方体形状のものであり、その隣合う
各側面には、上下に交叉させて貫通したネジ孔31x,
31yと二つのガイド孔31a,31bが設けられてい
る(図6参照)。X調整手段32xは、X軸方向にXY
調整部材31とともにXY調整板2を往復動させてモデ
ル型1を設定位置に調整するためのものであり、その構
成は、ボールネジ33xと、このボールネジ33xを回
動させる駆動モータ37xと、ボールネジ33xと平行
に配置された2本のガイド棒34xとを有する。ボール
ネジ33xとガイド棒34xは、XY調整部材31のX
軸方向に設けられたネジ孔31xとガイド孔31aにそ
れぞれ挿通され、また、これらの両端部はL部材36x
に取付けられている。各L部材36xは、上下方向を軸
とするZ軸51まわりに回動できるように基台8に軸支
されたZ軸回動板5の取付板35xにボルト38xにて
固定されている。また、Y調整手段32yは、Y軸方向
にXY調整板2を往復動させてモデル型1を設定位置に
調整するためのものであり、その構成は、上記X調整手
段32xと同様の部品から構成されている。このY調整
手段32yの各L部材36yは、XY調整板2の下面に
取付けられた取付板35yにボルト38yにて固定され
ている。すなわち、XY調整板2とZ軸回動板5とは、
X調整手段32xおよびY調整手段32yを介して連結
されている。
【0016】上記角度調整機構6は、基台8上における
合成樹脂シート9の搬送方向の上流側に設置されてお
り、Z調整部材61とZ調整手段62とを有する。Z調
整部材61は、ステンレス製等の立方体形状のものであ
り、側面には、貫通したネジ孔とガイド孔がY軸方向の
みに設けられている。また、Z調整手段62は、Z調整
部材61をY軸方向に往復動させることができ、その構
成は、上記X調整手段32xおよびY調整手段32yと
同様にボールネジ63と、このボールネジ63を回動さ
せる駆動モータ67と、ボールネジ63の両端に配置さ
れた2本のガイド棒64とを有する。ボールネジ63と
ガイド棒64は、Z調整部材61に設けられたネジ孔と
ガイド孔にそれぞれ挿通されており、また、これらの両
端は2つのL部材66にて取付けられている。各L部材
66は、基台8上に取付けられた取付板65にボルト6
8にて固定されている。また、Z調整部材61の上部に
は、連動棒71がボルト73にて固定されており、この
連動棒71はZ軸回動板5にボルト74にて固定された
調整棒7と揺動可能にできるように連結棒72にて連結
されている。なお、Z軸回動板5のY軸方向の対辺に
は、後述するクランプ機構4の支柱45の設置を確保す
るとともにZ軸回動板5の回動の邪魔にならないよう
に、切欠52がそれぞれ2個ずつ設けられている。
【0017】図5は、上記クランプ機構4の部分の側面
図を示す。この図に示すように、クランプ機構4は、X
Y調整板2の4ヵ所をクランプして固定できるように基
台8に取付られている。このクランプ機構4は、支柱4
5と、クランプアーム44と、このクランプアーム44
を駆動させるシリンダ41とを有する。支柱45は、基
台8上に固定されており、その上部にはXY調整板2が
摺動できるように支承されている。また、支柱45の側
面には、進退自在なロッドを有するシリンダ41がステ
ー42にて取付けられている。クランプアーム44は、
XY調整板2を支柱45とで挟持できるように、このシ
リンダ41のロッドとUステー43を介して連結されて
いる。
【0018】次に、上記モデル型調整装置の操作につい
て、以下に説明する。図7は、XY調整板2をX軸方向
に移動させたときの概略図を示し、図8は、XY調整板
2をY軸方向に移動させたときの概略図を示し、図9
は、Z軸回動板5をZ軸まわりに回動させたときの概略
図を示す。これらの図を参照して、まず、モデル型載置
板12上のモデル型1を所望のモデル型1に交換するた
めに、シリンダ14を駆動してアーム13を上昇および
回動させて、アーム13によるモデル型1の挟持を解除
する。そして、所望のモデル型1をモデル型載置板12
に配置し、シリンダ14を駆動してアーム13を下降お
よび回動させて、モデル型1をアーム13にて挟持す
る。これにより、モデル型1の交換が迅速かつ確実に行
えることになる(図4参照)。
【0019】所望のモデル型1に交換した後に、クラン
プ機構4のシリンダ41を駆動させてクランプアーム4
4によるXY調整板2のクランプを解除する(図5
(b)参照)。次いで、図7を参照して、モデル型1の
X軸方向、すなわち合成樹脂シート9の搬送方向を設定
位置に調整するには、X調整手段32xの駆動モータ3
7xを駆動してボールネジ33xを回動させる。このボ
ールネジ33xを回動させると、XY調整部材31がX
軸方向に往復動されて、図7中の二点鎖線で示すように
XY調整板2も往復動される。そして、モデル型1が設
定位置に調整されるまで駆動モータ37xを駆動させ
る。このため、モデル型1がX軸方向に調整されること
になる。一方、図8を参照して、モデル型1のY軸方
向、すなわち合成樹脂シート9の搬送方向の直交方向を
設定位置に調整するには、Y調整手段32yの駆動モー
タ37yを駆動してボールネジ33yを回動させる。こ
のとき、XY調整部材31は、Z軸回動板5に固定され
たX調整手段32xにてY軸方向には移動できないよう
に保持されているので、図8中の二点鎖線で示すように
XY調整板2がY軸方向に往復動される。そして、モデ
ル型1が設定位置に調整されるまで駆動モータ37yを
駆動させる。このため、モデル型1がY軸方向に調整さ
れることになる。さらに、図9を参照して、モデル型1
を上下方向の軸であるZ軸51まわりに角度調整するに
は、Z調整手段62の駆動モータ67を駆動させてボー
ルネジ63を回動させる。これにより、Z調整部材61
がY軸方向に往復動されて連動棒71および調整棒7に
て、図9中の一点鎖線で示すようにZ軸回動板5がZ軸
51まわりに回動される。このため、モデル型1がZ軸
51まわりに角度調整がされることになる。
【0020】そして、モデル型1のX軸方向、Y軸方向
の調整およびZ軸まわりの角度調整を行った後に、クラ
ンプ機構4のクランプアーム44にてXY調整板2をク
ランプすると、モデル型1が設定位置に設定された状態
で保持できる(図5(a)参照)。なお、上述のアーム
13、クランプ機構4、X調整手段32x、Y調整手段
32yおよびZ調整手段62等は、図示していないが制
御装置と連動されており、遠隔操作できる。また、モデ
ル型1の各設定値は、デジタル表示させる表示パネルが
装備されている。
【0021】以上のように、上記実施例のモデル型調整
装置によれば、XY調整機構3は、合成樹脂シート9の
搬送方向とするX軸方向およびこの直交方向とするY軸
方向にXY調整板2を往復動させることができるので、
このXY調整板2に連結されたモデル型1をX軸および
Y軸方向に移動調整することができる。また、角度調整
機構6は、XY調整機構3を介してXY調整板2と連結
されたZ軸回動板5をZ軸51まわりに回動させるの
で、モデル型1の角度調整を行うことができる。さら
に、クランプ機構4は、XY調整板2のクランプを解除
してXY調整機構3および角度調整機構6にて設定位置
に調整した後にクランプできるので、モデル型1を設定
位置に保持することができる。
【0022】これにより、モデル型1の調整は、作業者
の熟練度を問わず短時間かつ能率的に、調整することが
できる。また、合成樹脂シート9をトリミング工程に搬
送する搬送コンベアの送りピッチを調整しなくても良い
ので、トリミング工程における星取り時に不良品の発生
も防止できる。さらに、合成樹脂シートの位置決め動作
を行っているうちに、モデル型の設定位置がずれること
もない。
【0023】したがって、モデル型1を正確かつ迅速に
設定位置に調整できるので、成形ラインの高速化や、多
種少量生産等に対応させることができ、成形ラインの生
産性向上に役立つものが得られる。なお、この発明のモ
デル型調整装置は、上記実施例に限定されず、例えば、
角度調整機構6は、Z軸51に直結された駆動モータ等
であっても良い。また、X調整手段32xおよびY調整
手段32yは、ギヤやベルト等を用いた既知の手段を使
用したものであっても良い。さらに、モデル型調整装置
の操作において、クランプ機構4のクランプ解除した後
は、XYZ軸の調整の順序を任意に、または同時に行う
ことができる等、その他に、この発明の要旨を変更しな
い範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明のモデル型調整
装置によれば、モデル型の調整は、XY調整機構および
角度調整機構にて行われるので、作業者の熟練度を問わ
ず短時間かつ能率的に、調整することができる。また、
合成樹脂シートをトリミング工程に搬送する搬送コンベ
アの送りピッチを調整しなくても良いので、トリミング
工程における星取り時に不良品を出すことも防止でき
る。さらに、クランプ機構は、モデル型を設定位置に保
持した状態でXY調整板をクランプしているので、合成
樹脂シートの位置決め動作を行っているうちに、モデル
型の設定位置がずれることもない。
【0025】したがって、モデル型を正確かつ迅速に設
定位置に調整できるので、成形ラインの高速化や、多種
少量生産等に対応させることができ、成形ラインの生産
性向上に役立つものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のモデル型調整装置を示す
側面図である。
【図2】XY調整板を取外した状態を示す平面図であ
る。
【図3】モデル型部分を示す平面図である。
【図4】モデル型載置板のアーム部分を示す側面図であ
り、(a)はモデル型の挟持状態、(b)はモデル型の
解除状態をそれぞれ示す。
【図5】クランプ機構部分を示す側面図であり、(a)
はXY調整板のクランプ状態、(b)はXY調整板のク
ランプ解除状態を示す。
【図6】XY調整部材を示す斜視図である。
【図7】XY調整板をX軸方向に移動させた状態を示す
概略図である。
【図8】XY調整板をY軸方向に移動させた状態を示す
概略図である。
【図9】Z軸回動板をZ軸まわりに回動させた状態を示
す概略図である。
【図10】従来のモデル型取付台を示す側面図である。
【符号の説明】
1 モデル型 2 XY調整板 3 XY調整機構 4 クランプ機構 5 Z軸回動板 51 Z軸 6 角度調整機構 8 基台 9 合成樹脂シート 91 成形品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリミング前の、複数の成形品が一連に形
    成された合成樹脂シートを重ね合わせて位置決めを行う
    ための上下動可能なモデル型と、 モデル型を上下動可能に連結されたXY調整板をクラン
    プ可能にするクランプ機構と、 合成樹脂シートの搬送方向とするX軸方向およびこの搬
    送方向の直交方向とするY軸方向に、XY調整板を往復
    動可能にさせるXY調整機構と、 XY調整機構を介してXY調整板と連結されるとともに
    上下方向を軸とするZ軸まわりに回動できるように基台
    に軸支されたZ軸回動板を回動させる角度調整機構とを
    備えたことを特徴とするモデル型調整装置。
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