JP2735932B2 - セグメント供給装置 - Google Patents

セグメント供給装置

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JP2735932B2 JP2155311A JP15531190A JP2735932B2 JP 2735932 B2 JP2735932 B2 JP 2735932B2 JP 2155311 A JP2155311 A JP 2155311A JP 15531190 A JP15531190 A JP 15531190A JP 2735932 B2 JP2735932 B2 JP 2735932B2
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憲臣 箭原
敏美 伊野
好鷹 蜂須賀
輝幸 森
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Taisei Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、シールド掘削機におけるセグメント供給装
置に関する。
<従来の技術> 第3図にシールド掘削機の全体構造を示す。
図において、カッタヘッド2にはカッタビット1が多
数配設されており、カッタヘッド2はスキンプレート
(シールド本体)3内の回転駆動装置4で回転駆動され
ながら、支保工のスチル製等のセグメント9を反力材と
してシールドジャッキ5により前方へ押されつつ掘進す
る。スキンプレート3は機内を周辺の地山から防護する
ものである。
そして、掘削した土砂は、泥水輸送方式により、送泥
管6と排泥管7の循環により後方へ搬出される。図中、
符号8はセグメント9を組立てるためのエレクター、10
は泥水を混合するアジテータで、11はシールドジャッキ
5のロッド13先端部に取り付けられてセグメント9の前
端部を押すための「スプレッダ」と称される押え板であ
る。
また、従来のシールド掘削機には、特別にセグメント
供給装置を備えておらず、第4図及び第5図に示すよう
に、セグメント組立装置であるエレクター8が組立ての
ために把持しようとするセグメント9は、掘削機下部に
未だセグメント9が組み立てられていない場合はスキン
プレート3上に直に置かれ(第4図)、また、組み立て
られている場合は既設のセグメント9の上に置かれ(第
5図)、前記エレクター8の把持用ねじ部14がセグメン
ト9の把持用ねじ穴15の位置まで移動してセグメント9
を把持するようになっている。
<発明が解決しようとする課題> 従来のセグメント供給方式にあっては、ホイストで運
ばれたセグメントを単に機内に置くのみで、セグメント
の位置が規定されていないため、エレクターは手動又は
自動によりセグメントの把持用ねじ穴まで移動して把持
する必要があり、把持作業に要する時間が長く、セグメ
ント組立時間が長くなるという問題点があった。特に、
自動でセグメントを把持しようとする時は、把持用ねじ
穴を捜すセンサと機構が必要となり、センサを取り付け
る空間的制約が生じるとともにコスト面でも不利であっ
た。
<課題を解決するための手段> 前記課題を解決するための本発明の構成は、シールド
掘削機の機内に掘削機長手方向から出入り自在なセグメ
ント受台を設けるとともに、該セグメント受台上にセグ
メントを円周方向に調心し得る滑動床を設け、かつ前記
調心位置でセグメントを固定する固定手段を設けたこと
を特徴とする。
<作用> 前記構成によれば、台車上からホイスト等でセグメン
ト受台へセグメントを移し替えることで、セグメントは
その重心位置にある把持部がエレクターに対応した所定
位置に位置決めされて固定される。
また、セグメント受台は、掘削機下部にセグメントを
組み立てる際は、エレクターと干渉しないように機内に
収容される。
<実 施 例> 以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、シールド掘削機の本
体フレーム20の後下部には後端面開放の供給装置外筒21
が付設され、この外筒21内を角筒状のセグメント受台22
が、第1の油圧ジャッキ23及びガイドローラ24により、
前後方向(掘削機長手方向)へ出入り可能となってい
る。前記ガイドローラ24は供給装置外筒21の底壁21a及
び左右両側壁21bに適当数設置される。
前記セグメント受台22の上面には、左右両部に位置し
て、前後一対のボール式の滑動床25が設置され、セグメ
ント9の重心位置(中心位置)に設けた把持用ねじ穴15
がエレクター8の把持用ねじ部14(第3図参照に対応す
るように、セグメント9を円周方向に調心移動し得るよ
うになっている。
さらに、セグメント受台22に板状の前ストッパ26が、
また供給装置外筒21に同じく板状の後ストッパ27がそれ
ぞれ付設されセグメント9を載せたセグメント受台22を
前方移動させることで当該セグメント9が各ストッパ2
6,27に当たり、軸方向に位置決めされるようになってい
る。
そして、前記セグメント受台底壁22aの左右方向中間
部(この位置は前記エレクター8の把持用ねじ部14に対
応する)には第2の油圧ジャッキ28が立設され、そのロ
ッド先端に一体に付設されたテーパほぞ29が、セグメン
ト9に把持用ねじ穴15と一連に形成されたテーパほぞ穴
30に、第2油圧ジャッキ28の伸長作動によりセグメント
受台上壁22bを貫通して嵌合し得るようになっている。
即ち、このテーパほぞ29及び第2油圧ジャッキ28とテー
パほぞ穴30とでセグメント9の固定手段が構成されるの
である。
このように構成されるため、先ず図示しないホイスト
からセグメント9が運ばれると、第1油圧ジャッキ23の
伸長作動によりセグメント受台22が伸びて来て、セグメ
ント9をセグメント受台22に置く。
この際、ボール式の滑動床25により、セグメント重心
がセグメント受台22の中心と円周方向にズレていると、
セグメント9が滑り、セグメント重心位置(中心位置)
にある把持用ねじ穴15は略セグメント受台22の中心に移
動する。
一方、軸方向の位置は前後両ストッパ26,27により規
定される。つまり、セグメント9を置いた状態でセグメ
ント受台22を、第1油圧ジャッキ23の収縮作動で前方へ
移動させると、セグメント9の前後両端面が各ストッパ
26,27にそれぞれ当たり、軸方向位置が規定されるので
ある。
そして、セグメント9をエレクターで把持するため
に、第2油圧ジャッキ28の伸長作動によりテーパほぞ29
をテーパほぞ30に嵌合させてセグメント9を固定させ
る。この際、把持用ねじ穴15が中心より若干ズレていて
も、テーパほぞ29とテーパほぞ穴30の関係により自動調
心作用が得られる。
なお、上記実施例にて、固定手段及び滑動床は図示例
に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能であることは言う迄もない。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によれば、セグメントを規
定の位置に置くことができるので、エレクターは決まっ
た位置に移動するだけで良く、セグメントの把持用ねじ
穴を捜す必要がなく、把持作業に要する時間が短くな
り、セグメント組立時間が短かくなる。
特に、自動でセグメントを把持する場合には、把持用
ねじ穴等を捜すセンサと機構が不要となり、制御性とコ
ストの面で頗る有利となる。
また、セグメントの位置を規定するために、滑動床に
よる円周方向の調心作用を実施しているが、これは位置
移動の油圧ジャッキ等を特別に設置したものでなく、機
構的に簡略な構造で済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正断面図、第2図は第
1図のII−II矢視図、第3図はシールド掘削機の全体断
面図、第4図及び第5図は従来の異なった供給手順を示
す各々の説明図である。 また、図面中9はセグメント、15は把持用ねじ穴、20は
本体フレーム、21は供給装置外筒、22はセグメント受
台、23は第1油圧ジャッキ、24はガイドローラ、25は滑
動床、28は第2油圧ジャッキ、29はテーパほぞ、30はテ
ーパほぞ穴である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蜂須賀 好鷹 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 森 輝幸 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 実開 平1−119498(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド掘削機の機内に掘削機長手方向か
    ら出入り自在なセグメント受台を設けるとともに、該セ
    グメント受台上にセグメントを円周方向に調心し得る滑
    動床を設け、かつ前記調心位置でセグメントを固定する
    固定手段を設けたことを特徴とするセグメント供給装
    置。
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