JP2735540B2 - ビデオプリンタ装置 - Google Patents

ビデオプリンタ装置

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JP2735540B2
JP2735540B2 JP60127765A JP12776585A JP2735540B2 JP 2735540 B2 JP2735540 B2 JP 2735540B2 JP 60127765 A JP60127765 A JP 60127765A JP 12776585 A JP12776585 A JP 12776585A JP 2735540 B2 JP2735540 B2 JP 2735540B2
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賢一郎 岡
勝 大西
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオ信号を入力してハードコピーを記
録するビデオプリンタ装置に関するものである。 〔従来の技術〕 ビデオ信号を入力してそのコピーをインクで記録する
場合、画質を向上させるために中間調を適正に再現する
ことは重要な課題である。一般に画像のハードコピーを
記録する場合、プリンタ側の制約により原画像の階調数
よりも少ない階調数で記録することが要求される。 従来この種のビデオプリンタ装置として、第6図に示
すものがあった。この従来例はテレビのカラー・アナロ
グ・ビデオ信号を入力するビデオプリンタ装置である。
図において、(1)はビデオ信号、(2)はインターフ
ェース部であり、カラーデコーダ(3)とA/D変換器4
とから構成される。5は画像メモリ、6はデータ変換
部、7は記録部である。 R.G.B.データが複合化されたビデオ信号1はカラーデ
コーダ3で分解される。このカラーデコーダ3の出力信
号はアナログ・画像データであるので、A/D変換器4で
デイジタル・画像データに変換される。デイジタル化さ
れたR.G.Bそれぞれの信号はテレビの一画面分あるいは
画面の一部分が画像メモリ5に実時間で記憶される。画
像メモリ5から読出された画像データにはデータ変換部
6で送信側のガンマ補正に対する逆補正、R.G.B/Y.M.C
変換、インクの色補正、記録方式に応じたデータ変換な
どが行なわれて記録用データが発生される。そして記録
用データは記録部7に送られ、ハードコピー化される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来のビデオプリンタ装置では、データ変換部6が画
像メモリ5から送られてくる画像データに上述の変換を
施す際、その変換法が固定されていた。しかし、画像デ
ータには、輝度分布が正規分布となるもの、輝度分布が
一様なフラットなもの、輝度の明部と暗部に分布が集中
して中間部が少ないハイ・コントラストなもの、輝度の
明部に分布が集中したハイキー、輝度の暗部に分布が集
中したローキーなどと多種多様である。従って固定化さ
れたデータ変換法では画質の良い記録を行うことは困難
であるという問題点があった。 つまり、送信原画に表現される色の階調数と比較して
ビデオプリンタ装置が表現できる色の階調数は少ないの
で、画像データに対する記録用の濃度階調割当てが適正
でないと、濃度変化が急激になって擬似輪郭が発生し、
画質劣化の一因となる。画質を良くするためには、原画
の濃淡に応じて表現可能な少数の階調を有効に割当て
て、記録濃度の変化を滑らかにする必要があった。 この発明はこのような問題点を解消するためになされ
たもので、画像データの輝度分布に応じて適正な濃度の
階調を割付けることのできるビデオプリンタ装置を得る
ことを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るビデオプリンタ装置は、画像中心の上
下5%以内にある少なくとも1本の走査線の画像データ
を含み,かつ画像全体から、全画像データの10%以下の
画像データをサンプリングして全画像の推定輝度分布を
求め、これに応じて画像データの輝度に対する濃度の階
調割当てを制御する補正制御回路を設けたものである。 〔作用〕 この発明においては、画像中心の上下5%以内にある
少なくとも1本の走査線の画像データを含み,かつ画像
全体から、全画像データの10%以下の画像データをサン
プリングして全画像の推定輝度分布を求めるようにした
から、高速に、かつ高精度にヒストグラムの推定を行う
ことができ、高品質の記録画像を短い処理時間で得るこ
とができる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図について説明する。 第1図は本発明の一実施例によるビデオプリンタ装置
を示すブロック図である。この実施例は、従来例で示し
たようなカラー・アナログ・ビデオ信号を入力とし、イ
ンターフェース部2からの画像データに補正制御回路8
が階調補正を行い、画像メモリ5に補正データを格納す
る構成になっている。図において、9はRAM、10はイン
ターフェース部2からの画像データのうち、1走査線以
上で全走査線の10%以内の走査線の画像データに相当す
る量の画像データをサンプリングして輝度分布を求め、
度数の多い輝度範囲に対して細かな濃度の階調割当て
を、度数の少ない輝度範囲に対してはおおまかな濃度の
階調割当てを行なって階調補正テーブルを作成するCP
U、11は上記階調補正テーブルを格納し、インターフェ
ース部2からの画像データを階調補正テーブルに応じて
階調補正するテーブルRAMである。 次に第2図のフローチャートを用いて動作について説
明する。ビデオプリンタ装置は初期設定を行なった後
(ステップ12)、記録開始になるまで待機する(ステッ
プ13)。記録開始になると、インターフェース部2から
の画像の一部分のデータをサンプリングしてRAM9へ直接
格納する(ステップ14)。次にCPU10がサンプリングデ
ータの輝度分布を計算し、これに従って階調補正テーブ
ルを作成する。補正テーブル値はテーブルRAM11へ格納
し(ステップ15)、こうして階調補正の為の準備動作が
完了する。続いて画像データを先頭から順次入力し、先
にデータをセットしたテーブルRAM11にデータを入力
し、階調補正されたデータを読出して画像メモリ5に格
納する(ステップ16)。その後、画像メモリ5からデー
タを読出してデータ変換部6で各種データ変換を行い
(ステップ17)、記録部7で記録を行う(ステップ1
8)。 輝度分布から階調曲線を対応させる一例を第3図に示
す。図中、濃度と輝度との関係は次のように扱う。 (濃度)=(輝度のフルスケース)−(輝度) 第3図(a)は輝度が暗部中心の画像で、階調曲線19
aは高濃度部で記録階調レベルが急激に上昇するように
している。同図(b)は輝度が明部中心の画像で、階調
曲線19bは低濃度部で記録階調レベルが急激に上昇する
ようにしている。 また、輝度が正規分布の画像及び輝度がフラットな画
像に対する階調曲線はそれぞれ第4図(a),(b)に
示すようになる。つまり、従来装置は、第4図(b)に
示す階調曲線19dのように、画像データの輝度分布に関
係なく線形であったに対し、この発明では、画像データ
の輝度分布を調べ、画像データの輝度が集中する部分に
細かい濃度の階調割当てを行うべくその階調曲線19a〜1
9cを輝度分布に対応して非線形となるよう制御すること
に特徴がある。 ここで、補正制御回路8が画像データの一部分しかサ
ンプリングしないのは、サンプルの仕方により補正に必
要な程度に画像データ全体の輝度分布が推定できるの
と、全画像データを処理するには時間がかかるからであ
る。 画像のサンプリングを行う場合、できるだけ少ないサ
ンプリング数で画像全体の特徴を抽出できるような効率
の良い方法を採る必要がある。ビデオカメラ等で撮像す
る場合、撮影者が主として記録したい被写体は普通画像
の中央部にあることが多い。従って画面の中央部付近を
サンプリングすると、比較的画像全体の特徴を表す輝度
分布が得やすく、好ましくは画像中心の走査線の上下各
5%以内にある少なくとも1本の走査線の画像データを
サンプリングすればよい。 また、複数の走査線をサンプリングする場合には、で
きるだけ画像全体からサンプリングする。第5図(a)
〜(c)にサンプリングの例を示す。第5図(a)は画
面20の中心付近の走査線21aを含めて走査線21a〜21e単
位にサンプリングした場合の例である。また第5図
(b)は画像中心付近における副走査線方向(縦方向)
の列22aを含めて列22a〜22e単位にサンプリングした場
合の例である。また第5図(c)は走査線21a単位及び
列22a単位を混合させてサンプリングした場合の例であ
る。 以上のような本実施例の装置では、画像データの輝度
分布を求め、該分布の対応して濃度の階調割当てを自動
的に行うようにしたので、濃度変化か滑らかで、擬似輪
郭のない高品質の画像を記録できる。 また本装置では、画像データの一部、即ち画像の特徴
部分をサンプリングして輝度分布を求め、階調割当ての
ための補正曲線を得るようにしたので、処理時間が長く
なるということもほとんどない。 なお上記実施例ではカラー・アナログ・ビデオ信号を
入力する場合について説明したが、この発明はこれに限
らず、モノクロ信号あるいはディズタル信号を入力とす
る場合などに使用してもよい。また記録方式は溶融型又
は昇華型転写型感熱記録、あるいは発色型感熱記録だけ
でなく、階調再現能力のある記録方式に広く適用でき
る。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明に係るビデオプリンタ装置によ
れば、画像中心の上下5%以内にある少なくとも1本の
走査線の画像データを含み,かつ画像全体から、全画像
データの10%以下の画像データをサンプリングして全画
像の推定輝度分布を求め、これに応じて画像データの輝
度に対する濃度の階調割当てを行なって記録するように
したので、高品質の記録画像が得られ、しかも処理時間
もほとんど長くならないという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例によるビデオプリンタ装置
のブロック図、第2図は第1図に示すビデオプリンタ装
置の動作を示すフローチャート図、第3図(a),
(b)及び第4図(a),(b)は各々画像データの輝
度分布に対する濃度の階調レベルを示す階調曲線を説明
するための図、第5図(a)〜(b)は各々上記装置に
おける画像のサンプリング方法を説明するための図、第
6図は従来のビデオプリンタ装置を示すブロック図であ
る。 図において、6はデータ変換部、7は記録部、8は補正
制御回路、20は画面、21a〜21eはサンプル走査線、22a
〜22eはサンプル列である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−84084(JP,A) 特開 昭53−78876(JP,A) 特開 昭59−65835(JP,A) 特開 昭51−1128(JP,A) 特開 昭60−199282(JP,A) 特開 昭61−45676(JP,A) 特開 昭60−84085(JP,A) 特開 昭58−151773(JP,A) 特開 昭58−182377(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.中間調を持つ画像のハードコピーを記録するビデオ
    プリンタ装置において、 画像中心の上下5%以内にある少なくとも1本の走査線
    の画像データを含み、かつ画像全体から、全画像データ
    の10%以下の画像データをサンプリングして全画像の推
    定輝度分布を求め、このサンプリング結果に基づき度数
    の多い輝度範囲に対して細かい濃度の階調割当てを、度
    数の少ない輝度範囲に対しておおまかな濃度の階調割当
    てを行い、該階調割当てに応じて画像データを補正する
    補正制御部と、 上記補正された画像データを記録用データに変換するデ
    ータ変換部と、 上記記録用データに応じて記録を行う記録部とを備えた
    ことを特徴とするビデオプリンタ装置。 2.上記補正制御部は、上記サンプリング結果に基づ
    き、上記階調割当てを行うための補正テーブルを作成
    し、この作成された補正テーブルに基づき画像データを
    補正するものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のビデオプリンタ装置。 3.上記補正制御部は、画像データを画像の走査線単位
    及び列単位を混在させてサンプリングするものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のビデオプリンタ装置。
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JPH03171973A (ja) * 1989-11-30 1991-07-25 Canon Inc 階調画像読み取り装置
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