JP2734971B2 - 電荷結合素子の信号処理回路 - Google Patents

電荷結合素子の信号処理回路

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JP2734971B2 JP6014254A JP1425494A JP2734971B2 JP 2734971 B2 JP2734971 B2 JP 2734971B2 JP 6014254 A JP6014254 A JP 6014254A JP 1425494 A JP1425494 A JP 1425494A JP 2734971 B2 JP2734971 B2 JP 2734971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合素子の信号処理
回路に関し、特に高解像度のテレビジョンカメラ用に適
するデュアルチャネル読出し構造を有する2次元型の電
荷結合素子の信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電荷結合素子(以下CCD)は、高画質
化のため多画素化が進み、ハイビジョンなどの高精細度
テレビジョン方式のカメラ用として200万画素以上の
超高解像度CCDが開発されている。この開発過程にお
いて、画素パターンの高密度化やクロックレートの高速
化などの解決すべき課題や、また、単位画素当りの感度
の低下などの問題点が生じている。
【0003】上記画素パターンの高密度化やクロックレ
ートの高速化の課題を解決する技術として、デュアルチ
ャネル読出し構造(例えば、テレビジョン学界誌,第4
1巻,1987年,第11号,第988頁参照)が考案
されている。これは、同一構造の2つの水平シフトレジ
スタをトランスファ電極を挟んで上下方向に並列に配置
し、垂直シフトレジスタから転送された信号電荷を1画
素置きに上下の上記水平シフトレジスタの各々に振分け
るものである。これにより、パターンルールの緩和およ
びクロックレートの半減という効果がある。
【0004】このようなデュアルチャネル読出し構造の
水平シフトレジスタを有する超高解像度CCDの出力信
号を標本化するとき2つの大きな問題点がある。第1の
問題点は、2つの水平シフトレジスタの出力アンプの直
流電圧レベルのばらつきにより生ずる縦すじ状の固定パ
ターン雑音や解像度劣化等である。第2の問題点は、多
画素化によりレベル低下した画素信号に対するスイッチ
ング雑音などのサンプリング回路系自身の雑音の影響に
よるS/N劣化である。
【0005】従来のCCDの信号処理回路をブロックで
示す図5を参照すると、この従来のCCDの信号処理回
路は、半導体基板上に列行のマトリクス状に配列された
画素対応の光電変換素子群と列方向の上記光電変換素子
の各々の信号電荷の垂直転送用の垂直シフトレジスタ群
とから成る撮像領域1と、撮像領域1の右方に隣接して
遮光体に覆われた光電変換素子群と対応の垂直シフトレ
ジタとの配列から成り被写体の黒い部分に対応する光電
変換素子出力であるオプチカルブラックレベルを出力す
るオプチカルブラック領域2と、撮像領域1およびオプ
チカルブラック領域2の上記垂直シフトレジスタの出力
側に1画素置きに接続されトランスファ電極4を挟んで
上下に配置された水平シフトレジスタ3,5と、水平シ
フトレジスタ3,5の各々の出力側に接続された出力ア
ンプ6,7と、出力アンプ6,7の各々の出力をそれぞ
れ前置増幅しそれぞれ信号a1,a2を出力する前置ア
ンプ8,9と、信号a1,a2の雑音をそれぞれ除去し
信号b1,b2をそれぞれ出力する雑音除去回路10,
11と、信号b1,b2のサンプリングを行い信号c
1,c2をそれぞれ出力するサンプリング回路12,1
3と、信号c1,c2を加算し連続信号dを出力する混
合回路14と、信号dの供給を受け出力信号eをプロセ
ス回路に出力するバッファ回路15とを備える。
【0006】次に、図5を参照して、従来の電荷結合素
子の信号処理回路の動作について説明すると、撮像領域
1で光電変換された信号電荷は垂直シフトレジスタによ
り垂直転送され、水平方向の1画素置きに水平シフトレ
ジスタ3,5に振分けられる。ここで水平シフトレジス
タ3,5の各々を第1,第2チャネルとする。水平シフ
トレジスタ3,5の各々に転送された信号電荷は相互に
180°の位相差で転送され、第1,第2チャネルの各
々の出力アンプ6,7の出力信号s1,s2としてそれ
ぞれ前置アンプ8,9に供給される。前置アンプ8,9
の各々は信号s1,s2を増幅しそれぞれ信号a1,a
2を雑音除去回路10,11の各々に供給する。
【0007】雑音除去回路10,11は、例えば特開平
1−208975号公報記載の電荷結合素子の信号処理
回路に用いた反射型雑音除去回路であり、出力端子を接
地した遅延線を備え、この遅延線の入力信号と入力端子
に戻ってきた反射信号との差動演算を行ないフイードス
ルー期間および信号期間の信号相互間の電位差をアナロ
グ的に求め、それぞれ各チャネル有効信号電圧成分であ
る信号b1,b2をサンプリング回路12,13の各々
に供給する。サンプリング回路12,13は2画素周期
毎に生成され相互に1画素周期分の位相差を有するサン
プリングパルスP1,P2の供給に応答して信号b1,
b2を1画素周期毎に交互にサンプリングを行い、それ
ぞれ信号c1,c2を混合回路14に供給し、連続信号
dに変換する。バッファ回路15はこの連続信号d対応
の出力信号eを後段のプロセス回路(図示せず)に供給
する。
【0008】第1チャネルの有効信号電圧成分信号b1
のサンプリング過程のタイムチャートである図6を併せ
て参照すると、出力アンプ6からのCCD出力信号s1
は、上述のように、前置アンプ8により増幅され信号a
1として出力される。信号s1およびその増幅信号a1
は、出力部がリセットパルスによりリセットされるリセ
ット期間trと、リセット後の検出容量部が一定電位に
ディスチャージされるフイードスルー期間tfと、信号
電荷が上記検出容量部に注入される信号期間tsとから
成り、上述のようにフイードスルー期間tfと信号期間
tsの相互間電位差Vs1,Vs2,…が有効信号電圧
となる。
【0009】信号a1は雑音除去回路10に供給され、
フイードスルー期間tfおよび信号期間tsの各々信号
相互間の電位差を求める差動演算がなされ、電位差Vs
1,Vs2,…を含む信号b1として出力される。信号
b1はサンプリング回路12に供給され、サンプリング
パルスP1によりサンプリングされ信号c1として生成
される。一方、第2チャネルにおいても同様に、信号s
2,a2,b2を経てサンプリング回路13において、
サンプリングパルスP2によるサンプリング信号c2が
生成される。これら、信号c1,c2は混合回路14に
て加算され、連続信号dを生成する。しかしながら、信
号b1,b2に対するサンプリング動作時に、スイッチ
ング雑音Vsnが混入する。この種の超高解像度CCD
は、上述のように、信号レベルが小さいため、雑音Vs
nを無視できずS/N劣化の一要因となる。
【0010】2チャネルのサンプリング信号c1,c2
の直流電圧レベルのバランス調整動作のタイムチャート
を示す図7を併せて参照すると、このバランス調整はC
CDにより調整用のウインドパターンを撮像し、出力信
号をオシロスコープで観測しながら行う。出力アンプ
7,8の各々のオフセットレベルが異なると、同一パタ
ーンの撮像に対する第1,第2チャネルのサンプリング
信号c1,c2の各々の直流レベルVD1,VD2も異
なってくる。したがって、混合回路14で変換された連
続信号dは1画素周期毎に交互にVD1,VD2対応の
レベルとなるので、これら直流レベルVD1,VD2の
差分ΔVDの固定パターン雑音として出力され画面上で
は周期的な縦縞状として表示される。したがって、この
従来のCCD信号処理回路では、オプチカルブラックレ
ベル対応の信号c1,c2の各々の直流レベルVD1
B,VD2Bが等しくなるように、雑音除去回路10,
11内のオフセットレベル調整回路を手動調整してバラ
ンスをとっている。しかし、周囲温度の変化によるCC
D素子や各回路の温度ドリフトに起因する上記バランス
状態の崩れにより、直流レベルVD1B,VD2が相互
に変動することによる上記固定パターン雑音の発生は防
止できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電荷結
合素子の信号処理回路は、超高解像度対応の多画素化に
よる信号レベルが低下した画素信号に対するサンプリン
グ回路系のスイッチング雑音がS/Nの劣化要因となる
という欠点があった。
【0012】また、周囲温度の変化による温度ドリフト
に起因する2チャネルの各々の信号の直流電圧レベルの
ばらつきにより生ずる縦縞状の固定パターン雑音が発生
し解像度劣化の要因となるという欠点があった。
【0013】本発明の目的は、上記欠点を解消し、スイ
ッチング雑音を除去するとともに温度ドリフトに起因す
る固定パターン雑音を除去することにより高S/Nかつ
高解像度の電荷結合素子の信号処理回路を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷結合素子の
信号処理回路は、半導体基板上にマトリクス状に配列さ
れ撮像対象像の光電変換された第1の信号電荷を出力す
る第1の光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子群
に隣接して配列され遮光体に覆われてオプチカルブラッ
クレベル対応の光電変換された第2の信号電荷を出力す
る第2の光電変換素子群と、前記第1および第2の信号
電荷から成る1水平走査分の電荷信号を1画素周期毎に
交互に分割した第1および第2の電荷信号をそれぞれ転
送する第1および第2のシフトレジタと、前記第1およ
び第2のシフトレジタの各々の出力側に接続され前記第
1および第2の電荷信号対応の第1および第2の映像信
号をそれぞれ出力する第1および第2の出力増幅回路
と、前記第1および第2の映像信号の雑音をそれぞれ除
去し第1および第2の雑音除去信号をそれぞれ出力する
第1および第2の雑音除去回路と、前記第1および第2
の雑音除去信号の各々の有効信号成分を各々予め定めた
第1および第2のタイミングの第1および第2のサンプ
リングパルスの供給にそれぞれ応答してサンプリングし
それぞれ第1および第2のサンプリング信号を出力する
第1および第2のサンプリング回路と、前記第1および
第2のサンプリング信号を予め定めた利得で増幅し第1
および第2の中間増幅信号をそれぞれ出力する第1およ
び第2の中間増幅回路と、前記第1および第2の各々の
中間増幅信号中の前記第2の信号電荷対応の第1および
第2の直流電圧レベルをそれぞれ予め定めた第1の電圧
に保持する第1および第2のクランプ回路と、前記第1
および第2の各々の中間増幅信号を前記第1および第2
のタイミングとそれぞれ異なる第3および第4のタイミ
ングの第3および第4のサンプリングパルスの供給にそ
れぞれ応答してサンプリングしそれぞれ第3および第4
のサンプリング信号を出力する第3および第4のサンプ
リング回路と、前記第3および第4のサンプリング信号
を相互に加算して連続信号に変換する混合回路とを備え
て構成されている。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図5と共通の構成要
素を共通の参照文字/数字を付して同様にブロックで示
す図1を参照すると、この図に示す本実施例のCCD信
号処理回路は、従来と共通の撮像領域1と、オプチカル
ブラック領域2と、トランスファ電極4と、水平シフト
レジスタ3,5と、出力アンプ6,7と、前置アンプ
8,9と、雑音除去回路10,11と、サンプリング回
路12,13と、混合回路14と、バッファ回路15と
に加えて、サンプリング回路12,13からのサンプリ
ング信号c1,c2をそれぞれ増幅した信号f1,f2
を供給する中間アンプ16,17と、信号f1,f2と
サンプリングパルスPA1,PA2との供給に応答して
信号f1,f2を再度サンプリングしサンプリング信号
g1,g2を出力し混合回路14に供給するサンプリン
グ回路18,19とを備える。
【0016】次に、図1および信号b1のサンプリング
過程のタイムチャートである図2を参照して本実施例の
動作について説明すると、まず、従来の技術と同様に、
撮像領域1で光電変換された信号電荷が水平方向の1画
素置きに水平シフトレジスタ3,5に振分けられて、第
1,第2チャネルの各々の出力アンプ6,7の出力信号
s1,s2としてそれぞれ前置アンプ8,9に供給さ
れ、増幅されて信号a1,a2として出力される。以
下、従来と同様に第1チャネルで代表させて説明する
と、信号a1は、雑音除去回路10に供給され、電位差
Vs1,Vs2,…を含む信号b1となり、この信号b
1はサンプリング回路12に供給され、サンプリングパ
ルスP1によりサンプリングされた信号c1として生成
される。この信号c1は、中間アンプ16に供給され、
所要の増幅が行われるとともに、後述のように、クラン
プ回路20により直流レベルがオプチカルブラックレベ
ル対応の電位に常に保持された電位差Vt1,Vt2,
…を含む信号f1となり、2段目のサンプル回路18に
供給される。
【0017】サンプル回路18は、信号f1とサンプリ
ングパルスP1とは重ならないように180°位相がず
れたタイミングのサンプリングパルスPA1との供給を
受け、信号f1を再度サンプリングし、出力信号g1を
生成する。一方、第2チャネルにおいても同様に、信号
s2,a2,b2,c2,およびf2を経てサンプリン
グ回路19において、サンプリングパルスPA2による
サンプリング信号g2が生成される。これら、信号g
1,g2は混合回路14にて加算され、連続信号dに変
換される。バッファ回路15はこの連続信号d対応の出
力信号eを後段のロセス回路に供給する。
【0018】従来と同様に、信号b1のサンプリング時
に、スイッチング雑音Vsnが出力信号c1に混入す
る。また、2段目のサンプリング回路18においても同
様にスイッチング雑音Vtnが出力信号g1に混入す
る。ここで、これらスイッチング雑音VsnおよびVt
nの大きさは、サンプリング回路12,18の回路構成
が同一ならばほぼ等しく、Vsn=Vtnとなる。ま
た、中間アンプ16の利得をAvとすると、電位差Vt
1=Av・Vs1,Vt2=Av・Vs2,…となる。
したがって、出力信号g1におけるスイッチング雑音対
信号の比Vtn/Vt1,Vtn/Vt2,…は、信号
c1におけるスイッチング雑音対信号の比Vsn/Vs
1,Vsn/Vs2,…と比較して中間アンプ16の利
得Av分だけ、すなわち1/Avに小さくなる。したが
って、上述の2段階のサンプリングにより、サンプリン
グ時のスイッチング雑音は効果的に抑制される。
【0019】中間アンプ16およびクランプ回路20の
構成を示す回路図である図3を参照すると、中間アンプ
16は演算増幅回路A61と、入力抵抗Riおよび帰還
抵抗Rfとから成り、クランプ回路20は、オプチカル
レベルのサンプリング回路201と、積分用のコンデン
サCIと、サンプルホールド用のコンデンサCHと、基
準電圧源VD1と、積分回路である差動増幅回路202
とを含む。この図の中間アンプ16の利得Avは、Av
=−Rf/Riである。
【0020】図3および中間アンプ16,クランプ回路
20,サンプリング回路18および混合回路14の動作
のタイムチャートである図4を併せて参照すると、中間
アンプ16の出力信号f1のうち、撮像領域1から供給
される有効表示期間信号に続くオプチカルブラックレベ
ル(OB)領域2から供給されるOB期間の直流電圧レ
べルは、上記OB期間に同期したサンプリングパルスP
Bの供給に応答してサンプリング回路201のコンデン
サCHにサンプルホールドされる。サンプルホールドさ
れたOBレベルVOBは差動増幅回路202で基準電圧
VD1と差動演算がなされ、中間アンプ16の負入力端
子にフイードバックされる。これにより、出力信号f1
の上記直流電圧レベルと基準電圧VD1との電位差が常
に0となるように制御される。一方、第2チャネルの中
間アンプ17およびクランプ回路21でも同様な動作が
行われ、出力信号f2のOB期間の直流電圧レベルが常
に基準電圧VD2となるように制御される。以上の動作
により、第1および第2チャネルの各々のOB期間の直
流電圧レベルは、周囲温度の影響を受けることなくそれ
ぞれの基準電圧VD1,VD2に常に保持される。
【0021】これら信号f1,f2は、上述したよう
に、サンプリング回路18,19で交互にサンプリング
されて信号g1,g2となり、これら信号g1,g2は
混合回路14で連続信号dに変換される。このとき、そ
れぞれの基準電圧VD1,VD2が初期状態において同
一となるようにバランス調整を行うことにより、周囲の
温度変動の影響を受けることなく、常にバランスした状
態に保持できる。
【0022】本実施例において、中間アンプを反転アン
プ構成で示したが、非反転アンプ構成でも同一の効果が
得られることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電荷結合
素子の信号処理回路は、各チャネルが所定利得の中間増
幅回路と、OB期間の直流電圧レベルを設定電圧に保持
するクランプ回路と、中間増幅信号を第1のサンプリン
グ回路と異なるタイミングでさらにサンプリングする第
2のサンプリング回路とを備えるので、第1のサンプリ
ング回路のスイッチング雑音が増幅されてサンプリング
されることがなくS/Nの劣化を抑制できるいう効果が
ある。
【0024】また、周囲温度の変化の影響が除去される
ので、温度ドリフトに起因する縦縞状の固定パターン雑
音を大幅に抑圧でき高品質の表示画像が得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電荷結合素子の信号処理回路の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の電荷結合素子の信号処理回路におけ
る動作の一例を示すタイムチャートである。
【図3】図1の中間アンプおよびクランプ回路の構成を
示す回路図である。
【図4】本実施例の電荷結合素子の信号処理回路におけ
るOBレベルクランプ動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】従来の電荷結合素子の信号処理回路の一例を示
すブロック図である。
【図6】従来の電荷結合素子の信号処理回路における動
作の一例を示すタイムチャートである。
【図7】従来の電荷結合素子の信号処理回路におけるO
Bレベルクランプ動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 撮像領域 2 オプチカルブラック領域 3,5 水平シフトレジスタ 4 トランスファ電極 6,7 出力アンプ 8,9 前置アンプ 10,11 雑音除去回路 12,13 サンプリング回路 15 バッファ回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にマトリクス状に配列され
    撮像対象像の光電変換された第1の信号電荷を出力する
    第1の光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子群に
    隣接して配列され遮光体に覆われてオプチカルブラック
    レベル対応の光電変換された第2の信号電荷を出力する
    第2の光電変換素子群と、 前記第1および第2の信号電荷から成る1水平走査分の
    電荷信号を1画素周期毎に交互に分割した第1および第
    2の電荷信号をそれぞれ転送する第1および第2のシフ
    トレジタと、 前記第1および第2のシフトレジタの各々の出力側に接
    続され前記第1および第2の電荷信号対応の第1および
    第2の映像信号をそれぞれ出力する第1および第2の出
    力増幅回路と、 前記第1および第2の映像信号の雑音をそれぞれ除去し
    第1および第2の雑音除去信号をそれぞれ出力する第1
    および第2の雑音除去回路と、 前記第1および第2の雑音除去信号の各々の有効信号成
    分を各々予め定めた第1および第2のタイミングの第1
    および第2のサンプリングパルスの供給にそれぞれ応答
    してサンプリングしそれぞれ第1および第2のサンプリ
    ング信号を出力する第1および第2のサンプリング回路
    と、 前記第1および第2のサンプリング信号を予め定めた利
    得で増幅し第1および第2の中間増幅信号をそれぞれ出
    力する第1および第2の中間増幅回路と、 前記第1および第2の各々の中間増幅信号中の前記第2
    の信号電荷対応の第1および第2の直流電圧レベルをそ
    れぞれ予め定めた第1の電圧に保持する第1および第2
    のクランプ回路と、 前記第1および第2の各々の中間増幅信号を前記第1お
    よび第2のタイミングとそれぞれ異なる第3および第4
    のタイミングの第3および第4のサンプリングパルスの
    供給にそれぞれ応答してサンプリングしそれぞれ第3お
    よび第4のサンプリング信号を出力する第3および第4
    のサンプリング回路と、 前記第3および第4のサンプリング信号を相互に加算し
    て連続信号に変換する混合回路とを備えることを特徴と
    する電荷結合素子の信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の中間増幅回路がそ
    れぞれ入力抵抗と帰還抵抗とを含む演算増幅回路を備
    え、 前記第1および第2のクランプ回路が前記第2の信号電
    荷の出力期間に同期した第5および第6のサンプリング
    パルスの供給にそれぞれ応答して前記第1および第2の
    直流電圧レベルをそれぞれサンプリングした第5および
    第6のサンプリング信号として保持する第5および第6
    のサンプリング回路と、前記第1の電圧と等しい第1お
    よび第2の基準電圧を供給する第1および第2の基準電
    圧源と、前記第5および第6のサンプリング信号の各々
    と前記第1および第2の基準電圧の各々との差動演算結
    果の第1および第2の差信号をそれぞれ前記第1および
    第2の中間増幅回路の入力端子に供給する差動増幅回路
    とをそれぞれ備えることを特徴とする請求項1記載の電
    荷結合素子の信号処理回路。
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