JP2734897B2 - 通電熱転写記録媒体 - Google Patents

通電熱転写記録媒体

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JP2734897B2
JP2734897B2 JP4229396A JP22939692A JP2734897B2 JP 2734897 B2 JP2734897 B2 JP 2734897B2 JP 4229396 A JP4229396 A JP 4229396A JP 22939692 A JP22939692 A JP 22939692A JP 2734897 B2 JP2734897 B2 JP 2734897B2
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拓 高山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電熱転写記録方法に
用いられる通電熱転写記録媒体に関し、特に繰り返し使
用が可能な通電熱転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異方導電層及び発熱抵抗層を設け
たインク媒体に、画像信号に対応する電気信号を通電し
て、記録媒体上にインクを転写する通電熱転写記録方式
については、種々の提案がなされており、例えば、特開
昭56−10479号、同60−259485号、及び
特開平1−113276号公報には、通電熱転写記録媒
体上に粉体インクを付着させて熱溶融し、レベリング化
したインク層を有するインク媒体を用い、印字記録する
方法が開示されている。また、特開昭63−29708
4号公報には、通電熱転写記録媒体に、粉体インクを静
電気力により一様に付着させ、画像信号に応じて記録シ
ートに転写する印字記録方法が記載されている。そし
て、通電熱転写記録媒体に関しては、特開昭63−84
982号公報に、セラミックス粉末を圧縮成形し、焼成
して発熱体とした通電熱転写記録媒体が記載され、特開
平2−164592号公報には、芳香族ポリイミドと導
電性カーボンよりなる通電熱転写記録媒体が記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来使
用されている通電熱転写記録媒体は、いずれも充分なも
のではない。例えば、特開昭63−84982号公報に
記載のセラミックスを発熱体とする場合、可撓性が劣
り、通電熱転写記録媒体に必要な膜厚にすると、屈曲に
よって容易に破壊するという欠点があった。また、特開
平2−164592号公報に記載の場合、多数回の印字
記録の際に、通電による熱とヘッドの押圧により変形を
受け、均質で精細な画質を繰り返し得ることはできない
という欠点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術における上記のよう
な実情に鑑みてなされたものである。したがって、本発
明の目的は、充分な可撓性を有し、多数回にわたって良
好な画質を得ることができる通電熱転写記録媒体を提供
することにある。本発明の他の目的は、繰り返し使用可
能で、機械的強度、耐熱性および熱安定性に優れた通電
熱転写記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の通電熱記
録媒体は、少なくとも樹脂または樹脂と導電粉とからな
るフィルムを焼成して得られた、23℃における体積固
有抵抗値が10-1〜103 Ω・cmである無定形炭素質
フィルムよりなることを特徴とする。本発明の第2の通
電熱転写記録媒体は、少なくとも樹脂または樹脂と導電
粉とからなるフィルムを焼成して得られた、23℃にお
ける体積固有抵抗値が10-1〜103 Ω・cmである無
定形炭素質フィルムの一面に、金属蒸着層を介して粉体
インク保持層を設けてなることを特徴とする。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。図1は、
本発明の第1の通電熱記録媒体の模式的断面図であり、
無定形炭素質フィルム1より構成されている。図におい
ては無定形炭素質フィルム上にインク層2が形成された
状態が示されている。また、図2は、本発明の第2の通
電熱転写記録媒体の模式的断面図であり、無定形炭素質
フィルム1の一面に金属蒸着層3が形成され、さらにそ
の上に粉体インク保持層4が形成されている。5は粉体
インクを示す。
【0007】本発明における無定形炭素質フィルムは、
接触電極からの電流によってジュール熱を発生して発熱
するものであって、23℃における体積固有抵抗値が1
-1〜103 Ω・cmであることが必要である。体積固
有抵抗値が10-1Ω・cmよりも低くなると、電流が流
れてもジュール熱に変換され難くなり、また、103Ω
・cmよりも高くなると、電流が流れ難くなって発熱し
なくなる。無定形炭素質フィルムとしては、通常1〜1
00μm、好ましくは5〜50μmの厚さを有するもの
が使用される。
【0008】この無定形炭素質フィルムは、樹脂フィル
ムを窒素雰囲気などの無酸素の状態で高温で焼成するこ
とによって製造することができる。樹脂としては、ポリ
イミド樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、アルキルベンゼン樹脂等、何如なるものでも使用す
ることができるが、芳香族ポリイミドを用いると引っ張
り強さ、電気的性質などに優れたフィルムが形成される
ので好ましい。これは、芳香族ポリイミドの分子鎖の高
度な配向が、炭素網状平面の生成を容易にし、機械的お
よび電気的特性に優れたフィルムを形成するためと推測
される。
【0009】無定型炭素質フィルムには、導電粉が配合
されていてもよい。導電粉としては、カーボンブラッ
ク、黒鉛、TiC、TiN、TiB2 、ZrB2 および
金属粉から選択された一種または二種以上の混合物が使
用でき、好ましくは、アセチレンブラック等の導電性カ
ーボンが使用される。これら導電粉は、無定形炭素質フ
ィルムが上記の体積固有抵抗の範囲内になる量の範囲で
配合され、通常30重量%以下の量で使用される。
【0010】本発明の第2の通電熱転写記録媒体におい
て、上記無定形炭素質フィルムの一面に設ける金属蒸着
層は、導電層としての作用を示すものであって、通電熱
転写記録媒体に流入した電流を拡散させ、還流させる電
極ともなるものであって、体積固有抵抗10-1Ω・cm
以下の材料より構成される。例えば、アルミニウムおよ
びその合金類を蒸着させることによって形成することが
できる。金属蒸着層の膜厚は、100オングストローム
〜5μmの範囲に設定するのが好ましい。
【0011】上記金属蒸着層の上には、粉体インク保持
層が設けられる。粉体インク保持層は、粉体インクを均
一な薄層として保持し、粉体インクが溶融した場合、容
易に転写が可能な材料より構成されるものであって、通
常臨界表面張力35ダイン/cm以下であり、粘着力が
90°引き剥がし法で5g/25mm〜1000g/2
5mmの範囲のものが、好ましく使用できる。上記のよ
うなインク保持層を形成するためには、粘弾性物質が使
用されるが、例えば、シリコーンゴム、液状シリコー
ン、変性シリコーン、フロロシリコーンゴム、シリコー
ンレジン、シリコーンコーティング剤等が使用できる。
インク剥離層の膜厚は、0.3〜10μmの範囲で設定
すればよい。
【0012】本発明において、通電熱転写記録媒体は、
使用に際してインク層を設けるが、第1の通電熱転写記
録媒体の場合、インク層は、如何なるインクを用いて形
成してもよい。また、第2の通電熱転写記録媒体の場
合、粉体インクが使用されるが、粉体インクとしては、
公知のものならば、如何なるものでも使用することがで
き、例えば、熱溶融性の樹脂中に着色剤を含有する平均
粒径が2〜20μmの粒子からなるものが好ましく使用
される。
【0013】次に、本発明の上記通電熱転写記録媒体を
用いて通電熱転写記録を行う方法について図面を参照し
て説明する。図3は、通電熱転写記録に使用する印字記
録装置の一例の概略構成図である。図中、10は2に示
される構造の無端ベルト状の通電熱転写記録媒体であ
り、インク媒体搬送ロール11、対向ロール12、テン
ションロール13に懸架されている。
【0014】20は粉体インク再生装置であって、ホッ
パー21内に粉体インク担持体23が配設されており、
そして粉体インク22が収容されている。粉体インク担
持体23は、対向ロール12と、所定の間隔をおいて対
向するように配置されており、そして、バイアス電源2
5によりバイアス電圧が印加されている。なお、24
は、粉体インク規制部材である。
【0015】30は記録部であり、画像に対応する電気
信号を印加するスタイラスヘッド31が通電熱転写記録
媒体の電気抵抗性フィルム表面に圧接した状態で配設さ
れている。スタイラスヘッド31と対向して背面圧接ロ
ール33が設けられ、また、スタイラスヘッドに近接し
て加圧装置39が設けられている。また、記録媒体34
は、記録媒体搬送ロール35〜38によって搬送される
ように配設されている。なお、32は帰路電極ロールで
ある。
【0016】上記の印字記録装置により通電熱転写記録
を行う場合、通電熱転写記録媒体を、インク媒体搬送ロ
ール11を駆動させることによって矢印方向に搬送させ
る。通電熱転写記録媒体の粉体インク保持層の上には、
粉体インク再生装置によって粉体インク22が供給され
粉体インク層が形成され、記録部に搬送される。記録部
において、スタイラスヘッドが電気抵抗性フィルムの表
面と圧接した状態で、画像に対応した電気信号を通電熱
転写記録媒体に印加する。それにより電気抵抗性フィル
ムが電気信号に対応して発熱し、粉体インク層の粉体イ
ンクを溶融する。粉体インク層は、記録媒体と圧接した
状態で搬送されるため、溶融した粉体インクは記録媒体
に転写され、記録媒体上に転写画像が形成される。な
お、粉体インク層を有する通電熱転写記録媒体と記録媒
体とが圧接されない場合には、溶融した粉体インク層が
溶融していない粉体インク層の厚さよりも薄くなるた
め、記録媒体と接触しなくなり、転写不良が発生するの
で、圧接は十分に行うことが必要である。
【0017】本発明においては、粉体インク保持層が上
記のような構成を有しているため、粉体インク層再生装
置において粉体インクが供給されると、粉体インクは、
転写後、即ち印字抜け部の、粉体インク保持層が露出し
た部分に付着する。その場合、2層目以上の粉体インク
は電気抵抗性フィルムまたはインク保持層と接触しない
ため付着しないので、ほぼ1層、即ち粉体インクの粒径
の厚さで均一に付着する。本発明においては、電気抵抗
性フィルムまたは粉体インク保持層に付着した粉体イン
クは、加熱処理を行ってレベリング化する必要がなく、
ほぼ1層の状態で安定に付着させることが可能である。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。 実施例1 ビフェニルテトラカルボン酸無水物とp−フェニレンジ
アミンを1:1のモル比にし、N−メチル−2−ピロリ
ドン溶媒中にて反応させ、固形分10%のポリアミド酸
を得た。このポリアミド酸溶液をガラス板上に流延し、
窒素雰囲気中で450℃においてイミド化を行った。得
られたポリイミドフィルムをガラス板から引き剥がし、
窒素雰囲気中で800℃において90分間焼成して、膜
厚、膜厚20μmの無定形炭素質フィルムを形成し、通
電熱転写記録媒体とした。このものの23℃における体
積固有抵抗値は、0.6Ω・cmであった。この通電熱
転写記録媒体の一面に、軟化点75℃のポリエチレンワ
ックスに着色剤として7重量%のカーボンブラックを分
散させた粉体インクを、3μmの厚みになるように塗布
して、リボンを形成した。得られたリボンを用いて通電
熱転写記録を行ったところ、良好な熱転写プリントが得
られ、100回繰り返し通電熱転写記録を行っても、通
電熱転写記録媒体の変形は認められず、文字等の画質劣
化のない良好な熱転写プリントが得られた。
【0019】実施例2 ピロメリット酸二無水物 100モル p−フェニレンジアミン 92モル テトラアミノビフェニル 8モル 上記の化合物をN−メチル−2−ピロリドン溶媒中にて
反応させ、固形分10%のポリアミド酸を得た。このポ
リアミド酸溶液をガラス板上に流延し、窒素雰囲気中で
450℃においてイミド化を行った。その後形成された
フィルムを、ガラス板から剥がして、窒素雰囲気中で8
00℃において90分間焼成して、膜厚、膜厚20μm
の無定形炭素質フィルムを得た。このものの23℃にお
ける体積固有抵抗値は、1.5Ω・cmであった。この
無定形炭素質フィルムの一面に、アルミニウムを蒸着し
て、膜厚200オングストロームのアルミニウム蒸着膜
を形成し、帰路電極とした。さらにアルミニウム蒸着膜
の上に、シリコーン樹脂(KR−2706を架橋したも
の、信越化学社製)を塗布し、膜厚4μmの粉体インク
保持層(粘着力:50g/25mm)を形成して、通電
熱転写記録媒体を得た。軟化点120℃のポリエステル
樹脂100重量部と鉄黒粉30重量部とを混練粉砕して
なる平均粒子径7μmの粉体に、粉体100重量部に対
してカーボンブラック0.8重量部を混合付着させた導
電性磁性粉体インクを、上記通電熱転写記録媒体のイン
ク保持層上に一層になるように保持させて、リボンを得
た。得られたリボンを用いて通電熱転写記録を行ったと
ころ、文字の先鋭な熱転写プリントが得られ、100回
繰り返し通電熱転写記録を行っても、通電熱転写記録媒
体の変形は認められず、文字等の画質劣化のない良好な
熱転写プリントが得られた。
【0020】実施例3 フェノールホルムアルデヒド樹脂よりなるフィルムを窒
素雰囲気中で700℃において焼成し、膜厚20μmの
無定形炭素質フィルムを得た。このものの23℃におけ
る体積固有抵抗値は、130Ω・cmであった。この無
定形炭素質フィルムの一面に、アルミニウムを蒸着し
て、膜厚200オングストロームのアルミニウム蒸着膜
を形成し、帰路電極とした。さらにアルミニウム蒸着膜
の上に、シリコーン樹脂(KR−2706を架橋したも
の、信越化学社製)を塗布し、膜厚4μmの粉体インク
保持層を形成して、通電熱転写記録媒体を得た。軟化点
120℃のポリエステル樹脂100重量部と鉄黒粉30
重量部とを混練粉砕してなる平均粒子径7μmの粉体
に、粉体100重量部に対してカーボンブラック0.8
重量部を混合付着させた導電性磁性粉体インクを、上記
通電熱転写記録媒体の粉体インク保持層上に一層になる
ように保持させて、リボンを得た。得られたリボンを用
いて通電熱転写記録を行ったところ、文字の先鋭な熱転
写プリントが得られ、100回繰り返し通電熱転写記録
を行っても、通電熱転写記録媒体の変形は認められず、
文字等の画質劣化のない良好な熱転写プリントが得られ
た。
【0021】実施例4 ビフェニルテトラカルボン酸無水物とp−フェニレンジ
アミンを1:1のモル比にし、N−メチル−2−ピロリ
ドン溶媒中にて反応させ、固形分10%のポリアミド酸
を得た。このポリアミド酸溶液100重量部にカーボン
ブラック(XC−72R;米国キャボット社製)0.5
重量部を加え、ボールミルにて分散させた配合物を、ガ
ラス板上に流延し、窒素雰囲気中で450℃においてイ
ミド化を行った。その後形成されたフィルムを、ガラス
板から剥がして、ポリイミドフィルムを得た。次いで窒
素雰囲気中で700℃において90分間焼成し、膜厚2
0μの無定形炭素質フィルムを得た。このものの23℃
における体積固有抵抗値は、18.5Ω・cmであっ
た。得られた無定形炭素質フィルムの一面に、アルミニ
ウムを蒸着して、膜厚200オングストロームのアルミ
ニウム蒸着膜を形成し、帰路電極とした。さらにアルミ
ニウム蒸着膜の上に、シリコーン樹脂(KR−2706
を架橋したもの、信越化学社製)を塗布し、膜厚4μm
の粉体インク保持層を形成して、通電熱転写記録媒体を
得た。軟化点120℃のポリエステル樹脂100重量部
と鉄黒粉30重量部とを混練粉砕してなる平均粒子径7
μmの粉体に、粉体100重量部に対してカーボンブラ
ック0.8重量部を混合付着させた導電性磁性粉体イン
クを、上記通電熱転写記録媒体のインク保持層上に一層
になるように保持させて、リボンを得た。得られたリボ
ンを用いて通電熱転写記録を行ったところ、文字の先鋭
な熱転写プリントが得られ、100回繰り返し通電熱転
写記録を行っても、通電熱転写記録媒体の変形は認めら
れず、文字等の画質劣化のない良好な熱転写プリントが
得られた。
【0022】
【発明の効果】本発明の通電熱転写記録媒体は、上記の
ように樹脂を焼成してなる無定形炭素質フィルムを使用
したから、機械的強度および電気的特性において優れた
ものであり、再生して反復使用することができると共
に、長期間繰り返し通電熱転写記録を行っても品質劣化
のない良好な熱転写プリントを得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の通電熱転写記録媒体の模式的
断面図。
【図2】 本発明の第2の通電熱転写記録媒体の模式的
断面図。
【図3】 本発明の通電熱転写記録媒体を用いて通電熱
転写記録を行うための印字記録装置の一例の概略構成
図。
【符号の説明】
1…無定形炭素質フィルム、2…インク層、3…金属蒸
着層、4…粉体インク保持層、5…粉体インク、10…
通電熱転写記録媒体、11…インク媒体搬送ロール、1
2…対向ロール、13…テンションロール、20…粉体
インク層再生装置、21…ホッパー、22…粉体イン
ク、23…粉体インク担持体、24…粉体インク規制部
材、25…バイアス電源、30…記録部、31…スタイ
ラスヘッド、32…帰路電極ロール、33…背面圧接ロ
ール、34…記録媒体、35〜38…記録媒体搬送ロー
ル、39…加圧装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂または樹脂と導電粉とか
    らなるフィルムを焼成して得られた、23℃における体
    積固有抵抗値が10-1〜103 Ω・cmである無定形炭
    素質フィルムよりなることを特徴とする通電熱転写記録
    媒体。
  2. 【請求項2】 少なくとも樹脂または樹脂と導電粉とか
    らなるフィルムを焼成して得られた、23℃における体
    積固有抵抗値が10-1〜103 Ω・cmである無定形炭
    素質フィルムの一面に、金属蒸着層を介して粉体インク
    保持層を設けてなることを特徴とする通電熱転写記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 導電粉がカーボンブラック、黒鉛、Ti
    C、TiN、TiB2 およびZrB2 から選択された一
    種または二種以上の混合物である請求項1または2記載
    の通電熱転写記録媒体。
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