JP2734816B2 - スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品 - Google Patents

スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品

Info

Publication number
JP2734816B2
JP2734816B2 JP17776591A JP17776591A JP2734816B2 JP 2734816 B2 JP2734816 B2 JP 2734816B2 JP 17776591 A JP17776591 A JP 17776591A JP 17776591 A JP17776591 A JP 17776591A JP 2734816 B2 JP2734816 B2 JP 2734816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snubber capacitor
view
snubber
present
external view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17776591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH053283A (ja
Inventor
幸義 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP17776591A priority Critical patent/JP2734816B2/ja
Publication of JPH053283A publication Critical patent/JPH053283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2734816B2 publication Critical patent/JP2734816B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Conversion In General (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置等を構
成する電子部品としてのトランジスタ部品に関するもの
であり、更に詳しくは、該トランジスタ部品と回路的に
関連して用いるスナバコンデンサを、該トランジスタ部
品に固定して成るスナバコンデンサ一体形トランジスタ
部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータ装置等を構成する電子
部品としてのパワトランジスタは、その本来必要とする
容量以上に余裕を持たせたものを使用するようにしてお
り、そのためそのトランジスタ回路に必要とするスナバ
コンデンサも、重量の軽いリード線タイプのものを1個
または2個程度、用いれば足りたから、スナバコンデン
サを、外部から何らかの事情で加わる振動に対して動か
ないように、固定する必要はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インバータ装置等のコ
スト低減を図るために、そこに用いられているパワトラ
ンジスタを、本来必要とする容量ギリギリのものに代
え、小型化を図るようにすると、パワトランジスタと電
流平滑コンデンサとを結ぶ配線の長さが、長くなるよう
な全体構成となっている。
【0004】そのため、上記配線に起因するリアクトル
分が大きくなり、該リアクトル分に起因する電圧のはね
あがりも増え、これを抑制するためにパワトランジスタ
と関連させて用いるスナバコンデンサも、その容量を増
やす必要が生じる。これに応えて、スナバコンデンサの
所要個数を増し、或いは容量の大きな大型のスナバコン
デンサを用いると、外部から何らかの事情で加わる振動
でスナバコンデンサのリード線に負担がかかり、断線す
ることがあるという不都合を生じる問題があった。
【0005】本発明の目的は、かかる従来技術における
問題点を克服し、外部から何らかの事情で振動が加わっ
ても、スナバコンデンサのリード線が断線しないよう
に、スナバコンデンサをトランジスタ部品に固定して一
体化したスナバコンデンサ一体形トランジスタ部品を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、Z形状又はL形状の金具の一端をトランジス
タ部品の特定箇所に固定すると共に、該金具の他端を、
複数のスナバコンデンサと一体化して、その全体を締付
バンドで囲んで締め付け保持することにより、前記スナ
バコンデンサを前記トランジスタ部品に対し固定するよ
うにした。
【0007】
【作用】本発明によれば、外部から何らかの事情で振動
が加わっても、複数個あるスナバコンデンサは、締付バ
ンドで囲んで締め付けられた上、金具を介してトランジ
スタ部品に固定されているため、そのリード線が断線す
ることはない。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す外見図であ
る。即ち、図1の(イ)は、本発明の一実施例を示す上
面図、図1の(ロ)は同じく右側面図、図1の(ハ)は
同じく正面図、である。これらの図において、1は固定
金具、2はパワトランジスタ部品、3はスナバコンデン
サ、4は締付バンド、11は固定金具1に開けられた角
穴、12〜14はそれぞれ端子、である。
【0009】図2は、図1における固定金具1の外見図
である。即ち、図2の(イ)は、図1における固定金具
1の正面図、図2の(ロ)は、図1における固定金具1
の右側面図、である。
【0010】図1、図2を参照する。固定金具1として
は、L形状の金具が用いられている。このL形状の固定
金具1の一端を、パワトランジスタ部品2の端子12に
ネジ止めし、該金具1の他端を、複数個のスナバコンデ
ンサ3の中に挟み、その全体を締付バンド4で(該バン
ド4を固定金具1の角穴11を通して)締め付け、保持
することにより、スナバコンデンサ3を全体としてパワ
トランジスタ部品2に固定している。
【0011】図3は本発明の他の実施例を示す外見図、
即ち、図3の(イ)は上面図、図3の(ロ)は同じく右
側面図、図3の(ハ)は同じく正面図、である。これら
の図において、1Aは固定金具であり、その他、図1に
おけるのと同じものには同じ符号を付してある。
【0012】図4は、図3における固定金具1Aの外見
図である。即ち、図4の(イ)は、図3における固定金
具1Aの正面図、図4の(ロ)は、図3における固定金
具1Aの右側面図、である。
【0013】図3、図4に示した実施例では、固定金具
1Aとして、Z形状の金具が用いられていることと、複
数個のスナバコンデンサ3が縦方向に重ねられているこ
と、の2点が図1、図2に示した実施例と相違する点で
あり、他は変わるところがない。
【0014】図5は本発明の別の実施例を示す外見図、
即ち、図5の(イ)は上面図、図5の(ロ)は同じく右
側面図、図5の(ハ)は同じく正面図、である。これら
の図において、1Bは固定金具であり、その他、図1に
おけるのと同じものには同じ符号を付してある。
【0015】図6は、図5における固定金具1Bの外見
図である。即ち、図6の(イ)は、図5における固定金
具1Bの正面図、図6の(ロ)は、図5における固定金
具1Bの右側面図、である。
【0016】図5、図6に示した実施例では、固定金具
1BはL形状の金具ではあるが、上部にアームAMを有
している。そして固定金具1Bの一端は、端子14にお
いて、パワトランジスタ部品2にネジ止めされている。
これらの点がほかの実施例と相違する点である。
【0017】図7は本発明の更に別の実施例を示す外見
図、即ち、図7の(イ)は上面図、図7の(ロ)は同じ
く右側面図、図7の(ハ)は同じく正面図、である。こ
れらの図において、1Cは固定金具であり、その他、図
1におけるのと同じものには同じ符号を付してある。
【0018】図8は、図7における固定金具1Cの外見
図である。即ち、図8の(イ)は、図7における固定金
具1Cの正面図、図8の(ロ)は、図7における固定金
具1Cの右側面図、である。
【0019】図7、図8に示した実施例では、固定金具
1CはZ形状の金具ではあるが、図3、図4に示したそ
れとは少し異なった形状をしている。そして固定金具1
Cの一端は、端子14において、パワトランジスタ部品
2にネジ止めされている。そのほかの点は、ほかの実施
例と同じである。
【0020】図9は、以上の各実施例において用いた締
付バンド4を示す斜視図である。同図に見られるよう
に、締付バンド4で形成した輪の中にスナバコンデンサ
3と固定金具1の他端を入れ、止め具20を介して締付
バンド4の一端を引くと、輪が幾らでも小さく締まる構
造となっている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トランジスタ部品の上部に、スナバコンデンサを固定的
に取り付けるために、スナバコンデンサの所要配線長を
短く抑えることができ、それだけリアクトル分に起因す
る電圧のはねあがりを抑圧でき、しかも振動により、ス
ナバコンデンサのリード線が断線する恐れがないという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外見図である。
【図2】図1における固定金具の外見図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す外見図である。
【図4】図3における固定金具の外見図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す外見図である。
【図6】図5における固定金具の外見図である。
【図7】本発明の更に別の実施例を示す外見図である。
【図8】図7における固定金具の外見図である。
【図9】本発明の各実施例において用いる締付バンドの
斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C…固定金具、2…パワトランジス
タ部品、3…スナバコンデンサ、4…締付バンド、11
…角穴、12〜14…端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Z形状又はL形状の金具の一端をトラン
    ジスタ部品の特定箇所に固定すると共に、該金具の他端
    を、複数のスナバコンデンサと一体化して、その全体を
    締付バンドで囲んで締め付け保持することにより、前記
    スナバコンデンサを前記トランジスタ部品に対し固定し
    て成ることを特徴とするスナバコンデンサ一体形トラン
    ジスタ部品。
JP17776591A 1991-06-24 1991-06-24 スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品 Expired - Lifetime JP2734816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17776591A JP2734816B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17776591A JP2734816B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH053283A JPH053283A (ja) 1993-01-08
JP2734816B2 true JP2734816B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=16036741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17776591A Expired - Lifetime JP2734816B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2734816B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH053283A (ja) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5168430A (en) Flexible printed circuit connecting means for at least one hybrid circuit structure and a printed circuit board
US5331200A (en) Lead-on-chip inner lead bonding lead frame method and apparatus
US5543659A (en) Package for power semiconductor device with snubber circuit
JPH09283883A (ja) パワー制御装置
JP2734816B2 (ja) スナバコンデンサ一体形トランジスタ部品
JP2914409B2 (ja) 半導体素子
JP3834764B2 (ja) 電力変換器の主回路構造
JP7692446B2 (ja) 電力変換装置
JPS62166588A (ja) 半導体レ−ザ装置
JPS62210661A (ja) 半導体装置
JPH08213265A (ja) フライバックトランス
JPH0129072B2 (ja)
JPH0242072Y2 (ja)
JPH0442927Y2 (ja)
JPS63110960A (ja) インバ−タ装置
JPH0429537Y2 (ja)
JP2573111Y2 (ja) インバータ装置の機械構造
JPH01251917A (ja) スイッチング回路
JPH04199564A (ja) 電子部品のパッケージ構造
JPS6314477Y2 (ja)
JPH077119A (ja) 半導体パッケージ
JPS60176318A (ja) 直流分圧器
JP2575213Y2 (ja) 水晶ユニット付電子機器
JPS6141240Y2 (ja)
JPH0644110Y2 (ja) 半導体装置