JPS6314477Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314477Y2 JPS6314477Y2 JP1981073078U JP7307881U JPS6314477Y2 JP S6314477 Y2 JPS6314477 Y2 JP S6314477Y2 JP 1981073078 U JP1981073078 U JP 1981073078U JP 7307881 U JP7307881 U JP 7307881U JP S6314477 Y2 JPS6314477 Y2 JP S6314477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- hole
- support
- plug
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプラグインタイプの電解コンデンサ等
のプラグ脱出防止構造に関する。
のプラグ脱出防止構造に関する。
プラグインタイプコンデンサーを水平に保持す
る場合一般にプラグとソケツトの嵌合により生ず
る保持力を利用している。類似例としてリレーの
場合はリレー自身の動作による振動衝撃を予想
し、固定具を取付可能な構造に配虜することが多
い。しかし機構的動作のない回路部品としてコン
デンサー等においては特別な用途以外は脱出防止
のための固定具の必要は通常は少い。又容量に応
じ、寸法変化の多いコンデンサー等はその固定具
の種類が多様化すること、ならびに固定具取付の
ための面積が必要であり、部品実装数が少なくな
るといつた制約をうけること等の理由から問題が
あつた。しかし機器の大型複雑化と共に更に加え
て障害に伴う社会的影響の多いものは、災害、特
に地震に対し、安全面に充分な配慮された設計を
必要としている。
る場合一般にプラグとソケツトの嵌合により生ず
る保持力を利用している。類似例としてリレーの
場合はリレー自身の動作による振動衝撃を予想
し、固定具を取付可能な構造に配虜することが多
い。しかし機構的動作のない回路部品としてコン
デンサー等においては特別な用途以外は脱出防止
のための固定具の必要は通常は少い。又容量に応
じ、寸法変化の多いコンデンサー等はその固定具
の種類が多様化すること、ならびに固定具取付の
ための面積が必要であり、部品実装数が少なくな
るといつた制約をうけること等の理由から問題が
あつた。しかし機器の大型複雑化と共に更に加え
て障害に伴う社会的影響の多いものは、災害、特
に地震に対し、安全面に充分な配慮された設計を
必要としている。
本考案の目的は上記要求に対して在来の設計、
実装に制約を加えることなく、多様な品種に応
じ、経済的に耐震構造を与えうるプラグインタイ
プ部品固定具を提供することにある。即ち取付板
上に取付けられたソケツトに挿入接続されるプラ
グインタイプ部品を固定する構成において、前記
部品の高さ方向に延びてその下端直角折曲げ面を
前記ソケツトの取付ねじで固定され且つ上端直角
折曲げ面にねじ孔を有する支持具と、該支持具上
端面のねじ孔に結合するねじに係合する長円孔を
有し且つ上記取付板面と平行に延び先端にねじ孔
を有する直角折曲げ部を設けた保持具と、一端に
１つの孔と他端に複数個の孔とを有して前記部品
を径選択可能に前記支持具の上端面と略等しい高
さ位置で拘持するバンドとからなり、前記支持具
上端面のねじに対する長円孔との間で許容される
支持具の移動範囲内において前記１つの孔と他端
に複数個の孔のうちの１つの孔と保持具先端のね
じ孔とを重ねてねじ締め連結することを特徴とす
るプラグインタイプ部品固定具によつて前記要望
を満すものである。
実装に制約を加えることなく、多様な品種に応
じ、経済的に耐震構造を与えうるプラグインタイ
プ部品固定具を提供することにある。即ち取付板
上に取付けられたソケツトに挿入接続されるプラ
グインタイプ部品を固定する構成において、前記
部品の高さ方向に延びてその下端直角折曲げ面を
前記ソケツトの取付ねじで固定され且つ上端直角
折曲げ面にねじ孔を有する支持具と、該支持具上
端面のねじ孔に結合するねじに係合する長円孔を
有し且つ上記取付板面と平行に延び先端にねじ孔
を有する直角折曲げ部を設けた保持具と、一端に
１つの孔と他端に複数個の孔とを有して前記部品
を径選択可能に前記支持具の上端面と略等しい高
さ位置で拘持するバンドとからなり、前記支持具
上端面のねじに対する長円孔との間で許容される
支持具の移動範囲内において前記１つの孔と他端
に複数個の孔のうちの１つの孔と保持具先端のね
じ孔とを重ねてねじ締め連結することを特徴とす
るプラグインタイプ部品固定具によつて前記要望
を満すものである。
以下本考案による実施例について詳細説明す
る。
る。
第１図はプラグインタイプコンデンサー１がソ
ケツトに差し込まれた状態において本考案の固定
具を装着した状況を示す斜視図である。なお第１
図より第３図迄同一番号は同一物を示す。図示し
たプラグインコンデンサ１は電力用機器の交流平
滑回路用電解コンデンサー（たとえば容量約
200μF、外径35φ〜45φ）であり、該プラグイン
タイプコンデンサー（以下コンデンサーと略す。）
１は取付板２に取付けられたソケツト（図省略）
に差込まれているが、同ソケツトはねじ３，３′
で取付板２に固定されている。この１本のねじ３
を利用し、支持具４が取付板上に重ねられ、ねじ
３は支持具４と取付板２を貫通してソケツトにね
じ込まれている。この支持具４は“Ｚ”字形をな
し、上面４ｂには保持具５の長円孔６を通し、ね
じ８を用い保持具５が固定される。なお支持具４
の取付板２の取付面４ａは上面４ｂとは平行面を
なしている。保持具５は“Ｌ”字形をなし、バン
ド保持面５ａでバンド７を保持する。バンド７は
たとえばプラスチツク製のものでコンデンサー胴
体部を巻いている。第２図はバンド７の斜視図で
ある。
ケツトに差し込まれた状態において本考案の固定
具を装着した状況を示す斜視図である。なお第１
図より第３図迄同一番号は同一物を示す。図示し
たプラグインコンデンサ１は電力用機器の交流平
滑回路用電解コンデンサー（たとえば容量約
200μF、外径35φ〜45φ）であり、該プラグイン
タイプコンデンサー（以下コンデンサーと略す。）
１は取付板２に取付けられたソケツト（図省略）
に差込まれているが、同ソケツトはねじ３，３′
で取付板２に固定されている。この１本のねじ３
を利用し、支持具４が取付板上に重ねられ、ねじ
３は支持具４と取付板２を貫通してソケツトにね
じ込まれている。この支持具４は“Ｚ”字形をな
し、上面４ｂには保持具５の長円孔６を通し、ね
じ８を用い保持具５が固定される。なお支持具４
の取付板２の取付面４ａは上面４ｂとは平行面を
なしている。保持具５は“Ｌ”字形をなし、バン
ド保持面５ａでバンド７を保持する。バンド７は
たとえばプラスチツク製のものでコンデンサー胴
体部を巻いている。第２図はバンド７の斜視図で
ある。
このバンド７の一端に一つの孔があり、又他端
には複数個の孔１１があり、コンデンサーの寸法
にほぼ合うバンドを選び、第１図のごとく一方の
孔１２と重ね、ねじ９を通し、保持具５のバンド
保持面５ａにねじ止めする。バンド７の複数個の
孔１１を選択することにより夫々の径に合せる構
造となり、コンデンサー１の口径にも合せ選択可
能となる。第２図に示すごとく内面には粘着ゴム
バンド１０を貼付し保持を一層強固にしてある。
には複数個の孔１１があり、コンデンサーの寸法
にほぼ合うバンドを選び、第１図のごとく一方の
孔１２と重ね、ねじ９を通し、保持具５のバンド
保持面５ａにねじ止めする。バンド７の複数個の
孔１１を選択することにより夫々の径に合せる構
造となり、コンデンサー１の口径にも合せ選択可
能となる。第２図に示すごとく内面には粘着ゴム
バンド１０を貼付し保持を一層強固にしてある。
第３図はコンデンサーの口径の小さいものに第
１図と同一寸法の支持具４とプラスチツクバンド
７を取付けた場合である。ねじ８を中心に保持具
５をＡ方向に回転させ、かつ長円孔６に沿つて移
動調節させることで、コンデンサーを保持する姿
勢を作ることが出来る。又逆に口径の大きい時は
保持具５を二点鎖線５′のごとき位置にＢ方向に
位置調節し、同様に適する姿勢にすることが出来
る。保持具５の取付位置はバンド保持面５ａがコ
ンデンサーの中心軸と同一平面となるよう固定す
るのが一番安定し望ましい。なお支持具４保持具
５は実施例は金属製であるがプラスチツク等を用
いても設計は可能である。
１図と同一寸法の支持具４とプラスチツクバンド
７を取付けた場合である。ねじ８を中心に保持具
５をＡ方向に回転させ、かつ長円孔６に沿つて移
動調節させることで、コンデンサーを保持する姿
勢を作ることが出来る。又逆に口径の大きい時は
保持具５を二点鎖線５′のごとき位置にＢ方向に
位置調節し、同様に適する姿勢にすることが出来
る。保持具５の取付位置はバンド保持面５ａがコ
ンデンサーの中心軸と同一平面となるよう固定す
るのが一番安定し望ましい。なお支持具４保持具
５は実施例は金属製であるがプラスチツク等を用
いても設計は可能である。
以上のごとく本考案によれば従来のコンデンサ
ーの取付面積、構造を変えることなく、又既に量
産されているプラスチツクバンドを利用し、小数
の部品点数をもつて脱出防止の固定を行うことが
出来、又コンデンサーの交換も容易に出来る。本
考案は新製作の装置のみでなく、既設の機器に対
しても何等加工せず追設することが容易である。
ーの取付面積、構造を変えることなく、又既に量
産されているプラスチツクバンドを利用し、小数
の部品点数をもつて脱出防止の固定を行うことが
出来、又コンデンサーの交換も容易に出来る。本
考案は新製作の装置のみでなく、既設の機器に対
しても何等加工せず追設することが容易である。
従つて地震等による万一の災害を未然に防止す
るため社会的効果も大きい。
るため社会的効果も大きい。
本考案の実施は実施例のごとき電力用平滑コン
デンサーに限定されるものでなく他の広いプラグ
インタイプコンデンサーに用い得るばかりでなく
又単にコンデンサーに限らず、同様のプラグイン
タイプの円筒形部品の脱出防止用にも効果的であ
る。
デンサーに限定されるものでなく他の広いプラグ
インタイプコンデンサーに用い得るばかりでなく
又単にコンデンサーに限らず、同様のプラグイン
タイプの円筒形部品の脱出防止用にも効果的であ
る。
第１図はソケツトに差し込まれたプラグインタ
イプコンデンサーに本考案に係る固定具を装着し
た斜視図、第２図はプラスチツクバンドの斜視
図、第３図は小口径のプラグインタイプコンデン
サーに本考案に係る固定具を装着した正面図であ
る。 １……プラグインタイプコンデンサー、２……
取付板、４……支持具、５……保持具、７……プ
ラスチツクバンド。
イプコンデンサーに本考案に係る固定具を装着し
た斜視図、第２図はプラスチツクバンドの斜視
図、第３図は小口径のプラグインタイプコンデン
サーに本考案に係る固定具を装着した正面図であ
る。 １……プラグインタイプコンデンサー、２……
取付板、４……支持具、５……保持具、７……プ
ラスチツクバンド。
Claims (1)
- 取付板上に取付けられたソケツトに挿入接続さ
れるプラグインタイプ部品１を固定する構成にお
いて、前記部品１の高さ方向に延びてその下端直
角折曲げ面を前記ソケツトの取付ねじ３で固定さ
れ且つ上端直角折曲げ面にねじ孔を有する支持具
４と、該支持具上端面のねじ孔に結合するねじ８
に係合する長円孔６を有し且つ上記取付板面と平
行に延び先端にねじ孔を有する直角折曲げ部を設
けた保持具５と、一端に一つの孔と他端に複数個
の孔とを有して前記部品１を径選択可能に前記支
持具４の上端面と略等しい高さ位置で拘持するバ
ンド７とからなり、前記支持具上端面のねじに対
する長円孔との間で許容される支持具の移動範囲
内において前記１つの孔と他端に複数個の孔のう
ちの１つの孔と保持具先端のねじ孔とを重ねてね
じ締め連結することを特徴とするプラグインタイ
プ部品固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981073078U JPS6314477Y2 (ja) | 1981-05-20 | 1981-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981073078U JPS6314477Y2 (ja) | 1981-05-20 | 1981-05-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57186082U JPS57186082U (ja) | 1982-11-26 |
| JPS6314477Y2 true JPS6314477Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=29868866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981073078U Expired JPS6314477Y2 (ja) | 1981-05-20 | 1981-05-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6314477Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4117222Y1 (ja) * | 1964-03-28 | 1966-08-10 | ||
| JPS5223740Y2 (ja) * | 1971-05-18 | 1977-05-30 | ||
| JPS4858451U (ja) * | 1971-11-05 | 1973-07-25 |
-
1981
- 1981-05-20 JP JP1981073078U patent/JPS6314477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57186082U (ja) | 1982-11-26 |
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