JP2734710B2 - シアノアクリレート用硬化促進剤 - Google Patents

シアノアクリレート用硬化促進剤

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【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 「産業上の利用分野」 本発明の硬化促進剤は、シアノアクリレートの重合硬
化のために用いられるもので、現在各種産業分野で幅広
く利用されているシアノアクリレート系瞬間接着剤用の
硬化促進剤として特に有効なものに係るものであり、シ
アノアクリレート系瞬間接着剤の硬化速度を著しく向上
させるとともに、シアノアクリレート系瞬間接着剤の重
合硬化物に蛍光色を帯びさせることが出来るものであ
る。
即ち、本発明の硬化促進剤は、シアノアクリレート系
瞬間接着剤用の硬化促進剤として、各種産業分野におい
て、金属、プラスチック、木、セラミック、ゴムなど各
種の材料をシアノアクリレート系瞬間接着剤で接着する
際に有効に利用されるものであるが、その他シアノアク
リレートを用いて各種材料の塗装、充填などにも利用し
得るものであり、幅広く各種産業で利用され得るもので
ある。
「従来の技術」 シアノアクリレート系瞬間接着剤を用いて、各種の材
料を接着あるいは被覆する場合において、接着剤の硬化
接着状態の管理、確認を行う目的で硬化物に蛍光色を付
与する手段が、特開昭62−119283、および特開昭63−35
674に提案されている。これらはいずれも2−シアノア
クリレートに対して、特定の蛍光増白剤あるいは可溶性
の蛍光染料を予め添加、溶解しておき、これを施用する
ことにより蛍光色を有する硬化物を得るというものであ
る。
「発明が解決しようとする課題」 上記、2提案は蛍光増白剤あるいは蛍光染料を2−シ
アノアクリレートに予め溶解した硬化性組成物に係るも
のであるが、一般に2−シアノアクリレートは空気中の
水分あるいは被着体表面の吸着水分によって速やかに重
合硬化を起す程極めて反応性の高い化合物であるため、
2−シアノアクリレート中に蛍光増白剤や蛍光染料を添
加した硬化性組成物は、一般に非常に貯蔵安定性が悪
く、特開昭62−119283の如く、特定の選択された蛍光増
白剤を用いた場合においても、その配合組成物を長期に
渡って安定に貯蔵することは困難であり、貯蔵中に著し
い増粘やゲル化がおこることを免れることは困難なこと
である。
さらに、蛍光増白剤や蛍光染料のように光の照射を受
けている期間のみ光を発するのではなく、予め照射され
た光エネルギーを貯え、照射後そのエネルギーを残光と
して発色する性質を硬化物に要求する用途(例えば暗闇
で発光する塗料、マークなど)には、この様な特性を有
する無機蛍光顔料を2−シアノアクリレート中に配合す
る必要があるが、この様な顔料は2−シアノアクリレー
トに不溶性であり、前記2提案で、不溶性の蛍光剤を使
用することは出来ないと明らかにされている様に、この
様な顔料を分散させた2−シアノアクリレートは、特に
安定性に欠け増粘ゲル化が激しいものである。
従って、製品の長期安定性には何らの影響を与えず、
硬化物に蛍光色を付与する手段が、又、蛍光顔料でも蛍
光染料でも同様に使用できるような手段が、2−シアノ
アクリレートの重合硬化に関連して強く求められてい
る。
(ロ)発明の構成 「課題を解決するための手段」 本発明者らは、上記課題を解決するための手段を検討
し、第三級アミン化合物、蛍光顔料又は蛍光染料、及び
溶剤の三成分を含有することを特徴とするシアノアクリ
レート用硬化促進剤を用いることによって、それらの課
題が解決し得ることを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は次の三成分を含有することを特徴とす
るシアノアクリレート用硬化促進剤に関するものであ
る。
A.第三級アミン化合物 B.蛍光顔料又は蛍光染料 C.溶剤 シアノアクリレート系瞬間接着剤の硬化促進剤として
第三級アミン等のアニオン重合触媒が有効なことは公知
であるが、この重合触媒を含む硬化促進剤溶液中に蛍光
染料又は蛍光顔料を配合して硬化促進剤としたものを、
シアノアクリレート系瞬間接着剤の使用後その上から塗
布等を行うだけで、硬化組成物に目的とする蛍光的性質
を充分に付与できるものであり、従来、硬化促進剤に蛍
光顔料や蛍光染料を配合しようとする思想は全く存在せ
ず、本発明は全く新しい発想に基くものである。
「第三級アミン化合物」 本発明に用いられる第三級アミン化合物としては、脂
肪族、脂環族、芳香族の第三級アミン等があげられる。
その具体的化合物としてはN,N,N,N−テトラメチルヘキ
サメチレンジアミン、N,N,N,N−テトラメチルプロピレ
ンジアミン、N,N,N,N,N−ペンタメチルジエチレントリ
アミン、トリメチルアミノエチルビペラジン、N,N−ジ
メチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルベンジル
アミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリ
ン、N,N−ジメチルトリイジン、N,N−ジエチルトルイジ
ン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、
トリス(ジメチルアミノエチル)フェノール、トリエチ
ルアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルピペ
ラジン、1,4−ジアザジシクロ(2,2,2)オクタン、1,8
−ジアザビスシクロ(5,4,0)ウンデセン−1(DBu)な
どである。これらのうち特に臭気が少なく、硬化促進性
がすぐれてい芳香族第三級アミンが本発明にとり好まし
い。
〔蛍光顔料、蛍光染料〕
本発明で使用できる蛍光顔料は、無機蛍光顔料および
有機蛍光顔料のいずれでも良く、無機蛍光顔料は刺激停
止後に発光するリン光(残光)と呼ばれる性質を持ち、
特にリン光が明るく長時間持続する蓄光顔料と呼ばれる
種類をも含む。具体的化合物としては特に限定されるも
のではないが、Ca、Ba、Mg、Zu、Cd、Zrなどの酸化物、
硫化物、ケイ酸塩、リン酸塩、タングステン酸塩などを
主成分としたもので、これに少量のMn、Ag、Cu、Sb、P
b、Biなどを活性剤として添加し、焼成したものが特に
有用である。これらの顔料中でも、Zu、Ca、Cdの硫化物
にCu、Biなどを加えたZuS−Cu、ZuS−A、ZuS−Mn、CaS
−Biなどは初期輝度が高く、残光時間が長い点で特に好
ましく使用される。さらに、これらの顔料に放射線物質
を混合した顔料も使用できる。
後者の有機蛍光顔料は主として刺激時に発光する狭義
の蛍光を持つ顔料であり、それ自体不溶の顔料色素形の
ものと、水などの溶媒に可溶な蛍光染料を適当な温度で
合成樹脂に溶かしたのち、それを粉末にした合成樹脂固
溶体形のもと、いずれも使用できる。顔料色素形有機顔
料の例としては、9,10−ジアニリノアントラセン、2−
ヒドロキシ−1−ナフタルドアジン、2−アニリノ−4
−(2,5−ジクロロベンゾイルアミノ)−1,9−ピリミド
アントロン、1,4−ビス(β−シアノ−β−カルベトキ
シ−ビニルベンゼンなどがある。無機蛍光顔料と有機蛍
光顔料を混合したものや、これら一般の顔料や染料を混
合したものも勿論使用可能である。
本発明で使用できる蛍光染料には、蛍光を発する染料
であって、蛍光増白剤又は蛍光増白染料と呼ばれるもの
も含んでおり、いずれも光を照射している間、蛍光色を
示す性質を有する物質である。その具体的な種類として
は、7−ヒドロキシクマリン、7−ヒドロキシ−3−カ
ルボキシクマリン、7−ヒドロキシ−3−アセチルクマ
リン、7−ヒドロキシ−3−シアノクマリン、7−ヒド
ロキシ−5−メチル−3−フェニルクマリン、7−ヒド
ロキシ−8−メチル−3−アセチルクマリン、7−ヒド
ロキシ−8−メチル−3−クマリンカルボン酸およびそ
のエステル、5−ヒドロキシクマリン、5,6−ジメトキ
シ−3−ヒドロキシフラボン、3,5,6−トリヒドロキシ
フラボン、4,5,6−トリメトキシ−3−ヒドロキシフラ
ボン、3,4,5,6−テトラメトキシフラボンなどのクマリ
ン系、フラビン系の他、4,4′−ビス(4,6−ジ置換−1,
3,5−トリアジニル−2−アミノ)スチルベン−ジスル
ホン酸系、4,4′−ジアミノスチルベン誘導体系、α,
β−ビス(ベンズオキサゾリル)エチレン系、アルコキ
シナフタル酸−N−置換イミド系、ベンズオキサゾール
系、チオフェン系、イミダゾール系などがあり、またフ
ルオレセイン、エオシン、チオフラビン、ローダミンB
などが使用できる。
〔溶剤〕
本発明で用いられ溶剤としては、第三級アミン可溶性
溶剤であり、硬化促進剤溶液とした場合の塗布性や乾燥
性から沸点が150℃以下の溶剤が好ましく、例えばメタ
ノール、エタノール、プロパノール、アセトン、メチル
エチルケトン、フロン−113、トリフロルエチレン、メ
チルクロロホルム、トルエン、キシレン、ヘキサン、シ
クロヘキサン、石油ベンジン、ミネラルスピリット、水
などの溶剤であり、これらの混合物もまた使用できる。
蛍光染料の場合にはこれを溶解する溶媒が使用でき、一
方蛍光顔料のうち有機蛍光顔料を用いる場合には、比較
的極性が低く溶解性が弱い溶剤、例えばヘプタン、オク
タン、石油エーテル、石油ベンジン、リグロインなどの
脂肪族炭化水素、シクロヘキサンなどの脂環族炭化水素
などが良好である。
〔硬化促進剤〕
本願に係る硬化促進剤は第三級アミンを溶剤中に溶解
して得た溶液中に蛍光顔料又は蛍光染料を溶解もしくは
分散させることによって得られるものである。また必要
に応じて、硬化促進剤溶液の塗布作業性を改良し、蛍光
顔料の分散性や沈降安定性の改良の目的で有機重合体が
好ましく添加できる。使用可能な有機重合体の例として
は、ポリビニルアセテート、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、スチレン/酢酸ビニル共重合体、(メタ)アクリ
ル酸エステル/酢酸ビニル共重合体、ポリビニルホルマ
ール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、
ポリメチルビニルエーテル、セルロースアセテート、セ
ルロースプロビオネート、セルロースブチレート、セル
ロースアセテートブチレート、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
スなどがある。これらの有機重合体の添加により硬化促
進剤の粘度が上昇し、顔料の分散安定性が保たれるとと
もに、液の塗布作業がしやすく、またシアノアクリレー
ト液面上への被覆沈着が安定化される。硬化促進剤中の
第三級アミンは、0.5〜50wt%の濃度で好ましく用いら
れ、より好ましくは1〜10wt%である。0.5%以下では
硬化促進効果が薄れ、50%以上では臭気が強すぎる、価
格的に不経済であるなどの問題がある。蛍光顔料、蛍光
染料の濃度は目的とする用途によって異なるが、蛍光顔
料の場合には全硬化促進剤に対して5〜70wt%の範囲で
用いられ、好ましくは10〜40%で使用できる。濃度がこ
の範囲より少ない場合には、発光量が不足し目的の機能
が得られず、また、この範囲より多い場合には、溶液の
流動性が低下し塗布作業性が悪くなる。蛍光染料の場合
には通常0.5〜10wt%好ましくは1〜4wt%の範囲で使用
される。
以上の原料以外に所望により硬化促進在中に、顔料分
散剤、沈降防止剤、可塑剤、有機及び無機充てん剤及び
一般の染料顔料などを加えることも可能である。
〔シアノアクリレート系瞬間接着剤〕
本発明の硬化促進剤が適用されるシアノアクリレート
系瞬間接着剤とは、2−シアノアクリル酸エステルを主
成分とする接着剤組成物であり、瞬間接着剤として広く
知られているものである。2−シアノアクリル酸エステ
ルのエステル基としては、メチル、エチル、クロロエチ
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブ
チル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、シクロヘキシル、アリル、プロパギ
ル、2−エチルヘキシル、メトキシエチル、エトキシエ
チル、エトキシエトキシエチル、メトキシエトキシエチ
ル、トリフルオロエチル、ヘキサフルオロイソプロピル
等がある。通常、シアノアクリレート系瞬間接着剤に
は、安定剤、増粘剤、可塑剤、架橋剤、充てん剤、着色
剤、促進剤などが添加されているが、本発明に係わる硬
化促進剤が適用する瞬間接着剤としても、同様の添加剤
を含むものを挙げることが出来る。シアノアクリレート
系瞬間接着剤の粘度は、特に制限を受けるものではない
が、塗装、被覆、充てんなどの用途に用いる場合には、
100cps以上の粘度をもつものが材料表面からの垂れ落ち
や吸収がなく、塗布作業等の点からも有効であり、用途
によっては更に高粘度例えばゼリー状の瞬間接着剤が特
に好ましく用いられる場合もある。
〔硬化促進剤の使用方法〕
本発明の硬化促進剤は、適用する材料・被着体の上に
シアノアクリレート(瞬間接着剤)をまず塗布した後、
その上から塗布・噴霧する等の方法で、有用とされるも
のである。塗布・噴霧等の方法としては、容器やスポイ
トなどからの滴下、スプレイ容器からの噴霧、吐出機を
利用した塗布などいくつかの方法が採用できる。
〔実施例〕
実施例1 第三級アミンとしてN,N−ジエチルトルイジン3wt%、
無機蛍光顔料として蛍光性硫化亜鉛・銅粉末20wt%、増
粘剤としてヒドロキシプロピルセルロース5wt%、及び
1,1,1−トリフロロエタン/アセトン=1/1(wt比)72wt
%からなる硬化促進剤を調製した。シアノアクリレート
系瞬間接着剤アロンアルファ#232(粘度250cps、東亞
合成化学工業(株)製)を白色樹脂板上に塗布した後、
上記で調製した硬化促進剤をよく振った後スポイトで注
ぎかけたところ、瞬間接着剤は瞬時に硬化した。硬化物
に蛍光灯の光を5分間照射した後、暗所においたところ
約30分蛍光を放っていた。
実施例2 第三級アミン、トリメチルアミノエチルピペラジンを
5wt%、蛍光染料である7−ヒドロキシ−5−メチル−
3−フェニルクマリンを2wt%となるようにエタノール
中に添加調和し硬化促進剤とした。一方、シアノアクリ
レート系瞬間接着剤アロンアルファ#241(粘度40cps東
亞合成化学工業(株)製)を用いた軟質PVC製部品を接
着した。部品は第3秒で接着したが、接合部からはみ出
た瞬間接着剤は10秒後も未硬化の状態であった。はみ出
した瞬間接着剤の上から、蛍光染料入り硬化促進剤をよ
く振ってから滴下したところ瞬間接着剤は即時に硬化重
合した。またはみ出した部分の硬化物に暗所で光を当て
たところ中程度の光を発した。これを利用し、接着ずみ
部品と、接着していない部品の判別が簡単に見分けられ
た。
実施例3〜7 表1に示す組成の硬化促進液を各種の瞬間接着剤を塗
布したアルミニウム板上から注いだところ、接着剤はい
ずれの場合も瞬時に硬化し、その硬化物は蛍光色を有す
るか、蓄光性を持っていた。
比較例1〜3 シアノアクリレート系瞬間接着剤アロンアルファ#23
2(粘度250cps)、#203TX(粘度1500cps)及び#201
(粘度2cps)(いずれも東亞合成化学工業(株)製)に
各々蛍光染料ヒドロキシ−メチル−フェニルクマリン2w
t%。無機蛍光原料燐光性硫化亜鉛銅粉末20wt%、有機
蛍光顔料ジアニリノアントラセン3wt%を添加した後、
実施例1と同一の樹脂板上に塗装した。接着剤の硬化時
間はアロンアルファ#232の場合8時間、#232TXの場合
5時間、#201の場合6時間であった。硬化物は#232お
よび#201の場合、光を照射した場合には蛍光色を発
し、又#232TXの場合には、光を照射した後、暗所にお
いて光を発する蓄光的性質を有していた。これらの接着
剤組成物を23℃60%RH・下に放置し、増粘状況からライ
フの調査を行ったところ、そのライフは各々1ケ月、3
時間、24日間と非常に短期間であった。
〔発明の効果〕 本発明の効果促進剤は、シアノアクリレート系瞬間接
着剤を用いて物品の接着又は物品の被覆を行う際、塗布
及び硬化の確認が容易かつ適確にできるようにするため
に有効である。特に電気、電子、機械、自動車などの工
業分野の組立て工程における接着の簡易迅速な確認管理
を行うために効果のあるものである。
さらに、蛍光顔料を用いた場合の本発明の硬化促進剤
は、シアノアクリレート系瞬間接着剤を夜間安全標識用
や家庭用品、玩具、アクセサリーなどのアイキャッチャ
ー用のための蛍光性塗布剤、蛍光塗料として用いる場合
にも有用なものとなる。
フロントページの続き 審査官 川上 美秀 (56)参考文献 特開 平1−307477(JP,A) 特開 昭53−123434(JP,A) 特開 昭63−35674(JP,A) 特開 昭62−119283(JP,A) 特開 昭59−66471(JP,A) 特開 昭62−43476(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の三成分を含有することを特徴とするシ
    アノアクリレート用硬化促進剤。 A.第三級アミン化合物 B.蛍光顔料又は蛍光染料 C.溶剤
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