JP2734360B2 - ディジタル信号リピータ - Google Patents

ディジタル信号リピータ

Info

Publication number
JP2734360B2
JP2734360B2 JP33590093A JP33590093A JP2734360B2 JP 2734360 B2 JP2734360 B2 JP 2734360B2 JP 33590093 A JP33590093 A JP 33590093A JP 33590093 A JP33590093 A JP 33590093A JP 2734360 B2 JP2734360 B2 JP 2734360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
signal
output
input
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33590093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07202953A (ja
Inventor
正彦 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP33590093A priority Critical patent/JP2734360B2/ja
Publication of JPH07202953A publication Critical patent/JPH07202953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2734360B2 publication Critical patent/JP2734360B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号の伝送に
関し、特にバイポーラ信号を受信し、再生して再送信す
るリピータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリピータは再生信号のディーティ
比を50%に保つために、位相同期回路(PLL)等を
用いて、再生クロックのデューティ比を正確に50%と
し、このクロックで送信信号を発生させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このクロックデューテ
ィ比を正確に設定する従来の方式は、使用する回路部品
の遅延時間のバラツキにより劣化する問題があり、その
ために、立上り遅延と立下り遅延が正確に等しい回路部
品を用いねばならないという欠点があった。
【0004】回路部品の立上り遅延と立下り遅延とは一
般的に時間差があり、例えば立下り遅延が立上り遅延よ
り大きい場合には、入力信号のデューティ比が50%で
あっても、出力信号のハイレベルの時間がローレベルの
時間より長くなり、デューティ比が50%からずれてし
まうという問題が生ずる。
【0005】従って、本発明のディジタル信号リピータ
は、回路部品の遅延特性に依存しないで、正確に出力信
号のデューティ比が50%となるリピータを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル信号
リピータは、受信バイポーラ信号を2つのユニポーラ信
号に変換する変換手段と、受信信号からクロック成分を
抽出して出力するクロック抽出手段と、互いに逆極性信
号を出力する第1と第2の比較器と、第1と第2の2段
縦続フリップフロップ回路を有している。
【0007】そして、変換手段が作成した2つのユニポ
ーラ信号はそれぞれ第1と第2の2段縦続フリップフロ
ップ回路の前段のフリップフロップ回路に入力する。
【0008】更に、クロック抽出手段の出力は第1と第
2の比較器に入力してそれぞれ逆極性のクロック信号を
作成、出力して、第1の比較器の出力により第1と第2
の2段縦続フリップフロップ回路の前段のフリップフロ
ップ回路を駆動し、第2の比較器の出力により同じく第
1と第2の2段縦続フリップフロップ回路の後段のフリ
ップフロップ回路を駆動する。
【0009】そして、この第1と第2の2段縦続フリッ
プフロップ回路の後段のフリップフロップ回路の入力と
出力との論理積となる信号をバイポーラ信号に変換して
出力することを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明のディジタル信号リピータの
一実施例の構成を示す回路ブロック図である。
【0012】図1において、B/U1はバイポーラ/ユ
ニポーラ変換回路、FIL2はバンドパスフィルタ、C
MP3,CMP4は比較器、FF5,FF6,FF7,
FF8はフリップフロップ回路、AND9,AND10
はアンド回路、U/B11はユニポーラ/バイポーラ変
換回路を示す。
【0013】また、図2は本発明の動作を説明するため
の、図1の各回路ブロックにおける信号波形図である。
【0014】図2において、(a)はU/B1の平衡入
力端子IN0,IN1間電圧、(b)はFIL2の出
力、(c)はCMP3の出力、(d)はCMP4の出
力、(e)はFF5のQ、(f)はFF6のQ、(g)
はAND9の出力、(h)はAND10の出力、(i)
はU/B11の平衡出力端子OUT0,OUT1間電圧
のそれぞれの波形図を示す。
【0015】図1及び図2を用いて本発明のディジタル
信号リピータの動作を説明する。
【0016】図示しない伝送路からの波形の歪んだディ
ジタル信号はB/U1の平衡入力端子IN0,IN1よ
り入力される(図2の(a))。
【0017】ユニポーラ信号に変換された入力信号の正
側パルスはB/U1のA0端子に、負側パルスはB/U
1のA1端子にそれぞれ出力される。
【0018】この2系列のユニポーラ信号は別個に2段
のフリップフロップ回路FF5,FF6とFF7,FF
8とに入力される。また抵抗12と抵抗13とで2つの
ユニポーラ信号の和信号を作成してバンドパスフィルタ
FIL2に入力する。この和信号の作成にあたっては抵
抗でなく例えば論理和回路(ORゲート)でもよい。
【0019】FIL2は中心周波数が受信入力信号の周
波数と一致しており、位相特性は90°遅延しており、
入力信号に含まれるクロック成分で共振し、正弦波信号
を継続して発生する(図2の(b))。
【0020】2つの比較器CMP3,CMP4は互いに
正入力端子と負入力端子の接続が逆となっており、一方
の入力端子に上記FIL2出力の正弦波信号を入力さ
せ、他方の入力端子には固定閾値(本実施例では地気)
を供給する。比較器CMP3の正入力端子には正弦波入
力を供給し、その出力(図2の(c))を2段フリップ
フロップ回路のうち前段のFF5とFF7のラッチ用ク
ロックとして用いる。また、比較器CMP4の出力(図
2の(d))は後段のフリップフロップFF6とFF8
のラッチ用クロックとして用いる。
【0021】後段のフリップフロップFF6,8の入力
と出力はアンド回路AND9とAND10の各々の入力
となる(FF6側について図2の(e),(f)に示
す)。
【0022】該AND9,10とから独立にユニポーラ
信号が発生する(図2の(g),(h)。この2系列の
ユニポーラ信号は受信バイポーラ信号の正パルスと負パ
ルスの系列に各々対応している。
【0023】この2つのユニポーラ信号はU/B11に
よりバイポーラ信号に変換され平衡出力端子OUT0と
OUT1とから送信される(図2の(i))。
【0024】図2の波形図で、(a)の受信パルス、
、、の部分がそれぞれ(i)の送信パルス,
、、の部分に対応している。
【0025】バイポーラ符号則として同極性のパルスを
連続して受信することはないので2段フリップフロップ
構成で、送信信号と受信信号との1,0のパターン列が
不一致を起こすことはない。
【0026】比較器は多数のトランジスタで構成されて
おり、高速ディジタル信号を入力する場合、立上り遅延
と立下り遅延とが合っていないことが一般であり、温度
や電源変動に対して遅延時間の一致を保証することは困
難である。
【0027】しかし、本実施例では2つの比較器CMP
3,CMP4について立上り遅延と立下り遅延とは同一
である必要はない。
【0028】一例として図2の(c),(d)に示して
いる様に立上り遅延が小さく(早く)、立下り遅延が大
きい(遅い)ような特性であっても、立上りエッジしか
使わないため立下りエッジのタイミングは関係しない。
【0029】この様に再生クロックのデューティが50
%である必要はなく、しかも2つの比較器は互いに立上
り遅延か又は立下り遅延かのどちらかが揃っていればよ
い。(本実施例においては立上り遅延が合っていればよ
い。)比較器が同一の製造ロットであれば上記条件は容
易に成立つものである。
【0030】次に図3にバイポーラ/ユニポーラ変換回
路B/U1の一実施例を示す。
【0031】平衡入力端子IN0,IN1に入力したバ
イポーラ信号はトランス101により平衡/不平衡変換
されて2つの比較器CMP102,103に供給され、
符号が逆の正閾値Vpと負閾値Vn(一般的にVn=−
Vp)とで各々比較され、正側パルスはA0端子から正
パルス列のユニポーラ信号として出力し、負側パルスは
A1端子からやはり正パルス列のユニポーラ信号として
出力する。
【0032】次に図4にユニポーラ/バイポーラ変換回
路U/B11の一実施例を示す。
【0033】端子B0,B1に入力した2つのユニポー
ラ信号系列が互いに異なったタイミングでトランス11
1に入力し、不平衡/平衡変換され出力端子OUT0,
1とからバイポーラ信号として送信される。
【0034】このように、2つの比較器の一方の出力で
送信パルスを発生させ、他方の出力で該送信パルスを停
止させる方式としているため、送信パルスのデューティ
比は正確に50%となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本説明のディジタル
信号リピータは2つの比較器を互いに逆極性の出力が発
生するように構成し、一方の出力で再生パルスを発生さ
せ、他方の出力で再生パルスを停止させるようにするこ
とにより、デューティ比が50%の送信パルスを正確に
再生し送出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路ブロック図
である。
【図2】本発明の動作を説明するための、図1の各回路
ブロックにおける信号波形図である。
【図3】バイポーラ/ユニポーラ変換回路の一実施例を
示す回路図である。
【図4】ユニポーラ/バイポーラ変換回路の一実施例を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 バイポーラ/ユニポーラ変換回路(B/U) 2 バンドパスフィルタ(FIL) 3,4 比較器(CMP)5,6,7,8 フリップフ
ロップ回路(FF) 9,10 アンド回路(AND) 12,13 抵抗 101、111 トランス 102,103 比較器(CMP)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号を受信し、成形再生して
    出力するリピータにおいて、 受信バイポーラ信号を2つのユニポーラ信号に変換する
    変換手段と、受信信号からクロック成分を抽出して出力
    するクロック抽出手段と、互いに逆極性信号を出力する
    第1と第2の比較器と、第1と第2の2段縦続フリップ
    フロップ回路を有し、 前記変換手段が作成した2つのユニポーラ信号はそれぞ
    れ前記第1と第2の2段縦続フリップフロップ回路の前
    段のフリップフロップ回路に入力し、 前記クロック抽出手段の出力を前記第1と第2の比較器
    に入力してそれぞれ逆極性のクロック信号を作成、出力
    し、 前記第1の比較器の出力で前記第1と第2の2段縦続フ
    リップフロップ回路の前段のフリップフロップ回路を駆
    動し、 前記第2の比較器の出力で前記第1と第2の2段縦続フ
    リップフロップ回路の後段のフリップフロップ回路を駆
    動し、 前記第1と第2の2段縦続フリップフロップ回路の後段
    のフリップフロップ回路の入力と出力との論理積となる
    信号をバイポーラ信号に変換して出力することを特徴と
    するディジタル信号リピータ。
JP33590093A 1993-12-28 1993-12-28 ディジタル信号リピータ Expired - Fee Related JP2734360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33590093A JP2734360B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ディジタル信号リピータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33590093A JP2734360B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ディジタル信号リピータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07202953A JPH07202953A (ja) 1995-08-04
JP2734360B2 true JP2734360B2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=18293629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33590093A Expired - Fee Related JP2734360B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ディジタル信号リピータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2734360B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07202953A (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6133523B1 (ja) 高速シリアライザ/デシリアライザのために正確なクロック位相信号を生成するための回路
US7466179B2 (en) Phase interpolation circuit
US7212580B2 (en) Multi-level signal clock recovery technique
JPS59112747A (ja) 2進デ−タ受信機
JP2004505486A (ja) 同相モードの不感差動オフセットコンパレータを用いる5レベル受信機
US4786823A (en) Noise pulse suppressing circuit in digital system
US8044744B2 (en) Time modulation with cosine function
JPS59114947A (ja) Cmi−デコ−ダ
JP2734360B2 (ja) ディジタル信号リピータ
JPH0314251B2 (ja)
JPH0787376B2 (ja) デルタ変調符号の復号装置
CN111211774A (zh) 除弹跳电路
JP3035817B2 (ja) クロック再生装置
JP3154302B2 (ja) 位相差検出回路
KR0132483B1 (ko) 디지탈 자기기록재생시스템의 데이타 추출회로
US7564286B2 (en) Clock regeneration circuit
JPH0529893A (ja) デユーテイ調整回路
JP2777618B2 (ja) ミラースクエア符号化方法
JPH0758604A (ja) クロック生成回路
JPH0583093A (ja) 信号受信回路
JPS58209252A (ja) 符号識別再生回路
CN118157698A (zh) 接收器电路、对应隔离驱动器器件、电子系统和将差分信号解码为数字输出信号的方法
JPS5998311A (ja) 2進デ−タ信号修正方法
CN111865241A (zh) 一种超宽频带低失真信号处理电路及方法
JPS58156243A (ja) 高デ−タレ−ト用デジタル信号マルチプレクサ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees