JP2733305B2 - 配線設備装置 - Google Patents
配線設備装置Info
- Publication number
- JP2733305B2 JP2733305B2 JP1131973A JP13197389A JP2733305B2 JP 2733305 B2 JP2733305 B2 JP 2733305B2 JP 1131973 A JP1131973 A JP 1131973A JP 13197389 A JP13197389 A JP 13197389A JP 2733305 B2 JP2733305 B2 JP 2733305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- wiring box
- panel
- attached
- front panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、天井配線と床配線とを接続する配線設備装
置に関するものである。
置に関するものである。
［従来の技術］ 従来の天井配線と床配線とを接続する配線設備装置で
は、第５図に示す前面が開口する配線ボックス１を天井
と床との間に立設し、この配線ボックス１の内部を通し
て天井配線と床配線とを接続するようにしていた。ま
た、この種の配線設備装置では配電機器をブロック毎に
配線ボックス１内に収納し、配線ボックス１の前面に配
電機器のブロック毎に分割された表パネル２を被着する
ようにしていた。
は、第５図に示す前面が開口する配線ボックス１を天井
と床との間に立設し、この配線ボックス１の内部を通し
て天井配線と床配線とを接続するようにしていた。ま
た、この種の配線設備装置では配電機器をブロック毎に
配線ボックス１内に収納し、配線ボックス１の前面に配
電機器のブロック毎に分割された表パネル２を被着する
ようにしていた。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、この配線設備装置では分割された表パネル
２を個別に配線ボックス１に固定していたため、予め配
線ボックス１に取り付けて搬送される表パネル２を施工
時に取り外す際に手間がかかるという問題があった。ま
た、個々の表パネル２の重量が配線ボックス１の取付部
にかかり、この表パネル２の着脱時にも配線ボックス１
の取付部に力がかかるため、配線ボックス１の強度を強
くする必要があった。
２を個別に配線ボックス１に固定していたため、予め配
線ボックス１に取り付けて搬送される表パネル２を施工
時に取り外す際に手間がかかるという問題があった。ま
た、個々の表パネル２の重量が配線ボックス１の取付部
にかかり、この表パネル２の着脱時にも配線ボックス１
の取付部に力がかかるため、配線ボックス１の強度を強
くする必要があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、表パネルの配線ボックスへの取付
け及び取外しが簡単で、且つ表パネルの重量やこの表パ
ネルの着脱時の力が配線ボックスに及ばない配線設備装
置を提供することにある。
目的とするところは、表パネルの配線ボックスへの取付
け及び取外しが簡単で、且つ表パネルの重量やこの表パ
ネルの着脱時の力が配線ボックスに及ばない配線設備装
置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は複数の表パネル
の両側を一対のパネル枠に夫々固定し、配線ボックスの
適所に取り付けた取付金具にパネル枠を固定してある。
の両側を一対のパネル枠に夫々固定し、配線ボックスの
適所に取り付けた取付金具にパネル枠を固定してある。
［作用］ 本発明は、上述のように構成することにより、複数の
表パネルを一体的に取り付けたりまたは取外したりする
ことができるようにして、表パネルの配線ボックスへの
取付け及び取外しが簡単になるようにし、また表パネル
の重量やこの表パネルの着脱時の力を取付金具で受ける
ことができ、この場合パネル枠が固定される取付金具の
強度を強くするだけで、配線ボックス全体の強度を強く
する必要がなくなるようにしたものである。
表パネルを一体的に取り付けたりまたは取外したりする
ことができるようにして、表パネルの配線ボックスへの
取付け及び取外しが簡単になるようにし、また表パネル
の重量やこの表パネルの着脱時の力を取付金具で受ける
ことができ、この場合パネル枠が固定される取付金具の
強度を強くするだけで、配線ボックス全体の強度を強く
する必要がなくなるようにしたものである。
［実施例］ 第１図乃至第４図に本発明の一実施例を示す。本実施
例の配線設備装置は、第４図に示すように、部屋の間仕
切りを行うパティション10に一体に設けれたものであ
る。配線ボックス１は、第１図に示すように、横断面が
略コ字状で、天井３と床４との間にわたる大きさになっ
ている。配線ボックス１の開口する前面側の上部に笠木
５を取り付けると共に、下部に巾木６を取り付けてあ
る。上記配線ボックス１の背板には上下方向のほぼ全長
にわたる絶縁材からなる隔壁７を取り付け、この隔壁７
と配線ボックス１の側板との間に配線スペースを形成し
てある。なお、この配線ボックス１の上部には、第３図
に示すように、天井３に穿設された穴を通して天井３内
に突出する天井ダクト14を取り付け、配線ボックス１の
下の床５に埋設されフロアダクト15とを備え、上記配線
スペース、天井ダクト14及びフロアダクト15を通して、
天井配線と床配線とを接続するようにしてある。また、
隔壁７は複数に切込みを形成してあり、この切込み部の
部分を切除して隔壁７の途中から隔壁７の間の空間に配
線を引き込むことができるようにしてある。上記隔壁７
間の空間は隔壁８を用いて複数の区画に分割してあり、
夫々の区画内に各種の配電機器を種別毎に収納するよう
にしてある。なお、夫々の区画は上から主幹ブレーカ11
と複数の分岐ブレーカ12を収納するブレーカブロック、
スイッチやコンセント等を収納する操作ブロック、操作
ブロックを増設する場合等に用いる空きスペースとなる
予備ブロック、及び接続部ブロックとして用いる。な
お、ブレーカブロックの上には接地ブロック13を設けて
ある。この配線設備装置では、ブレーカブロック及び接
続部ブロックの前面に扉16を取り付けると共に、扉16以
外の部分に複数に分割された表パネル２を被着するよう
にしてある。なお、ブレーカブロックの下側の表パネル
２にはスイッチ等が取り付けられる。また、このスイッ
チ等が取り付けられる表パネル２以外はブランクパネル
として用いられるものである。そして、これら扉16及び
表パネル２は第１図に示すパネル枠17に取り付けられ
る。ところで、配線ボックス１の下部には配線ボックス
１の高さを調整するアジャスタ19を備えている。このア
ジャスタ19は床４側に突出する調整部19aと、このアジ
ャスタ19の上部に固着されたアジャスタ台19bとからな
り、アジャスタ台19bを配線ボックス１に取り付けて固
定してある。また、扉16や表パネル２と配線ボックス１
の背板との間のスペーサとして機能すると共に、上記パ
ネル枠17を固定する取付金具18を隔壁７の適所に取り付
けてある。なお、上記下側のパネル枠17の下部はアジャ
スタ台19bに形成されたＬ字状の取付片19cで支えると共
に、この取付片19cにねじ止めする構造になっている。
上記取付金具18及びアジャスタ19の取付片19cに取り付
けられたパネル枠17の側部にはスタッドカバー20を取り
付け、このスタッドカバー20でパネル枠17の側部を覆う
ようにしてある。
例の配線設備装置は、第４図に示すように、部屋の間仕
切りを行うパティション10に一体に設けれたものであ
る。配線ボックス１は、第１図に示すように、横断面が
略コ字状で、天井３と床４との間にわたる大きさになっ
ている。配線ボックス１の開口する前面側の上部に笠木
５を取り付けると共に、下部に巾木６を取り付けてあ
る。上記配線ボックス１の背板には上下方向のほぼ全長
にわたる絶縁材からなる隔壁７を取り付け、この隔壁７
と配線ボックス１の側板との間に配線スペースを形成し
てある。なお、この配線ボックス１の上部には、第３図
に示すように、天井３に穿設された穴を通して天井３内
に突出する天井ダクト14を取り付け、配線ボックス１の
下の床５に埋設されフロアダクト15とを備え、上記配線
スペース、天井ダクト14及びフロアダクト15を通して、
天井配線と床配線とを接続するようにしてある。また、
隔壁７は複数に切込みを形成してあり、この切込み部の
部分を切除して隔壁７の途中から隔壁７の間の空間に配
線を引き込むことができるようにしてある。上記隔壁７
間の空間は隔壁８を用いて複数の区画に分割してあり、
夫々の区画内に各種の配電機器を種別毎に収納するよう
にしてある。なお、夫々の区画は上から主幹ブレーカ11
と複数の分岐ブレーカ12を収納するブレーカブロック、
スイッチやコンセント等を収納する操作ブロック、操作
ブロックを増設する場合等に用いる空きスペースとなる
予備ブロック、及び接続部ブロックとして用いる。な
お、ブレーカブロックの上には接地ブロック13を設けて
ある。この配線設備装置では、ブレーカブロック及び接
続部ブロックの前面に扉16を取り付けると共に、扉16以
外の部分に複数に分割された表パネル２を被着するよう
にしてある。なお、ブレーカブロックの下側の表パネル
２にはスイッチ等が取り付けられる。また、このスイッ
チ等が取り付けられる表パネル２以外はブランクパネル
として用いられるものである。そして、これら扉16及び
表パネル２は第１図に示すパネル枠17に取り付けられ
る。ところで、配線ボックス１の下部には配線ボックス
１の高さを調整するアジャスタ19を備えている。このア
ジャスタ19は床４側に突出する調整部19aと、このアジ
ャスタ19の上部に固着されたアジャスタ台19bとからな
り、アジャスタ台19bを配線ボックス１に取り付けて固
定してある。また、扉16や表パネル２と配線ボックス１
の背板との間のスペーサとして機能すると共に、上記パ
ネル枠17を固定する取付金具18を隔壁７の適所に取り付
けてある。なお、上記下側のパネル枠17の下部はアジャ
スタ台19bに形成されたＬ字状の取付片19cで支えると共
に、この取付片19cにねじ止めする構造になっている。
上記取付金具18及びアジャスタ19の取付片19cに取り付
けられたパネル枠17の側部にはスタッドカバー20を取り
付け、このスタッドカバー20でパネル枠17の側部を覆う
ようにしてある。
本実施例の表パネル２の配線ボックス１への取付け
は、まず複数枚の表パネル２（扉16も含む。）をパネル
枠17に固定し、このパネル枠17を取付金具18（アジャス
タ19の取付片19cを含む）に取り付けれる。このように
すれば、配線施工時に表パネル２を取り外す際に各表パ
ネル２を個別に外すことなく複数枚の表パネル２を一体
的に外すことができる。また、配線施工後の表パネル２
の取付けも一体的に行え、表パネル２の着脱が容易にな
る。また、パネル枠２は配線ボックス１とは別体の取付
金具18に取り付けるので、この取付金具18の強度を強く
すれば、配線ボックス１自体の強度を強くする必要がな
くなる。
は、まず複数枚の表パネル２（扉16も含む。）をパネル
枠17に固定し、このパネル枠17を取付金具18（アジャス
タ19の取付片19cを含む）に取り付けれる。このように
すれば、配線施工時に表パネル２を取り外す際に各表パ
ネル２を個別に外すことなく複数枚の表パネル２を一体
的に外すことができる。また、配線施工後の表パネル２
の取付けも一体的に行え、表パネル２の着脱が容易にな
る。また、パネル枠２は配線ボックス１とは別体の取付
金具18に取り付けるので、この取付金具18の強度を強く
すれば、配線ボックス１自体の強度を強くする必要がな
くなる。
この配線設備装置では、例えば天井３からの配線を主
幹ブレーカ11に接続し、さらに分岐ブレーカ12で分岐し
て天井３や床４に配線を引き回す。また、スイッチ等に
接続される配線も配線ボックス１を通して配線する。
幹ブレーカ11に接続し、さらに分岐ブレーカ12で分岐し
て天井３や床４に配線を引き回す。また、スイッチ等に
接続される配線も配線ボックス１を通して配線する。
［発明の効果］ 本発明は上述のように、複数の表パネルの両側を一対
のパネル枠に夫々固定し、配線ボックスの適所に取り付
けた取付金具にパネル枠を固定してあるので、複数の表
パネルを一体的に取り付けたりまたは取外したりするこ
とができ、表パネルの着脱が簡単になる。また、表パネ
ルの重量やこの表パネルの着脱時の力を取付金具で受け
ることができるので、パネル枠が固定される取付金具の
強度を強くすれば、配線ボックス全体の強度を強くする
必要がない利点もある。
のパネル枠に夫々固定し、配線ボックスの適所に取り付
けた取付金具にパネル枠を固定してあるので、複数の表
パネルを一体的に取り付けたりまたは取外したりするこ
とができ、表パネルの着脱が簡単になる。また、表パネ
ルの重量やこの表パネルの着脱時の力を取付金具で受け
ることができるので、パネル枠が固定される取付金具の
強度を強くすれば、配線ボックス全体の強度を強くする
必要がない利点もある。
第１図は本発明の一実施例の分解斜視図、第２図は同上
の下部を拡大した分解斜視図、第３図（ａ）は同上の一
部を破断した正面図、同図（ｂ）は同図（ａ）のａ−ａ
断面図、第４図は同上の組立後の斜視図、第５図は従来
例の分解斜視図である。 １は配線ボックス、２は表パネル、３は天井、４は床、
11は主幹ブレーカ、12は分岐ブレーカ、16は扉、17はパ
ネル枠、18は取付金具、19はアジャスタ、19cは取付片
である。
の下部を拡大した分解斜視図、第３図（ａ）は同上の一
部を破断した正面図、同図（ｂ）は同図（ａ）のａ−ａ
断面図、第４図は同上の組立後の斜視図、第５図は従来
例の分解斜視図である。 １は配線ボックス、２は表パネル、３は天井、４は床、
11は主幹ブレーカ、12は分岐ブレーカ、16は扉、17はパ
ネル枠、18は取付金具、19はアジャスタ、19cは取付片
である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−6493（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−133815（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−83924（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−88027（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−59292（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−67207（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−118527（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−117720（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】天井と床との間に立設し前面が開口する配
線ボックス内を通して天井配線と床配線とを接続すると
共に、この配線ボックス内を各種の配電機器をブロック
化して収納する複数区画に分割し、夫々の区画の前面を
夫々覆う表パネルを備えた配線設備機器において、上記
複数の表パネルの両側を一対のパネル枠に夫々固定し、
配線ボックスの適所に取り付けた取付金具にパネル枠を
固定した配線設備装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1131973A JP2733305B2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 配線設備装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1131973A JP2733305B2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 配線設備装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02311117A JPH02311117A (ja) | 1990-12-26 |
| JP2733305B2 true JP2733305B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=15070559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1131973A Expired - Lifetime JP2733305B2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 配線設備装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733305B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS496493A (ja) * | 1972-05-09 | 1974-01-21 | ||
| JPH0528891Y2 (ja) * | 1986-11-20 | 1993-07-26 | ||
| JPH0353551Y2 (ja) * | 1986-11-25 | 1991-11-22 |
-
1989
- 1989-05-25 JP JP1131973A patent/JP2733305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02311117A (ja) | 1990-12-26 |
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