JP2731780B2 - スタッカ装置 - Google Patents
スタッカ装置Info
- Publication number
- JP2731780B2 JP2731780B2 JP6988596A JP6988596A JP2731780B2 JP 2731780 B2 JP2731780 B2 JP 2731780B2 JP 6988596 A JP6988596 A JP 6988596A JP 6988596 A JP6988596 A JP 6988596A JP 2731780 B2 JP2731780 B2 JP 2731780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- printer
- postcard
- size
- horizontal portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通サイズの印刷
用紙と葉書サイズの印刷用紙との２種類の印刷用紙に印
刷するプリンタに使用するスタッカ装置に関する。
用紙と葉書サイズの印刷用紙との２種類の印刷用紙に印
刷するプリンタに使用するスタッカ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】Ａ４版用紙等のいわゆる普通サイズの印
刷用紙と、官製葉書等のいわゆる葉書サイズの印刷用紙
との２種類の大きさの印刷用紙に印刷するプリンタに使
用し、印刷後に排出される印刷用紙を積重ねて搭載する
従来のスタッカ装置は、先に排出された印刷用紙が、次
に排出される印刷用紙にその後端を押されたり、２枚の
印刷用紙の表面の摩擦力によって押されたりすることに
より、印刷用紙の先端の位置が不揃いになるのを防止し
て、印刷用紙を揃えて積載することができるようにする
ため、プリンタから排出される印刷用紙の先端の位置に
用紙抑えを設けている。
刷用紙と、官製葉書等のいわゆる葉書サイズの印刷用紙
との２種類の大きさの印刷用紙に印刷するプリンタに使
用し、印刷後に排出される印刷用紙を積重ねて搭載する
従来のスタッカ装置は、先に排出された印刷用紙が、次
に排出される印刷用紙にその後端を押されたり、２枚の
印刷用紙の表面の摩擦力によって押されたりすることに
より、印刷用紙の先端の位置が不揃いになるのを防止し
て、印刷用紙を揃えて積載することができるようにする
ため、プリンタから排出される印刷用紙の先端の位置に
用紙抑えを設けている。
【０００３】このような従来のスタッカ装置の用紙抑え
は、プリンタが使用する印刷用紙の大きさ（用紙サイ
ズ）に合わせて固定的に設けてあるか、または差し込み
式となっているか、または折畳み式となっているいるの
が一般的である。また、特開平４−３９２５６号公報に
開示されているように、プリンタが使用する用紙サイズ
に合わせて自動的に平行移動するスライド方式を採用し
ているものもある。
は、プリンタが使用する印刷用紙の大きさ（用紙サイ
ズ）に合わせて固定的に設けてあるか、または差し込み
式となっているか、または折畳み式となっているいるの
が一般的である。また、特開平４−３９２５６号公報に
開示されているように、プリンタが使用する用紙サイズ
に合わせて自動的に平行移動するスライド方式を採用し
ているものもある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
スタッカ装置は、用紙抑えが固定のものは、プリンタが
使用する用紙サイズに合わせた複数のスタッカ装置を用
意し、そのときの用紙サイズに合うものを選択してプリ
ンタに装着しなければならないため、操作が面倒であ
り、コストもかかり、またスタッカ装置の保管も容易で
ないという問題点を有している。また、差し込み式また
は折畳み式の場合は、構造も複雑であり、またプリンタ
が使用する用紙サイズに合わせて用紙抑えを調整しなけ
ればならないため、コストが高く、操作が面倒であり、
また、用紙抑えの調整を忘れると排出した印刷用紙の積
載ができずに印刷用紙を傷めることがあるという問題点
を有している。スライド方式の場合は、自動的にスライ
ドするため調整が不必要であるという利点はあるが、構
造が極めて複雑であるため、極めて高価であるという問
題点を有している。
スタッカ装置は、用紙抑えが固定のものは、プリンタが
使用する用紙サイズに合わせた複数のスタッカ装置を用
意し、そのときの用紙サイズに合うものを選択してプリ
ンタに装着しなければならないため、操作が面倒であ
り、コストもかかり、またスタッカ装置の保管も容易で
ないという問題点を有している。また、差し込み式また
は折畳み式の場合は、構造も複雑であり、またプリンタ
が使用する用紙サイズに合わせて用紙抑えを調整しなけ
ればならないため、コストが高く、操作が面倒であり、
また、用紙抑えの調整を忘れると排出した印刷用紙の積
載ができずに印刷用紙を傷めることがあるという問題点
を有している。スライド方式の場合は、自動的にスライ
ドするため調整が不必要であるという利点はあるが、構
造が極めて複雑であるため、極めて高価であるという問
題点を有している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のスタッカ装置
は、印刷後の印刷用紙を水平に排出するプリンタと接続
していて水平な上面を有し葉書用紙の長さとほぼ同じ長
さを有する水平部と、前記水平部に連続していて水平部
に対して９０度以上１８０度未満の所定の角度だけ傾斜
している傾斜部とを備えるものであり、更に、傾斜部の
前記水平部に対する傾斜角度を調整可能としたものであ
る。
は、印刷後の印刷用紙を水平に排出するプリンタと接続
していて水平な上面を有し葉書用紙の長さとほぼ同じ長
さを有する水平部と、前記水平部に連続していて水平部
に対して９０度以上１８０度未満の所定の角度だけ傾斜
している傾斜部とを備えるものであり、更に、傾斜部の
前記水平部に対する傾斜角度を調整可能としたものであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施形態を示す正面図
で、普通サイズの印刷用紙をスタックしているときの状
態を示す図、図２は図１の実施形態において、葉書サイ
ズの印刷用紙をスタックしているときの状態を示す正面
図である。
で、普通サイズの印刷用紙をスタックしているときの状
態を示す図、図２は図１の実施形態において、葉書サイ
ズの印刷用紙をスタックしているときの状態を示す正面
図である。
【０００８】図１のスタッカ装置１は、プリンタ１０と
接続している水平な上面を有する水平部２と、水平部２
に連続していて水平部２に対して所定の角度だけ傾斜し
ている傾斜部３とを有しており、水平部２と傾斜部３と
が接続している角度変化部５は、滑らかな曲線で形成さ
れている。水平部２と傾斜部３とのなす角度は、９０度
以上１８０度未満であり、通常はおおむね１１０度から
１５０度の範囲で実験的に決定する。水平部２の長さ
は、官製葉書や絵葉書等のいわゆる葉書サイズの印刷用
紙（葉書用紙）の長さとほぼ同じである。
接続している水平な上面を有する水平部２と、水平部２
に連続していて水平部２に対して所定の角度だけ傾斜し
ている傾斜部３とを有しており、水平部２と傾斜部３と
が接続している角度変化部５は、滑らかな曲線で形成さ
れている。水平部２と傾斜部３とのなす角度は、９０度
以上１８０度未満であり、通常はおおむね１１０度から
１５０度の範囲で実験的に決定する。水平部２の長さ
は、官製葉書や絵葉書等のいわゆる葉書サイズの印刷用
紙（葉書用紙）の長さとほぼ同じである。
【０００９】上述のように構成したスタッカ装置１は、
印刷が終了してプリンタ１０から水平に排出されたＡ４
版用紙等のいわゆる普通サイズの印刷用紙（普通用紙）
６は、水平部２の上に排出されてその先端が角度変化部
５に到達したとき、角度変化部５における角度の変化に
よって抵抗を受けるが、普通用紙６の長さが水平部２の
長さよりも長いため、普通用紙６はプリンタ１０によっ
て強制的に排出され、その先端が角度変化部５における
抵抗に打勝って角度変化部５を通過し、傾斜部３まで搬
送される。１枚の普通用紙６が完全にプリンタ１０から
排出されると、２枚目の普通用紙６が１枚の普通用紙６
の上に排出される。このとき、１枚目の普通用紙６と２
枚の普通用紙６との摩擦によって１枚目の普通用紙６も
搬送方向に幾分押されるが、１枚目の普通用紙６には、
傾斜部３の上に載っている部分の自重によって下方に下
る方向の力が働いているため、２枚の普通用紙６によっ
て引摺られずに、排出された最初の位置に留まってい
る。２枚の普通用紙６の排出が終ってその上に３枚目の
普通用紙６が排出された場合も同様であり、このように
して本スタッカ装置は、複数枚の普通用紙６の先端をき
れいに揃えて積載することが可能である。
印刷が終了してプリンタ１０から水平に排出されたＡ４
版用紙等のいわゆる普通サイズの印刷用紙（普通用紙）
６は、水平部２の上に排出されてその先端が角度変化部
５に到達したとき、角度変化部５における角度の変化に
よって抵抗を受けるが、普通用紙６の長さが水平部２の
長さよりも長いため、普通用紙６はプリンタ１０によっ
て強制的に排出され、その先端が角度変化部５における
抵抗に打勝って角度変化部５を通過し、傾斜部３まで搬
送される。１枚の普通用紙６が完全にプリンタ１０から
排出されると、２枚目の普通用紙６が１枚の普通用紙６
の上に排出される。このとき、１枚目の普通用紙６と２
枚の普通用紙６との摩擦によって１枚目の普通用紙６も
搬送方向に幾分押されるが、１枚目の普通用紙６には、
傾斜部３の上に載っている部分の自重によって下方に下
る方向の力が働いているため、２枚の普通用紙６によっ
て引摺られずに、排出された最初の位置に留まってい
る。２枚の普通用紙６の排出が終ってその上に３枚目の
普通用紙６が排出された場合も同様であり、このように
して本スタッカ装置は、複数枚の普通用紙６の先端をき
れいに揃えて積載することが可能である。
【００１０】プリンタ１０が葉書用紙を排出するとき
は、図２に示すように、プリンタ１０から水平に排出さ
れた葉書用紙７の先端が角度変化部５に到達したとき、
プリンタ１０による排出動作は完了している。このた
め、２枚目の葉書用紙７が１枚の葉書用紙７上に排出さ
れて、１枚目の葉書用紙７と２枚の葉書用紙７との摩擦
によって１枚目の葉書用紙７が搬送方向に幾分押されて
も、１枚目の葉書用紙７は、角度変化部５における抵抗
に打勝って角度変化部５を通過することはできず、先端
部が角度変化部５に当接している位置に留まっている。
２枚の葉書用紙７の排出が終ってその上に３枚目の葉書
用紙７が排出された場合も同様であり、このようにして
本スタッカ装置は、複数枚の葉書用紙７も、その先端を
きれいに揃えて積載することができる。
は、図２に示すように、プリンタ１０から水平に排出さ
れた葉書用紙７の先端が角度変化部５に到達したとき、
プリンタ１０による排出動作は完了している。このた
め、２枚目の葉書用紙７が１枚の葉書用紙７上に排出さ
れて、１枚目の葉書用紙７と２枚の葉書用紙７との摩擦
によって１枚目の葉書用紙７が搬送方向に幾分押されて
も、１枚目の葉書用紙７は、角度変化部５における抵抗
に打勝って角度変化部５を通過することはできず、先端
部が角度変化部５に当接している位置に留まっている。
２枚の葉書用紙７の排出が終ってその上に３枚目の葉書
用紙７が排出された場合も同様であり、このようにして
本スタッカ装置は、複数枚の葉書用紙７も、その先端を
きれいに揃えて積載することができる。
【００１１】なお、傾斜部３の長さは、Ａ４版用紙の長
さに見合った長さとするのがよいが、Ｂ４版用紙の長さ
に見合ったもっと長いものとすることにより、普通用紙
６をＡ４版用紙に限定せず、Ａ４版用紙およびＢ４版用
紙の両者を積載することができるようにすることができ
る。また、プリンタ１０によって強制的に排出されとと
きに、その先端が角度変化部５を通過できる大きさのも
のであれば、Ｂ５版用紙等のＡ４版用紙よりも小さい普
通用紙も積載することができる。
さに見合った長さとするのがよいが、Ｂ４版用紙の長さ
に見合ったもっと長いものとすることにより、普通用紙
６をＡ４版用紙に限定せず、Ａ４版用紙およびＢ４版用
紙の両者を積載することができるようにすることができ
る。また、プリンタ１０によって強制的に排出されとと
きに、その先端が角度変化部５を通過できる大きさのも
のであれば、Ｂ５版用紙等のＡ４版用紙よりも小さい普
通用紙も積載することができる。
【００１２】上述の実施形態は、傾斜部３の水平部２に
対する角度が不変のものであるが、傾斜部の水平部に対
する角度を調整可能とし、プリンタが使用する普通用紙
の紙質に合わせて、操作者がその紙質に見合う適当な角
度に調整できるように構成することもできる。
対する角度が不変のものであるが、傾斜部の水平部に対
する角度を調整可能とし、プリンタが使用する普通用紙
の紙質に合わせて、操作者がその紙質に見合う適当な角
度に調整できるように構成することもできる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスタッカ
装置は、プリンタと接続していて水平な上面を有し葉書
用紙の長さとほぼ同じ長さを有する水平部と、この水平
部に連続していて水平部に対して９０度以上１８０度未
満の所定の角度だけ傾斜している傾斜部とを設けること
により、プリンタが使用する用紙サイズに合わせて調整
する必要がないために取扱いが簡便であり、また構造が
簡単であるためにコストも安いという効果がある。ま
た、普通用紙として複数種の大きさの用紙を使用するこ
とができるという効果もある。
装置は、プリンタと接続していて水平な上面を有し葉書
用紙の長さとほぼ同じ長さを有する水平部と、この水平
部に連続していて水平部に対して９０度以上１８０度未
満の所定の角度だけ傾斜している傾斜部とを設けること
により、プリンタが使用する用紙サイズに合わせて調整
する必要がないために取扱いが簡便であり、また構造が
簡単であるためにコストも安いという効果がある。ま
た、普通用紙として複数種の大きさの用紙を使用するこ
とができるという効果もある。
【図１】本発明の一実施形態を示す正面図で、普通サイ
ズの印刷用紙をスタックしているときの状態を示す図で
ある。
ズの印刷用紙をスタックしているときの状態を示す図で
ある。
【図２】図１の実施形態において、葉書サイズの印刷用
紙をスタックしているときの状態を示す正面図である。
紙をスタックしているときの状態を示す正面図である。
１ スタッカ装置 ２ 水平部 ３ 傾斜部 ５ 角度変化部 ６ 普通用紙 ７ 葉書用紙 １０ プリンタ
Claims (2)
- 【請求項１】 印刷後の印刷用紙を水平に排出するプリ
ンタと接続していて水平な上面を有し葉書用紙の長さと
ほぼ同じ長さを有する水平部と、前記水平部に連続して
いて水平部に対して９０度以上１８０度未満の所定の角
度だけ傾斜している傾斜部とを備えることを特徴とする
スタッカ装置。 - 【請求項２】 前記傾斜部の前記水平部に対する傾斜角
度を調整可能としたことを特徴とする請求項１記載のス
タッカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6988596A JP2731780B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | スタッカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6988596A JP2731780B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | スタッカ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255211A JPH09255211A (ja) | 1997-09-30 |
| JP2731780B2 true JP2731780B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13415654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6988596A Expired - Fee Related JP2731780B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | スタッカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731780B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP6988596A patent/JP2731780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09255211A (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971202 |
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