JP2731656B2 - 二重系電子計算機 - Google Patents
二重系電子計算機Info
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- JP2731656B2 JP2731656B2 JP4005323A JP532392A JP2731656B2 JP 2731656 B2 JP2731656 B2 JP 2731656B2 JP 4005323 A JP4005323 A JP 4005323A JP 532392 A JP532392 A JP 532392A JP 2731656 B2 JP2731656 B2 JP 2731656B2
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Description
どに用いられる二重系電子計算機に関するものである。
ールセーフな電子計算機を構成するため、プロセッサお
よびその周辺を二重系として構成し、同一のソフトウエ
アを実装して、両系のバスラインのデータが不一致のと
きプロセッサを停止させて安全状態に保持するようにし
て、電子計算機が誤動作しないでフェールセーフになる
ようにしている。
に示す。この二重系電子計算機はプロセッサ2、メモリ
4、バスライン6、デジタル入出力部8、入出力部9で
A系を構成し、またプロセッサ3、メモリ5、バスライ
ン7、デジタル入力部10、入出力部9でB系を構成し、
入出力部9からA系、B系に入力し、A系から入出力部
9より出力して、A系およびB系の電子計算機が同一の
ソフトウエアで稼働している。照合回路11は両系のバス
ライン6,7のデータを比較し、どちらかの系が故障し
て不一致になったときに照合回路11によりプロセッサ
2,3を停止させて安全状態に保持し、電子計算機が誤
動作しないでフェールセーフになるようにしている。
系電子計算機は、前記のように両系のバスライン6,7
のデータを比較して不一致になったときにプロセッサ
2,3を停止し、出力を安全状態に保持するので、フェ
ールセーフにはなるが、動作が停止してしまうため稼働
率が低下し、信頼度を損なうという問題点があった。こ
の解決には計算機を三重系多数決構成とし、故障系を切
り離して稼働する方式や、予備系を備えることとされて
きた。しかし、いずれもハードウエア量が多くなり、経
済性の面からも問題とされてきた。
題点を解決し、プロセッサを停止することがなく、フェ
ールセーフになることは勿論、高信頼化を実現させるこ
とができる二重系電子計算機を提供することを目的とす
る。
め、この発明は、前記のような二重系電子計算機におい
て、A系のメモリが故障したときのリカバリーメモリを
A系に設け、B系のメモリが故障したときのリカバリー
メモリをB系に設け、A系、B系のメモリ、リカバリー
メモリに対する入出力部をA系およびB系にそれぞれ設
けている。メモリアクセス時にA系、B系のどちらかの
系のメモリが故障して不一致になったとき、この不一致
状態を照合回路が検出して両プロセッサに割り込み信号
を出力することにより、両プロセッサは照合回路により
停止される前にA系およびB系の入出力部の切り替えに
よりA系とB系のメモリを片系毎に読み込みメモリが故
障した故障系を判断するとともに、正常系のメモリの内
容をA系およびB系のリカバリーメモリに転送し、該転
送された両系のリカバリーメモリをアクセスすることに
よってソフトウエアが実行できるようになっている。
障して不一致が発生すると、両系のメモリ内容はプロセ
ッサに読み込まれ、メモリ照査され、故障系が判断され
る。正常系のメモリより両系のリカバリーメモリにデー
タが転送され、この転送された両系のリカバリーメモリ
がアクセスされてソフトウエアが実行される。したがっ
て、メモリの故障によりデータが不一致になってもプロ
セッサがすぐに停止してしまうことがなくなる。
計算機の構成図である。図1において従来例を示す図4
と同様な部分には同一符号を付して説明を省略し、以下
には新規な部分を主に説明することとする。
う。)で、該メモリ内容はデータとチェックコードから
なっている。15はA系のメインメモリ12が故障したとき
のリカバリーメモリであり、16はB系のメインメモリ13
が故障したときのリカバリーメモリである。17,18はA
系、B系のメインメモリ12,13、リカバリーメモリ15,
16に対するデジタル入出力部である。このデジタル入出
力部17,18により、A系のプロセッサ2は自系のメイン
メモリ12、リカバリーメモリ15は勿論、B系のメインメ
モリ13、リカバリーメモリ16ともデータの入出力をする
ことができ、また逆にB系のプロセッサ3は自系のメイ
ンメモリ13、リカバリーメモリ16は勿論、A系のメイン
メモリ12、リカバリーメモリ15ともデータの入出力をす
ることができるようになっている。
エアの構成図を示したものである。ソフトウエアは図に
示すようにモジュール1、モジュール2、……モジュー
ルnとモジュール構造化されている。各モジュールは図
3に示すような構成で、次に実行するソフトモジュール
はバス不一致発生領域かどうかチェックし、不一致領域
であればリカバリーメモリに切替え、正常な領域であれ
ばメインメモリに切替えてソフトウエアを実行する。
作を説明する。照合回路11でA系、B系のバスライン
6,7のデータに不一致が発生したかどうかをチェック
する。不一致が発生すると、照合回路11はこの不一致状
態を検出して両系のプロセッサ2,3に通知するための
割り込み信号を出力する。プロセッサ2,3はこの割り
込みによりバス不一致を認識して、不一致発生領域がメ
インメモリ12,13かどうかを判断する。メインメモリ1
2,13が不一致発生領域であるかの判断は、プロセッサ
2,3がまずA系のメインメモリ12の内容を読み込み、
チェックコードによりメモリ照査し、例えばチェックコ
ードがサム値であれば該メモリの総和からメインメモリ
12が正常か故障かを判断する。
系のプロセッサ2,3は次にB系のメインメモリ13の内
容を読み込み、同様にチェックコードによりメモリ照査
し、メインメモリ13が正常か故障かを判断する。その結
果、メインメモリ12,13とも正常で、故障していなけれ
ば照合回路11はプロセッサ2,3を停止する。
障していれば、デジタル入出力部17,18の切替えにより
正常な系のメインメモリのメモリ内容を両系のリカバリ
ーメモリ15,16へ転送し、転送されたリカバリーメモリ
15,16と正常なメインメモリのメモリ内容を比較して両
系のリカバリーメモリ15,16に正しくデータが転送でき
たことを確認する。そして、不一致の発生したソフトモ
ジュールにジャンプして、リカバリーメモリ15,16をア
クセスして不一致の発生したソフトウエアを再実行す
る。その後は正常なメインメモリをアクセスしてソフト
ウエアは実行される。このようにすることにより、プロ
セッサ2,3は停止することがなくなる。
アクセス時にA系、B系のどちらかの系のメモリが故障
して不一致になったとき、この不一致状態を照合回路が
検出して両プロセッサに割り込み信号を出力することに
より、両プロセッサは照合回路により停止される前にA
系およびB系の入出力部の切り替えによりA系とB系の
メモリを片系毎に読み込みメモリが故障した故障系を判
断するとともに、正常系のメモリの内容をA系およびB
系のリカバリーメモリに転送し、該転送された両系のリ
カバリーメモリをアクセスすることによってソフトウエ
アが実行できるようになっているので、両系のバスライ
ンのデータを比較して不一致になったときでもプロセッ
サを停止させることがない。しかもフェールセーフにな
ることは勿論、二重系構成のままで稼働率も低下させず
電子計算機の高信頼化を実現させることができるという
優れた効果がある。
構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 同一のソフトウエアを実装して、プロセ
ッサとメモリを有するA系と、プロセッサとメモリを有
するB系とのバスラインのデータを比較し、どちらかの
系が故障して不一致になったときにこの不一致を検出し
て前記両プロセッサを停止させる照合回路とを具えた二
重系電子計算機において、 A系のメモリが故障したときのリカバリーメモリをA系
に設け、B系のメモリが故障したときのリカバリーメモ
リをB系に設け、A系、B系のメモリ、リカバリーメモ
リに対する入出力部をA系およびB系にそれぞれ設け、
メモリアクセス時にA系、B系のどちらかの系のメモリ
が故障して不一致になったとき、この不一致状態を前記
照合回路が検出して両プロセッサに割り込み信号を出力
することにより、両プロセッサは前記照合回路により停
止される前にA系およびB系の前記入出力部の切り替え
によりA系とB系のメモリを片系毎に読み込みメモリが
故障した故障系を判断するとともに、正常系のメモリの
内容をA系およびB系のリカバリーメモリに転送し、該
転送された両系のリカバリーメモリをアクセスすること
によってソフトウエアが実行できるようになっているこ
とを特徴とする二重系電子計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4005323A JP2731656B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 二重系電子計算機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4005323A JP2731656B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 二重系電子計算機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05189325A JPH05189325A (ja) | 1993-07-30 |
JP2731656B2 true JP2731656B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=11608045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4005323A Expired - Fee Related JP2731656B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 二重系電子計算機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2731656B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5302570B2 (ja) * | 2008-04-21 | 2013-10-02 | 日本信号株式会社 | 二重化データ処理回路 |
JP5569950B2 (ja) * | 2008-07-28 | 2014-08-13 | 日本信号株式会社 | 二重化データ処理回路 |
WO2015177927A1 (ja) * | 2014-05-23 | 2015-11-26 | 株式会社日立製作所 | 情報処理装置 |
JP6482393B2 (ja) * | 2015-06-10 | 2019-03-13 | 三菱電機株式会社 | データ処理装置及びデータ処理システム |
JP6083480B1 (ja) | 2016-02-18 | 2017-02-22 | 日本電気株式会社 | 監視装置、フォールトトレラントシステムおよび方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028309A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-22 | ||
JPS57101950A (en) * | 1980-12-17 | 1982-06-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | Double storage device control system |
JPS62202642A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | Nec Corp | メモリ機能確認処理方式 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP4005323A patent/JP2731656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028309A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-22 | ||
JPS57101950A (en) * | 1980-12-17 | 1982-06-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | Double storage device control system |
JPS62202642A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | Nec Corp | メモリ機能確認処理方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05189325A (ja) | 1993-07-30 |
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JPH0516065B2 (ja) |
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