JP2730937B2 - 車両用多重伝送装置 - Google Patents

車両用多重伝送装置

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JP2730937B2
JP2730937B2 JP63322919A JP32291988A JP2730937B2 JP 2730937 B2 JP2730937 B2 JP 2730937B2 JP 63322919 A JP63322919 A JP 63322919A JP 32291988 A JP32291988 A JP 32291988A JP 2730937 B2 JP2730937 B2 JP 2730937B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両内に構築され、車両における各種の動
作制御部に対する制御信号の多重伝送を行う車両用多重
伝送装置に関する。
(従来の技術) 車両においては、昨今、装備される電装品の増加、及
び、各種の電装品に対する電子制御化の進展に伴って、
車両内に配される配線及びコネクタの数が増大し、その
結果、車体に取り付けられるハーネスの規模の大型化及
び重量増加がまねかれている。ハーネスの大規模化は、
ハーネスの車体への取付けスペースが制限されることに
なるとともに、ハーネスの柔軟性が低下して組付作業の
能率低下がもたらされることになり、また、ハーネスの
重量増加は、直接的に車両の重量増加に結び付くことに
なる。
そこで、車両における配線及びコネクタの数を低減さ
せるべく、例えば、特開昭62-4658号公報にも開示され
ている如くに、車両に装備された各種の電装品の動作制
御を行うための複数種の制御信号を多重化し、それを共
通のバス伝送路を通じて伝送するようになす多重伝送シ
ステムを、車両内に構築することが提案されている。こ
のような車両における多重伝送システムにあっては、例
えば、多重化された制御信号が伝送される多重伝送路が
バス伝送路として設けられ、その多重伝送路に複数の送
受信ノードが接続されて、各送受信ノードにおける多重
伝送路を通じての制御信号の送信あるいは受信が行われ
るようにされ、各送受信ノードには、車両の各部に設け
られる制御スイッチ,インジケータ,各種の電装品等
が、グループ化されて接続される。
斯かる多重伝送システムにおける多重伝送路により伝
送される多重制御信号は、例えば、パルスコードモジュ
レーション(PCM)信号であって、ノン・リターン・ツ
ー・ゼロ(NRZ)変調により得られるNRZ変調波信号とさ
れる。そして、多重伝送ラインは、例えば、ツイステッ
ドペアライン等の2本の信号伝送ラインにより形成され
るものとされ、2本の信号伝送ラインは、同一の時分割
多重制御情報が相互に逆位相となる2つのNRZ変調波信
号とされたものを、夫々、多重制御信号として伝送する
ものとされ、各送受信ノードにおいては、相互に逆位相
とされた2つのNRZ変調波信号のうちのいずれか一方に
ついての送信あるいは受信が行われる。このように、多
重伝送路が2本の信号伝送ラインにより形成されるもの
とされ、2本の信号伝送ラインにより相互に逆位相とさ
れた2つ多重制御信号が伝送されるようになされること
により、多重伝送路からその外部に送出される輻射ノイ
ズが抑圧されることになり、多重伝送システムが構築さ
れることに起因するノイズ障害が軽減されることにな
る。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くに、多重伝送路が2本の信号伝送ラインに
より形成され、それらの2本の信号伝送ラインにより相
互に逆位相とされた2つの多重制御信号が伝送されるよ
うになされた多重伝送システムにおいては、多重伝送路
を形成する2本の信号伝送ラインのうちの1本に断線あ
るいは短絡等の事故が生じて、相互に逆位相とされた2
つのNRZ変調波信号のうちの一方が伝送されない状態と
なっても、各送受信ノードにおいては、相互に逆位相と
された2つのNRZ変調波信号のうちの他方についての送
信あるいは受信が行われて、正常な制御動作が行われ、
従って、制御動作状態からは、2本の信号伝送ラインの
うちの1本に断線あるいは短絡等の事故が生じたことが
検知されないことになる。しかしながら、2本の信号伝
送ラインのうちの1本に断線あるいは短絡等の事故が生
じて、相互に逆位相とされた2つのNRZ変調波信号のう
ちの一方が伝送されない状態においては、多重伝送路か
らその外部に送出される輻射ノイズのレベルが増大され
ることになり、周囲に各種のノイズ障害を及ぼすことに
なる虞があるので、斯かる状態は速やかに解消されるこ
とが必要である。
従来においては、多重伝送路を形成する2本の信号伝
送ラインのうちの1本に断線あるいは短絡等の事故が生
じた異常状態は、2本の信号伝送ラインのうちの一方を
強制的に短絡したもとで、他方を通じて制御信号が伝送
されるべき状態とし、その際、正常な制御動作状態がと
られない場合には、2本の信号伝送ラインのうちの他方
に断線あるいは短絡が生じたと判断することにより、検
知されるようになされている。しかしながら、多重伝送
システムが構築されて実用状態にある車両について、斯
かる多重伝送路の異常状態の検知が行われるにあたって
は、専用の検査装置が必要とされ、かつ、煩雑な作業が
要求されることになってしまうという問題がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、車両に設けられる多重伝
送路が2本の信号伝送ラインにより形成され、それら2
本の信号伝送ラインにより同一の多重制御情報が相互に
逆位相となる2つの変調波信号とされて夫々伝送される
ようにされるとともに、その多重伝送路に複数の送受信
ノードが接続されて、各送受信ノードにおける多重伝送
路を通じての変調波信号の送信あるいは受信が行われる
ようにされるもとで、多重伝送路を形成する2本の信号
伝送ラインのうちの1本に断線あるいは短絡等の事故が
生じた異常状態が、専用の検査装置が不要とされ、か
つ、煩雑な作業が要求されることなく、容易に検知され
るようになされた車両用多重伝送装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る車両用多重伝
送装置は、車両に配され、同一の多重制御情報が相互に
逆位相となる2つの変調波信号とされて夫々伝送される
2本の信号伝送ラインを含んで形成される多重伝送路
と、2本の信号伝送ラインの夫々に接続されて、2つの
変調波信号についての送信もしくは受信を行う複数の送
受信ノード部とが設けられるに加えて、多重伝送路から
の輻射ノイズを検出する輻射ノイズ検出部と、輻射ノイ
ズ検出部からの検出出力に基づき多重伝送路からの輻射
ノイズのレベルが所定レベル以上か否かを判別するノイ
ズレベル判別部と、ノイズレベル判別部からの判別出力
に応じて多重伝送路についての故障診断を行う故障診断
部とが備えられて構成される。
(作用) 上述の如くに構成される本発明に係る車両用多重伝送
装置においては、多重伝送路を通じての変調波信号の伝
送が行われる際に、輻射ノイズ検出部及びノイズレベル
判別部によって、多重伝送路からの輻射ノイズの検出及
び検出された輻射ノイズのレベル判別が自動的に行わ
れ、その結果、多重伝送路からの輻射ノイズのレベルが
所定レベル以上である場合には、故障診断部において、
多重伝送路がそれを形成する2本の信号伝送ラインのう
ちの1本に断線あるいは短絡等が生じた異常状態にある
ことが診断される。従って、多重伝送路を形成する2本
の信号伝送ラインのうちの1本に断線あるいは短絡等の
異常が生じたことが、専用の検査装置や煩雑な作業等が
要されることなく、容易に検知されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明に係る車両用多重伝送装置の一例を
概略的に示す。
この例においては、車両に設けられた多重伝送路11
が、例えば、ツイステッドペアラインとされる2本の信
号伝送ライン11a及び11bによって形成されている。そし
て、多重伝送路11を形成する2本の信号伝送ライン11a
及び11bには、4個の送受信ノードを形成する、コンビ
ネーション・スイッチ・ノード12,ランプ・ノード14,イ
ンジケータ・ノード16及びアクチュエータ・ノード18
が、並列接続されている。コンビネーション・スイッチ
・ノード12と接地電位点との間には、各種の制御スイッ
チ13が接続され、ランプ・ノード14と接地電位点との間
には、ヘッドランプ等とされた複数のランプ15が接続さ
れ、インジケータ・ノード16と接地電位点との間には、
各種のメータに付随せしめられるランプ等の複数のイン
ジケータ・ランプ17が接続され、さらに、アクチュエー
タ・ノード18と接地電位点との間には、例えば、パワー
ウインドウ・モータ等とされる複数のアクチュエータ19
が接続されている。
2本の信号伝送ライン11a及び11bは、正常状態におい
て、各々が、各送受信ノードに対応する複数種の制御情
報が多重化されて得られる同一の多重制御情報が、例え
ば、NRZ変調に供されて得られるPCM信号とされた、2つ
のNRZ変調波信号Da及びDbを夫々伝送するものとされ、N
RZ変調波信号Da及びDbは、第2図に示される如く、相互
に逆位相を有するものとされる。そして、2本の信号伝
送ライン11a及び11bに接続されたコンビネーション・ス
イッチ・ノード12,ランプ・ノード14,インジケータ・ノ
ード16及びアクチュエータ・ノード18の夫々は、信号伝
送ライン11a及び11bを通じて、相互に逆位相を有するも
のとされたNRZ変調波信号Da及びDbのうちのいずれか一
方についての送信あるいは受信を行う。
また、ラジオ放送波受信用のアンテナ20が設けられて
おり、このアンテナ20は、車両に搭載されたラジオ受信
機21に接続されている。ラジオ受信機21においては、そ
の動作中において、アンテナ20の出力Saが、アンテナ整
合部31を通じてフロントエンド32に供給される。フロン
トエンド32においては、選局同調動作に基づいてアンテ
ナ20の出力Sa中の特定の放送局からのラジオ放送波信号
が選択され、選択されたラジオ放送波信号が高周波増幅
された後、中間周波数信号Siに変換され、それがフロン
トエンド32の出力端に導出される。フロントエンド32か
ら得られる中間周波数信号Siは、音声信号処理部33に供
給され、音声信号処理部33において、中間周波増幅及び
検波等の処理が行われて音声信号Soが形成されそれが音
声信号処理部33の出力端に導出される。そして、音声信
号処理部33から得られる音声信号Soが、音声出力部34に
おいて増幅されてスピーカ35に供給され、スピーカ35か
ら再生音声が得られる。
さらに、この例においては、上述のラジオ受信機21に
おけるアンテナ整合部31の出力端に異常検出部22が接続
されている。
異常検出部22においては、ラジオ受信機21におけるア
ンテナ整合部31からえられるアンテナ20の出力Saが、バ
ンドパスフィルタ41に供給される。バンドパスフィルタ
41は、例えば、1MHzを中心とする比較的狭い周波数帯域
を有するものとされ、アンテナ20の出力Sa中の1MHzを中
心とする比較的狭い周波数帯域にある周波数成分Sxを取
り出す。バンドパスフィルタ41から得られる周波数成分
Sxは、増幅器42によって増幅された後、レベル検出部43
に供給され、レベル検出部43から、増幅器42によって増
幅された周波数成分Sxのレベルに対応するレベルを有し
た電圧出力Vxが得られる。レベル検出部43からの電圧出
力Vxは、レベル比較部44において、電圧源45からの予め
設定された所定のレベルを有する基準電圧Vrと比較さ
れ、レベル比較部44の出力端に、例えば、電圧出力Vxの
レベルが基準電圧Vrのレベル未満であるとき低レベルを
とり、電圧出力Vxのレベルが基準電圧Vrのレベル以上で
あるとき高レベルをとる比較出力信号Scが得られる。そ
して、この比較出力信号Scが故障診断ユニット46に供給
され、故障診断ユニット46においては、例えばレベル比
較部44からの比較出力信号Scが高レベルをとるものとさ
れているとき、多重伝送路11に異常が生じているとの診
断を下す。このようにしてなされる故障診断ユニット46
における診断結果は、例えば、所定の表示形態をもって
表示される。
斯かるもとで、多重伝送路11を形成する2本の信号伝
送ライン11a及び11bが、相互に逆位相とされたNRZ変調
波信号Da及びDbを夫々伝送する状態にあるとき、2本の
信号伝送ライン11a及び11bが共に正常である場合には、
多重伝送路11からその外部に送出される輻射ノイズは、
例えば、横軸に周波数fがとられ、縦軸にレベルLがと
られた周波数スペクトラムをあらわす第3図においてN
により示される如くに、比較的低いレベルを有するもの
に抑圧された状態におかれる。それに対して、2本の信
号伝送ライン11a及び11bのうちの1本に断線あるいは短
絡等の事故が生じ、その結果、相互に逆位相とされたNR
Z変調波信号Da及びDbのうちの一方が伝送されなくなっ
た場合には、多重伝送路11からその外部に送出される輻
射ノイズは、例えば、第3図においてN′により示され
る如くに、Nで示される場合に比して、例えば、1MHzの
周波数成分において20〜30dBの差を有するものとなるよ
うに増大される。
このような多重伝送路11からその外部に送出される輻
射ノイズは、アンテナ20により捕捉される。従って、ア
ンテナ20からの出力Sa中には、多重伝送路11からその外
部に送出される輻射ノイズが受けられて得られる輻射ノ
イズ成分も混入していることになり、この輻射ノイズ成
分を含むアンテナ20からの出力Saが、ラジオ受信機21の
アンテナ整合部31を通じて、異常検出部22のバンドパス
フィルタ41に供給される。バンドパスフィルタ41におい
ては、アンテナ20からの出力Sa中の1MHzを中心とする比
較的狭い周波数帯域にある周波数成分Sxが取り出される
が、斯かる周波数成分Sxには、1MHzを中心とする比較的
狭い周波数帯域にはラジオ放送波信号のキャリア成分は
存在しないので、ラジオ放送波信号は含まれず、主とし
て上述の輻射ノイズ成分が含まれることになる。
従って、2本の信号伝送ライン11a及び11bが共に正常
であり、多重伝送路11からその外部に送出される輻射ノ
イズが、第3図においてNにより示される如くに比較的
低いレベルを有するものとされている場合には、バンド
パスフィルタ41から得られる周波数成分Sxが比較的低い
レベルを有するものとなる。その結果、異常検出部22に
おける、レベル検出部43から得られる電圧出力Vxのレベ
ルが基準電圧Vrのレベル未満となり、レベル比較部44か
ら得られる比較出力信号Scが低レベルをとるものとされ
て、故障診断ユニット46における多重伝送路11について
の異常診断はされない。
一方、2本の信号伝送ライン11a及び11bのうちの1本
に断線あるいは短絡等の事故が生じて、相互に逆位相と
されたNRZ変調波信号Da及びDbのうちの一方が伝送され
なくなり、多重伝送路11からその外部に送出される輻射
ノイズが、第3図においてN′により示される如くに比
較的高いレベルを有するものとされた場合には、バンド
パスフィルタ41から得られる周波数成分Sxが比較的高い
レベルを有するものとなる。その結果、異常検出部22に
おける、レベル検出部43から得られる電圧出力Vxのレベ
ルが基準電圧Vrのレベル以上となり、レベル比較部44か
ら得られる比較出力信号Scが高レベルをとるものとさ
れ、それにより、故障診断ユニット46において、多重伝
送路11がそれを形成する2本の信号伝送ライン11a及び1
1bのうちの1本に断線あるいは短絡等の事故が生じた異
常状態にあるとの診断を行う。
上述の構成において、アンテナ20,アンテナ整合部31,
バンドパスフィルタ41及び増幅部42が、それら全体で輻
射ノイズ検出部を形成しており、また、レベル検出部4
3,レベル比較部44及び電圧源45が、それら全体でノイズ
レベル判別部を形成していることになる。
このようにして、第1図に示される例においては、異
常検出部22によって、多重伝送路11におけるそれを形成
する2本の信号伝送ライン11a及び11bのうちの1本に断
線あるいは短絡等の事故が生じた異常状態が、自動的に
検知されることになる。
なお、上述の第1図に示される例においては、異常検
出部22にラジオ放送波信号受信用のアンテナ20からの出
力Saが供給されるようにされて、多重伝送路11からその
外部に送出される輻射ノイズの検出に、車両に搭載され
たラジオ受信機用に設けられたアンテナ20が兼用されて
いるが、本発明に係る車両用多重伝送装置は斯かる構成
に限られるものではなく、多重伝送路11からその外部に
送出される輻射ノイズの検出を、別途に設けたアンテ
ナ、あるいは、さらに他の手段により行うようにしても
よい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る車両用多
重伝送装置によれば、車両に設けられる多重伝送路が2
本の信号伝送ラインにより形成され、それら2本の信号
伝送ラインにより同一の多重制御情報が相互に逆位相と
なる2つの変調波信号とされて夫々伝送されるようにさ
れるとともに、その多重伝送路に複数の送受信ノード部
が接続されて、各送受信ノード部における多重伝送路を
通じてその変調波信号の送信あるいは受信が行われるよ
うにされるにあたり、多重伝送路からの輻射ノイズの検
出及び検出された輻射ノイズのレベル判別が自動的に行
われ、その判断別結果に基づいて、多重伝送路がそれを
形成する2本の信号伝送ラインのうちの1本に断線ある
いは短絡等が生じた異常状態にあることが検知されるの
で、多重伝送路を形成する2本の信号伝送ラインのうち
の1本に断線あるいは短絡等の異常が生じたこと、専用
の検査装置や煩雑な作業等を必要とするこなく、容易に
検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両用多重伝送装置の一例を示す
概略構成図、第2図は第1図に示される例における変調
波信号を示す波形図、第3図は第1図に示される例にお
ける輻射ノイズの説明に供される周波数スペクトラムを
示す図である。 図中、11は多重伝送路、11a及び11bは信号伝送ライン、
12はコンビネーション・スイッチ・ノード、14はランプ
・ノード、16はインジケータ・ノード、18はアクチュエ
ータ・ノード、20はアンテナ、21はラジオ受信機、22は
異常検出部、31はアンテナ整合部、41はバンドパスフィ
ルタ、42は増幅部、43はレベル検出部、44はレベル比較
部、46は故障診断ユニットである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に配され、同一の多重制御情報が相互
    に逆位相となる2つの変調波信号とされて夫々伝送され
    る2本の信号伝送ラインを含んで形成される多重伝送路
    と、 該多重伝送路における上記2本の信号伝送ラインの夫々
    に接続されて、上記2つの変調波信号についての送信も
    しくは受信を行う複数の送受信ノード部と、 上記多重伝送路からの輻射ノイズを検出する輻射ノイズ
    検出部と、 該輻射ノイズ検出部からの検出出力に基づき上記多重伝
    送路からの輻射ノズルのレベルが所定レベル以上か否か
    を判別するノイズレベル判別部と、 該ノイズレベル判別部からの判別出力に応じて上記多重
    伝送路についての故障診断を行う故障診断部と、 を備えて構成された車両用多重伝送装置。
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