JP2730833B2 - 位置決め制御方法及び装置 - Google Patents
位置決め制御方法及び装置Info
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- JP2730833B2 JP2730833B2 JP4178329A JP17832992A JP2730833B2 JP 2730833 B2 JP2730833 B2 JP 2730833B2 JP 4178329 A JP4178329 A JP 4178329A JP 17832992 A JP17832992 A JP 17832992A JP 2730833 B2 JP2730833 B2 JP 2730833B2
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Description
装置に関し、特に、重量が大きくかつ慣性体が大である
物体の微少位置合わせを高精度に行うための新規な改良
に関する。
制御方法及び装置としては、ここでは文献名を開示して
いないが、一般に、慣性の大きい物体の位置制御を油圧
もしくはサーボモータで周知のPID制御を用いて行う
場合、機械的時定数が大きくなり、位相余裕も小さくな
っていた。また、固有振動数も低くなり、不安定で制御
しずらくなっていた。そのため、前述の不具合を解消す
るべく、周知のオブザーバなどの現代制御理論並びにフ
ァジイ制御理論などを用いて位置決め制御を行ってい
た。
法及び装置は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、前述の各制御理
論を行うための制御装置のハード構成及びソフト構成は
極めて複雑かつ高価なものとなり、精度を保つためのメ
ンテナンスも容易ではなかった。また、制御対象の慣性
体の重量が極めて大きく高慣性体であるため、図5の
(a)で示されるように目標位置に対して固有振動数あ
たりでチャタリングを起こし、高精度位置決めを行うこ
とは極めて困難であった。
めになされたもので、特に、重量が大きくかつ慣性が大
である物体の微少位置合わせを高精度に行うようにした
位置決め制御方法及び装置を提供することを目的とす
る。
御方法は、慣性体に設けられたセンサからの検出信号と
入力された位置指令との偏差を基に積分して得られた積
分後偏差を、供給時間と停止時間とが一定時間で出力さ
れる複数の方形波パルスのパルス幅で乗算を行い、前記
乗算に基づいてトルクの供給時間と停止時間とが一定で
かつその上端が先とがり状となり時間とともにその高さ
が変化するパルス状のトルク指令を前記慣性体のドライ
バに供給し、前記トルク指令の振動数を前記慣性体の固
有振動数よりも高く設定すると共に前記慣性体を間欠駆
動する方法であり、また、位置制御装置は、慣性体に設
けられたセンサからの検出信号と外部から入力された位
置指令が入力される偏差検出部と、前記偏差検出部から
の偏差を積分する積分部と、前記積分部からの積分後偏
差と方形波発振回路部から供給時間と停止時間とが一定
時間で出力される方形波パルスとが入力される乗算回路
部と、前記乗算回路部に接続された波形制御部と、前記
波形制御部からのトルク指令で前記慣性体を制御するた
めのドライバとを備え、前記トルク指令はトルクの供給
時間と停止時間とが一定でかつその上端が先とがり状と
なり時間とともにその高さが変化するパルス状に構成さ
れていると共に、前記トルク指令の振動数は前記慣性体
の固有振動数よりも高く設定されている構成である。
ては、大重量形の慣性体に設けられたセンサからの検出
信号と外部からの位置指令を偏差検出部に入力して位置
指令との偏差を求め、この偏差を積分して得た積分後偏
差を乗算回路部に入力する。この乗算回路部では、前記
積分後偏差と方形発振回路部からの方形波パルスが入力
されてパルス幅で乗算され、比例要素及びリミッタ要素
を含む波形制御部にて波形制御した後、パルス状のトル
ク指令として慣性体のドライバに入力される。このトル
ク指令はパルス状であるため、ドライバからのドライバ
出力により駆動される慣性体は、連続ではなく間欠駆動
となり、あたかもハンマーを用いてわずかずつ駆動する
状態となって微少な位置決めを容易かつ確実に行うこと
ができる。
方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明する。
図1から図5迄は本発明による位置決め制御方法及び装
置を示すもので、図1は全体構成を示すブロック図、図
2は波形図、図3は油圧サーボとした構成を示すブロッ
ク図、図4はサーボモータとした構成を示すブロック
図、図5は従来と本発明によるステップ応答波形を示す
波形図である。
からの位置指令2が入力される偏差検出部であり、この
偏差検出部1からの偏差1aは積分部3で積分され、こ
の積分部3からの積分後偏差3aは乗算回路部4に入力
されている。
5からの一定時間間隔で出力されると共に供給時間と停
止時間とが一定時間で出力される複数の方形波パルス5
aが入力されており、この乗算回路部4でこの方形波パ
ルス5aのパルス幅で乗算して得られた乗算出力4aは
リミッタ及び比例要素からなる波形制御部6を介して一
定時間間隔でかつその上端が先とがり状となり時間とと
もにその高さが変化すると共にそのトルク出力が偏差の
積分値に比例するようなパルス状のトルク指令6aとし
てドライバ7に入力されている。なお、このトルク指令
6aもトルクの供給時間と停止時間とが一定である。
ボモータ及び油圧サーボ等からなる駆動手段8を介して
砲等の重量の大きい高慣性体である慣性体9を駆動する
ように構成され、この慣性体9に設けられた位置等のセ
ンサ10から得られた検出信号10aは、前記偏差検出
部1に入力されている。なお、前記センサ10は位置セ
ンサに限らず速度センサとすることもできる。
置決め制御装置の制御方法について説明する。まず、外
部からの位置指令2が偏差検出部1に入力され、位置セ
ンサ10からの検出信号10aとの偏差1aが求めら
れ、この偏差1aは積分部3をへて積分後偏差3aとし
て乗算回路部4に入力される。
で示す積分後偏差3aは、方形波発振回路部5からの
「0」と「1」の値をとり図2の(b)で示される方形
波パルス5aのパルス幅である「1」の期間で乗算され
て乗算出力4aとして出力され、リミッタ及び比例要素
からなる波形制御部6を介して、図2の(c)で示すト
ルク指令6aとなる。なお、このトルク指令6aの波形
の上端が先とがりとなっているのは、偏差1aが積分さ
れるため、その時の時間経過でトルク指令6aが高くな
るためである。
駆動手段8に送られるため、この駆動手段8によって慣
性体9が駆動されるが、この場合、このトルク指令6a
が図2の(c)に示すようにパルス状であるため、駆動
手段8があたかもハンマーを用いて少しづつたたくよう
な間欠駆動の状態で慣性体9を移動させることになり、
砲等の高慣性体としての慣性体9の場合、極めて微少な
位置合わせを行うことができ、図5の(b)で示すよう
に目標位置に対してチャタリングを起こすことなく正確
に位置決めすることができる。
方形波パルス5aの振動数は、対象とする慣性体9の固
有振動数に比べて十分に高くして固有振動数と共振する
ことなく、かつ、分解能を上げることが必要である。ま
た、前述の偏差部1、乗算回路部4、方形波発振回路部
5及び波形制御部6により制御部20を構成している
が、この制御部20は複数のハード構成又はCPU等に
よるソフト構成の何れとすることもできることは述べる
までもないことである。
例としての油圧サーボにより慣性体9を位置決めする場
合を示しており、慣性体9に設けられた位置センサ10
の検出信号10a及び位置指令2が入力される偏差検出
部1からの偏差1aは第1PID補償部30を経て、前
記慣性体9の速度センサ10Aの検出信号10Aaが入
力される第2偏差検出部1Aに入力され、その偏差1
a′が第2PID補償部31を経て補正され偏差1a′
Aとして制御部20の第3偏差検出部1Bに入力されて
いる。前記第3偏差検出部1Bには油圧シリンダからな
る駆動手段8の油室8aに接続した差圧センサ8bから
の差圧信号8baが入力され、その偏差1a′Bが積分
部3に入力されて、前述の図1の実施例の場合と同様に
トルク指令6aを得ることができる。
aはこの駆動手段8の油室8aに接続した油圧サーボ弁
8cに入力され、この油圧サーボ弁8cの制御により駆
動される駆動手段8のピストン8dにより慣性体9の位
置制御を行うことができるように構成されている。な
お、図1と同一部分には同一符号を付し、重複を避ける
ためその説明は省略する。
動サーボにより慣性体9を位置決めする場合を示してお
り、慣性体9に設けられた位置センサ10の検出信号1
0a及び位置指令2が入力される偏差検出部1からの偏
差1aは第1PID補償部30を経て前記慣性体9の速
度センサ10Aの検出信号10Aaが入力される第2偏
差検出部1Aに入力され、その偏差1a′が第2PID
補償部31を経て偏差1a′Aとして制御部20の積分
部3に入力されている。
様にして得られたトルク指令6aはサーボアンプからな
るドライバ7を介してサーボモータからなる駆動手段8
に入力され、慣性体9を移動させて慣性体9の位置決め
を前述の図1の構成と同様に行うことができる。なお、
図1と同一部分には同一符号を用い、その説明は省略し
ている。
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、慣性体を駆動するため
の駆動手段を、パルス状のトルク指令で駆動するため、
あたかもハンマーを用いて慣性体を間欠的にたたくよう
に間欠駆動することにより、微少位置決めを容易かつ確
実に行うことができる。また、このトルク指令の振動数
を慣性体の固有振動数より十分に高く設定することによ
り、固有振動数に左右されずにチャタリングを伴わない
安定した位置決めを行うことができる。
図である。
制御状態を示す特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 慣性体(9)に設けられたセンサ(10)から
の検出信号(10a)と入力された位置指令(2)との偏差(1a)
を基に積分して得られた積分後偏差(3a)を、 供給時間と停止時間とが一定時間で出力される複数の方
形波パルス(5a)のパルス幅で乗算を行い、前記乗算に基
づいてトルクの供給時間と停止時間とが一定でかつその
上端が先とがり状となり時間とともにその高さが変化す
るパルス状のトルク指令(6a)を前記慣性体(9)のドライ
バ(7)に供給し、前記トルク指令(6a)の振動数を前記慣
性体(9)の固有振動数よりも高く設定すると共に前記慣
性体(9)を間欠駆動することを特徴とする位置決め制御
方法。 - 【請求項2】 慣性体(9)に設けられたセンサ(10)から
の検出信号(10a)と外部から入力された位置指令(2)が入
力される偏差検出部(1)と、前記偏差検出部(1)からの偏
差(1a)を積分する積分部(3)と、前記積分部(3)からの積
分後偏差(3a)と方形波発振回路部(5)から供給時間と停
止時間とが一定時間で出力される方形波パルス(5a)とが
入力される乗算回路部(4)と、前記乗算回路部(4)に接続
された波形制御部(6)と、前記波形制御部(6)からのトル
ク指令(6a)で前記慣性体(9)を制御するためのドライバ
(7)とを備え、前記トルク指令(6a)はトルクの供給時間
と停止時間とが一定でかつその上端が先とがり状となり
時間とともにその高さが変化するパルス状に構成されて
いると共に、前記トルク指令(6a)の振動数は前記慣性体
(9)の固有振動数よりも高く設定されていると共に前記
慣性体(9)を間欠駆動することを特徴とする位置決め制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4178329A JP2730833B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 位置決め制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4178329A JP2730833B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 位置決め制御方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0619552A JPH0619552A (ja) | 1994-01-28 |
| JP2730833B2 true JP2730833B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=16046591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4178329A Expired - Lifetime JP2730833B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 位置決め制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2730833B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7372189B2 (ja) * | 2020-03-26 | 2023-10-31 | 住友重機械工業株式会社 | 油圧駆動位置制御装置 |
| JP7401373B2 (ja) * | 2020-03-26 | 2023-12-19 | 住友重機械工業株式会社 | 制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619111A (en) * | 1979-07-25 | 1981-02-23 | Hitachi Ltd | Control unit for position control solenoid |
| JPS6148165A (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-08 | Toshiba Corp | 収納装置 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP4178329A patent/JP2730833B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0619552A (ja) | 1994-01-28 |
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