JP2730461B2 - 多層積層体 - Google Patents

多層積層体

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JP2730461B2 JP5316929A JP31692993A JP2730461B2 JP 2730461 B2 JP2730461 B2 JP 2730461B2 JP 5316929 A JP5316929 A JP 5316929A JP 31692993 A JP31692993 A JP 31692993A JP 2730461 B2 JP2730461 B2 JP 2730461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にレトルト包装材と
して好適に用いられる、引き裂き性、剛性、耐衝撃強度
およびヒートシール性に優れた多層積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加工処理食品に代表される、殺菌
処理工程が必要な物品の包装材としてレトルトパウチと
呼ばれる包装体が使用されている。パウチは、長期保存
を目的とするため、ガスバリアー性に優れた層を有する
積層体が用いられている。近年、耐熱性、耐寒性および
耐衝撃性に優れるパウチとして、最内層(ヒートシール
層)にブロックポリプロピレン共重合体(以下「BP
P」という)フィルムを用い、ポリエステルフィルム、
アルミ箔と組み合わせ、例えばポリエステル/アルミ箔
/BPPなる層構成からなる多層積層体が用いられるよ
うになってきた。
【0003】しかし、上記多層積層体は引き裂き性に劣
るという欠点があり、開封時に容易に引き裂けないとい
う問題があった。これを改良する方法として、V形ある
いはI形の切り込みを入れる方法、未貫通のミシン孔を
設ける方法などのほか、引き裂き予定部に近赤外線処理
または放電処理を施す方法(特開昭62-158648 号公報)
などが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法はいずれも引き裂き性が未だ不十分であり、引き裂き
の途中で引っかかり、かなりの力を要するなどの問題が
あった。本発明は、かかる状況に鑑みてなされたもので
あり、引き裂き性、剛性、耐衝撃強度およびヒートシー
ル性に優れた多層積層体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、特定の動的粘度比および結晶構造を有す
るポリオレフィン系樹脂との組成物を積層することによ
り上記目的を達成しうることを見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は(A)(i)下記
(a)〜(c)の物性を有するポリオレフィン系樹脂
1〜99重量%、 (a)動的粘弾性測定法による温度190℃、周波数1
-1rad/secにおける動的粘度η1 と周波数10
rad/secにおける動的粘度η2 との比(η1 /η
2 )が4〜20 (b)示差走査熱量測定法(DSC)による結晶化ピー
ク温度Tcpが110〜130℃であり、融解ピーク温
度Tmpと結晶化ピーク温度Tcpとの比(Tmp/T
cp)が1.1〜1.5であり、かつTmp/(Tmp
−Tcp)が3.0〜9.8 (c)X線回折法による回折図でa軸配向を示す結晶構
造および(ii)プロピレン系樹脂 99〜1重量%か
らなるポリオレフィン系樹脂組成物層と、(B)ブロッ
クポリプロピレン共重合体層からなる、少なくとも2層
の樹脂構成からなる多層積層体を提供するものである。
以下、本発明を具体的に説明する。
【0007】本発明における(i)ポリオレフィン系樹
脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブロッ
ク共重合体、エチレン−ブテン−プロピレン三元共重合
体、エチレンと炭素数4〜12のα−オレフィンとの共
重合体などである。該α−オレフィンとしては、例え
ば、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1などが挙げられる。
【0008】本発明のポリオレフィン系樹脂は、(a)
動的粘弾性測定法による温度190℃、周波数10-1
ad/secにおける動的粘度η1 と周波数10rad
/secにおける動的粘度η2 との比(η1 /η2 )が
4〜20であることが必要である。
【0009】ここで、動的粘度とは、物体に対して変形
あるいは外力を振動的(角周波数)に与えたときに観測
される粘弾性挙動を表したものである。動的粘度の測定
方法については、例えば、日本レオロジー学会編集;講
座・レオロジー、第78〜119頁(高分子刊行会発
行,1992年)に記載されている。動的粘度比(η1/
η2)は、4〜15が好ましく、とりわけ5〜15が好適
である。動的粘度比が4未満では異方性が大きく、樹脂
の流れ方向(以下「M.D」という)と樹脂の流れに直
角方向(以下「T.D」という)との機械的強度のバラ
ンスが悪くなる。一方、20を超えるとゲルあるいはフ
ィッシュアイが多くなり商品価値を下げるので好ましく
ない。
【0010】また、本発明のポリオレフィン系樹脂は、
(b)示差走査熱量測定法(DSC)による結晶化ピー
ク温度Tcpが110〜130℃であり、融解ピーク温
度Tmpと結晶化ピーク温度Tcpとの比(Tmp/T
cp)が1.1〜1.5であり、かつTmp/(Tmp
−Tcp)が3.0〜9.8であることが必要である。
Tcpは、好ましくは112〜127℃であり、とりわ
け113〜125℃が好適である。Tcpが110℃未
満では機械的強度に異方性が大きくなる。一方、130
℃を超えると衝撃強度などの機械的強度が不足するので
好ましくない。Tmp/Tcpについては、1.1未満
では柔軟性および衝撃強度などの機械的強度が不足す
る。一方、1.5を超えると機械的強度に異方性を生ず
るので好ましくない。Tmp/(Tmp−Tcp)につ
いては、3.0未満では機械的強度に異方性を生ずる。
一方、9.8を超えると柔軟性および衝撃強度が不足す
るので好ましくない。
【0011】なお、TcpおよびTmpのDSC測定法
については次のとおりである。ポリエチレン系樹脂にあ
っては、Tcpは190℃まで昇温後、5分間保持し、
つづいて降温速度10℃/分の条件で30℃まで降下さ
せたときの結晶化ピーク温度であり、Tmpは再び昇温
速度10℃/分で190℃まで昇温させたときの融解ピ
ーク温度である。ポリプロピレン系樹脂にあっては、T
cpは230℃まで昇温後、5分間保持し、つづいて降
温速度20℃/分の条件で30℃まで降下させたときの
結晶化ピーク温度であり、Tmpは再び昇温速度20℃
/分で230℃まで昇温させたときの融解ピーク温度で
ある。
【0012】さらに、本発明のポリオレフィン系樹脂
は、(c)X線回折法による回折図でa軸配向を示す結
晶構造を有することが必要である。ポリオレフィンのX
線回折法による結晶構造の解析は多くの研究があり、例
えば、「高分子」Vol.14,No.158 ,第379 〜388 頁、
「日本化学会誌」第82巻、第12号、第1575〜1577頁など
がある。ポリオレフィン系樹脂がa軸配向を有さないも
のであると、異方性の改良効果が見られない。
【0013】本発明のポリオレフィン系樹脂の具体例と
しては、例えば、ポリプロピレンを真空あるいは不活性
ガス雰囲気中で電子線もしくはガンマ線などの電離放射
線で照射処理したもの、多孔質δ型三塩化チタンを触媒
として用いて得られるポリプロピレン、シリカあるいは
アルミナ担体にクロムまたはモリブデンなどの遷移金属
酸化物を担持したものを高温焼成した固定触媒を用いた
高密度ポリエチレンなどが挙げられる。
【0014】また、本発明における(ii)ポリプロピ
レン系樹脂はポリプロピレン、エチレン−プロピレンブ
ロック共重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合
体、エチレン−ブテン−プロピレン共重合体などであ
り、さらにこれらの2種以上の混合物も用いることがで
きる。これらの樹脂のうち、ゲルパーミエーションクロ
マト法による重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnと
の比(Mw/Mn)が8未満であることが好ましく、特
に4.0〜5.5が好適である。
【0015】本発明の(A)ポリオレフィン系樹脂組成
物層に占める(i)ポリオレフィン系樹脂の配合割合は
1〜99重量%であり、好ましくは3〜50重量%、と
りわけ5〜40重量%が好適である。ポリオレフィン系
樹脂の配合割合が1重量%未満では機械的強度に異方性
の改良効果が発現しない。一方、99重量%を超えると
衝撃強度が低下する傾向が見られる。本発明の樹脂組成
物層のMFR(JIS K7210に準拠し、230
℃、荷重2.16kgで測定)は特に制限はなく、成形
法によって選ばれるが、通常0.1〜100g/10分
のものが用いられる。
【0016】また、本発明における(B)ブロックポリ
プロピレン共重合体は、プロピレンとエチレンおよび/
または炭素数4〜12のα−オレフィンとからなる2段
以上の重合反応で得られるブロック共重合体である。α
−オレフィンとしては、ブテン−1、4−メチルペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1などが挙げられ
る。
【0017】本発明の多層積層体は、上記(A)ポリオ
レフィン系樹脂組成物層(以下「A層」という)と
(B)ブロックポリプロピレン共重合体層(以下「B
層」という)からなる、少なくとも2層の樹脂構成から
なる多層積層体である。多層積層体におけるA層とB層
との厚み比率については、A層の厚みがA層とB層との
合計厚みに対して通常1〜80%であり、5〜50%が
好ましく、特に10〜40%が好適である。A層の比率
が1%未満では引き裂き性が低下する。一方、80%を
超えると耐衝撃性が低下する傾向にある。
【0018】本発明においては、A層とB層を隣接して
積層してもよく、あるいは接着樹脂層もしくは他の構成
層を介して積層してもよい。また、A層とB層の積層方
法については、従来公知の方法、例えばドライラミネー
ト法、共押出し成形法、押出しコーティング法などを適
宜採用すればよい。さらに、本発明の多層積層体を、例
えば、最内層側から、本発明の多層積層体/アルミ箔/
ポリエステルの構成で接着樹脂を介して積層した積層体
をレトルトパウチとして使用することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明する。なお、フィルム引張試験はJIS Z1707
に準拠し、引張速度500mm/分の条件で、降伏強
度、破断強度および破断伸びを測定した。フィルムヤン
グ率はASTM D882に準拠した。フィルム引裂強
度はJIS K7128B法に従いエルメンドルフ引裂
強度を測定した。フィルム切り抜き性はフィルムを素手
で円形に切り抜いたときの状況を次の4段階で評価し
た。 ◎ 容易にできる ○ 多少抵抗あるもののできる △ 一部分フィルムが伸び、困難ではあるがなん
とかできる × フィルムが伸びてできない
【0020】ヒートシール性はヒートシーラー(テスタ
ー産業社製)を用い、圧力2Kg/cm2 、シール時間
1秒の条件で多層積層体のA層同士をヒートシールし、
15mm幅の短冊状試験片を作成する。次に引張試験機
(オリエンテック社製)を用い引張速度300mm/分
でヒートシール強度を測定し、ヒートシール強度が1k
g/15mm幅以上となる温度を求めた。なお、測定温
度は5℃間隔で変化させた。フィルム衝撃強度は振り子
式フィルムインパクトテスター(東洋精機製作所製、1
/2インチ半球)を用い測定した。
【0021】また、ポリオレフィン系樹脂として、MF
R(温度230℃、荷重2.16kg)が0.6g/1
0分であるポリプロピレン粉末を窒素置換した厚さ10
0μmの多層フィルム(ポリエチレン/エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体/ポリエチレン)袋中で、電子線
照射装置(日新ハイボルテージ社製)を用いて照射線量
として5Mradまで照射処理した後、130℃の温度
で60分熱処理したもの(以下「PO−1」という)、
同様にして照射線量として10Mradまで照射処理し
た後、130℃の温度で60分熱処理したもの(以下
「PO−2」という)を用いた。
【0022】また、四塩化チタンを塩化ジエチルアルミ
によって還元して得られるβ型三塩化チタンをイソアミ
ルエーテル処理することにより共晶として含まれる三塩
化アルミを抽出し、ついで四塩化チタンで処理して得ら
れるδ型三塩化チタン触媒を使用し、5リットルのステ
ンレス製オートクレーブを用い、温度80℃で、プロピ
レンガスを圧入し、MFRが8.8g/10分であるポ
リプロピレン(以下「PO−3」という)およびシリカ
−アルミナ担体に、三酸化クロムを担持したものを温度
820℃で焼成した固定触媒を使用し、5リットルのオ
ートクレーブにイソブタンを入れ、温度80℃でエチレ
ンガスを圧入し、MFR(JIS K7210、190
℃、荷重2.16kg)が11.3g/10分であるポ
リエチレン(以下「PO−4」という)を用いた。
【0023】また、比較用として、無水塩化アルミとジ
フェニルジエトキシシランおよびマグネシウムエチラー
トと反応させ、n−ヘキサン洗浄後、四塩化チタンと反
応した固体触媒を使用して、5リットルのオートクレー
ブを用い、温度80℃でエチレンガスを圧入し、MFR
が12.5kg/10分であるポリエチレン(以下「P
O−5」という)を用いた。
【0024】ポリプロピレン系樹脂として、三塩化チタ
ンに三塩化アルミを加えて得られる結晶とγ−ブチロラ
クトンを共粉砕して得られる触媒を使用し、5リットル
のオートクレーブを用い、温度80℃で、プロピレンガ
スを圧入し、MFR(JISK7210、温度230
℃、荷重2.16kg)が7.8g/10分であるポリ
プロピレン(以下「PP−1」という)および触媒とし
て四塩化チタンとトリエチルアルミニウムおよびシクロ
ヘキシルメチルジメトキシシランを使用した以外は前記
と同様にして、MFRが6.1g/10分であるポリプ
ロピレン(以下「PP−2」という)を用いた。PP−
1およびPP−2について平均分子量を測定した結果、
重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)はそれぞれ6.1、4.8であった。
【0025】ブロックプロピレン共重合体としてエチレ
ン含有量が11.6重量%であり、MFRが2.3g/
10分であるBPPを用いた。また、PO−1ないしP
O−5の動的粘度比(η12)、Tmp/Tcp、Tm
p/(Tmp−Tcp)およびa軸配向の有無を表1に
示す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1 (A)層を構成する(i)成分としてPO−1を10重
量部、(ii)成分としてPP−1を90重量部、さら
に抗酸化剤としてペンタエリスリチル−テトラキス[3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシフェニル)
プロピオネート0.1重量部およびオクタデシル−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート 0.05重量部ならびに安定剤としてステ
アリン酸カルシウム 0.1重量部および核剤として
1,3,2,4−ジ(メチルベンジリデン)ソルビトー
ル 0.35重量部をミキサー(川田製作所製、スーパ
ーミキサーSMV−20)で混合した後、2軸ベント式
押出機(谷藤機械工業社製AS−302)を用いてペレ
ット化した。得られたペレットおよびBPPを40mm
φTダイ多層共押出成形機(吉井鉄工社製)を用いてそ
れぞれ厚さ10μmおよび60μmのフィルム状に押出
し、その後直ちに熱圧着により積層した。得られた積層
体について引張試験、ヤング率、引裂強度、切り抜き
性、ヒートシール性およびフィルム衝撃強度を測定し
た。これらの結果を表2に示す。
【0028】実施例2〜10、比較例1〜4 表2に種類および配合量が示されている(A)層と
(B)層を用いた以外は実施例1と同様にして積層体
(ただし、比較例1は(B)層のみ)を作製し、評価を
行った。得られた結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】本発明の多層積層体は、引き裂き性、剛
性、耐衝撃強度およびヒートシール性に優れるので、レ
トルト包装材を初め各種包装材料として広い分野に利用
できる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(i)下記(a)〜(c)の物性
    を有するポリオレフィン系樹脂 1〜99重量%、 (a)動的粘弾性測定法による温度190℃、周波数1
    -1rad/secにおける動的粘度η1 と周波数10
    rad/secにおける動的粘度η2 との比(η1 /η
    2 )が4〜20 (b)示差走査熱量測定法(DSC)による結晶化ピー
    ク温度Tcpが110〜130℃であり、融解ピーク温
    度Tmpと結晶化ピーク温度Tcpとの比(Tmp/T
    cp)が1.1〜1.5であり、かつTmp/(Tmp
    −Tcp)が3.0〜9.8 (c)X線回折法による回折図でa軸配向を示す結晶構
    造および(ii)プロピレン系樹脂 99〜1重量%か
    らなるポリオレフィン系樹脂組成物層と、 (B)ブロックポリプロピレン共重合体層からなる、少
    なくとも2層の樹脂構成からなる多層積層体。
  2. 【請求項2】 (ii)プロピレン系樹脂がゲルパーミ
    エーションクロマト法による重量平均分子量Mwと数平
    均分子量Mnとの比(Mw/Mn)が多くとも8.0で
    ある請求項1記載の多層積層体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の多層積層
    体を用いたレトルト包装材。
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