JP2729921B2 - 荷移載装置における制御装置 - Google Patents
荷移載装置における制御装置Info
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Description
テーションに対して、荷台を昇降させるようになってい
る荷移載装置の制御装置、特に、荷台又はステーション
に設けられた荷の搬送装置の作動を停止させるための制
御装置に関する。
れてきた被搬送物、例えば多数の部材を収容したコンテ
ナを、加工工程に供給したり、他のステーションに移載
したりするのに、しばしば吊下げ搬送装置が使用され
る。
ョンに対して昇降しうるようにした荷台に移載するため
の搬送装置と、荷が荷台上の所望の位置に到達したこと
を検知して、搬送装置の作動を停止させるセンサとを設
けたものがある。
置では、荷台におけるステーションに遠い方の端部寄り
に設けた荷検知センサが、荷の到達したことを検知する
ことにより、制御装置によって搬送装置を停止させるよ
うになっている。この場合、荷が例えば一定の長さのコ
ンテナ類であるときには、荷台の搬送装置を常に一定の
距離だけ移動させればよい。
荷を搬送しようとすると、荷の長さが短いときにも、荷
が荷検知センサに到達するまで、搬送装置が作動するこ
ととなり、その分、荷台の荷の移載及び荷の後工程への
搬出に余計な時間がかかり、搬送効率が低下するという
問題がある。
検知して、搬送装置を直ちに停止させたとしても、荷
が、荷台からはみ出したり、落下したりする危険があ
る。
たもので、荷の長さに応じて、搬送装置の作動を制御す
ることができ、効率の良い荷の搬送を行なうとともに、
安全に、しかも確実に、荷を荷台上に載置することがで
きるようにした荷移載装置における制御装置を提供する
ことを目的としている。
題は、次のような特徴を具備させたことにより解決され
る。 (1)荷の受渡しを行なうステーションと、このステー
ションに対して昇降しうるようにした荷台との少なくと
もいずれか一方に、前記ステーション側から荷台側に向
けて荷を搬送しうる搬送装置を設けた荷移載装置におけ
る制御装置であって、前記荷台における前記ステーショ
ンに近い方の端部寄りに設けられ、かつ荷が通過したこ
とを検知する第1センサと、この第1センサが、荷が通
過したことを検知することにより、前記搬送装置の作動
を停止させる通常制御回路と、荷台におけるステーショ
ンから遠い方の端部より若干内方寄りに設けられ、かつ
荷の先端が到達したことを検知する第2センサと、この
第2センサが、荷の先端が到達したことを検知すること
により、搬送装置の作動を停止させる第1安全回路とを
備えている。
ステーションから遠い方の端部寄りに設けられ、かつ荷
の先端が到達したことを検知する第3センサと、この第
3センサが、荷の先端が到達したことを検知することに
より、搬送装置の作動を停止させるとともに、警報手段
を作動させる第2安全回路とを備えている。
渡しを行なうステーションを配置し、かつ前記荷台又は
ステーションに、荷を各ステーション側から荷台側に向
けて搬送しうる搬送装置を設けた荷移載装置における制
御装置であって、前記荷台の両 端部寄りに設けられ、か
つ荷が通過中であること、又は荷が通過したことを検知
する1対の第1センサと、荷台における前記1対の第1
センサより若干内方寄りの部分に設けられ、かつ荷が到
達したことを検知する1対の第2センサと、いずれか一
方の第1センサが、荷が通過中であることを検出してい
るか、又は荷が通過したことを検知した後、前記一方の
第1センサから遠い方の第2センサが、荷が到達したこ
とを検知することにより、前記搬送装置の作動を停止さ
せる通常制御回路とを備えている。
渡しを行なうステーションを配置し、かつ前記荷台又は
ステーションに、荷を各ステーション側から荷台側に向
けて搬送しうる搬送装置を設けた荷移載装置における制
御装置であって、前記荷台の両端部寄りに設けられ、か
つ荷が通過中であること、及び荷が通過したことを検知
する1対の第1センサと、荷台における前記1対の第1
センサより若干内方寄りの部分に設けられ、かつ荷が到
達したことを検知する1対の第2センサと、いずれか一
方の第1センサが、荷が通過したことを検知することに
より、前記搬送装置の作動を停止させる第1通常制御回
路と、いずれか一方の第1センサが、荷が通過中である
ことを検知しているか、又は荷が通過したことを検知し
た後、前記一方の第1センサから遠い方の第2センサ
が、荷が到達したことを検知することにより、前記搬送
装置の作動を停止させる第2通常制御回路とを備えてい
る。
回路の作動を、有効としたり無効としたりしうる切換手
段を設ける。
て、各第1センサを、荷の少なくとも一部が到達したこ
と、及び荷が通過中であることを検知する機能を有する
ものとし、かついずれか一方の第1センサが、荷が通過
中であることを検知しており、かつ他方の第1センサ
が、荷の少なくとも一部が到達したことを検知すること
により、搬送装置の作動を停止させるとともに、警報手
段を作動させる安全回路を設ける。
て、各センサを、荷の搬送方向と直交する荷台の両側部
に対向して設けられた発光素子と受光素子とからなる光
電センサとする。
て、搬送装置を、荷台に設けられたベルトコンベヤとす
る。
て、搬送装置を、ステーション側に設けられた荷押出し
装置とする。
台側に移載され、荷台におけるステーションに近い端部
寄りに設けられた第1センサを通過すると、通常制御回
路により、即座に搬送装置の作動が停止させられるの
で、荷の長さに関係なく、荷を、次にステーション側に
排出するときに最も便利な荷台上の位置に停止させるこ
とができる。
によっても、搬送装置の作動を停止させうるようにする
と、安全性が向上する。
照して説明する。
載の発明の実施例(以下第1の実施例と呼ぶ)を示す。
天井に架設したレール、(A)は、レール(21)に沿って自
走する台車、(2)は、走行台車(A)に吊支して昇降する
荷台である。
と後部には、それぞれ、前後に並び、かつ左右方向を向
く1対ずつの支持板(23)が垂設され、対をなす支持板(2
3)の中央部には、左右1対の巻取りドラム(24)が枢設さ
れ、同じく両端部には、それぞれフランジ付ローラ(25)
と、それに近接して平行に並ぶ押えローラ(26)とが枢設
されている。
ベルト(27)の遊端は、フランジ付ローラ(25)と押えロー
ラ(26)の間を通過して、下方の荷台(2)の台枠(28)の4
角部に止着されている。
4a)の内端には、同歯数のギヤ(29)が嵌設されて互いに
噛合し、一方のギヤ(29)には、基板(21)の中央部に左右
方向に向けて設けたモータ(30)の出力ギヤ(31)が噛合し
て、荷台(2)は、モータ(30)により水平を保持して昇降
する。
(22)より若干小形の押え板(35)の上面4角部には、下向
U字形の吊支具(36)が固着され、その上片が吊支杆(32)
に下方より遊嵌して、係止ピン(34)により吊支され、押
え板(35)は、吊支杆(32)に巻装した圧縮ばね(37)によ
り、下方に向けて付勢されている。
縮ばね(37)に抗して上昇すると、近接センサ(33)に近接
して、両軸モータ(30)を停止させる感知片(38)が添設さ
れている。
は、ゴムやウレタン等の弾性体からなるすべり止めのた
めの高摩擦層(39)が形成されている。
は、プーリ(40)に掛け回された左右1対の無端ベルト(4
1)が、図1に示すモータ(42)によって図1における左右
方向へ回送させられるようにした、後述するステーショ
ン(30)からの荷の送り方向と同方向の荷を搬送する搬送
装置(4)であるベルトコンベヤ(43)が配設されている。
3)の左右外側方には、ベルトコンベヤ(43)とほぼ等長で
かつそれと平行をなす案内柵(44)が、側方位置調節可能
に立設されている。
棚(44)におけるステーション(2)に近い方の端部寄り
と、ステーション(2)から遠い方の端部より若干内方寄
りの部分と、ステーション(2)から遠い方の端部寄りと
には、ベルトコンベヤ(43)による荷(1)の搬送方向と直
交する方向と対向するように、発光素子(46a)受光素子
(46b)とからなる光電センサ(46)とした第1センサ(7)
と、第2センサ(8)と、第3センサ(11)とが設けられて
いる。
ンサ(7)が、荷(1)が通過したことを検知することによ
り、搬送装置(4)の作動を停止させる通常制御回路(9)
と、第2センサ(8)が、荷(1)の先端が到達したことを
検知することにより、搬送装置(4)の作動を停止させる
第1安全回路(10)と、第3センサ(11)が、荷(1)の先端
が到達したことを検知することにより、搬送装置(4)の
作動を停止させるとともに、警報ランプ又はブザー等の
警報手段(12)を作動させる第2安全回路(13)とを備える
制御装置(6)が設けられている。
は、ステーション(2)は、常に荷台(3)の前端側(図3
の左方)に位置するものとし、かつ上下多段状に設置さ
れたモータ駆動式のローラコンベヤ(47)としてある。
て、第1の実施例の作用について説明する。
高の位置まで昇降させた後、そのローラコンベヤ(47)と
荷台(3)上の搬送装置(4)とを作動させ(S1)、荷(1)
を、図1及び図3の右方に向けて移送させる。
し、第1センサ(7)が荷(1)によって遮光されたときは
(S2)、搬送装置(4)は、そのまま作動状態を継続する(S
3)。その後、荷(1)が第1センサ(7)の位置を完全に通
過し、第1センサ(7)の受光素子(46b)が発光素子(46
a)からの光を受光すると(S4)、搬送装置(4)の作動は即
座に停止させられ(S5)、荷(1)は、荷台(3)上の第1セ
ンサ(7)に近接した位置で停止させられる。
搬送装置が他のステーション(2)まで走行した後、再度
荷台(3)は下降して、所望のローラコンベヤ(47)と等高
の位置で停止する。荷台(3)上の荷(1)をローラコンベ
ヤ(47)側へ移載する際、荷(1)がローラコンベヤ(47)に
近い方の荷台(3)の端部寄りに位置しているので、その
移載を迅速に行なうことができる。
センサ(7)が何らかの原因で故障するか、又は発光素子
(46a)と受光素子(46b)との間に何らかの遮光物が挾まる
等により、実際には荷(1)が第1センサ(7)を通過して
いるにも拘らず、第1センサ(7)が受光しない場合は、
荷(1)が第2センサ(8)に到達し、第2センサ(8)が荷
(1)によって遮光されることにより(S6)、搬送装置(4)
の作動は停止させられる(S5)。
(8)がともに故障したり、又は誤って複数の荷(1)が隙
間なく連なって搬送されてきて、第2センサ(8)が作動
したにも拘らず、慣性で荷(1)がさらに進行してしまっ
たような場合には、荷(1)の先端が第3センサ(11)を遮
光した時点で、警報手段(12)は作動させられるとともに
(S8)、搬送装置(4)は緊急停止させられる(S5)。
実施例(以下第2の実施例と呼ぶ)を示す。なお、第1の
実施例のものと同一の部材には、同一の符号を付すに止
め、それらについての詳細な説明は省略する。
す吊下げ搬送装置におけるものと同様の荷台(3)の両端
部に、図3に示すステーション(2)と同様のステーショ
ン(2)が配置され、その両方から荷台(3)に荷(1)が移
載されることがあるものにおいて、荷台(3)上の搬送装
置(4)を、荷(1)を両方向に搬送しうるものとするとと
もに、荷台(3)の両端部寄りに、図2に示すものと同様
の光電センサ(46)からなる第1センサ(7)を設けてあ
る。
その位置まで到達して通過中であること(遮光)と、荷
(1)が通過したこと(遮光後の受光)とを検知することが
できる。
(1)が通過したことを検知することにより、搬送装置
(4)の作動を停止させるようにした通常制御回路であ
る。(19)は、いずれか一方のセンサ(7)が荷(1)によっ
て遮光されている状態で、他方のセンサ(7)にも荷(1)
の一部が到達して遮光されることにより、警報手段(12)
を作動させるとともに、搬送装置(4)を緊急停止させる
安全回路である。
て、図6に示す第2の実施例の作用について説明する。
ら荷(1)を荷台(3)に移載する際には、そのステーショ
ン(2)のローラコンベヤ(図3参照)と搬送装置(4)と
を、図6の右方に向かって荷送りすることにより作動さ
せる(S1)。
した第1の実施例のステップ(S2)〜(S5)と同様に作用す
る。
遮光されたままの状態で、他方の第1センサ(7)が遮光
されると(S6)、警報手段(12)が作動させられるとともに
(S7)、搬送装置(4)は緊急停止させられる(S5)。
から送られてくるときは、左右の第1センサ(7)の作動
が逆になるだけで、図7に示すフローチャートと同様に
作動する。
較すると、第2センサ(8)の作動により、搬送装置(4)
の作動が停止されることがないだけで、第1の実施例の
ものと同様の作用及び効果を奏することができる。しか
も、図6の実施例においては、荷(1)が左右いずれのス
テーション(2)から送られてきた場合でも、同様の働き
をすることができるという利点がある。
の発明の実施例(以下第3の実施例と呼ぶ)を示す。
同様の構成のもの(通常制御回路(14)は除く)において、
荷台(3)における左右の第1センサ(7)(7)より若干内
方寄りの部分に、荷(1)が到達したこを検知する1対の
第2センサ(8)(8)を設けるとともに、いずれか一方の
第1センサ(7)が、荷(1)が通過中であることを検出し
ているか、又は荷(1)が通過したことを検知した後、一
方の第1センサ(7)から遠い方の第2センサ(8)が、荷
(1)が到達したことを検知することにより、搬送装置
(4)の作動を停止させる通常制御回路(14)と、いずれか
一方の第1センサ(7)が、荷(1)が通過中であることを
検知しており、かつ他方の第1センサ(7)が、荷(1)の
少なくとも一部が到達したことを検知することにより、
搬送装置(4)の作動を停止させるとともに、警報手段(1
2)を作動させる安全回路(19)とを設けている。
作用する。すなわち、ステップ(S1)〜(S4)までは、図7
に示す第2の実施例のステップ(S1)〜(S4)と同様に作用
する。
一方の第1センサ(7)を完全に通過し、第1センサ(7)
が受光しても、搬送装置(4)は、作動を停止しないでそ
のまま作動し続け(S5)、一方の第1センサ(7)から遠い
方の第2センサ(8)が遮光されることにより(S6)、初め
て作動が停止させられる(S7)。
センサ(7)がまだ遮光されていない場合でも、その第1
センサ(7)から遠い方の第2センサ(8)が遮光されると
(S8)、搬送装置(4)の作動は停止させられる(S7)。
センサ(8)が遮光されることなく、他方の第1センサ
(7)が先に遮光されると(S9)、警報手段(12)が作動させ
られるとともに(S10)、搬送装置(4)が緊急停止させら
れる(S7)。
(1)は、荷台(3)上の最初の第1センサ(7)の通過後即
座に停止させられることはなく、その第1センサ(7)か
ら遠い方の第2センサ(8)に達した時点で停止させられ
るので、例えば、図8の左方のステーション(2)から荷
(1)を受取り、他のステーション(2)において、図8の
右方の荷(1)を排出したいような場合に、荷台(3)上の
右端を常に一定位置に整えることができ、便利である。
例(以下第4の実施例と呼ぶ)を示す。第4の実施例は、
大まかに言うと、第2の実施例と第3の実施例とを組合
せたような構成となっている。
のものと同様に、荷台(3)に1対ずつの第1センサ(7)
(7)と第2センサ(8)(8)とを設け、電気的な制御回路
構成として、第2の実施例の通常制御回路(14)と同一の
第1通常制御回路(16)と、第3の実施例の通常制御回路
(15)と同一の第2通常制御回路(17)と、第1通常制御回
路(16)の作動を有効としたり無効としたりしうる切換手
段(18)と、第2の実施例及び第3の実施例におけるのと
同一の安全回路(19)及び警報手段(12)とを設けてある。
(16)と搬送装置(4)とを接続する信号線を接続したり切
断したりしうる単なるスイッチとすることができる。
づいて説明する。
図7及び図8のステップ(S1)〜(S3)と同一である。すな
わち、搬送装置(4)は所望の方向に作動させられ(S1)、
荷(1)が一方の第1センサ(7)を遮光した後も(S2)、搬
送装置(4)は作動し続ける(S3)。
ン(ON)、すなわち第1通常制御回路(16)の作動が有効と
されていると、一方の第1センサ(7)を受光することに
より(S5)、すなわち荷(1)がその第1センサ(7)を通過
することにより、搬送装置(4)の作動は停止させられる
(S6)。
(7)が受光せず、それより先に、一方の第1センサ(7)
から遠い方の第2センサ(8)が荷(1)によって遮光され
ると(S7)、それによっても搬送装置(4)の作動は停止さ
せられる(S6)。
2センサ(8)が遮光されることなく、他方の第1センサ
(7)が遮光されると(S8)、警報手段(12)が作動させられ
るとともに(S4)、搬送装置(4)の作動は停止させられる
(S6)。
フ(OFF)側に切換えられており、第1通常制御回路(16)
の作動が無効とされているときは、その後、一方の第1
センサ(7)が受光しても(S10)、搬送装置(4)は作動し
続け(S11)、その後、荷(1)が一方の第1センサ(7)か
ら遠い方の第2センサ(8)に到達して、その第2センサ
(8)を遮光すると(S12)、搬送装置(4)の作動は停止さ
せられる(S6)。
サ(7)が受光することなく、その第1センサ(7)から遠
い方の第2センサ(8)に荷(1)が到達して第2センサ
(8)を遮光した場合にも(S13)、搬送装置(4)の作動は
停止させられる(S6)。
ンサ(8)が遮光されることなく、他方の第1センサ(7)
が遮光されると(S13)、警報手段(12)が作動させられる
とともに(S15)、搬送装置(4)は緊急停止させられる(S
6)。
の発明の実施例(以下第5の実施例と呼ぶ)を示す。第5
の実施例においては、ロータリラック(50)における荷移
載装置(51)に本発明を適用している。
(52)により上下多段状に支持した多数のパレット(53)
を、図13の左側の支柱(54)を中心として、平面視長円
形の軌跡に沿って、各段毎に独立して回走しうるように
したもので、(支柱(54)の左方は図示省略)、その長円形
軌跡の内側に配設された支柱(54)には、モータにより水
平に伸縮させられるようにしたプッシャ(55)を備える荷
押出し装置(56)が、昇降自在に装着されている。
支柱(54)と対向して立設された支柱(57)には、荷押出し
装置(56)によりパレット(53)から外側方に押出された荷
(1)を受ける荷台(3)が、荷押出し装置(56)と常に等高
をなして同期して昇降するように装着されている。
(1)を排出する排出装置(58)が設けられている。荷押出
し装置(56)と荷台(3)とにより、移載装置(51)が形成さ
れ、その間に挾まれたロータリラック(50)の一部がステ
ーション(2)となっている。
図5に示す実施例と同様の第1センサ(7)、第2センサ
(8)、及び第3センサ(11)が同様の配置で設けられてい
る。
様の通常制御回路(9)と第1安全回路(10)と第2安全回
路(13)とを備えており、第1の実施例のものと同様に作
用する。
ータリラック(50)の荷移載装置(51)としたことと、搬送
装置(4')を、ステーション(2)側に設けた荷押出し装置
(56)としたことを除いては、第1の実施例と同一であ
り、同一の作用及び効果を奏することができる。
(7)(8)(11)を、透過型の光電センサとしたが、これら
を反射型の光電センサとしたり、近接センサ、リミット
スイッチその他のものとしてもよい。
ることができる。 (1)荷が第1センサを通過した後、即座に搬送装置が
停止させられるようにしたので、荷の長さに拘らず、荷
の一端を常にステーションに近い方の荷台の端部寄りの
一定の位置に整えて停止させることができ、その後の荷
の取扱いが便利であるとともに、荷の受取り時の移動量
を必要最小とし、移載時間を短縮でき、荷の搬入、搬出
作業を迅速に行なうことができる(請求項1及び4)。
実際には荷が第1センサを通過しているのに、第1セン
サが作動しなかったり、又は複数の荷が誤って連なって
送られてきた時等は、荷の先端が第2センサに到達する
ことにより、搬送装置の作動が停止させられるので、安
全である(請求項1及び4)。
故障したり、誤作動を生じたり、又は第2センサが作動
したにも拘らず、荷及び搬送装置が慣性により進行して
しまったような場合には、荷の先端が第3センサ又は2
個設けた第1センサのうちの荷の進行方向の先方の第1
センサが作動することにより、搬送装置が緊急停止させ
られるとともに、警報手段が作動させられるので、さら
に安全であり、荷が荷台からはみ出した状態で荷台が昇
降したり、荷が荷台から落下したりするのを防止するこ
とができる(請求項2及び6)。
場合だけでなく、その逆方向にも送り込むことができる
ようにした荷移載装置においては、そのいずれかの送り
込み方向に対しても同様に作動して、荷を荷台上の所定
の位置に停止させることができる(請求項3、4及び
6)。
込み、その荷を荷台の他側側からステーションに排出す
る場合に、荷の長短に関係なく、荷を常に荷台の排出側
の端部寄りに整えることができるので便利である(請求
項3)。
上に送られてきた荷を、進入側の第1センサの通過後即
座に停止させる態様と、進入側の第1センサから遠い方
の第2センサに達したときに停止させる態様とを選択す
ることができ、荷台に対する搬入時のステーションの配
置と、搬出時のステーションの配置によって、便利な方
の態様を選ぶことができる(請求項5)。
停止位置で停止しなかった場合でも、第2センサの作動
及び第3センサ又はその他の第1センサの作動により停
止させることができ、二重の安全策を講じているので万
全である(請求項1及び2の組合せ、並びに請求項4及
び6の組合せ)。
押出し装置とすれば、荷台に特別な荷移載装置を設ける
必要がなく、その分荷台を簡単な構造とし、かつ軽量化
とすることができる(請求項9)。
である。
面図である。
である。
である。
である。
である。
である。
図である。
トである。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 荷の受渡しを行なうステーションと、こ
のステーションに対して昇降しうるようにした荷台との
少なくともいずれか一方に、前記ステーション側から荷
台側に向けて荷を搬送しうる搬送装置を設けた荷移載装
置における制御装置であって、 前記荷台における前記ステーションに近い方の端部寄り
に設けられ、かつ荷が通過したことを検知する第1セン
サと、この第1センサが、荷が通過したことを検知する
ことにより、前記搬送装置の作動を停止させる通常制御
回路と、荷台におけるステーションから遠い方の端部よ
り若干内方寄りに設けられ、かつ荷の先端が到達したこ
とを検知する第2センサと、この第2センサが、荷の先
端が到達したことを検知することにより、搬送装置の作
動を停止させる第1安全回路とを備えることを特徴とす
る荷移載装置における制御装置。 - 【請求項2】 荷台におけるステーションから遠い方の
端部寄りに設けられ、かつ荷の先端が到達したことを検
知する第3センサと、この第3センサが、荷の先端が到
達したことを検知することにより、搬送装置の作動を停
止させるとともに、警報手段を作動させる第2安全回路
とを備えることを特徴とする請求項1記載の荷移載装置
の制御装置。 - 【請求項3】 昇降しうる荷台の両側方に、荷の受渡し
を行なうステーションを配置し、かつ前記荷台又はステ
ーションに、荷を各ステーション側から荷台側に向けて
搬送しうる搬送装置を設けた荷移載装置における制御装
置であって、 前記荷台の両端部寄りに設けられ、かつ荷が通過中であ
ること、又は荷が通過したことを検知する1対の第1セ
ンサと、荷台における前記1対の第1センサより若干内
方寄りの部分に設けられ、かつ荷が到達したことを検知
する1対の第2センサと、いずれか一方の第1センサ
が、荷が通過中であることを検出しているか、又は荷が
通過したことを検知した後、前記一方の第1センサから
遠い方の第2センサが、荷が到達したことを検知するこ
とにより、前記搬送装置の作動を停止させる通常制御回
路とを備え ることを特徴とする荷移載装置における制御
装置。 - 【請求項4】 昇降しうる荷台の両側方に、荷の受渡し
を行なうステーションを配置し、かつ前記荷台又はステ
ーションに、荷を各ステーション側から荷台側に向けて
搬送しうる搬送装置を設けた荷移載装置における制御装
置であって、前記荷台の両端部寄りに設けられ、かつ荷
が通過中であること、及び荷が通過したことを検知する
1対の第1センサと、荷台における前記1対の第1セン
サより若干内方寄りの部分に設けられ、かつ荷が到達し
たことを検知する1対の第2センサと、いずれか一方の
第1センサが、荷が通過したことを検知することによ
り、前記搬送装置の作動を停止させる第1通常制御回路
と、いずれか一方の第1センサが、荷が通過中であるこ
とを検知しているか、又は荷が通過したことを検知した
後、前記一方の第1センサから遠い方の第2センサが、
荷が到達したことを検知することにより、前記搬送装置
の作動を停止させる第2通常制御回路とを備えることを
特徴とする荷移載装置における制御装置。 - 【請求項5】 第1通常制御回路の作動を、有効とした
り無効としたりしうる切換手段を設けてなる請求項4記
載の荷移載装置における制御装置。 - 【請求項6】 各第1センサを、荷の少なくとも一部が
到達したこと、及び荷が通過中であることを検知する機
能を有するものとし、かついずれか一方の第1センサ
が、荷が通過中であることを検知しており、かつ他方の
第1センサが、荷の少なくとも一部が到達したことを検
知することにより、搬送装置の作動を停止させるととも
に、警報手段を作動させる安全回路を設けたことを特徴
とする請求項3〜5のいずれかに記載の荷移載装置にお
ける制御装置。 - 【請求項7】 各センサを、荷の搬送方向と直交する荷
台の両側部に対向して設けられた発光素子と受光素子と
からなる光電センサとした請求項1〜6のいずれかに記
載の荷移載装置における制御装置。 - 【請求項8】 搬送装置を、荷台に設けられたベルトコ
ンベヤとした請求項1〜7のいずれかに記載の荷移載装
置における制御装置。 - 【請求項9】 搬送装置を、ステーション側に設けられ
た荷押出し装置とした請求項1〜7のいずれかに記載の
荷移載装置における制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138893A JP2729921B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 荷移載装置における制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6138893A JP2729921B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 荷移載装置における制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082651A JPH082651A (ja) | 1996-01-09 |
JP2729921B2 true JP2729921B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=15232589
Family Applications (1)
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JP6138893A Expired - Fee Related JP2729921B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 荷移載装置における制御装置 |
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---|---|---|---|---|
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JP2009113909A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Yamatake Corp | 搬送装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56170113U (ja) * | 1981-04-28 | 1981-12-16 | ||
JP2622448B2 (ja) * | 1991-10-31 | 1997-06-18 | レンゴー 株式会社 | ストレージコンベア搬送装置 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP6138893A patent/JP2729921B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH082651A (ja) | 1996-01-09 |
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